JPH05285546A - 板材折曲型装置 - Google Patents
板材折曲型装置Info
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- JPH05285546A JPH05285546A JP8898292A JP8898292A JPH05285546A JP H05285546 A JPH05285546 A JP H05285546A JP 8898292 A JP8898292 A JP 8898292A JP 8898292 A JP8898292 A JP 8898292A JP H05285546 A JPH05285546 A JP H05285546A
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- Japan
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- bending
- punch
- die
- unit
- retainer
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 折曲加工機の型取付部に対する型ユニットの
取付けを変更することなくオーバシフト方式のL形折曲
を含む正逆両折曲を行うこと。 【構成】 互いに対向配置される一対の型ユニット1と
3を設ける。この各型ユニットには折曲用ダイ部7を設
け、また他方の型ユニットの折曲用ダイ部7と対向する
折曲作業位置と退避位置の何れかに位置する折曲用パン
チ組立体11を回動変位可能に設け、各型ユニット1、
3がダイしても、パンチとしても機能するようにする。
取付けを変更することなくオーバシフト方式のL形折曲
を含む正逆両折曲を行うこと。 【構成】 互いに対向配置される一対の型ユニット1と
3を設ける。この各型ユニットには折曲用ダイ部7を設
け、また他方の型ユニットの折曲用ダイ部7と対向する
折曲作業位置と退避位置の何れかに位置する折曲用パン
チ組立体11を回動変位可能に設け、各型ユニット1、
3がダイしても、パンチとしても機能するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材折曲型装置に関
し、特にしごき式に板材の折曲を行う板材折曲型装置に
関するものである。
し、特にしごき式に板材の折曲を行う板材折曲型装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】板材折曲型装置を用いて板材のL形の折
曲をしごき式に行うことは従来より行われており、この
しごき式の板材折曲は、一般に、板押えを兼ねた折曲用
ダイ部材とこれに対向する板押え部材とにより板材を挟
んで固定し、折曲用パンチ部材を折曲用ダイ部材の一側
壁面に沿って移動させることにより、板材を折曲用ダイ
部材の一側壁部に押し付けるよう板材を折曲することに
より行われる。
曲をしごき式に行うことは従来より行われており、この
しごき式の板材折曲は、一般に、板押えを兼ねた折曲用
ダイ部材とこれに対向する板押え部材とにより板材を挟
んで固定し、折曲用パンチ部材を折曲用ダイ部材の一側
壁面に沿って移動させることにより、板材を折曲用ダイ
部材の一側壁部に押し付けるよう板材を折曲することに
より行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き板材のしご
き式折曲を行う板材折曲型装置は、互いに対をなすダイ
側の型ユニットとパンチ側の型ユニットよりなり、ダイ
側の型ユニットはダイ機能のみを有し、パンチ側の型ユ
ニットはパンチ機能のみしか有していない。
き式折曲を行う板材折曲型装置は、互いに対をなすダイ
側の型ユニットとパンチ側の型ユニットよりなり、ダイ
側の型ユニットはダイ機能のみを有し、パンチ側の型ユ
ニットはパンチ機能のみしか有していない。
【0004】従って上述の如き板材折曲型装置に於いて
は、ダイ側の型ユニットとパンチ側の型ユニットの各々
の、プレスブレーキの上部テーブルと下部テーブル、あ
るいはプレスロボットエンドエフェクタの如き曲げ加工
機の型取付部に対する取付関係により、板材折曲方向が
正逆、つまり上向き折曲と下向き折曲との何れか一方に
決まり、板材のしごき式折曲方向を正逆反転させる場合
は曲げ加工機の型取付部に対するダイ側の型ユニットと
パンチ側の型ユニットの各々の取付けを変更する必要が
生じる。
は、ダイ側の型ユニットとパンチ側の型ユニットの各々
の、プレスブレーキの上部テーブルと下部テーブル、あ
るいはプレスロボットエンドエフェクタの如き曲げ加工
機の型取付部に対する取付関係により、板材折曲方向が
正逆、つまり上向き折曲と下向き折曲との何れか一方に
決まり、板材のしごき式折曲方向を正逆反転させる場合
は曲げ加工機の型取付部に対するダイ側の型ユニットと
パンチ側の型ユニットの各々の取付けを変更する必要が
生じる。
【0005】この型ユニットの取付変更は、特に、板材
