JPH052876Y2 - - Google Patents

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JPH052876Y2
JPH052876Y2 JP1986042365U JP4236586U JPH052876Y2 JP H052876 Y2 JPH052876 Y2 JP H052876Y2 JP 1986042365 U JP1986042365 U JP 1986042365U JP 4236586 U JP4236586 U JP 4236586U JP H052876 Y2 JPH052876 Y2 JP H052876Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案はストツプウオツチ装置に関する。
[従来技術およびその問題点] 従来、ストツプウオツチ装置においては予め目
標タイムを設定しておき、計測時間が目標タイム
になると、アラーム音を発生するようにしたもの
が知られている。
しかしながら、この種のものはアラーム機能し
か果さないので、実際にチエツクポイントを通過
したときに目標タイムに比較して遅いか、速い
か、さらには目標タイムまでの残り時間や目標タ
イムを経過してからのオーバ時間は人為的に計算
しなければならず、面倒であると共に正確さに欠
けるという問題があつた。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、目標タイムまでの
残り時間や目標タイムを経過してからのオーバ時
間を容易にかつ正確に知り得るストツプウオツチ
装置を提供しようとするものである。
[考案の要点] この考案は上述した目的を達成するために、計
測タイムと目標タイムとの時間差を求めて表示す
るようにしたことを要旨とするものである。
[実施例] 以下、この考案を図面に示す一実施例に基づい
て具体的に説明する。なお、本実施例はストツプ
ウオツチ付電子腕時計に適用したもので、ジヨギ
ングに使用した場合を例に挙げて説明する。
構 成 第1図はこの電子腕時計の外観図である。図中
1は時計ケースの前面部に設けられた液晶表示パ
ネルである。また時計ケースの前面部、右側部、
左側部には夫々2つずつ合計6個の押ボタン式ス
イツチS1〜S6が設けられている。ここで、ス
イツチS1は基本時計モード、ストツプウオツチ
モード、他の機能モードに切換える基本モード切
換スイツチ、また、スイツチS2〜S6はストツ
プウオツチモードにおいても各種の機能スイツチ
として使用されるスイツチである。
液晶表示パネル1は第2図に示す如く構成され
ている。液晶表示パネル1はセグメント型パネル
で、その表示画面を大別すると、図中破線で区分
したように、上段表示部2、中段表示部3、下段
表示部4を有する構成となつている。ここで、上
段表示部2は6桁、中段表示部3は4桁、下段表
示部4は8桁構成で、上段表示部2、中段表示部
3は数字あるいはアルフアベツト文字、下段表示
部4は数字を表示するようになつている。そし
て、上段表示部2にはその左端部にアラームのオ
ンマーク表示体2−1、プラス/マイナス表示体
2−2が設けられている。このプラス/マイナス
表示体2−2は後で詳述するが、計測されたラツ
プタイムと予め設定されている目標値との時間差
がプラスであつたか、マイナスであつたかを指示
表示するものである。また中段表示部3にはその
左端部に上段表示部2に表示されている計測デー
タがラツプタイムであることを示すラツプ表示体
3−1、計測動作のストツプ状態を示すストツプ
表示体3−2、下段表示部4に表示されている計
測データがスプリツトタイムであることを示すス
プリツト表示体3−3が設けられている。また、
下段表示部4には計測データを記録することがで
きる記録モード状態を示す記録モード表示体4−
1の他、午後、24時間制等を表示する表示体が設
けられている。
第3図はこの電子腕時計の基本的なブロツク回
路図で、この電子腕時計はマイクロプログラム制
御方式にしたがつて動作するようになつている。
発振回路11から常時出力される例えば32KHz
の基準クロツク信号は、第1の分周回路12で
512Hzまで分周され、第2の分周回路13に与え
られる。この第2の分周回路13はキヤリー有り
信号aを出力しオペレーシヨンデコーダ15に与
え、これによつて基本時計の時刻情報を得る為に
1/16秒毎に1回ずつの計時処理、また、ストツプ
ウオツチ動作中は1/100秒毎に1回ずつの計時処
理を実行させる。また、第1の分周回路12で
512Hzの信号はタイミングジエネレータ14に与
えられる。タイミングジエネレータ14は各種の
回路へタイミング信号を出力するもので、オペレ
ーシヨンデコーダ15、入力部16、ROM(リ
ードオンリメモリ)17、アドレス部18等に与
える。オペレーシヨンデコーダ15は第2の分周
回路13からキヤリー有り信号a、また入力部1
6からキー有り信号bが入力されるとHALT解
除信号cを出力してタイミングジエネレータ4に
与える。即ち、計時処理あるいはキー入力処理が
終了すると、オペレーシヨンデコーダ15からタ
イミングジエネレータ14へ動作停止信号が出力
される入力部16は後述するが、操作スイツチに
対応して出力されスイツチ入力信号は、マルチプ
レクサ19に与えられ、また何れかのスイツチが
操作されることによつてキー有り信号bが出力さ
れてオペレーシヨンデコーダ15に与えられ、こ
れによつてROM17の操作スイツチに対応する
