JPH0612353A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH0612353A
JPH0612353A JP4288200A JP28820092A JPH0612353A JP H0612353 A JPH0612353 A JP H0612353A JP 4288200 A JP4288200 A JP 4288200A JP 28820092 A JP28820092 A JP 28820092A JP H0612353 A JPH0612353 A JP H0612353A
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JP
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data
master device
backup
master
memory
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JP4288200A
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English (en)
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Tetsuo Otsuka
哲夫 大塚
Shiyunichirou Maekawa
瞬一郎 前川
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスタ装置の処理量を減らし、複数の装置に
おける処理量の平均化を図る。 【構成】 スレーブ装置SL1……SLnで登録された
データは伝送制御部7を介してマスタ装置Mとバックア
ップマスタ装置BMの夫々に伝送され記憶されている。
そして、マスタ装置Mはスレーブ装置SL1……SLn
で登録されたデータと対応するデータをスレーブ装置S
L1……SLnに伝送する。また、スレーブ装置SL1
……SLnは登録個数等を含む登録処理データをマスタ
装置Mとバックアップマスタ装置BMの夫々に伝送しデ
ータの整合性を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータをバックアップす
るデータ処理装置に関し、特に同一のデータを相互に記
憶する装置を設けたPOS(ポイント・オブ・セール
ス:店頭情報収集)システム、銀行端末システム、座席
予約システム等に利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、データ処理装置における記憶内容
のバックアップシステムとしては、現用と待機予備用の
2台の装置を装備しておき、現用装置のデータが破壊さ
れたようなときは待機予備用装置を切換使用するデュプ
レックス方式と、2台の装置を完全に並列的に扱い、2
台の装置(マスタ装置、バックアップ装置)に同一デー
タをそれぞれ記憶させておくデュアル方式とがある。そ
して、特にPOSシステムのように、装置の記憶内容が
絶えず変化するシステムではデュアル方式が採用されて
いる。ところで、上記デュアル方式では2台の装置に同
一のデータを記憶させておくため、例えば、実開昭60
−47084号公報に示されるようにスレーブ装置から
マスタ装置へデータの問合せが行なわれた際、マスタ装
置は対応するデータをスレーブ装置に伝送すると共にバ
ックアップ装置へ伝送してデータの整合性を図るように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スレーブ装
置からマスタ装置へデータの問合せが行なわれた際、マ
スタ装置は対応するデータを検索し、対応するデータを
スレーブ装置に伝送し、さらにバックアップ装置へも対
応するデータを伝送するようにしているためマスタ装置
における処理量が多くなってしまう。特に多数のスレー
ブ装置を備えたもので、続けてマスタ装置へデータの問
合せが行なわれたような場合、マスタ装置は自己の処理
が実行不能となる時間が増加してしまう。この発明の課
題は、マスタ装置の処理量を減らし、複数の装置におけ
る処理量の平均化を図ることができるようにすることで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の構成を示
す機能ブロック図であり、Aはスレーブ装置で、B、C
はスレーブ装置Aからのデータを記憶するマスタ装置、
バックアップ装置、Dはスレーブ装置Aから入力される
分類データをマスタ装置Bあるいはバックアップ装置C
へ伝送して対応するデータをスレーブ装置に伝送する伝
送制御手段、Eは対応データに基づいて登録処理をする
処理制御手段、Fは登録処理データをマスタ装置Bへ伝
送する第1の伝送手段、Gは登録処理データをバックア