の折曲線部に微細な連結部を残してスリット加工を予め
行い、その折曲線に沿って板材主部に対してほぼ90度
の折曲を行い、折曲片を当該折曲片の板厚方向に板厚分
だけ板材主部に対して変位させてL形折曲を完了するオ
ーバシフト方式のL形折曲に於いて特に厄介なものにな
る。
の折曲線部に微細な連結部を残してスリット加工を予め
行い、その折曲線に沿って板材主部に対してほぼ90度
の折曲を行い、折曲片を当該折曲片の板厚方向に板厚分
だけ板材主部に対して変位させてL形折曲を完了するオ
ーバシフト方式のL形折曲に於いて特に厄介なものにな
る。
【0006】本発明は、従来の板材折曲型装置に於ける
上述の如き問題点に着目してなされたものであり、曲げ
加工機の型取付部に対する型ユニットの取付けを変更す
ることなくオーバシフト方式のL形折曲を含む正逆両折
曲を行うことができる簡便な板材折曲型装置を提供する
ことを目的としている。
上述の如き問題点に着目してなされたものであり、曲げ
加工機の型取付部に対する型ユニットの取付けを変更す
ることなくオーバシフト方式のL形折曲を含む正逆両折
曲を行うことができる簡便な板材折曲型装置を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、互いに対向配置される一対の型ユニットよ
りなり、各型ユニットは、折曲用ダイ部を備えたユニッ
ト基体と、前記ユニット基体に他方の型ユニットの折曲
用ダイ部と対向する折曲作業位置と退避位置との間に回
動可能に設けられ前記折曲作業位置と前記退避位置の何
れかに位置する折曲用パンチ組立体とを有し、前記折曲
用ダイ部は前記ユニット基体に型ユニットの対向方向に
所定量のみ移動可能に取り付けられたカウンタホルダと
前記カウンタホルダを他方の型ユニットの側へ付勢する
第一のばね部材と前記カウンタホルダの前記第一のばね
部材のばね力に抗した前記ユニット基体に対する相対移
動により板材のL形折曲を行う曲げ型部とを含み、折曲
用パンチ組立体はパンチリテーナと前記パンチリテーナ
に型ユニットの対向方向に所定量のみ移動可能に取り付
けられたパンチ部材と前記パンチ部材を前記第一のばね
力により大きいばね力にて他方の型ユニットとの対向方
向へ付勢する第二のばね部材と前記パンチリテーナに設
けられ前記パンチ部材の前記第二のばね部材のばね力に
抗したパンチリテーナに対する相対移動により板材のL
形折曲による折曲片を当該折曲片の延在方向に加圧する
折曲片加圧部とを含んでいることを特徴とする板材折曲
型装置、あるいは互いに対向配置される一対の型ユニッ
トよりなり、各型ユニットは、ユニット基体と、折曲用
ダイ部と折曲用パンチ部とを備え前記折曲用ダイ部と前
記折曲用パンチ部の何れかが他方の型ユニットと対向す
る折曲作業位置に位置すべく前記ユニット基体に回動可
能に装着されたリテーナ部材を有し、前記折曲用ダイ部
は前記リテーナ部材に型ユニットの対向方向に所定量の
み移動可能に取り付けられたカウンタホルダと前記カウ
ンタホルダを他方の型ユニットの側へ付勢する第一のば
ね部材と前記カウンタホルダの前記第一のばね部材のば
ね力に抗した前記ユニット基体に対する相対移動により
板材のL形折曲を行う曲げ型部とを含み、前記折曲用パ
ンチ部は前記リテーナ部材に型ユニットの対向方向に所
定量のみ移動可能に取り付けられたパンチ部材と前記パ
ンチ部材を前記第一のばね力により大きいばね力にて他
方の型ユニットとの対向方向へ付勢する第二のばね部材
と前記リテーナ部材に設けられる前記パンチ部材の前記
第二のばね部材のばね力に抗した前記リテーナ部材に対
する相対移動により板材のL形折曲による折曲片を当該
折曲片の延在方向に加圧する折曲片加圧部とを含んでい
ることを特徴とする板材折曲型装置によって達成され
る。
明によれば、互いに対向配置される一対の型ユニットよ
りなり、各型ユニットは、折曲用ダイ部を備えたユニッ
ト基体と、前記ユニット基体に他方の型ユニットの折曲
用ダイ部と対向する折曲作業位置と退避位置との間に回
動可能に設けられ前記折曲作業位置と前記退避位置の何
れかに位置する折曲用パンチ組立体とを有し、前記折曲
用ダイ部は前記ユニット基体に型ユニットの対向方向に
所定量のみ移動可能に取り付けられたカウンタホルダと
前記カウンタホルダを他方の型ユニットの側へ付勢する
第一のばね部材と前記カウンタホルダの前記第一のばね
部材のばね力に抗した前記ユニット基体に対する相対移
動により板材のL形折曲を行う曲げ型部とを含み、折曲
用パンチ組立体はパンチリテーナと前記パンチリテーナ
に型ユニットの対向方向に所定量のみ移動可能に取り付
けられたパンチ部材と前記パンチ部材を前記第一のばね
力により大きいばね力にて他方の型ユニットとの対向方
向へ付勢する第二のばね部材と前記パンチリテーナに設
けられ前記パンチ部材の前記第二のばね部材のばね力に
抗したパンチリテーナに対する相対移動により板材のL
形折曲による折曲片を当該折曲片の延在方向に加圧する
折曲片加圧部とを含んでいることを特徴とする板材折曲
型装置、あるいは互いに対向配置される一対の型ユニッ
トよりなり、各型ユニットは、ユニット基体と、折曲用
ダイ部と折曲用パンチ部とを備え前記折曲用ダイ部と前
記折曲用パンチ部の何れかが他方の型ユニットと対向す
る折曲作業位置に位置すべく前記ユニット基体に回動可
能に装着されたリテーナ部材を有し、前記折曲用ダイ部
は前記リテーナ部材に型ユニットの対向方向に所定量の
み移動可能に取り付けられたカウンタホルダと前記カウ
ンタホルダを他方の型ユニットの側へ付勢する第一のば
ね部材と前記カウンタホルダの前記第一のばね部材のば
ね力に抗した前記ユニット基体に対する相対移動により
板材のL形折曲を行う曲げ型部とを含み、前記折曲用パ
ンチ部は前記リテーナ部材に型ユニットの対向方向に所
定量のみ移動可能に取り付けられたパンチ部材と前記パ
ンチ部材を前記第一のばね力により大きいばね力にて他
方の型ユニットとの対向方向へ付勢する第二のばね部材
と前記リテーナ部材に設けられる前記パンチ部材の前記
第二のばね部材のばね力に抗した前記リテーナ部材に対
する相対移動により板材のL形折曲による折曲片を当該
折曲片の延在方向に加圧する折曲片加圧部とを含んでい
ることを特徴とする板材折曲型装置によって達成され
る。
【0008】
【作用】上述の如き構成によれば、各型ユニットが各々
パンチ構成部材とダイ構成とを具備し、折曲用パンチ組
立体、あるいはリテーナ部材がユニット基体に対して回
動変位することにより折曲用パンチ組立体、あるいは折
曲用ダイ部と折曲用パンチ部の配置位置が変更され、各
型ユニットがパンチ側、ダイ側として機能する。
パンチ構成部材とダイ構成とを具備し、折曲用パンチ組
立体、あるいはリテーナ部材がユニット基体に対して回
動変位することにより折曲用パンチ組立体、あるいは折
曲用ダイ部と折曲用パンチ部の配置位置が変更され、各
型ユニットがパンチ側、ダイ側として機能する。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【0010】先ず本発明による板材折曲型装置の説明に
先だって、図9〜図11を用いて本発明による板材折曲
型装置によりオーバシフト方式にてL形折曲される板材
の形状およびオーバシフト方式のL形折曲手順について
説明する。図9〜図11に於いて、板材Pは折曲線部に
微細な連結部Jを残して折曲線に沿って設けられた折曲
線スリットSaにより板材主部Paと折曲片Pbとに区
画されている。また連結部Jの両側には折曲線スリット
Saに直交する方向に板材Pの板厚にほぼ等しい長さだ
け折曲線スリットSaより折曲片Pbに延在する連結部
サイドスリットSbが形成されている。
先だって、図9〜図11を用いて本発明による板材折曲
型装置によりオーバシフト方式にてL形折曲される板材
の形状およびオーバシフト方式のL形折曲手順について
説明する。図9〜図11に於いて、板材Pは折曲線部に
微細な連結部Jを残して折曲線に沿って設けられた折曲
線スリットSaにより板材主部Paと折曲片Pbとに区
画されている。また連結部Jの両側には折曲線スリット
Saに直交する方向に板材Pの板厚にほぼ等しい長さだ
け折曲線スリットSaより折曲片Pbに延在する連結部
サイドスリットSbが形成されている。
【0011】この板材PのL形折曲に際しては、先ず図
10に示されている如く、折曲線スリットSaに沿って
折曲片Pbを板材主部Paに対してほぼ90度折曲し、
この折曲完了後に、図11に示されている如く、折曲片
Pbを当該折曲片Pbの延在方向、換言すれば板材主部
Paの板厚方向に押圧し、連結部Jを圧縮変形させつつ
折曲片Pbを板材主部Paの板厚分だけ板材主部Paに
対して変位させ、折曲片Pbの端面が板材主部Paの表
面部に重り合うようにする。これにより図10に示され
ている如く、板材主部Paと折曲片Pbとの折曲角部の
鈎形段差部Bが消滅する。
10に示されている如く、折曲線スリットSaに沿って
折曲片Pbを板材主部Paに対してほぼ90度折曲し、
この折曲完了後に、図11に示されている如く、折曲片
Pbを当該折曲片Pbの延在方向、換言すれば板材主部
Paの板厚方向に押圧し、連結部Jを圧縮変形させつつ
折曲片Pbを板材主部Paの板厚分だけ板材主部Paに
対して変位させ、折曲片Pbの端面が板材主部Paの表
面部に重り合うようにする。これにより図10に示され
ている如く、板材主部Paと折曲片Pbとの折曲角部の
鈎形段差部Bが消滅する。
【0012】図1〜図4は本発明による板材折曲型装置
の一実施例を示している。板材折曲型装置は互いに対向
配置される一対の型ユニット1、3を有しており、この
一対の型ユニット1、3は互いに実質的に同一に構成さ
れている。このことにより、以下の説明に於いては、型
ユニット1、3の各構成について、その説明の重複を避
けるため、型ユニット1と3とに於いて同一の構成部材
は同一符号を付けて総括的に説明する。型ユニット1と
3は各々ユニット基体5を有しており、ユニット基体5
