JPH0529073A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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Publication number
JPH0529073A
JPH0529073A JP18447691A JP18447691A JPH0529073A JP H0529073 A JPH0529073 A JP H0529073A JP 18447691 A JP18447691 A JP 18447691A JP 18447691 A JP18447691 A JP 18447691A JP H0529073 A JPH0529073 A JP H0529073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling fan
plate
partition plate
temperature sensor
induction heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP18447691A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kataoka
章 片岡
Hirofumi Nakakura
弘文 仲倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0529073A publication Critical patent/JPH0529073A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度センサーへの冷却風の悪影響を低減し、
温度制御性能を向上させた誘導加熱調理器を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 16は軸流方式の冷却ファンで、本体ケース
13に設けられたボス17にコの字状の取りつけ金具1
8によってねじ等で固定されている。冷却ファン16は
その軸方向をプレート1面に対しほぼ水平方向になるよ
うに固定している。19は仕切り板で、冷却ファン16
の噴き出し側上面に取りつけ金具18を延長して構成し
ている。また、温度センサー12は、仕切り板19より
上面位置に設けている。この構成によって、冷却ファン
16から噴き出した風が、温度センサー12に当たる風
量を仕切り板19が抑制し、冷却性能のばらつきが温度
制御性能に影響しなくなり、結果として温度制御性能を
向上させることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導加熱調理器の温度
センサーの検出性能を向上させるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、誘導加熱調理器は高効率、安全性
等、その特性がすぐれていることが注目されており、誘
導加熱調理器の開発がさかんになってきている。また、
誘導加熱調理器の調理性を向上させるために、より安定
した温調性能が要求されている。
【0003】以下に従来の誘導加熱調理器について説明
する。図6は従来の誘導加熱調理器の側面断面図を示
す。図6において、1はプレートである。2はフレーム
で、プレート1を固定している。3は樹脂製の本体ケー
スで、前面に吸気口4と後面に排気口5とを有してい
る。また、フレーム2と本体ケース3とは固定されてい
る。6は吸気口4の近傍に設けられた軸流方式の冷却フ
ァンで、その軸方向をプレート1面に対しほぼ水平方向
になるように固定し、冷却ファン6の吹き出し口の近傍
にはヒートシンク7が設けられている。8はスイッチン
グ素子で、ヒートシンク7に取りつけられている。9は
制御回路で、スイッチング素子8や加熱コイル10等と
電気的に接続されている。11はプレート1の上に置か
れた鍋である。12は温度センサーで、プレート1を介
して鍋11の温度を検出し、制御回路9にその情報を与
えている。図の中の矢印a,bは冷却風の流れを示す。
【0004】以上のように構成された誘導加熱調理器に
ついて、以下その動作を説明する。プレート1の上に鍋
11を乗せ、操作部(図示せず)のスイッチを入れるこ
とによって、本体内部に設けられたスイッチング素子8
や加熱コイル10や制御回路9等が動作し加熱すること
ができる。このとき、本体内部のスイッチング素子8の
温度上昇を抑制する必要があり、冷却ファン6でヒート
シンク7に送風し対応している。また、鍋11に油を入
れ天ぷら料理等をするときには、温度センサー12がプ
レート1を介して鍋11の温度を検出し、制御回路9に
その情報を与えているので、制御回路9に備えられたマ
イコン等で温度制御することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、冷却ファン6から送られる風の主成分で
ある矢印aはヒートシンク7等の冷却に活用されるが、
矢印bのようにプレート1下面近傍を流れるものの一部
は温度センサー12を冷却するため、温度制御を設計す
る場合には冷却風の影響分を充分配慮する必要があると
ともに、冷却ファン6の性能のばらつきが温度制御性能