ップ装置Cへ伝送する第2の伝送手段とを備えるもので
ある。
【0005】
【作 用】本発明の作用について説明すると、スレーブ
装置Aで入力されたデータ伝送制御手段Dによってマス
タ装置Bあるいはバックアップ装置Cへ伝送され、さら
に、伝送制御手段Dによって対応データがスレーブ装置
Aに伝送される。そして、対応データに基づいて処理制
御手段Eは登録処理をして、その登録処理された登録処
理データが第1の伝送手段Fによりマスタ装置Bに伝送
され、第2の伝送手段Gによりバックアップ装置Cに伝
送される。したがって、マスタ装置の処理量を減らすこ
とができて、複数の装置の処理量の平均化が図れる。
【0006】
【実施例】以下、一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
【0007】構 成 図2は一実施例によるデータ処理装置の構成図であり、
本実施例はPOSシステムに適用した例である。本PO
Sシステムは大別して、各店頭における個別の売上デー
タ等のみを処理する電子式金銭登録機(以下、単にスレ
ーブ装置と呼ぶ)SLn(n=1、2……n)と、店頭
における個別の売上データ等の処理のみならず、各スレ
ーブ装置SLnから収集されたデータを種々の形式で分
類、演算したり、各スレーブ装置SLnに対して必要な
データを与えたりする電子式金銭登録機(以下、単にマ
スタ装置と呼ぶ)Mと、このマスタ装置Mと同様の機能
を有してマスタ装置Mと同一のデータを常時記憶しマス
タ装置Mをバックアップするバックアップマスタ装置B
Mと、これら各装置間でデータ、信号を授受するための
インライン(構内専用回線)Lにより構成されている。
【0008】マスタ装置M、バックアップマスタ装置B
M、およびスレーブ装置SLnの具体的内容である各電
子式金銭登録機は基本的には同様の構成であり、それぞ
れ次のように構成されている。すなわち、入力部1のキ
ーボード上には担当者コード番号等を入力する置数キー
1A、小計、訂正等の各種処理内容を指示するファンク
ションキー1B、回転式のモード切換スイッチ1Cが設
けられている。このモード切換スイッチ1Cはその切換
位置に応じて「設定」、「登録」、「電源OFF」、
「点検」、「精算」の各モードを切換えるものである。
そして、入力部1のキー操作に対応して出力されるキー
操作信号、モード切換スイッチ1Cの各切換位置に対応
して出力されるモード指定信号はCPU(中央演算処理
装置)2に入力され、キー操作信号はモード指定信号に
対応するプログラムにしたがって処理される。
【0009】CPU2は予め記憶されているマイクロプ
ログラムにしたがって各種の動作を制御するもので、例
えば、エラー検出処理、入力処理、登録処理、データ伝
送処理等を実行する。そして、このCPU2は、マスタ
装置M、バックアップマスタ装置BM、スレーブ装置S
Ln間でのデータ転送制御を行う転送部の他、命令実行
に際して各種制御信号を出力する制御部、演算処理を実
行する演算部を有する構成となっている。このような構
成のもので、CPU2はRAM(ランダム・アクセス・
メモリ)3との間でデータの授受を行ってRAM3内の
各種のデータを累計したり、ドロア4の開放動作を制御
したりする。また、CPU2は、表示部5に売上データ
等をデジタル表示させ、印字部6を駆動してレシート用
紙並びにジャーナル用紙に売上データ等を印字させ、さ
らに伝送制御部7を介して他のマスタ装置M、バックア
ップマスタ装置BM、スレーブ装置SLnとの間でデー
タの送受信を行う。また、このCPU2には光学式のバ
ーコードリーダ(OBR)8も接続されており、バーコ
ードリーダ8により読取られ、商品識別データ等を有す
るバーコード信号は、CPU2に入力されて所定の処理
が実行されるので、使用者は入力部1から商品識別情報
を入力する必要はない。
【0010】RAM3はCPU2の制御のもとにデータ
を記憶するもので、このメモリ構成は、マスタ装置Mと
バックアップマスタ装置BMとは同一であるが、スレー
ブ装置SLnはこれらとは異なっている。すなわち、マ
スタ装置Mとバックアップマスタ装置BMのRAM3
は、それぞれ、PLU(プライス・ルックアップ)別売
上合計メモリM1を有しており、スレーブ装置SLnの
RAM3はこのPLU別売上合計メモリM1を有してい
ない。このPLU別売上合計メモリM1は、商品コード
データとともに、その商品コードで示される商品のキャ
ラクタデータ、単価データ、売上データを記憶するもの
であり、さらに、これら商品コードデータ、キャラクタ
データ、単価データ、売上データ、および後述のパリテ
ィデータを構成する総てのビットの中の“1”を示すビ
ットの数が偶数であるように定めるための1ビットの冗
長(パリティ)ビットPが設けられている。そして各商
品に記されたバーコードシンボルがバーコードリーダ8
