JP2010015763A - 加熱調理器 - Google Patents

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勝春 松尾
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Abstract

【課題】吸気口若しくは排気口が塞がれ、或いは、ファン装置故障した場合でも、グリル庫の外郭の異常温度上昇を防止する加熱調理器を提供する。
【解決手段】制御装置102は、グリル外郭温度センサ75の検出温度に応じてグリル庫8若しくはファン装置6を制御し、グリル庫8の外郭の温度が異常上昇することを防止し、トッププレート枠5等の使用者の触れ易い部分の温度上昇を防ぐ。
【選択図】図6

Description

本発明は、調理器本体内に、トッププレート上に載置された調理容器を加熱する加熱手段の他にグリル庫を備えた加熱調理器に関する。
従来より、トッププレート上に載置された調理容器を誘導加熱する加熱コイルを有する加熱調理器(IHクッキングヒータ)においては、調理器本体内に内部にヒータを有するグリル庫を設け、調理器本体の吸吸口から外気を吸入してグリル庫の外郭を冷却した後排気口から排出するファン装置を設けるようにしたものがある(特許文献1参照)。また、トッププレートを支持するをトッププレート枠(外枠)を設けるようにしたものもある(特許文献2参照)。
特許第3051129号公報 特開2004−165169号公報
上記した従来の構成おいては、グリル庫のヒータは、一般に、庫内上部に配置されている関係上、グリル庫の外郭の上面の温度は高温度(例えば300℃)に上昇するので、グリル庫の外郭をファン装置からの冷却風により冷却するようにしている。しかしながら、調理器本体の吸気口若しくは排気口が塵埃、ポリ袋等の異物により塞がれて冷却風量が減少した場合、或いは、ファン装置が故障して冷却風がなくなった場合には、放熱不良となってグリル庫の外郭上面の熱によりトッププレート枠等の使用者の触れ易い部分の温度が上昇する不具合がある。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、吸気口若しくは排気口が塞がれ、或いは、ファン装置が故障した場合でも、グリル庫の外郭の異常温度上昇を防止することができる加熱調理器を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明の加熱調理器は、理器本体と、この調理器本体の上面に装着され、トッププレート及びこのトッププレートを支持するトッププレート枠を備えたトッププレート組立と、前記調理器本体内に配置され、前記トッププレート組立のトッププレートに載置された調理容器を加熱する加熱手段と、前記調理器本体内に配置されたグリル庫と、前記調理器本体内に配置され、吸気口より外気を吸入して前記グリル庫の外郭を冷却した後排気口から外部に排出するファン装置と、前記調理器本体に設けられた操作部と、前記グリル庫の外郭の温度を検出するグリル外郭温度センサと、前記加熱手段、ファン装置及びグリル庫を制御する制御装置とを具備し、前記制御装置は、前記グリル外郭温度センサの検出温度に応じて前記グリル庫若しくはファン装置を再制御することを特徴とする。
本発明の加熱調理器によれば、制御装置は、グリル外郭温度センサの検出温度に応じてグリル庫若しくはファン装置を再制御するので、グリル庫の外郭の温度が異常上昇することを防止でき、トッププレート枠等の使用者の触れ易い部分の温度上昇を防ぐことができる。
(第1の実施例)
以下、本発明を据え置きタイプの加熱調理器(IHクッキングヒータ)に適用した第1の実施例について、図1ないし図7を参照して説明する。
まず、図1において、調理器本体(以下単に本体と称す)1は、上面が開口した矩形箱状の本体ケース2と、この本体ケース2の上面に装着されるトッププレート組立3とを備えている。トッププレート組立3は、例えばガラス製のトッププレート4と、このトッププレート4を支持した金属例えばアルミニウム製のトッププレート枠5とを備えている。そして、トッププレート4の上面には、調理容器W(図6参照)が載置される。
本体ケース2内の一方側である、前方から見て右側には、後述するファン装置6及び電気回路ユニット7(図3ないし図5参照)が配設され、他方側となる左側にはグリル庫8が配設されている。本体ケース2内において、右側のファン装置6及び電気回路ユニット7と左側のグリル庫8との間には前後方向に延びる区画板10が設けられていて、この区画板10により本体ケース2内を左右に区画している。
グリル庫8は、外郭としての前面が開口したグリル用ケーシング11内にグリル用の上、下ヒータ12a、12b(図3及び図5参照)が配設されているとともに、扉13を有した引き出しユニット14が出し入れ可能に設けられ、その引き出しユニット14に、受け皿14a(図3参照)及び焼き網9(図5参照)が取り付けられるようになっている。グリル用ケーシング11の後部には、グリル用排気口部15が上向きに設けられている。前記トッププレート枠5の後部には、グリル用排気口部15に連通するグリル用排気口5a(図1及び図5参照)が設けられていて、グリル用ケーシング11内の空気が、グリル用排気口部15及びグリル用排気口5aを通して排出されるようになっている。なお、トッププレート枠5の後部には、グリル用排気口5aの左側に位置させて本体排気口5b(図1に点線で示す)が形成されている。グリル用排気口5a及び本体排気口5bは、多数の通気孔を有する排気口カバー5cにより覆われている。
