JPH05285129A - 立体x線撮影装置 - Google Patents

立体x線撮影装置

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Publication number
JPH05285129A
JPH05285129A JP4088638A JP8863892A JPH05285129A JP H05285129 A JPH05285129 A JP H05285129A JP 4088638 A JP4088638 A JP 4088638A JP 8863892 A JP8863892 A JP 8863892A JP H05285129 A JPH05285129 A JP H05285129A
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JP
Japan
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turntable
ray
stereoscopic
photographed
image
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Pending
Application number
JP4088638A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Sunaga
勝利 砂賀
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH05285129A publication Critical patent/JPH05285129A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 X線撮影画像を立体的に観察可能とするもの
である。 【構成】 被写体をターンテーブルに載せ、所定角度で
回転させながらX線を間歇照射する。この画像を複数
得、画像メモリに蓄積した後、コンピユータ処理するこ
とにより3次元データとし、立体観察する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】医療用レントゲン撮影、金属成形
構造探知等、X線3D映像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人体のレントゲン撮影を行う場合、例え
ば内臓に疾患が有ると思われる時、先ず人体の正面を撮
影し、次に側面を撮影し、夫々の写真に写る疾患の位置
を見比べて内臓疾患の位置を断定する事もあった。ま
た、視差が生じる程の2方向から夫々フイルムを交換し
ながら人体にX線を照射し、3Dレントゲン撮影を行う
事もあった。
【0003】さらに微弱なX線を連続して人体に照射
し、内臓を動画としてビデオモニターで観察する場合も
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし正面及び側面の
写真では、共に奥行き感の情報が欠落している。従って
欠落した情報を個別に見ても感覚的な奥行感は得られ
ず、疾患の位置は正面の写真と側面の写真とを比較して
判断せざるを得なかった。また特定の方向からの撮影し
た3Dの写真では疾患の部分が骨の影に隠れてしまう場
合があるため、複数のアングルから撮影する必要があ
り、このためフイルムの交換に時間がかかり、またフイ
ルムの管理等のコストアツプ要因となっていた。
【0005】さらにX線の連続照射の場合、X線の照射
量に限界があるため、特定の分野のみに使用されてい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】X線照射装置と、被写体
を乗せるターンテーブルと、ビデオ信号記憶装置とを備
え、回転する被写体に断続的にX線を照射し、感光板に
現れた断続した映像をフレーム毎にビデオ信号記憶装置
に記録し、これらの撮像信号を再生時に組合せるて表示
する。
【0007】
【作用】立体的に被写体の内部構造を表示する立体X線
撮影装置を提供する。
【0008】
【実施例】図1は本発明主要部配置を示す上画面、図2
は、本発明全体の斜視図を示す。本発明の回路構成は図
3に示す。本発明は、X線発生装置1、被写体を載せる
ターンテーブル2、感光板(exposure boa
rd)3、ビデオカメラ4、ビデオデイスクプレーヤー
5、コントローラ6、フレームメモリー7、スイツチヤ
ー8、立体表示装置(3Dmonitor)9で構成さ
れる。また上記ターンテーブルの上空には、吊り輪10
が設けられ、ターンテーブル上に被写体として人体があ
るとき、掴持可能とされている。
【0009】先ずX線発生装置1、ターンテーブル2、
感光板3、ビデオカメラ4の動作と配置列について説明
する。図4に示す通り、X線発生装置1から放射するX
線は、感光板3に到達する。従って、ターンテーブル2
に被写体を乗せると、感光板3の前に被写体が配置さ
れ、そこにX線を放射すると被写体を透過したX線は感
光板3に陰影を映し、その陰影をビデオカメラ4が撮影
する。
【0010】次にターンテーブル2の動作作用とX線の
関係について述べる。本実施例では、ターンテーブル2
の駆動力源にステツピングモーターを用い、間歇的に所
定の回転角(例えば5度)刻みでターンテーブル2を回
す。ターンテーブル2には、回転角度検出装置を備えて
おり、5度回転する毎に検出信号を発生する。尚、この
信号はX線発生装置1とビデオデイスクプレーヤーのR
ECタイミング夫々のトリガーとして用いる。
