JPH05288447A - 恒温ボックス及びその蓄冷装置 - Google Patents

恒温ボックス及びその蓄冷装置

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JPH05288447A
JPH05288447A JP8408792A JP8408792A JPH05288447A JP H05288447 A JPH05288447 A JP H05288447A JP 8408792 A JP8408792 A JP 8408792A JP 8408792 A JP8408792 A JP 8408792A JP H05288447 A JPH05288447 A JP H05288447A
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JP
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temperature
box
constant temperature
heating
blower
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JP8408792A
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Kosaburo Negishi
鋼三郎 根岸
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Sanden Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部の温度を一定に保つことのできる恒温ボ
ックスを提供する。 【構成】 蓄冷器5の冷気を恒温ボックス1内に循環す
る冷却用送風機13と、ヒ−タ15によって加熱された
空気を恒温ボックス1内に循環する加熱用送風機16
と、恒温ボックス1内の温度を検知する温度スイッチ1
4,17と、外気温度を検知する温度スイッチ18とを
備え、恒温ボックス1の外部の温度が温度スイッチ18
の設定温度以上になったときは冷却用送風機13を作動
可能にするとともに、この状態で恒温ボックス1内の温
度が温度スイッチ14の設定温度以上になったとき冷却
用送風機13を作動する。また、恒温ボックス1の外部
温度が温度スイッチ18の設定温度を下回ったときはヒ
−タ15及び加熱用送風機16を作動可能にするととも
に、この状態で恒温ボックス1内の温度が温度スイッチ
17の設定温度を下回ったときヒ−タ15及び加熱用送
風機16を作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生鮮食品の輸送コンテ
ナ、要冷蔵医薬品または血液の輸送ボックス等として用
いられる恒温ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、温度管理を必要とする物品の輸
送には、断熱材によって形成された箱に物品を収納し、
箱内の物品を外気から熱的に遮断することにより、物品
を一定温度に保つようにしている。また、断熱箱に蓄冷
剤を備えて長時間の輸送に対応できるようにした保冷庫
等も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、生鮮食品等
のような要冷蔵の物品は冷蔵温度以下に保たれていれば
ある程度の温度変化があっても問題はないが、例えば血
液等のように±1℃以内の温度に保持しなければならな
い物品の輸送には厳密な温度管理を必要とする。しかし
ながら、従来のような単なる断熱箱では外気との温度差
を長時間に亘って維持することはできないし、蓄冷剤を
備えたものも断熱箱を通しての熱負荷に応じて温度が変
化するため、内部の温度を一定に保つことは不可能であ
る。従って、厳密な温度管理を必要とする物品の長時間
の輸送は極めて困難であった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、物品を長時間に亘っ