本体ケース2内の上部には、トッププレート4の下方に位置させて加熱部仕切部としての仕切体16が配設されている。この仕切体16は、前記右側のファン装置6及び電気回路ユニット7と左側のグリル庫8に跨った状態で配置されている(図3参照)。仕切体16は、非磁性導電材料、例えばアルミニウムにより形成されたもので、外周部に立ち上がった側壁16aを枠状に有した浅底の矩形の容器状をなしていて、側壁16aの上端部に全周わたって設けたパッキン17(図3及び図4参照)を介してトッププレート4の下面に密着させている。ここで、仕切体16は、トッププレート4の下方の空間を上空間18と下空間19とに仕切るように設けられている。また、トッププレート4と仕切体16との間に形成された上空間18は、トッププレート4と仕切体16との間がパッキン17を介して密閉されるような空間とされている。
仕切体16内の上空間18内には、複数、この場合2個の誘導加熱用の加熱コイル21、22が配設されている。これら加熱コイル21、22は、トッププレート4上に載置される調理容器Wを加熱する加熱手段を構成する。これらの加熱コイル21、22は、それぞれコイルベース23に支持された状態で、ばね24(図3及び図4参照)により上方のトッププレート4側に付勢されていて、加熱コイル2、22と仕切体16の上面との間に風が通るように隙間が形成されている。各加熱コイル21、22のコイルベース23の中央部には、サーミスタからなる温度センサ25a、25bが設けられている。温度センサ25a、25bは、トッププレート4上に載置される調理容器Wの温度を検出するためのものである。
図1及び図2において、仕切体16の右前部には、右側のコイル22の前方に位置させて、開口部からなる連通部26が2個形成されている。また、仕切体16の左後部には、左側の加熱コイル21の後方に位置させて、開口部からなる排気口27が形成され、仕切体16の左右の中央部の後部に、右側の加熱コイル22の左後方に位置させて排気口28が形成されている。
仕切体16の中央部には、左右の加熱コイル21、22間に位置させて、端子台用開口部29が形成されている。この端子台用開口部29には、前記区画板10の上端部にあって、前後方向の中央部に位置させて設けられた中継端子台30が挿入されるようになっている。中継端子台30には、図3に示すように、電気回路ユニット7側の中継接続線31が接続される第1の接続部32と、加熱コイル21、22のリード線33が接続される第2の接続部34とを有している。この中継端子台30は、電気回路ユニット7と、加熱コイル21、22との間を電気的に接続する機能を有している。
仕切体16の内部である上面には、左右に隣り合った2個の加熱コイル21、22間で、且つ前部の連通部26と後部の排気口27、28との間に位置させて、左右方向に延びる第1仕切部36が設けられているとともに、この第1仕切部36の後部側において、左右の隣り合った排気口27、28間を仕切る第2仕切部37が設けられている。更に、仕切体16の上面には、左側の加熱コイル21のコイルベース23の外周部と左側の側壁16aとの間、及び右側の加熱コイル22のコイルベース23の外周部と右側の側壁16aとの間を接続する第3仕切部38がそれぞれ設けられている。
仕切体16の前方には、操作部としての操作パネルユニット42が設けられている。操作パネルユニット42は、回路基板40にタッチスイッチ41aや表示報知部41b等を備えて構成されている。そして、操作パネルユニット42は、トッププレート枠5の前部に設けられたカバー部42aにてカバーされている。
次に、電気回路ユニット7及びファン装置6側の構成について、図3及び図4も参照して説明する。電気回路ユニット7とファン装置6は、基板ケース45に設けられている。基板ケース45は、本体ケース2における下空間19における区画板10の右側に配置されている。この基板ケース45内の底部には、一枚のプリント基板からなる回路基板46が収容配置されている。この回路基板46に、後述する電気部品を実装することにより、電気回路ユニット7が構成されている。
本体ケース2内における基板ケース45の後側には、第1の吸気ダクト47が設けられている。この第1の吸気ダクト47の上部は吸気口48とされ、この吸気口48は、前記トッププレート枠5の後部の右部に設けられた第1の吸気口49(図1には点線で示す)に連通している。第1の吸気口49は、本体吸気口にも相当している。第1の吸気口49は、多数の通気孔を有する吸気口カバー49aにより覆われている。第1の吸気ダクト47には、前部に通気口50が形成されているとともに、内部の上部に立下がり壁51が設けられていて、第1の吸気口49及び吸気口48から吸気された外部の空気(外気)が立下がり壁51の下を通って通気口50側へ流れるように、U字状に迂回する構成となっている。立下がり壁51は、第1の吸気口49及び吸気口48から水等が第1の吸気ダクト47内に入った際に、その水が通気口50側へ浸入することを防止する作用がある。
