JP2002099965A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP2002099965A
JP2002099965A JP2000292240A JP2000292240A JP2002099965A JP 2002099965 A JP2002099965 A JP 2002099965A JP 2000292240 A JP2000292240 A JP 2000292240A JP 2000292240 A JP2000292240 A JP 2000292240A JP 2002099965 A JP2002099965 A JP 2002099965A
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transaction
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terminal
merchandise sales
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JP2000292240A
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English (en)
Inventor
Terukazu Yamakawa
輝一 山川
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある商品販売登録用端末で途中まで行なわれ
た1取引の登録を他の商品販売登録用端末に移して継続
できるようにする。 【解決手段】 各商品販売登録用端末は、商品登録手段
により登録された商品販売データを1取引分格納する取
引バッファを設ける。そして、この取引バッファに格納
される商品販売データを重複することなく当該該端末固
有の端末番号と1取引毎に生成される取引番号とを付し
て管理サーバに送信してデータファイルに蓄積させる。
また、他の商品販売登録用端末で登録された商品販売デ
ータの呼出を指令する呼出指令手段を設ける。この呼出
指令手段により商品販売データの呼出が指令されると管
理サーバのデータファイルに蓄積されているデータの中
からその呼出指令された他の商品販売登録用端末の端末
番号が付されかつ最新の取引番号が付された商品販売デ
ータを一括して呼び出して取引バッファに格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の商品販売
登録用端末を用いた商品販売登録データ処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数台の商品販売登録用端末を用いた商
品販売登録データ処理装置,いわゆるPOS(Point Of
Sales)システムは、一般に、客買上商品の販売データ
を登録する商品登録手段,1取引として売上げる客買上
商品の登録終了を宣言する登録締め手段等を有する複数
台の商品販売登録用端末,いわゆるPOSターミナル
と、各POSターミナルを集中管理する管理サーバと
を、LAN(Local Area Network)等の通信回線で接続
し、特に各POSターミナルで登録される各商品の単価
等を管理サーバで一元的に管理して、どのPOSターミ
ナルからも各商品を同様に登録できるように構築されて
いる。
【0003】ただし、1取引つまり1人の客が買上げる
商品の登録については、基本的に登録を開始したPOS
ターミナルで全品の登録を行ない、登録締め手段により
登録終了を宣言してその取引を決済させる必要があっ
た。このため、1取引の商品登録途中でそのPOSター
ミナルが故障して使用できなくなった場合、従来は他の
POSターミナルに移動して最初からもう一度全品の登
録をやり直さなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のこ
の種の商品販売登録データ処理装置(POSシステム)
においては、商品販売登録用端末(POSターミナル)
で決済する取引はその端末で登録を開始した取引に限ら
れていたので、1取引の登録途中で何らかの原因により
その登録を継続できなくなった場合、他の商品販売登録
用端末に移動して登録を最初からやり直さなければなら
なかった。このため、登録をやり直す間、客を待たせて
しまい、サービス性が悪かった。
【0005】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、ある商品販売登録
用端末で途中まで行なわれた1取引の登録を他の商品販
売登録用端末に移して継続することができ、登録を最初
からやり直す手間を省略できる商品販売登録データ処理
装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、それぞれ固有の端末番号が割当て設定された複数台