により読取られると、CPU2はそのバーコードシンボ
ルの商品コードデータを基にしてPLU別売上合計メモ
リM1を検索し、対応商品の商品コード、キャラクタデ
ータ、単価データ、売上データおよびパリティデータを
構成する総てのビットの中の“1”を示すビットの数が
偶数個であるか否かを判定し、奇数個であるときは放射
線等の外的要因によりデータが破壊されソフトエラーが
生じたものと判断する。
【0011】スレーブ装置SLnのRAM3はPLU別
売上合計メモリM1を有しておらず、一取引ごとのデー
タが登録される取引別メモリM2や他のメモリを有して
おり、このスレーブ装置SLnのRAM3が有するメモ
リは、マスタ装置Mおよびバックアップマスタ装置BM
のRAM3も総て有している。このようにマスタ装置M
およびバックアップマスタ装置BMのRAM3は情報量
が多いため高密度化されており、自然界に存在する微弱
な放射線に起因するノイズ等の外的要因によってソフト
エラー等が生ずる恐れがあるので、マスタ装置Mおよび
バックアップマスタ装置BMのRAM3のPLU別売上
合計メモリM1以外の各メモリも、それぞれエラー検出
用のパリティビットPを有する構成となっている。他
方、スレーブ装置SLnのRAM3の各メモリは比較的
集積度が低く、放射線等の外的要因によりソフトエラー
等が生ずる恐れがないので上記パリティビットPを有し
ていない。
【0012】動 作 次に本実施例の動作を図3〜図6に基づいて説明する。
図3は、マスタ装置M、バックアップマスタ装置BM、
スレーブ装置SLn間におけるデータ転送シーケンス
と、これら各装置の動作を説明するための図、図4、図
5、図6はそれぞれマスタ装置M、バックアップマスタ
装置BM、スレーブ装置SLnの動作を示すフローチャ
ートであり、以下、図3を軸にしてマスタ装置M、バッ
クアップマスタ装置BM、スレーブ装置SLnの動作を
図4〜図6に基づいて並列的に説明する。なお、図3〜
図6において示した符号は同一処理内容を示している。
【0013】今、スレーブ装置SL1の登録モードのも
とでスレーブ装置SL1のバーコードリーダ8により商
品に記されたバーコードシンボルが読取られ、その読取
信号がCPU2に入力されたとすると、CPU2はバー
コードシンボルの商品コードデータを伝送制御部7、イ
ンラインLを介してマスタ装置Mへ転送する(ステップ
ST1)。
【0014】マスタ装置MのCPU2は伝送制御部7を
介して商品コードデータを受信し、その商品コードデー
タに基づいてRAM3(以下、マスタ装置MのRAM3
のことをマスタメモリMMと呼ぶ)を検索する(ステッ
プSM1)。その結果対応する商品コードデータが有れ
ば、マスタメモリMMより対象データ(商品コードデー
タ、その商品コードデータに対応するキャラクタデー
タ、単価データ、売上個数データ、パリティデータ)を
読出して、キャラクタデータ、単価データ、売上個数デ
ータ、パリティデータの中の“1”の個数を計数し、そ
の結果が偶数個であるか否かを判断する(ステップSM
2〜ステップSM5)。上記パリティデータは、そのパ
リティデータをも含めた対象データの中に、“1”を示
すビットが偶数個存在するように設定されたものである
から、ステップSM5での判断の結果、対象データの中
に“1”を示すビットが奇数個存在すると判断された場
合は、外的要因によりソフトエラー等が生じた恐れがあ
るので、マスタ装置MのCPU2はバックアップマスタ
装置BMから対応データを獲得すべく、バックアップマ
スタ装置BMに商品コードデータを送出する(ステップ
SM6)。ステップSM5で対象データの中の“1”を
示すビット数が偶数個であると判断された場合は、エラ
ーが発生していないので、マスタメモリMMに格納され
ていたパリティデータ以外の対象データをスレーブ装置
SL1へ転送する(ステップSM5→SM9)。
【0015】バックアップマスタ装置BMは、マスタ装
置Mから商品コードデータを受信すると、その商品コー
ドデータに基づいてRAM3(以下、バックアップマス
タ装置BMのRAM3のことをバックアップマスタメモ
リBMMと呼ぶ)を検索する(ステップSBM1)。そ
の結果、対応する商品コードデータが有れば、バックア
ップマスタメモリBMMより対象データを読出して、対
象データ(パリティデータを含む)をマスタ装置Mへ転
送する(ステップSBM2〜SBM4)。
【0016】ここで、マスタメモリMMとバックアップ
マスタメモリBMMの対応エリアが同時にソフトエラー
となる確率は非常に低いので、マスタ装置Mへ転送され
た対象データは正常データであると考えられる。もし正
常データであるとの確証を得たい場合には、バックアッ
プマスタメモリBMMに設けられているパリティビット
Pを用いて上述と同様の手順でパリティチェックを行っ
た後、転送すれば良い。
