JPH1091431A - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
- Publication number
- JPH1091431A JPH1091431A JP26560896A JP26560896A JPH1091431A JP H1091431 A JPH1091431 A JP H1091431A JP 26560896 A JP26560896 A JP 26560896A JP 26560896 A JP26560896 A JP 26560896A JP H1091431 A JPH1091431 A JP H1091431A
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- JP
- Japan
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- wait time
- cpu
- waiting time
- data processing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CPUの動作クロックの周波数に関係なく所
定のウェイト時間を実現できる制御回路を備えたデータ
処理装置を提供する。 【解決手段】 メモリに記憶されたプログラム命令に基
づいてプログラムを実行するCPUを備えたデータ処理
装置において、プログラム命令を記憶しておくプログラ
ムメモリ1と、プログラムメモリ1に記憶されているプ
ログラム命令に基づいてプログラムを実行するCPU2
と、ウェイト時間を設定するウェイト時間レジスタ3
と、CPU2からアクセスがあったとき、ウェイト時間
レジスタ3に設定されたウェイト時間をCPU2の動作
クロックとは独立したクロックによって計数し、上記ウ
ェイト時間に達するとCPU2に対しREADY信号を
出力するウェイト時間カウンタ4とを備えた。
定のウェイト時間を実現できる制御回路を備えたデータ
処理装置を提供する。 【解決手段】 メモリに記憶されたプログラム命令に基
づいてプログラムを実行するCPUを備えたデータ処理
装置において、プログラム命令を記憶しておくプログラ
ムメモリ1と、プログラムメモリ1に記憶されているプ
ログラム命令に基づいてプログラムを実行するCPU2
と、ウェイト時間を設定するウェイト時間レジスタ3
と、CPU2からアクセスがあったとき、ウェイト時間
レジスタ3に設定されたウェイト時間をCPU2の動作
クロックとは独立したクロックによって計数し、上記ウ
ェイト時間に達するとCPU2に対しREADY信号を
出力するウェイト時間カウンタ4とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ、ディジタル複写機、ファクシミリ装置など、C
PU(マイクロプロセッサ)を用いたデータ処理装置に
係り、特にプログラムに基づいたCPU実行時のウェイ
ト時間をCPUの動作クロックの周波数に無関係に得る
ことができる制御回路を備えたデータ処理装置に関する
ものである。
ュータ、ディジタル複写機、ファクシミリ装置など、C
PU(マイクロプロセッサ)を用いたデータ処理装置に
係り、特にプログラムに基づいたCPU実行時のウェイ
ト時間をCPUの動作クロックの周波数に無関係に得る
ことができる制御回路を備えたデータ処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、CPUを備えたデータ処理装置
においては、各種処理及び制御動作を行う過程で、入出
力装置の制御などのために所定の待ち(ウェイト)時間
を必要とする場合がある。このようなウェイト時間を得
る方法として、所定の命令を所定回数くり返す方法があ
るが、この方法では、CPUの種類や動作クロックの周
波数が変更される度毎に上記のくり返しの回数を変更し
なければならないという問題がある。そのため、特開平
4−7739号公報に示された命令実行時間制御方式で
は、CPUの動作クロックに関係なくウェイト時間が一
定のレジスタをキャッシュメモリに取り込まない領域に
定義し、上記レジスタの内容を読み取るリード命令をく
り返すことにより所定のウェイト時間を確保するように
している。
においては、各種処理及び制御動作を行う過程で、入出
力装置の制御などのために所定の待ち(ウェイト)時間
を必要とする場合がある。このようなウェイト時間を得
る方法として、所定の命令を所定回数くり返す方法があ
るが、この方法では、CPUの種類や動作クロックの周
波数が変更される度毎に上記のくり返しの回数を変更し
なければならないという問題がある。そのため、特開平
4−7739号公報に示された命令実行時間制御方式で
は、CPUの動作クロックに関係なくウェイト時間が一
定のレジスタをキャッシュメモリに取り込まない領域に
定義し、上記レジスタの内容を読み取るリード命令をく
り返すことにより所定のウェイト時間を確保するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平4−7739号公報に示された命令実行時間制御
方式においては、どのようにしてCPUの動作クロック
の周期に比べ充分に長い一定のウェイト時間を得るのか
について何ら提示されていない。この公報に開示の技術
では、もしも、上記ウェイト時間が充分に長くないなら
ば、得られるウェイト時間はCPUの動作クロックの周
期、つまり上記クロックの周波数の影響を受けてしまう
ことになる。本発明の課題は、上記のような従来の技術
の問題を解決し、リード命令を繰り返すことなく、CP
Uの動作クロックの周波数に関係なく所定のウェイト時
間を得ることができるデータ処理装置を提供することに
ある。
特開平4−7739号公報に示された命令実行時間制御
方式においては、どのようにしてCPUの動作クロック
の周期に比べ充分に長い一定のウェイト時間を得るのか
について何ら提示されていない。この公報に開示の技術
では、もしも、上記ウェイト時間が充分に長くないなら
ば、得られるウェイト時間はCPUの動作クロックの周
期、つまり上記クロックの周波数の影響を受けてしまう
ことになる。本発明の課題は、上記のような従来の技術
の問題を解決し、リード命令を繰り返すことなく、CP
Uの動作クロックの周波数に関係なく所定のウェイト時
間を得ることができるデータ処理装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、メモリに記憶されたプロ
グラム命令に基づいてプログラムを実行するCPUを備
えたデータ処理装置において、プログラム命令を記憶し
ておくプログラムメモリと、このプログラムメモリに記
憶されているプログラム命令に基づいてプログラムを実
行するCPUと、ウェイト時間を設定するウェイト時間
レジスタと、前記CPUからアクセスがあったとき、前
記ウェイト時間レジスタに設定されたウェイト時間を前
記CPUの動作クロックとは独立したクロックによって
計数し、前記ウェイト時間に達するとCPUに対しRE
ADY信号を出力するウェイト時間カウンタとを備えた
ことにより、二つのプログラム命令によりCPUの動作
クロックとは無関係に、所望のウェイト時間が得られる
ようにした。また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の発明において、前記CPUがウェイト時間レジス
タへのウェイト時間の書き込みを行うと、前記ウェイト
時間カウンタがその書き込みを認知して前記ウェイト時
間の計数を直ちに開始するように構成したことにより、
一つのプログラム命令により、CPUの動作クロックと
は無関係に、所望のウェイト時間が得られるようにし
た。また、請求項3記載の発明では、請求項1又は2記
載の発明において、ウェイト時間カウンタが割り込みの
発生を監視する割込み監視手段を備え、ウェイト動作
中、すなわち前記ウェイト時間の計数動作中に割込みの
発生を認知した場合には、ウェイト動作を直ちに中断
し、その旨を前記CPUに通知するように構成したこと
により、ウェイト動作中に割込み要求が発生すれば、ウ
ェイト動作を中断し、割込み処理を行うようにした。
めに、請求項1記載の発明は、メモリに記憶されたプロ
グラム命令に基づいてプログラムを実行するCPUを備
えたデータ処理装置において、プログラム命令を記憶し
ておくプログラムメモリと、このプログラムメモリに記
憶されているプログラム命令に基づいてプログラムを実
行するCPUと、ウェイト時間を設定するウェイト時間
レジスタと、前記CPUからアクセスがあったとき、前
記ウェイト時間レジスタに設定されたウェイト時間を前
記CPUの動作クロックとは独立したクロックによって
計数し、前記ウェイト時間に達するとCPUに対しRE
ADY信号を出力するウェイト時間カウンタとを備えた
ことにより、二つのプログラム命令によりCPUの動作
クロックとは無関係に、所望のウェイト時間が得られる
ようにした。また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の発明において、前記CPUがウェイト時間レジス
タへのウェイト時間の書き込みを行うと、前記ウェイト
時間カウンタがその書き込みを認知して前記ウェイト時
間の計数を直ちに開始するように構成したことにより、
一つのプログラム命令により、CPUの動作クロックと
は無関係に、所望のウェイト時間が得られるようにし
た。また、請求項3記載の発明では、請求項1又は2記
載の発明において、ウェイト時間カウンタが割り込みの
発生を監視する割込み監視手段を備え、ウェイト動作
中、すなわち前記ウェイト時間の計数動作中に割込みの
発生を認知した場合には、ウェイト動作を直ちに中断
し、その旨を前記CPUに通知するように構成したこと
により、ウェイト動作中に割込み要求が発生すれば、ウ
ェイト動作を中断し、割込み処理を行うようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るデータ
処理装置の第1の実施の形態における主要部の構成を示
すブロック図である。同図に示すように、第1の実施の
形態のデータ処理装置は、一連のプログラム命令を記憶
しておくプログラムメモリ1と、このプログラムメモリ
1に記憶されているプログラム命令に基づいてプログラ
ムを実行するCPU(マイクロプロセッサ)2と、ウェ
イト時間を設定するウェイト時間レジスタ3と、上記C
PU2からアクセスがあったとき、上記ウェイト時間レ
ジスタ3に設定されたウェイト時間を計数し上記ウェイ
ト時間に達するとCPU2に対しREADY信号を出力
するウェイト時間カウンタ4とを備えている。図2に本
発明に係るデータ処理装置の第1の実施の形態における
タイミングチャートを、図3に第1の実施の形態におけ
る動作フローを示す。また、図4に各実施の形態に共通
のタイミングチャートを示す。CPU2のバスサイクル
は、図4に示すように、CPU2がAS(アドレススト
ロープ)信号と共にアドレス信号をアドレスバスに出力
することから始まり、上記アドレス信号によりアドレッ
シングされたメモリやI/OポートがCPU2へREA
DY信号を返すことで終了する。
を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るデータ
処理装置の第1の実施の形態における主要部の構成を示
すブロック図である。同図に示すように、第1の実施の
形態のデータ処理装置は、一連のプログラム命令を記憶
しておくプログラムメモリ1と、このプログラムメモリ
1に記憶されているプログラム命令に基づいてプログラ
ムを実行するCPU(マイクロプロセッサ)2と、ウェ
イト時間を設定するウェイト時間レジスタ3と、上記C
PU2からアクセスがあったとき、上記ウェイト時間レ
ジスタ3に設定されたウェイト時間を計数し上記ウェイ
ト時間に達するとCPU2に対しREADY信号を出力
するウェイト時間カウンタ4とを備えている。図2に本
発明に係るデータ処理装置の第1の実施の形態における
タイミングチャートを、図3に第1の実施の形態におけ
る動作フローを示す。また、図4に各実施の形態に共通
のタイミングチャートを示す。CPU2のバスサイクル
は、図4に示すように、CPU2がAS(アドレススト
ロープ)信号と共にアドレス信号をアドレスバスに出力
することから始まり、上記アドレス信号によりアドレッ
シングされたメモリやI/OポートがCPU2へREA
DY信号を返すことで終了する。
【0006】本発明の第1の実施の形態では、図4に示
すようなバスサイクルが終了する毎に、CPU2はプロ
グラムメモリ1より、ウェイト時間レジスタ3(I/O
ポート1)にウェイト時間、つまりカウント数Nを書き
込むライト命令を取得する。その後、図3のフローを実
行し、CPU2は次のバスサイクルでAS信号と共にI
/Oポート1を示すアドレス信号を出力することにより
(図2参照)ウェイト時間レジスタ3にカウント数Nを
書き込む(S1)。この書き込みが終了すると、ウェイ
ト時間レジスタ3はCPU2へREADY信号を返して
このバスサイクルを終了させる。続いて、CPU2はウ
ェイト時間カウンタ4(I/Oポート2)に対し次の命
令、例えばリード命令を出す(S2)。そうすると、ウ
ェイト時間カウンタ4はウェイト時間レジスタ3に設定
されたカウント数Nを自らに設定する動作を実行し、引
き続きカウント数をNから1づつ減らすカウントダウン
を実行する(図2参照)。そして、ウェイト時間カウン
タ4の値が0になったとき、CPU2に対しREADY
信号を出す(図2参照)。なお、このカウントダウンの
ためのクロックには、CPU2の動作クロックとは独立
したクロックが用いられる。このように、第1の実施の
形態によれば、従来のようにリード命令を繰り返すこと
なく、CPU2の動作クロックの周波数とは無関係に、
所望のウェイト時間で一つの命令の実行が完了(REA
DY信号の送出)するような命令によったプログラミン
グが可能になる。
すようなバスサイクルが終了する毎に、CPU2はプロ
グラムメモリ1より、ウェイト時間レジスタ3(I/O
ポート1)にウェイト時間、つまりカウント数Nを書き
込むライト命令を取得する。その後、図3のフローを実
行し、CPU2は次のバスサイクルでAS信号と共にI
/Oポート1を示すアドレス信号を出力することにより
(図2参照)ウェイト時間レジスタ3にカウント数Nを
書き込む(S1)。この書き込みが終了すると、ウェイ
ト時間レジスタ3はCPU2へREADY信号を返して
このバスサイクルを終了させる。続いて、CPU2はウ
ェイト時間カウンタ4(I/Oポート2)に対し次の命
令、例えばリード命令を出す(S2)。そうすると、ウ
ェイト時間カウンタ4はウェイト時間レジスタ3に設定
されたカウント数Nを自らに設定する動作を実行し、引
き続きカウント数をNから1づつ減らすカウントダウン
を実行する(図2参照)。そして、ウェイト時間カウン
タ4の値が0になったとき、CPU2に対しREADY
信号を出す(図2参照)。なお、このカウントダウンの
ためのクロックには、CPU2の動作クロックとは独立
したクロックが用いられる。このように、第1の実施の
形態によれば、従来のようにリード命令を繰り返すこと
なく、CPU2の動作クロックの周波数とは無関係に、
所望のウェイト時間で一つの命令の実行が完了(REA
DY信号の送出)するような命令によったプログラミン
グが可能になる。
【0007】図5は本発明に係るデータ処理装置の第2
の実施の形態における主要部の構成を示すをブロック図
である。この第2の実施の形態のウェイト時間レジスタ
3とウェイト時間カウンタ4は共通のI/Oポートを有
している。そして、第1の実施の形態ではウェイト時間
レジスタ3に対するI/O命令(S1)を出した後、ウ
ェイト時間カウンタ4に対するI/O命令(S2)を出
すというように、CPU2は2回のI/O命令を必要と
していたのを、図6に示すように、1回のI/O命令
(S11)だけで実現している。つまり、CPU2が共通
のI/Oポートに対してカウント数Nを書き込んだと
き、上記I/OポートからCPU2に対して直ちにRE
ADY信号を出さずに、ウェイト時間レジスタ3はウェ
イト時間カウンタ4に対してカウント開始を指示する。
そうすると、ウェイト時間カウンタ4はウェイト時間レ
ジスタ3からカウント数Nを取得し、そのカウント数N
から1づつ減じるカウントダウンを開始する。そして、
ウェイト時間カウンタ4の値が0になると、CPU2に
対しREADY信号を出す。このように第2の実施の形
態によれば、一つのI/O命令を出すだけのプログラム
で所望のウェイト時間を実現することができる。
の実施の形態における主要部の構成を示すをブロック図
である。この第2の実施の形態のウェイト時間レジスタ
3とウェイト時間カウンタ4は共通のI/Oポートを有
している。そして、第1の実施の形態ではウェイト時間
レジスタ3に対するI/O命令(S1)を出した後、ウ
ェイト時間カウンタ4に対するI/O命令(S2)を出
すというように、CPU2は2回のI/O命令を必要と
していたのを、図6に示すように、1回のI/O命令
(S11)だけで実現している。つまり、CPU2が共通
のI/Oポートに対してカウント数Nを書き込んだと
き、上記I/OポートからCPU2に対して直ちにRE
ADY信号を出さずに、ウェイト時間レジスタ3はウェ
イト時間カウンタ4に対してカウント開始を指示する。
そうすると、ウェイト時間カウンタ4はウェイト時間レ
ジスタ3からカウント数Nを取得し、そのカウント数N
から1づつ減じるカウントダウンを開始する。そして、
ウェイト時間カウンタ4の値が0になると、CPU2に
対しREADY信号を出す。このように第2の実施の形
態によれば、一つのI/O命令を出すだけのプログラム
で所望のウェイト時間を実現することができる。
【0008】図7は本発明の第3の実施の形態のデータ
処理装置における主要部の構成を示すブロック図、図8
は第3の実施の形態における動作フロー図である。この
実施の形態のウェイト時間カウンタ4aは内部に割込み
監視部6を備え、入出力装置5からの割込みの発生を監
視する。そして、割込みの発生を認知すると、ウェイト
動作を中断し、その旨をCPU2に通知する。以下、図
8などにより、この第3の実施の形態の動作を説明す
る。まず、CPU2によりウェイト時間レジスタ3(I
/Oポート1)にカウント数Nが書き込まれる(S2
1)。続いて、CPU2はウェイト時間カウンタ4a
(I/Oポート2)にリード命令を出し、ウェイトを開
始し、ウェイト時間カウンタ4aはカウント数Nの計数
を開始する(S22)。こうして、ウェイト時間カウン
タ4aのカウントダウンが実行されているときに、入出
力装置5からウェイト時間カウンタ4aに割込みが入っ
たとする。そうすると、ウェイト時間カウンタ4a内の
割込み監視手段6がこの割込みを認知し、それによりウ
ェイト時間カウンタ4aはウェイト動作(カウントダウ
ン)を中断し、CPU2にREADY信号を返し割込み
により中断した旨をCPU2に通知する(S23)。C
PU2は上記の通知を受けると入出力装置5からの割込
み要求を受け付け、割込み処理を実行する(S24)。
そして、割込み処理が終了すると、再びI/Oポート2
にアクセスする。こうして、ウェイト時間カウンタ4a
はカウントダウンを再開し、カウントを終了するとRE
ADY信号を返す(S25)。このように、第3の実施
の形態によれば、ウェイト時間カウンタ4aがウェイト
動作中であっても、そのとき発生した割込み要求がCP
U2によって受け付けられるので、リアルタイム処理が
可能になる。
処理装置における主要部の構成を示すブロック図、図8
は第3の実施の形態における動作フロー図である。この
実施の形態のウェイト時間カウンタ4aは内部に割込み
監視部6を備え、入出力装置5からの割込みの発生を監
視する。そして、割込みの発生を認知すると、ウェイト
動作を中断し、その旨をCPU2に通知する。以下、図
8などにより、この第3の実施の形態の動作を説明す
る。まず、CPU2によりウェイト時間レジスタ3(I
/Oポート1)にカウント数Nが書き込まれる(S2
1)。続いて、CPU2はウェイト時間カウンタ4a
(I/Oポート2)にリード命令を出し、ウェイトを開
始し、ウェイト時間カウンタ4aはカウント数Nの計数
を開始する(S22)。こうして、ウェイト時間カウン
タ4aのカウントダウンが実行されているときに、入出
力装置5からウェイト時間カウンタ4aに割込みが入っ
たとする。そうすると、ウェイト時間カウンタ4a内の
割込み監視手段6がこの割込みを認知し、それによりウ
ェイト時間カウンタ4aはウェイト動作(カウントダウ
ン)を中断し、CPU2にREADY信号を返し割込み
により中断した旨をCPU2に通知する(S23)。C
PU2は上記の通知を受けると入出力装置5からの割込
み要求を受け付け、割込み処理を実行する(S24)。
そして、割込み処理が終了すると、再びI/Oポート2
にアクセスする。こうして、ウェイト時間カウンタ4a
はカウントダウンを再開し、カウントを終了するとRE
ADY信号を返す(S25)。このように、第3の実施
の形態によれば、ウェイト時間カウンタ4aがウェイト
動作中であっても、そのとき発生した割込み要求がCP
U2によって受け付けられるので、リアルタイム処理が
可能になる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、二つのプログラム命令により、CPUの動作ク
ロックとは無関係に、所望のウェイト時間を得ることが
できるので、所望のウェイト時間が簡単に得られ、且つ
CPUの種類や動作クロックが変更になっても同一ウェ
イト時間を維持するための変更作業を行う必要がない。
また、請求項2記載の発明では、一つのプログラム命令
により、CPUの動作クロックとは無関係に、所望のウ
ェイト時間が得られるので、所望のウェイト時間をさら
に簡単に得ることができ、且つCPUの種類や動作クロ
ックが変更になっても同一ウェイト時間を維持するため
の変更作業を行う必要がない。また、請求項3記載の発
明では、上記の効果に加え、ウェイト動作中に割込み要
求が発生すれば、ウェイト動作を中断し、割込み処理が
行われるので、リアルタイム処理が可能になる。
明では、二つのプログラム命令により、CPUの動作ク
ロックとは無関係に、所望のウェイト時間を得ることが
できるので、所望のウェイト時間が簡単に得られ、且つ
CPUの種類や動作クロックが変更になっても同一ウェ
イト時間を維持するための変更作業を行う必要がない。
また、請求項2記載の発明では、一つのプログラム命令
により、CPUの動作クロックとは無関係に、所望のウ
ェイト時間が得られるので、所望のウェイト時間をさら
に簡単に得ることができ、且つCPUの種類や動作クロ
ックが変更になっても同一ウェイト時間を維持するため
の変更作業を行う必要がない。また、請求項3記載の発
明では、上記の効果に加え、ウェイト動作中に割込み要
求が発生すれば、ウェイト動作を中断し、割込み処理が
行われるので、リアルタイム処理が可能になる。
【図1】本発明に係るデータ処理装置の第1の実施の形
態における主要部の構成を示すブロック図である。
態における主要部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るデータ処理装置の第1の実施の形
態におけるタイミングチャートである。
態におけるタイミングチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理
装置要部の動作内容を示すフロー図である。
装置要部の動作内容を示すフロー図である。
【図4】本発明の各実施の形態に共通のタイミングチャ
ート図である。
ート図である。
【図5】本発明に係るデータ処理装置の第2の実施の形
態における主要部の構成を示すブロック図である。
態における主要部の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるデータ処理
装置要部の動作内容を示すフロー図である。
装置要部の動作内容を示すフロー図である。
【図7】本発明に係るデータ処理装置の第3の実施の形
態における主要部の構成を示すブロック図である。
態における主要部の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態におけるデータ処理
装置要部の動作内容を示すフロー図である。
装置要部の動作内容を示すフロー図である。
1 プログラムメモリ、2 CPU(マイクロプロセッ
サ)、3 ウエイト時間レジスタ、4 ウエイト時間カ
ウンタ、5 入出力装置、6 割込み監視部。
サ)、3 ウエイト時間レジスタ、4 ウエイト時間カ
ウンタ、5 入出力装置、6 割込み監視部。
Claims (3)
- 【請求項1】 メモリに記憶されたプログラム命令に基
づいてプログラムを実行するCPUを備えたデータ処理
装置において、プログラム命令を記憶しておくプログラ
ムメモリと、このプログラムメモリに記憶されているプ
ログラム命令に基づいてプログラムを実行するCPU
と、ウェイト時間を設定するウェイト時間レジスタと、
前記CPUからアクセスがあったとき、前記ウェイト時
間レジスタに設定されたウェイト時間を前記CPUの動
作クロックとは独立したクロックによって計数し、前記
ウェイト時間に達するとCPUに対しREADY信号を
出力するウェイト時間カウンタとを備えたことを特徴と
するデータ処理装置。 - 【請求項2】 前記ウェイト時間カウンタは、前記CP
Uが上記ウェイト時間レジスタへのウェイト時間の書き
込みを行うと、それを認知して直ちに前記ウェイト時間
の計数を開始する機能を有することを特徴とする請求項
1記載のデータ処理装置。 - 【請求項3】 前記ウェイト時間カウンタは、割込みの
発生を監視する割込み監視手段を備え、前記ウェイト時
間の計数動作中に割込みの発生を認知すると、その計数
動作を中断し、その旨を前記CPUに通知することを特
徴とする請求項1又は2記載のデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26560896A JPH1091431A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26560896A JPH1091431A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1091431A true JPH1091431A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17419505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26560896A Pending JPH1091431A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1091431A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010525436A (ja) * | 2007-04-17 | 2010-07-22 | エックスモス リミテッド | 時限ポート |
-
1996
- 1996-09-13 JP JP26560896A patent/JPH1091431A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010525436A (ja) * | 2007-04-17 | 2010-07-22 | エックスモス リミテッド | 時限ポート |
KR101486027B1 (ko) * | 2007-04-17 | 2015-01-28 | 엑스모스 엘티디 | 타이밍 포트 |
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