の商品販売登録用端末と、データファイルを有する管理
サーバとを、相互間でデータ伝送自在に接続してなり、
各商品販売登録用端末に、客買上商品の販売データを登
録する商品登録手段と、この商品登録手段により登録さ
れた商品販売データを1取引分格納する取引バッファ
と、この取引バッファに格納される商品販売データを重
複することなく当該端末固有の端末番号と1取引毎に生
成される取引番号とを付して管理サーバに送信して当該
管理サーバのデータファイルに蓄積させる商品販売デー
タ転送手段と、1取引として売上げる客買上商品の登録
終了を宣言する登録締め手段と、この登録締め手段によ
り登録終了が宣言されたことに応じて取引バッファに格
納された商品販売データに基づいて1取引を決済する決
済手段と、他の商品販売登録用端末で登録された商品販
売データの呼出を指令する呼出指令手段と、この呼出指
令手段により商品販売データの呼出が指令されると管理
サーバのデータファイルに蓄積されているデータの中か
らその呼出指令された他の商品販売登録用端末の端末番
号が付されかつ最新の取引番号が付された商品販売デー
タを一括して呼び出して取引バッファに格納する他端末
登録データ呼出手段とを設けたものである。
【0007】本願請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の各商品販売登録用端末に、さらに、管理サ
ーバのデータファイルに蓄積されている商品販売データ
のうち登録締め手段により登録終了が宣言された1取引
の商品販売データの呼出しを禁止させる呼出禁止制御手
段を設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。図1は本実施の形態における商品
販売登録データ処理装置のシステム構成図であり、この
装置は、複数(N≧2)台の商品販売登録用端末,いわゆ
るPOSターミナル1A,1B,…,1Nと、各POS
ターミナル1A〜1Nを集中管理する管理サーバ2と
を、LAN等の通信回線3により相互間でデータ伝送自
在に接続して構築したものである。
【0009】管理サーバ2は、特に、各商品毎にその商
品を特定する商品コード,その商品の購入単位量当たり
の販売価格である単価,その商品の名称等の商品固有情
報を予め設定記憶した商品マスタファイル4を有してお
り、各POSターミナル1A〜1Nにおいて、当該商品
マスタファイル4に設定された商品固有情報に基づいて
各商品が販売登録されるように管理する。また、図2に
示すように、ターミナル番号(TMNo),取引番号(取
引No),商品コード,登録点数,販売金額,価格変更情
報及びフラグfからなるトランザクションデータを蓄積
記憶するトランザクションファイル5を有している。こ
こで、ターミナル番号は、各POSターミナル1A〜1
Nに対してそれぞれ割当て設定された端末固有の番号
(端末番号)である。取引番号は、各POSターミナル
1A〜1Nにおいてそれぞれ1取引毎に生成される取引
固有の番号である。フラグfは、対応するトランザクシ
ョンデータが未処理のとき“0”であり、決済済になる
と“1”に更新され、呼出済になると“2”に更新され
るデータ識別情報である。
【0010】図3は各POSターミナル1A〜1Nの要
部構成を示すブロック図であり、各POSターミナル1
A〜1Nは同一構成である。すなわち、各POSターミ
ナル1A〜1Nは、制御部本体として各種のデータ処理
を行なうCPU(Central Processing Unit)11を搭
載している。また、CPU11が実行するプログラムデ
ータやターミナル番号などの固定的データが予め設定さ
れたROM(Read Only Memory)12、各種のデータを
書換え自在に記憶するRAM(Random AccessMemory)
13、現在の日付及び時刻を計時する時計部14、通信
回線3を介して接続された管理サーバ2とのデータ通信
を司る通信インタフェース15、「登録」,「点検」,
「精算」,「設定」等の各種業務モードを切替えるモー
ドスイッチ16からの信号を入力するとともに現金等を
収容するためのドロワ(不図示)を自動開放させるドロ
ワ開放装置17に駆動信号を出力するI/O(Input/O
utput)ポート18、キーボード19のキー入力を制御
するキーボードコントローラ20、オペレータ用表示器
21及び客用表示器22のデータ表示を制御する表示コ
ントローラ23、レシート印字等を行うプリンタ24の
印字動作を制御するプリンタコントローラ25、バーコ
ードを光学的に読取るスキャナ26のスキャニング入力
を制御するスキャナコントローラ27等を搭載してい
る。そして、CPU11と、ROM12,RAM13,
時計部14,通信インタフェース15,I/Oポート1
8及び各入出力機器コントローラ20,23,25,2
7とを、アドレスバス,データバス等のバスライン28
で接続して、POSターミナルの制御回路を構成してい
る。
