JPH05286345A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
- Publication number
- JPH05286345A JPH05286345A JP9265892A JP9265892A JPH05286345A JP H05286345 A JPH05286345 A JP H05286345A JP 9265892 A JP9265892 A JP 9265892A JP 9265892 A JP9265892 A JP 9265892A JP H05286345 A JPH05286345 A JP H05286345A
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- JP
- Japan
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- air
- passage
- rear foot
- outlet
- damper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 センタ置きタイプと呼ばれる車両用空調装置
に、車室内後席足元へ空調空気を吹き出すためのリアフ
ット通路を設けても、上方吹出口から吹き出される冷風
の量を確保できる車両用空調装置を提供する。 【構成】 第1導通孔9にてセンタフェイス吹出口6a
の空気入口側に導通しており、かつ第2導入孔10にて
ヒータコア4の空気下流側部位に導通しており、かつ第
3導入孔11にて冷風バイパス通路5に導通しているリ
アフットダクト26を配設する。吹出モードがフェイス
モードのときは、第1ダンパ14を図中一点鎖線位置
に、第2ダンパ15を図中実線位置にそれぞれ制御す
る。これによって、冷風がリアフットダクト26内をも
流れるようになり、結果的にセンタフェイス吹出口6a
から吹き出される空調空気の量が増加する。
に、車室内後席足元へ空調空気を吹き出すためのリアフ
ット通路を設けても、上方吹出口から吹き出される冷風
の量を確保できる車両用空調装置を提供する。 【構成】 第1導通孔9にてセンタフェイス吹出口6a
の空気入口側に導通しており、かつ第2導入孔10にて
ヒータコア4の空気下流側部位に導通しており、かつ第
3導入孔11にて冷風バイパス通路5に導通しているリ
アフットダクト26を配設する。吹出モードがフェイス
モードのときは、第1ダンパ14を図中一点鎖線位置
に、第2ダンパ15を図中実線位置にそれぞれ制御す
る。これによって、冷風がリアフットダクト26内をも
流れるようになり、結果的にセンタフェイス吹出口6a
から吹き出される空調空気の量が増加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調空気を車室内の後
席足元に吹き出すことのできる車両用空調装置に関す
る。
席足元に吹き出すことのできる車両用空調装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エバポレータ、ヒータコア等が、車室内
センタコンソール部に配設されているセンタ置きタイプ
と呼ばれる車両用空調装置において、空調空気を車室内
の後席足元に吹き出せるようにするために、従来は図6
に示すように、ケース1のヒータコア4空気下流側部位
に導通孔10を設け、その導通孔10にリアフットダク
ト26の一開口部を接続し、ケース1内で作られた空調
空気をリアフットダクト26を介して車室内の後席足元
吹出口12から吹き出せるようにしていた。
センタコンソール部に配設されているセンタ置きタイプ
と呼ばれる車両用空調装置において、空調空気を車室内
の後席足元に吹き出せるようにするために、従来は図6
に示すように、ケース1のヒータコア4空気下流側部位
に導通孔10を設け、その導通孔10にリアフットダク
ト26の一開口部を接続し、ケース1内で作られた空調
空気をリアフットダクト26を介して車室内の後席足元
吹出口12から吹き出せるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記車両用空
調装置は、センタコンソール部の限られたスペース内に
配設されており、かつこの装置を収納するケース1のヒ
ータコア4空気下流側部位にリアフットダクト26が設
けられているので、車両前後または左右方向における装
置全体の大きさが大きくなってしまう。装置が車両前後
または左右方向に大きくなってしまっては、スペース的
に限られたセンタコンソール部に装置が収納されなくな
ってしまうので、その分、冷風バイパス通路5を小さく
して装置の大きさを小さくしなければならない。しか
し、冷風バイパス通路5を小さくしてしまうと、冷風バ
イパス通路5を介して上方吹出口6から吹き出される冷
風の量が減り、冷房能力が低減してしまうという問題を
有している。
調装置は、センタコンソール部の限られたスペース内に
配設されており、かつこの装置を収納するケース1のヒ
ータコア4空気下流側部位にリアフットダクト26が設
けられているので、車両前後または左右方向における装
置全体の大きさが大きくなってしまう。装置が車両前後
または左右方向に大きくなってしまっては、スペース的