スイツチ処理プログラムがアドレス指定されてス
イツチ処理が実行される。
ROM17はこの電子腕時計の全ての動作を制
御するマイクロプログラムを記憶し、マイクロ命
令ADDR,DO,NA,OPを並列的に出力する。
マイクロ命令ADDRはRAM(ランダムアクセス
メモリ)20にアドレスデータと入力され、また
表示部21にも入力される。また、マイクロ命令
DOは数値コードとしてマルチプレクサ19に入
力される。マルチプレクサ19には入力部16か
らのデータ、第2の分周回路13の内容および
RAM20の出力データも入力されており、各種
の処理タイミングで演算数と被演算数を切換出力
し、演算部22、テンポラリーレジスタ23に与
えられる。この場合、テンポラリーレジスタ23
に保持されたデータはマルチプレクサ19の出力
データに同期して演算部22に与えられる。ま
た、マイクロ命令NAはアドレス部18に次の処
理に必要な各種マイクロ命令を読み出す為のネク
ストアドレスデータとして入力され、アドレス部
18の出力はROM17に与えられる。更に、マ
イクロ命令OPはオペレーシヨンデコーダ15に
入力されるデータである。
演算部22はスイツチ処理、計時処理等を実行
するもので、その結果データはアドレス部18お
よびRAM20に入力される。ここで、アドレス
部18は演算部22でのジヤツジ演算の実行によ
つてROM17のアドレスを変換する。また、
RAM20に読み込まれたデータは各処理タイミ
ングによつて読み出され、マルチプレクサ19に
入力される他、表示部21に入力される。
オペレーシヨンデコーダ15はマイクロ命令
OPを解読して各種の制御信号を出力し、入力部
16、アドレス部18、マルチプレクサ19、演
算部22、テンポラリーレジスタ23等に与え
る。なお、図示されていないがこの電子時計には
アラーム発生用のブザー駆動回路が設けられてい
る。
次に、第4図を参照してRAM20の構成につ
いて説明する。RAM20は現在時刻や計測時間
等を記憶するもので、時計レジスタY0には現在
時刻および日付データが記憶される。また、計測
レジスタY1には今回計測されたストツプウオツ
チの計測時間が記憶される。そして、このRAM
20には30本のデータメモリX0〜X29が設けられ
ている。このデータメモリX0〜X29は計測された
順序にしたがつて計測データが順次記憶されるも
ので、各計測データは日付データに対応して記憶
される。即ち、第4図のメモリマツプではデータ
メモリX0に日付「85年5月17日」に対応して計
測時間「19分28秒36」が記憶されている。この場
合、日付データと計測データとの間に記憶されて
いるコード「0」は、この計測データがスタート
からストツプまでの計測時間であることを示す識
別コードである。また、計測データの右側に記憶
されているデータ「1」はその日の計測回数を示
すデータである。同様に、データメモリX1には
日付データ「85年5月18日」と共に計測データ
「20分13秒02」が記憶される他、この計測データ
がスタートからストツプまでの計測時間であるこ
とを示す識別コード「0」およびその日の計測回
数データ「1」が記憶される。そして、この場
合、ラツプタイムを3回計測したものとすると、
各ラツプタイムが順次データメモリX2〜X4に記
憶されると共に、ラツプタイム計測回数を示すデ
ータ「1」、「2」、「3」が対応するメモリに記憶
される。また、このRAM20には予め設定され
るラツプタイムの目標値が記憶される目標値設定
メモリPSが設けられている。この目標値設定メ
モリPSは複数の目標値を記憶可能なもので、各
目標値に対応してアラームオン/オフを示すフラ
グ「1」、「0」が設定されている。なお、アラー
ムオン/オフフラグは計測されたラツプタイムが
目標値に達したときにアラームを発生させるか否
かを指定するものである。
また、RAM20には各種のモードレジスタ
M,L,N,O,P,Q,R,S,T,U,V,
Wが設けられている。ここで、各モードレジスタ
の機能について説明する。
モードレジスタM モードレジスタMは基本モードを指定するモー
ドレジスタで、その内容がM=1のときには基本
時計モード、M=2のときにはストツプウオツチ
モード、M=3のときには他の機能モードを指定
する。
モードレジスタL このモードレジスタLの内容が「1」のときに
はストツプウオツチモードにおいてストツプウオ
ツチの計測動作が開始される前のリセツト状態
(クリア状態)を示すリセツトモードを指定する。
モードレジスタN このモードレジスタNの内容が「1」のときに
はストツプウオツチモードにおいてRAM20の
データメモリX0〜X29に記録されている全ての計
測データを順次読み出して表示させる全データリ
コールモードを指定する。
モードレジスタO このモードレジスタOの内容が「1」のときに
はストツプウオツチモードにおいて計測動作中に
RAM20の目標値設定メモリPSに設定されてい
る目標タイムを表示させる目標タイム表示モード
を指定する。
モードレジスタP このモードレジスタPの内容が「1」のときに
はストツプウオツチモードにおいてRAM20に
記録されている今回の計測データを順次読み出し
て表示させる今回データリコールモードを指定す
る。
モードレジスタQ このモードレジスタQの内容が「1」のときに
はストツプウオツチモードにおいてRAM20の
目標値設定メモリPSにラツプタイムの目標値を
予め設定する目標値設定モードを指定する。
モードレジスタR このモードレジスタRの内容が「1」のときに
はストツプウオツチモードにおいてラツプ計測を
行なわせるラツプ表示モードを指定する。
モードレジスタS このモードレジスタSの内容が「1」のときに
はラツプ表示モードにおいて計測動作中にそのラ
ツプタイムが表示されるラツプ計測モードを指定
する。
モードレジスタT このモードレジスタTの内容が「1」のときに
はラツプ表示モードにおいてラツプ計測動作を停
止させるラツプ停止モードを指定する。
モードレジスタU このモードレジスタUの内容が「1」のときに
はラツプ停止モード時に得られたラツプタイムと
予め設定されている目標タイムとの時間差を求め
て表示させる時間差表示モードを指定する。
モードレジスタV このモードレジスタVの内容が「1」のときに
はストツプウオツチのリセツトモードにおいて、
ストツプウオツチの計測動作中にその計測時間が
表示されるストツプウオツチ計測モードを指定す
る。
モードレジスタW このモードレジスタWの内容が「1」のときに
はストツプウオツチ計測モードにおいてその計測
動作を停止させるストツプウオツチ停止モードを
指定する。
またRAM20にはデータメモリX0〜X29のポ
インタXo、時計レジスタY0、計測レジスタY1
ポインタYo、RAM20の空エリアのアドレスデ
ータが記憶される空アドレスレジスタZ0、今回の
計測を開始した最初の計測データが記憶されてい
るアドレスデータが記憶される今回開始アドレス
レジスタA0、各種の表示モードを指定するモー
ドカウンタB、オートリターン機能に用いられる
5秒カウンタC0が設けられている。
全体動作の概要 第5図はこの電子時計の全体動作の概要を示す
ジエネラルフローチヤートである。電源投入に伴
つてステツプT1では計時タイミングまたはキー
入力の要求があるまで待機状態(HALT状態)
となる。いま、計時タイミングになると、ステツ
プT2に進み、計時処理が実行されたのち、スト
ツプウオツチ処理(ステツプT3)が実行される。
また、入力部16から操作キーに対応するキーコ
ードが出力されると、それに応じたキープログラ
ムが指定され(ステツプT4)、キー処理が行なわ
れる(ステツプT5)。
ストツプウオツチ処理 第6図は第5図で示したストツプウオツチ処理
の具体的内容を示したフローチヤートである。先
ず、このフローに入ると、ステツプT11では100
Hzのキヤリー有無が調べられ、その結果、キヤリ
ー無しが検出された場合にはステツプT27(表示
処理)にジヤンプするが、キヤリー有りが検出さ
れた場合にはモードレジスタV,S,Oの内容が
調べられる。即ち、いまストツプウオツチ計測モ
ード(V=1)、ラツプ計測モード(S=1)、目
標タイム表示モード(O=1)の何れかのモード
にセツトされているか否かが調べられる。ここ
で、上述したいずれかのモードにセツトされてい
れば、ステツプT15に進み、時間計測処理が実行
され、計測レジスタY1の内容に1/100秒の時間デ
ータがたし込まれ、ストツプウオツチの計測時間
が更新される。なお、上述した3つのモードのい
ずれでもない場合には計測処理(ステツプT15)、
後述する放音処理(ステツプT17)は実行されな
い。
このような時間計測処理が終ると、次のステツ
プT16に進み、ストツプウオツチの秒キヤリー有
無が調べられる(ステツプT16)。この処理は計
測時間が1秒経過する毎に、予め設定されている
目標値と計測時間との比較を行つてそれらが一致
したときにアラーム音を発生させる放音処理(ス
テツプT17)を実行させる為のものである。この
場合、アラーム音の発生は、予め目標値設定メモ
リPSに設定されている目標タイムに対応するア
ラームオン/オフデータにしたがつて規制され
る。
そして、次のステツプT18では時計レジスタ
Y0の秒キヤリー有無が調べられる。ここで、秒
キヤリーが無ければステツプT27(表示処理)に
ジヤンプするが、秒キヤリーが検出されると、モ
ードレジスタSおよびTの内容が調べられる(ス
テツプT19,T20)。即ち、いま、ラツプ計測モ
ード(S=1)、ラツプ停止モード(T=1)の
いずれにセツトされているか否かが調べられる。
ここで、ラツプ計測モードであれば、オートリタ
ーン機能を作動させる為に5秒カウンタC0の値
が+され(ステツプT21)、その結果、5秒カウ
ンタC0の値が「5」になつたことがステツプT22
で検出されると、モードの変更が行なわれる(ス
テツプT23)。即ち、ラツプ計測モードで5秒カ
ウンタC0により5秒経過が検出されると、ラツ
プ計測モードが解除されてストツプウオツチ計測
モードへ自動的に切換えられる。また、ラツプ停
止モードであることがステツプT20で検出された
場合には上述と同様オートリターン機能を作動さ
せる為に5秒カウンタC0の値が+1され(ステ
ツプT24)、その結果、5秒カウンタC0の値が
「5」になつたことがステツプT25で検出される
と、モードの変更が行なわれる(ステツプT26)。
即ち、ラツプ停止モードで5秒カウンタC0によ
り5秒経過が検出されると、ラツプ停止モードが
解除されてストツプウオツチ停止モードへ自動的
に切換えられる。なお、ステツプT19,T20でラ
ツプ計測モードおよびラツプ停止モードでないこ
とが検出された場合、あるいはステツプT23,
T26でモードの自動切換が行なわれた場合には
夫々ステツプT27(表示処理)が実行される。こ
の表示処理実行後、このストツプウオツチ処理が
終了し、このフローから抜ける。
ストツプウオツチ動作に伴うキー処理および表
