JPH05290906A - 連結式ソケット端子台 - Google Patents
連結式ソケット端子台Info
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- JPH05290906A JPH05290906A JP9426292A JP9426292A JPH05290906A JP H05290906 A JPH05290906 A JP H05290906A JP 9426292 A JP9426292 A JP 9426292A JP 9426292 A JP9426292 A JP 9426292A JP H05290906 A JPH05290906 A JP H05290906A
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- relay
- power supply
- terminal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、配線本数を大幅に削減し、渡り配
線の輻湊の防止およびトラブルの原因をなくし、しかも
継電器を簡単に増設することにある。 【構成】 継電器2を差込み固定するとともに当該継電
器を含む回路に所定の電源電圧を給電する端子台におい
て、この端子台本体1の一側面に回路の電源給電ライン
用ピン10a,10bおよび継電器のコイル給電ライン
用ピン10cを設け、端子台本体の他側面に回路の電源
給電ライン用ジャック11a,11bおよび継電器のコ
イル給電ライン用ジャック11cを設け、さらにこれら
対応するピンとジャックとをそれぞれ端子台本体内部で
電気的に接続する。その結果、隣接する一方の端子台本
体のピンと他方の端子台本体のジャックとを嵌合するこ
とにより、渡り配線なしで複数の端子台本体の電源給電
ラインおよびコイル用給電ラインを接続することが可能
である。
線の輻湊の防止およびトラブルの原因をなくし、しかも
継電器を簡単に増設することにある。 【構成】 継電器2を差込み固定するとともに当該継電
器を含む回路に所定の電源電圧を給電する端子台におい
て、この端子台本体1の一側面に回路の電源給電ライン
用ピン10a,10bおよび継電器のコイル給電ライン
用ピン10cを設け、端子台本体の他側面に回路の電源
給電ライン用ジャック11a,11bおよび継電器のコ
イル給電ライン用ジャック11cを設け、さらにこれら
対応するピンとジャックとをそれぞれ端子台本体内部で
電気的に接続する。その結果、隣接する一方の端子台本
体のピンと他方の端子台本体のジャックとを嵌合するこ
とにより、渡り配線なしで複数の端子台本体の電源給電
ラインおよびコイル用給電ラインを接続することが可能
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、継電器を用いた各種の
制御盤等に利用される連結式ソケット端子台に係わり、
特に継電器相互間の渡り配線等の接続技術を改良した連
結式ソケット端子台に関する。
制御盤等に利用される連結式ソケット端子台に係わり、
特に継電器相互間の渡り配線等の接続技術を改良した連
結式ソケット端子台に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種の制御盤や補助継電器盤な
どの有接点シーケンス回路には多数の補助継電器が用い
られている。
どの有接点シーケンス回路には多数の補助継電器が用い
られている。
【0003】そこで,かかる制御盤などでは、盤のフレ
ームなどに補助継電器を差し込み固定するために多数の
ソケット端子台を取り付けるとともに、これらソケット
端子台相互間に制御電源母線その他の制御線などの渡り
配線を施こしている。
ームなどに補助継電器を差し込み固定するために多数の
ソケット端子台を取り付けるとともに、これらソケット
端子台相互間に制御電源母線その他の制御線などの渡り
配線を施こしている。
【0004】一方、補助継電器を増設する場合、前記フ
レームなどに新たにソケット端子台を取り付けた後、電
源を遮断状態にして当該ソケット端子台と他のソケット
端子台との間に渡り配線を行っている。
レームなどに新たにソケット端子台を取り付けた後、電
源を遮断状態にして当該ソケット端子台と他のソケット
端子台との間に渡り配線を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、多数の補助継
電器を用いたソケット端子台の配線は、多数のソケット
端子台間で相互に渡り配線が輻湊し、配線ミスその他の
種々のトラブルの原因となり、また補助継電器を増設す
る場合には1つのソケット端子台に少くとも2本の制御
電源母線の配線が必要となり、しかも追加配線のために
停電を余儀なくされる問題がある。
電器を用いたソケット端子台の配線は、多数のソケット