に限られたセンタコンソール部に装置が収納されなくな
ってしまうので、その分、冷風バイパス通路5を小さく
して装置の大きさを小さくしなければならない。しか
し、冷風バイパス通路5を小さくしてしまうと、冷風バ
イパス通路5を介して上方吹出口6から吹き出される冷
風の量が減り、冷房能力が低減してしまうという問題を
有している。
【0004】そこで本発明は上記問題に鑑み、センタ置
きタイプと呼ばれる車両用空調装置に、車室内後席足元
へ空調空気を吹き出すためのリアフット通路を設けて
も、上方吹出口から吹き出される冷風の量を確保するこ
とのできる車両用空調装置を提供することを目的とす
る。
きタイプと呼ばれる車両用空調装置に、車室内後席足元
へ空調空気を吹き出すためのリアフット通路を設けて
も、上方吹出口から吹き出される冷風の量を確保するこ
とのできる車両用空調装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ケース(1)を介して車室内へ空気を送風
する送風手段(2)と、前記ケース(1)内に配設さ
れ、前記送風手段(2)によって送風される空気を冷却
するエバポレータ(3)と、前記ケース(1)内のうち
前記エバポレータ(3)よりも空気下流側部位に配設さ
れ、前記空気を加熱する加熱器(4)とを有する車両用
空調装置において、前記ケース(1)内のうち前記加熱
器(4)下方側に形成され、かつ前記エバポレータ
(3)を通った冷風が前記加熱器(4)をバイパスして
通るための冷風バイパス通路(5)と、前記ケース
(1)のうち、上方部分でありかつ前記加熱器(4)お
よび前記冷風バイパス通路(5)の下流側部分である部
位に形成された上方吹出口(6)と、前記上方吹出口
(6)の下方部位に上下方向に伸びるように設けられた
第1リアフット通路(7)と、前記第1リアフット通路
(7)の上部通路(8)を前記上方吹出口(6)の空気
入口側に導通する第1導通孔(9)と、前記第1リアフ
ット通路(7)を前記加熱器(4)の空気下流側部位に
導通する第2導通孔(10)と、前記第1リアフット通
路(7)を前記冷風バイパス通路(5)に導通する第3
導通孔(11)と、前記第1リアフット通路(7)の下
端側を車室内の後席足元に形成された後席足元吹出口
(12)に接続する第2リアフット通路(13)と、前
記第2導通孔(10)を開くときに前記上部通路(8)
を閉じ、前記第2導通孔(10)を閉じるときに前記上
部通路(8)を開く第1ダンパ(14)と、 前記第3
導通孔(11)を開くときに前記第2リアフット通路
(13)を閉じ、前記第3導通孔(11)を閉じるとき
に前記第2リアフット通路(13)を開く第2ダンパ
(15)とを有する車両用空調装置をその要旨とする。
するために、ケース(1)を介して車室内へ空気を送風
する送風手段(2)と、前記ケース(1)内に配設さ
れ、前記送風手段(2)によって送風される空気を冷却
するエバポレータ(3)と、前記ケース(1)内のうち
前記エバポレータ(3)よりも空気下流側部位に配設さ
れ、前記空気を加熱する加熱器(4)とを有する車両用
空調装置において、前記ケース(1)内のうち前記加熱
器(4)下方側に形成され、かつ前記エバポレータ
(3)を通った冷風が前記加熱器(4)をバイパスして
通るための冷風バイパス通路(5)と、前記ケース
(1)のうち、上方部分でありかつ前記加熱器(4)お
よび前記冷風バイパス通路(5)の下流側部分である部
位に形成された上方吹出口(6)と、前記上方吹出口
(6)の下方部位に上下方向に伸びるように設けられた
第1リアフット通路(7)と、前記第1リアフット通路
(7)の上部通路(8)を前記上方吹出口(6)の空気
入口側に導通する第1導通孔(9)と、前記第1リアフ
ット通路(7)を前記加熱器(4)の空気下流側部位に
導通する第2導通孔(10)と、前記第1リアフット通
路(7)を前記冷風バイパス通路(5)に導通する第3
導通孔(11)と、前記第1リアフット通路(7)の下
端側を車室内の後席足元に形成された後席足元吹出口
(12)に接続する第2リアフット通路(13)と、前
記第2導通孔(10)を開くときに前記上部通路(8)
を閉じ、前記第2導通孔(10)を閉じるときに前記上
部通路(8)を開く第1ダンパ(14)と、 前記第3
導通孔(11)を開くときに前記第2リアフット通路
(13)を閉じ、前記第3導通孔(11)を閉じるとき
に前記第2リアフット通路(13)を開く第2ダンパ
(15)とを有する車両用空調装置をその要旨とする。
【0006】
【作用】本発明の場合、空調空気を車室内の後席足元へ
吹き出したいときは、第2導通孔を開きかつ上部通路を
閉じるように第1ダンパを制御するのと同時に、第3導
通孔を閉じかつ第2リアフット通路を開くように第2ダ
ンパを制御する。すると、空調空気は第2導通孔から第
1リアフット通路内に入り込み、この第1リアフット通
路および第2リアフット通路を介して、車室内の後席足
元に形成された後席足元吹出口から吹き出される。な
お、このとき、第1ダンパは上部通路を閉じているの
で、空調空気は上部通路を介して上部吹出口から吹き出
されることはない。
吹き出したいときは、第2導通孔を開きかつ上部通路を
閉じるように第1ダンパを制御するのと同時に、第3導