示処理 次に、スイツチS1〜S5の操作に伴う動作を
第7図〜第10図に示すフローチヤートおよび第
11図〜第13図に示す表示状態を参照して説明
する。ここで、第7図はスイツチS2、第8図は
スイツチS3、第9図はスイツチS4、第10図
はスイツチS5の操作によつて実行されるフロー
チヤートである。また、第11図は各スイツチ操
作に応じて変遷する全体の表示状態を示してい
る。また第12図は全データリコールモード、第
13図は今回データリコールモードでの表示状態
を示している。
<スイツチS1の処理> スイツチS1は基本モードを切換指定するもの
で、このスイツチS1が操作される毎に、モード
レジスタMの値が「0」、「1」、「2」、「0」……
の如く変化する。ここで、M=0のときには基本
時計モード、M=1のときにはストツプウオツチ
モード、M=2のときには他の機能モードに対応
し、スイツチS1が操作される毎にこれらのモー
ドが順次サイクリツクに切換わる。第11図はこ
の場合の表示状態を示し、基本時計モード(M=
0)において上段表示部2には曜日および年、中
段表示部3には月日、下段表示部4には時分秒が
表示される。この基本時計モードにおいでスイツ
チS1を1回操作するとモードレジスタMの値は
「1」となり、ストツプウオツチモードに切換わ
る。そして、このストツプウオツチモードにおい
てスイツチS1を操作すると、このストツプウオ
ツチモードが解除されて他の機能モード(M=
2)に切換わる。
<スイツチS2およびスイツチS6の処理> ストツプウオツチモードにおいてスイツチS2
が操作される毎に第7図に示すフローが実行開始
され、ステツプT31〜T35ではモードレジスタ
L,V,W,S,Tの内容に基づいてモードの判
別が行なわれる。この場合、リセツトモード(L
=1)、ストツプウオツチ計測モード(V=1)、
ストツプウオツチ停止モード(W=1)、ラツプ
計測モード(S=1)、ラツプ停止モード(T=
1)のうち何れかのモードにセツトされている場
合に限つてスイツチS2操作が有効となる。
リセツトモード いま、リセツトモード(L=1)にセツトされ
ているものとすると、第11図L=1に示す如
く、中段にはデータメモリX0〜X29の残り本数例
えば「30」本が表示され、また上段および下段の
全桁にはゼロが表示されている。このメモリの残
り本数表示によつて記録可能な計測データ数を確
認することができる。
リセツトモード目標値設定モード 上記リセツトモードにおいてスイツチS6が操
作されると、目標値設定モード(Q=1)とな
る。この設定モードはストツプウオツチの計測動
作を開始する前に、目標とすべきラツプタイムを
予め設定するもので、第4図に示す如く、目標値
設定メモリPSには目標タイム、例えば「1分00
秒」、「2分00秒」、「3分00秒」を設定しておく。
この場合、各目標タイムになつた際にアラーム音
を発生させるか否かを示すフラグの設定も行う。
このようにして目標タイムの設定が終つたら再び
スイツチS6を操作する。これによつてこの設定
モードが解除されて元のリセツトモードに戻る。
したがつて、ストツプウオツチのリセツトモード
においてスイツチS6は目標値設定モードのセツ
ト/解除キーとして機能するようになる(第11
図参照)。
リセツトモード→ストツプウオツチ計測モード 一方、リセツトモードにおいてスイツチS2が
操作されると、ステツプT31でそのことが検出さ
れてステツプT36に進み、モードの変更が行なわ
れる。即ち、リセツトモードが解除されてストツ
プウオツチの計測モード(V=1)に切換わる。
そして、次のステツプT37では時計レジスタY0
に記憶されている現在の日付データが読み出され
てRAM20に記録される。この場合、空アドレ
スレジスタZ0の内容が今回開始アドレスレジスタ
A0に転送されると共にこの今回開始アドレスレ
ジスタA0の内容で指定されるデータメモリ、最
初はデータメモリX0に日付データが書き込まれ
る。したがつて、リセツトモードでスイツチS2
が操作されると、ストツプウオツチ計測モードと
なつて計測動作が開始されると同時に現在の日付
データがRAM20の空エリアに記録されること
になる。なお、日付データの書き込みと共に、当
該空エリアにはその日付データに対応して記録さ
れる計測時間がスタートからストツプまでの計測
タイム(フイニツシユタイム)であることを示す
識別コード「0」が付加される。このようにして
ストツプウオツチの計測モードにセツトされる
と、第11図V=1に示す如く、上段および下段
には夫々スタートからの計測時間、例えば「56秒
99」が夫々デジタル表示されると共に、中段には
データメモリの使用本数、例えば「01」がデジタ
ル表示される。
ストツプウオツチ計測モード ストツプウオツチ停止モード 上記ストツプウオツチ計測モードにおいてスイ
ツチS2が操作されると、ステツプT38に進み、
計測モードが解除されると共にストツプウオツチ
停止モードに切換わる。そして、次のステツプ
T39に進み、スイツチS2操作時点の計測時間
(フイニツシユタイム)が今回開始アドレスレジ
スタA0の内容で指定されるデータメモリに記憶
されると共に、空アドレスレジスタZ0の内容が+
1される。したがつて、ストツプウオツチ計測モ
ードにおいてスイツチS2が操作されると、スト
ツプウオツチ停止モードとなつて計測動作が停止
されると共に、その停止時点の計測時間がフイニ
ツシユタイムとして記録される。しかして、スト
ツプウオツチ停止モードにセツトされると、第1
1図W=1に示す如く、上段には最新のラツプタ
イム、例えば「1分12秒04」、中段にはデータメ
モリの使用本数「02」と共にストツプマーク表示
体が点灯され、このストツプマークの点灯で下段
にデジタル表示されている計測時間がフイニツシ
ユタイムであることが明示される。このストツプ
ウオツチ停止モードにおいて、スイツチS2が操
作されると、ステツプT33でそのことが検出され
てステツプT40に進み、モードの変更が行なわれ
る。即ち、ストツプウオツチ停止モードが解除さ
れてストツプウオツチ計測モードに切換わり、再
び計測動作が開始される。この場合、計測時間は
前のフイニツシユタイムに今回の計測タイムが積
算されたものとなる。
なお、今回の計測動作開始に当つて前回計測さ
れたデータはクリアされることなくそのまま保持
され、今回得られたフイニツシユタイムはデータ
メモリの次の空エリアに日付データに対応して記
録される。したがつて、本実施例では30本のデー
タメモリX0〜X29に対応して最大30個の計測デー
タが記録可能である。もちろん1回の計測で30本
のデータメモリを必要とする場合には、各メモリ
の内容はクリアされる。
ラツプ表示モード(ラツプ計測モードラツプ
停止モード) また、スイツチS2はラツプ表示モード(R=
1)においても有効キーとして機能し、この場
合、ラツプ計測モード(S=1)において、スイ
ツチS2が操作されると、ステツプT34でそのこ
とが検出されてステツプT41に進み、後述するモ
ードの変更等が行なわれてラツプ停止モードとな
る。また、ラツプ停止モード(T=1)において
スイツチS2が操作されると、ステツプT35でそ
のことが検出されてステツプT42に進み、後述す
るモードの変更等が行なわれてラツプ計測モード
となる。
<スイツチS3およびスイツチS2の処理> スイツチS3が操作される毎に、第8図のフロ
ーが実行開始され、ステツプT51〜T53ではモー
ドレジスタV,S,Wの内容に基づいてモードの
判別が行なわれる。この場合、ストツプウオツチ
計測モード(V=1)、ラツプ計測モード(S=
1)、ストツプウオツチ停止モード(W=1)の
うち何れかのモードにセツトされている場合に限
つてスイツチS3操作が有効となる。
ストツプウオツチ計測モード→ラツプ表示モード いま、ストツプウオツチ計測モード(V=1)
においてスイツチS3が操作されると、ステツプ
T51でそのことが検出されてステツプT54に進
み、モードの変更が行なわれ、この計測モードか
らラツプ表示モード(R=1)でのラツプ計測モ
ード(S=1)に切換わる。そして、スイツチS
3操作時点の計測時間がラツプタイムとして
RAM20のデータメモリに記録されると共に、
空アドレスレジスタZ0の値が+1される(ステツ
プT55)。このようにストツプウオツチの計測モ
ードでスイツチS3が操作されると、ラツプ計測
モードとなり、このときのラツプタイムが記録さ
れる。この場合、第4図に示すように、ラツプタ
イムはその回数データと共にRAM20のデータ
メモリに順次書き込まれる。第11図S=1はこ
のときの表示状態を示し、上段表示部2には計測
されたラツプタイムが表示される。このラツプ計
測モードにおいて5秒経過すると、上述した如
く、第6図のステツプT22で5秒経過が検出され
てラツプ計測モードが解除され、元のストツプウ
オツチ計測モードへ自動的に切換えられる。しか
して、ラツプ計測モードに切換えてから5秒経過
する前に、スイツチS3が再び操作されると、ス
テツプT52でそのことが検出されてステツプT55
に進み、そのときのラツプタイムがRAM20に
記憶される。
したがつて、スイツチS3が操作される毎にそ
のときのラツプタイムが求められて記録されてゆ
く。例えば、第4図に示す如く、データメモリ
X2には1回目のラツプタイム(1分1秒32)、デ
ータメモリX3には2回目のラツプタイム(1分
1秒45)、データメモリX4には3回目のラツプタ
イム(58秒97)が記録されると共に、その回数デ
ータが対応して記録される。この場合、日付デー
タはフイニツシユタイムに対応して記録されるの
で、各ラツプタイムに対応して記録されることは
ない。
一方、ラツプ計測モードでスイツチS2が操作
されると、上述した第7図のステツプT34でその
ことが検出されてステツプT41に進み、ラツプ計
測モードからラツプ停止モードへ切換えられると
共に、5秒カウンタC0がクリアスタートされる。
第11図T=1はラツプ停止モードでの表示状態
を示している。このラツプ停止モードに切換えら
れてから5秒経過すると、上述した第6図のステ
ツプT25でそのことが検出されてラツプ停止モー
ドからストツプウオツチ停止モードへ自動的に切
換えられる。
ストツプウオツチ停止モード→リセツトモード しかして、ストツプウオツチ停止モードにおい
て、スイツチS3が操作されると、ステツプT53
でそのことが検出されてストツプウオツチ停止モ
ードからリセツトモードへ切換えられる(ステツ
プT56)。そして、今回開始アドレスレジスタA0
の内容がクリアされると共に計測レジスタY1
内容がクリアされる(ステツプT57)。
<スイツチS4の処理> スイツチS4が操作される毎に第9図のフロー
が実行開始され、ステツプT61〜T64ではモード
レジスタL,N,W,Pに基づいてモードの判別
が行なわれる。この場合、リセツトモード(L=
1)、全データリコールモード(N=1)、ストツ
プウオツチ停止モード(W=1)、今回データリ
コールモード(P=1)のうち何れかのモードに
セツトされている場合に限つてスイツチS4操作
が有効となる。
リセツトモード全データリコールモード いま、リセツトモードにおいてスイツチS4が
操作されたものとすると、ステツプT65に進み、
モードの変更が行なわれ、リセツトモードから全
データリコールモード(N=1)へ切換えられ
る。したがつて、全データリコールモードにセツ
トするには、ストツプウオツチのリセツトモード
でスイツチS4を1回操作すればよい。このよう
に全データリコールモードへ切換えられると、先
ずポインタXoの内容がクリアされる。次に、デ
ータメモリX0〜X29のポインタXoの値でアドレス
指定されるデータメモリ、最初はデータメモリ
X0内に計測データが記憶されているかが調べら
れる(ステツプT67)。いま、第4図に示すよう
にデータメモリX0には日付データに対応して計
測データが記憶されているので、次のステツプ
T68に進み、その内容が表示される。この場合、
データメモリX0内のデータのうち最初は日付デ
ータのみが表示される。即ち。第12図に示す如
く、ストツプウオツチのクリアモードからスイツ
チS4を1回操作すると、日付データ(85年5月
17日、金曜日)が表示される。この場合、第12
図に示す如く、その日の1回目の計測データであ
ることを示す為の「RO1」が中段に表示される。
この状態においてスイツチS4が操作されると、
この2回目のスイツチS4操作ではステツプT62
からステツプT69へ進む。即ち、いま全データリ
コールモードにセツトされているので、このモー
ドでスイツチS4が操作されると、ポインタXo
の値が+1されたのち計測データの有無が調べら
れる(ステツプT67)。この場合、データメモリ
X0には計測データが記憶されているので、その
計測データが表示される(ステツプT68)。した
がつて、この場合には第12図に示す如く、フイ
ニツシユタイム(19分28秒36)が下段に表示され
ると共に、中段にはフイニツシユタイムであるこ
とを明示するステツプマーク表示体が点灯される
と共に1回目の計測データであることを示す計測
回数「1」が表示される。以下、同様にスイツチ
S4を順次操作してゆくと、3回目以降のスイツ
チS4操作ではそれが操作される毎にポインタ
Xoの値が+1されてゆく結果、データメモリの
内容が順次表示される。したがつて、3回目の操
作では日付データ(85年5月18日、土曜日)が表
示されると共にその日の1回目の計測データであ
ることを示す「RO1」が表示される。次で、4
回目の操作ではその日のフイニツシユタイム(20
分13秒02)が表示される。この場合、第4図に示
すようにその日はフイニツシユタイムの他に3つ
のラツプタイムを取つたものとすると、5回目の
操作ではフイニツシユタイムが上段に表示される
他、1回目のラツプタイム(1分01秒32)が下段
に表示される。同様に、6回目、7回目の操作で
2回目、3回目のラツプタイムが順次表示され
る。しかして、8回目の操作では次の日の日付デ
ータとその日の計測回数を示す「RO2」が中段
表示される。
このようにしてRAM20内の計測データが日
付データに関連して順次表示されてゆき、そし
て、最後の計測データが表示されたのちスイツチ
S4が操作されると、空エリアが検出される(ス
テツプT67)。この空エリア検出に伴つてステツ
プT70〜T72ではモードカウンタBの値が調べら
れる。最初はモードカウンタBの値は「0」であ
るから、次のステツプT73ではモードカウンタB
の値が+1されたのちベストフイニツシユタイム
が求められ、その結果が表示される(ステツプ
T74)。即ち、RAM20に記録されている全ての
フイニツシユタイムを比較検討してその中から過
去の最高タイムを検索し、これをベストタイムと
して表示させる。この場合、第12図に示す如
く、上段に「FINISH」、中段に「BEST」、下段
に求められたベストフイニツシユタイム(19分28
秒36)が表示される。そして、更にスイツチS4
を1回操作する。いまモードカウンタBの値が
「1」であるからステツプT71でそのことが検出
されてステツプT75に進み、モードカウンタBの
値が+1される。そして、ワーストフイニツシユ
タイムが求められて表示される(ステツプT76)。
即ち、全てのフイニツシユタイムを比較検討して
その中から過去の最低のタイムを検索し、これを
ワーストフイニツシユタイムとして表示させる。
この場合、第12図に示す如く、上段に
「FINISH」、中段に「WORS」、下段にワースト
フイニツシユタイム(22分19秒63)が表示され
る。更にスイツチS4を1回操作する。いまモー
ドカウンタBの値は「2」であるからステツプ
T72でそのことが検出され、モードカウンタBの
値が+1される(ステツプT77)。そして、平均
フイニツシユタイムが算出表示される(ステツプ
T78)。即ち、全てのフイニツシユタイムを加算
してその値を計測回数で割ることによつて過去の
平均フイニツシユタイムが求められて表示され
る。この場合、第12図に示す如く、上段に
「FINISH」、中段に「AVEr」、下段に平均フイ
ニツシユタイム(20分18秒15)が表示される。
上述の如くデータメモリに記録されている全て
の計測データが表示されたのちにスイツチS4が
操作されると、ベストフイニツシユタイム、ワー
ストフイニツシユタイム、平均フイニツシユタイ
ムがスイツチS4が操作される毎に順次切換表示
される。したがつて全データリコールモードでは
ベストフイニツシユタイム、ワーストフイニツシ
ユタイム、平均フイニツシユタイムが求められて
表示されるので、容易かつ正確にこれらの情報を
知ることができる。そして、平均フイニツシユタ
イムが表示されている状態において更にスイツチ
S4が1回操作されると、ステツプT79に進み、
モードの変更が行なわれる。即ち、モードカウン
タBの内容がクリアされる他、全データリコール
モードからリセツトモードへ戻る。
ストツプウオツチ停止モード今回データリコ
ールモード ストツプウオツチ停止モードでスイツチS4を
1回操作すると、ステツプT63でそのことが検出
されてステツプT80に進み、ストツプウオツチ停
止モードから今回データリコールモード(P=
1)に切換わる。次で、今回開始アドレスレジス
タA0の値がポインタXoに転送される(ステツプ
T81)。そして、ポインタXoの値でアドレス指定
されるデータメモリの内容が読み出されて表示さ
れる(ステツプT82)。第13図はこの場合の表
示例で、1回目の操作で今回の日付データが表示
されたのちは、2回目の操作で今回のフイニツシ
ユタイム、3回目以降の操作でラツプタイムが順
次表示される。即ち、スイツチS4の1回目の操
作で今回データリコールモードにセツトされるの
で、2回目以降の操作ではステツプT64からステ
ツプT83に進み、ポインタXoの値が+1され、
そしてこのポインタの値で指定されるデータメモ
リに計測データが記憶されているかが調べられる
(ステツプT84)。ここで、計測データが記憶され
ていれば、ステツプT82に進み、その内容が表示
されたので、スイツチS4が操作される毎に今回
の計測データが順次表示されることになる。そし
て、最後の計測データが表示されている状態にお
いて更にスイツチS4が操作されると、ステツプ
T84からステツプT85へ進み、モードカウンタB
の値が「0」であるかが調べられる。最初、モー
ドカウンタBの値は「0」であるから、次のステ
ツプT88でモードカウンタBの値が+1されたの
ちベストラツプ表示が行なわれる(ステツプ
T89)。即ち、今回計測された各ラツプタイムの
うち最高のラツプタイムが表示される。続いてス
イツチS4が1回操作されると、ステツプT86か
らステツプ90に進み、モードカウンタBの値が+
1される。そして、今回計測された各ラツプタイ
ムのうち最低のラツプタイムがワーストラツプタ
イムとして表示される(ステツプT91)。更にス
イツチS4が1回操作されると、ステツプT87か
らステツプT92に進み、モードカウンタBの値が
+1される。そして、今回計測された各ラツプタ
イムから今回の平均ラツプタイムが算出されて表
示される(ステツプT93)。したがつて、今回デ
ータリコールモードでは今回測定された各ラツプ
タイムのうち最高ラツプタイム、最低ラツプタイ
ム、平均ラツプタイムが求められて表示されるの
で、これらの情報を容易かつ正確に知ることがで
きる。そして、この平均ラツプタイムが表示され
ている状態において更にスイツチS4が1回操作
されると、ステツプT94に進み、モードカウンタ
Bの内容がクリアされる他、今回データリコール
モードからストツプウオツチ停止モードへ切換え
られる。
上述した如く、全データをリコールする場合に
はリセツトモード、今回データのみをリコールす
る場合にはストツプウオツチ停止モードでスイツ
チS4を操作すればよい。このようにモード状態
に応じて全データあるいは今回データをリコール
することができるようになる。このため、今回の
計測が終了した時点で今回計測されたフイニツシ
ユタイムやラツプタイムを知りたい場合にはスイ
ツチS4を操作すれば今回データリコールモード
となるので、今回データを即座に知ることがで
き、効率的にしかも実際の用途に即して今回デー
タのリコールが可能となる。
<スイツチS5の処理> スイツチS5が操作される毎に第10図のフロ
ーが実行開始され、ステツプT101〜T104ではモ
ードレジスタV,O,R,Uの内容に応じてモー
ドの判別が行なわれる。この場合、ストツプウオ
ツチ計測モード(V=1)、目標タイム表示モー
ド(O=1)、ラツプ表示モード(R=1)、時間
差表示モード(U=1)に限つてスイツチS5操
作が有効となる。
ストツプウオツチ計測モード目標タイム表示
モード ストツプウオツチ計測モードにおいてスイツチ
S5が1回操作されると、ステツプT101からス
テツプT105に進み、モードの変更が行なわれ、
ストツプウオツチ計測モードから目標タイム表示
モードに入る。そして、次のステツプT106では
予め設定されている目標タイムが表示される。即
ち、目標値設定メモリPSに予め設定されている
各目標タイムのうち最新の目標タイム、計測タイ
ムに最も近い次の目標タイムが読み出されて第1
1図O=1に示す如く表示される。したがつて、
計測動作中に目標タイムの確認が可能となる。そ
して、この目標タイム表示モードにおいてスイツ
チS5を1回操作すると、ステツプT102からス
テツプT107に進み、モードの変更が行なわれる。
即ち、目標タイム表示モードが解除され、元のス
トツプウオツチ計測モードに復帰される。したが
つて目標タイムが知りたいときは目標タイム表示
モードに切換えればよく、またラツプタイム、計
測タイムを知りたいときには目標タイム表示モー
ドを解除してストツプウオツチ計測モードへ切換
えればよい。
ラツプ表示モード時間差表示モード ラツプ表示モードにおいてスイツチS5を1回
操作すると、ステツプT103からステツプT108に
進み、ラツプ表示モードから時間差表示モードへ
切換えられる。そして、ステツプT109では時間
差の表示が行なわれる。即ち、いま計測されたラ
ツプタイムと予め設定されている最新の目標ラツ
プタイムとの差が求められ、この時間差が上段に
表示されると共に、最新の目標ラツプタイムが下
段に表示される(第11図U=1参照)。この場
合、計測タイムと目標タイムとの時間差はプラ
ス/マイナス表示体2−2によつてプラス時間か
マイナス時間かの識別表示が行なわれる。いま、
目標タイムよりも速く走つた場合にはプラス、遅
く走つた場合にはマイナスとなる。これによつて
実際にチエツクポイントを通過したときに目標タ
イムよりもどの位い速いか、遅いかを知ることが
できる。換言すれば、目標タイム経過前であれば
目標タイムまでの残り時間、目標タイム経過後は
オーバータイム表示となるので、走行ペースの管
理が可能となる。しかして、このような時間差表
示モードにおいて、スイツチS5を1回操作する
と、ステツプT104からステツプT110に進み、モ
ードの変更が行われ、時間差表示モードが解除さ
れ元のラツプ表示モードに復帰する。
[考案の効果] この考案は以上詳細に説明したように、計測タ
イムと目標タイムとの時間差を求めて表示するよ
うにしたから目標タイムまでの残り時間や目標タ
イムを経過してからのオーバ時間を容易にかつ正
確に知り得る等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はこ
の考案が適用したストツプウオツチ装置付電子腕
時計の外観図、第2図は第1図で示した液晶表示
パネル1の構成図、第3図はこの電子腕時計の基
本的なブロツク回路図、第4図は第3図で示した
RAM20の構成図、第5図は全体動作の概要を
示すジエネラルフローチヤート、第6図は第5図
で示したストツプウオツチ処理の具体的な内容を
示したフローチヤート、第7図はスイツチS2、
第8図はスイツチS3、第9図はスイツチS4、
第10図はスイツチS5の操作に伴うストツプウ
オツチモードでの動作を示すフローチヤート、第
11図はスイツチ操作に伴つて変遷する全体の表
示状態図、第12図は全データリコールモードで
の表示状態図、第13図は今回データリコールモ
ードでの表示状態図である。 1……液晶表示パネル、11……発振回路、1
5……オペレーシヨンデコーダ、17……
ROM、20……RAM、21……表示部、22
……演算部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スタート指令によつて時間計測を開始して計測
    時間情報を得ると共にストツプ指令によつて時間
    計測を停止する時間計測手段と、この時間計測手
    段で得られる計測時間情報を表示する第一の表示
    手段と、複数の目標タイムを所定順序で記憶する
    目標タイム記憶手段と、前記時間計測手段によつ
    て時間計測が行われている際に操作されるラツプ
    スイツチ手段と、このラツプスイツチ手段による
    スイツチ操作がなされる毎の前記時間計測手段の
    計測時間情報であるラツプ時間を所定順序で記憶
    する複数のラツプ時間記憶手段と、前記ラツプス
    イツチ手段によるスイツチ操作がなされた際のラ
    ツプ時間を表示する第二の表示手段と、この第二
    の表示手段によるラツプ時間の表示がなされてい
    る際に操作される時間差表示スイツチ手段と、こ
    の時間差表示スイツチ手段の操作によつて前記第
    二の表示手段によつて表示されたラツプ時間と前
    記目標タイム記憶手段に記憶された対応する目標
    タイムとの時間差及び前記対応する目標タイムを
    同時に表示する第三の表示手段とを具備したこと
    を特徴とするストツプウオツチ装置。
JP1986042365U 1986-03-25 1986-03-25 Expired - Lifetime JPH052876Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986042365U JPH052876Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

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JPS62155388U JPS62155388U (ja) 1987-10-02
JPH052876Y2 true JPH052876Y2 (ja) 1993-01-25

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421887A (en) * 1977-07-20 1979-02-19 Ricoh Watch Electronic timepiece equipped with stop watch function
JPS56104274A (en) * 1980-01-23 1981-08-19 Seiko Instr & Electronics Ltd Stopwatch with memory
JPS56154693A (en) * 1980-04-30 1981-11-30 Taiji Ibayashi Time limit display device according to project

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