JP2541432B2 - デ―タ処理システム - Google Patents

デ―タ処理システム

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JP2541432B2
JP2541432B2 JP28819992A JP28819992A JP2541432B2 JP 2541432 B2 JP2541432 B2 JP 2541432B2 JP 28819992 A JP28819992 A JP 28819992A JP 28819992 A JP28819992 A JP 28819992A JP 2541432 B2 JP2541432 B2 JP 2541432B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマスタ装置、バックアッ
プマスタ装置、複数のスレーブ装置を含むデータ処理シ
ステムに関し、POSシステム等に利用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】マスタ装置、バックアップマスタ装置、
複数のスレーブ装置を備えたデータ処理装置において、
バックアップマスタ装置はマスタ装置がダウンした時に
マスタ装置として動作するため、マスタ装置とバックア
ップマスタ装置のデータは同一にしておかなければなら
ない。そのためにスレーブ装置からマスタ装置へ問合せ
が有った際、マスタ装置は問合せに基づくデータの処理
をすると共にバックアップマスタ装置へ処理されたデー
タを伝送しデータの整合性を図るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、データの整
合性を図るためマスタ装置がバックアップマスタ装置へ
データを伝送している際、スレーブ装置からマスタ装置
へ問合せを行なう必要が生じても、マスタ装置とバック
アップマスタ装置の間で伝送処理がなされているため、
問合せはできずスレーブ装置は待たされてしまうという
欠点があった。これは、スレーブ装置からマスタ装置へ
問合せを行った際、データの整合性を図るためマスタ装
置はバックアップマスタ装置へデータを伝送していれ
ば、他のスレーブ装置は問合せをすぐにマスタ装置へ行
なえないためである。この発明の課題は、システム全体
としてのデータ処理効率を向上させ得ると共に、マスタ
装置、バックアップマスタ装置の記憶内容の同一化を計
ることができるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。マスタ装置、バックアップマスタ装置、複数
のスレーブ装置を含むデータ処理システムにおいて、判
別手段は、マスタ装置とバックアップマスタ装置とが夫
々スレーブ装置と交信中であるか否かを判別する。待機
手段は、前記判別手段でマスタ装置とバックアップマス
タ装置とが夫々スレーブ装置と交信中であると判別され
た際に、他のスレーブ装置による交信開始を待機させ
る。第1の伝送制御手段は、前記判別手段でマスタ装置
あるいはバックアップマスタ装置のいずれかが非交信中
であると判別された際に、非交信のマスタ装置あるいは
バックアップマスタ装置と待機状態のスレーブ装置との
交信を、そのスレーブ装置の待機状態を解除して実行さ
せる。第2の伝送制御手段は、前記判別手段でマスタ装
置とバックアップマスタ装置とがいずれのスレーブ装置
とも非交信中であると判別された際、マスタ装置とバッ
クアップマスタ装置の記憶内容の同一化を図るべくマス
タ装置とバックアップマスタ装置との間でデータの送受
信を実行させる。
【0005】
【課題を解決するための手段の作用】この発明の手段の
作用は次の通りである。マスタ装置とバックアップマス
タ装置とが夫々スレーブ装置と交信中であると判別手段
によって判別された際に、他のスレーブ装置による交信
があればその交信の開始を待機手段によって待機させ
る。そして、前記判別手段でマスタ装置あるいはバック
アップマスタ装置のいずれかが非交信中であると判別さ
れた際に、第1の伝送制御手段は、非交信のマスタ装置
あるいはバックアップマスタ装置と待機状態のスレーブ
装置との交信を、そのスレーブ装置の待機状態を解除し
て実行させ、また、前記判別手段でマスタ装置とバック