端子台間で相互に渡り配線が輻湊し、配線ミスその他の
種々のトラブルの原因となり、また補助継電器を増設す
る場合には1つのソケット端子台に少くとも2本の制御
電源母線の配線が必要となり、しかも追加配線のために
停電を余儀なくされる問題がある。
【0006】本発明は以上のような不具合を改善するた
めになされたもので、配線本数の削減を図り、かつ、渡
り配線の輻湊の防止およびトラブルの原因をなくし、簡
単に増設可能な構成とする連結式ソケット端子台を提供
することを目的とする。また、本発明の他の目的は、電
源を遮断せずに簡単に増設可能であり、しかもメンテナ
ンス性に優れている連結式ソケット端子台を提供するこ
とにある。
めになされたもので、配線本数の削減を図り、かつ、渡
り配線の輻湊の防止およびトラブルの原因をなくし、簡
単に増設可能な構成とする連結式ソケット端子台を提供
することを目的とする。また、本発明の他の目的は、電
源を遮断せずに簡単に増設可能であり、しかもメンテナ
ンス性に優れている連結式ソケット端子台を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は上記課題を解決するために、継電器を差込み固定する
とともに当該継電器を含む回路に所定の電源電圧を給電
する端子台において、この端子台本体の一側面に回路の
電源給電ライン用ピンおよび前記継電器のコイル給電ラ
イン用ピンを設け、一方、前記端子台本体の他側面に前
記回路の電源給電ライン用ジャックおよび前記継電器の
コイル給電ライン用ジャックを設けるとともに、これら
対応するピンとジャックとをそれぞれ端子台本体内部で
電気的に接続することにより、隣接する一方の端子台本
体のピンと他方の端子台本体のジャックとを連結するこ
とにより、渡り配線なしで複数の端子台本体の電源給電
ラインおよびコイル用給電ラインを接続する連結式ソケ
ット端子台である。
は上記課題を解決するために、継電器を差込み固定する
とともに当該継電器を含む回路に所定の電源電圧を給電
する端子台において、この端子台本体の一側面に回路の
電源給電ライン用ピンおよび前記継電器のコイル給電ラ
イン用ピンを設け、一方、前記端子台本体の他側面に前
記回路の電源給電ライン用ジャックおよび前記継電器の
コイル給電ライン用ジャックを設けるとともに、これら
対応するピンとジャックとをそれぞれ端子台本体内部で
電気的に接続することにより、隣接する一方の端子台本
体のピンと他方の端子台本体のジャックとを連結するこ
とにより、渡り配線なしで複数の端子台本体の電源給電
ラインおよびコイル用給電ラインを接続する連結式ソケ
ット端子台である。
【0008】次に、請求項2に対応する発明は、継電器
を差込み固定するとともに当該継電器を含む回路に電源
電圧を給電し、かつ、所要の回路を形成するための多数
の端子部をもった端子台において、この端子台本体の一
側面に前記回路の電源給電ライン用ピンおよび前記継電
器のコイル給電ライン用ピンを設け、一方、前記端子台
本体の他側面に前記回路の電源給電ライン用ジャックお
よび前記継電器のコイル給電ライン用ジャックを設ける
とともに、これら対応するピンとジャックとをそれぞれ
端子台本体内部で電気的に接続し、さらに所要とする複
数の前記端子部間にスイッチを設けることにより、隣接
する端子台本体のピンと他方の端子台本体のジジャック
とを嵌合するとき、或いは嵌合後の任意のときに前記ス
イッチを開閉し、所要とする回路を形成する連結式ソケ
ット端子台である。
を差込み固定するとともに当該継電器を含む回路に電源
電圧を給電し、かつ、所要の回路を形成するための多数
の端子部をもった端子台において、この端子台本体の一
側面に前記回路の電源給電ライン用ピンおよび前記継電
器のコイル給電ライン用ピンを設け、一方、前記端子台
本体の他側面に前記回路の電源給電ライン用ジャックお
よび前記継電器のコイル給電ライン用ジャックを設ける
とともに、これら対応するピンとジャックとをそれぞれ
端子台本体内部で電気的に接続し、さらに所要とする複
数の前記端子部間にスイッチを設けることにより、隣接
する端子台本体のピンと他方の端子台本体のジジャック
とを嵌合するとき、或いは嵌合後の任意のときに前記ス
イッチを開閉し、所要とする回路を形成する連結式ソケ
ット端子台である。
【0009】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、隣接する一方の端子台本体
のピンと他方の端子台本体のジャックとを接続すること
により端子台本体を連結すれば、自動的に電源給電ライ
ンや継電器コイルの給電ラインが形成され、その結果、
給電ラインの渡り配線を必要とせずに配線ずみとなり、
配線本数が大幅に削減でき、配線作業時間を大幅に短縮
でき、しかも殆んど配線なしで継電器を増設できる。勿
論、渡り配線がなくなれば、盤内配線の輻湊化を防ぐこ
とができる。
な手段を講じたことにより、隣接する一方の端子台本体
のピンと他方の端子台本体のジャックとを接続すること
により端子台本体を連結すれば、自動的に電源給電ライ
ンや継電器コイルの給電ラインが形成され、その結果、
給電ラインの渡り配線を必要とせずに配線ずみとなり、
配線本数が大幅に削減でき、配線作業時間を大幅に短縮
でき、しかも殆んど配線なしで継電器を増設できる。勿
論、渡り配線がなくなれば、盤内配線の輻湊化を防ぐこ
とができる。
【0010】次に、請求項2に対応する発明は、増設時
に新たに増設すべき継電器の端子台本体に設けたスイッ
チをオフ状態に設定して連結するだけでよく、特に既存
の端子台本体への給電ラインを遮断することなく増設が
可能であり、またスイッチを選択的にオン・オフすれば
所定の回路を形成することにより、必要とする回路の保
守・点検を容易に行うことができる。
に新たに増設すべき継電器の端子台本体に設けたスイッ
チをオフ状態に設定して連結するだけでよく、特に既存
の端子台本体への給電ラインを遮断することなく増設が
可能であり、またスイッチを選択的にオン・オフすれば
所定の回路を形成することにより、必要とする回路の保
守・点検を容易に行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0012】図1(a),(b)は本発明に係わる連結
式ソケット端子台の一実施例を示す平面図および側面図
である。同図において1は直方体状に形成された端子台
本体である。この端子台本体1は、その上面ほぼ中央部
分に継電器2の接続端子を差し込み固定するための所要
数の継電器差込穴3,…が形成され、また、紙面に向か
って上・下部となる一端部または両端部に継電器差込穴
3,…と電気的に接続されている多数の端子部4,…お
よび5,…が取り付けられている。6は端子台取付け孔
であって、ねじを用いて盤のフレーム(図示せず)など
に取付け固定する。さらに、端子台本体1の上面であっ
て継電器2の近傍部分に必要な数のスイッチ7〜9が設
けられている。
式ソケット端子台の一実施例を示す平面図および側面図
である。同図において1は直方体状に形成された端子台
本体である。この端子台本体1は、その上面ほぼ中央部
分に継電器2の接続端子を差し込み固定するための所要
数の継電器差込穴3,…が形成され、また、紙面に向か
って上・下部となる一端部または両端部に継電器差込穴
3,…と電気的に接続されている多数の端子部4,…お
よび5,…が取り付けられている。6は端子台取付け孔
であって、ねじを用いて盤のフレーム(図示せず)など
に取付け固定する。さらに、端子台本体1の上面であっ
て継電器2の近傍部分に必要な数のスイッチ7〜9が設
けられている。
【0013】これらのスイッチ7〜9のうち、スイッチ
7は例えば端子部4の端子番号「1」−「2」間の回路
の開閉に用いられ、スイッチ8は例えば端子部5の端子
番号「10」−「11」間の回路の開閉に用いられ、ス
イッチ9は例えば端子部4の端子番号「3」と端子部5
の端子番号「18」との回路の開閉に用いられる。
7は例えば端子部4の端子番号「1」−「2」間の回路
の開閉に用いられ、スイッチ8は例えば端子部5の端子
番号「10」−「11」間の回路の開閉に用いられ、ス
イッチ9は例えば端子部4の端子番号「3」と端子部5
の端子番号「18」との回路の開閉に用いられる。
【0014】一方、端子台本体1の紙面に向かって左側
面には他の連結式ソケット端子台のジャックに差し込む
連結用ピン10a〜10cが突設され、図示反対側であ
る右側面には同図(b)に示すように連結用ジャック1
1a〜11cが設けられている。この連結用ジャック1
1a〜11cには図示されていないが他の連結式ソケッ
ト端子台の連結用ピンが挿入される。これら連結用ピン
10a〜10cと連結用ジャック11a〜11c,つま
り10a−11a、10b−11b、10c−11cは
それぞれ端子台本体内部にて電気的に接続されている。
図2は、説明の便宜上,2個分の連結式ソケット端子台
の電気的な接続関係を示す図である。なお、「 」は端
子番号を意味する。
面には他の連結式ソケット端子台のジャックに差し込む
連結用ピン10a〜10cが突設され、図示反対側であ
る右側面には同図(b)に示すように連結用ジャック1
1a〜11cが設けられている。この連結用ジャック1
1a〜11cには図示されていないが他の連結式ソケッ
ト端子台の連結用ピンが挿入される。これら連結用ピン
10a〜10cと連結用ジャック11a〜11c,つま
り10a−11a、10b−11b、10c−11cは
それぞれ端子台本体内部にて電気的に接続されている。
図2は、説明の便宜上,2個分の連結式ソケット端子台
の電気的な接続関係を示す図である。なお、「 」は端
子番号を意味する。
【0015】すなわち、この図から明らかなように連結
用ピン10aと連結用ジャック11aとは制御電源母線
のうちの1線であり、ピン10bとジャック11bとは
残りの1線であり、さらにピン10cとジャック11c
とはスイッチ9が閉となったとき継電器励磁コイルRy
−1,Ry−2の一方の端子部となる。そして、端子番
号「3」と「11」との間に継電器励磁コイルRy−
1,Ry−2が電気的に接続され、また端子番号「2」
と「3」との間には自身または他の継電器励磁コイルの
接点(x1,x2)、(x3,x4)が挿入されている
が、これらはシーケンス回路によって定まる任意の継電
器励磁コイルのメーク用,ブレーク用接点が挿入され
る。さらに、端子番号「4」−「5」、「6」−
「7」、…、「16」−「17」は図示するごとく同じ
くシーケンス制御によって定まる任意の継電器励磁コイ
ルの接点が挿入される。
用ピン10aと連結用ジャック11aとは制御電源母線
のうちの1線であり、ピン10bとジャック11bとは
残りの1線であり、さらにピン10cとジャック11c
とはスイッチ9が閉となったとき継電器励磁コイルRy
−1,Ry−2の一方の端子部となる。そして、端子番
号「3」と「11」との間に継電器励磁コイルRy−
1,Ry−2が電気的に接続され、また端子番号「2」
と「3」との間には自身または他の継電器励磁コイルの
接点(x1,x2)、(x3,x4)が挿入されている
が、これらはシーケンス回路によって定まる任意の継電
器励磁コイルのメーク用,ブレーク用接点が挿入され
る。さらに、端子番号「4」−「5」、「6」−
「7」、…、「16」−「17」は図示するごとく同じ
くシーケンス制御によって定まる任意の継電器励磁コイ
ルの接点が挿入される。
【0016】しかして、2個の連結式ソケット端子台の
連結は、図2において図示右側端子台のピン10a〜1
0cを図示左側端子台のジャック11a〜11cに差し
込んだ状態であり、電気的に接続されたことを意味す
る。その結果、互いに隣接する端子台のピン10a〜1
0cと端子台のジャック11a〜11cとを接続すれ
ば、特に配線作業を行わずに制御電源母線が順次つなが
るとともに、ピン10cとジャック11cの接続により
隣接する継電器に同一動作(同時にオン・オフ)をさせ
ることができる。なお、同一動作をさせない場合にはス
イッチ9を選択的にオンまたはオフとすればよい。
連結は、図2において図示右側端子台のピン10a〜1
0cを図示左側端子台のジャック11a〜11cに差し
込んだ状態であり、電気的に接続されたことを意味す
る。その結果、互いに隣接する端子台のピン10a〜1
0cと端子台のジャック11a〜11cとを接続すれ
ば、特に配線作業を行わずに制御電源母線が順次つなが
るとともに、ピン10cとジャック11cの接続により
隣接する継電器に同一動作(同時にオン・オフ)をさせ
ることができる。なお、同一動作をさせない場合にはス
イッチ9を選択的にオンまたはオフとすればよい。
【0017】従って、以上のような連結式ソケット端子
台の構成によれば、一方の端子台のピン10a〜10c
と他方の端子台のジャック11a〜11cとを嵌合する
ことにより、各端子台の制御電源母線である2線が何ら
渡り配線を行わずに電気的に接続でき、配線本数の削減
はもとより、配線距離の短縮化にも大きく貢献する。し
かも、渡り配線がなくなれば、配線の輻湊を防止でき、
トラブルの原因をなくすことができる。さらに、継電器
を増設する場合でも各端子台にスイッチ7〜9を設ける
ことにより、例えば既存の端子台のスイッチ7〜9をオ
ン状態のままとし、新規な端子台のスイッチ7〜9をオ
フ状態にしておけば電圧が何ら印加されておらず、連結
後に新規端子台のスイッチ7〜9を所定の順序或いは同
時にオンにすればよい。また、これらスイッチ7〜9は
適宜に選択的にオン・オフすれば、所要とする回路を形
成して保守,点検を確実、かつ、容易に行うことができ
る。
台の構成によれば、一方の端子台のピン10a〜10c
と他方の端子台のジャック11a〜11cとを嵌合する
ことにより、各端子台の制御電源母線である2線が何ら
渡り配線を行わずに電気的に接続でき、配線本数の削減
はもとより、配線距離の短縮化にも大きく貢献する。し
かも、渡り配線がなくなれば、配線の輻湊を防止でき、
トラブルの原因をなくすことができる。さらに、継電器
を増設する場合でも各端子台にスイッチ7〜9を設ける
ことにより、例えば既存の端子台のスイッチ7〜9をオ
ン状態のままとし、新規な端子台のスイッチ7〜9をオ
フ状態にしておけば電圧が何ら印加されておらず、連結
後に新規端子台のスイッチ7〜9を所定の順序或いは同
時にオンにすればよい。また、これらスイッチ7〜9は
適宜に選択的にオン・オフすれば、所要とする回路を形
成して保守,点検を確実、かつ、容易に行うことができ
る。
【0018】因みに、図3(a)のような電気的な回路
接続を行う場合、従来の端子台の場合には図3(b)の
破線で示す渡り配線21〜26の他、実線で示す接点回
路の制御線27を設ける必要がある。なお、21,22
は電源渡りの制御線、23は補助継電器の接点増設時の
渡り制御線、24〜26はコモン電源側渡りの制御線で
ある。
接続を行う場合、従来の端子台の場合には図3(b)の
破線で示す渡り配線21〜26の他、実線で示す接点回
路の制御線27を設ける必要がある。なお、21,22
は電源渡りの制御線、23は補助継電器の接点増設時の
渡り制御線、24〜26はコモン電源側渡りの制御線で
ある。
【0019】これに対して、本発明に係わる連結式ソケ
ット端子台では破線で示す渡り配線21〜26の全部を
削除することができる。つまり、連結式ソケット端子台
では、配線21,22はピン10aとジャック11aと
の嵌合により電気的に接続でき、配線24〜26はピン
10bとジャック11bとの嵌合により電気的に接続で
き、また配線23は同一動作の継電器間の渡り配線であ
るので、これもピン10cとジャック11cとを嵌合す
ることにより電気的に接続できる。ゆえに、破線の配線
21〜26は完全に不要となり、配線作業の能率アップ
にも大きく貢献するものであ。
ット端子台では破線で示す渡り配線21〜26の全部を
削除することができる。つまり、連結式ソケット端子台
では、配線21,22はピン10aとジャック11aと
の嵌合により電気的に接続でき、配線24〜26はピン
10bとジャック11bとの嵌合により電気的に接続で
き、また配線23は同一動作の継電器間の渡り配線であ
るので、これもピン10cとジャック11cとを嵌合す
ることにより電気的に接続できる。ゆえに、破線の配線
21〜26は完全に不要となり、配線作業の能率アップ
にも大きく貢献するものであ。
【0020】また、配線27の回路は、端子番号「1」
または「2」から始まり、種々の接点(x11,x1
2)またはx13を経由した後、端子番号「3」で終わ
り補助継電器3(Ry−3)に接続するので、この場合
にも渡り配線がないので、配線チェックが容易に行え
る。
または「2」から始まり、種々の接点(x11,x1
2)またはx13を経由した後、端子番号「3」で終わ
り補助継電器3(Ry−3)に接続するので、この場合
にも渡り配線がないので、配線チェックが容易に行え
る。
【0021】なお、上記実施例では、図2および図3
(a)のような回路構成を例として上げたが、これに限
らず種々の回路に適用できるものであることは言うまで
もない。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
(a)のような回路構成を例として上げたが、これに限
らず種々の回路に適用できるものであることは言うまで
もない。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような種々の効果を奏する。
のような種々の効果を奏する。
【0023】請求項1の発明においては、渡り配線なし
で複数の端子台を連結することができ、これによって配
線本数を大幅に削減でき、渡り配線の輻湊の防止および
トラブルの原因をなくし、しかも継電器を簡単に増設で
きる連結式ソケット端子台を提供できる。
で複数の端子台を連結することができ、これによって配
線本数を大幅に削減でき、渡り配線の輻湊の防止および
トラブルの原因をなくし、しかも継電器を簡単に増設で
きる連結式ソケット端子台を提供できる。
【0024】次に、請求項2の発明は、スイッチを適宜
にオン・オフすることにより電源を遮断せずに簡単に増
設でき、しかもメンテナンス性に優れている連結式ソケ
ット端子台を提供できる。
にオン・オフすることにより電源を遮断せずに簡単に増
設でき、しかもメンテナンス性に優れている連結式ソケ
ット端子台を提供できる。
【図1】本発明に係わる連結式ソケット端子台の一実施
例を示す図であって、同図(a)は平面図、同図(b)
は側面図。
例を示す図であって、同図(a)は平面図、同図(b)
は側面図。
【図2】2個の連結式ソケット端子台を用いたときの電
気的な接続関係を示す図。
気的な接続関係を示す図。
【図3】従来の端子台と本発明に係わる連結式ソケット
端子台とを比較するための図であって、同図(a)は電
気的な接続関係の展開図、同図(b)は同図(a)の展
開図を実現するための配線の状態を説明する図。
端子台とを比較するための図であって、同図(a)は電
気的な接続関係の展開図、同図(b)は同図(a)の展
開図を実現するための配線の状態を説明する図。
1…端子台本体、2…継電器、3…継電器差込穴、4,
5…端子部、7〜9…スイッチ、10a〜10c…ピ
ン、11a〜11c…ジャック。
5…端子部、7〜9…スイッチ、10a〜10c…ピ
ン、11a〜11c…ジャック。
Claims (2)
- 【請求項1】 継電器を差込み固定するとともに当該継
電器を含む回路に所定の電源電圧を給電する端子台にお
いて、 この端子台本体の一側面に前記回路の電源給電ライン用
ピンおよび前記継電器のコイル給電ライン用ピンを設
け、一方、前記端子台本体の他側面に前記回路の電源給
電ライン用ジャックおよび前記継電器のコイル給電ライ
ン用ジャックを設けるとともに、これら対応するピンと
ジャックとをそれぞれ端子台本体内部で電気的に接続す
ることにより、 隣接する一方の端子台本体のピンと他方の端子台本体の
ジャックとを嵌合することにより、渡り配線なしで複数
の端子台本体の電源給電ラインおよびコイル用給電ライ
ンを接続することを特徴とする連結式ソケット端子台。 - 【請求項2】 継電器を差込み固定するとともに当該継
電器を含む回路に所定の電源電圧を給電し、かつ、所要
の回路を形成するための多数の端子部をもった端子台に
おいて、 この端子台本体の一側面に前記回路の電源給電ライン用
ピンおよび前記継電器のコイル給電ライン用ピンを設
け、一方、前記端子台本体の他側面に前記回路の電源給
電ライン用ジャックおよび前記継電器のコイル給電ライ
ン用ジャックを設けるとともに、これら対応するピンと
ジャックとをそれぞれ端子台本体内部で電気的に接続
し、さらに前記所要とする複数の端子部間にスイッチを
設け、 隣接する端子台本体のピンと他方の端子台本体のジャッ
クを嵌合するとき、或いは嵌合後の任意のときに前記ス
イッチを開閉し、所要とする回路を形成することを特徴
とする連結式ソケット端子台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9426292A JPH05290906A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 連結式ソケット端子台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9426292A JPH05290906A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 連結式ソケット端子台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05290906A true JPH05290906A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=14105373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9426292A Pending JPH05290906A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 連結式ソケット端子台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05290906A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015146291A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | 株式会社東芝 | 端子台及びこの端子台を用いた外部制御装置の交換方法 |
WO2020121970A1 (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | オムロン株式会社 | 端子台および端子台セット |
-
1992
- 1992-04-14 JP JP9426292A patent/JPH05290906A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015146291A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | 株式会社東芝 | 端子台及びこの端子台を用いた外部制御装置の交換方法 |
WO2020121970A1 (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | オムロン株式会社 | 端子台および端子台セット |
KR20210076137A (ko) * | 2018-12-14 | 2021-06-23 | 오므론 가부시키가이샤 | 단자대 및 단자대 세트 |
US11870200B2 (en) | 2018-12-14 | 2024-01-09 | Omron Corporation | Terminal block and terminal block set |
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