【0017】この段階では、マスタ装置MはステップS
M7に進んでおり、マスタ装置Mではバックアップマス
タ装置BMからの転送データの着信を待ち、転送データ
(対象データ)を受信すると、CPU2はその対象デー
タをマスタメモリMMの対応エリア(ソフトエラー等が
生じた恐れのある前記対象データが格納されていたエリ
ア)に書込む(ステップSM8)。そして、書込んだ対
象データのうち、パリティデータ以外の対象データをス
レーブ装置SL1へ転送する(ステップSM9)。
【0018】このときスレーブ装置SL1はステップS
T2に進んでおり、スレーブ装置SL1ではマスタ装置
Mからの転送データの着信を待ち、転送データ(パリテ
ィデータ以外の対象データ)に基づいて売上金額等を算
出し、RAM3(以下、スレーブ装置SL1のRAM3
をスレーブメモリSMと呼ぶ)に登録する(ステップS
T3〜ST4)。この登録処理が終了するとCPU2は
その商品のコードデータ、および売上個数データ等の変
動データをマスタ装置Mへ転送する(ステップST
5)。このようにして、正しいデータのみをスレーブ装
置SL1へ転送することが可能となる。またマスタメモ
リMMの対象データにソフトエラー等が生じた場合、そ
の障害は直ちに回復されるので、マスタ装置Mは引続い
てマスタとして動作することができる。さらに、入力さ
れた商品コードデータに対応する総ての対象データのエ
ラーを一括してパリティチェックすることにより、エラ
ーチェックを効率化している。
【0019】この段階ではマスタ装置MはステップSM
10に進んでおり、マスタ装置Mはスレーブ装置SL1
からの転送データの着信を待ち、受信した商品コードデ
ータをもとにして対象エリアを探索し、探索したエリア
に変動データ(売上個数データ)を加算するとともに、
その加算結果に応じてパリティデータを設定する(ステ
ップSM11)。その後、スレーブ装置SL1へ終了信
号と対象データ(書き換えられた対象データ、以後、新
対象データと呼ぶ)を送出する(ステップSM12)。
【0020】このとき、スレーブ装置SL1ではステッ
プST6にてマスタ装置Mからの新対象データの送出を
待っており、スレーブ装置SL1は新対象データを受信
すると、バックアップマスタ装置BMへ新対象データを
転送する(ステップST7)。
【0021】この時点ではバックアップマスタ装置BM
はステップSB5の段階にあり、バックアップマスタ装
置BMはスレーブ装置SL1より新対象データを受信す
ると、マスタ装置Mと同様の手順により新対象データの
エラーチェックを実行し、もしエラーが発生している場
合は、マスタ装置Mから対応データを収得すべく、マス
タ装置Mへ商品コードデータを送出する(ステップSB
M6〜SBM11)。エラーが発生していない場合は、
ステップSBM10からステップSBM14へ進んでス
レーブ装置SL1へ終了信号を送出して処理を終了す
る。
【0022】この時マスタ装置MはステップSM13の
段階にあり、バックアップマスタ装置BMからの商品コ
ードデータの着信を所定時間待っている(ステップSM
13、SM14)。そして、商品コードデータを受信す
ると、その商品コードデータ対応の新対象データ(パリ
ティビットデータをも含む)をバックアップマスタ装置
BMへ転送する(ステップSM15〜SM18)。ステ
ップSM14にて所定時間待っても商品コードデータが
転送されて来ないときは、バックアップマスタメモリB
MMの新対象データが正常であるものと判断して処理を
終了する。
【0023】マスタ装置MのステップSM18にてマス
タ装置Mからバックアップマスタ装置BMへ新対象デー
タが転送された時点では、バックアップマスタ装置BM
はステップSBM12の状態にあり、マスタ装置Mから
新対象データが送信され次第、バックアップマスタメモ
リBMMの対応エリアに書込む(ステップSM13)。
このようにして、バックアップマスタメモリBMMの対
応エリアにエラー(このエラーは主として転送過程にお
いて発生する)が発生した場合には、そのエラーは直ち
に回復される。バックアップマスタメモリBMMへの書
込みが終了すると、スレーブ装置SL1へ終了信号を送
出し終了する(ステップSBM14)。このようにし
て、バックアップマスタメモリBMMにはマスタメモリ
MMと同一のデータが保持されるとともに、バックアッ
プマスタメモリBMMのデータもマスタメモリMMのデ
ータと同様に、商品コードデータの入力都度、その商品
に関連する総てのデータのエラーチェックが実行され
る。
【0024】スレーブ装置SL1ではバックアップマス
タ装置BMから終了信号を受信することにより、処理を
終了する(ステップST8)。次に、他のスレーブ装
置、例えばスレーブ装置SLnの操作により、商品に付
された商品コードシンボルが読取られると、これまで説