は折曲用ダイ部7を具備し、また枢軸9により折曲用パ
ンチ組立体11を回動可能に支持している。
の一実施例を示している。板材折曲型装置は互いに対向
配置される一対の型ユニット1、3を有しており、この
一対の型ユニット1、3は互いに実質的に同一に構成さ
れている。このことにより、以下の説明に於いては、型
ユニット1、3の各構成について、その説明の重複を避
けるため、型ユニット1と3とに於いて同一の構成部材
は同一符号を付けて総括的に説明する。型ユニット1と
3は各々ユニット基体5を有しており、ユニット基体5
は折曲用ダイ部7を具備し、また枢軸9により折曲用パ
ンチ組立体11を回動可能に支持している。
【0013】折曲用ダイ部7にはスルーボルト13によ
りカウンタホルダ15が型ユニット1、3の対向方向、
即ち上下方向に所定量のみ移動可能に取り付けられてお
り、カウンタホルダ15は型ユニット1、3の対向方向
に直交する仮想平面に沿って平らなワーク押え面17を
有するカップ状をなしている。
りカウンタホルダ15が型ユニット1、3の対向方向、
即ち上下方向に所定量のみ移動可能に取り付けられてお
り、カウンタホルダ15は型ユニット1、3の対向方向
に直交する仮想平面に沿って平らなワーク押え面17を
有するカップ状をなしている。
【0014】ユニット基体5とカウンタホルダ15の間
には圧縮コイルばね(第一のばね部材)19が所定の予
荷重を与えられた状態にて装着されており、圧縮コイル
ばね19はカウンタホルダ15を他方の型ユニット1あ
るいは3の側へ付勢している。
には圧縮コイルばね(第一のばね部材)19が所定の予
荷重を与えられた状態にて装着されており、圧縮コイル
ばね19はカウンタホルダ15を他方の型ユニット1あ
るいは3の側へ付勢している。
【0015】折曲用ダイ部7のカウンタホルダ配置部の
一側部には曲げ型部21が突出形成されている。
一側部には曲げ型部21が突出形成されている。
【0016】折曲用パンチ組立体11は枢軸9によりユ
ニット基体5より回動可能に支持されたパンチリテーナ
23を有している。パンチリテーナ1にはスルーボルト
25によりパンチ部材27が型ユニット1、3の対向方
向、即ち上下方向に所定量のみ移動可能に取り付けられ
ており、パンチ部材27は型ユニット1、3の対向方向
に直交する仮想平面に沿って平らなワーク押え面29を
有している。
ニット基体5より回動可能に支持されたパンチリテーナ
23を有している。パンチリテーナ1にはスルーボルト
25によりパンチ部材27が型ユニット1、3の対向方
向、即ち上下方向に所定量のみ移動可能に取り付けられ
ており、パンチ部材27は型ユニット1、3の対向方向
に直交する仮想平面に沿って平らなワーク押え面29を
有している。
【0017】パンチリテーナ23とパンチ部材27との
間には圧縮コイルばね(第二のばね部材)31が所定の
予荷重を与えられた状態にて装着されており、圧縮コイ
ルばね31は圧縮コイルばね19より大きいばね力にて
パンチ部材27を他方の型ユニット1あるいは3の側へ
付勢している。
間には圧縮コイルばね(第二のばね部材)31が所定の
予荷重を与えられた状態にて装着されており、圧縮コイ
ルばね31は圧縮コイルばね19より大きいばね力にて
パンチ部材27を他方の型ユニット1あるいは3の側へ
付勢している。
【0018】またパンチリテーナ23にはボルトによる
折曲片加圧部材33が取り付けられている。
折曲片加圧部材33が取り付けられている。
【0019】枢軸9にはピニオン35が固定されてお
り、ユニット基体5には流体圧シリンダ装置37が取り
付けられており、流体圧シリンダ装置37のピストンロ
ッド39にはピニオン35と噛合するラック41が取り
付けられている。ラック41は流体圧シリンダ装置37
により図4にて左右方向に往復動され、これによりピニ
オン35が回転することによって折曲用パンチ組立体1
1は、他方の型ユニット1あるいは3の折曲用ダイ部7
と対向する起立あるいは垂下した折曲作業位置(図4に
て上側の型ユニット1の折曲用パンチ組立体11の位
置)と横転した退避位置(図4にて下側の型ユニット3
の折曲用パンチ組立体11の位置)との回動し、折曲作
業位置と退避位置の何れかに位置するようになってい
る。
り、ユニット基体5には流体圧シリンダ装置37が取り
付けられており、流体圧シリンダ装置37のピストンロ
ッド39にはピニオン35と噛合するラック41が取り
付けられている。ラック41は流体圧シリンダ装置37
により図4にて左右方向に往復動され、これによりピニ
オン35が回転することによって折曲用パンチ組立体1
1は、他方の型ユニット1あるいは3の折曲用ダイ部7
と対向する起立あるいは垂下した折曲作業位置(図4に
て上側の型ユニット1の折曲用パンチ組立体11の位
置)と横転した退避位置(図4にて下側の型ユニット3
の折曲用パンチ組立体11の位置)との回動し、折曲作
業位置と退避位置の何れかに位置するようになってい
る。
【0020】次に上述の如き構成よりなる板材折曲型装