【0011】キーボード19には、図4に示すように、
置数データを入力する置数キー31、置数データのクリ
アやエラー解除を指令するクリアキー32、置数データ
が乗数であることを指令する乗算キー33、直前の登録
の取消を指令する取消キー34、置数データが値引額で
あることを指令する値引キー35、置数データがPLU
(Price Look Up)コードであることを指令するPLU
キー36、置数データが割引率であることを指令する割
引キー37、置数データが割増率であることを指令する
割増キー38、1取引の小計金額の出力を指令する小計
キー39、1取引として売上げる客買上商品の登録終了
を宣言する登録締め手段としての預/現計キー40等の
一般的なPOSターミナルが有するキーの他、特に、他
のPOSターミナルで登録された商品販売データの呼出
を指令する呼出キー41を設けている。
【0012】またRAM13には、特に図5に示すよう
に、商品コード,販売点数,販売金額及び価格変更情報
からなる商品販売データに当該商品販売データを管理サ
ーバに送信したか否かを示す送信フラグ(0:未送信、
1:送信済)を付して1取引分格納する取引バッファ5
1、1取引毎に生成される取引番号Aを計数する取引番
号カウンタ52、1取引の商品登録中のとき“1”にセ
ットされる登録中フラグFのフラグメモリ53及び商品
登録中の1取引を識別する識別子として取引番号とター
ミナル番号とを記憶する取引中メモリ54を形成してい
る。
【0013】しかして、各POSターミナル1A〜1N
は、モードスイッチ16により「登録」モードが選択さ
れている状態で、キーボード19の置数キー31とPL
Uキー36により客買上商品のPLUコードが入力され
るか、スキャナ26によるバーコードのスキャニング入
力により同PLUコードが入力されると、CPU11が
図6の流れ図に示すPLU入力処理を実行するようにプ
ログラムを構成している。
【0014】すなわちCPU11は、このPLU入力処
理を開始すると、先ず、ST1としてフラグメモリ53
の登録中フラグFが“1”にセットされているか否かを
判断する。ここで、登録中フラグFが“0”にリセット
されていた場合には、1取引として売上げる客買上商品
の1品目が登録されたので、ST2として取引バッファ
51をクリアする。また、ST3として取引番号カウン
タ52のカウント値Aを1だけカウントアップする。そ
して、ST4としてこのカウント値Aを取引番号として
ROM12に設定されたターミナル番号とともに取引中
メモリ54に上書き格納する。
【0015】次に、ST5として上記登録中フラグFを
“1”にセットしたならば、ST6として入力されたP
LUコードに基づいて商品販売データを作成する。具体
的には、入力されたPLUコードで管理サーバ2の商品
マスタファイル4を検索し、そのPLUコードに一致す
る商品コードとそれに対応する品名,単価等の商品固有
情報を読込む。なお、商品マスタファイル4の内容をコ
ピーしたローカルファイルを各POSターミナル1A〜
1Nに設け、このローカルファイルを検索して入力PL
Uコードに対する商品固有情報を読込むようにしてもよ
い。商品固有情報を読込んだならば、その情報中の単価
に販売点数(PLUコードの入力直前に置数キー31と
乗算キー33とにより乗数が入力されていた場合にはそ
の乗数、乗数が入力されていなければ1)を乗算して販
売金額を算出する。そして、商品コード,販売点数及び
販売金額に価格変更情報=0と送信フラグ=0を付して
商品販売データを作成する(商品登録手段)。
【0016】こうして、商品販売データを作成したなら
ば、ST7としてその商品販売データを取引バッファ5
1に格納する。しかる後、ST8として名称,単価,販
売点数,販売金額などの商品登録内容をオペレータ用表
示器21及び客用表示器22にそれぞれ表示させたなら
ば、このPLU入力処理を終了する。
【0017】一方、ST1にて登録中フラグFが“1”
にセットされていた場合には、1取引として売上げる客
買上商品の2品目以降が登録されたのでST9に進む。
ST9では取引バッファ51から送信フラグfが“0”
にリセットされた未送信の商品販売データを読出し、取
引中メモリ54に格納されている取引識別子としてのタ
ーミナル番号及び取引番号を付してトランザクションデ
ータを作成する。そして、このトランザクションデータ
を通信インタフェース15からLAN3を介して管理サ
ーバ2に送信して、当該管理サーバ2のトランザクショ
ンファイル5に蓄積させる(商品販売データ転送手
段)。
【0018】次に、ST10としてこの送信した商品販
売データの送信フラグfを“1”にセットしたならばS
T6に進み、入力されたPLUコードに基づいて商品販
売データの作成を行なう。以後、前述したように作成し
た商品販売データを取引バッファ51に格納し、商品登
録内容をオペレータ用表示器21及び客用表示器22に
それぞれ表示させたならば、このPLU入力処理を終了
する。
【0019】また、各POSターミナル1A〜1Nは、
モードスイッチ16により「登録」モードが選択されて
いる状態で、キーボード19の置数キー31と値引キー
35,割引キー37または割増キー38により値引額,
割引率または割増額の価格変更情報が入力されると、C
PU11が図7の流れ図に示す価格変更入力処理を実行
するようにプログラムを構成している。
【0020】すなわちCPU11は、この価格変更入力
処理を開始すると、先ず、取引バッファ51に送信フラ
グfが“0”にリセットされた未送信の商品販売データ
が格納されていることを確認し、確認したならば、その
未送信の商品販売データの価格変更情報(通常は0)を
入力された価格変更情報(値引額,割引率または割増
率)に更新する。しかる後、その価格変更内容(値引額
の場合にはその値引額、割引率または割増率の場合には
販売金額をその率で割引または割増した後の金額)をオ
ペレータ用表示器21及び客用表示器22にそれぞれ表
示させたならば、この価格変更入力処理を終了する。な
お、取引バッファ51に未送信の商品販売データが格納
されていない状態で価格変更情報が入力された場合に
は、入力エラーとする。
【0021】また、各POSターミナル1A〜1Nは、
モードスイッチ16により「登録」モードが選択されて
いる状態で、キーボード19の取消キー34が入力され
ると、CPU11が図8の流れ図に示す取消入力処理を
実行するようにプログラムを構成している。
【0022】すなわちCPU11は、この取消入力処理
を開始すると、先ず、取引バッファ51に送信フラグf
が“0”にリセットされた未送信の商品販売データが格
納されていることを確認し、確認したならば、その未送
信の商品販売データを取引バッファ51から削除する。
しかる後、その取消した商品販売データの内容をオペレ
ータ用表示器21及び客用表示器22にそれぞれ表示さ
せたならば、この取消入力処理を終了する。なお、取引
バッファ51に未送信の商品販売データが格納されてい
ない状態で取消キー35が入力された場合には、入力エ
ラーとする。
【0023】また、各POSターミナル1A〜1Nは、
モードスイッチ16により「登録」モードが選択されて
いる状態で、キーボード19の預/現計キー40が入力
されると、CPU11が図9の流れ図に示す預/現計入
力処理を実行するようにプログラムを構成している。
【0024】すなわちCPU11は、この預/現計入力
処理を開始すると、先ず、ST1としてフラグメモリ5
3の登録中フラグFが“1”にセットされていることを
確認し、確認したならば、ST2として取引バッファ5
1から送信フラグfが“0”にリセットされた未送信の
商品販売データを読出す。そして、この未送信の商品販
売データに取引中メモリ54に格納されている取引識別
子としてのターミナル番号及び取引番号を付してトラン
ザクションデータを作成したならば、このトランザクシ
ョンデータを通信インタフェース15からLAN3を介
して管理サーバ2に送信して、当該管理サーバ2のトラ
ンザクションファイル5に蓄積させる(商品販売データ
転送手段)。また、ST3としてこの送信した商品販売
データの送信フラグfを“1”にセットする。
【0025】次に、ST4として取引バッファ51に格
納されている各商品販売データに基づいて当該1取引の
合計金額を算出し、オペレータ用表示器21及び客用表
示器22にそれぞれ表示させる。この状態で、ST5と
して預かり金額が入力されるのを待機し、置数キー31
と預/現計キー40とにより合計金額以上の預かり金額
が入力されたならば、ST6としてその預かり金額から
当該1取引の合計金額を減算して釣銭額を算出してオペ
レータ用表示器21及び客用表示器22に表示させる。
また、ST7としてプリンタ24を駆動させて当該1取
引のレシートを印字発行させるとともに、ドロワ開放装
置17に駆動信号を出力してドロワを開放させる(決済
手段)。
【0026】しかる後、ST8として取引中メモリ54
に格納されているターミナル番号と取引番号を含む決済
コマンドを通信インタフェース15からLAN3を介し
て管理サーバ2に送信して、当該管理サーバ2のトラン
ザクションファイル5に蓄積されている各トランザクシ
ョンデータのうちターミナル番号と取引番号が一致する
データの呼出しを禁止させる(呼出禁止制御手段)。
【0027】その後、ST9として上記登録中フラグf
を“0”にリセットしたならば、この預/現計入力処理
を終了する。なお、登録中フラグFが“1”にセットさ
れていない状態で預/現計キー40が入力された場合に
は、入力エラーとする。
【0028】また、各POSターミナル1A〜1Nは、
モードスイッチ16により「登録」モードが選択されて
いる状態で、キーボード19の呼出キー41が入力され
ると、CPU11が図10の流れ図に示す呼出入力処理
を実行するようにプログラムを構成している。
【0029】すなわちCPU11は、この呼出入力処理
を開始すると、先ず、ST1としてフラグメモリ53の
登録中フラグFが“0”にリセットされていることを確
認し、確認したならば、ST2としてターミナル番号が
入力されるのを待機する。ここで、置数キー31により
ターミナル番号として有効な桁数の置数データが入力さ
れ、続いて小計キー39が入力されると、置数データを
ターミナル番号と認識する。そして、ST3としてその
入力されたターミナル番号がROM12に設定されてい
る自己のターミナル番号と一致するか否かを判断する。
そして、一致する場合には、入力エラーとする。
【0030】入力されたターミナル番号が自己のターミ
ナル番号と一致しない場合、つまり他のPOSターミナ
ルのターミナル番号が入力された場合には、ST4とし
てその入力されたターミナル番号を含む呼出要求コマン
ドを通信インタフェース15からLAN3を介して管理
サーバ2に送信して、当該管理サーバ2のトランザクシ
ョンファイル5に蓄積されている各トランザクションデ
ータのなかから、入力ターミナル番号が付されかつ最新
(最大)の取引番号が付されたトランザクションデータ
を一括して呼び出す(呼出指令手段)。
【0031】これにより、ST5として該当するトラン
ザクションデータの一括呼出しが成功したならば、ST
6として取引バッファ51をクリアする。また、ST7
として取引番号カウンタ52のカウント値Aを1だけカ
ウントアップする。そして、ST8としてこのカウント
値Aを取引番号としてROM12に設定されたターミナ
ル番号とともに取引中メモリ54に上書き格納する。
【0032】次に、ST9として上記登録中フラグFを
“1”にセットしたならば、ST10として管理サーバ
2から呼び出したトランザクションデータから商品コー
ド,登録点数,販売金額,価格変更情報を取出して商品
販売データ(送信フラグ=0)を復元する。そして、S
T11としてこの復元した商品販売データを取引バッフ
ァ51に格納する(他端末登録データ呼出手段)。しか
る後、ST12として復元した商品販売データの名称,
単価,販売点数,販売金額などの復元内容をオペレータ
用表示器21及び客用表示器22にそれぞれ表示させた
ならば、この呼出入力処理を終了する。
【0033】なお、登録中フラグFが“1”にセットさ
れた状態で呼出キー41が入力された場合には、入力エ
ラーとする。また、該当するトランザクションデータの
一括呼出しに失敗した場合には、オペレータ用表示器2
1に呼出不可のメッセージを表示して、この呼出入力処
理を終了する。
【0034】図11は管理サーバ2が各POSターミナ
ル1A〜1Nから送信されてきたデータを受信したとき
に実行する受信処理の要部を示す流れ図である。すなわ
ち、管理サーバ2は、各POSターミナル1A〜1Nか
らトランザクションデータを受信した場合には(ST1
のYES)、その受信したトランザクションデータにフ
ラグf=0を付してトランザクションファイル5に蓄積
格納する。
【0035】また、決済コマンドを受信した場合には
(ST2のYES)、トランザクションファイル5を検
索して、その決済コマンド中のターミナル番号と取引番
号の両方が一致するトランザクションデータのフラグf
を全て“1”に更新する。また、呼出要求コマンドを受
信した場合には(ST3のYES)、トランザクション
ファイル5を検索して、その呼出要求コマンド中のター
ミナル番号が一致するトランザクションデータのなかで
取引番号が最新(最大)のデータを全て取得する。そし
て、その取得したトランザクションデータのフラグfを
調べる。
【0036】ここで、フラグfが“0”にリセットされ
ていることを確認した場合には、その取得したトランザ
クションデータを呼出要求コマンド送信元のPOSター
ミナルに通信回線3を介して送信する。また、その取得
したトランザクションデータのフラグfを“2”に更新
して呼出禁止とする。これに対し、取得したトランザク
ションデータのフラグfが“0”にリセットされていな
い場合には、決済済(“1”に更新されていた場合)ま
たは呼出済(“2”に更新されていた場合)のデータな
ので、呼出不可コマンドを呼出要求コマンド送信元のP
OSターミナルに通信回線3を介して送信する。
【0037】また、管理サーバ2は、トランザクション
ファイル5に蓄積格納された各トランザクションデータ
のうち、フラグが“1”に更新された決済済の各トラン
ザクションデータに基づいて、店舗全体の売上や各商品
毎の売上やPOSターミナル1A〜1N毎の売上等を集
計管理するようになっている。
【0038】このように構成された本実施の形態の商品
販売登録データ処理装置においては、各POSターミナ
ル1A〜1Nでキー入力またはスキャニング入力により
客買上商品の販売データが登録される毎に、その登録さ
れた商品販売データに、識別子として、登録元POSタ
ーミナルのターミナル番号と、そのPOSターミナルで