基板ケース45の後部の上部に、前記回路基板46の上方に位置させてファン装置6が取り付けられている。このファン装置6は、縦軸型の遠心ファンからなる冷却ファン53と、この冷却ファン53を回転駆動するファンモータ54と、冷却ファン53を囲繞するファンケーシング55とを備えている。ファンモータ54は、ファンケーシング55の上部にねじ55aにより取り付けられていて、回転軸54aを下に向けている。ファンケーシング55の上面と前記仕切体16の下面との間は離間している。ファンケーシング55の吐出口56は前方に向けられていて、その吐出口56の上部の先端部56aは、上に向けられて、仕切体16の下面に当接している。冷却ファン53は、これの回転軸となるファンモータ54の回転軸54aが前記第1の吸気口49よりも前方に位置していて、右側の加熱コイル22の下方にまで臨む大きさに構成されている。
ファンケーシング55の上部には、ファンモータ54よりも大きな形状の上部吸込口57が形成されている。この上部吸込口57は、冷却ファン53と、仕切体16ひいては右側の加熱コイル22との間に位置していて、前記第1の吸気ダクト47の通気口50と連通している。ここで、冷却ファン53がファンモータ54により回転駆動された際に、第1の吸気口49から第1の吸気ダクト47を通して上部吸込口57へ吸い込まれる外気(冷却風)が通る経路を第1の吸気経路58(図4の矢印A1参照)としている。
前記ファンケーシング55の下部には、前記上部吸込口57の下方に対応する部位に位置させて下部吸込口59が形成されている。この場合、ファン装置6は、下端部6aが基板ケース45の底部45aに対して上方に離間した状態で基板ケース45に取り付けられていて、ファン装置6の下端部6aと基板ケース45の底部45aとの間に回路基板46が配置された形態となっている。
基板ケース45の前下部の左右方向の中央部には、前後方向に延びる第1の送風ダクト60(図4参照)が設けられ、基板ケース45の前部の上部には、第1の送風ダクト60の上方に位置させて第2の送風ダクト61(図1及び図4参照)が設けられている。このうち、第1の送風ダクト60の後部は前記ファンケーシング55の吐出口56の下部に連通し、前部は開口している。第1の送風ダクト60の後部の下部には、案内板62が設けられている。この案内板62の上部の後端部は、ファンケーシング55の吐出口56の先端部下部に連なり、案内板62の前部の下端部は、回路基板46の上面に当接している。この場合、ファンケーシング55の吐出口56から吐出された冷却風の一部は、第1の送風ダクト60を通って前方へ流れる(図4の矢印B1参照)。
前記第2の送風ダクト61の後部はファンケーシング55の吐出口56の上部に連通し、前部は前記仕切体16の連通部26に連通している。第2の送風ダクト61の底面61aは、後部から連通部26に向けて高くなるような傾斜面とされている。この場合、ファンケーシング55の吐出口56から吐出された冷却風の一部は、第2の送風ダクト61を通って連通部26へ案内される(図4の矢印B2参照)。第1の送風ダクト60と第2の送風ダクト61との間の後部の仕切部分を分流板部63としていて、この分流板部63により、ファンケーシング55の吐出口56から吐出された冷却風を、第1の送風ダクト60側と第2の送風ダクト61側とに分けられるようになっている。
本体ケース2の前部の底壁部には、図4に示すように、第2の吸気口64が形成されており、この吸気口64は、基板ケース45内の下部に連通している。ここで、冷却ファン53がファンモータ54により回転駆動されると、吸気口64からの外気(冷却風)が回路基板46上を通ってファンケーシング55の下部吸込口59に吸い込まれる(図4の矢印A2参照)。なお、冷却ファン53がファンモータ54により回転駆動されると、第1の吸気口49から第1の吸気ダクト47吸い込まれた外気(冷却風)の一部は、図示しない連通口を経て基板ケース45内の下部と通ってファンケーシング55の下部吸込口59に吸い込まれる(図4の矢印A3参照)。
基板ケース45の前部と本体ケース2の前部の背面との間には、図1に示すように、上から見てL字形をなす補助板70が設けられていて、この補助板70と、基板ケース45の前部と、本体ケース2の前壁と、前記区画板10の前部とにより補助ダクト71を形成している。補助ダクト71の下部は、前記第1の送風ダクト60の前面開口部と連通していて、第1の送風ダクト60を通った冷却風がこの補助ダクト71に排出される。区画板10の前部には、図4に示すように矩形状の孔からなる通気口72が複数個例えば2個形成されていて、補助ダクト71内を通った冷却風が左側のグリル庫8側へ案内されるようになっている(図2及び図4の矢印B3参照)。なお、本体ケース2の前面の右部には、化粧カバー73が装着されている。
図5に示すように、グリル庫8において、外郭たるグリル用ケーシング11の前端部の上面部、即ち、操作パネルユニット42と対応する部位には、他の部位よりも低くなる凹部11aが形成されている。本外ケース2における仕切体16の前方部位には、前記操作パネルユニット42とグリル庫8とを仕切る操作部仕切部たる仕切板74が配設されている。この仕切板74には、透孔74aが形成されていて、この透孔74a部分にサーミスタからなるグリル外郭温度センサ75が配置されており、このグリル外郭温度センサ75の端子部が操作パネルユニット42における回路基板40の裏面に取り付けられている。この場合、グリル外郭温度センサ75は、仕切板74の近傍に配置されたことになるが、これに限らず、例えば仕切板74に直接取り付けるようにしてもよい。