置の動作について説明する。図示に於いては、型ユニッ
ト1と3は各々ユニット基体5を、プレスロボットのグ
リッパ、プレスブレーキの上下デーブルの如き上下のエ
ンドエフェクタA、Bに固定され、下側のエンドエフェ
クタBが上側のエンドエフェクタAに対してプレス作用
方向に移動するものとする。尚、下側のエンドエフェク
タBと上側のエンドエフェクタAとが共に互いに接近す
る方向に移動するようなっていてもよいことは勿論のこ
とである。
置の動作について説明する。図示に於いては、型ユニッ
ト1と3は各々ユニット基体5を、プレスロボットのグ
リッパ、プレスブレーキの上下デーブルの如き上下のエ
ンドエフェクタA、Bに固定され、下側のエンドエフェ
クタBが上側のエンドエフェクタAに対してプレス作用
方向に移動するものとする。尚、下側のエンドエフェク
タBと上側のエンドエフェクタAとが共に互いに接近す
る方向に移動するようなっていてもよいことは勿論のこ
とである。
【0021】また図示に於いては、型ユニット1の折曲
用パンチ組立体11が折曲作業位置に位置し、型ユニッ
ト3の折曲用パンチ組立体11が退避位置に位置し、こ
れにより型ユニット1がパンチ側として、型ユニット3
がダイ側として各々機能し、上向きの折曲が行われるよ
うにセッテイングされている。
用パンチ組立体11が折曲作業位置に位置し、型ユニッ
ト3の折曲用パンチ組立体11が退避位置に位置し、こ
れにより型ユニット1がパンチ側として、型ユニット3
がダイ側として各々機能し、上向きの折曲が行われるよ
うにセッテイングされている。
【0022】先ずワークセットに際して、下側の型ユニ
ット3のカウンタホルダ15のワーク押え面17上に、
板材Pを、その折曲線スリットSaがカウンタホルダ1
5の図1にて右側の一側縁部に整合し、且つ折曲片Pb
が曲げ型部21側に位置するように水平に載置する。
ット3のカウンタホルダ15のワーク押え面17上に、
板材Pを、その折曲線スリットSaがカウンタホルダ1
5の図1にて右側の一側縁部に整合し、且つ折曲片Pb
が曲げ型部21側に位置するように水平に載置する。
【0023】次に上述の如きワークセット状態にて型ユ
ニット3を上昇移動させる。すると、板材Pは、型ユニ
ット3のユニット基体5と共にカウンタホルダ15のワ
ーク押え面17上に載置された状態にて上昇し、型ユニ
ット1のパンチ部材27のワーク押え面29と当接する
ようになる。これにより板材Pの板材主部Paが、図1
に示されている如く、型ユニット1と3の両ワーク押え
面17、29により挟まれてこれらよりクランプされ
る。
ニット3を上昇移動させる。すると、板材Pは、型ユニ
ット3のユニット基体5と共にカウンタホルダ15のワ
ーク押え面17上に載置された状態にて上昇し、型ユニ
ット1のパンチ部材27のワーク押え面29と当接する
ようになる。これにより板材Pの板材主部Paが、図1
に示されている如く、型ユニット1と3の両ワーク押え
面17、29により挟まれてこれらよりクランプされ
る。
【0024】この状態より更に型ユニット3が上昇する
ことにより、型ユニット3のユニット基体5は静止状態
のカウンタホルダ15に対して圧縮コイルばね21を撓
ませつつ上昇をつづけ、型ユニット3の曲げ型部21が
カウンタホルダ15に対して相対的に上昇変位すること
になる。この上昇変位により曲げ型部21が板材Pの折
曲片Pbを、折曲線スリットSaに沿って板材主部Pa
に対し、上向きにしごき式に折曲するようになる。
ことにより、型ユニット3のユニット基体5は静止状態
のカウンタホルダ15に対して圧縮コイルばね21を撓
ませつつ上昇をつづけ、型ユニット3の曲げ型部21が
カウンタホルダ15に対して相対的に上昇変位すること
になる。この上昇変位により曲げ型部21が板材Pの折
曲片Pbを、折曲線スリットSaに沿って板材主部Pa
に対し、上向きにしごき式に折曲するようになる。
【0025】図2に示されている如く、型ユニット3の
カウンタホルダ15の下底面がユニット基体5に当接す
る位置にまで型ユニット3のユニット基体5がカウンタ
ホルダ15とに対して上昇移動すると、板材Pの折曲片
Pbは、板材主部Paに対して垂直に立ち上がり、上向
きに90度折曲してパンチ部材27の一側面と曲げ型部
21の一側面との間に挟まれるようになる。これにより
オーバシフト方式のL形折曲の第一段階は完了する。
カウンタホルダ15の下底面がユニット基体5に当接す
る位置にまで型ユニット3のユニット基体5がカウンタ
ホルダ15とに対して上昇移動すると、板材Pの折曲片
Pbは、板材主部Paに対して垂直に立ち上がり、上向
きに90度折曲してパンチ部材27の一側面と曲げ型部
21の一側面との間に挟まれるようになる。これにより
オーバシフト方式のL形折曲の第一段階は完了する。
【0026】これより更に型ユニット3が上昇を続ける
ことにより、型ユニット3のユニット基体5はカウンタ
ホルダ15と共に、型ユニット1の圧縮コイルばね31
を撓ませて型ユニット1のパンチ部材27がパンチリテ