のばらつきに反映される等の欠点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、安価な構成で温度センサーへの冷却風の悪影響を低
減し、温度制御性能を向上させた誘導加熱調理器を提供
することを第1の目的とする。
【0007】第2の目的は、小型の構成で温度センサー
への冷却風の悪影響を低減し、温度制御性能を向上させ
た誘導加熱調理器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明の誘導加熱調理器は、本体上面にプレー
トを有し、プレートの下にプレートの温度を測定する温
度センサーと加熱コイルとを設け、本体に吸気口を具備
し、吸気口近傍に軸流方式の冷却ファンを取りつけ、そ
の冷却ファンの軸方向をプレート面に対しほぼ水平方向
になるようにし、冷却ファンのファン上面に仕切り板を
設け、その仕切り板をファンの噴き出し側へ延長し、仕
切り板より上面に温度センサーを取りつけ、冷却ファン
の噴き出し側に加熱コイルと電気的に接続した制御回路
を設けている。
【0009】また、第2の目的を達成するために本発明
の誘導加熱調理器は、本体上面にプレートを有し、プレ
ートの下にプレートの温度を測定する温度センサーと加
熱コイルとを設け、本体に吸気口を具備し、吸気口近傍
に軸流方式の冷却ファンを取りつけ、その冷却ファンの
軸方向をプレート面に対しほぼ水平方向になるように
し、冷却ファンのファン上面に仕切り板を設け、ファン
の噴き出し側に仕切り板の先端を斜め下方にへ延長し、
仕切り板より上面に温度センサーを取りつけ、冷却ファ
ンの噴き出し側に加熱コイルと電気的に接続した制御回
路を設けている。
【0010】
【作用】第1の技術手段によって、冷却ファンから噴き
出した風が、上方に流れるのを仕切り板が抑制し、温度
センサーに当たる風量を低減するため、冷却ファンの性
能ばらつき等が温度制御性能に影響しなくなり、結果と
して温度制御性能を向上させることになる。
【0011】また、第2の技術手段によって、仕切り板
を斜め下方に延長することで小型の仕切り板でも冷却フ
ァンから噴き出した風が上方に流れるのを抑制すること
ができ、結果として小型の構成で温度制御性能を向上さ
せることができる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例における誘導
加熱調理器の側面断面図、図2は同誘導加熱調理器の要
部断面図、図3は同誘導加熱調理器の要部斜視図であ
る。図1、図2、図3において、1はプレート、2はフ
レーム、7はヒートシンク、8はスイッチング素子、9
は制御回路、10は加熱コイル、11は鍋、12は温度
センサーで、以上は従来例と同様であるので説明を省略
する。
【0014】13は樹脂製の本体ケースで、前面に吸気
口14と後面に排気口15とを有している。また、フレ
ーム2と本体ケース13とは固定されている。16は軸
流方式の冷却ファンで、本体ケース13に設けられたボ
ス17にコの字状の取りつけ金具18によってねじ等で
固定されている。冷却ファン16はその軸方向をプレー
ト1面に対しほぼ水平方向になるように固定している。
19は仕切り板で、冷却ファン16の噴き出し側上面に
取りつけ金具18を延長して構成している。また、温度
センサー12は、仕切り板19より上面位置に設け、冷
却ファン16の噴き出し側に加熱コイル10と電気的に
接続した制御回路9を設けている。図中の矢印c,dは
風の流れを示すものである。
【0015】以上のように構成された誘導加熱調理器に
ついて、以下その動作を説明する。プレート1の上に鍋
11を乗せ、操作部(図示せず)のスイッチを入れるこ
とによって、本体内部に設けられたスイッチング素子8
や加熱コイル10や制御回路9等が動作し加熱すること
ができる。このとき、本体内部のスイッチング素子8の
温度上昇を抑制する必要があり、冷却ファン16で矢印
cのようにヒートシンク7に送風し対応している。ま
た、この時冷却ファン16から送風される一部がファン
上面に流れようとするが、仕切り板19によって抑制さ
れ、矢印dのような流れになるため、温度センサー12
に当たる冷却風の量を低減し、温度センサー12の検出
値が冷却風に影響されなくなり、冷却ファン16のばら
つき等で温度検出が不安定になることを抑制している。
したがって、鍋11に油を入れ天ぷら料理等をするとき
には、温度センサー12がプレート1を介して鍋11の
温度を安定して検出できるので、制御回路9の温度制御
性能が向上することになる。さらに、本実施例では仕切
り板19を冷却ファン16を固定する取りつけ金具18
の一部を延長して構成しているので、量産性およびコス
ト的にもすぐれている。
【0016】(実施例2)図4は本発明の第2の実施例
における誘導加熱調理器の要部断面図、図5は同誘導加
熱調理器の要部斜視図である。図4、図5において、1
はプレート、2はフレーム、7はヒートシンク、8はス
イッチング素子、9は制御回路、10は加熱コイル、1
1は鍋、12は温度センサー、13は本体ケース、14
は吸気口、16は冷却ファン、17はボスで、以上は第
1の実施例と同様であるので説明を省略する。
【0017】20はコの字状の取りつけ金具で、冷却フ
ァン16をボス17にねじ等で固定している。21は仕
