JPH0528616A - デイスク装置 - Google Patents

デイスク装置

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JPH0528616A
JPH0528616A JP17535391A JP17535391A JPH0528616A JP H0528616 A JPH0528616 A JP H0528616A JP 17535391 A JP17535391 A JP 17535391A JP 17535391 A JP17535391 A JP 17535391A JP H0528616 A JPH0528616 A JP H0528616A
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trays
turntable
lane
disc
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Haruki Ogata
春樹 尾形
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Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスク装置の小型化を図る。 【構成】複数のCDを個別に載置してその中から任意の
ものを選択再生するディスク装置である。回転盤30を
トレイ13上に回転可能に配する。3個のCDトレイ5
0を回転盤30に傾動可能および上下動可能に配する。
CDトレイ50どうしを回転盤30の回転時に立体交差
させる。CDをCDトレイ50の載置面55に各々乗せ
る。任意のCDを選択する。回転盤30は、選択された
CDトレイ50aを所定の再生位置になるまで回転す
る。この回転時には、CDトレイ50どうしが立体交差
する。CDトレイ50が立体交差する分、トレイ13の
左右方向の幅を短縮でき、ディスク装置を小型化でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、複数のコン
パクトディスクの中から任意のものを選択して再生する
のに適用して好適なディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク装置の中には、例えば同時に複
数のコンパクトディスク(CD)をそれぞれ別々に載置
して任意のCDを選択再生するもの(CDオートチェン
ジャーという)がある。
【0003】図11は、その一例の平面図である。1は
トレイであり、図示しないキャビネットに対して引出し
可能に配されている。このトレイ1には、その中心から
回転軸1aが突設されている。2はトレイであり、下方
が開放された筒状をなしている。このトレイ2には、C
Dを載置するための円形の載置面3が凹設されている。
載置面3は、トレイ2の中心から所定の距離Cと所定の
角間隔をもって3個配されている。載置面3には、その
中心点に向かって溝4が刻設されている。トレイ2の中
心には、孔5が設けられている。そして、トレイ1の回
転軸1aとトレイ2の孔5とを嵌合固定してトレイ2を
回転可能に配する。6は光ピックアップであり、図示し
ないシャーシにスライド(図11では前後方向に移動)
可能に配されている。7はディスククランバであり、上
下動可能に配されている。そして、CDの選択操作を行
なうと、トレイ2は回転して任意の載置面3が所定の位
置(ディスククランバ7に対応する位置)に配される。
次に、プレイ操作を行なうと、ディスククランバ7は上
昇してCDを載置面3より持ち上げ、チャッキングされ
る。そして、ディスククランバ7に連接された図示しな
いモータが回転すると共に、光ピックアップ6がスライ
ド(図11では前方向に移動)することにより、再生が
行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、トレイ2には3枚のCDをそれぞれ別々に配する
ための載置面3が3ケ所に配されている。従って、トレ
イ2の直径が載置面3の直径の2倍と距離Cの2倍の寸
法以上必要となるので、ディスク装置自体が大型になる
といった問題が生じる。
【0005】そこで、この発明は、ディスク装置の小型
化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明においては、複
数のディスクの中から任意のものを選択再生等するディ
スク装置において、第1のトレイと、この第1のトレイ
に回転可能に配されてディスクを選択する回転盤と、こ