て輸送する場合でも内部の温度を一定に保つことのでき
る恒温ボックスを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の恒温ボックス
は前記目的と達成するために、蓄冷剤を備えた冷却通風
路と、ヒ−タを備えた加熱通風路と、冷却通風路内の空
気を物品収納部内に循環する冷却用送風機と、加熱通風
路内の空気を物品収納部内に循環する加熱用送風機と、
ヒ−タ及び各送風機に駆動電力を供給する充電可能な電
源と、恒温ボックス内の温度が所定温度以上になったと
き冷却用送風機を作動する冷却回路と、恒温ボックス内
の温度が所定温度以下になったとき加熱用送風機及びヒ
−タを作動する加熱回路と、恒温ボックスの外部の温度
が所定温度以上になったときは冷却回路を、恒温ボック
スの外部の温度が所定温度以下になったときは加熱回路
をそれぞれ択一的に作動可能にする切換手段とを備えて
いる。
【0006】また、請求項2の恒温ボックスの蓄冷装置
は、液体の注入口を有する液体収容部を請求項1記載の
恒温ボックスに設け、該液体収容部を恒温ボックスの蓄
冷剤に熱的に接触させるとともに、該液体収容部に着脱
自在に接続する吸着器と、該吸着器内に収容された吸着
剤と、吸着器の内部を減圧する吸引手段と、吸着剤に吸
着された液体を除去する液体除去手段とを恒温ボックス
の外部に備えている。
【0007】
【作用】請求項1の恒温ボックスによれば、外部の温度
が所定温度以上になると、切換手段によって冷却回路が
作動可能になる。この状態で恒温ボックス内の温度が所
定温度温度以上になると、冷却回路が作動して冷却用送
風機により恒温ボックス内に蓄冷剤の冷気が循環し、恒
温ボックス内が冷却される。また、外部の温度が所定温
度以下になると、切換手段によって加熱回路が作動可能
になる。この状態で恒温ボックス内の温度が所定温度温
度以下になると、加熱回路が作動して加熱通風路内の空
気がヒ−タによって加熱されるとともに、加熱用送風機
により加熱された空気が恒温ボックス内に循環し、恒温
ボックス内が暖められる。
【0008】また、請求項2の恒温ボックスの蓄冷装置
によれば、恒温ボックスが請求項1の作用を有するとと
もに、注入口を介して液体を収容された恒温ボックスの
液体収容部と、吸引手段によって内部を減圧された吸着
器とを接続することにより、液体収容部内の水が蒸発し
て吸着器の吸着剤に吸着される。その際、液体の気化熱
が液体収容部に熱的に接触する蓄冷剤から吸収され、こ
れにより蓄冷剤が冷却されて蓄冷が行われる。
【0009】
【実施例】図1乃至図3は本発明の一実施例を示すもの
である。
【0010】同図において、1は上面を開口した断熱性
の恒温ボックスで、その上面開口部には同じく断熱性の
蓋2がパッキン3を介して開閉自在に取付けられてい
る。この恒温ボックス1は収納品の輸送を目的として運
搬が可能となっている。また、恒温ボックス1内の一側
には、図2に示すように恒温ボックス1内を仕切る仕切
板4が設けられ、この仕切板4の外側が物品収納部1a
になっている。更に、図1に示すように、仕切板4の内
側は垂直壁4aによって左右に仕切られており、図に向
かって左側に冷却通風路1bが、右側には加熱通風路1
cがそれぞれ形成されている。
【0011】5は恒温ボックス1内に設けられた計3個
の蓄冷器で、冷却通風路1b内に幅方向に間隔をおいて
配置されている。各蓄冷器5は内外二重の容器5a,5
bを有し、内側の容器5a内は液体収容部をなし、内側
の容器5aと外側の容器5bとの間には蓄冷剤6が収容
されている。つまり、内側の容器5aは蓄冷剤6と熱的
に接触している。蓄冷剤6は、例えば塩化アンモニウム
とセルロ−スとの混合体からなり、凍結させることによ
って蓄冷され、融解するまで所定の温度を維持する。内
側の各容器5aにはそれぞれ二本のパイプ7,8の一端
が接続されており、一方のパイプ7の他端は恒温ボック
ス1の外側面に設けられた注水口9に接続され、他方の
パイプ8の他端は恒温ボックス1の外側面に取付けられ
た配管ジョイント10に接続されている。また、パイプ