ーナ23に対して上昇変位するようになる。この上昇変
位により板材Pの折曲片Pbの上端が図3に示されてい
る如く、パンチリテーナ23の折曲片加圧部材33の先
端に当接し、そしてこの状態にて更に型ユニット3が上
昇することにより、折曲片Pbが型ユニット1の折曲片
加圧部材33によって該折曲片Pbの延在方向、即ち板
材主部Paの板厚方向に下方へ押圧されるようになる。
この押圧により、連結部Jが圧縮変形しつつ、折曲片P
bが板材主部Paの板厚分だけ板材主部Paに対して下
方に変位し、板材主部Paの端面部に折曲片Pbが重り
合うようになる。これにより板材Pのオーバシフト方式
の上向きL形折曲が完了する。
ことにより、型ユニット3のユニット基体5はカウンタ
ホルダ15と共に、型ユニット1の圧縮コイルばね31
を撓ませて型ユニット1のパンチ部材27がパンチリテ
ーナ23に対して上昇変位するようになる。この上昇変
位により板材Pの折曲片Pbの上端が図3に示されてい
る如く、パンチリテーナ23の折曲片加圧部材33の先
端に当接し、そしてこの状態にて更に型ユニット3が上
昇することにより、折曲片Pbが型ユニット1の折曲片
加圧部材33によって該折曲片Pbの延在方向、即ち板
材主部Paの板厚方向に下方へ押圧されるようになる。
この押圧により、連結部Jが圧縮変形しつつ、折曲片P
bが板材主部Paの板厚分だけ板材主部Paに対して下
方に変位し、板材主部Paの端面部に折曲片Pbが重り
合うようになる。これにより板材Pのオーバシフト方式
の上向きL形折曲が完了する。
【0027】下向きL形折曲を行う場合は、型ユニット
1の流体圧シリンダ装置37により折曲用パンチ組立体
11を折曲作業位置より退避位置へ回動変位させ、また
型ユニット3の流体圧シリンダ装置37により折曲用パ
ンチ組立体11を退避位置より折曲作業位置へ回動変位
させ、型ユニット1をダイ側として、型ユニット3をパ
ンチ側として各々機能させるようにする。これにより上
述の上向きL形折曲と同様に下向きL形折曲が行われる
ようになる。
1の流体圧シリンダ装置37により折曲用パンチ組立体
11を折曲作業位置より退避位置へ回動変位させ、また
型ユニット3の流体圧シリンダ装置37により折曲用パ
ンチ組立体11を退避位置より折曲作業位置へ回動変位
させ、型ユニット1をダイ側として、型ユニット3をパ
ンチ側として各々機能させるようにする。これにより上
述の上向きL形折曲と同様に下向きL形折曲が行われる
ようになる。
【0028】図5〜図8は本発明による板材曲げ型装置
の他の実施例を示している。尚、図図5〜図8に於い
て、図1〜図4に対応する部分は図1〜図4に付した符
号と同一の符号により示されている。この実施例に於い
ても板材折曲型装置は互いに対向配置される一対の型ユ
ニット1、3を有しており、この一対の型ユニット1、
3は互いに実質的に同一に構成されている。型ユニット
1、3は各々ユニット基体5を有しており、ユニット基
体5には枢軸9によりリテーナ部材43が回動可能に取
り付けられている。
の他の実施例を示している。尚、図図5〜図8に於い
て、図1〜図4に対応する部分は図1〜図4に付した符
号と同一の符号により示されている。この実施例に於い
ても板材折曲型装置は互いに対向配置される一対の型ユ
ニット1、3を有しており、この一対の型ユニット1、
3は互いに実質的に同一に構成されている。型ユニット
1、3は各々ユニット基体5を有しており、ユニット基
体5には枢軸9によりリテーナ部材43が回動可能に取
り付けられている。
【0029】リテーナ部材43には折曲用ダイ部7と折
曲用パンチ部11とが枢軸9を中心として互いに90度
回転変位した位置に設けられており、折曲用ダイ部7と
折曲用パンチ部11は上述の実施例と同様に構成されて
いる。
曲用パンチ部11とが枢軸9を中心として互いに90度
回転変位した位置に設けられており、折曲用ダイ部7と
折曲用パンチ部11は上述の実施例と同様に構成されて
いる。
【0030】リテーナ部材43は流体圧シリンダ装置3
7により枢軸9を中心として90度回転変位し、折曲用
ダイ部7と折曲用パンチ部11の何れかを選択的に他方
の型ユニット1あるいは3と対向する折曲作業位置に位
置させるようになっている。
7により枢軸9を中心として90度回転変位し、折曲用
ダイ部7と折曲用パンチ部11の何れかを選択的に他方
の型ユニット1あるいは3と対向する折曲作業位置に位
置させるようになっている。
【0031】図示に於いては、型ユニット1の折曲用パ
ンチ部11と型ユニット3の折曲用ダイ部7が各々折曲
作業位置に位置し、これにより型ユニット1がパンチ側
として、型ユニット3がダイ側として各々機能し、上向
きの折曲が行われる。
ンチ部11と型ユニット3の折曲用ダイ部7が各々折曲
作業位置に位置し、これにより型ユニット1がパンチ側
として、型ユニット3がダイ側として各々機能し、上向
きの折曲が行われる。
【0032】これに対し下向きL形折曲を行う場合は、
型ユニット1の流体圧シリンダ装置37により型ユニッ
ト1のリテーナ部材43を図にて時計廻り方向に90度
回動変位させて折曲用パンチ部11に代えて折曲用ダイ
部7を折曲作業位置に位置させ、また型ユニット3の流
体圧シリンダ装置37により型ユニット3のリテーナ部
材43を図にて時計廻り方向に90度回動変位させて折
曲用ダイ部7に代えて折曲用パンチ部11を折曲作業位
置に位置させ、型ユニット1をダイ側として、型ユニッ
ト3をパンチ側として各々機能させるようにする。これ
により下向きL形折曲が行われるようになる。
型ユニット1の流体圧シリンダ装置37により型ユニッ
ト1のリテーナ部材43を図にて時計廻り方向に90度
回動変位させて折曲用パンチ部11に代えて折曲用ダイ
部7を折曲作業位置に位置させ、また型ユニット3の流
体圧シリンダ装置37により型ユニット3のリテーナ部
材43を図にて時計廻り方向に90度回動変位させて折
曲用ダイ部7に代えて折曲用パンチ部11を折曲作業位
置に位置させ、型ユニット1をダイ側として、型ユニッ
ト3をパンチ側として各々機能させるようにする。これ
により下向きL形折曲が行われるようになる。
【0033】型ユニット1と3はエンドエフェクタの長
手方向に複数個設けられてもよく、この場合は型ユニッ
ト1と3の各枢軸9をエンドエフェクタの長手方向に長
いものとして各型ユニットにて共通化し、各型ユニット
を一つの流体圧シリンダ装置37により一斉に回転変位
させることも可能である。
手方向に複数個設けられてもよく、この場合は型ユニッ
ト1と3の各枢軸9をエンドエフェクタの長手方向に長
いものとして各型ユニットにて共通化し、各型ユニット
を一つの流体圧シリンダ装置37により一斉に回転変位
させることも可能である。
【0034】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これらに限定される
ものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能
であることは当業者にとって明らかであろう。
いて詳細に説明したが、本発明は、これらに限定される
ものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能
であることは当業者にとって明らかであろう。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による板材折曲型装置によれば、各型ユニットが各々パ
ンチ構成部材とダイ構成とを具備し、折曲用パンチ組立
体、あるいはリテーナ部材がユニット基体に対して回動
変位することにより折曲用パンチ組立体、あるいは折曲
用ダイ部と折曲用パンチ部の配置位置が変更され、各型
ユニットがパンチ側、ダイ側として機能するから、上向
きL形折曲と下向きL形折曲とが、曲げ加工機の型取付
部に対する型ユニットの取付け変更を要することなく簡
便に行われ得るようになる。
による板材折曲型装置によれば、各型ユニットが各々パ
ンチ構成部材とダイ構成とを具備し、折曲用パンチ組立
体、あるいはリテーナ部材がユニット基体に対して回動
変位することにより折曲用パンチ組立体、あるいは折曲
用ダイ部と折曲用パンチ部の配置位置が変更され、各型
ユニットがパンチ側、ダイ側として機能するから、上向
きL形折曲と下向きL形折曲とが、曲げ加工機の型取付
部に対する型ユニットの取付け変更を要することなく簡
便に行われ得るようになる。
【図1】本発明による板材折曲型装置の一実施例を板材
クランプ状態について示す側面図である。
クランプ状態について示す側面図である。
【図2】本発明による板材折曲型装置の一実施例を折曲
第一段階完了状態について示す側面図である。
第一段階完了状態について示す側面図である。
【図3】本発明による板材折曲型装置の一実施例を折曲
第二段階完了状態について示す縦断面図である。
第二段階完了状態について示す縦断面図である。
【図4】本発明による板材折曲型装置の一実施例を折曲
第二段階完了状態について示す正面図である。
第二段階完了状態について示す正面図である。
【図5】本発明による板材折曲型装置の他の実施例を板
材クランプ状態について示す側面図である。
材クランプ状態について示す側面図である。
【図6】本発明による板材折曲型装置の他の実施例を折
曲第一段階完了状態について示す側面図である。
曲第一段階完了状態について示す側面図である。
【図7】本発明による板材折曲型装置の他の実施例を折
曲第二段階完了状態について示す縦断面図である。
曲第二段階完了状態について示す縦断面図である。
【図8】本発明による板材折曲型装置の他の実施例を折
曲第二段階完了状態について示す正面図である。
曲第二段階完了状態について示す正面図である。
【図9】本発明による板材折曲型装置によりオーバシフ
ト方式にてL形折曲される板材の初期形状を示す斜視図
である。
ト方式にてL形折曲される板材の初期形状を示す斜視図
である。
【図10】本発明による板材折曲型装置によりオーバシ
フト方式にてL形折曲される板材の折曲第一段階を示す
斜視図である。
フト方式にてL形折曲される板材の折曲第一段階を示す
斜視図である。
【図11】本発明による板材折曲型装置によりオーバシ
フト方式にてL形折曲される板材の折曲第二段階を示す
斜視図である。
フト方式にてL形折曲される板材の折曲第二段階を示す
斜視図である。
1、3 型ユニット 5 ユニット基体 7 折曲用ダイ部 11 折曲用パンチ組立体(折曲用パンチ部) 15 カウンタホルダ 19 圧縮コイルばね(第一のばね部材) 21 曲げ型部 23 パンチリテーナ 27 パンチ部材 31 圧縮コイルばね(第二のばね部材) 33 折曲片加圧部材 37 流体圧シリンダ装置 43 リテーナ部材
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに対向配置される一対の型ユニット
よりなり、各型ユニットは、折曲用ダイ部を備えたユニ
ット基体と、前記ユニット基体に他方の型ユニットの折
曲用ダイ部と対向する折曲作業位置と退避位置との間に
回動可能に設けられ前記折曲作業位置と前記退避位置の
何れかに位置する折曲用パンチ組立体とを有し、前記折
曲用ダイ部は前記ユニット基体に型ユニットの対向方向
に所定量のみ移動可能に取り付けられたカウンタホルダ
と前記カウンタホルダを他方の型ユニットの側へ付勢す
る第一のばね部材と前記カウンタホルダの前記第一のば
ね部材のばね力に抗した前記ユニット基体に対する相対
移動により板材のL形折曲を行う曲げ型部とを含み、折
曲用パンチ組立体はパンチリテーナと前記パンチリテー
ナに型ユニットの対向方向に所定量のみ移動可能に取り
付けられたパンチ部材と前記パンチ部材を前記第一のば
ね力により大きいばね力にて他方の型ユニットとの対向
方向へ付勢する第二のばね部材と前記パンチリテーナに
設けられ前記パンチ部材の前記第二のばね部材のばね力
に抗したパンチリテーナに対する相対移動により板材の
L形折曲による折曲片を当該折曲片の延在方向に加圧す
る折曲片加圧部とを含んでいることを特徴とする板材折
曲型装置。 - 【請求項2】 互いに対向配置される一対の型ユニット
よりなり、各型ユニットは、ユニット基体と、折曲用ダ
イ部と折曲用パンチ部とを備え前記折曲用ダイ部と前記
折曲用パンチ部の何れかが他方の型ユニットと対向する
折曲作業位置に位置すべく前記ユニット基体に回動可能
に装着されたリテーナ部材を有し、前記折曲用ダイ部は
前記リテーナ部材に型ユニットの対向方向に所定量のみ
移動可能に取り付けられたカウンタホルダと前記カウン
タホルダを他方の型ユニットの側へ付勢する第一のばね
部材と前記カウンタホルダの前記第一のばね部材のばね
力に抗した前記ユニット基体に対する相対移動により板
材のL形折曲を行う曲げ型部とを含み、前記折曲用パン
チ部は前記リテーナ部材に型ユニットの対向方向に所定
量のみ移動可能に取り付けられたパンチ部材と前記パン
チ部材を前記第一のばね力により大きいばね力にて他方
の型ユニットとの対向方向へ付勢する第二のばね部材と
前記リテーナ部材に設けられる前記パンチ部材の前記第
二のばね部材のばね力に抗した前記リテーナ部材に対す
る相対移動により板材のL形折曲による折曲片を当該折
曲片の延在方向に加圧する折曲片加圧部とを含んでいる
ことを特徴とする板材折曲型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8898292A JPH05285546A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 板材折曲型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8898292A JPH05285546A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 板材折曲型装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05285546A true JPH05285546A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=13958009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8898292A Pending JPH05285546A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 板材折曲型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05285546A (ja) |
-
1992
- 1992-04-09 JP JP8898292A patent/JPH05285546A/ja active Pending
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