JP3269249B2 - 補助母線付固体絶縁開閉装置 - Google Patents

補助母線付固体絶縁開閉装置

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JP3269249B2 JP06269194A JP6269194A JP3269249B2 JP 3269249 B2 JP3269249 B2 JP 3269249B2 JP 06269194 A JP06269194 A JP 06269194A JP 6269194 A JP6269194 A JP 6269194A JP 3269249 B2 JP3269249 B2 JP 3269249B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、補助母線断路器に必要
なインターロック条件用、補助開閉器の数を少なくした
補助母線付固体絶縁開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】補助母線付固体絶縁開閉装置の列盤構成
は、図3,図4に示すように、主変電2次盤T,母線連
絡盤B,所内盤H及び配電線盤F1〜F5等で構成され
ている。この所内盤Hを除く主回路は図5に示すように
構成されている。
【0003】図5において、CBTは主変電2次盤Tの
遮断器、B1は遮断器CBTの出力側に接続された母
線、CBTは母線Bus1に接続された母線連絡盤Bの
遮断器、CB1〜CB5は母線B1に接続された配電線
盤F1〜F5の遮断器、B2は補助母線、DS1〜DS
5は遮断器CB1〜CB5の出力側と補助母線B2とを
接続する補助ぼ断路器、W1〜W5は遮断器CB1〜C
B5を接離するための断路部、L1〜Lnは配電線ケー
ブルを示す。
【0004】上記主回路構成において、例えば、遮断器
CB1をバイパスさせて配電ケーブルL1に給電する場
合、補助母線断路器DS1,DS2をONさせて母線B
1から遮断器CB2,断路器DS2,補助母線B2,断
路器DS1,配電ケーブルL1の経路で給電する。
【0005】(1)配電線盤F1の補助母線断路器DS
1の入切操作は、F1の遮断器CB1入,断路部W1入
条件の他に補助母線接続を行う相手側配電線盤Fnの遮
断器CBn入,断路部Wn入の条件が必要となる。
【0006】(2)これは仮にW1入,CB1入,DS
1入,W2入,CB2切,DS2切からDS入とすると
DS2に負荷投入電流が流れ破壊されることがわかる様
に、補助母線接続を行う配電線のWn,CBnが入条件
でないとDSnで負荷電流の入,切を行ってしまい破壊
にいたる。
【0007】(3)DS1のインターロック条件は、自
分内のW1,CB1の入条件が必要なので、自分断路器
DS用と相手断路器DS用の断路部W,遮断器CBの補
助開閉器が必要である。
【0008】(4)補助母線接続を行う配電線間は、イ
ンターロックケーブルにてインターロック条件を接続
し、インターロックケーブルを接続しない配電線の断路
器DSは操作不可とする。
【0009】補助母線断路器は操作の安全のためインタ
ーロック回路が用いられている。図6はインターロック
回路の一例を示すもので、断路器入,切用補助リレー
C,T及びインターロックコイルILCを制御する盤F
1の断路器DS1制御回路の負側端子と、盤F2の負電
源N側端子との間を、遮断器CB1の補助開閉器接点C
1,断路部W1の補助開閉器接点W1、インターロック
ケーブルX,遮断器CB2の補助開閉器接点CB2,断
路部W2の補助開閉器接点 2 の回路で接続すると共
に、上記盤F1の断路器DS1制御回路と同様に構成さ
れた盤F2の断路器DS2制御回路の負側端子と、盤F
1の負電源N側端子との間を、遮断器CB2の補助開閉
器接点CB2,断路部W2の補助開閉器接点W2,インタ
ーロックケーブルX,遮断器CB1の補助開閉器接点C
1,断路部W1の補助開閉器接点W1で接続する構成と
なっている。
【0010】しかして、このインターロック回路は断路
部W1,W2及びインターロックケーブルXが接続さ
れ、遮断器CB1,CB2が投入された状態においての
みインターロックコイルILCが付勢されて、断路器D
1,D2の操作が可能になる。また、インターロック回
路は、例えば、盤F1とF5をインターロックする場
合、図7に示すように接続するが、インターロックケー
ブルXを逆に接続してもインターロック条件は満たされ
るようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来補助
母線断路器のインターロック回路は、次のような問題が
ある。
【0012】(1)盤F1の断路器DS1の入,切操作
は、自己側盤F1の遮断器CB1入,断路部W1入条件
の他に補助母線接続を行う相手方盤Fnの遮断器CBn
入,Wn入の条件が必要となるので、補助開閉器が多数
必要となり、高価なものとなる。
【0013】(2)補助開閉器が増えることにより配線
が複雑になる。
【0014】(3)増加分の補助開閉器の設置スペース
が必要となり、盤が大きくなり、縮小化ができない。
【0015】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、補助
母線断路器の制御回路に必要なインターロック条件用の
補助開閉器の数を少なくすることができる補助母線付固
体絶縁開閉装置に関する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における補助母線付固体絶縁開閉装置は、
(1)補助母線断路器の盤間インターロック回路を備え
た列盤構成された補助母線付固体絶縁開閉装置におい
て、補助母線接続する両方の盤の遮断器の補助開閉器常
開接点とその遮断器の断路部の補助開閉器常開接点をそ
れぞれ直列に接続し、前記両方の補助母線断路器制御回
路の負側端子をインターロックケーブルの第1の線で接
続し、前記一方の盤の補助母線断路器制御回路の負側端
子と前記他方の盤の接点の直列回路の一端とを前記ケー
ブルの第2の線で接続し、前記両方の盤の前記接点の直
列回路の他端側端子を前記ケーブルの第3の線で接続
し、前記方の盤の接点の直列回路の一端と他方の盤の
制御負電源端子とをインタロックケーブルの第4の線で
接続してなるものである。
【0017】(2)または(1)のものにおいて、両方
の盤の遮断器の補助開閉器の常閉接点とその遮断器の断
路部の補助開閉器の常閉接点をそれぞれ直列に接続し、
前記各盤の常開接点の直列回路の一端と常閉接点の直列
回路の一端を接続し、前記両方の盤の常開接点の直列回
路の他端側端子をインターケーブルの第5の線で接続し
て構成する。
【0018】
【作用】上記(1)について、一方の盤の断路器制御回
路の負側端子と他方の盤の負側端子との間に両方の盤の
直列に接続された補助開閉器接点回路がインターロック
ケーブルによって直列に接続されているので、それら補
助開閉器接点のすべてがオンとなった場合のみ一方の断
路器制御回路に負電源が接続され、一方の断路器は操作
可能となる。両方の断路器制御回路の負側端子はインタ
ーロックケーブルによって接続されているので、同時に
他方の断路器も操作可能となる。インターロックケーブ
ルを差し替えてもインターロック条件が満たされる。両
方の盤の遮断器及び断路部の補助開閉器をそれぞれ一組
用いて構成できる。
【0019】(2)について、両方の盤の遮断器の補助
開閉器の常閉接点と断路部の補助開閉器の常閉接点の直
列回路はそれぞれ上記(1)の常開接点の直列回路と同
様にインターロックケーブルに直列に接続されているの
で、それら常閉接点の全てがオンとなっている場合のみ
両方の盤の断路器の操作が可能となる。
【0020】
【実施例】
実施例1 図1は配電盤F1,F2(図3,図5)にて補助母線接
続する場合のインターロック回路を示す。図1におい
て、A1,A2は盤F1,F2の補助母線断路器DS
1,DS2の制御回路で、断路器入用補助リレーC,断
路器切用補助リレーT,断路器インターロックコイルI
LCの制御回路からなる。
【0021】CB1,CB2は遮断器CB1,CB2の補
助開閉器常開接点、W1,W2は断路部W1,W2の補助
開閉器常開接点、Xはインターロックケーブル、X1
nはケーブルXの線、P1〜P5は端子で、図7に示す
ようにインターロックケーブルがプラグLで接続され
るようになっている。
【0022】制御回路A1,A2の負側共通部 1 ,02
はそれぞれ第1,第2の端子P1,P2に接続されてお
り、インターロックケーブルを接続した場合両方の盤の
第1の端子P1はケーブルXの線X1で接続され、制御回
路A2の第2の端子P2と、接点CB1とW1の直列回路
のW1側端子P4がケーブルXの線X2で接続され、接点
CB1側端子P3と、接点CB2とW2の直列回路のCB側
端子P3がケーブルXの線X3で接続され、接点W2側端
子P3と盤F1側負荷源Nの端子P5がケーブルXの線X4
で接続されるように構成されている。
【0023】しかして、実施例1によれば、図7に示す
と同様に盤F1,F2間をインターロックケーブルXで
接続することにより、盤F1,F2の補助母線断路器の
制御回路A1,A2をインターロックすることができ、
遮断器CB1,CB2,断路部W1,W2がすべて入り
の場合のみ断路器DS1,DS2は操作可能となる。こ
の回路の機能は従来図5のそれと変わりはないが従来回