7には開閉バルブ11が、パイプ8には流量調整バルブ
12がそれぞれ設けられている。更に、冷却通風路1b
の上部には冷却用送風機13及び温度スイッチ14が設
けられている。
【0012】15は恒温ボックス1内に設けられた電熱
ヒ−タで、加熱通風路1c内に配置されている。また、
加熱通風路1cの上部には加熱用送風機16及び温度ス
イッチ17が設けられている。
【0013】18は外気温度を検知する温度スイッチ
で、恒温ボックス1の外側面に配置されている。この温
度スイッチ18は共通接点18aの他に二つの接点18
b,18cを有し、所定温度を境に共通接点18aを各
接点18b,18cに択一的に連結するようになってい
る。
【0014】19は各送風機13,16及びヒ−タ15
の駆動回路で、図3に示すようにバッテリ20、バッテ
リチャ−ジャ−21及び電源22を備えている。この駆
動回路19においては、各送風機13,16の一端がバ
ッテリ20、バッテリチャ−ジャ−21及び電源22の
一端に接続されるとともに、バッテリ20、バッテリチ
ャ−ジャ−21及び電源22の他端は温度スイッチ18
の共通接点18aに接続されている。また、加熱用送風
機16の他端は温度スイッチ18の一方の接点18bに
接続され、冷却用送風機13の他端は温度スイッチ14
を介して温度スイッチ18の他方の接点18cに接続さ
れている。ヒ−タ15の一端は温度スイッチ17を介し
てバッテリ20、バッテリチャ−ジャ−21及び電源2
2の一端に接続され、ヒ−タ15の他端は温度スイッチ
18の一方の接点18bに接続されている。即ち、冷却
用送風機13、温度スイッチ14、バッテリ20、バッ
テリチャ−ジャ−21及び電源22によって冷却回路が
構成され、ヒ−タ15、加熱用送風機16、温度スイッ
チ17、バッテリ20、バッテリチャ−ジャ−21及び
電源22によって加熱回路が構成されている。また、温
度スイッチ18は冷却回路及び加熱回路を択一的に閉じ
る切換手段をなす。この駆動回路19では、電源22を
商用電源等に接続することにより、バッテリチャ−ジャ
−21で直流化された電力がバッテリ20に充電され、
恒温ボックス1の輸送中はヒ−タ15及び各送風機1
3,16がバッテリ20によって駆動される。また、恒
温ボックス1を一時的にストックする場合など、電源を
確保できるときは、ヒ−タ15及び各送風機13,16
の駆動に直接商用電源等を用いてもよい。
【0015】23は恒温ボックス1の外部に設けられた
吸着ユニットで、吸着器24、真空ポンプ25等を備
え、吸着器24内にはゼオライト,シリカゲル等からな
る吸着剤24aが充填されている。吸着器24には二本
のパイプ26,27の一端が接続されており、一方のパ
イプ26の他端は恒温ボックス1のジョイント10に着
脱自在に接続されるとともに、他方のパイプ27の他端
は真空ポンプ25を介して大気中に開放され、各パイプ
26,27にはそれぞれ開閉バルブ28,29が設けら
れている。また、吸着器24には吸着剤24aを加熱し
て水分を除去するヒ−タ30が内蔵されている。
【0016】次に、前記構成における蓄冷器5の蓄冷方
法について説明する。まず、恒温ボックス1の開閉バル
ブ11を開き、注水口9から水道水等の水を内側の容器
5a内に9割位まで注入する。尚、本実施例では容器5
a内に注入する液体に水を使用しているが、アルコ−ル
等、他の液体を用いてもかまわない。一方、吸着ユニッ
ト23においては、ヒ−タ30を作動して吸着器24の
吸着剤24aを乾燥させておく。また、パイプ26の開
閉バルブ28を閉じて真空ポンプ25を作動し、吸着器
24内を減圧するとともに、パイプ27の開閉バルブ2
9を閉じて吸着器24内を低圧状態に保持しておく。次
に、吸着ユニット23のパイプ26を恒温ボックス1の
ジョイント10に接続するとともに、恒温ボックス1の
開閉バルブ11を閉じ、パイプ26の開閉バルブ28を
開く。これにより、恒温ボックス1の容器5aの内部と
吸着器24の内部とが連通し、乾燥した吸着剤24aの
吸着作用により、容器5a内の水が蒸発して吸着剤24
aに吸着される。その際、容器5a,5bにおいては、
容器5aの壁面を介して水の気化熱が容器5bの蓄冷剤
6から吸収され、これにより蓄冷剤6が急速に冷却され
て蓄冷が行われる。また、容器5a内の水分が吸着器2
4に移動する速度は、パイプ8の流量調整バルブ12に
よって制御される。
【0017】蓄冷が完了した恒温ボックス1は、吸着ユ
ニット23のパイプ26がジョイント10から切り離さ
れ、温度管理を必要とする物品の輸送に供される。その
際、外気温度が温度スイッチ18の設定温度以上になる
と、温度スイッチ18によって冷却用送風機13とバッ
テリ20とが通電可能になる。この状態で恒温ボックス
1内の温度が温度スイッチ14の設定温度以上になる
と、温度スイッチ14がONになって冷却用送風機13
にバッテリ20の電力が供給され、冷却用送風機13が
作動する。これにより、物品収納部1aに蓄冷器5の冷
気が循環し、物品収納部1a内が冷却される。また、外
気温度が温度スイッチ18の設定温度を下回ると、温度
スイッチ18によってヒ−タ15とバッテリ20とが通
電可能になるとともに、加熱用送風機16とバッテリ2
0とが通電し、加熱用送風機16が作動する。この状態
で恒温ボックス1内の温度が温度スイッチ14の設定温
度を下回ると、温度スイッチ17がONになってヒ−タ
15にバッテリ20の電力が供給され、ヒ−タ15が作
動する。これにより、物品収納部1aに循環する空気が
ヒ−タ15によって加熱され、物品収納部1a内が暖め
られる。
【0018】このように、本実施例によれば、外気温度
を検知する温度スイッチ18によって冷却用送風機13
の駆動回路とヒ−タ15及び加熱用送風機16の駆動回
路とを択一的に閉じ、更に恒温ボックス1内の温度を検
知する温度スイッチ14,17によって冷却用送風機1
3またはヒ−タ15をON/OFFするようにしたの
で、恒温ボックス1内の温度を常に一定に保つことがで
き、血液等のように厳密な温度管理を必要とする物品を
長時間に亘って輸送することが可能となる。また、本実
施例では、蓄冷を行うときのみ恒温ボックス1に吸着ユ
ニット23を接続する構造となっていることから、恒温
ボックス1が大型化することがなく、しかも軽量であ
り、運搬に好都合である。更に、一つの吸着ユニット2
3で複数の恒温ボックス1の蓄冷を行うことができるの
で経済的である。
【0019】図3及び図4は本実施例の変形例を示すも
ので、恒温ボックス1のパイプ8と吸着ユニット23の
パイプ26との接続手段に自動開閉バルブ内蔵の接続器
具、即ちカプラ31を用いたものである。
【0020】このカプラ31は、パイプ26の先端に接
続されたソケット32と、パイプ8の先端に接続された
プラグ33とからなり、プラグ33は恒温ボックス1の
外壁に埋設されている。ソケット32の内部には互いに
連通するプラグ挿入部32a及びバルブ室32bが形成
されている。ソケット32の外周には軸方向に摺動可能
なスリ−ブ34が装着されており、このスリ−ブ34を
スライドさせると、スリ−ブ34の段差によってプラグ
挿入部32aの内側に複数のボ−ル35が出没するよう
になっている。また、スリ−ブ34はスプリング36に
よってソケット32の先端方向に付勢されている。一
方、バルブ室32bには略円錐状に形成されたバルブ3
7が収容されており、バルブ37の円錐面にはゴム製の
Oリング38が装着されている。また、バルブ室32b
の一部にはバルブ37のシャフト37aが摺動自在に支
持されており、バルブ37はスプリング39によってバ
ルブ室32bの弁座に圧接されている。プラグ33の外
周面にはソケット32のボ−ル35が嵌合可能な溝33
aが形成され、プラグ33の内部にはソケット32と同
様のバルブ室33bが形成されている。即ち、40はバ
ルブ、40aはシャフト、41はOリング、42はスプ
リングである。
【0021】このような構成により、ソケット32とプ
ラグ33を接続する際は、図4(a)に示すようにソケッ
ト32のスリ−ブ34を引いてボ−ル35をフリ−な状
態にし、ソケット32をプラグ33に差し込むと、図4
(b) に示すように各バルブ37,40の先端が互いに当
接し、それぞれ反対方向に後退する。これにより、各バ
ルブ37,40が弁座から離れて開放され、ソケット3
2及びプラグ33の内部流路が連通する。その際、ソケ
ット32のスリ−ブ34が戻るとボ−ル35がプラグ3
3の溝33aに嵌合した状態で拘束され、ソケット32
がプラグ33にロックされる。また、ソケット32とプ
ラグ33を切り離す場合は、ソケット32のスリ−ブ3
4を引いてボ−ル35をフリ−な状態にし、ソケット3
2を引き抜く。この時、各バルブ37,40はスプリン
グ39,42の復元力で瞬時に弁座に密着し、流体の流
出が防止される。
【0022】従って、カプラ31を使用することにより
パイプ26の開閉バルブ28を設ける必要がないので、
構造が簡単であるとともに、バルブを操作する手間を省
くこともできる。また、カプラ31の流通抵抗を利用す
れば、パイプ8の流量調整バルブ12を省略することも
できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の恒温ボ
ックスによれば、内部の温度を常に一定に保つことがで
きるので、血液等のように厳密な温度管理を必要とする
物品を長時間に亘って輸送することが可能となる。
【0024】また、請求項2の恒温ボックスの蓄冷装置
によれば、請求項1の効果と同様に恒温ボックス内の温
度を常に一定に保つことができるので、血液等のように
厳密な温度管理を必要とする物品を長時間に亘って輸送
可能となるほか、恒温ボックスが大型化することがな
く、しかも軽量であることから運搬に好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す恒温ボックスの正面断
面図
【図2】恒温ボックス及び吸着ユニットの側面断面図
【図3】駆動回路の構成図
【図4】本発明の変形例を示す恒温ボックスの要部側面
断面図
【図5】カプラの構成及び動作を示す側面断面図
【符号の説明】 1…恒温ボックス、1b…冷却通風路、1c…加熱通風
路、6…蓄冷剤、9…注水口、13…冷却用送風機、1
4,17,18…温度スイッチ、15…ヒ−タ、16…
加熱用送風機、19…駆動回路、20…バッテリ、24
…吸着器、24a…吸着剤、25…真空ポンプ、30…
ヒ−タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F25D 29/00 A 8511−3L G05D 23/00 H 9132−3H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄冷剤を備えた冷却通風路と、 ヒ−タを備えた加熱通風路と、 冷却通風路内の空気を物品収納部内に循環する冷却用送
    風機と、 加熱通風路内の空気を物品収納部内に循環する加熱用送
    風機と、 ヒ−タ及び各送風機に駆動電力を供給する充電可能な電
    源と、 恒温ボックス内の温度が所定温度以上になったとき冷却
    用送風機を作動する冷却回路と、 恒温ボックス内の温度が所定温度以下になったとき加熱
    用送風機及びヒ−タを作動する加熱回路と、 恒温ボックスの外部の温度が所定温度以上になったとき
    は冷却回路を、恒温ボックスの外部の温度が所定温度以
    下になったときは加熱回路をそれぞれ択一的に作動可能
    にする切換手段とを備えたことを特徴とする恒温ボック
    ス。
  2. 【請求項2】 液体の注入口を有する液体収容部を請求
    項1記載の恒温ボックスに設け、該液体収容部を恒温ボ
    ックスの蓄冷剤に熱的に接触させるとともに、 該液体収容部に着脱自在に接続する吸着器と、該吸着器
    内に収容された吸着剤と、吸着器の内部を減圧する吸引
    手段と、吸着剤に吸着された液体を除去する液体除去手
    段とを恒温ボックスの外部に備えたことを特徴とする恒
    温ボックスの蓄冷装置。
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