【0011】また、2ターンテーブルの回転スタート時
を基準0度とし、2ターンテーブルが360度回転する
内、基準0度から90度の区間は助走で2ターンテーブ
ル上の被写体が間歇回転に馴れるための区間である。9
0度から270度の180度回転区間は、2ターンテー
ブルの回転角度検出装置出力のトリガーにより2ターン
テーブルの回転角が5度回度にX線の放射が行われる。
【0012】従って、2ターンテーブル上の被写体は、
180度の回転区間で36回のX線放射が行われ、3感
光板には36フレームの陰映が断続的に映し出される。
この陰影は先ずビデオカメラでビデオ信号に変換し、
X線放射と同タイミングのトリガーを用い、この1フレ
ームビデオ信号を抜取り、順次X線放射と同数の36フ
レームをビデオデイスクにRECする。図5にターンテ
ーブルの回転角とX線トリガーの関係を示す。
【0013】尚、本実施例ではビデオデイスクにREC
した36フレームの映像信号には、夫々次のようなアド
レスナンバーが付けられる。ターンテーブルが回転スタ
ートして90度目の回転角度がアドレスナンバー1、9
5度がアドレスナンバー2、100度がアドレスナンバ
ー3、以下ターンテーブルの回転角度順にナンバーが付
けられ、270度目のアドレスがナンバー36となる。
【0014】以上の如く、ビデオデイスクにRECされ
た映像は、被写体を透過するX線の照射角度を5度づづ
変えて撮影したものである。従って隣り合うアドレス間
の各フレームは、3Dビデオを構成する条件を備えてい
る。例えばアドレスナンバー1とアドレスナンバー2の
組合せでは、アドレスナンバー1を3DモニターのL側
に接続し、アドレスナンバー2をR側に接続すれば静止
画3Dビデオを見る事ができる。
【0015】次にアドレスナンバー2をL側に繋ぎ変
え、アドレスナンバー3をR側に接続するば、前回の3
Dビデオに対し、5度アングルを変えた静止画3Dビデ
オを見る事ができる。この後順次信号の入れ替えを行う
事により、時間軸変化を伴う通常の3Dビデオ再生を行
う事ができる。しかし36フレームでは、再生時間が短
いため同じ信号を3回づつ繰り返し使用し、REC時間
の3倍に時間延長している。
【0016】以下図3のブロツクダイヤグラムに示した
ビデオデイスクプレーヤー、スイツチヤー、フレームメ
モリー、コントローラ等の動作と図4に示す信号処理の
タイムチヤートを参照して3Dビデオ再生について説明
する。図3に示す如く、コントローラは各モードのコン
トロール信号を発生し、X線、スイツチヤー、ターンテ
ーブル等をコントロールする。スイツチヤーは、コント
ローラからタイミングパルスを受け、レーザデイスクプ
レーヤーのタイミングREC、PBを行うと同時にメモ
リーにタイミングを合わせてメモリーIN、メモリーO
UT等のスイツチングパルスを供給する。
【0017】フレームメモリーは、フレームメモリーA
とフレームメモリーBの2回路を備えている。続いて図
6のタイムチヤートを参照して図3に示すブロツクダイ
ヤグラムの動作説明を行う。先ずコントローラ繰作を1
/3スローモーションモードにすると、コントローラか
ら図6に示す抜粋パルスA・Bが出力される。最初に抜
取パルスAは、レーザーデイスクのアドレスナンバー1
から1フレーム(a)の信号を抜取ると同時にフレーム
メモリーAにメモリーINし、直ちにフレームメモリー
A・OUTをスイツチヤーへ送る。
【0018】次に抜取パルスBは抜取パルスAに対し、
3フレームタイムシフトしてアドレスナンバー2から1
フレーム(b)信号を抜取ると同時にフレームメモリー
BにメモリーINし、直ちにフレームメモリーB・OU
TをフレームメモリーA・OUTと共にパラレルにスイ
ツチヤーへ送る。続いて抜取パルスAは最初のアドレス
ナンバー1に対し6フレームタイムシフトしてアドレス
ナンバー3から1フレーム(c)信号を抜取り、フレー
ムメモリーAの1フレーム(a)と1フレーム(c)を
入れ替え、直ちにフレームメモリーA・OUTをスイツ
チヤーへ入力する。
【0019】同じく抜取パルスBは最初のアドレスナン
バー2に対し、6フレームタイムシフトしてアドレスナ
ンバー4から1フレーム(d)信号を抜取り、フレーム
メモリーBの1フレーム(b)と1フレーム(d)を入
れ替え、直ちにフレームメモリーB・OUTをスイツチ
ヤーヘ入力する。以下抜取パルスA・Bが同じ動作を繰
り返す事により、図5のタイムチヤートに示す如くフレ
ームメモリーA、フレームメモリーB夫々の出力、2信
号が得られる。
【0020】以上の如くフレームメモリーA、フレーム
メモリーB、2系統の信号を入力するスイツチヤーはコ
ントローラからもフレーム選別Aとフレーム選別Bを入
力し、図6に示す抜取信号a+d及び抜取信号b+cを
形成して3Dモニターの入力信号とする。次はスイツチ
ヤーの動作について述べる。
【0021】スイツチヤーにフレーム選別A・Bと共に
入力したフレームメモリーA・OUTとフレームメモリ
ーB、OUTはフレーム選別A・Bスイツチングパルス
により、3フレーム毎に切離し、例えばフレームメモリ
ーAのa(6フレーム)及びC(6フレーム)からa1
(3フレーム)C1(3フレーム)を抜取り、抜取信号
bとし、a2(3フレーム)・C2(3フレーム)を抜
取り、抜取信号aとする。
【0022】フレームメモリーBのb(6フレーム)及
びd(6フレーム)からb1(3フレーム)d1(3フ
レーム)を抜取り、抜取信号Cとしb2(3フレーム)
・d2(3フレーム)を抜取り抜取信号dとする。以上
の如く抜取られた信号は、組合わせて、抜取信号a+d
及び抜取信号b+cとし、3Dビデオ出力信号と成る。
