JPH0528840A - テープ電線 - Google Patents
テープ電線Info
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- JPH0528840A JPH0528840A JP20256991A JP20256991A JPH0528840A JP H0528840 A JPH0528840 A JP H0528840A JP 20256991 A JP20256991 A JP 20256991A JP 20256991 A JP20256991 A JP 20256991A JP H0528840 A JPH0528840 A JP H0528840A
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- Japan
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- electric wire
- conductors
- tape
- tape electric
- metal foil
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0393—Flexible materials
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高密度配線が可能でありかつクロストークを
減少させたテープ電線を提供する。 【構成】 互いに間隔をあけて並列に配置された導体1
…とこれらの導体1…を覆う絶縁層2とからなるテープ
層4a、4bとの間に金属箔3を挟んだ。このため、金属
箔3が疑似的にグランドプレーンとなり、上下の導体
1、1間で容量の発生が抑えられ、インピーダンスが低
下する。 【効果】 多数の配線を容易に行う事が出来ると共に、
高周波領域においても電気的結合を低減してクロストー
クをなくす事ができるため、電気的特性が安定化し誤操
作を起こす確率を減少できる。
減少させたテープ電線を提供する。 【構成】 互いに間隔をあけて並列に配置された導体1
…とこれらの導体1…を覆う絶縁層2とからなるテープ
層4a、4bとの間に金属箔3を挟んだ。このため、金属
箔3が疑似的にグランドプレーンとなり、上下の導体
1、1間で容量の発生が抑えられ、インピーダンスが低
下する。 【効果】 多数の配線を容易に行う事が出来ると共に、
高周波領域においても電気的結合を低減してクロストー
クをなくす事ができるため、電気的特性が安定化し誤操
作を起こす確率を減少できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の内部配線等
に利用されるテープ電線に係り、シールド付きフラット
ケーブルを一括してコネクタに接続することができるこ
とにより高密度配線を可能にすると共にクロストークを
低減させ電気的特性を安定化させたものに関する。
に利用されるテープ電線に係り、シールド付きフラット
ケーブルを一括してコネクタに接続することができるこ
とにより高密度配線を可能にすると共にクロストークを
低減させ電気的特性を安定化させたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器のプリント配線板間の配
線等には、コンパクトでフレキシブルなテープ電線が広
く利用されている。
線等には、コンパクトでフレキシブルなテープ電線が広
く利用されている。
【0003】このようなテープ電線は、図5に示すよう
に断面矩形状の導体1…を間隔を置いて平行に並べ、こ
れらの導体1…の周囲を、可撓性を有する絶縁体2によ
って被覆し、テープ状に一体化してなるものである。
に断面矩形状の導体1…を間隔を置いて平行に並べ、こ
れらの導体1…の周囲を、可撓性を有する絶縁体2によ
って被覆し、テープ状に一体化してなるものである。
【0004】しかしながら、近年、電子機器の小型化に
伴って内部配線のファイン化、多配線化が要望されてい
る。このため、図6に示すような導体1…を二段にした
構造のテープ電線が用いられるようになっている。
伴って内部配線のファイン化、多配線化が要望されてい
る。このため、図6に示すような導体1…を二段にした
構造のテープ電線が用いられるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6の
ように導体1…を二段にした構造のテープ電線では、高
周波領域において、上下の隣接する導体1、1間で発生
する電気的結合の増加によりクロストークが生じてしま
い、ノイズを誘発してしまう恐れがあった。また最悪の
場合には誤動作の原因となっていた。
ように導体1…を二段にした構造のテープ電線では、高
周波領域において、上下の隣接する導体1、1間で発生
