JPH05289973A - 入出力制御方式 - Google Patents

入出力制御方式

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JPH05289973A
JPH05289973A JP9517892A JP9517892A JPH05289973A JP H05289973 A JPH05289973 A JP H05289973A JP 9517892 A JP9517892 A JP 9517892A JP 9517892 A JP9517892 A JP 9517892A JP H05289973 A JPH05289973 A JP H05289973A
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JP
Japan
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input
scanning
output
scan
timing
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Pending
Application number
JP9517892A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Kishino
訓明 岸野
Nobuya Arakawa
暢也 荒川
Takeshi Tanaka
健 田中
Fumiaki Mazaki
文聡 真崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセッサが入出力部とのデータ転送をフラ
グ検査方式に従って行なうにつき、スキャンニングを最
適化してプロセッサ及び各入出力部の処理効率を高め
る。 【構成】 無効スキャン発生数メモリ25には、入出力
処理が認めないという無効スキャンの情報を各入出力部
11a〜11c毎に記憶する。スキャンニング割合制御
部24は、所定時間毎にこのメモリ25内の無効スキャ
ン発生数を取り出して、各入出力部11a〜11cにつ
いて現在のスキャンニング割合が妥当であるか否かを判
断し、妥当でない場合にスキャンニング割合を変更させ
る。これにより、スキャンニング割合が常にダイナミッ
クに変更されて最適化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータと入出力
部(外部機器)とのデータ交換のタイミングをフラグ検
査方式に従って調整する入出力制御方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、入出力制御方式として、同期方
式、フラグ検査方式、割込み方式等がある。入出力部側
でいつ入出力の準備が完了するかを予測できず、かつ、
コンピュータ(以下、プロセッサと呼ぶ)による処理の
実行管理を簡単にしたいようなシステムではフラグ検査
方式が採用されることが多い。
【0003】このフラグ検査方式では、入出力部側にフ
ラグと呼ぶフリップフロップを用意する。入出力部は、
入力又は出力の準備が完了すると、このフラグをリセッ
トする。プロセッサ側は、このフラグの値を読み込んで
は0であるか1であるかを検査する作業(スキャンニン
グ)を所定周期で繰返しており、0になったことを確認
するとデータの入力又は出力を行なう。
【0004】一般に、同一のプロセッサとデータ交換す
る入出力部は複数あり、上述したフラグ検査方式は入出
力部が複数の場合にも適用される。ところで、プロセッ
サが行なう処理としては、入出力処理(データ転送処
理)だけでなく、その入出力情報の処理等の他の機能の
処理がある。このように多数の処理を実行する場合、各
機能の処理をタイムシュアリングしながら並行に実行し
なければならない。そのため、タイミングクロックに基
づいて実行する処理を決定している。
【0005】複数の入出力部があるシステムにおいて、
タイミングクロックに基づいて各入出力部のフラグをス
キャンするタイミングを決定する場合において、従来、
各入出力部との間のデータの入出力頻度を考慮したもの
が既に提案されている。
【0006】図2及び図3はこのような入出力制御方式
の説明用の図面であって、図2はシステム構成図、図3
は処理タイミングチャートである。
【0007】なお、以下では、図2に示すように、プロ
セッサ1に対して、3個の入出力部2a〜2cがデータ
バスD、アドレスバスA及びコントロール信号線IO
R、IOWを介して接続されているシステムについて説
明する。また、3個の入出力部2a〜2cに対する入出
力頻度が3:2:1であると予測されたシステムについ
て説明する。
【0008】プロセッサ1は、内蔵するタイミング発生
回路又は外部に設けられたタイミング発生回路が発生し
たタイミングクロックCKに基づいて、行なうべき処理
を決定する。
【0009】例えば、第1番目のタイミングクロックC
K1が生じると、プロセッサ1は、図3に示すように、
このクロックCK1の発生時点からの1クロック周期期
間内で、3個の入出力部2a〜2cに対するスキャンニ
ングを順次行ない、適宜入出力処理を行なう。第2番目
のタイミングクロックCK2が生じると、プロセッサ1
は、図3に示すように、このクロックCK2の発生時点
からの1クロック周期期間内で、入出力部2aに対する
スキャンニングを行ない、適宜入出力処理を行なう。第
3番目のタイミングクロックCK3が生じると、プロセ
ッサ1は、図3に示すように、このクロックCK3の発
生時点からの1クロック周期期間内で、2個の入出力部
2a及び2bに対するスキャンニングを行ない、適宜入
出力処理を行なう。
【0010】以下、同様にして、入出力部2a〜2cに
対する入出力制御として、3クロック周期で1周期を構
成する入出力制御を行なう。
【0011】従って、入出力部2aに対しては1クロッ
ク周期毎に、入出力部2bに対しては3クロック周期に
2回、入出力部2cに対しては3クロック周期毎に入出
力制御を行ない、予測した入出力頻度の割合3:2:1
で各入出力部2a、2b、2cに対する入出力制御を実
行する。
【0012】なお、図3に波状線で示しているように、
プロセッサ1は、各入出力部2a、2b、2cに対する
処理以外の処理も当然に行なう。
【0013】以上のように、従来においては、複数の入
出力部がある場合において、各入出力部のスキャンニン
グ頻度を、各入出力部に対して予測した入出力頻度に応
じて選定して、スキャンニング効率を高めている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、システ
ムによっては各入出力部に対する入出力頻度が頻繁に変
動するものがある。このような変動によって、その入出
力部が要求する入出力頻度がスキャンニング割合と合わ
なくなることが生じる。
【0015】スキャンニング割合が入出力頻度からみて
相対的に高いと、スキャンした際にフラグがセット(入
出力の準備が終了していないことを表す)されているこ
とが多く生じ、すなわち、無効スキャンが多くなってス
キャン自体が無駄となり、スキャン効率が悪い。このこ
とは、プロセッサからみると、スキャンに時間を割いて
いるにも拘らず、入出力処理が実行できない機会が増大
して処理効率が低下することを意味する。
【0016】また、逆に、スキャンニング割合が相対的
に小さくなると、データ転送がスキャンニング毎に実行
されても、入出力部とのデータ転送回数が、その転送回
数に係る時間で入出力部又はプロセッサが必要とする回
数より大幅に少なくなって、入出力情報を転送しきれな
いことも生じていた。
【0017】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、プロセッサが入出力部とのデータ転送をフラ
グ検査方式に従って行なうにつき、スキャンニングを最
適化してプロセッサ及び各入出力部の処理効率を高める
ことができる入出力制御方式を提供しようとするもので
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、コンピュータと1以上の入出力
部との間の入出力処理を、各入出力部に設けられたフラ
グを所定のスキャンニングタイミングでスキャンするこ
とで制御する、フラグ検査方式に従う入出力制御方式に
おいて、以下の手段を設けた。
【0019】すなわち、入出力処理を認めるか否かを表
す最新のスキャン結果の情報を取り込んで各入出力部毎
に記憶するスキャン結果情報記憶手段と、このスキャン
結果情報記憶手段に記憶されているスキャン結果情報に
基づいて、各入出力部について現在のスキャンニング割
合が妥当であるか否かを判断し、妥当でない場合にスキ
ャンニング割合を変更させるスキャンニング割合制御手
段とを設けた。
【0020】
【作用】本発明において、スキャン結果情報記憶手段
は、入出力処理を認めるか否かを表す最新のスキャン結
果の情報を取り込んで各入出力部毎に記憶し、スキャン
ニング割合制御手段は、このスキャン結果情報記憶手段
に記憶されているスキャン結果情報に基づいて、各入出
力部について現在のスキャンニング割合(所定時間当り
のスキャンニング回数)が妥当であるか否かを判断し、
妥当でない場合にスキャンニング割合を変更させる。
【0021】これにより、スキャンニング割合が大きす
ぎて入出力処理に移行できない無効スキャンが多く生じ
ることや、スキャンニング割合が小さすぎて入出力処理
を効率良くできないようなことを未然に防止することが
でき、コンピュータや入出力部の処理効率を高めること
ができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら詳述する。ここで、図1は、この実施例の入出力部に
対するスキャンニング処理に係る構成の機能ブロック図
である。また、図1は、スキャンニング対象の入出力部
(外部機器)が3個の場合を示している。
【0023】図1において、各入出力部11a、11
b、11cに対するスキャンニングを行なう部分は、プ
ロセッサのソフトウェアによって実現されていても良
く、プロセッサ内にハードウェア的に実現されていても
良く、さらに、プロセッサ外部にハードウェア的に実現
されていても良いが、機能的には、タイミング発生部2
0、スキャン要否判定部21、スキャンタイミングメモ
リ22、スキャン実行部23、スキャンニング割合制御
部24及び無効スキャン発生数メモリ25から構成され
ている。
【0024】タイミング発生部20は、予め決められた
時間間隔で基準となるタイミングクロックを発生するも
のである。この時間間隔は、この実施例の場合、全ての
入出力部11a〜11cに対するスキャンニングを実行
できる時間より長く選定されている。
【0025】スキャンタイミングメモリ22は、各入出
力部11a、11b、11cに対するスキャンニング割
合情報を記憶しているものである。
【0026】スキャン要否判定部21は、タイミングク
ロックによってカウント動作するタイミングカウンタを
内蔵している。スキャン要否判定部21は、タイミング
カウンタのカウント値と、スキャンタイミングメモリ2
2に格納されている各入出力部11a、11b、11c
についてのスキャンニング割合情報とを照合して、各入
出力部に対して今回のタイミングクロックから始まる1
クロック周期がスキャンニングのタイミングであるか否
かを決定する。
【0027】例えば、タイミングカウンタとして1〜N
を巡回して繰返すものを適用すると共に、スキャンタイ
ミングメモリ22を1〜Nをアドレスとし、各エリアに
スキャンタイミングであるか(論理「1」)否か(論理
「0」)のデータを格納しておき、今回のカウント値i
をアドレスとしてメモリ22からデータを取り出し、そ
れが論理「1」であればスキャンニングのタイミングと
決定し、論理「0」であればスキャンニングのタイミン
グでないと決定する。
【0028】スキャン実行部23は、スキャン要否判定
部21がスキャンニングのタイミングであると決定した
全ての入出力部11a、11b又は11cに対するスキ
ャンニングを実行するものである。スキャン実行部23
は、スキャンニングの結果、その入出力部のフラグがリ
セットされていると、すなわち入出力が可能な状態にあ
ると、図示しない入出力処理部に入出力処理を実行させ
る。他方、スキャン実行部23は、スキャンニングの結
果、その入出力部のフラグがセットされていると、すな
わち入出力が不可能な状態にあると、無効スキャンであ
ることをスキャンニング割合制御部24に通知する。
【0029】無効スキャン発生数メモリ25は、各入出
力部11a、11b、11cに対する無効スキャン発生
数を記憶しているものである。
【0030】スキャンニング割合制御部24は、無効ス
キャンであることが与えられると、無効スキャン発生数
メモリ25に格納されていたその入出力部についての無
効スキャン発生数をインクリメントする。また、スキャ
ンニング割合制御部24は、所定時間カウンタを内蔵し
ており、例えばタイミング発生部20から出力されたタ
イミングクロック数をカウントして所定時間の計時を繰
返す。スキャンニング割合制御部24は、所定時間の計
時が終了した時点における無効スキャン発生数メモリ2
5に格納されている各入出力部11a、11b、11c
についての無効スキャン発生数を基準値と比較して、今
までのスキャンニング割合(所定時間当りのスキャンニ
ング回数)が妥当であるか否かを判断する。スキャンニ
ング割合制御部24は、妥当であるという判断結果を得
た入出力部に対しては、スキャンタイミングメモリ22
の格納内容(スキャンニング割合)を変更しない。他
方、スキャンニング割合制御部24は、今までのスキャ
ンニング割合が大きい、又は、小さいという結果を得た
入出力部に対しては、スキャンタイミングメモリ22の
格納内容をその判断結果に応じて変更する。
【0031】例えば、タイミングカウンタとして1〜N
を巡回して繰返すものを適用すると共に、スキャンタイ
ミングメモリ22を1〜Nをアドレスとし、各エリアに
スキャンタイミングであるか(論理「1」)否か(論理
「0」)のデータを格納している場合であると、論理
「1」の数が増加してスキャンニング割合を高めたり、
論理「1」の数が減少してスキャンニング割合を低めた
りする。なお、この際、論理「1」及び「0」をできる
だけ混在させるようにする。
【0032】図4は、以上の各部より構成されたこの実
施例におけるスキャンニング処理の一連の流れを示すも
のである。また、全ての入出力部に対する処理がほぼ並
行して実行されるが、図4は、ある1個の入出力部(以
下の説明においては11aとする)に対するスキャンニ
ング処理を取り出して示している。
【0033】タイミングクロックが発生すると、スキャ
ン要否判定部21はタイミングカウンタをカウントアッ
プした後、タイミングカウンタのカウント値とスキャン
タイミングメモリ22の入出力部11aに対する値とを
照合する(ステップ100〜102)。
【0034】この照合でスキャンニングタイミングでな
いという結果を得ると、スキャンニング処理を直ちに終
了して他の処理に進む(ステップ103)。他方、この
照合でスキャンニングのタイミングという結果を得る
と、スキャン要否判定部21は、スキャン実行部24に
実行指示を与えて入出力部11aに対するスキャンを実
行させる(ステップ104)。
【0035】スキャン実行部24は入出力部11aに対
するスキャンを実行して得られたフラグの内容に基づい
て、今回のスキャンが有効なスキャンか無効なスキャン
かを、すなわち、入出力処理を実行して良いか否かを判
断する(ステップ105)。
【0036】有効スキャンであると、図示しない入出力
処理部が入出力部11aとの入出力処理を実行し、その
後スキャンニング処理を終了して他の処理に進む(ステ
ップ106、103)。無効スキャンであると、スキャ
ン実行部23は無効スキャンであることをスキャンニン
グ割合制御部24に与え、スキャンニング割合制御部2
4は入出力部11aについての無効スキャン発生数メモ
リ25内の値(無効スキャン発生数)をインクリメント
する(ステップ107)。
【0037】スキャンニング割合制御部24は、その後
内蔵する所定時間計数カウンタの内容に基づいて、スキ
ャンニング割合の見直しタイミングであるか否かを判断
する(ステップ108)。
【0038】見直しタイミングでないと、スキャンニン
グ処理を終了して他の処理に進む(ステップ103)。
他方、見直しタイミングであると、スキャンニング割合
制御部24は、無効スキャン発生数メモリ25から入出
力部11aについての無効スキャン発生数を取り出した
後メモリ25の無効スキャン発生数を0に戻し、その後
取り出した無効スキャン発生数を大小の基準値と比較し
て今までのスキャンニング割合の妥当性を判断する(ス
テップ109、110)。
【0039】なお、無効スキャン発生数の取出しを所定
時間毎に行なっているので、スキャンニング割合が妥当
な場合には無効スキャン発生数はほぼある程度小さい値
になる。今までのスキャンニング割合が大きすぎると、
無効スキャンが頻繁に生じて取り出した無効スキャン発
生数は大きな値となる。逆に、今までのスキャンニング
割合が少なすぎると、無効スキャンは希にしか生じず取
り出した無効スキャン発生数はごく小さな値となる。
【0040】上述した判断で無効スキャン発生数が大小
の基準値の中間の値であるという結果を得ると、スキャ
ンニング処理を終了して他の処理に進む(ステップ10
3)。無効スキャン発生数が大きい方の基準値以上の値
であると、スキャンニング割合制御部24は、スキャン
タイミングメモリ22の入出力部11aについてのスキ
ャンニング割合を今までより高めるように変更し、逆
に、無効スキャン発生数が小さい方の基準値以下の値で
あると、スキャンニング割合制御部24は、スキャンタ
イミングメモリ22の入出力部11aについてのスキャ
ンニング割合を今までより小さくなるように変更した
後、スキャンニング処理を終了して他の処理に進む(ス
テップ111、103)。
【0041】スキャンタイミングメモリ22の内容が変
更された場合には、この内容が次に変更されるまでは、
この内容が規定するスキャンニング割合で入出力部11
aに対するスキャンニングが実行される。
【0042】以上のように、上記実施例によれば、各入
出力部に対するスキャンニング割合を固定せずに、直前
所定時間内のスキャン結果に基づいて、スキャンニング
割合を見直して必要ならばスキャンニング割合を変更す
るようにしたので、常に最適なスキャンニング割合によ
って各入出力部をスキャンすることができ、スキャン効
率が良好になって、プロセッサ及び入出力部双方の処理
効率を向上させることができる。
【0043】なお、上記実施例においては、所定時間内
の無効スキャン発生数によってスキャンニング割合を見
直すものを示したが、見直し方法はこれに限定されるも
のではない。要は、最新の1以上のスキャン結果を利用
して見直すものであれば良い。例えば、無効スキャンが
所定回数(a回)連続した場合にはスキャンニング割合
を低め、有効スキャンが所定回数(b回:b>a)連続
した場合にはスキャンニング割合を高めるするように制
御しても良い。
【0044】また、上記実施例のように、所定時間内の
無効スキャン発生数によってスキャンニング割合を見直
すものであっても、その数の大小によってスキャンニン
グ割合の可変量を切り替えるようにしても良い。
【0045】さらに、上記実施例のようにしてスキャン
ニング割合(スキャンタイミングメモリ22の格納内
容)を変更する際に、スキャンニング割合の見直しに供
する基準値をも適宜変更するようにしても良い。
【0046】さらにまた、スキャンの要否を判定するた
めにスキャンタイミングメモリ22に格納する情報の形
式は上記実施例の説明のものに限定されず、また、スキ
ャン要否判定部21の判定の仕方もその情報の形式によ
って変更される。
【0047】上記実施例においては、制御対象の入出力
部が3個のものを示したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、入出力部は1個以上あれば本発明の入出
力制御方式を適用できる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、入出力
処理を認めるか否かを表す最新のスキャン結果の情報を
取り込んで各入出力部毎に記憶するスキャン結果情報記
憶手段と、このスキャン結果情報記憶手段に記憶されて
いるスキャン結果情報に基づいて、各入出力部につい
て、現在のスキャンニング割合が妥当であるか否かを判
断し、妥当でない場合にスキャンニング割合を変更させ
るスキャンニング割合制御手段とを設けたので、常に最
適なスキャンニング割合によって各入出力部をスキャン
することができ、スキャン効率が良好になって、プロセ
ッサ及び入出力部の処理効率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】従来のフラグ検査方式に従う入出力制御方式を
説明するためのシステム構成図である。
【図3】従来のフラグ検査方式に従う入出力制御方式の
スキャンニングタイミングの説明図である。
【図4】上記実施例によるスキャンニング処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
11a〜11c…入出力部、20…タイミング発生部、
21…スキャン要否判定部、22…スキャンタイミング
メモリ、23…スキャン実行部、24…スキャンニング
割合制御部、25…無効スキャン発生数メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真崎 文聡 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータと1以上の入出力部との間
    の入出力処理を、各入出力部に設けられたフラグを所定
    のスキャンニング割合でスキャンすることで制御する、
    フラグ検査方式に従う入出力制御方式において、 入出力処理を認めるか否かを表す最新のスキャン結果の
    情報を取り込んで各入出力部毎に記憶するスキャン結果
    情報記憶手段と、 このスキャン結果情報記憶手段に記憶されているスキャ
    ン結果情報に基づいて、各入出力部について、現在のス
    キャンニング割合が妥当であるか否かを判断し、妥当で
    ない場合にスキャンニング割合を変更させるスキャンニ
    ング割合制御手段とを設けたことを特徴とする入出力制
    御方式。
JP9517892A 1992-04-15 1992-04-15 入出力制御方式 Pending JPH05289973A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9517892A JPH05289973A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 入出力制御方式

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JP9517892A JPH05289973A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 入出力制御方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010231813A (ja) * 2010-07-05 2010-10-14 Fujitsu Component Ltd 入力装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010231813A (ja) * 2010-07-05 2010-10-14 Fujitsu Component Ltd 入力装置

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