JPH05288785A - デジタル抵抗測定器の回路 - Google Patents

デジタル抵抗測定器の回路

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JPH05288785A
JPH05288785A JP13750792A JP13750792A JPH05288785A JP H05288785 A JPH05288785 A JP H05288785A JP 13750792 A JP13750792 A JP 13750792A JP 13750792 A JP13750792 A JP 13750792A JP H05288785 A JPH05288785 A JP H05288785A
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resistors
resistance
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照志 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 本発明はデジタル電気抵抗測定器に於て其
の測定値が測定用電源電圧の変動に影響されないデジタ
ル電気抵抗測定器を得んとするもので又従来の技術より
も簡単で性能の良い測定器を得んとするものである。 【構 成】 図2参照の如く測定用電圧端子11.1
2.間に於て被測定抵抗1に対し直列に抵抗9及び10
の直列接続抵抗を接続する又抵抗9の上の任意点に引出
し接点をもうける又被測定抵抗1及び抵抗9.10.に
対して並列に抵抗17.及18の直列接続抵抗を接続す
る。而して抵抗9上の引出し接点と抵抗9及10の接続
点は抵抗15をへてA−Dンバータ−7の基準電圧入力
端へ接続する。又抵抗17と18の接続点と抵抗9と1
0の接続点は抵抗16をへてA−Dコンバータ−7のア
ナログ電圧入力端へ接続する。而して其のA−Dコンバ
ータ−7の出力端にはデジタル表示器を接続する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気設備及電気機器等の
電気抵抗を測定せんとする電気抵抗測定器に於て其の測
定値が、其の測定用電源の電圧変動に影響されない、デ
ジタル抵抗測定器を得んとする事に関する。
【0002】
【従来の技術】従来此の種抵抗測定器に於ては定電流回
路を使用して被測定抵抗に一定電流を流し其の抵抗の両
端の電圧を測定して其の抵抗値を知り得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来定電流回路を使用
していた此の種測定器に於ては長年月の間には使用部品
等の特性の変化等により一定電流に変化を生じこれが誤
差の原因となった。
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決する為に定
電流回路を使用しない次の様な回路を作る。図1参照の
如く測定用電圧供給端11、12間に於て直列に接続し
た被測抵抗1と抵抗2に対し並列に抵抗3を接続し而し
て、抵抗2は2箇の分割接点で任意の抵抗値A、B、
C、に分割する。其の2箇の分割接点のうち任意の1分
割接点を接地点にして其の2箇の分割接点は共に任意回
路5をへてA−Dコンバーター7の基準電圧入力端へ接
続する。又抵抗3は1箇の分割接点で任意の抵抗値E、
F、に2分割し而して其の分割接点は上記接地点と共に
該A−Dコンバーター7のアナログ電圧入力端に接続す
る。又該A−Dコンバーター7の出力端にはデジタル表
示器を接続する。
【0005】また図2参照の如く上述
【0004】の回路より抵抗2を除去し、かわりに抵抗
9、10、の並列抵抗を挿入接続する事によっても同様
の効果を得る事が出来る。抵抗9、11、はそれぞれ1
点づつの分割点で任意の抵抗値H、I、及M,N、に分
割される。其の2点の分割点は任意の1点を接地点にし
共にA−Dコンバーター7の基準電圧入力端へ接続す
る。又抵抗3の分割点は上記接地点と共に該A−Dコン
バーター7のアナログ電圧入力端へ接続する。
【0006】
【作 用】上記段落番号
【0004】記載の回路での前置任意回路5、6、を含
む前段での基準電圧回路の供給電圧をV,アナグロ電
圧回路の供給電圧をVとすれば、V及Vは次式で
示めされる A−Dコンバーターの表示出力Dは次式で示めされる 上式で式中よりVが消へる故DとVは無関係である事が
証明される。又上式の展開は後述の
【数1】にて述べる。
【0007】又段落番号
【0005】の回路に於ては次の通りとなる。先づM+
N=H+I=Qとすれば 上式に於てもVが消へてDとVの無関係が証明される。
又上式の展開式は後述の
【数2】にて述べる。
【0008】
【実施例】実施例について図1を参照して説明すると、
抵抗2及3は共にT字型摺動抵抗器の両端に固定抵抗を
接続してなる。抵抗2の摺動抵抗器の任意の一端は、任
意回路5、6、をへて、A−Dコンバーター7の基準電
圧入力及アナログ電圧入力のそれぞれの接地側に接続さ
れている。而して其の摺動抵抗器の摺動接点は任意回路
5をへて基準電圧入力の陽極側へ接続する。又抵抗3の
摺動抵抗器の摺動接点は任意回路6をへてA−Dコンバ
ーター7のアナログ電圧入力の陽極側に接続する。上述
回路構成に於て、抵抗2の摺動抵抗器の摺動接点の摺動
により基準電圧の調整を行ひ又抵抗3の摺動抵抗器の摺
動により、アナログ電圧の調整を行う。又任意回路5、
6、は調整の補助的な作用をする。先ず定格以内で基準
電圧を設定し、被測抵抗が零の時A−Dコンバーター7
のデジタル表示が零となる様抵抗3の摺動抵抗器の摺動
接点の調整を行う。これで一応被測抵抗値とデジタル表
示は比例するようにはなる。各抵抗素子の選択や任意回
路5、6等の調整をする。
【0009】
【発明の効果】本発明は電気抵抗測定の理論が従来のも
のと全然異り、抵抗測定器の測定値は測定用電圧値とは
まったく無関係である為、従来必要としていた定電圧回
路又定電流回路の必要が無くなり、それだけ回路は簡単
になり又其の為に発生していた誤差もなくなり、其の効
果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の回路図
【図2】請求項2の回路図
【符号の説明】
1 被測定抵抗 2、3、4、9、10 抵抗 5、6 任意回路 7 A−Dコンバーター 8 デジタル表示器 11、12 電圧端子 13、 スイッチ 14 電池
【0010】
【数1】段落番号
【0006】作用の欄に於けるDの式の展開は次の様に
なる。 上式でF(A+B)=CEとなる条件を満足する様各抵
抗値を選択すれば、 Dは被測抵抗Xに比例する故Xの値をデジタル表示が可
能であります。
【0011】
【数2】段落番号
【0007】作用の欄に於けるDの式の展開は次の様に
なる。 故に D=KX DはXに比例する故、被測抵抗値のデジタル表示が可能
である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 デジタル抵抗測定器の回路
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電機設備及電機機器等の
電気抵抗を測定せんとする電気抵抗測定器に於て其の測
定値が其の測定用電源の電圧変動に影響されないデジタ
ル抵抗測定器を得んとする事に関する
【0002】
【従来の技術】従来の此の種の電気抵抗測定器に於ては
定電流回路を使用して被測定抵抗に一定電流を流し其の
抵抗の両端の電圧を測定して其の抵抗値を知り得ていた
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来定電流回路を使用
していた此の種測定器に於ては長年月の間には使用部品
等の特性の変化等により一定電流に変化を生じこれが誤
差の原因となった
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決する為に定
電圧回路を使用しない次の様な回路を作る図1参照の如
く測定用電圧供給端11.12.間に於て被測定抵抗1
に直列に任意の電流検出回路2を接続し、これに対して
並列に任意の電圧検出回路3を接続する。而して電流検
出回路2.の出力は任意回路5をへて任意のA−Dコン
バータ−7の基準電圧入力端へ加へる又電圧検出回路3
の出力は任意回路6をへて該A−Dコンバーター7のア
ナログ電圧入力端に加へ而してA−Dコンバータ−7の
出力端にはデジタル表示器8を接続する
【0005】
【作 用】前述の回路で電流検出回路2の出力電圧
、被測定抵抗1に流れる電流に比例する故次式のと
おりとなる。 Xは被測定抵抗値 Kは常数 電流検出回路2の抵抗値は無視する 又電圧検出回路3の出力電圧Vは測定用電圧Vに比例
する故 V=KV 但し Kは常数 VはA−Dコンバーター7のアナログ電圧入力端へ又
は其のA−Dコンバータ−7の基準電圧入力端へ加
えられる故A−Dコンバーターの出力Dは 上式で式中よりVが消える故DとVは無関係の証明とな
り測定用電圧の変動は測定値に影響を与えない又DはX
に比例する故測定値をデジタル表示する事が可能である
【0006】
【実施例】実施例について図2を参照して説明すると測
定用電圧供給端11.12間に於て被測定抵抗1に対し
て直列に抵抗9.及び10.を接続する又抵抗9上には
任意点に引出し接続点をもうける。又此れら抵抗1.及
び9.10.に対し並列に抵抗17と18の直列接続抵
抗を接続する而して其の抵抗17と18の接続点と抵抗
9と10の接続点とは抵抗16をへてA−Dコンバータ
−7のアナログ電圧入力端へ接続し又上記抵抗9上の引
出し接続点と抵抗9と10の接続点とは抵抗15をへて
A−Dコンバーター7の基準電圧入力端へ接続する。而
してA−Dコンバーター7の出力端にはデジタル表示器
を接続する。又上記の回路に於て抵抗9と10及抵抗1
7と18の抵抗値はそれぞれAとB及MとFとし抵抗9
上の接続点と抵抗9と10の接続点間の抵抗値はCとす
る。上記の回路に於てA−Dコンバーター7のアナログ
電圧入力端へ附加される電圧V及基準電圧入力端へ付
加される電圧をVとし、抵抗15.16の影響を無視
すれば なる故 上式で式中よりVが消える故DとVは無関係である事が
証明され測定用電圧の変動が測定値に影響を与えない事
がわかる又上式で F(A+B)=B(M+F)となる様各抵抗値選択すれ
上式でDはXに比例する故被測定抵抗Xの測定値のデジ
タル表示が可能である。
【0007】
【発明の効果】本発明は電気抵抗測定の方法理論が従来
のものとは全く異なり其の測定器の測定値は測定用電圧
の変動にまったく影響されない故従来必要とされていた
定電圧回路や定電流回路の必要が無くなり、それだけ回
路は簡単になり又其の定電圧及定電流回路の使用部品の
特性劣化等の原因で発生していた誤差等もなくなり、其
の効果は大である
【図面の簡単な説明】
【図1】
【請求項1の回路図】
【図2】
【実施例の回路図】
【符号の説明】 1.被測定電気抵抗 2.電流検出回路 3.電圧検出回路 4.電気抵抗 5.6.任意回路 7.A−Dコンバーター 8.デジタル表示器 9.10.電気抵抗 11.12.測定用電圧供給端 13.スイッチ 14.電源 15.16.17.18.電気抵抗
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図1参照の如く測定用電圧供給端11、
    12間に於て直列に接続せる被測定抵抗1と抵抗2に対
    し並列に抵抗3を接続する。而して抵抗2は任意の抵抗
    値に3分割される2点に接点をもうける。其の2接点の
    うち、任意の1接点を基点とし其の2接点間に生ずる電
    圧はA−Dコンバーター7のいわゆる基準電圧入力へ加
    へ又抵抗3は任意の抵抗値に2分割される点に接点をも
    うけ其の接点と、前記基点間に生ずる電圧は該A−Dコ
    ンバーター7のアナログ電圧入力に加へるデジタル抵抗
    測定器の回路。
  2. 【請求項2】 図2参照の如く請求項1記載の回路に於
    ける抵抗2を除去し、かわりに、抵抗9及び10の並列
    回路を挿入接続する。而して其の抵抗9、10の両抵抗
    は、それぞれ任意の抵抗値に2分割される点に接点をも
    うける。其の両接点のうち任意の1接点を基点とし両接
    点間に生ずる電圧はA−Dコンバーター7の、いわゆる
    基準電圧入力に加へ、又抵抗3も任意の抵抗値に2分割
    される点に接点をもうける。其の接点と上記基点間に生
    ずる電圧は該A−Dコンバーター7のアナログ電圧入力
    へ加へたデジタル抵抗測定器の回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108226646A (zh) * 2018-01-17 2018-06-29 纳思达股份有限公司 敏感电阻测量装置及测量方法
CN112596569A (zh) * 2020-12-17 2021-04-02 江苏科大亨芯半导体技术有限公司 光电集成芯片内部电阻校准电路及方法

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JPS5799162U (ja) * 1980-12-10 1982-06-18
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