アップマスタ装置とがいずれのスレーブ装置とも非交信
中であると判別された際は、マスタ装置とバックアップ
マスタ装置の記憶内容の同一化を図るべくマスタ装置と
バックアップマスタ装置との間でのデータの送受信が第
2の伝送制御手段によって実行される。したがって、シ
ステム全体としてのデータ処理効率を向上させ得ると共
に、マスタ装置、バックアップマスタ装置の記憶内容の
同一化を計ることができる。
【0006】
【実施例】以下、一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
【0007】構成 図1は、一実施例によるデータ処理装置を適用したデー
タ処理システムの構成図であり、本実施例はPOSシス
テムに係るものである。複数のスレーブ電子式金銭登録
機(以下、単にスレーブと呼ぶ)SLn(n=1、2、
……n)と、マスタ電子式金銭登録機(以下、単にマス
タと呼ぶ)、Mとバックアップマスタ電子式金銭登録機
(以下単にバックアップマスタと呼ぶ)B・Mとは、イ
ンライン(構内専用回線)Lにより互いにポイントツー
ポイント方式で接続されている。したがって、1対の装
置同士がデータの伝送を行っている最中であっても、他
の装置同士はデータ伝送が可能となっている。スレーブ
SLnは売上データを収集して各種の態様で登録処理
し、マスタMはスレーブSLnと同様の処理を行い、か
つ、登録処理に必要な単価、表示に必要なキャラクタを
スレーブSLnに与える。また、バックアップマスタB
・Mは、マスタMと同様の処理を行うとともに、マスタ
Mと同一のデータを記憶し、マスタMがダウンした場合
は、バックアップマスタB・MのみがスレーブSLnに
対して必要なデータを与える。
【0008】マスタM、バックアップマスタB・M、お
よびスレーブSLnの具体的内容である各電子金銭登録
機は、構成要素の面では基本的に同一であり、機能の面
で異なっている。すなわち、入力部1のキーボード上に
は担当者コード番号等を入力する置数キー1A、小計、
訂正等の各種処理内容を指示するファンクションキー1
B、回転式のモード切換スイッチ1Cが設けられてい
る。このモード切換スイッチ1Cはその切換位置に応じ
て「設定」、「登録」、「電源OFF」、「点検」、
「精算」の各モードを切換えるものである。そして、入
力部1のキー操作に対応して出力されるキー操作信号、
モード切換スイッチ1Cの各切換位置に対応して出力さ
れるモード指定信号はCPU(中央演算処理回路)2に
入力され、キー操作信号はモード指定信号に対応するプ
ログラムにしたがって処理される。
【0009】CPU2は予め記憶されているマイクロプ
ログラムにしたがって各種の動作を制御するもので、例
えば、データ伝送処理、登録処理等を実行する。そし
て、このCPU2は、マスタM、バックアップマスタB
・M、スレーブSLn間でのデータ転送制御を行う転送
部の他、命令実行に際して各種制御信号を出力する制御
部、演算処理を実行する演算部を有する構成となってい
る。このような構成のもとで、CPU2はRAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)3との間でデータの授受を行
ってRAM3内の各種のデータを累計したり、ドロア4
の開放動作を制御したりする。また、CPU2は、表示
部5に売上データ等をデジタル表示させ、印字部6を駆
動してレシート用紙並びにジャーナル用紙に売上データ
等を印字させ、更に伝送制御部7を介して他のマスタ
M、バックアップマスタB・M、スレーブSLnとの間
でデータの送受信を行う。この送受信に際して、CPU
2の転送部は、伝送部7の状態を判断することにより、
各装置の交信状態を認識する。そして、スレーブSLn
とマスタ系(マスタMまたはバックアップマスタB・
M)との間のデータ伝送は、非交信中のどちらか一方の
マスタ系との間で行われる。また、マスタMおよびバッ
クアップマスタB・Mが、両方とも、どのスレーブSL
nともデータ伝送を行っていないときに、マスタ系では
記憶しているデータを互いに授受し、記憶内容の同一化
が行われる。また、このCPU2には光学式のバーコー
ドリーダ(OBR)8も接続されており、バーコードリ