する電気的結合の増加によりクロストークが生じてしま
い、ノイズを誘発してしまう恐れがあった。また最悪の
場合には誤動作の原因となっていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、高密度配線が可能でありかつクロストークを減少さ
せたシールド付きテープ電線を提供することを目的とす
る。
で、高密度配線が可能でありかつクロストークを減少さ
せたシールド付きテープ電線を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のテープ電
線では、互いに間隔をあけて並列に配列された複数本の
導体とこれらの導体を覆う絶縁体とからなるテープ層
が、上下方向に多段に配置されてなる構造において、上
記テープ層間に金属箔を挟んだことを課題解決の手段と
した。
線では、互いに間隔をあけて並列に配列された複数本の
導体とこれらの導体を覆う絶縁体とからなるテープ層
が、上下方向に多段に配置されてなる構造において、上
記テープ層間に金属箔を挟んだことを課題解決の手段と
した。
【0008】請求項2記載のテープ電線では、上記金属
箔を、上記複数本の導体のうちの少なくとも1本に接続
し、この接続された導体を外部に露出することを課題解
決の手段とした。
箔を、上記複数本の導体のうちの少なくとも1本に接続
し、この接続された導体を外部に露出することを課題解
決の手段とした。
【0009】
【作用】互いに間隔をあけて並列に配列された複数本の
導体とこれらの導体を覆う絶縁体とからなるテープ層が
上下方向に多段に配置されてなる構造において、上記の
テープ層間に金属箔を挟むと、この金属箔が疑似的にグ
ランドプレーンとなるため、上下の導体間で電気的結合
を低減することができクロストークによる誤動作を抑え
ることが可能である。
導体とこれらの導体を覆う絶縁体とからなるテープ層が
上下方向に多段に配置されてなる構造において、上記の
テープ層間に金属箔を挟むと、この金属箔が疑似的にグ
ランドプレーンとなるため、上下の導体間で電気的結合
を低減することができクロストークによる誤動作を抑え
ることが可能である。
【0010】また、上記金属箔を、上記複数本の導体の
うちの少なくとも1本に接続し、この接続された導体を
外部に露出すると、この導体をドレイン線として外部と
容易に接続することができる。
うちの少なくとも1本に接続し、この接続された導体を
外部に露出すると、この導体をドレイン線として外部と
容易に接続することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明のテープ電線に
ついて詳しく説明する。
ついて詳しく説明する。
【0012】(実施例1)図1(a),(b),(c)は請求項1
記載のテープ電線の一実施例を示すものであり、(a)は
側面図、(b)は平面図、(c)は正面図である。
記載のテープ電線の一実施例を示すものであり、(a)は
側面図、(b)は平面図、(c)は正面図である。
【0013】このテープ電線では、図示したように、絶
縁体2内に断面矩形状の導体1…を並列に数本並べた上
段テープ電線4aおよび下段テープ電線4bの間に、金属
箔3が配されると共に導体1…の両端部が絶縁体2から
露出されている。
縁体2内に断面矩形状の導体1…を並列に数本並べた上
段テープ電線4aおよび下段テープ電線4bの間に、金属
箔3が配されると共に導体1…の両端部が絶縁体2から
露出されている。
【0014】このテープ電線は、以下のようにして製造
することができる。まず、銅、銅合金等の導体、あるい
は半田付けの良好なすずめっき導体等からなる断面矩形
状の導体1を多数用意し、これらの導体1…を同一平面
内で互いに一定間隔をあけて平行に配して、これらの導
体1…を熱可塑性プラスチックテープを用いた絶縁体2
により挟み込つけて熱ロールで熱圧着し、テープ電線4
とする。
することができる。まず、銅、銅合金等の導体、あるい
は半田付けの良好なすずめっき導体等からなる断面矩形
状の導体1を多数用意し、これらの導体1…を同一平面
内で互いに一定間隔をあけて平行に配して、これらの導
体1…を熱可塑性プラスチックテープを用いた絶縁体2
により挟み込つけて熱ロールで熱圧着し、テープ電線4
とする。
【0015】次に、このテープ電線4を2枚用意し、上
段となる上段テープ電線4aと、下段となる下段テープ
電線4bとの間に、銅箔またはアルミ箔からなり接着剤
が塗布された厚さ10μm〜数10μmの金属箔3を配
置する。そしてこれらを熱ロールにより熱圧着すること
により図1に示したような二層構造のシールド付きテー
プ電線が得られる。
段となる上段テープ電線4aと、下段となる下段テープ
電線4bとの間に、銅箔またはアルミ箔からなり接着剤
が塗布された厚さ10μm〜数10μmの金属箔3を配
置する。そしてこれらを熱ロールにより熱圧着すること
により図1に示したような二層構造のシールド付きテー
プ電線が得られる。
【0016】この実施例の二層構造のシールド付きテー
プ電線では、上段テープ電線4aと下段テープ電線4bと
の間に金属箔3が配されているため、この金属箔3が疑
似的にグランドプレーンとなり、上下の導体間で電気的
結合を低減することができるので、信号線間に生じるク
ロストークを防ぐ事が可能であり、誤動作を引き起こす
原因を未然に防止することができる。
プ電線では、上段テープ電線4aと下段テープ電線4bと
の間に金属箔3が配されているため、この金属箔3が疑
似的にグランドプレーンとなり、上下の導体間で電気的
結合を低減することができるので、信号線間に生じるク
ロストークを防ぐ事が可能であり、誤動作を引き起こす
原因を未然に防止することができる。
【0017】また図1のテープ電線の改良例を図2に示
す。このテープ電線は、図1に示すテープ電線の絶縁体
2の外に露出されている導体1…と絶縁体2の一部に、
補強板5…が貼り付けられたものである。このテープ電
線では上記例と同様の作用効果を奏する他、絶縁体2の
外に露出されている導体1…と絶縁体2の一部に補強板
5…が貼り付けられているため、この部分での耐屈曲性
が向上し、屈曲による導体1…の抵抗変化を防止するこ
とができると共に導体1…の断線を防ぐことができる。
す。このテープ電線は、図1に示すテープ電線の絶縁体
2の外に露出されている導体1…と絶縁体2の一部に、
補強板5…が貼り付けられたものである。このテープ電
線では上記例と同様の作用効果を奏する他、絶縁体2の
外に露出されている導体1…と絶縁体2の一部に補強板
5…が貼り付けられているため、この部分での耐屈曲性
が向上し、屈曲による導体1…の抵抗変化を防止するこ
とができると共に導体1…の断線を防ぐことができる。
【0018】(実施例2)図3(a),(b),(c)は請求項2
記載のテープ電線の一実施例を示すものであり、(a)は
側面図、(b)は平面図、(c)は正面図である。
記載のテープ電線の一実施例を示すものであり、(a)は
側面図、(b)は平面図、(c)は正面図である。
【0019】このテープ電線においても、実施例1と同
様に、絶縁体2内に断面矩形状の導体1…を並列に数本
並べた上段テープ電線4aおよび下段テープ電線4bの間
に、金属箔3が配されると共に、導体1…の両端部が絶
縁体2から露出されている。さらにこの実施例のテープ
電線では、図3(c)に示されているように導体1…のう
ちの上段の一端の導体1’がドレン線として全長にわた
ってテープ電線の表面に露出されており、上記金属箔3
が絶縁体2の一方の側面部で折り返されて上記の表面に
露出されているドレン線1’に接続されている。
様に、絶縁体2内に断面矩形状の導体1…を並列に数本
並べた上段テープ電線4aおよび下段テープ電線4bの間
に、金属箔3が配されると共に、導体1…の両端部が絶
縁体2から露出されている。さらにこの実施例のテープ
電線では、図3(c)に示されているように導体1…のう
ちの上段の一端の導体1’がドレン線として全長にわた
ってテープ電線の表面に露出されており、上記金属箔3
が絶縁体2の一方の側面部で折り返されて上記の表面に
露出されているドレン線1’に接続されている。
【0020】このような構成を有するテープ電線は、以
下のような手順で製造することができる。まず、銅、銅
合金等の導体、あるいは半田付けの良好なすずめっき導
体等からなる断面矩形状の導体1を多数用意し、これら
の導体1…を同一平面内で互いに間隔をあけて平行に配
して、これらの導体1…を熱可塑性プラスチックテープ
を用いた絶縁体2により挟み込つけて熱ロールで圧着
し、テープ電線4とする。
下のような手順で製造することができる。まず、銅、銅
合金等の導体、あるいは半田付けの良好なすずめっき導
体等からなる断面矩形状の導体1を多数用意し、これら
の導体1…を同一平面内で互いに間隔をあけて平行に配
して、これらの導体1…を熱可塑性プラスチックテープ
を用いた絶縁体2により挟み込つけて熱ロールで圧着
し、テープ電線4とする。
【0021】次にこのテープ電線4を2個用意し、上段
となる上段テープ電線4aにおいてドレン線1’となる
導体1上の絶縁体2の全長または一部を剥離する。
となる上段テープ電線4aにおいてドレン線1’となる
導体1上の絶縁体2の全長または一部を剥離する。
【0022】さらに、上段のテープ電線4aと、下段の
テープ電線4bとの間に、銅箔またはアルミ箔からなり
接着剤が塗布された厚さ10μm〜数10μmの金属箔
3を配置して熱ロールにより熱圧着する。この金属箔3
は、上段のテープ電線4aの側面部で折り返して、上記
の表面に露出されているドレン線1’と超音波溶接によ
り接続して確実に導通をもたせる。
テープ電線4bとの間に、銅箔またはアルミ箔からなり
接着剤が塗布された厚さ10μm〜数10μmの金属箔
3を配置して熱ロールにより熱圧着する。この金属箔3
は、上段のテープ電線4aの側面部で折り返して、上記
の表面に露出されているドレン線1’と超音波溶接によ
り接続して確実に導通をもたせる。
【0023】このようにして形成されたテープ電線で
は、上段のテープ電線4aと下段のテープ電線4bとの間
に金属箔3が配されているため、実施例1と同様に、こ
の金属箔3が疑似的にグランドプレーンとなり、上下の
導体間に生じる電気的結合を低減することができるた
め、クロストークをなくすことが可能であり、誤動作を
引き起こす原因を未然に防ぐ事ができる。またこのテー
プ電線では、金属箔3が、ドレイン線1’に接続され、
このドレイン線1’が外部に露出されているため、外部
と容易に接続することができ、接地配線を容易に行う事
ができる。
は、上段のテープ電線4aと下段のテープ電線4bとの間
に金属箔3が配されているため、実施例1と同様に、こ
の金属箔3が疑似的にグランドプレーンとなり、上下の
導体間に生じる電気的結合を低減することができるた
め、クロストークをなくすことが可能であり、誤動作を
引き起こす原因を未然に防ぐ事ができる。またこのテー
プ電線では、金属箔3が、ドレイン線1’に接続され、
このドレイン線1’が外部に露出されているため、外部
と容易に接続することができ、接地配線を容易に行う事
ができる。
【0024】また図3のテープ電線の改良例を図4に示
す。このテープ電線は、図3に示すテープ電線の絶縁体
2の外に露出されている導体1…と絶縁体2の一部に、
補強板5…が貼り付けられたものである。この実施例の
テープ電線では、図3に示したテープ電線と同様の作用
効果を奏する他、絶縁体2の外に露出されている導体1
…と絶縁体2の一部に補強板5…が貼り付けられている
ため、この部分での耐屈曲性が向上し、屈曲による導体
1…の抵抗変化を防止することができると共に導体1…
の断線を防ぐことができる。
す。このテープ電線は、図3に示すテープ電線の絶縁体
2の外に露出されている導体1…と絶縁体2の一部に、
補強板5…が貼り付けられたものである。この実施例の
テープ電線では、図3に示したテープ電線と同様の作用
効果を奏する他、絶縁体2の外に露出されている導体1
…と絶縁体2の一部に補強板5…が貼り付けられている
ため、この部分での耐屈曲性が向上し、屈曲による導体
1…の抵抗変化を防止することができると共に導体1…
の断線を防ぐことができる。
【0025】なお、実施例2においては、導体1…のう
ちの上段の一端の導体1’がドレン線として全長にわた
ってテープ電線の表面に露出され、金属箔3と接着され
ている構造を示したが、必要に応じて導体1…のうちの
ドレン線の位置を変えたり、ドレン線の本数を増やした
りしても良い。また全長にわたって導体を露出させずに
一部分のみ導体を露出させても良い。
ちの上段の一端の導体1’がドレン線として全長にわた
ってテープ電線の表面に露出され、金属箔3と接着され
ている構造を示したが、必要に応じて導体1…のうちの
ドレン線の位置を変えたり、ドレン線の本数を増やした
りしても良い。また全長にわたって導体を露出させずに
一部分のみ導体を露出させても良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明のテープ電線
では、互いに間隔をあけて並列に配列された複数本の導
体とこれらの導体を覆う絶縁体とからなるテープ層が上
下方向に多段に配置されてなる構造において、上記のテ
ープ層間に金属箔を挟んだものであるから、この金属箔
が疑似的にグランドプレーンとなり上下の導体間での電
気的結合を低減することができ導体間に生じるクロスト
ークをなくすことが可能になるため、多数の配線を容易
に行う事が出来ると共にインピーダンスの影響が出易い
高周波領域においても電気的特性が安定し誤動作を誘発
する可能性を未然に防止することができる。
では、互いに間隔をあけて並列に配列された複数本の導
体とこれらの導体を覆う絶縁体とからなるテープ層が上
下方向に多段に配置されてなる構造において、上記のテ
ープ層間に金属箔を挟んだものであるから、この金属箔
が疑似的にグランドプレーンとなり上下の導体間での電
気的結合を低減することができ導体間に生じるクロスト
ークをなくすことが可能になるため、多数の配線を容易
に行う事が出来ると共にインピーダンスの影響が出易い
高周波領域においても電気的特性が安定し誤動作を誘発
する可能性を未然に防止することができる。
【0027】また上記金属箔を、上記複数本の導体のう
ちの少なくとも1本に接続し、この接続された導体を外
部に露出すると、この導体をドレイン線として外部と容
易に接続することができ、接地配線を容易に行う事がで
きる。
ちの少なくとも1本に接続し、この接続された導体を外
部に露出すると、この導体をドレイン線として外部と容
易に接続することができ、接地配線を容易に行う事がで
きる。
【図1】 請求項1記載のテープ電線の一実施例を示す
図であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図で
ある。
図であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図で
ある。
【図2】 請求項1記載のテープ電線の改良例を示す図
であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図であ
る。
であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図であ
る。
【図3】 請求項2記載のテープ電線の一実施例を示す
図であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図で
ある。
図であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図で
ある。
【図4】 請求項2記載のテープ電線の改良例を示す図
であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図であ
る。
であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図であ
る。
【図5】 従来のテープ電線の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】 従来のテープ電線の別の例を示す斜視図であ
る。
る。
1…導体、1’…ドレン線、2…絶縁体、3…金属箔、
4a…上段テープ電線(テープ層)、4b…下段テープ電
線(テープ層)
4a…上段テープ電線(テープ層)、4b…下段テープ電
線(テープ層)
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに間隔をあけて並列に配列された複
数本の導体とこれらの導体を覆う絶縁体とからなるテー
プ層が、上下方向に多段に配置されてなるテープ電線に
おいて、上記のテープ層間に金属箔を挟んだことを特徴
とするテープ電線。 - 【請求項2】 上記金属箔が、上記複数本の導体のうち
の少なくとも1本に接続され、この接続された導体が外
部に露出されていることを特徴とする請求項1記載のテ
ープ電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20256991A JPH0528840A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | テープ電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20256991A JPH0528840A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | テープ電線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528840A true JPH0528840A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16459675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20256991A Withdrawn JPH0528840A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | テープ電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528840A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020087931A (ja) * | 2018-11-21 | 2020-06-04 | 貿聯國際股▲分▼有限公司 | 高周波フレキシブルフラットケーブル |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP20256991A patent/JPH0528840A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020087931A (ja) * | 2018-11-21 | 2020-06-04 | 貿聯國際股▲分▼有限公司 | 高周波フレキシブルフラットケーブル |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |