JPH0528969U - プリント基板テストフイクスチヤー用インターフエイスボード - Google Patents

プリント基板テストフイクスチヤー用インターフエイスボード

Info

Publication number
JPH0528969U
JPH0528969U JP4369791U JP4369791U JPH0528969U JP H0528969 U JPH0528969 U JP H0528969U JP 4369791 U JP4369791 U JP 4369791U JP 4369791 U JP4369791 U JP 4369791U JP H0528969 U JPH0528969 U JP H0528969U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wrapping
board
pins
interface board
printed circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4369791U
Other languages
English (en)
Inventor
裕士 神崎
Original Assignee
オーガツト インコーポレイテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オーガツト インコーポレイテツド filed Critical オーガツト インコーポレイテツド
Priority to JP4369791U priority Critical patent/JPH0528969U/ja
Publication of JPH0528969U publication Critical patent/JPH0528969U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ツイストペアワイヤ等を用いて高速にデータ
を転送し、かつその接続作業を容易とする。 【構成】 プリント基板6のテストに使用するテストフ
ィクスチャー10の支持ボード20の下方にインターフ
ェイスボード30が配設される。多数のラッピングピン
35,40はインターフェイスボード30上に複数列に
並んで配設され、そのうち1ないし数列間隔毎の列を構
成するラツピングピン40が各列毎に互いに電気接続さ
れてグラウンド用ラッピングピン列を構成する。残りの
ラッピングピン35は、その下部がインターフェイスボ
ードを貫通して下面側に突出するコンタクト部を形成し
てシグナル用ラッピングピン列を構成する。これら全て
のラッピングピン35,40は、インターフェイスボー
ド30の上面から上方に突出してワイヤのラッピング接
続を行わせるラッピング部を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリント基板のメモリ部品へのデータ書き込みや、プリント基板の 作動テスト等に用いられるプリント基板テストフィクスチャーに関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなテストフィクスチャー50の一例を図1に示している。このテスト フィクスチャー50上にはテスト対象となるプリント基板6が載置されるように なっており、このようにプリント基板6を載置させた状態で、このテストフイク スチャー50はテスト用コンピュータ1の載置台4上に取り付けられる。 テスト用コンピュータ1は、ディスプレー2およびキーボード3を有しており 、このコンピュータ1によりテストフィクスチャー50を介してプリント基板6 上の電子部品の一つであるROMへのデータの書き込み、その内容確認および各 電子部品7の作動確認等が行われる。
【0003】 このため、プリント基板6上の各電子部品7の端子はテストフィクスチャー5 0を介してコンピュータ1を構成する載置台4のコンタクト4aと電気接続され るようになっている。この電気接続を可能にするため、テストフィクスチャー5 0は、図9に示すように、ケース51内に支持ボード60とインターフェイスボ ード55とを配設して構成されている。 支持ボード60は、フレーム64を介してケース61に固定された固定ボード 65と、ダイヤフラム61を介してケース61に取り付けられた可動ボード62 とから構成され、可動ボード62上に図示のようにプリント基板6が載置される 。通常は可動ボード62はバネ63により押し上げられて図9のような状態にあ るが、両ボード62,65、ダイヤフラム61およびフレーム64により囲まれ た空間60aはケース51の外側面に取り付けられた吸引ポート52と連通して おり、この吸引ポート52から空間60a内の空気を吸引することにより、可動 ボード62を図10に示すように下動させることができるようになっている。
【0004】 固定ボード65には、ポゴ(POGO)ピン(登録商標)と称される複数のフローブ ピン26が固定されており、そのコンタクト端子27は可動ボード62に形成さ れた貫通孔62aを通って、プリント基板6に取り付けられた電子部品7のリー ド端子7aと対向している。なお、このプローブピン26は、例えば、図4に示 すように、中空の本体28と、この本体内に軸方向に移動自在に挿入されたコン タクト端子27と、本体28内に配設されコンタクト端子27をボール29aを 介して外方に押圧するバネ29bとからなり、本体28の一端にラッピング部2 8aが形成されている。
【0005】 インターフェイスボード55には、複数のシグナルピン56が固定されている 。各シグナルピン56は、下端がインターフェイスボード55の下面から下方に 突出してテスト用コンピュータ1の載置台4のコンタクト4aに当接するコンタ クト部56aを形成し、上端がインターフェイスボード55の上面から上方に突 出してラッピング部56bを形成している。なお、これら複数のシグナルピン5 6は、図11に示すように、複数の列に整列して取り付けられている。 そして、このシグナルピン56と固定ボード65に取り付けられたプローブピ ン26とがシグナルワイヤ53を介して接続される。この接続は、シグナルワイ ヤ53の端部を各ピン56,26のラッピング部56b,28aとラッピング接 続されて行われる。
【0006】 このような構成のテストフィクスチャー50が、インターフェイスボード55 に取り付けられたシグナルピン56の各コンタクト部56aがそれぞれ対応する テスト用コンピュータ1の載置台4のコンタクト4aと当接するようにして、載 置台4上に載置される。このとき、テストフィクスチャー50上にはテスト対象 となるプリント基板6が載置されており、この状態で吸引ポート52から空間6 0a内の空気を吸引して、図10に示すように可動ボード62を下動させ、プロ ーブピン26のコンタクト端子27の先端をプリント基板6に取り付けられた電 子部品7のリード7aと当接接続させる。 これにより、電子部品7はコンピュータ1のコンタクト4aと電気的に接続さ れるので、この後、コンピュータ1によりプリント基板6上の電子部品の一つで あるROMへのデータの書き込み、その内容確認および各電子部品7の作動確認 等が行われる。
【0007】 上記のようなテストフィクスチャーを用いてプリント基板のテスト、すなわち 、プリント基板へのデータ書き込みや作動確認等を行う場合、各プリント基板毎 にこのテストを行う必要があるため、これをできる限り迅速に行えるようにする ことが要求される。上記テストフイクスチャーにおいて支持ボード上にプリント 基板を載置しこれを吸引力により固定保持するように構成しているのは、このよ うな事情に鑑みたものであり、これによりプリント基板の取付、交換を容易に且 つ迅速に行えるようにしている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ここで、プリント基板のテストの迅速化を図るには、テストフィクスチャーを 介してのテスト用コンピュータとプリント基板との間のデータの送受信を高速化 することも有効である。しかしながら、上記構成のテストフィクスチャー50に おいて、プローブピン26とシグナルピン56とを繋ぐワイヤ53はそれぞれシ グナル線を1本だけ有するシングルワイヤであり、且つ、多数のワイヤ53が両 ボード55,65の間に配設されるため、このワイヤ53を介してのデータの送 受信を高速化すると隣接するワイヤ53を送られるシグナルがノイズとなって正 確なデータ送受信を行うのが難しくなるという問題がある。
【0009】 このような場合にもノイズを与えることなく正確なデータの送受信を高速に行 えるようにするためには、例えば、シールドワイヤや、図8に示すようなツイス トペアワイヤ15を使用することが考えられる。ツイストペアワイヤ15は被覆 部材18内に螺旋状に2本のワイヤ16,17を配設して構成されており、例え ば、一方のワイヤ16を介してデータの送受信を行うとともに他方のワイヤ17 をグラウンド接続(アース)する。このグラウンド接続されたワイヤ17は隣接 するワイヤからのノイズの侵入を防止し、これによりデータの送受信の高速化を 可能にする。
【0010】 但し、このようなツイストペアワイヤ15やシールドワイヤを用いる場合には 、他方のワイヤ17やシールド部材をグラウンド側に接続する必要がある。この ため、従来においては、インターフェイスボード55の上面側端部に、図11に 示すようなグラウンド接続されたグラウンド端子層57を設け、ツイストペアワ イヤ15の一方のワイヤ16を対応するシグナルピン56にラツピング接続し、 他方のワイヤ17(もしくはシールド部材)をグラウンド端子層57に半田付け 接続するような方法が用いられていた。 しかしながら、このようにした場合、ツイストペアライヤ15の一方のワイヤ 16はシグナルピン56にラッピング接続し、他方のワイヤ17はこのシグナル ピン56から離れて位置するグラウンド端子層57に半田接続する必要があり、 この接続作業が煩雑であるという問題がある。
【0011】 本考案はこのような問題に鑑みたもので、ツイストペアワイヤやシールドワイ ヤ等を用いてデータ送受信の高速化を図ることができるだけでなく、このツイス トペアワイヤの接続作業が容易であるような構成のテストフィクスチャー用イン ターフェイスボードを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
このような目的達成のため、本考案においては、プリント基板テストフィクス チャーにおいてケースにより保持された状態で支持ボードの下方に位置して配設 されるインターフェイスボードは多数のラッピングピンを有して構成される。こ れら多数のラッピングピンはインターフェイスボード上に複数列に並んで配設さ れ、これら複数列のラッピングピンのうち1ないし数列間隔毎の列を構成するラ ツピングピンが各列毎にインターフェイスボード上において互いに電気接続され てグラウンド用ラッピングピンとして用いられ、残りのラッピングピンはその下 部がインターフェイスボードを貫通して下面側に突出するコンタクト部を形成し てシグナル用ラッピングピンとして用いられるようになっている。さらに、これ ら全てのラッピングピンはインターフェイスボードの上面から上方に突出してワ イヤのラッピング接続を行わせるラッピング部を有している。
【0013】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の好ましい実施例について説明する。 プリント基板6のテスト(データの書き込み、作動確認等)を行うためのテス ト用コンピュータ1を図1に示しており、このコンピュータ1自体は従来から用 いられているものと同じである。このコンピュータ1の載置台4上に、従来では 図9,10に示したテストフィクスチャー50が取り付けられたのであるが、本 例の場合には、図2,3に示すテストフィクスチャー10が取り付けられる。な お、このテストフィクスチャー10の上にテスト対象となるプリント基板6が載 置される。
【0014】 テストフィクスチャー10は、図2および図3に示すように、ケース11内に 支持ボード20とインターフェイスボード30とを配設して構成されている。 支持ボード20は、フレーム24を介してケース11に固定された固定ボード 25と、ダイヤフラム21を介してケース11に取り付けられた可動ボード22 とから構成される。可動ボード22上には、シール部材22cを介して、図示の ようにプリント基板6が載置される。通常は可動ボード22はバネ23により押 し上げられて図2のような状態にあるが、両ボード22,25、ダイヤフラム2 1およびフレーム24により囲まれた空間20aはケース11の外側面に取り付 けられた吸引ポート12と連通しており、この吸引ポート12から空間20a内 の空気を吸引することにより、可動ボード22を図3に示すように下動させるこ とができるようになっている。
【0015】 固定ボード25には、ポゴ(POGO)ピン(登録商標)と称される複数のフローブ ピン26が固定されており、そのコンタクト端子27は可動ボード22に形成さ れた貫通孔22aを通って、プリント基板6に取り付けられた電子部品7のリー ド端子7aと対向している。なお、このプローブピン26は、従来のテストフィ クスチャー50に用いられたものと同じで、例えば、図4に示すように、中空の 本体28と、この本体内に軸方向に移動自在に挿入されたコンタクト端子27と 、本体28内に配設されコンタクト端子27をボール29aを介して外方に押圧 するバネ29bとからなり、本体28の一端にラッピング部28aが形成されて いる。
【0016】 インターフェイスボード30は、上下に重ね合わされた2枚の絶縁材料製のボ ード31,32からなり、両ボード31,32に複数のラッピングピン35,4 0が整列して固定されている。このラッピングピンは、両ボード31,32を貫 通して取り付けられたシグナル用ラッピングピン35と、上側のボード32のみ を貫通して取り付けられたグラウンド用ラッピングピン40との2種類のラッピ ングピンから構成される。
【0017】 これら2種類のラッピングピン35,40は、各種類毎に列を構成し、図5に 示すように整列してインターフェイスボード30上に固定保持されている。具体 的には、各グラウンド用ラッピングピン40の列(図においてGで示す列)の間 に、2列のシグナル用ラッピングピン35の列(図においてSで示す列)が配列 されている。このため、各シグナル用ラッピングピン35の隣には必ずグラウン ド用ラッピングピン40が位置する。 なお、ボード30の左端部に並んで配設されたピン45(図においてPで示す 列を構成するピン)は、パワー(電源)ラインとして用いられるピンである。
【0018】 上記2種類のラッピングピン35,40を2枚重ねボード31,32に取り付 ける構造を図6に示している。 シグナル用ラッピングピン35は、円筒状の本体部37が両ボード31,32 を貫通する穴に嵌入されて取り付けられている。このピン35の下端部にはコン タクト部36が形成されこれは下側ボード31の下面から下方に突出する。さら に、ピン35の上部には上側ボード32の上面から上方に突出したラッピング部 38が形成されている。
【0019】 グラウンド用ラッピングピン40は、下部嵌合部41が上側ボード32の挿入 孔内に嵌入されて取り付けられている。下部嵌合部41の外周にはリング状の突 起41aが設けられ、下部嵌合部41が上側ボード32の挿入孔内に嵌入された ときにこの突起41aが挿入孔内に食い込み、このピン40をしっかりと保持す るようになっている。下部嵌合部41の上側にフランジ部42が形成されており 、下部嵌合部41が挿入孔内に嵌入されたときに、フランジ部42が上側ボード 32の上面に当接し、下端面は下側ボード31の上面にほぼ当接する。さらに、 フランジ部42から上方に延びてラッピング部43が形成されている。
【0020】 グラウンド用ラッピングピン40のフランジ部42は、図7に示すように、各 列(Gで示す列)毎に一体に繋がっている。このため、各列毎のグラウンドピン 40は電気的にも一体に繋がっており、各列のピン40のうち、いずれかをグラ ウンドに接続すればその列すべてのピン40がグラウンド接続される。 なお、本例では、フランジ部42を一体に繋げているが、この代わりに上側ボ ード32の上面に各G列に対応する導電層を設けてもよい。この場合には、各ピ ン40はそれぞれ独立して上側ボード32に取り付けられるのであるが、取付状 態で各ピン40のフランジ部が上記導電層と当接接触し、この導電層を介してグ ラウンド接続されることになる。
【0021】 このような構成のラッピングピン35,40と、固定ボード25に取り付けら れたプローブピン26とがツイストペアワイヤ15により電気接続されている。 この接続は、ツイストペアワイヤ15を構成する2本のワイヤのうちの一方のワ イヤ16をシグナル用として用いて行われ、ワイヤ16の上端がプローブピン2 6のラッピング部28aにラッピング接続され、下端がシグナル用ラッピングピ ン35のラッピング部38にラッピング接続される。 一方、ツイストペアワイヤ15を構成する2本のワイヤのうちの他方のワイヤ 17は、その上端は被覆部材18に覆われたままであり、下端がグラウンド用ラ ッピングピン40のラッピング部43にラッピング接続される。グラウンド用ラ ッピングピン40は上述のようにグラウンド接続されており、このため、ワイヤ 17はグラウンド接続され、ワイヤ16を介してのシグナル伝達を高速でおこな ってもノイズの影響を受けることがない。
【0022】 なお、図5に示したように、本例では各グラウンド用ラッピングピン40の列 (G列)の間に2つのシグナル用ラッピングピン35の列(S列)が配設されて いるため、1つのグラウンド用ラッピングピン40のラッピング部43には、図 6に示すように、2本のツイストペアワイヤ15(各グラウンド用ラッピングピ ン40の両隣のシグナル用ラッピングピン35に接続されるワイヤ)のワイヤ1 7がラッピング接続される。 このため、各グラウンド用ラッピングピン40の列(G列)の間に1つのシグ ナル用ラッピングピン35の列(S列)を配設すれば、各グラウンド用ラッピン グピン40のラッピング部43には1本のツイストペアワイヤ15のワイヤ17 が1本ずつそれぞれラッピング接続される。
【0023】 また、本例においては、図6に示すように、グラウンド用ラッピングピン40 のラッピング部43の上方への突出高さが、シグナル用ラッピングピン35のラ ッピングブ38の突出高さより高く設定されている。このように高さを変えるこ とにより、両ラッピングピン35,40の区別を容易にして、ラッピング接続を 正確に行えるようにしているのである。 また、本例では、ツイストペアワイヤ15を用いているが、これに変えてシグ ナルワイヤの周囲をシールド部材により囲んでなるシールドワイヤを用いてもよ く、この場合には、シールド部材がグラウンド用ラッピングピン40に接続され る。
【0024】 以上のような構成のテストフィクスチャー10を用いたプリント基板6のテス トは以下のようにして行なわれる。 まず、テスト用コンピュータ1の載置台4上にテストフィクスチャー10を取 り付ける。このとき、テストフィクスチャー10においてインターフェイスボー ド30の下面から下方に突出するシグナル用ラッピングピン35のコンタクト部 36を、それぞれ対応する載置台4上のコンタクト4aと当接させる。 次いで、テストフィクスチャー10の支持ボード20上にテスト対象となるプ リント基板6を載置し、吸引ポート12から空間20a内の空気を吸引する。
【0025】 この吸引により可動プレート22がストッパ25aに当接するまで下動され、 且つプリント基板6が載置されたシール部材22cも圧縮変形されてプリント基 板6がストッパ22cに当接するまで下動される。この結果、図3に示すように 、各プローブピン26のコンタクト端子27の上端27aが、対向する電子部品 7のリード7aと当接接触してこれと電気接続される。 このようにして、プリント基板6上の電子部品7は、テストフィクスチャー1 0を介してコンピュータ1のコンタクト4aと電気接続されるので、この状態で 、コンピュータ1によりプリント基板6のテスト、すなわち、プリント基板6上 の電子部品であるROMへのデータ書き込みおよびその内容確認、電子部品7の 作動確認等が行われる。なお、この場合、片方のワイヤ17がグラウンド接続さ れたツイストペアワイヤ15を用いているので、このワイヤ15によるデータの 送受信を高速で行うことができ、このテストを迅速に行うことができる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、インターフェイスボード上に並んで配 設された複数列のラッピングピンのうち1ないし数列間隔毎の列を構成するラッ ピングピンが各列毎にインターフェイスボード上において互いに電気接続されて グラウンド用ラッピングピンとして用いられ、残りのラッピングピンはその下部 がインターフェイスボードを貫通して下面側に突出するコンタクト部を形成して シグナル用ラッピングピンとして用いられるようになっており、さらに、全ての ラッピングピンはインターフェイスボードの上面から上方に突出してワイヤのラ ッピング接続を行わせるラッピング部を有しているので、支持ボード上のプロー ブピンとラッピングピンとをツイストペアワイヤ等を用いて接続することができ る。
【0027】 この場合、ツイストペアワイヤを構成する一方のワイヤはシグナル用ラッピン グピンにラッピング接続され、他方のワイヤはグラウンド用ラッピングピンにラ ッピング接続されるのであるが、このように全ての接続をラッピング接続のみで 行うことができ、且つシグナル用ラッピングピンとグラウンド用ラッピングピン とは隣接して配設されているため、このラッピング接続が容易である。 さらに、各ツイストペアワイヤの一方のワイヤがグラウンド接続されるため、 他方のワイヤによるシグナルの送受信を高速で行ってもノイズが混入することが 少なく、本考案に係るテストフィクスチャーを用いた場合には、プリント基板の テストの迅速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るテストフィクスチャーおよびテス
ト用コンピュータを示す斜視図である。
【図2】上記テストフイクスチャーの断面図である。
【図3】上記テストフイクスチャーの断面図である。
【図4】プローブピンを示す部分断面図である。
【図5】本考案に係るインターフェイスボードの平面図
である。
【図6】上記インターフェイスボードへのラッピングピ
ンの取付構造を示す断面図である。
【図7】グラウンド用ラッピングピンを示す斜視図であ
る。
【図8】ツイストペアワイヤを示す透視図である。
【図9】従来のテストフィクスチャーの断面図である。
【図10】従来のテストフィクスチャーの断面図であ
る。
【図11】従来のテストフィクスチャーに用いられるイ
ンターフェイスボードを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 テスト用コンピュータ 6 プリント基板 7 電子部品 10 テストフィクスチャー 15 ツイストペアワイヤ 20 支持ボード 21 ダイヤフラム 26 プローブピン 30 インターフェイスボード 35 シグナル用ラッピングピン 40 グラウンド用ラッピングピン 42 フランジ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスト用プリント基板が載置可能である
    とともに、載置されたプリント基板と当接接続される複
    数のコンタクトピンを有してなる支持ボードと、この支
    持ボードの下方に位置し前記コンタクトピンにワイヤを
    介して接続される多数のラッピングピンを有してなるイ
    ンターフェイスボードと、前記支持ボードおよび前記イ
    ンターフェイスボードを内蔵保持するケースとからなる
    プリント基板テストフィクスチャーにおける前記インタ
    ーフェイスボードであって、 前記多数のラッピングピンは前記インターフェイスボー
    ド上に複数列に並んで配設され、これら複数列のラツピ
    ングピンのうち1ないし数列間隔毎の列を構成する前記
    ラツピングピンが各列毎に前記インターフェイスボード
    上において互いに電気接続されてグラウンド用ラッピン
    グピンとして用いられ、残りのラッピングピンはその下
    部が前記インターフェイスボードを貫通して下面側に突
    出するコンタクト部を形成してシグナル用ラッピングピ
    ンとして用いられるようになっており、 全ての前記ラッピングピンは前記インターフェイスボー
    ドの上面から上方に突出してワイヤのラッピング接続を
    行わせるラッピング部を有していることを特徴とするプ
    リント基板テストフィクスチャー用インターフェイスボ
    ード。
JP4369791U 1991-05-15 1991-05-15 プリント基板テストフイクスチヤー用インターフエイスボード Pending JPH0528969U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4369791U JPH0528969U (ja) 1991-05-15 1991-05-15 プリント基板テストフイクスチヤー用インターフエイスボード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4369791U JPH0528969U (ja) 1991-05-15 1991-05-15 プリント基板テストフイクスチヤー用インターフエイスボード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0528969U true JPH0528969U (ja) 1993-04-16

Family

ID=12671025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4369791U Pending JPH0528969U (ja) 1991-05-15 1991-05-15 プリント基板テストフイクスチヤー用インターフエイスボード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0528969U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006057407A1 (ja) * 2004-11-29 2006-06-01 Nhk Spring Co., Ltd. 中継部材および検査プローブ治具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006057407A1 (ja) * 2004-11-29 2006-06-01 Nhk Spring Co., Ltd. 中継部材および検査プローブ治具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5523695A (en) Universal test socket for exposing the active surface of an integrated circuit in a die-down package
US4716500A (en) Probe cable assembly
EP0528608A2 (en) Connector assembly for testing integrated circuit packages
JP4252491B2 (ja) 検査機能付きモジュール及びその検査方法。
JPH0634658A (ja) フレキシブルなインターフェイスのic試験クリップ
JPH10185954A (ja) 検査用ヘッド
US5652523A (en) Structure of IC device interface unit
JP3214420B2 (ja) フィルムキャリア型半導体装置及び検査用プローブヘッド並びに位置合わせ方法
US6650134B1 (en) Adapter assembly for connecting test equipment to a wireless test fixture
JPH0528969U (ja) プリント基板テストフイクスチヤー用インターフエイスボード
JPH07335701A (ja) プロービング装置
JPS612338A (ja) 検査装置
US20020180469A1 (en) Reusable test jig
JPS6058831B2 (ja) 電子部品の特性検査治具
JPH06784Y2 (ja) 電子部品の検査用治具
JPS5822144Y2 (ja) プロ−ブカ−ド
JP2979364B2 (ja) 多層コンタクター
JP2759451B2 (ja) プリント基板検査治具
JPH05215814A (ja) 半導体デバイスの検査装置
JPH022957A (ja) プリント配線試験用プローズ装置
JP2528910Y2 (ja) コンタクトプローブ支持カバー
JPH0737335Y2 (ja) Lsi(ic)端子の接続基板
JPH0637771U (ja) プロービング装置
JPH11102764A (ja) アダプターボード
JPH04102078U (ja) 信号観測用接続器