ーダ8により読取られ、商品識別データ等を有するバー
コード信号は、CPU2に入力されて所定の処理が実行
されるので、使用者には入力部1から商品識別情報を入
力する必要はない。
【0010】RAM3はCPU2の制御のもとにデータ
を記憶するもので、このメモリ構成は、マスタMとバッ
クアップマスタB・Mとでは同一であるが、スレーブS
Lnではこれらとは異なっている。すなわち、マスタM
とバックアップマスタB・MのRAM3は、それぞれ、
PLU(プライス・ルック・アップ)別売上合計メモリ
M1と売上データ一時記憶部M2を有しており、スレー
ブSLnのRAM3はこれらPLU別売上合計メモリM
1および売上データ一時記憶部M2を有していない。こ
のPLU別売上合計メモリM1は、商品コードデータと
ともに、その商品コードで示される商品のキャラクタ、
単価、売上合計個数、売上合計金額等を記憶するもので
ある。そして商品コード、売上個数、マシンNO等の単価
問合せに関する一連のデータが入力されると、商品対応
の単価およびキャラクタなどは、単価を問合せてきたス
レーブSLnに伝送される。この時、スレーブSLnの
単価問合わせ先としては、非交信中のどちらか一方のマ
スタM、またはバックアップマスタB・Mが選択され
る。また、売上データ一時記憶部M2には、スレーブS
Lnから伝送されてきた上述の一連のデータが一時的に
記憶される。売上データ一時記憶部M2に記憶されたス
レーブSLnからの一連のデータは、交信状態によっ
て、マスタMまたはバックアップマスタB・Mのどちら
か一方にしか伝送されなかったデータである。そこで、
このデータは、マスタ系で記憶内容の同一化を図ること
を目的として、他方のマスタ系に伝送され、伝送先の売
上データ一時記憶部M2に記憶される。このこの同一化
は、マスタM、バックアップマスタB・Mのいずれも
が、どのスレーブSLnともデータ伝送を行っていない
と、CPU2の転送部により判断された際に実行され
る。また、PLU別売上合計メモリM1の売上合計個数
データ、売上合計金額データは、売上データ一時記憶部
M2のデータに基づいて更新処理される。
【0011】なお、スレーブSLnのRAM3は、一取
引ごとの売上データを記憶する取引別メモリM3、担当
者ごとの売上データを記憶する担当者別メモリM4、お
よびその他のメモリを有している。また、各RAM3に
は、自己のマシンNOが記憶されている。
【0012】動作 次に本実施例の動作を説明する。まず、図2に基づいて
マスタM、バックアップマスタB・M、スレーブSLn
間におけるデータ伝送の要点を説明する。 (i)マスタMが非交信中のとき:スレーブSLnは、
バックアップマスタB・Mの交信状態のいかんにかかわ
らずマスタMと交信し、マスタMより単価等を得る(図
2:a⇒b参照)。 (ii)マスタM、バックアップマスタB・Mのどちら
か一方が交信中のとき:スレーブSLnは、非交信中の
マスタMまたはバックアップマスタB・Mと交信し、単
価等を得る。(c⇒d)。 (iii)マスタ装置、バックアップマスタB・Mとも
に交信中のとき:スレーブS Lnは、マスタM、バッ
クアップマスタB・Mのどちらか一方が交信終了するの
を待ち(e、f)、先に交信終了した方のマスタMまた
はバックアップマスタB・Mと交信し、単価等を得る
(g⇒h)。 (iV)マスタM、バックアップマスタB・M間におけ
る記憶内容の同一化のためのデータ交換:このデータの
交換は、マスタMおよびバックアップマスタB・Mがい
ずれのスレーブSLnとも交信を行なっていない時に実
行される(i⇒j)。
【0013】次にスレーブSLnの動作を詳細に説明す
る。モード切換スイッチ1Cの操作により登録モードが
設定されると、スレーブSLnのCPU2は、所定のプ
ログラムに基づいて、図3のような処理を実行する。す
なわち、まず、入力部1またはバーコードリーダ8から
のデータ入力を待ち(ステップS1)、データが入力さ
れると、そのデータが売上データ、すなわち商品コード
等であるか否かを判断する(ステップS2)。売上デー
タでない場合は、入力データ対応の例えば返品処理等の
他の処理を実行する(ステップS3)。売上データであ
る場合には、ステップS4に進んで、マスタMが非交信
中であるか否かを判断する。マスタMが非交信中のとき
は、バックアップマスタB・Mの交信状態のいかんにか
かわらずステップS6にて、マスタMに対して単価問合
わせを行う。このように、スレーブSLnとの交信権
を、マスタMに対して優先的に与えることによって、マ
スタMはバックアップマスタB・Mに対して優先的に動
作する権利を獲得する。マスタMが交信中のときは、バ
ックアップマスタB・Mが非交信中であるか否かを判断
する(ステップS5)。この結果、バックアップマスタ
B・Mが交信中のとき、すなわち、マスタM、バックア
ップマスタB・Mがともに交信中であるときは、ステッ
プS4に戻り、マスタMまたはバックアップマスタB・
Mのいずれかが交信終了するのを待つ、バックアップマ
スタB・Mが非交信中のとき、すなわち、マスタMは交
信中であるが、バックアップマスタB・Mは非交信中で
あるときは、ステップS6に進んで、バックアップマス
タB・Mに対して単価問合わせを行う。この問合わせ
は、商品コード、売上個数、マシンNO等を送出するこ
とにより行う。以上のステップS4〜S6のシーケンス
により、前述の要点に示した(i)〜(iii)の内容
が実現される。このように、マスタMが交信中であると
きは、非交信中のバックアップマスタB・Mに対して単
価問合わせを行うことにより、システム全体としての処
理速度が向上する。
【0014】次にステップS7に進んで、問合わせ先の
マスタ系から、商品対応の単価、キャラクタ等が伝送さ
れてくるのを待ち、送られてきたデータを基にして売上
金額の算出、表示出力等を行い、取引別メモリM3、担
当者別メモリM4などに登録する(ステップS8)。
【0015】なお、ステップS4〜S6における回線制
御は、CPU2の制御のもとに、伝送部7がコンテンシ
ョン方式により行う。すなわち、スレーブSLnの伝送
部7は、データ送出に先立って、送信相手の候補である
マスタMおよびバックアップマスタB・Mに対して送信
要求(ENQ)を出して直接呼びかけ、相手から受信可
能(ACK)という承諾を得ることによって、データリ
ンクを確立する。そして、確立されたデータリンクによ
り単価問合わせを行い、単価データなどを得る。次に、
マスタ系の動作を図4により詳細に説明する。登録モー
ドが設定されると、マスタ系のCPU2は、まず、他の
マスタ系、すなわち、マスタMにあってはバックアップ
マスタB・Mから、バックアップマスタB・Mにあって
はマスタMからのデータの伝送の有無を判断する。(ス
テップM1)。他のマスタ系からデータが伝送されてい
ない場合は、ステップM2にて、スレーブSLnより単
価問合わせに関連する一連のデータの入力があったか否
かを判断する。その結果、スレーブSLnよりデータ入
力がなかった場合は、他の処理があるか否かを判断し、
他の処理があればそれを実行する(ステップM3、M
4)。スレーブSLnよりデータ入力があった場合は、
入力されたスレーブSLnからのデータを売上データ一
時記憶部M2に格納する(ステップM5)。そして、入
力されたデータ中の商品コードに基づいてPLU別売上
合計メモリM1を検索し、対応する商品の単価、キャラ
クタを抽出する(ステップM6)。抽出されたデータ
は、問合わせ元のスレーブSLnへ送出される(ステッ
プM7)。次に、ステップM8に進んで、他のマスタ系
の交信状態を判断し、他のマスタ系がいずれの装置とも
交信していない状態であれば、マスタM、バックアップ
マスタB・M間の記憶内容の同一化を図るために、スレ
ーブSLnから入力され、売上データー時記憶部M2に
格納されているデータ(商品コード、売上個数等)を全
部送出する(ステップM9)なお、ステップM1にて、
他のマスタ系よりデータ伝送有りと判断された場合に
は、伝送されてきた他のマスタ系からのデータ(他のマ
スタ系の売上データー時記憶データM2に格納されてい
るスレーブSLnからのデータ)を売上データ一時記憶
部M2に格納する(ステップM10)。したがって、ス
テップM9にて送出されたデータは、他のマスタ系で
は、売上データ一時記憶部M2に格納される。次に、ス
テップM11に進んで、売上データ一時記憶部M2のデ
ータに基づいてPLU別売上合計メモリM1の売上合計
個数、売上合計金額等を更新する。なお、この更新に使
用される売上データ一時記憶部M2のデータは、ステッ
プM5、M10から明らかなように、スレーブSLnか
ら直接送出されてきたもの単独の場合、他のマスタ系を
経由して送出されてきたもの単独の場合、スレーブSL
nから直接送出されてきたものと他のマスタ系を経由し
て送出されてきたものとの両方を含む場合がある。更新
処理が終了すると、次のサイクルでのマスタM、バック
アップマスタB・M間の記憶内容の同一化に備えて、売
上データー時記憶部M2の内容をクリアする(ステップ
M2)。
【0016】図5は、本発明の第2実施例によるマスタ
M、バックアップマスタB・M、スレーブSLnの回線
接続図である。本実施例では、2本の回線11、12に
対して、マスタM、バックアップマスタB・M、複数の
スレーブSLnがマルチポイント方式で接線されてい
る。一般的にポイントツーポイント方式の場合、1本の
回線を複数の装置が共同で使用するので、1対の装置同
士がデータの伝送を行っているときは、接続された他の
装置は全て待機させられることなる。しかし、本実施例
では、2本の回線11、12を有するので、例えば、回
線11を使用してスレーブSLがマスタMに対して単
価問合わせをしている最中であっても、スレーブSL
は待つ必要はなく、回線12を使用してバックアップマ
スタB・Mに対して直ちに単価問合わせを行うことが可
能となり、システム全体としてのデータ処理効果が向上
する。
【0017】この第2の実施例は、マスタM、バックア
ップマスタB・M、スレーブSLnを互いにポイントツ
ーポイント方式で接続する第1の実施例に比べて、経済
的な回線を実現することができる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、マスタ装置、バック
アップマスタ装置、複数のスレーブ装置を含むデータ処
理システムにおいて、マスタ装置とバックアップマスタ
装置とが夫々スレーブ装置と交信中であれば、他のスレ
ーブ装置による交信開始を待機させることで他のスレー
ブ装置によるデータの混信を防いでシステム全体として
のデータ処理効率を向上させると共に、マスタ装置、バ
ックアップマスタ装置の記憶内容の同一化を計ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図。
【図2】図1の動作の要点を説明するための図。
【図3】スレーブSLnの動作を示すフローチャート。
【図4】マスタ系の動作を示すフローチャート。
【図5】第2の実施例による回線接続図。
【符号の説明】
2 CPU 7 伝送部 L インライン 11、12 回線 M マスタ B・M バックアップマスタ SLn スレーブ M2 売上データ一時記憶部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ装置、バックアップマスタ装置、
    複数のスレーブ装置を含むデータ処理システムにおい
    て、 マスタ装置とバックアップマスタ装置とが夫々スレーブ
    装置と交信中であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段でマスタ装置とバックアップマスタ装置と
    が夫々スレーブ装置と交信中であると判別された際に、
    他のスレーブ装置による交信開始を待機させる待機手段
    と、 前記判別手段でマスタ装置あるいはバックアップマスタ
    装置のいずれかが非交信中であると判別された際に、非
    交信のマスタ装置あるいはバックアップマスタ装置と待
    機状態のスレーブ装置との交信を、そのスレーブ装置の
    待機状態を解除して実行させる第1の伝送制御手段と、 前記 判別手段でマスタ装置とバックアップマスタ装置
    がいずれのスレーブ装置と非交信中であると判別され
    た際、マスタ装置とバックアップマスタ装置の記憶内容
    の同一化を図るべくマスタ装置とバックアップマスタ装
    置との間でデータの送受信を実行させる第2の伝送制御
    手段とを備えたことを特徴とするデータ処理システム。
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