通孔を閉じかつ第2リアフット通路を開くように第2ダ
ンパを制御する。すると、空調空気は第2導通孔から第
1リアフット通路内に入り込み、この第1リアフット通
路および第2リアフット通路を介して、車室内の後席足
元に形成された後席足元吹出口から吹き出される。な
お、このとき、第1ダンパは上部通路を閉じているの
で、空調空気は上部通路を介して上部吹出口から吹き出
されることはない。
【0007】また、上部吹出口から吹き出す空調空気の
量を増やしたいときは、第3導通孔を開きかつ第2リア
フット通路を閉じるように第2ダンパを制御するのと同
時に、第2導通孔を閉じかつ上部通路を開くように第1
ダンパを制御する。すると、エバポレータによって冷却
された冷風が冷風バイパス通路を介して上方吹出口から
吹き出されると共に、前記冷風が冷風バイパス通路、第
3導通孔、第1リアフット通路および上部通路を介して
上方吹出口から吹き出される。
量を増やしたいときは、第3導通孔を開きかつ第2リア
フット通路を閉じるように第2ダンパを制御するのと同
時に、第2導通孔を閉じかつ上部通路を開くように第1
ダンパを制御する。すると、エバポレータによって冷却
された冷風が冷風バイパス通路を介して上方吹出口から
吹き出されると共に、前記冷風が冷風バイパス通路、第
3導通孔、第1リアフット通路および上部通路を介して
上方吹出口から吹き出される。
【0008】すなわち、第1リアフット通路をケースの
後方に配設することによって、装置全体のスペースが増
大する分、冷風バイパス通路の大きさを小さくすること
によって、スペース的に限られたセンタコンソール部に
配設可能としている本発明車両用空調装置の場合におい
ても、冷風が冷風バイパス通路のみならず上述の第1リ
アフット通路をも介して上方吹出口から吹き出されるの
で、全体として、上方吹出口から吹き出される冷風の量
は減らない。なお、このとき第2ダンパは第2リアフッ
ト通路を閉じているので、冷風は第2リアフット通路を
介して後席足元吹出口から吹き出されることはない。
後方に配設することによって、装置全体のスペースが増
大する分、冷風バイパス通路の大きさを小さくすること
によって、スペース的に限られたセンタコンソール部に
配設可能としている本発明車両用空調装置の場合におい
ても、冷風が冷風バイパス通路のみならず上述の第1リ
アフット通路をも介して上方吹出口から吹き出されるの
で、全体として、上方吹出口から吹き出される冷風の量
は減らない。なお、このとき第2ダンパは第2リアフッ
ト通路を閉じているので、冷風は第2リアフット通路を
介して後席足元吹出口から吹き出されることはない。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、上方吹
出口から吹き出す空調空気の量を増やしたいときに、既
存の第1リアフット通路を介して上方吹出口から冷風を
吹き出すようにしているので、スペースを増やさずに、
上方吹出口から吹き出す空気の量を増やすことができ
る。
出口から吹き出す空調空気の量を増やしたいときに、既
存の第1リアフット通路を介して上方吹出口から冷風を
吹き出すようにしているので、スペースを増やさずに、
上方吹出口から吹き出す空気の量を増やすことができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明車両用空調装置の一実施例を図
に従って説明する。先ず、一実施例の構成について図1
を用いて説明する。ここで図1は図3のA−A断面図で
ある。また図3は図1の右側面図である。
に従って説明する。先ず、一実施例の構成について図1
を用いて説明する。ここで図1は図3のA−A断面図で
ある。また図3は図1の右側面図である。
【0011】図1において1はケースである。ケース1
の最上流部には、車室内へ空気を送風するための送風手
段としてのブロワ2が配設されている。ケース1内のう
ち、ブロワ2の空気下流側(車両後方側)でありケース
1のほぼ中央部分であるところの部位には、ブロワ2か
らの空気を除湿冷却するエバポレータ3が配設されてい
る。また、ケース1内のうちエバポレータ3の空気下流
側(車両後方側)部位には、エンジン冷却水を熱源とし
て空気を加熱する加熱器としてのヒータコア4が、エバ
ポレータ3とほぼ直面するように配設されている。
の最上流部には、車室内へ空気を送風するための送風手
段としてのブロワ2が配設されている。ケース1内のう
ち、ブロワ2の空気下流側(車両後方側)でありケース
1のほぼ中央部分であるところの部位には、ブロワ2か
らの空気を除湿冷却するエバポレータ3が配設されてい
る。また、ケース1内のうちエバポレータ3の空気下流
側(車両後方側)部位には、エンジン冷却水を熱源とし
て空気を加熱する加熱器としてのヒータコア4が、エバ
ポレータ3とほぼ直面するように配設されている。
【0012】ヒータコア4の下方には、エバポレータ3
を通った冷風がヒータコア4をバイパスして通るための
冷風バイパス通路5が設けられている。またヒータコア
4の上方にも冷風が通るための冷風通路16が設けられ
ている。
を通った冷風がヒータコア4をバイパスして通るための
冷風バイパス通路5が設けられている。またヒータコア
4の上方にも冷風が通るための冷風通路16が設けられ
ている。
【0013】冷風通路16のケース1側部位には、第1
シャフト17が紙面垂直方向に回転自在に設けられてい
る。またヒータコア4の図中右側(車両後方側)部位に
は、第2シャフト18がヒータコア4と直面するように
紙面垂直方向に回転自在に設けられている。
シャフト17が紙面垂直方向に回転自在に設けられてい
る。またヒータコア4の図中右側(車両後方側)部位に
は、第2シャフト18がヒータコア4と直面するように
紙面垂直方向に回転自在に設けられている。
【0014】また可撓性のフィルムで形成されたエアミ
ックスフィルムダンパ19は、その両端が第1シャフト
17および第2シャフト18に接続されており、第1シ
ャフト17、冷風通路16、ヒータコア4の前面、ヒー
タコア4の下面、冷風バイパス通路5、および第2シャ
フト18に渡って張設されている。また、エアミックス
フィルムダンパ19には複数の開口部が設けられてい
る。そして第1シャフト17および第2シャフト18が
エアミックスフィルムダンパ19の巻取、送り出しを行
うことによって前記開口部が移動し、冷風通路16、ヒ
ータコア4、および冷風バイパス通路5を通る空気量を
調節する。
ックスフィルムダンパ19は、その両端が第1シャフト
17および第2シャフト18に接続されており、第1シ
ャフト17、冷風通路16、ヒータコア4の前面、ヒー
タコア4の下面、冷風バイパス通路5、および第2シャ
フト18に渡って張設されている。また、エアミックス
フィルムダンパ19には複数の開口部が設けられてい
る。そして第1シャフト17および第2シャフト18が
エアミックスフィルムダンパ19の巻取、送り出しを行
うことによって前記開口部が移動し、冷風通路16、ヒ
ータコア4、および冷風バイパス通路5を通る空気量を
調節する。
【0015】ケース1のうち空気最下流側部位には、エ
アミックスフィルムダンパ19によって温度コントロー
ルされた空調空気を前席乗員足元に向かって吹き出すた
めのフット吹出口20が形成されている。このフット吹
出口20には、一端が車室内前席足元に接続されたダク
ト(図示しない)が接続され、このダクトを介して空調
空気が前席乗員足元へ送風されるように構成されてい
る。
アミックスフィルムダンパ19によって温度コントロー
ルされた空調空気を前席乗員足元に向かって吹き出すた
めのフット吹出口20が形成されている。このフット吹
出口20には、一端が車室内前席足元に接続されたダク
ト(図示しない)が接続され、このダクトを介して空調
空気が前席乗員足元へ送風されるように構成されてい
る。
【0016】またケース1のうち空気最下流側部位に
は、前記空調空気をフロントガラスへ向かって吹き出す
ためのデフロスタ吹出口21が形成されている。このデ
フロスタ吹出口21には、一端が車室内インパネ上面に
接続されたダクト(図示しない)が接続され、このダク
トを介して空調空気がフロントガラスへ送風されるよう
に構成されている。
は、前記空調空気をフロントガラスへ向かって吹き出す
ためのデフロスタ吹出口21が形成されている。このデ
フロスタ吹出口21には、一端が車室内インパネ上面に
接続されたダクト(図示しない)が接続され、このダク
トを介して空調空気がフロントガラスへ送風されるよう
に構成されている。
【0017】また、ケース1のうちデフロスタ吹出口2
1の図中右側部位には、前記空調空気を前席乗員上半身
に向かって吹き出す上方吹出口としてのセンタフェイス
吹出口6aが形成されている。このセンタフェイス吹出
口6aには、一端が車室内インパネ前面の中央部分に接
続されたダクト(図示しない)が接続され、このダクト
を介して空調空気が前席乗員上半身へ送風されるように
構成されている。
1の図中右側部位には、前記空調空気を前席乗員上半身
に向かって吹き出す上方吹出口としてのセンタフェイス
吹出口6aが形成されている。このセンタフェイス吹出
口6aには、一端が車室内インパネ前面の中央部分に接
続されたダクト(図示しない)が接続され、このダクト
を介して空調空気が前席乗員上半身へ送風されるように
構成されている。
【0018】また、図1には図示されていないが、セン
タフェイス吹出口6aの紙面垂直方向両側には、上方吹
出口としてのサイドフェイス吹出口6b(図2)が形成
されている。このサイドフェイス吹出口6bには、一端
が車室内インパネ前面の両サイド部分に接続されたダク
ト(図示しない)が接続され、このダクトを介して空調
空気が前席乗員上半身へ送風されるように構成されてい
る。
タフェイス吹出口6aの紙面垂直方向両側には、上方吹
出口としてのサイドフェイス吹出口6b(図2)が形成
されている。このサイドフェイス吹出口6bには、一端
が車室内インパネ前面の両サイド部分に接続されたダク
ト(図示しない)が接続され、このダクトを介して空調
空気が前席乗員上半身へ送風されるように構成されてい
る。
【0019】第1シャフト17の図中直右側部位には、
第3シャフト22が紙面垂直方向に回転自在に設けられ
ている。また第2シャフト18の図中上方部位には、第
4シャフト23が紙面垂直方向に回転自在に設けられて
いる。またデフロスタ吹出口21の図中右端部には、中
間シャフト24が紙面垂直方向に回転自在に設けられて
いる。
第3シャフト22が紙面垂直方向に回転自在に設けられ