路に比し、補助開閉器の数を半分にすることができる。
【0024】実施例2 実施例2を図2について説明する。なお、図中、実施例
1の図1と同一構成部分は同一符号を付してその重複す
る説明を省略する。図2において、CB1b,CB2bは配
電線盤F1,F2の遮断器CB1,CB2の補助開閉器
のb接点、W1b,W2bはF1,F2の断路器W1,W2
のb接点で、接点CB1bとW1b,CB1bとW2bはそれぞ
れ直列に接続され、その接点W1b側及び接点W2b側はそ
れぞれF1側接点P4及びF2側接点P4に接続される。
その他の構成は図1と変わりがない。
【0025】実施例2は図1の回路にb接点のインター
ロック回路を付加したものであるが、従来図6のインタ
ーロック回路にb接点のインターロック回路を付加した
インターロック回路(図示省略)と同様に、遮断器CB
1,CB2,断路部W1,W2のすべてが切りの場合に
もインターロック回路が動き、断路器DS1,DS2
操作が可能となる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0027】(1)補助母線断路器に必要なインターロ
ック条件用の補助開閉器の数を少なくすることができ
る。
【0028】(2)補助開閉器の数が少なくなるので配
線が簡単になる。
【0029】(3)補助開閉器の数が少なくなるので、
補助開閉器の設置スペースが少なくてすみ、盤の縮小化
が計れる。
【0030】(4)(1)〜(3)により盤が安価にな
る。
【0031】(5)インターロックケーブルの方向性は
従来通りなくなるので、ケーブルを逆に押し込んでもイ
ンターロック条件を満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1にかかるインターロック回路の構成説
明図。
【図2】実施例2にかかるインターロック回路の構成説
明図。
【図3】補助母線付固体絶縁開閉装置の列盤構成を示す
正面図。
【図4】(A)は配電線盤の側面図、(B)は同盤の後
部構造を示す後面図。
【図5】補助母線付固体絶縁開閉装置の主回路構成図。
【図6】従来インターロック回路の構成図。
【図7】(A)はインターロックケーブルの取り付け状
態を説明する列盤上面図。(B)は同取り付け状態の詳
細を示す列盤の床板を外した上面図。
【符号の説明】
T…主2次盤 B…母線連絡盤 H…所内盤 F1〜Fn…盤電線盤 CBT,CDB,CB1〜CBn…遮断器 B1…母線 B2…補助母線 DS1〜DSn…補助母線 W,W1〜Wn…断路部 A1,A2…DS1,DS2制御盤 C…断路器入用補助リレー T…断路器切用補助リレー ILC…断路器のインターロックコイル CB1〜CBn…CB1〜CBnの補助開閉器接点 W1〜Wn…W1,Wnの補助開閉器接点 X…インターロックケーブル P1〜P6…接続部 L1〜Ln…配電線ケーブル FB…床板 TB…端子箱 ES…設置開閉器 Y…DS操作装置 Z…CB操作装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 13/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補助母線断路器の盤間インターロック回
    路を備えた列盤構成された補助母線付固体絶縁開閉装置
    において、 補助母線接続する両方の盤の遮断器の補助開閉器常開接
    点とその遮断器の断路部の補助開閉器常開接点をそれぞ
    れ直列に接続し、 前記両方の補助母線断路器制御回路の負側端子をインタ
    ーロックケーブルの第1の線で接続し、 前記一方の盤の補助母線断路器制御回路の負側端子と前
    記他方の盤の接点の直列回路の一端とを前記ケーブルの
    第2の線で接続し、 前記両方の盤の前記接点の直列回路の他端側端子を前
    記ケーブルの第3の線で接続し、 前記方の盤の接点の直列回路の一端と他方の盤の制御
    負電源端子とをインタロックケーブルの第4の線で接続
    したことを特徴とする補助母線付固体絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1おいて、 両方の盤の遮断器の補助開閉器の常閉接点とその遮断器
    の断路部の補助開閉器の常閉接点をそれぞれ直列に接続
    し、 前記各盤の常開接点の直列回路の一端と常閉接点の直列
    回路の一端を接続し、 前記両方の盤の常開接点の直列回路の他端側端子をイン
    ターケーブルの第5の線で接続したことを特徴とする補
    助母線付固体絶縁開閉装置。
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