処理する取引の順番に相当する取引番号とが付されてト
ランザクションデータが生成され、このトランザクショ
ンデータが通信回線3を介して管理サーバ2に送信され
て、当該管理サーバ2が有するトランザクションファイ
ル5に蓄積記憶されるようになっている。この場合にお
いて、1度送信された商品販売データには送信フラグが
セットされるので、その商品販売データに対応するトラ
ンザクションデータが重複して送信されることはない。
また、次の商品登録或いは登録締め入力に応じて直前に
登録された商品販売データに対応するトランザクション
データが送信されるので、直前取消により登録が取消さ
れた商品の販売データに対応するトランザクションデー
タが管理サーバ2に送信されることもない。
【0039】また、商品登録中(登録中フラグF=1)
の各POSターミナル1A〜1Nで預/現計キー40の
入力により1取引として売上げる客買上商品の登録終了
が宣言された場合には、登録元POSターミナルのター
ミナル番号と登録終了が宣言された取引の取引番号とを
含む決済コマンドが通信回線3を介して管理サーバ2に
送信されて、当該管理サーバ2が有するトランザクショ
ンファイル5に蓄積記憶されているトランザクションデ
ータのなかからターミナル番号と取引番号が決済コマン
ド中のそれと一致するデータのフラグfが“1”に更新
され、呼出禁止となる。
【0040】また、非登録中(登録中フラグF=0)の
各POSターミナル1A〜1Nで呼出キー41の入力に
続いて他のPOSターミナルのターミナル番号が入力さ
れた場合には、その入力されたターミナル番号を含む呼
出要求コマンドが通信回線3を介して管理サーバ2に送
信されて、当該管理サーバ2が有するトランザクション
ファイル5に蓄積記憶されているトランザクションデー
タのなかからターミナル番号が一致するデータで取引番
号が最新のトランザクションデータが一括して呼び出さ
れる。そして、この一括して呼び出されたトランザクシ
ョンデータが全て呼出禁止状態でない場合には、そのト
ランザクションデータが呼出要求コマンド送信元のPO
Sターミナルに送信され、当該POSターミナルで商品
販売データに復元されて、クリアされていた取引バッフ
ァ51に格納される。このとき、当該POSターミナル
では登録中フラグFが“1”にセットされて登録途中の
状態になる。なお、トランザクションファイル5から呼
び出されたトランザクションデータは、フラグfが
“2”に更新されて呼出禁止となる。
【0041】その後、当該POSターミナルにおいて商
品登録が行なわれると、その登録された商品販売データ
が取引バッファ51に追加格納される。また、預/現計
キー40の入力により登録締めが宣言されると、取引バ
ッファ51に格納された全ての商品販売データに基づい
て決済処理が行なわれるようになっている。
【0042】したがって、本実施の形態によれば、ある
POSターミナルで途中まで行なわれた1取引の登録を
他のPOSターミナルに移して継続することができる。
例えば、今、POSターミナル1Aにおいて1人の買物
客が買上げる商品を登録している途中で、何らかの原因
によりその登録を継続できなくなったとする。この場
合、POSターミナル1Aを操作していた店員は、空い
ている他のPOSターミナル1Bに移動して呼出キー4
1を入力した後、前のPOSターミナル1Aのターミナ
ル番号を入力する。そうすると、管理サーバ2のトラン
ザクションファイル5から、前のPOSターミナル1A
で途中まで行なっていた商品登録により生成されたトラ
ンザクションデータがPOSターミナル1Bに呼び出さ
れ、商品販売データに復元されて登録途中の状態に戻
る。そこで店員は、POSターミナル1Aで登録した商
品以外の客買上商品についてPOSターミナル1Bで登
録を再開する。こうすることにより、POSターミナル
1Bでは、POSターミナル1Aで途中まで登録されて
いた商品販売データと当該POSターミナル1Bで新た
に登録された商品販売データとが1取引として処理され
る。
【0043】このように、あるPOSターミナルで途中
まで行なわれた1取引の登録を他のPOSターミナルに
移して継続することができるので、1取引の登録途中で
POSターミナルの故障などによりその登録を継続でき
なくなった場合でも他のPOSターミナルに移って登録
を最初からやり直す必要がなくなり、手間を軽減でき
る。また、登録やり直しのために客を待たせることもな
いので、サービス性を向上できる。
【0044】なお、前記一実施の形態では、1つの商品
の登録毎にその商品販売データに対応するトランザクシ
ョンデータを管理サーバ2に送信してトランザクション
ファイル5に蓄積させたが、1取引の中で例えば2つの
商品の登録毎に各商品販売データにそれぞれ対応するト
ランザクションデータをまとめて管理サーバ2に送信す
るようにして、通信回線3のトラフィック量を低減する
ことも可能である。この場合、1取引の登録途中でその