ている。また第2シャフト18の図中上方部位には、第
4シャフト23が紙面垂直方向に回転自在に設けられて
いる。またデフロスタ吹出口21の図中右端部には、中
間シャフト24が紙面垂直方向に回転自在に設けられて
いる。
【0020】また可撓性のフィルムで形成された吹出口
切替フィルムダンパ25は、その両端が第3シャフト2
2および第4シャフト23に接続されており、第3シャ
フト22、中間シャフト24、および第4シャフト23
に渡って張設されている。また、吹出口切替フィルムダ
ンパ25には複数の開口部が設けられている。そして第
3シャフト22および第4シャフト23が吹出口切替フ
ィルムダンパ25の巻取、送り出しを行うことによって
前記開口部が移動し、フット吹出口20、デフロスタ吹
出口21、センタフェイス吹出口6a、および図示しな
いサイドフェイス吹出口6bを通る空気量を調節する。
切替フィルムダンパ25は、その両端が第3シャフト2
2および第4シャフト23に接続されており、第3シャ
フト22、中間シャフト24、および第4シャフト23
に渡って張設されている。また、吹出口切替フィルムダ
ンパ25には複数の開口部が設けられている。そして第
3シャフト22および第4シャフト23が吹出口切替フ
ィルムダンパ25の巻取、送り出しを行うことによって
前記開口部が移動し、フット吹出口20、デフロスタ吹
出口21、センタフェイス吹出口6a、および図示しな
いサイドフェイス吹出口6bを通る空気量を調節する。
【0021】ケース1のうち、センタフェイス吹出口6
aの空気入口側であり図中下方である部位には、開口し
た第1導入孔9が形成されている。またケース1のう
ち、第2シャフト18と第4シャフト23とに挟まれた
部位には、開口した第2導入孔10が形成されている。
またケース1のうち、図中最も右側(車両後方側)であ
り図中下方である部位には、開口した第3導入孔11が
形成されている。
aの空気入口側であり図中下方である部位には、開口し
た第1導入孔9が形成されている。またケース1のう
ち、第2シャフト18と第4シャフト23とに挟まれた
部位には、開口した第2導入孔10が形成されている。
またケース1のうち、図中最も右側(車両後方側)であ
り図中下方である部位には、開口した第3導入孔11が
形成されている。
【0022】図中右側(車両後方側)方向におけるケー
ス1の外側には、上下方向に伸びるようにリアフットダ
クト26が設けられている。このリアフットダクト26
の一端は第1導入孔9に接続されており、他端は車室内
の後席足元に開口した後席足元吹出口12に接続されて
いる。また、リアフットダクト26のうち、第2導入孔
10と対向する部位、および第3導入孔11と対向する
部位にはそれぞれ開口部が設けられている。一実施例の
場合、リアフットダクト26にて第1リアフット通路お
よび第2リアフット通路を形成している。
ス1の外側には、上下方向に伸びるようにリアフットダ
クト26が設けられている。このリアフットダクト26
の一端は第1導入孔9に接続されており、他端は車室内
の後席足元に開口した後席足元吹出口12に接続されて
いる。また、リアフットダクト26のうち、第2導入孔
10と対向する部位、および第3導入孔11と対向する
部位にはそれぞれ開口部が設けられている。一実施例の
場合、リアフットダクト26にて第1リアフット通路お
よび第2リアフット通路を形成している。
【0023】また、リアフットダクト26内のうち図中
上方部位には、第1ダンパ14と接続しているシャフト
14aが紙面垂直方向に回転自在に設けられている。こ
のシャフト14aの紙面奥側には、リアフットダクト2
6の壁面を挟んでサ−ボモ−タ(図示しない)が連結し
ている。また、このサ−ボモ−タには図示しない制御装
置が接続されている。そしてこのサ−ボモ−タを制御装
置からの制御信号に基づいて駆動することによって、シ
ャフト14aおよび第1ダンパ14を駆動するように構
成されている。
上方部位には、第1ダンパ14と接続しているシャフト
14aが紙面垂直方向に回転自在に設けられている。こ
のシャフト14aの紙面奥側には、リアフットダクト2
6の壁面を挟んでサ−ボモ−タ(図示しない)が連結し
ている。また、このサ−ボモ−タには図示しない制御装
置が接続されている。そしてこのサ−ボモ−タを制御装
置からの制御信号に基づいて駆動することによって、シ
ャフト14aおよび第1ダンパ14を駆動するように構
成されている。
【0024】第1ダンパ14は、第2導入口10を開く
ときに上部通路8を閉じ、第2導通孔10を閉じるとき
に上部通路8を開くように設けられている。ここで、上
部通路8はリアフットダクト26内に形成されている第
1リアフット通路7のうち最も上部に位置する通路であ
る。
ときに上部通路8を閉じ、第2導通孔10を閉じるとき
に上部通路8を開くように設けられている。ここで、上
部通路8はリアフットダクト26内に形成されている第
1リアフット通路7のうち最も上部に位置する通路であ
る。
【0025】また、リアフットダクト26内のうち図中
下方部位には、第2ダンパ15と接続しているシャフト
15aが紙面垂直方向に回転自在に設けられている。こ
のシャフト15aの紙面奥側には、リアフットダクト2
6の壁面を挟んでサ−ボモ−タ(図示しない)が連結し