図4において、電気回路ユニット7における回路基板46に実装された電気部品の概略的な配置について説明する。回路基板46において、前部の第1の送風ダクト60内に対応する部分には、スイッチング素子である2個のIGBT80、81が前後に並べて配置されていて、前側のIGBT80の上面には放熱部材82が取り付けられ、後側のIGBT81の上面には、放熱部材82よりも前後の長さが長い放熱部材83が取り付けられている。後側の放熱部材83の下面には、IGBT81の後側に位置させて整流器(全波整流回路)84が配置されている。第1の送風ダクト60に配置されたこれらのIGBT80、81、放熱部材82、83、整流器84は、前記2個の加熱コイル21、22のうちの左側の加熱コイル21に対応するものである。各放熱部材82、83は、それぞれ多数の放熱フィン82a,83aを有している。各放熱フィン82a、83aは、第1の送風ダクト60内を流れる冷却風の流れと平行するように配置されている。
図4に示す回路基板46において、第1の送風ダクト60内に対応する部分には、図示はしないが、右側の加熱コイル22に対応して、IGBT80、81、放熱部材82、83、整流器84と同様のIGBT、放熱部材、整流器が配置されている。図6には、右側の加熱コイル22に対応するIGBT80、81、整流器84が示されている。
図6には、本実施例の電気的構成が示されており、以下、これについて説明する。なお、図6においては、操作パネルユニット42側の電気的構成については省略されている。
まず、左側の加熱コイル21用の電気的構成について説明する。
整流器84の交流入力端子は、電源スイッチ85を介して商用交流電源86に接続されている。整流器84の直流出力端子は、リアクタ87を介して平滑コンデンサ88の両端子に接続されている。
平滑コンデンサ88の両端子には、直流母線89、90を介して正側及び負側のスイッチング素子としてIGBT80及び81からなるアームが接続されており、以って、ハーフブリッジ形のインバータ回路91を構成している。IGBT80、81の各コレクタ、エミッタ間には、それぞれフリーホイールダイオードが接続(構成)されている。インバータ回路91の出力端子には、加熱コイル21一方の端子が接続されており、加熱コイル21の他方の端子と直流母線89、90との間には、共振コンデンサ92、93が接続されている。インバータ回路91は、加熱コイル21に高周波電流を供給する高周波電流供給手段を構成する。
整流器84の交流入力側には、カレントトランス94が介挿されており、そのカレントトランス94の検出信号は、電流検出回路95に与えられるようになっている。また、インバータ回路91の出力側には、カレントトランス96が介挿されており、そのカレントトランス96の検出信号は、高周波電流検出回路97に与えられるようになっている。温度センサ25aは、トッププレート4を介して調理容器Wの温度を検出するもので、その検出信号を温度検出回路98に与えるようになっている。サーミスタからなる温度センサ99は、IGBT81の温度たる放熱部材83の温度を検出するもので、その検出信号は温度検出回路98に与えられるようになっている。
右側の加熱コイル22用の電気的構成は、上記した左側の加熱コイル21用の電気的構成と同様であるので、説明は省略する。但し、この場合には、温度センサ25aの代わりに温度センサ25bが用いられる。そして、入力電圧検出回路100は、トランス101を介して整流器84への入力電圧を検出するようになっている。
制御装置102は、マイクロコンピュータを主体に構成されたもので、これには、前記操作パネルユニット42、電流検出回路85、高周波電流検出回路97、温度検出回路98及び入力電圧検出回路100からの信号が与えられるようになっている。そして、制御装置102は、与えられる信号に基づいて、フォトカプラ103及びインバータ駆動回路104を介してインバータ回路91を制御し、駆動回路105を介してファンモータ54を駆動し、操作パネルユニット42の表示報知部41bに各種の表示、報知を行わせるようになっている。
さて、グリル庫8に関する電気的構成について説明する。
グリル用の交流電源線106、107は、一方に電源スイッチ108を介して商用交流電源86に接続されている。この交流電源線106、107間には、リレー109のリレースイッチ109aと上ヒータ12aとの直列回路及びリレー110のリレースイッチ110aと下ヒータ12bとの直列回路が接続されている。グリル外郭温度センサ75の温度検出信号は、温度検出回路111に与えられるようになっている。更に、この温度検出回路111には、サーミスタからなるグリル内温度センサ112の検出信号が与えられるようになっている。このグリル内温度センサ112は、グリル庫8内の温度を検出するようになっている。温度検出回路111の検出信号は、制御装置102に与えられるようになっており、制御装置102は、これに応じて駆動回路113、114を介してリレー109、110の励磁コイル109C、110Cを通断電制御するようになっている。
