JPH0528873U - 扉の開閉制御装置 - Google Patents

扉の開閉制御装置

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JPH0528873U
JPH0528873U JP4185591U JP4185591U JPH0528873U JP H0528873 U JPH0528873 U JP H0528873U JP 4185591 U JP4185591 U JP 4185591U JP 4185591 U JP4185591 U JP 4185591U JP H0528873 U JPH0528873 U JP H0528873U
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JP
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door
sliding
opened
swing
opening
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JP4185591U
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Inventor
千萬人 小林
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扶桑電機工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 扉がスライドで開閉している状態では嵌殺戸
がスインクで開放することがなく、扉のスイングのとき
のみ連動して開放するような装置を得ることを目的とす
る。 【構成】 無目7と嵌殺戸2との間に、嵌殺戸のスイン
グによる開閉を阻止する旋回阻止部18を着脱自在に設
け、扉1に、この扉のスイングによる開放に連動して前
記旋回阻止部を嵌殺戸から外す解錠用レバー13を設け
る。扉がスライド開閉状態では、旋回阻止部が嵌殺戸と
係合しており、嵌殺戸だけがスイングで開放することは
ない。扉を押し出してスイングで開放すると、扉と解錠
用レバーが一体に回動して、旋回阻止部を押し上げ、旋
回阻止部と嵌殺戸との係合を外す。すると、扉と嵌殺戸
は同時にスイングにて開放される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スライドで開閉する扉が必要に応じてスイングでも開閉することが できるようにした扉の開閉装置において、扉がスライドで開閉動作をしていると きには、嵌殺戸がスイングで開閉することのないようにした扉の開閉制御装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すようなスライドによっても、また、スイングによっても開閉可能な 自動扉が知られている。これは、無目内の上部レールに滑車を介して吊枠を吊り 下げ、この吊枠に扉1を吊り下げたものである。そして、駆動装置の正転と逆転 によりベルト、プーリを介して左右の扉1が図6の(a)に示すように嵌殺戸2 に沿ってスライドで開閉をする。
【0003】 ここで、大きな荷物を搬入するときとか、火災などの異常事態が発生したとき などのように、大きな間口を必要とするときには、図6の(b)に示すように、 扉1を外側へ押し出すと、扉1は吊枠8との係合部が外れて旋回支点部5を支点 としてスイングし、この扉1により嵌殺戸2も押し出されて旋回支点部6を支点 としてスイングする。扉1を開いたままでも両側の柱3の位置までスライドして 、通常の2倍の間口が得られる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、扉1が正常にスライドで開閉をすることのできる状態では、図6の (b)のように扉1を押し出したとき嵌殺戸2は必ずスイングするような状態に しておくことが必要である。
【0005】 ところが、このような状態にしておくと、嵌殺戸2に寄りかかったり、大きな 風圧がかかると、図6の(a)の鎖線で示すように嵌殺戸2だけが開放してしま うという問題が発生する。
【0006】 本考案は、扉がスライドで開閉している正常な状態では嵌殺戸がスインクで開 放することがなく、扉のスイングのときのみ連動して開放するような装置を得る ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、無目内の移動可能な吊枠に扉を設け、この扉を嵌殺戸に沿ってスラ イドで開閉するとともに、扉と嵌殺戸をスイングで開放することを可能にした扉 の開閉装置において、前記無目と嵌殺戸との間に、嵌殺戸のスイングによる開閉 を阻止する旋回阻止部を着脱自在に設け、前記扉に、この扉のスイングによる開 放に連動して前記旋回阻止部を嵌殺戸から外す解錠用レバーを設けてなるもので ある。
【0008】
【作用】
扉が正常な状態でスライドで開閉しているときに、嵌殺戸を押しつけても旋回 阻止部が嵌殺戸と係合しており、嵌殺戸だけがスイングで開放するようなことは ない。扉を押し出してスイングで開放しようとすると、扉の旋回支点部と解錠用 レバーが一体に回動して、この解錠用レバーにて旋回阻止部を押し上げ、旋回阻 止部と嵌殺戸との係合を外す。さらに扉を押し出すと、扉は旋回支点部を支点と して、また、嵌殺戸は旋回支点部を支点としてスイングにより回動して、扉と嵌 殺戸は同時に開放される。嵌殺戸と扉を逆方向にスイングして元に戻すと、扉の 解錠用レバーが旋回阻止部の押し上げを解除して、旋回阻止部は下降して嵌殺戸 と係合して正常な状態に戻る。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図5に基づいて説明する。 無目7の内部には、水平な上部レール11が設けられ、この上部レール11に は吊枠8が滑車10、10、滑車保持板9、9を介してスライドによる移動自在 に吊り下げられている。 また、この吊枠8には、図4に示すように、一端の旋回支点部5と、他端の係 合部16にて扉1が吊り下げられている。すなわち、前記旋回支点部5は、垂直 な旋回軸12が軸受15にて吊枠8に回動自在に貫通し(上下動はしない)、こ の旋回軸12の下端は前記扉1の上框25に固着された扉支持体14に一体に固 着され、また、旋回軸12の上端には解錠用レバー13が一体に固着されている 。この解錠用レバー13は、吊枠8よりやや嵌殺戸2の方向に突出した長方形の 板状で、前記扉1がスイングで回動するとき一体に回動する。前記係合部16は 、例えばL字型をなし、前記上框25の係合孔17に係合し、スイングのときに 外れる。
【0010】 前記嵌殺戸2は、図1および図3に示すように、前記無目7に設けられた旋回 支点部6と、床に設けられた図示しない旋回支点部とでスイングによる回動だけ できるようになっている。また、無目7の内部には、嵌殺戸2のスイングを阻止 するための旋回阻止部18が設けられている。この旋回阻止部18は、細長い押 え板19の先端に、下向きにロックピン24が固着され、このロックピン24の 下端は、無目7に設けた案内孔27を貫通して嵌殺戸2の上框28に設けた係止 孔26に着脱する。前記押え板19の他端の下側には、下向きコ字型のピン受板 21が設けられ、前記旋回支点部6の近くの無目7上に設けられたピン受板22 と、これらを貫通する軸ピン23とで押え板19を回動可能にしている。前記押 え板19は、吊枠8に面した部分がテーパー部20となっており、このテーパー 部20と前記解錠用レバー13とは、扉1がスライドで開閉するとき、わずかな 隙間を有している。
【0011】 以上のような構成において、通常のスライドによる開閉のときは、扉1は吊枠 8の下に旋回支点部5と係合部16とで吊り下げられている。また、嵌殺戸2は 、無目7の真下にあって上框28の係止孔26に、旋回阻止部18のロックピン 24が下降して係合している。そのため、嵌殺戸2はスイングによる回動ができ ない。
【0012】 ここで、大きな間口を必要とするとき、図6の(b)に示すように、扉1を外 側へ押し出す。すると、扉1は、係合部16と係合孔17が外れて旋回支点部5 を支点として図2および図5に示すように、わずかにスイングする。扉1のスイ ングによる開放に伴い、解錠用レバー13も旋回支点部5を介して扉1と一緒に 回動して、この解錠用レバー13が旋回阻止部18の押え板19のテーパー部2 0に当たる。さらに扉1を回動すると、解錠用レバー13はテーパー部20の下 側に押し入り、押え板19を押し上げるので、押え板19は軸ピン23を支点と して回動してロックピン24を上昇させる。そのため、ロックピン24と係止孔 26の係合が外される。さらに扉1を押し出すと、扉1は旋回支点部5を支点と して、また、ロックの外された嵌殺戸2は扉1に押し出されながら旋回支点部6 を支点としてスイングにより回動して、扉1と嵌殺戸2は同時にスイングにより 開放される。
【0013】 2倍の間口による用済み後、嵌殺戸2と扉1を逆方向にスイングして元に戻す と、解錠用レバー13が押え板19から外れて押え板19は自重にて下降し、ロ ックピン24の下端が再び嵌殺戸2の係止孔26に係合して旋回阻止部18は嵌 殺戸2と正常な状態に戻る。また、扉1も、係合孔17と係合部16が係合して 吊枠8の下側に正常に吊り下げ固定される。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、上述のように構成したので、風圧がかかったり、寄りかかるような ことがあっても、嵌殺戸はスイングして開くようなことがない。また、夜間など 自動扉として使用しない場合は、扉にロック機構を設けるだけで嵌殺戸に設ける 必要がない。したがって、構成が簡単で安価で安全であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による扉の開閉制御装置の一実施例を示
す縦断側面図である。
【図2】図1における扉をやや回動した縦断側面図であ
る。
【図3】嵌殺戸の正面図である。
【図4】扉の正面図である。
【図5】図2の平面図である。
【図6】扉と嵌殺戸の開閉動作説明図である。
【符号の説明】
1…扉、2…嵌殺戸、3…柱、4…下部レール、5…旋
回支点部、6…旋回支点部、7…無目、8…吊枠、9…
滑車保持板、10…滑車、11…上部レール、12…旋
回軸、13…解錠用レバー、14…扉支持体、15…軸
受、16…係合部、17…係合孔、18…旋回阻止部、
19…押え板、20…テーパー部、21…ピン受板、2
2…ピン受板、23…軸ピン、24…ロックピン、25
…上框、26…係止孔、27…案内孔、28…上框。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無目内の移動可能な吊枠に扉を設け、こ
    の扉を嵌殺戸に沿ってスライドで開閉するとともに、扉
    と嵌殺戸をスイングで開放することを可能にした扉の開
    閉装置において、前記無目と嵌殺戸との間に、嵌殺戸の
    スイングによる開閉を阻止する旋回阻止部を着脱自在に
    設け、前記扉に、この扉のスイングによる開放に連動し
    て前記旋回阻止部を嵌殺戸から外す解錠用レバーを設け
    てなることを特徴とする扉の開閉制御装置。
JP1991041855U 1991-05-09 1991-05-09 扉の開閉制御装置 Expired - Lifetime JP2523418Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991041855U JP2523418Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 扉の開閉制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991041855U JP2523418Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 扉の開閉制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0528873U true JPH0528873U (ja) 1993-04-16
JP2523418Y2 JP2523418Y2 (ja) 1997-01-22

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ID=12619867

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JP2523418Y2 (ja) 1997-01-22

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