登録を継続できなかった場合に、その直前に登録した商
品についてはトランザクションデータが管理サーバ2に
送信されていないために他のPOSターミナルで再度登
録をやり直さなければならない場合があるが、全ての商
品の登録を最初からやり直す場合と比較してその手間は
わずかであり、手間を簡略化できる効果は奏し得る。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1記載
の発明によれば、ある商品販売登録用端末で途中まで行
なわれた1取引の登録を他の商品販売登録用端末に移し
て継続することができ、登録を最初からやり直す手間を
省略できる商品販売登録データ処理装置を提供できる。
また、本願請求項2記載の発明によれば、他のPOSタ
ーミナルで呼び出された商品販売データや決済された取
引の商品販売データが誤って呼び出されることがなくな
るので、信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態のシステム構成図。
【図2】 図1に示すトランザクションファイルのデー
タ構造図。
【図3】 同実施の形態におけるPOSターミナルの要
部構成を示すブロック図。
【図4】 同POSターミナルのキーボードを示す図。
【図5】 同POSターミナルのRAMに形成する主要
なメモリエリアを示す図。
【図6】 同POSターミナルのCPUが実行するPL
U入力処理の要部を示す流れ図。
【図7】 同POSターミナルのCPUが実行する価格
変更入力処理の要部を示す流れ図。
【図8】 同POSターミナルのCPUが実行する取消
入力処理の要部を示す流れ図。
【図9】 同POSターミナルのCPUが実行する預/
現計入力処理の要部を示す流れ図。
【図10】同POSターミナルのCPUが実行する呼出
入力処理の要部を示す流れ図。
【図11】同実施の形態において管理サーバが実行する
主要な受信処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1A〜1N…POSターミナル(商品販売登録用端末) 2…管理サーバ 3…通信回線 4…商品マスタファイル 5…トランザクションファイル 40…預/現計キー 41…呼出キー 51…取引バッファ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ固有の端末番号が割当て設定さ
    れた複数台の商品販売登録用端末と、データファイルを
    有する管理サーバとを、相互間でデータ伝送自在に接続
    してなり、 前記各商品販売登録用端末に、客買上商品の販売データ
    を登録する商品登録手段と、この商品登録手段により登
    録された商品販売データを1取引分格納する取引バッフ
    ァと、この取引バッファに格納される商品販売データを
    重複することなく当該端末固有の端末番号と1取引毎に
    生成される取引番号とを付して前記管理サーバに送信し
    て当該管理サーバのデータファイルに蓄積させる商品販
    売データ転送手段と、1取引として売上げる客買上商品
    の登録終了を宣言する登録締め手段と、この登録締め手
    段により登録終了が宣言されたことに応じて前記取引バ
    ッファに格納された商品販売データに基づいて1取引を
    決済する決済手段と、他の商品販売登録用端末で登録さ
    れた商品販売データの呼出を指令する呼出指令手段と、
    この呼出指令手段により商品販売データの呼出が指令さ
    れると前記管理サーバのデータファイルに蓄積されてい
    るデータの中からその呼出指令された他の商品販売登録
    用端末の端末番号が付されかつ最新の取引番号が付され
    た商品販売データを一括して呼び出して前記取引バッフ
    ァに格納する他端末登録データ呼出手段とを設けたこと
    を特徴とする商品販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 各商品販売登録用端末に、前記管理サー
    バのデータファイルに蓄積されている商品販売データの
    うち登録締め手段により登録終了が宣言された1取引の
    商品販売データの呼出しを禁止させる呼出禁止制御手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の商品販売登録
    データ処理装置。
JP2000292240A 2000-09-26 2000-09-26 商品販売登録データ処理装置 Pending JP2002099965A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016053911A (ja) * 2014-09-04 2016-04-14 東芝テック株式会社 決済システム及び決済方法

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