明してきたのと同様の処理をマスタ装置M、バックアッ
プマスタ装置BM、スレーブ装置SLnが実行する(第
3図参照)。なお、マスタ装置Mおよびバックアップマ
スタ装置BMは、商品コードデータを受信し、その商品
コードデータに基づいてマスタメモリMM、バックアッ
プマスタメモリBMMを検索した結果、対応する商品コ
ードがない場合は、エラー処理を行った後、商品コード
データの発信元へNAK(否定応答)信号を送出する
(ステップSM19〜SM20、ステップSM21〜S
M22、ステップSBM15〜SBM16)。また、上
記動作説明は、スレーブ装置SLnから商品コードデー
タが入力された場合の例であったが、マスタ装置Mまた
はバックアップマスタ装置BM自身から商品コードデー
タが入力された場合にも、マスタメモリMMまたはバッ
クアップマスタメモリBMMの対象データにエラーが生
じている場合には、エラーを生じた対象データは同様の
処理により、エラーが生じていない方のバックアップマ
スタメモリBMMまたはバックアップマスタ装置BMの
対象データにより書換えられる。
【0025】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、上記実施例のように、商品コード
データをマスタ装置Mに送出して登録を終えた後に改め
てバックアップマスタ装置BMへ商品コードデータを送
出することなく、マスタ装置Mとバックアップマスタ装
置BMへ同時に商品コードデータを送出するようにして
も良い。また、対象データのチェック方式もパリティ方
式に限定されることなく、例えばサイクリック符号(C
RC;Cyclic RedundancyChec
k)を用いた周期冗長検査方式を採用することも可能で
ある。また、バックアップマスタ装置BMの数も1台に
限定されることなく複数台のバックアップマスタ装置B
Mを有するシステムにも適用可能であり、この場合、例
え複数台のバックアップマスタ装置BM、またはマスタ
装置Mにおいて同時多発的にエラーが生じたとしてもマ
スタ装置Mは常に正しいデータを使用することが可能と
なる。さらに、スレーブ装置SLnが接続されておら
ず、マスタ装置Mとバックアップマスタ装置BMのみか
らなるシステムであっても良い。また、上記実施例では
商品コードデータの入力に基づいてマスタメモリMMお
よびバックアップマスタメモリBMMを検索する例であ
ったが、マスタメモリMMおよびバックアップマスタメ
モリBMMを検索する際のキーデータは、マスタメモリ
MMおよびバックアップマスタメモリBMMの構成方式
に対応して変更することも可能である。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、マスタ装置の処理量
を減らすことができ、複数の装置における処理量の平均
化を図ることができる。したがって、マスタ装置におい
ては早めに自己の処理の実行ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す機能ブロック図。
【図2】一実施例を示す構成図
【図3】図2の動作を説明するための図。
【図3】図2の動作を説明するための図。
【図4】図2の動作を説明するための図。
【図5】図2の動作を説明するための図。
【図6】図2の動作を説明するための図。
【符号の説明】
2 CPU MM マスタメモリ BMM バックアップマスタメモリ P パリティビット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す機能ブロック図。
【図2】一実施例を示す構成図。
【図3】図2の動作を説明するための図。
【図4】図2の動作を説明するための図。
【図5】図2の動作を説明するための図。
【図6】図2の動作を説明するための図。
【符号の説明】 2 CPU MM マスタメモリ BMM バックアップマスタメモリ P パリテイビット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スレーブ装置からのデータを記憶するマス
    タ装置およびバックアップ装置を備えたデータ処理装置
    において、 スレーブ装置から入力される分類データをマスタ装置あ
    るいはバックアップ装置へ伝送して対応データをスレー
    ブ装置に伝送する伝送制御手段と、 前記対応データに基づいて登録処理をする処理制御手段
    と、 登録処理データをマスタ装置へ伝送する第1の伝送手段
    と、 登録処理データをバックアップ装置へ伝送する第2の伝
    送手段とを備えるデータ処理装置。
JP4288200A 1992-10-05 1992-10-05 データ処理装置 Pending JPH0612353A (ja)

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