次に、上記構成の作用を説明する。ここでは、特にファン装置6による冷却風の流れを中心に説明する。加熱コイル21,22の一方或いは双方を用いて加熱調理を行う場合、トッププレート4上の所定の位置に調理容器Wを載置した状態で、使用者が操作パネルユニット42のタッチスイッチ41aを操作する。すると、制御装置102は、その操作及び予め備えた制御プログラムに基づき、インバータ回路91のIGBT80、81を制御して加熱コイル21、22を制御するとともに、ファン装置6のファンモータ54を制御する。このうち、IGBT80、81を制御することに基づき加熱コイル21、22に高周波電流が供給されて高周波磁界が発生し、調理容器Wに電流が誘導されてそのジュール熱による加熱調理が行われる。このとき、使用される加熱コイル21、22が発熱するとともに、電気回路ユニット7における回路基板46の電気部品も発熱するので、これらを冷却する必要があり、このためにファン装置6による冷却が行われる。
ファン装置6のファンモータ54により冷却ファン53が回転駆動されると、その冷却ファン53の送風作用により、本体1外の空気(外気)が、本体1の後上部の第1の吸気口49から第1の吸気ダクト47内へ吸い込まれるとともに、本体ケース2の前部の底壁部の第2の吸気口64から本体ケース2内へ吸い込まれる。
このうち、第1の吸気口49から第1の吸気ダクト47内へ吸い込まれた外気(冷却風)は、主に図4の矢印A1で示すように第1の吸気経路58を通り、ファンケーシング55の上部吸込口57からファンケーシング55内に吸い込まれる。
一方、第2の吸気口48から本体ケース2内へ吸い込まれた外気(冷却風)部は、図4に矢印A2で示すように、基板ケース45内の下部を通って、ファンケーシング55の下部吸込口59からファンケーシング55内へ吸い込まれる。また、第1の吸気口49から第1の吸気ダクト47内へ吸い込まれた外気(冷却風)の一部は、図4に矢印A3で示すように、基板ケース45内の下部を通って、ファンケーシング55の下部吸込口59からファンケーシング55内へ吸い込まれる。このとき、矢印A2、A3に示すように基板ケース45内の下部を通る冷却風により、回路基板46に搭載された電気部品が冷却される。
そして、ファンケーシング55内に吸い込まれた空気は、吐出口56から前方に向けて吐出される。吐出口56から吐出された冷却風は、分流板部63により下部側の第1の送風ダクト60側と上部側の第2の送風ダクト61側とに分けられる。このうち、第1の送風ダクト60側に送られた冷却風は、図4及び図5に矢印B1で示すように、第1の送風ダクト60内を前方に向けて流れる。この第1の送風ダクト60内を流れる冷却風により、IGBT80、81及びこれの放熱部材82、83並びに整流器84が冷却される。
第1の送風ダクト61を通った冷却風は、補助ダクト71側へ出る。補助ダクト71へ出た冷却風は、区画板10の前部の通気口72から左側のグリル庫8側へ流れる(図2及び図4の矢印B3参照)。グリル用ケーシング11の上面前部は他の部分より低い凹部11aになっており、グリル庫8側へ流れた冷却風は、図2に矢印B4で示すように、グリル用ケーシング11の上面前部と操作パネルユニット42の下方の仕切板74との間の冷却風路を右から左へ向けて流れた後、グリル用ケーシング11左側面と本体ケース2の左側壁の内面との間の冷却風路を後方へ向けて流れ、最終的に、トッププレート枠5の後部の本体排気口5bから機外へ排出される(図2の矢印B5参照)。
なお、区画板10の前部の通気口72から左側のグリル庫8側へ流れた冷却風の一部は、グリル用ケーシング11の右側面と区画版10との間の冷却風路を後方へ向けて流れ、矢印B4で示す冷却風の一部は、グリル用ケーシング11の上面と仕切体16との間の冷却風路を後方に向けて流れる。このように、グリル用ケーシング11の周りを冷却風が流れることにより、当該グリル用ケーシング11を冷却することができる。また、操作パネルユニット42の下方の仕切板74とグリル用ケーシング11との間を冷却風が通過することにより、グリル用ケーシング11の熱が操作パネルユニット42に悪影響を及ぼすことを極力防止することができる。
また、前記ファンケーシング55の吐出口56から第2の送風ダクト61側へ吐出された冷却風は、図4の矢印B2で示すように上方の連通部26へ向けて流れ、この連通部26から、仕切体16とトッププレート4との間の上空間18内に入る。上空間18内に入った冷却風は、トッププレート4の下面に当たって上空間18内に広がる。
このとき、仕切体16の上面において、左右に隣り合った2個の加熱コイル21、22間で、且つ前部の連通部26と後部の排気口27,28との間に位置させて、左右方向に延びる第1仕切部36が設けられているとともに、この第1仕切部36の後部側において、左右の隣り合った排気口27,28間を仕切る第2仕切部37が設けられ、更に、左側の加熱コイル21のコイルベース23の外周部と左側の側壁16aとの間、及び右側の加熱コイル22のコイルベース23の外周部と右側の側壁16aとの間を接続する第3仕切部38がそれぞれ設けられている。
これら第1仕切部36、第2仕切部37、及び第3仕切部38はそれぞれトッププレート4と仕切体16に当接しているため、風はこれら第1、第2、第3の仕切部36,37,38により阻まれ、トッププレート4の下面に当たって上空間18内に広がった冷却風のうち、左側に流れた冷却風は、図2に矢印B6で示すように、左側の加熱コイル21部分(特にばね24より離間したコイルベース23と仕切体16の間の冷却風路)を集中的に流れた後、左後部の排気口27から仕切体16の下側へ排出される。また、トッププレート4の下面に当たって上空間18内に広がった冷却風のうち、右側に流れた冷却風は、図2に矢印B7で示すように、右側の加熱コイル22部分(この場合も、特にばね24より離間したコイルベース23と仕切体16の間の冷却風路)を集中的に流れた後、中央部の後部の排気口28から仕切体16の下側へ排出される。これにより、左側の加熱コイル21も右側の加熱コイル22も効率よく冷却される。
このとき、加熱コイル21、22が収容された上空間18は、トッププレート4と仕切体16との間が密閉されるような空間に構成されているから、加熱コイル21、22を冷却すべく上空間18内に入り込んだ冷却風の漏れを極力防止でき、その冷却風を加熱コイル21、22の冷却に有効に作用させることができる。そして、仕切体16の後部の排気口27、28から仕切16の下側へ排出された冷却風は、電気回路ユニット7の電気部品を冷却した冷却風とともに、本体1後部の本体排気口5bから外部へ排出される(矢印B5参照)。
制御装置102は、入力電流検出回路95により検出される整流器94への入力電流、即ちインバータ回路91への入力電流と、高周波電流検出部回路97により検出される加熱コイル21或いは22に流れる高周波電流と、入力電圧検出回路100により検出される整流器84への入力電圧とに基づいて、入力電力と調理容器Wの材質検知を行い、その結果に基づいてインバータ回路91を制御し、調理容器Wの材質に適した加熱を行うようになっている。制御装置102は、以上の動作をメインルーチンで実行する。
温度センサ25a或いは25bは、加熱コイル21或いは22により誘導加熱される調理容器Wの温度を検出するようになっており、その検出信号は温度検出回路98を介して制御装置102に与えられる。制御装置102は、その温度が設定温度となるようにインバータ回路91を制御する。制御装置102は、以上の動作もメインルーチンで実行するようになっている。
温度センサ99は、IGBT81及び整流器94の放熱用の放熱部材83の温度を検出するようになっており、その検出信号は温度検出回路98を介して制御装置102に与えられる。この場合、本体1の吸気口49,64若しくは本体排気口5bが塵埃、ポリ袋等の異物で塞がれたとき或いはファン装置6が故障した時には、図4の矢印B1で示す冷却風が減少し或いはなくなるので、放熱部材83の温度が異常に上昇する。制御装置102は、定期的な割り込みにて温度センサ99の検出温度を監視しており、その温度が異常設定温度になったときには、加熱コイル21或いは22の火力が低下するようにインバータ回路91を制御し、或いは、インバータ回路91を停止させるとともに、その旨を操作パネルユニット42の表示報知器41bに報知させる(割り込みルーチン)。
以上は、加熱コイル21、22の一方若しくは双方を用いて誘導加熱調理を行う場合について述べたものであるが、グリル庫8が単独で用いられる場合或いは加熱コイル21、22の一方若しくは双方と併用される場合もファン装置6が前述したように駆動される。以下、グリル庫8の作用について、図7のフローチャートをも参照して説明する。
制御装置102は、操作パネルユニット42のタッチスイッチ41aが操作されてグリル調理が選択され且つ調理条件が設定されると、リレー109、110の励磁コイル10
9C、110Cの一方若しくは双方に通電してリレー109、110の一方若しくは双方を動作させ、リレースイッチ109a、110aの一方若しくは双方をオンさせて上、下ヒータ12a、12bの一方若しくは双方を発熱させる。そして、制御装置102は、ファン装置6のファンモータ54を駆動させるので、前述したようにグリル庫8の外郭たるグリル用ケーシング11が冷却風により冷却される。この場合、制御装置102は、グリル内温度センサ112の検出温度を参照して、リレー109、110の励磁コイル109C、110Cの一方若しくは双方を通断電してリレー109、110の一方若しくは双方を断続的に動作させ、リレースイッチ109a、110aの一方若しくは双方をオンオフさせて上、下ヒータ12a、12bの一方若しくは双方を断続的に発熱させ、以って、グリル庫8内の温度を設定温度に制御する。制御装置102は、以上の動作をメインルーチンで実行する。
制御装置102は、定期的な割り込みにて図7に示す「グリル外郭センサ制御」の割り込みルーチンを実行するようになっている。即ち、制御装置102は、まず、グリル外郭温度センサ75の検出温度を温度検出回路98を介して検出し(処理ステップS1)、その検出温度が異常設定温度(グリル庫8が単独で使用される場合は第1の異常設定温度(例えば50℃)、加熱コイル21、22の一方若しくは双方と併用される場合は第1の異常設定温度より高い第2の異常設定温度(例えば60℃)以上か否かを判断する(判断ステップS2)。
前述したように、本体1の吸気口49,64若しくは本体排気口5bが塵埃、ポリ袋等の異物で塞がれたとき或いはファン装置6が故障したときには、図4の矢印B1で示す冷却風が減少し或いはなくなるので、グリル用ケーシング11の温度が異常に上昇する。しかしながら、このような異常状態が生じない場合には、制御装置102は、グリル外郭温度センサ75の検出温度が異常設定温度未満と判断し(判断ステップS2で「NO」)、メインルーチンにリターンする。
制御装置102は、グリル外郭温度センサ75の検出温度が異常設定温度以上と判断した(判断ステップS2で「YES」)場合には、グリル庫8内の通断電制御されている上、下ヒータ12a、12bの通電を切り(処理ステップS3)、更に、操作パネルユニット42の操作表示器41bにその旨を報知させ(処理ステップS4)、リターンする。
このように、本実施例によれば、制御装置102は、グリル外郭温度センサ75の検出音温度が異常設定温度以上になったときには、上、下ヒータ12a、12bを断電(ヒータオフ)するようにしたので、本体1の吸気口49、64若しくは本体排気口5bが塵埃、ポリ袋等の異物で塞がれ、或いは、ファン装置6が故障したときに、グリル庫8の外郭たるグリル用ケーシング11の温度が異常に上昇することはなく、従って、グリル用ケーシング11の上面の温度が伝わり易い操作パネルユニット42及びトッププレート組立3のトッププレート枠5の温度上昇を防止することができる。
しかも、グリル庫8の外郭たるグリル用ケーシング11の操作パネルユニット42における前側上面部を他の部位によりも低い凹部11aに形成するとともに、このグリル用ケーシング11の前側上面と操作パネルユニット42との間に仕切板74を設けるようにしたので、グリル用ケーシング11の前側上面と仕切板74との間に冷却風路が形成されてこの冷却風路に冷却風が通るようになり、グリル用ケーシング11からの熱を操作パネルユニット42に及ぼすことはない。
逆に、グリル外郭温度センサ75は、仕切板74の透孔74aに位置して、グリル用ケーシング11の凹部11aに対応しているので、外郭たるグリル用ケーシング11の凹部11aの温度を間接的ではあるが確実に検出することができる。
(第2の実施例)
図8は、本発明の第2の実施例を示す図7相当図であり、以下、説明の便宜上図6を参照しながら説明する。
制御装置102は、「グリル外郭温度センサ制御」の割り込みルーチンにおいて、判断ステップS2で「YES」と判断したときには、グリル内温度センサ112の設定温度を下げるようにし(処理ステップS5)、次に、自動処理か否かを判断する(判断ステップS6)。
制御装置102は、自動調理ではないと判断したとき(判断ステップS6で「NO」)には、リターンするが、自動調理である(判断ステップS6で「YES」)と判断したときには、調理時間の変更を行う(処理ステップS7)。即ち、本体1の吸気口49,64若しくは本体排気口5bが塵埃、ポリ袋等の異物で塞がれて冷却風が減少ときは、グリル庫8内の設定温度を低くするようにして、グリル用ケーシング11の温度上昇を抑制するものである。そして、グリル庫8による調理が、自動調理に設定されていた場合には、調理時間が自動的に設定されるようになっているので、設定温度を低くしたときにはその分だけ調理時間を設定よりも長くなるように変更するのである。
(第3の実施例)
図9は、本発明の第3の実施例を示す図7相当図であり、以下、説明の便宜上図6を参照しながら説明する。
制御装置102は、「グリル外郭温度センサ制御」の割り込みルーチンにおいて、判断ステップS2で「YES」と判断したときには、次に、フラグFが「1」か否かを判断する(判断ステップS8)。制御装置102は、フラグFが「1」ではないと判断したときには(判断ステップS8で「NO」)、ファン装置6のファンモータ54の回転数を上昇させ(処理ステップS9)、グラブFを「1」にして(処理ステップS10)リターンする。
即ち、本体1の吸気口49,64若しくは本体排気口5bが塵埃、ポリ袋等の異物で塞がれて冷却風が減少したときには、冷却ファン53による冷却風量を増大させることによりグリル用ケーシング11の温度上昇を抑制するものである。
制御装置102は、次に「グリル外郭温度センサ制御」の割り込みルーチンに割り込み移行したときにおいて、判断ステップS2で「YES」と判断したときには、次の判断ステップS8で「YES」と判断し、上、下ヒータ12a、12bの通電を切る(処理ステップS3)。即ち、冷却ファン53の送風量を増大させてもグリル用ケーシング11が温度上昇するのは、例えばファン装置6の故障と判断して上、下ヒータ12a、12bの通電を切るのである。
(第4の実施例)
図10は、本発明の第4の実施例を示す図7相当図であり、以下、説明の便宜上図6を参照しながら説明する。
制御装置102は、「グリル外郭温度センサ制御」の割り込みルーチンにおいて、処理ステップS3を経て判断ステップS11に移行したときには、加熱コイル21、22の一方或いは双方が使用中か否かを判断し、「NO」の場合には、リターンする。しかしながら、制御措置102は、判断ステップS11で「YES」と判断した場合には(誘導加熱調理中)、使用中の加熱コイル21、22の一方或いは双方の出力即ち火力をさげる(処理ステップS12)ようにインバータ回路91を制御する。
なお、上記第1ないし第4の実施例において、グリル外郭温度センサ75の検出温度を複数段階に設定して、各段階毎に上記第1ないし第4の実施例のフローチャートの処理を組合せて実行するようにしてもよい。
(第5の実施例)
図11は本発明の第5の実施例であり、図1と同一部分には同一符号を付して示す。