なお、抜取信号a+bは(L)チヤンネル抜取信号b+
cは(R)チヤンネルに接続する。
【0023】次は3Dモニターについて説明する。図7
は、3Dモニターの側面図である。図8は3Dモニター
の立体斜視図である。7−1は、7−5はモニター、7
−2、7−4は偏光板、7−3ハーフミラー7−6は、
偏光メガネ、7−7はモニター台である。先ず7−5モ
ニターの映像は7−3ハーフミラーで映像が反転する。
従って、ブラウン管の水平偏向コイルに接続する配線の
極性を正逆入れ替えて映像の左右を逆転する。次に、7
−4偏光板は偏光方向を垂直方向とし、7−2偏光板の
偏光方向は水平方向とする。また、7−6偏光メガネの
偏光方向について左眼側は、水平方向とし、右眼側は垂
直方向とする。
【0024】従って左眼は、7−1モニターの映像が右
眼は、7−5モニターの映像が見える。3Dモニターは
以上の如く構成し、図6の抜取信号a+dは3Dモニタ
ーの7−1モニターへ入力し、抜取信号b+cは7−5
モニターへ入力する。
【0025】
【発明の効果】再生映像の被写体が任意の回転スピード
で左、または右方向へ回わる情況の3D映像をオートリ
ターン機能で何度でも繰り返し見る事ができる。また、
3D静止画は、任意のアングルを自在に選ぶ事ができ
る。例えば、人体に何等かの疾患があると思われる時、
本装置によれば疾患の深さ位置を感覚的に察知把握する
事が可能となる。
【0026】X線撮影に要する時間が従来に比べ短時間
で有りながら、全方位のX線情報が得られ、即再生して
観察することができる。従来のフイルムに比べ、1枚の
ビデオデイスクに数万枚の画像をファイルできるため、
情報管理が容易である。また、直ぐに出力することが可
能である。工業用に用いる場合でも上記と同様の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置を構成する主要部分の上面図。
【図2】撮像装置部全体の立体斜視図。
【図3】本装置全体のブロツクダイヤグラム。
【図4】X線撮像部とターンテーブルの配置及びターン
テーブルの角転角度を示す図。
【図5】ターンテーブルの回転角度と、回転角度検出信
号の関係を説明するための図。
【図6】本装置のタイムチヤートを示す図。
【図7】3Dモニターの側面図を示す側面図。
【図8】3Dモニターの立体斜視図。
【符号の説明】
1 X線放射部 2 ターンテーブル 3 感光板 4 ビデオカメラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線照射装置と、被写体を乗せるターンテ
    ーブルと、撮像装置と、この撮像装置のビデオ信号を記
    憶するビデオ信号記憶装置とを備え、上記ターンテーブ
    ル上の回転する被写体に断続的にX線を照射し、感光板
    に現れた断続した映像をフレーム毎にビデオ信号記憶装
    置に記録し、再生時に複数の再生映像信号を組合せ、立
    体表示装置により、立体的に目視できるような映像を構
    成する、立体X線撮影装置。
  2. 【請求項2】上記立体表示装置は、左眼用画像及び右眼
    用画像とを1枚のハーフミラーにて合成して表示するよ
    うにしたことを特徴とする、請求項1記載の立体X線撮
    影装置。
  3. 【請求項3】上記ビデオ信号記憶装置は書き込み可能な
    ビデオデイスクであることを特徴とする、請求項1記載
    の立体X線撮影装置。
  4. 【請求項4】上記X線照射装置は上記ターンテーブルと
    連動しており、ターンテーブルの開始から所定時間はX
    線の照射をせず、所定時間経過後はターンテーブルの所
    定角度に同期して断続的にX線を照射することを特徴と
    する、請求項1記載の立体X線撮影装置。
  5. 【請求項5】上記ターンテーブルの上空には、吊り輪が
    設けられ、ターンテーブル上に被写体として人体がある
    とき、掴持可能とされていることを特徴とする、請求項
    1記載の立体X線撮影装置。
JP4088638A 1992-04-09 1992-04-09 立体x線撮影装置 Pending JPH05285129A (ja)

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JP4088638A JPH05285129A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 立体x線撮影装置

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JP4088638A JPH05285129A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 立体x線撮影装置

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JPH05285129A true JPH05285129A (ja) 1993-11-02

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ID=13948366

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JP4088638A Pending JPH05285129A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 立体x線撮影装置

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