切り板で、冷却ファン16の噴き出し側上面に取りつけ
金具20を斜め下方に延長して構成している。図中の矢
印e,fは風の流れを示すものである。
【0018】以上のように構成することによって、駆動
中のスイッチング素子8の温度上昇を抑制するためには
矢印eのようにヒートシンク7に送風し対応を図ること
ができる。また、送風される一部がファン上面に流れよ
うとすることに対しては、仕切り板21が矢印fのよう
な流れに抑制し、温度センサー12に当たる冷却風の量
を低減するため、第1の実施例と同様に温度制御性能を
向上させることになる。また、本実施例は仕切り板21
を斜め下方にしているので、矢印fのように冷却ファン
16から上方に噴き出した風を下方に修正し、直接仕切
り板21に当たらない冷却風に対しても斜め下方に影響
を与えるため、小型の仕切り板21でも温度制御性能を
向上させることができる。
【0019】なお、両実施例においては、仕切り板1
9,21を取りつけ金具18,20の一部にて構成して
いるが、単独の部品でもよく、要は冷却ファンの上部に
仕切り板を設ければよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように第1の本発明は、安価な構
成で温度センサーへの冷却風の悪影響を低減し、温度制
御性能を向上させた誘導加熱調理器を提供することがで
きる。
【0021】第2の本発明は、小型の構成で温度センサ
ーへの冷却風の悪影響を低減し、温度制御性能を向上さ
せた誘導加熱調理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における誘導加熱調理器の側面断
面図
【図2】第1の実施例における誘導加熱調理器の要部断
面図
【図3】第1の実施例における誘導加熱調理器の要部斜
視図
【図4】第2の実施例における誘導加熱調理器の要部断
面図
【図5】第2の実施例における誘導加熱調理器の要部斜
視図
【図6】従来例における誘導加熱調理器の側面断面図
【符号の説明】
1 プレート 9 制御回路 10 加熱コイル 12 温度センサー 14 吸気口 16 冷却ファン 19,21 仕切り板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体上面にプレートを有し、プレートの下
    にプレートの温度を測定する温度センサーと加熱コイル
    とを設け、本体に吸気口を具備し、吸気口近傍に軸流方
    式の冷却ファンを取りつけ、その冷却ファンの軸方向を
    プレート面に対しほぼ水平方向になるようにし、冷却フ
    ァンのファン上面に仕切り板を設け、その仕切り板をフ
    ァンの噴き出し側へ延長し、仕切り板より上面に温度セ
    ンサーを取りつけ、冷却ファンの噴き出し側に加熱コイ
    ルと電気的に接続した制御回路を設けた誘導加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】本体上面にプレートを有し、プレートの下
    にプレートの温度を測定する温度センサーと加熱コイル
    とを設け、本体に吸気口を具備し、吸気口近傍に軸流方
    式の冷却ファンを取りつけ、その冷却ファンの軸方向を
    プレート面に対しほぼ水平方向になるようにし、冷却フ
    ァンのファン上面に仕切り板を設け、ファンの噴き出し
    側に仕切り板の先端を斜め下方にへ延長し、仕切り板よ
    り上面に温度センサーを取りつけ、冷却ファンの噴き出
    し側に加熱コイルと電気的に接続した制御回路を設けた
    誘導加熱調理器。
JP18447691A 1991-07-24 1991-07-24 誘導加熱調理器 Pending JPH0529073A (ja)

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JPH0529073A true JPH0529073A (ja) 1993-02-05

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ID=16153839

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JP (1) JPH0529073A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10150791A (ja) * 1996-10-08 1998-06-02 Varian Assoc Inc 真空ポンプ用の電子制御ユニット
US7786414B2 (en) 2005-01-31 2010-08-31 E.G.O. Elektro-Geraetebau Gmbh Induction heating device and hob having such an induction heating device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10150791A (ja) * 1996-10-08 1998-06-02 Varian Assoc Inc 真空ポンプ用の電子制御ユニット
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