この第5の実施例においては、グリル外郭温度センサ75は、グリル庫8のグリル用ケーシング11の上面若しくはその近傍に配置したものである。
(第6の実施例)
図12は本発明の第6の実施例であり、図5と同一部分には同一符号を付して示す。
この第6の実施例においては、グリル外郭温度センサ75は、加熱コイル21、22とグリル庫8とを仕切る仕切体16若しくはその近傍に操作パネルユニット4と近接して配置されている。
(第7の実施例)
図12は本発明の第7の実施例であり、図5と同一部分には同一符号を付して示す。
この第7の実施例においては、仕切体16の一部を仕切板74と下方から対向するように延設して仕切部16bを形成したものである。
以上の第2ないし第7の実施例においても、前記第1の実施例同様の効果を奏する。
本発明は、上記した各実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
上記した各実施例では、本発明を据え置きタイプの加熱調理器に適用した場合を例示したが、キッチンに組み込まれる組み込みタイプの加熱調理器にも適用することができる。
本発明の第1の実施例を示す加熱調理器の分解斜視図 トッププレート組立及び操作パネルユニットを取り外した状態で示す平面図 図1におけるX1−X1線に沿う縦断正面図 図1におけるX2−X2線に沿う縦断側面図 図3におけるX3−X3線に沿う縦断側面図 電気的構成図 作用説明用のフローチャート 本発明の第2の実施例を示す図7相当図 本発明の第3の実施例を示す図7相当図 本発明の第4の実施例を示す図7相当図 本発明の第5の実施例を示す図1相当図 本発明の第6の実施例を示す図5相当図 本発明の第7の実施例を示す図5相当図
符号の説明
図面中、1は調理器本体、2は本体ケース、3はトッププレート組立、4はトッププレート、5はトッププレート枠、5bは排気口、6はファン装置、7は電気回路ユニット、8はグリル庫、10は区画板、11はグリル用ケーシング(外郭)、11aは凹部、12a及び12bは上及び下ヒータ、16は仕切体(加熱部仕切部)、16bは仕切部、21及び22は加熱コイル(加熱手段)、40は回路基板、42は操作パネルユニット(操作部)、45は基板ケース、46は回路基板、49は第1の吸気口(吸気口)、53は冷却ファン、55はファンケーシング、64は第2の吸気口(吸気口)、74は仕切板(操作部仕切部)、75はグリル外郭温度センサ、80及び81はIGBT(スイッチング素子)、91は制御装置を示す。

Claims (7)

  1. 調理器本体と、
    この調理器本体の上面に装着され、トッププレート及びこのトッププレートを支持するトッププレート枠を備えたトッププレート組立と、
    前記調理器本体内に配置され、前記トッププレート組立のトッププレートに載置された調理容器を加熱する加熱手段と、
    前記調理器本体内に配置されたグリル庫と、
    前記調理器本体内に配置され、吸気口より外気を吸入して前記グリル庫の外郭を冷却した後排気口から外部に排出するファン装置と、
    前記調理器本体に設けられた操作部と、
    前記グリル庫の外郭の温度を検出するグリル外郭温度センサと、
    前記加熱手段、ファン装置及びグリル庫を制御する制御装置とを具備し、
    前記制御装置は、前記グリル外郭温度センサの検出温度に応じて前記グリル庫若しくはファン装置を再制御することを特徴とする加熱調理器。
  2. 操作部は、調理器本体の上部前側で且つグリル庫の上方に位置する部位に配置され、
    前記操作部とグリル庫との間には、操作部仕切部が設けられ、
    この操作部仕切部とグリル庫との間に冷却風路が形成され、
    前記操作部仕切部或いはその近傍にグリル外郭温度センサが配置されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. グリル庫の操作部と対応する部位に、凹部が形成されていることを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
  4. グリル外郭温度センサは、操作部の回路基板の裏面に取り付けられていることを特徴とする請求項2または3記載の加熱調理器。
  5. 加熱手段とグリル庫との間に加熱部仕切部が設けられ、
    前記加熱手段とグリル庫の外郭とを冷却する冷却風路が設けられ、
    グリル外郭温度センサは、前記グリル庫の外郭或いはその近傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  6. 加熱手段とグリル庫との間に加熱部仕切部が設けられ、
    前記加熱手段とグリル庫の外郭とを冷却する冷却風路が設けられ、
    グリル外郭温度センサは、前記加熱部仕切部或いはその近傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  7. 制御装置は、グリル外郭温度センサの検出温度に基づいてグリル庫のヒータの発熱量を制御することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の加熱調理器。
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