ている。また、このサ−ボモ−タには図示しない制御装
置が接続されている。そしてこのサ−ボモ−タを制御装
置からの制御信号に基づいて駆動することによって、シ
ャフト15aおよび第2ダンパ15を駆動するように構
成されている。
下方部位には、第2ダンパ15と接続しているシャフト
15aが紙面垂直方向に回転自在に設けられている。こ
のシャフト15aの紙面奥側には、リアフットダクト2
6の壁面を挟んでサ−ボモ−タ(図示しない)が連結し
ている。また、このサ−ボモ−タには図示しない制御装
置が接続されている。そしてこのサ−ボモ−タを制御装
置からの制御信号に基づいて駆動することによって、シ
ャフト15aおよび第2ダンパ15を駆動するように構
成されている。
【0026】第2ダンパ15は、第3導入口11を開く
ときに第2リアフット通路13を閉じ、第3導通孔11
を閉じるときに第2リアフット通路13を開くように設
けられている。ここで、第2リアフット通路13は、リ
アフットダクト26内に形成されている通路であり、第
1リアフット通路と後席足元吹出口12とを連通する通
路である。
ときに第2リアフット通路13を閉じ、第3導通孔11
を閉じるときに第2リアフット通路13を開くように設
けられている。ここで、第2リアフット通路13は、リ
アフットダクト26内に形成されている通路であり、第
1リアフット通路と後席足元吹出口12とを連通する通
路である。
【0027】以上、図3のA−A断面図である図1に従
って一実施例の構成を説明した。次に図3のB−B断面
図である図2を用いて一実施例の構成を説明する。図2
からも分かるように、サイドフェイス吹出口6bは紙面
垂直方向に開口しており、空調空気はこのサイドフェイ
ス吹出口6bから紙面垂直方向に吹き出される。つま
り、冷風バイパス通路5を図中矢印に示すように流れる
冷風はサイドフェイス吹出口6bから紙面垂直方向に吹
き出され、センタフェイス吹出口6aから図中右側に吹
き出される。
って一実施例の構成を説明した。次に図3のB−B断面
図である図2を用いて一実施例の構成を説明する。図2
からも分かるように、サイドフェイス吹出口6bは紙面
垂直方向に開口しており、空調空気はこのサイドフェイ
ス吹出口6bから紙面垂直方向に吹き出される。つま
り、冷風バイパス通路5を図中矢印に示すように流れる
冷風はサイドフェイス吹出口6bから紙面垂直方向に吹
き出され、センタフェイス吹出口6aから図中右側に吹
き出される。
【0028】次に、上記一実施例における作動を説明す
る。一実施例では、吹出モードをフェイスモードとした
ときには、第1ダンパ14および第2ダンパ15は図1
に示す位置になるように制御される。また、バイレベル
モード、フットモード、フットデフロスタモードのとき
は、第1ダンパ14および第2ダンパ15は図4に示す
位置になるように制御される。
る。一実施例では、吹出モードをフェイスモードとした
ときには、第1ダンパ14および第2ダンパ15は図1
に示す位置になるように制御される。また、バイレベル
モード、フットモード、フットデフロスタモードのとき
は、第1ダンパ14および第2ダンパ15は図4に示す
位置になるように制御される。
【0029】つまり、吹出モードがフェイスモードのと
きには、図1に示すように、第2導通孔10を閉じて上
部通路8を開くように第1ダンパ14を制御し、第3導
通孔11を開いて第2リアフット通路13を閉じるよう
に第2ダンパ15を制御する。こうすることによって、
冷風バイパス通路5を通り、第3導通孔11からリアフ
ットダクト26内に入り込み、第1リアフット通路7を
介してセンタフェイス吹出口6aから吹き出される冷風
の量が増える。そして結果的にセンタフェイス吹出口か
ら吹き出される空調空気の量が増える。これによってフ
ェイスモード時における冷房能力を増大させることがで
きる。なお、このとき、第2ダンパ15は第2リアフッ
ト通路13を閉じているので、第3導通孔11からリア
フットダクト26内に入り込んだ冷風は全てセンタフェ
イス吹出口6aから吹き出される。
きには、図1に示すように、第2導通孔10を閉じて上
部通路8を開くように第1ダンパ14を制御し、第3導
通孔11を開いて第2リアフット通路13を閉じるよう
に第2ダンパ15を制御する。こうすることによって、
冷風バイパス通路5を通り、第3導通孔11からリアフ
ットダクト26内に入り込み、第1リアフット通路7を
介してセンタフェイス吹出口6aから吹き出される冷風
の量が増える。そして結果的にセンタフェイス吹出口か
ら吹き出される空調空気の量が増える。これによってフ
ェイスモード時における冷房能力を増大させることがで
きる。なお、このとき、第2ダンパ15は第2リアフッ
ト通路13を閉じているので、第3導通孔11からリア
フットダクト26内に入り込んだ冷風は全てセンタフェ
イス吹出口6aから吹き出される。
【0030】また吹出モードがバイレベルモード、フッ
トモード、フットデフロスタモードのときには、図4に
示すように、第2導通孔10を開いて上部通路8を閉じ
るように第1ダンパ14を制御し、第3導通孔11を閉
じて第2リアフット通路13を開くように第2ダンパ1
5を制御する。こうすることによって、冷風通路16、
ヒータコア4、冷風バイパス通路5のうち少なくとも1
つを通り、第2導通孔10からリアフットダクト26内
に入り込み、第1リアフット通路7および第2リアフッ
ト通路13を介して後席足元吹出口12から後席乗員足
元に向かって空調空気が吹き出されるようになる。な
お、このとき、第1ダンパ14は上部通路8を閉じてい
るので、第2導通孔10からリアフットダクト26内に
入り込んだ空調空気は全て後席足元吹出口12から吹き
出される。
トモード、フットデフロスタモードのときには、図4に
示すように、第2導通孔10を開いて上部通路8を閉じ
るように第1ダンパ14を制御し、第3導通孔11を閉
じて第2リアフット通路13を開くように第2ダンパ1
5を制御する。こうすることによって、冷風通路16、
ヒータコア4、冷風バイパス通路5のうち少なくとも1
つを通り、第2導通孔10からリアフットダクト26内
に入り込み、第1リアフット通路7および第2リアフッ
ト通路13を介して後席足元吹出口12から後席乗員足
元に向かって空調空気が吹き出されるようになる。な
お、このとき、第1ダンパ14は上部通路8を閉じてい
るので、第2導通孔10からリアフットダクト26内に
入り込んだ空調空気は全て後席足元吹出口12から吹き
出される。
【0031】また、吹出モードがデフロスタモードのと
きは、第2導通孔10を閉じて上部通路を開くように第
1ダンパ14を制御し、第3導通孔11を閉じて第2リ
アフット通路13を開くように第2ダンパ15を制御す
る。
きは、第2導通孔10を閉じて上部通路を開くように第
1ダンパ14を制御し、第3導通孔11を閉じて第2リ
アフット通路13を開くように第2ダンパ15を制御す
る。
【0032】なお、第2ダンパ15の開度については、
図5(a)に示すように、エアミックスダンパ19(図
1)の空気温度コントロール状態が最大冷房状態のとき
に開度を100%とし、前記温度コントロール状態が最
大冷房状態以外の状態のときに開度を0%とする。ここ
で、第2ダンパ15の開度が100%とは、第2ダンパ
15が第3導通孔11を完全に開き第2リアフット通路
13を完全に閉じている状態のことをいう。
図5(a)に示すように、エアミックスダンパ19(図
1)の空気温度コントロール状態が最大冷房状態のとき
に開度を100%とし、前記温度コントロール状態が最
大冷房状態以外の状態のときに開度を0%とする。ここ
で、第2ダンパ15の開度が100%とは、第2ダンパ
15が第3導通孔11を完全に開き第2リアフット通路
13を完全に閉じている状態のことをいう。
【0033】以上、本発明の一実施例について詳述した
が、一実施例では、空調空気を車室内後席足元へ吹き出
すために設けられたリアフットダクト26を、吹出モー
ドがフェイスモードのときには冷風通路として利用し、
フェイス吹出口6から吹き出される空調空気の量を増大
させることができるので、図1中左右方向(車両前後方
向)におけるスペースを大きくすることなく、フェイス
モード時の風量増加を実現できる。
が、一実施例では、空調空気を車室内後席足元へ吹き出
すために設けられたリアフットダクト26を、吹出モー
ドがフェイスモードのときには冷風通路として利用し、
フェイス吹出口6から吹き出される空調空気の量を増大
させることができるので、図1中左右方向(車両前後方
向)におけるスペースを大きくすることなく、フェイス
モード時の風量増加を実現できる。
【0034】また、フェイスモード時にフェイス吹出口
6から吹き出される冷風の量がそれほど多くなくても良
い場合は、冷風バイパス通路5の図1中左右方向におけ
る幅を小さくして装置全体の大きさを小さくすることが
できる。このように冷風バイパス通路5の幅を図1中左
右方向に小さくしても、第1リアフット通路7を冷風が
通ることができるので、フェイス吹出口6から吹き出さ
れる空気の量は少なくならないからである。なお、この
ように装置全体を小型化することができれば、車室内セ
ンタコンソール部内の限られたスペースに本発明装置を
収納することも容易になる。
6から吹き出される冷風の量がそれほど多くなくても良
い場合は、冷風バイパス通路5の図1中左右方向におけ
る幅を小さくして装置全体の大きさを小さくすることが
できる。このように冷風バイパス通路5の幅を図1中左
右方向に小さくしても、第1リアフット通路7を冷風が
通ることができるので、フェイス吹出口6から吹き出さ
れる空気の量は少なくならないからである。なお、この
ように装置全体を小型化することができれば、車室内セ
ンタコンソール部内の限られたスペースに本発明装置を
収納することも容易になる。
【0035】上記一実施例ではエバポレータ3,ヒータ
コア4等が車両前後方向に配設されるタイプのものに適
用したが、エバポレータ3,ヒータコア4等を車両左右
方向または斜め方向に配設されるタイプのものにも適用
可能である。
コア4等が車両前後方向に配設されるタイプのものに適
用したが、エバポレータ3,ヒータコア4等を車両左右
方向または斜め方向に配設されるタイプのものにも適用
可能である。
【0036】また上記一実施例では、第2ダンパ15の
開度を図5(a)に示すように制御したが、図5(b)
に示すように、エアミックスダンパ19の空気温度コン
トロール状態が最大冷房状態のときは第2ダンパ15の