の回転盤に傾動可能および上下動可能に配されると共
に、ディスクが載置される複数の第2のトレイを備え、
第2のトレイどうしが、回転盤の回転時に立体交差する
ように配したものである。
【0007】
【作用】まず、複数の第2のトレイ50に複数のCDを
各々載せる。次に、任意のCDを選択すると、回転盤3
0は、選択された第2のトレイ50が所定の再生位置に
なるまで回転する。回転盤30の回転時には、第2のト
レイ50どうしが立体交差する。そのため、第2のトレ
イ50が立体交差する分、第1のトレイ13の幅を短縮
でき、ディスク装置を小型化することができる。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図10を参照しながら、この発
明の一実施例について説明する。図1はトレイ13が引
き出された状態でのディスク装置の平面図である。な
お、図1においては、図示しない天井板を取り外した状
態での平面を示すものである。まず、図1に基づいてデ
ィスク装置の全体の構成を説明する。
【0009】10はキャビネットであり、前方が開放さ
れた箱型をなしている。10aは断面L字状のストッパ
であり、適宜部位の4ケ所に配されている。このストッ
パ10aは、後述するトレイ13の上方向の移動を規制
するものである。11はレールであり、キャビネット1
0の左右端に立設されている。このレール11は、後述
するトレイ13のスライド(前後)方向の移動を案内す
るものである。12はトレイ13の位置を検出するスイ
ッチであり、キャビネット10の後側に配されている。
このスイッチ12は、トレイ13がキャビネット10内
に収納されていることを確認するためのものである。
【0010】13はトレイであり、後述する回転盤30
やCDトレイ50を装着するものである。このトレイ1
3は、図1に示すように、キャビネット10の前方より
引き出される。以下、図2および図3に基づいて、トレ
イ13の構成を説明する。図2はトレイ13の平面図、
図3は図2のI−I線の断面図である。
【0011】トレイ13には、その前後に細長い楕円の
凹み13aが形成されている。この凹み13aの中心に
は、基板13b上に軸14が突設されている。この軸1
4は、後述する回転盤30の孔34と嵌合する。15は
孔であり、前後方向に細長い略四角形をなしている。こ
の孔15は、後述する光ピックアップ73やディスクク
ランバ72に対向する位置に形成されている。
【0012】16はレールであり、軸14の周りに配さ
れている。このレール16は、後述するCDトレイ50
の接触軸59と当接するものである。レール16は、C
Dトレイ50の上下位置を規制するためのものである。
レール16は、レーン面16a〜16eから構成され
る。レーン面16a,16bは、図3に示すように、基
板13bの基準面Lよりへこんでいる。レーン面16c
は上り勾配、レーン面16dは下り勾配の斜面をなして
いる。レーン面16eは、図3に示すように、所定の高
さに設定されている。
【0013】17はレールであり、レール16の外周に
配されている。このレール17は、後述するCDトレイ
50の案内軸58と当接するものである。レール17
は、CDトレイ50の傾動位置および上下位置を規制す
るためのものである。従って、レール17には、レーン
面17a〜17fの他に、ガード18を備えている。レ
ーン面17a〜17cは、基板13bの基準面Lよりへ
こんでいる(図3参照)。レーン面17dは上り勾配、
レーン面17eは下り勾配の斜面をなしている。レーン
面17fは、図3に示すように、所定の高さに設定され
ている。
【0014】ガード18は、図2に示すように、レーン
面17a〜17fの内周に隣接して立設されている。ま
た、ガード18は、図2に示すように、レーン面17a
と17cとの間の孔15の部位にも配されている。
【0015】なお、19はストッパであり、左右一対と
して配されている。このストッパ19は、トレイ13が
キャビネット10より引き抜かれるのを防止するための
ものである。また、基板13bには、コロ20が所定の
角間隔をもって4個配されている。このコロ20は、後
述する回転盤30の底面と接触して回転盤30の回転を
円滑とするものである。
【0016】凹み13aの外周の前方には、所定の高さ
の段部21が配されている。この段部21の面21a,
21bは、後述するCDトレイ50の底面に接する。面
21aは、図3に示すように、上り勾配の斜面となって
いる。面21bは、平坦な面となっている。22は段部
であり、凹み13aの外周縁と同一の楕円をなしてい
る。段部22は、図3に示すように、段部21よりも若
干高めに設定されている。段部22の面22a,22b
は、CDトレイ50の底面に接する。面22aは、図3
に示すように、下り勾配の斜面となっている。面22b
は平坦な面となっている。
【0017】23はレーンであり、楕円状に連接されて
いる。このレーン23は、トレイ13の左右端を利用し
ており、段部22よりも高く設定されている。レーン2
3は、レーン面23a〜23dから構成される。レーン
面23aは、図3に示すように、下り勾配の斜面となっ
ている。レーン面23bは、緩やかな上り勾配の斜面と
なっている。その他のレーン面23c,23dは平坦な
面となっている。
【0018】なお、トレイ13の後側には、その右側に
モータ24が配されている。このモータ24は、ギヤ2
5を駆動させるものである。ギヤ25は、後述する回転
盤30のギヤ43と噛み合う(図8および図9参照)。
【0019】次に、トレイ13の凹み13a内に配され
る回転盤30の構成について説明する。図4は回転盤3
0の平面図、図5は図4のII−II線の断面図である。
【0020】回転盤30には、図5に示すように、その
中心に筒部31が配されている。この筒部31の上端側
には、ネジ孔32を有する上壁33が配されている。筒
部31において、上壁33の下方には、孔34が形成さ
れている。この孔34は、トレイ13の軸14よりも若
干拡径に設定されている。
【0021】回転盤30には、後述するCDトレイ50
の傾動手段が3組配されている。以下、一組の傾動手段
について説明する。36は切欠であり、筒部31の近傍
に配されている。なお、この切欠36は、筒部31を中
心としてそれぞれ3ケ所に配されている。切欠36は、
図4に示すように、楕円部36aと長方形部36bとで
構成され、楕円形部36aの内周の一部が長方形部36
bの内周の一部と連通するようになされ、したがって全
体として一体化されている。楕円部36aは、後述する
CDトレイ50の接触軸59の移動量を規制するもので
ある。また、楕円部36aは、トレイ13の孔15の下
方に配されるディスククランバ72の逃げともなる部位
である。長方形部36bは、トレイ13の孔15の下方
に配される光ピックアップ73の移動範囲に亘って形成
されている。
【0022】37は突部であり、略半円状をなしてい
る。この突部37は、図4に示すように、切欠36と回
転盤30の外周縁との間に配されている。また、突部3
7は、図5に示すように、所定の高さに設定されてい
る。突部37は、その上面にCDトレイ50の載置面5
5の下面が当接する。
【0023】38は支点部であり、回転盤30の外周縁
に所定の角間隔(本例では120度)をもって配されて
いる。支点部38は、図5に示すように、突部37より
も若干高く設定されている。支点部38の上面には、孔
39が穿設されている。支点部38は、その孔39に後
述するCDトレイ50の筒部52が嵌り合って、CDト
レイ50の傾動の中心をなす部位である。
【0024】40は長孔であり、支点部38と切欠36
との間に配されている。この長孔40は、図4に示すよ
うに、支点部38を中心として円弧状の長い孔となって
いる。長孔40は、後述するCDトレイ50の案内軸5
8の移動を規制するものである。他の二組の傾動手段
も、図4に示すように、上述の構成と同様となってい
る。
【0025】回転盤30のその他の構成は、以下のよう
になっている。41はI〜III の刻印であり、CDトレ
イ50の順番を示す目印である。この刻印41と所定の
位置に配されたセンサーとによって、回転盤30の位置
が検出される。刻印41に対応する周縁には、V字状の
刻み45が刻設されている(図4参照)。42は支持片
であり、回転盤30の裏面に配されている。この支持片
42は、図4に示すように、支点部38の近傍で、か
つ、筒部31を中心として円弧状に形成されている。支
持片42は、トレイ13の凹み13aの適宜部位に接触
して回転盤30の回転を円滑にしている。43はギヤで
あり、回転盤30の外周面に刻設されている。44はフ
ランジであり、回転盤30の外周縁下端より外方に向か
って突設されている。
【0026】最後に、トレイ13上を傾動および上下動
するCDトレイ50の構成について説明する。図6はC
Dトレイ50の平面図、図7は図6のIII−III線の断面
図である。
【0027】CDトレイ50は、図6および図7に示す
ように、略円形の板状をなしている。CDトレイ50
は、図6に示すような支点部51が円板部54と連接す
るようになされ、全体として一体化されている。支点部
51には、図7に示すように、その裏面に筒部52と凹
部53が形成されている。凹部53は、筒部52を中心
として形成されている。筒部52は、回転盤30の支点
部38の孔39に嵌められる。これによって、CDトレ
イ50を回転盤30に連接することができる。
【0028】円板部54は、CDよりも若干拡径の円形
となっている。円板部54には、その上面に載置面55
が凹設されている。つまり、この載置面55の外周に
は、図7に示すように、載置面55よりも若干高く設定
された縁55aが突設されている。この縁55aによっ
てCDの移動が規制される。
【0029】56は切欠であり、円板部54の中心より
前側に向かって形成されている。この切欠56は、図6
に示すように、回転盤30の切欠36の形状と略同一と
なっている。切欠56をこのような形状としたのは、回
転盤30の切欠36と同様にディスククランバ72の逃
げ等の理由からである。
【0030】57は壁であり、図6および図7に示すよ
うに、載置面55の縁55aの外周より上方に向かって
突設されている。この壁57は、CDトレイ50がトレ
イ13のレーン23等に沿って移動するのを円滑に行な
うためのものである。壁57は、図6に示すように、右
側の半円部分には形成されていない。なお、右側の半円
部分に壁57を形成しなかったのは、図8および図9に
示すように、かかる部分がCDトレイ50どうしが交差
し合うため、この交差を邪魔しないようにするためであ
る。また、切欠56を挟んだ右側には、図6に示すよう
に、その一部にストッパ部60が配されている。このス
トッパ部60は、他のCDトレイ50の傾動範囲を規制
するものである。58は案内軸であり、円板部54の裏
面より突設されている。この案内軸58は、図6および
図7に示すように、支点部51側(後側)に配されてい
る。案内軸58は回転盤30の長孔40に遊びをもって
嵌め込まれてレーン面17に沿って移動する。
【0031】59は接触軸であり、円板部54の裏面よ
り突設されている。この接触軸59は、図6および図7
に示すように、支点部51の筒部52と円板部54の中
心点とに対して直交する方向の右側に配されている。接
触軸59は、図7に示すように、その先端が球面状に形
成されている。接触軸59は、回転盤30の切欠36に
遊びをもって嵌め込まれてレーン面16に沿って移動す
る。なお、案内軸58と接触軸59は、CDトレイ50
の載置面55を水平状態にする場合、トレイ13の基準
面Lに対して同一の長さになるように設定されている。
【0032】次に、本例のディスク装置の組立について
説明する。まず、CDトレイ50を回転盤30に取り付
けるには、CDトレイ50を適正な位置にして筒部52
を回転盤30の支点部38の孔39に嵌め込む。そし
て、図示しないピンを筒部52の上方より挿入した状態
で、回転盤30の支点部38内の孔に図示しないコイル
スプリングを下方より挿入する。この状態でコイルスプ
リングを固定するために、CDトレイ50の下方より、
図示しないスプリング受けを挿入して固定する。これに
より、CDトレイ50は、常にコイルスプリングにより
回転盤30側に付勢されている。しかし、CDトレイ5
0に対して上方への力が作用すると、CDトレイ50
は、コイルスプリングの付勢力に抗して上方に移動す
る。つまり、CDトレイ50は、回転盤30に対して上
下動可能に取り付けられている。また、CDトレイ50
は、この筒部52を支点として、案内軸58や接触軸5
9が回転盤30の長孔40や切欠36により移動できる
範囲内において傾動可能に取り付けられている。なお、
他の2個のCDトレイ50も同様に回転盤30に取り付
ける。
【0033】次に、CDトレイ50を取り付けた回転盤
30をトレイ13に取り付けるには、回転盤30の筒部
31をトレイ13の軸14に嵌める。この状態では、回
転盤30の筒部31の上壁33とトレイ13の軸14の
先端面とが当接しており、回転盤30が所定の高さに配
される。そして、図1に示すネジ35を回転盤30のネ
ジ孔32およびトレイ13の軸14のネジ孔14aに嵌
め込むことにより、回転盤30をトレイ13に対して回
転可能に取り付ける。なお、板状のストッパ片71は、
図1に示すように、回転盤30のフランジ44上に配さ
れ、回転盤30の上方向への移動を規制する。
【0034】最後に、回転盤30を取り付けたトレイ1
3をキャビネット10に取り付けるには、トレイ13を
キャビネット10の前方よりスライドさせて挿入する。
この挿入は、キャビネット10のレール11とストッパ
10aとに対応して配される図3に示すトレイ13のレ
ール受け26とストッパ受け27とを、それぞれレール
11とストッパ10aとに対向させた状態で行なう。そ
して、トレイ13は、図1に示すように、キャビネット
10に対して前後方向にスライド可能に取り付けられ
る。なお、この装着時には、ストッパ10a、19等に
よって、トレイ13がキャビネット10より引き抜けな
いようになされている。
【0035】本例のディスク装置の作用を、図1および
図8〜図10に基づいて説明する。
【0036】まず、トレイ13の開閉ボタン(図示せ
ず)を押圧操作すると、トレイ13は、キャビネット1
0内に収納されている状態(図8に示す状態)からキャ
ビネット10外に引き出される。トレイ13が引き出さ
れた状態(図1に示す状態)で、図示しないCDをCD
トレイ50の載置面55に乗せる。この状態で、回転盤
30を回転させることによって、残りのCDトレイ50
にもCDを乗せる。そして、トレイ13上に配される3
枚のCDのうち、例えば刻印41(I)のCDトレイ
(選択CDトレイ)50a上のCDを選択する場合、ユ
ーザーは図示しない選択ボタンを押圧操作する。する
と、モータ24が駆動してギヤ25を回転させるので、
ギヤ25と噛み合っている回転盤30は回転する。これ
により、選択CDトレイ50aは、図8に示すように、
この円板部54がレーン面23aに当接した状態で傾動
する。この状態では、選択CDトレイ50aの案内軸5
8がレーン面17fに、接触軸59がレーン面16eに
それぞれ当接している。この際、他の2枚のCDトレイ
(刻印41(II)、(III)のCDトレイ)50b,5
0cのうち、CDトレイ50bは、図8に示すように、
この案内軸58がレーン面17aに、接触軸59がレー
ン面16bにそれぞれ当接している状態に配される。そ
して、CDトレイ50bは、この円板部54がレーン面
23bに当接する高さの位置で保持される。CDトレイ
50cは、この案内軸58がトレイ13の孔15に対向
する位置に配され、接触軸59がレーン面16bに当接
する状態で配される。従って、選択CDトレイ50aに
対して、他のCDトレイ50b,50cは、図8に示す
ように、選択CDトレイ50aの載置面55下に、他の
CDトレイ50b,50cの載置面55が交差するよう
に配される。この際のCDトレイ50a〜50bの高さ
位置は、選択CDトレイ50aが高い位置に、この次に
CDトレイ50bが、低い位置にCDトレイ50cがそ
れぞれ配される。
【0037】引き続き、回転盤30が回転して、図9に
示す状態までCDトレイ50a〜50cは移動する。こ
の状態での選択CDトレイ50aは、この案内軸58お
よび接触軸59がトレイ13の孔15に対向する位置に
配される。そして、選択CDトレイ50aは、この円板
部54がトレイ13の段部22の面22bに当接してい
る状態で保持されている。
【0038】CDトレイ50bは、前述した図8での選
択CDトレイ50aの状態で保持されている。従って、
選択CDトレイ50aとCDトレイ50bの位置関係
は、図9に示すように、選択CDトレイ50aの載置面
55上にCDトレイ50bが交差するように配される。
なお、CDトレイ50cは、この案内軸58および接触
軸59がレーン面16a,17dの斜面を登る位置に配
される。また、CDトレイ50cは、この円板部54が
レーン面23bに当接する状態で配される。
【0039】さらに、回転盤30が回転すると、図10
に示す状態にまでCDトレイ50a〜50cは移動す
る。図10は選択CDトレイ50aの最終停止位置を示
す図である。この図において、選択CDトレイ50a
は、この案内軸58がレーン面17cに、接触軸59が
レーン面16bに、円板部54がレーン面23dにそれ
ぞれ当接した状態で配される。また、この状態での選択
CDトレイ50aは、載置面55が水平に保持されてい
る。つまり、トレイ13のレーン面23dの高さは、C
Dトレイ50の円板部54がレーン面23dと当接する
場合で、案内軸58および接触軸59がレーン面17
c,16bに当接する状態において、載置面55が水平
状態になるように設定されている。なお、この停止位置
で回転盤30を確実に固定するために、回転盤30の刻
み45と図示しないシャーシに配されるV字状の止め具
とが係合している。
【0040】この状態では、図10に示すように、回転
盤30の切欠36と選択CDトレイ50aの切欠56と
がトレイ13の孔15に対してそれぞれ同一位置になる
ように配されている。この状態では、図10に示すよう
に、シャーシに配されたディスククランバ72、光ピッ
クアップ73がトレイ13の孔15と回転盤30の切欠
36と選択CDトレイ50aの切欠56とにそれぞれ対
向している。つまり、ディスククランバ72あるいは光
ピックアップ73は、CDに対して当接あるいは対向で
きるようになされている。
【0041】そして、CDトレイ50bは、図10に示
すように、この案内軸58がレーン面17bに、接触軸
59がレーン面16bに、円板部54がレーン面23d
にそれぞれ当接した状態で配される。CDトレイ50c
は、この案内軸58がレーン面17fに、接触軸59が
レーン面16eに、円板部54がレーン面23cにそれ
ぞれ当接した状態で配される。従って、この状態では、
図10に示すように、CDトレイ50どうしが交差しな
いで配されている。
【0042】上述の選択動作が終了した後に、図示しな
いプレイボタンを押圧操作すると、ディスククランバ7
2は上昇してCDをCDトレイ50の載置面55より持
ち上げる。これにより、CDは図示しないチャッキング
機構との共働でチャッキングされ、再生が行なわれる。
【0043】本例のディスク装置においては、複数のC
Dトレイ50をトレイ13に対して傾動可能および上下
動可能に配し、CDの選択時にCDトレイ50どうしが
立体交差するので、CDトレイ50を立体交差させる
分、トレイ13の左右方向の幅を短縮させることがで
き、ディスク装置を小型化することができる。
【0044】なお、上述実施例においては、トレイ13
上に配されるCDトレイ50の数が3個であるが、CD
トレイの数はこれに限定されない。また、上述実施例
は、コンパクトディスク用のディスク装置の例である
が、この発明は、その他のディスクにも適用することが
できる。さらに、本発明は、再生の他に記録ができる形
式のディスク装置にも適用できる。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、ディスクが載置され
る複数の第2のトレイを傾動可能および上下動可能に配
してディスクの選択時に立体交差するので、CDトレイ
を立体交差させる分、ディスク装置の幅を短縮でき、小
型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図である。
【図2】トレイの平面図である。
【図3】図2のI−I線の断面図である。
【図4】回転盤の平面図である。
【図5】図4のII−II線の断面図である。
【図6】CDトレイの平面図である。
【図7】図6のIII−III線の断面図である。
【図8】CDトレイの傾動および上下動の状態を示す図
である。
【図9】CDトレイの傾動および上下動の状態を示す図
である。
【図10】CDトレイの傾動および上下動の状態を示す
図である。
【図11】従来例の平面図である。
【符号の説明】
10 キャビネット 13 トレイ 13a 凹み 13b 基板 15 孔 16,17 レール 16a〜16e,17a〜17f レーン面 18 ガード 21,22 段部 23 レーン 23a〜23d レーン面 30 回転盤 31 筒部 36 切欠 38 支点部 40 長孔 50(50a〜50c) CDトレイ 52 筒部 54 円板部 55 載置面 56 切欠 58 案内軸 59 接触軸 72 ディスククランバ 73 光ピックアップ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数のディスクの中から任意のものを選
    択再生等するディスク装置において、 第1のトレイと、この第1のトレイに回転可能に配され
    て上記ディスクを選択する回転盤と、この回転盤に傾動
    可能および上下動可能に配されると共に、上記ディスク
    が載置される複数の第2のトレイを備え、 上記第2のトレイどうしが、上記回転盤の回転時に立体
    交差するようにしたことを特徴とするディスク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6093389A (en) * 1997-12-01 2000-07-25 American Cyanamid Company Methods and compositions for attracting and controlling termites

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