JPH05289992A - 売上データ処理システム - Google Patents

売上データ処理システム

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JPH05289992A
JPH05289992A JP11528892A JP11528892A JPH05289992A JP H05289992 A JPH05289992 A JP H05289992A JP 11528892 A JP11528892 A JP 11528892A JP 11528892 A JP11528892 A JP 11528892A JP H05289992 A JPH05289992 A JP H05289992A
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JP
Japan
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data
master device
slave device
transaction
slave
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Pending
Application number
JP11528892A
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English (en)
Inventor
Hideo Shimizu
英生 清水
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP11528892A priority Critical patent/JPH05289992A/ja
Publication of JPH05289992A publication Critical patent/JPH05289992A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 いずれかの端末がダウンした場合、ダウン中
も復帰後もダウン以前の状態を引き継いで稼動する。 【構成】 マスタ装置MTは各スレーブ装置S1、S2
……SNからのデータをリアルタイムで収集し、いずれ
かのスレーブ装置がダウンした場合にその後の復旧要求
に応答して要求元のスレーブ装置へ対応するデータを伝
送する。復旧要求元のスレーブ装置はマスタ装置MTか
ら伝送されて来たデータに基づいてダウン以前のデータ
記憶状態へ復旧する。また、ダウン中に他のスレーブ装
置は一取引分のデータ入力途中でダウンしたスレーブ装
置に引き継いで一取引分の入力データを処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はPOS(ポイントオブ
セールス)システム等の売上データ処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のPOSシステムは例えば1台のマ
スタ装置と複数台のスレーブ装置とがインラインを介し
て接続されて成り、マスタ装置はPLU(プライスルッ
クアップ)ファイルを有し、各スレーブ装置はマスタ装
置に対して単価の問い合せを行ったり、売上データをマ
スタ装置に送信してPLUファイルの内容を更新すると
共に、各自が持つ累積金額(精算時にも初期化されない
期間集計金額等)を更新していた。ところで、いずれか
のスレーブ装置が何らかの要因により障害が発生してダ
ウンした場合、再起動させる為には累積金額が格納され
ている領域を含めてメモリ領域をクリアしてメモリ構成
の再構築を行ない、正常状態になってからインラインと
の送受信を再開してシステムを正常稼動させていた。ま
た、一取引の登録が終了する前にダウンすると、顧客を
他の正常なスレーブ装置に稼動させて最初から一取引分
の登録をやり直すようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにいずれかの
スレーブ装置が何らかの要因によりダウンすると、その
装置内の累積金額は再起動時に消去されてしまうという
欠点があると共に、一取引の登録途中でダウンすると、
他の正常なスレーブ装置によって一取引分の登録を最初
からやり直さなければならないという欠点があった。こ
の発明の課題は、いずれかの端末がダウンした場合、ダ
ウン中も復帰後もダウン以前の状態を引き継いで稼動で
きるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用】この発明
の手段およびその作用は次の通りである。複数の端末装
置と、各端末装置からのデータを端末別に記憶するマス
タ装置とを備えた売上データ処理システムにおいて、マ
スタ装置は、各端末装置からのデータをリアルタイムで
収集し、いずれかの端末装置がダウンした場合にその後
の復旧要求に応答して要求元の端末装置へ対応するデー
タを伝送し、復旧要求元の端末装置は、マスタ装置から
伝送されて来たデータに基づいてダウン以前のデータ記
憶状態へ復旧し、いずれかの端末装置のダウン中に他の
端末装置は、一取引分のデータ入力途中でダウンした端
末装置に引き継いで一取引分の入力データを処理する。
したがって、いずれかの端末がダウンした場合、ダウン
中も復帰後もダウン以前の状態を引き継いで稼動するこ
とができる。
【0005】
【第1実施例】以下、図1〜図7を参照して第1実施例
を説明する。図1はPOSシステムを示したシステム構
成図で、POSターミナルとしての複数台の電子式キャ
ッシュレジスタ(ECR)、即ち、1台のマスタ装置M
Tと複数台のスレーブ装置S1、S2……SNとがイン
ラインILを介して接続されて成り、マスタ装置MTは
PLUファイルPFを有し、各スレーブ装置S1、S2
……SNは売上データをマスタ装置MTに送信してPL
UファイルPFの内容を更新すると共に各自が持つ累積
合計データ(期間集計金額等)の更新を行う。
【0006】図2は各ECR(マスタ装置MT、スレー
ブ装置S1、S2……SN)の構成を示したブロック図
で、CPU1はROM2内の各種プログラムにしたがっ
てこのECRの全体動作を制御するもので、CPU1に
はその周辺デバイスとして入力部3、表示部4、印字部
5、ドロア6、伝送制御部7が接続されており、それら
の入出力動作を制御する。
【0007】入力部3はそのキーボード上にテンキーA
K、ファンクションキーBK、モードスイッチMSを有
する構成で、モードスイッチMSはその切換位置に応じ
て「P(設定)」、「REG(登録)」、「OFF(電
源オフ)」、「X(点検)」、「Z(精算)」の各モー
ドを切り換える。ここで、モードスイッチMSをその切
換位置「REG」にセットした登録モードにおいて、入
力部3から入力された売上データは入力制御部8を介し
てCPU1に取り込まれると共に、表示駆動部9、印字
制御部10に送られ、表示部4から表示出力されたり、
印字部5にセットされているレシート/ジャーナルに印
字出力される。ここで、各スレーブ装置S1、S2……
SNは売上データを伝送制御部7を介してマスタ装置M
Tに送信し、マスタ装置MT側のRAM11内に設けら
れているPLUファイル(図3参照)の内容を更新した
り、自己のRAM11内に設けられている累積金額メモ
リ11−1の内容を更新する。
【0008】図3はPLUファイルPFの構成を示し、
PLUファイルPFはマスタ装置MTのみに設けられ、
商品毎のPLUコードに対応して商品名、単価、売り上
げ(個数、金額)を記憶する通常のファイル領域PF−
1の他に、自己(マスタ装置MT)の累積合計データと
共に、他のスレーブ装置S1、S2……SNの累積合計
データをも格納する累積金額領域PF−2を有してい
る。なお、各スレーブ装置S1、S2……SNに設けら
れている累積金額メモリ11−1は自己の累積合計デー
タのみを格納するが、マスタ装置MTに設けられている
累積金額領域PF−2はマシンNoに対応して自己の累
積合計データの他に各スレーブ装置の累積合計データを
も記憶管理する。
【0009】図4はマスタ装置MTのRAM11に設け
られている一取引メモリBFを示し、この一取引メモリ
BFはマスタ装置MT、スレーブ装置S1、S2……S
N毎にそのマシンNoに対応して一取引分の売上データ
を順次記憶保持するもので、一取引の登録終了時にその
内容はクリアされる。
【0010】次に、本実施例の動作を説明する。図5は
スレーブ装置S1での登録処理を示したフローチャート
で、マスタ装置MTや他のスレーブ装置SNとの関係も
合せて示したものである。先ず、ステップA1におい
て、商品別売上データを入力する為の登録操作が行われ
たか否かをチェックし、登録操作が行われた場合にはマ
スタ装置MTに対して当該商品の単価問い合せを行う
(ステップA2)。ここで、マスタ装置MTではPLU
ファイルPFを検索し、問い合せのあった商品に対応す
る単価情報をPLUファイルPFから読み出し、問い合
せ先であるスレーブ装置S1に返送する(ステップA
3)。すると、スレーブ装置S1ではマスタ装置MTか
ら返送されて来た単価情報を基に売上個数、金額を算出
し、これを更新データとしてマスタ装置MTに送信する
(ステップA4)。ここで、マスタ装置MTではスレー
ブ装置S1から送信されて来た更新データを基にPLU
ファイルPFの内容を更新すると共に(ステップA
5)、スレーブ装置S1に対応する一取引メモリBFの
エリア内にスレーブ装置S1からの更新データを書き込
む(ステップA6)。
【0011】このような登録処理はスレーブ装置S1で
登録操作が行われる毎に実行される。ここで、一取引の
登録を終了させる為に締め操作が行われると、ステップ
A7でそのことが検出されてステップA8に進み、釣銭
計算等の締め処理を行ったのち、自己の累積金額メモリ
11−1内の値を更新すると共に(ステップA9)、マ
スタ装置MTに対して累計合計データの更新要求を行う
(ステップA10)。すると、マスタ装置MTではPL
UファイルPF内の累積金額領域PF−2を検索し、ス
レーブ装置S1に対応する累計合計データの更新を行う
(ステップA11)。そして、スレーブ装置S1に対応
する一取引メモリBFの内容をクリアする(ステップA
12)。なお、登録操作でもなく(ステップA1でN
O)、締め操作でもなければ(ステップA7でNO)、
ステップA13に進み、その他の処理が行われる。
【0012】このようにしてスレーブ装置S1では一取
引の登録を終了するが、いま不定の外来要因等によって
スレーブ装置S1がダウンすると、スレーブ装置S1は
一旦システムから接続が論理的に切り離される。ここ
で、一取引の登録途中において、スレーブ装置S1がダ
ウンしたものとすると他のスレーブ装置は、それまでス
レーブ装置S1で登録された当該取引を引き継ぐ為に、
マスタ装置MTに対して登録続行を要求する(ステップ
A14)。すると、マスタ装置MTはスレーブ装置S1
に対応する登録内容を一取引メモリBFから読み出して
要求元のスレーブ装置SNに送信する(ステップA1
5)。このように一取引の登録途中において、スレーブ
装置S1がダウンする以前に登録された当該取引の内容
はマスタ装置MTの一取引メモリBFに保持されている
ので、他のスレーブ装置はそれをマスタ装置MTから受
け取って引続き登録処理を行う(ステップA16)。こ
の場合、上述したスレーブ装置S1の通常処理と同様に
マスタ装置MTとの間でデータを送受信しながら登録処
理を行う。
【0013】図6はダウンしたスレーブ装置S1の再起
動時の動作を示したフローチャートである。ここで、ス
レーブ装置S1がダウンすると、自己の累積金額メモリ
11−1の内容等もクリアされてしまう為、先ず、スレ
ーブ再起動プロセス実行後(ステップB1)、マスタ装
置MTに対してスレーブ再起動終了報告を行う(ステッ
プB2)。ここで、マスタ装置MTはスレーブ装置S1
から再立ち上げ終了報告を受け取ると、その確認を行い
(ステップB3)、それに応答してスレーブ装置S1は
累積合計データの要求を行う(ステップB4)。する
と、マスタ装置MTはPLUファイルPFを検索し、ス
レーブ装置S1に対応する累積合計データを累積金額領
域PF−2から読み出して返送する(ステップB5)。
スレーブ装置S1はマスタ装置MTから送られて来た累
積合計データを自己の累積金額メモリ11−1内にセッ
トすると(ステップB6)、マスタ装置MTに対して復
帰準備完了通知を行う(ステップB7)。すると、マス
タ装置MTはダウンスレーブ復帰処理(ステップB8)
を行ったのち対象スレーブであるスレーブ装置S1に対
してシステム運用を了承する旨の通知を行う(ステップ
B9)。これによってスレーブ装置S1は正常稼動状態
に復帰するようになる。
【0014】
【第2実施例】図7は第2実施例に係るPOSシステム
を示している。上記第1実施例は1台のマスタ装置MT
でPOSシステムを構築した為、マスタ装置MT自体が
ダウンすると、システム全体がダウンしてしまう。そこ
で、第2実施例ではマスタ装置MTの他にバックアップ
マスタ装置BMTを備え、マスタ装置MTと同様のPL
UファイルPFをバックアップマスタ装置BMTにも持
せる。この場合、マスタ装置MTのPLUファイルPF
とバックアップマスタ装置BMTのPLUファイルPF
の内容を常に整合させる為に、PLUファイルPFの更
新や一取引メモリBFへのデータ転送をマスタ装置M
T、バックアップマスタ装置BMTの双方に対して行う
ことにより、データ自体のバックアップが可能となる。
これによって、マスタ装置MTが仮にダウンしたとして
もバックアップマスタ装置BMTにマスタ権を委譲すれ
ば、システム全体がダウンすることはなくなる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、いずれかの端末がダ
ウンした場合、ダウン中も復帰後もダウン以前の状態を
引き継いで稼動することができるので、端末ダウンによ
る悪影響を除去でき、システム全体の信頼性や効率性を
大幅に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るPOSシステムの構成図。
【図2】上記POSシステムを構成する各ECRのブロ
ック図。
【図3】マスタ装置MTに備えられたPLUファイルP
Fの構成図。
【図4】マスタ装置MTに備えられた一取引メモリBF
の構成図。
【図5】スレーブ装置S1での登録処理をマスタ装置M
Tや他のスレーブ装置SNに関連付けて示したフローチ
ャート。
【図6】ダウンしたスレーブ装置S1の再起動時の動作
を示したフローチャート。
【図7】第2実施例に係るPOSシステムを示した構成
図。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM MT マスタ装置 S1、S2……SN スレーブ装置 IL インライン PF PLUファイル BF 一取引メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末装置と、各端末装置からのデー
    タを端末別に記憶するマスタ装置とを備えた売上データ
    処理システムにおいて、 マスタ装置は、各端末装置からのデータをリアルタイム
    で収集し、いずれかの端末装置がダウンした場合にその
    後の復旧要求に応答して要求元の端末装置へ対応するデ
    ータを伝送し、 復旧要求元の端末装置は、マスタ装置から伝送されて来
    たデータに基づいてダウン以前のデータ記憶状態へ復旧
    し、 いずれかの端末装置のダウン中に他の端末装置は、一取
    引分のデータ入力途中でダウンした端末装置に引き継い
    で一取引分の入力データを処理するようにしたことを特
    徴とする売上データ処理システム。
JP11528892A 1992-04-09 1992-04-09 売上データ処理システム Pending JPH05289992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11528892A JPH05289992A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 売上データ処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11528892A JPH05289992A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 売上データ処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05289992A true JPH05289992A (ja) 1993-11-05

Family

ID=14658955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11528892A Pending JPH05289992A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 売上データ処理システム

Country Status (1)

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JP (1) JPH05289992A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000036537A1 (fr) * 1998-12-15 2000-06-22 Fujitsu Limited Procede et dispositif de traitements de donnees et support d'enregistrement
US6399247B1 (en) 1999-02-26 2002-06-04 Toshiba Battery Co., Ltd. Nickel-metal hydride secondary battery

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000036537A1 (fr) * 1998-12-15 2000-06-22 Fujitsu Limited Procede et dispositif de traitements de donnees et support d'enregistrement
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