開度を100%とし、温度コントロール状態が最大冷房
状態から冷房状態に近づくとともに第2ダンパ15の開
度を徐々に0%に近づけるように制御しても良い。
開度を図5(a)に示すように制御したが、図5(b)
に示すように、エアミックスダンパ19の空気温度コン
トロール状態が最大冷房状態のときは第2ダンパ15の
開度を100%とし、温度コントロール状態が最大冷房
状態から冷房状態に近づくとともに第2ダンパ15の開
度を徐々に0%に近づけるように制御しても良い。
【図1】図3のA−A断面図である。
【図2】図3のB−B断面図てある。
【図3】本発明車両用空調装置の一実施例装置の外観を
示す模式的側面図である。
示す模式的側面図である。
【図4】上記一実施例における、空調空気を車室内後席
足元から吹き出すときの状態を示す、図1に相当する断
面図である。
足元から吹き出すときの状態を示す、図1に相当する断
面図である。
【図5】(a)は上記一実施例における第2ダンパの開
度を示すグラフであり、(b)は他の実施例における第
2ダンパの開度を示すグラフである。
度を示すグラフであり、(b)は他の実施例における第
2ダンパの開度を示すグラフである。
【図6】従来の車両用空調装置の構成を示す、図1に相
当する断面図である。
当する断面図である。
1 ケース 2 送風手段としてのブロワ 3 エバポレータ 4 加熱器としてのヒータコア 5 冷風バイパス通路 6 上方吹出口としてのフェイス吹出口 7 第1リアフット通路 8 上部通路 9 第1導通孔 10 第2導通孔 11 第3導通孔 12 後席足元吹出口 13 第2リアフット通路 14 第1ダンパ 15 第2ダンパ
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース(1)を介して車室内へ空気を送
風する送風手段(2)と、前記ケース(1)内に配設さ
れ、前記送風手段(2)によって送風される空気を冷却
するエバポレータ(3)と、前記ケース(1)内のうち
前記エバポレータ(3)よりも空気下流側部位に配設さ
れ、前記空気を加熱する加熱器(4)とを有する車両用
空調装置において、 前記ケース(1)内のうち前記加熱器(4)下方側に形
成され、かつ前記エバポレータ(3)を通った冷風が前
記加熱器(4)をバイパスして通るための冷風バイパス
通路(5)と、 前記ケース(1)のうち、上方部分でありかつ前記加熱
器(4)および前記冷風バイパス通路(5)の下流側部
分である部位に形成された上方吹出口(6)と、 前記上方吹出口(6)の下方部位に上下方向に伸びるよ
うに設けられた第1リアフット通路(7)と、 前記第1リアフット通路(7)の上部通路(8)を前記
上方吹出口(6)の空気入口側に導通する第1導通孔
(9)と、 前記第1リアフット通路(7)を前記加熱器(4)の空
気下流側部位に導通する第2導通孔(10)と、 前記第1リアフット通路(7)を前記冷風バイパス通路
(5)に導通する第3導通孔(11)と、 前記第1リアフット通路(7)の下端側を車室内の後席
足元に形成された後席足元吹出口(12)に接続する第
2リアフット通路(13)と、 前記第2導通孔(10)を開くときに前記上部通路
(8)を閉じ、前記第2導通孔(10)を閉じるときに
前記上部通路(8)を開く第1ダンパ(14)と、 前記第3導通孔(11)を開くときに前記第2リアフッ
ト通路(13)を閉じ、前記第3導通孔(11)を閉じ
るときに前記第2リアフット通路(13)を開く第2ダ
ンパ(15)とを有することを特徴とする車両用空調装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9265892A JPH05286345A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9265892A JPH05286345A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05286345A true JPH05286345A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14060574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9265892A Withdrawn JPH05286345A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05286345A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10919A (ja) * | 1996-06-17 | 1998-01-06 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP9265892A patent/JPH05286345A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10919A (ja) * | 1996-06-17 | 1998-01-06 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |