JPH10224820A - 複眼カメラ装置 - Google Patents

複眼カメラ装置

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Publication number
JPH10224820A
JPH10224820A JP9025240A JP2524097A JPH10224820A JP H10224820 A JPH10224820 A JP H10224820A JP 9025240 A JP9025240 A JP 9025240A JP 2524097 A JP2524097 A JP 2524097A JP H10224820 A JPH10224820 A JP H10224820A
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JP
Japan
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image
display
compound
eye camera
camera device
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Application number
JP9025240A
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English (en)
Inventor
Sunao Kurahashi
直 倉橋
Katsumi Iijima
克己 飯島
Katsuhiko Mori
克彦 森
Hideki Morishima
英樹 森島
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH10224820A publication Critical patent/JPH10224820A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横撮影と縦撮影が可能な複眼カメラ装置を提
供する。 【解決手段】 被写体光を集光して結像面に光学像を形
成する複数の光学系と、複数の光学系のそれぞれの結像
面に配置された光電変換素子である複数の撮像素子2
a,2bと、立体映像の表示が可能な映像表示手段と、
立体映像を記録可能な記録手段とを、有する複眼カメラ
装置において、複数の撮像素子2a,2bを、撮像素子
2a,2bの受光面の長手方向と水平方向が略一致する
第一の位置と、撮像素子2a,2bの受光面の長手方向
と鉛直方向が略一致する第二の位置とへ、移動させる撮
像移動手段を有することにより、複眼カメラ装置におい
てもいわゆる縦位置での撮影ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は立体映像の撮影、表
示を可能にする複眼カメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ステレオ立体映像を撮影および表示する
場合、これまでに考えられたシステムには、例えば特開
昭62−21396号公報に開示された立体テレビ装置
等がある。このような立体映像撮影、表示システムで
は、基本的に複数のカメラから視差を待った一組の映像
を得て、これをそのシステム専用の立体映像表示装置に
より観察者に立体映像を提供するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
での立体映像システムでは、映像の再生をテレビモニタ
ーで行うことを前提としていたために撮影画面の長手方
向が水平方向となるような撮影、いわゆる横撮影しかで
きなかった。またこのような複眼カメラを無理矢理撮影
画面の長手方向が鉛直方向となるように複眼カメラ自身
を90度回転させて撮影する、いわゆる縦撮影をすると
視差の方向も鉛直方向となってしまい、立体映像として
うまく再生することができなかった。
【0004】上記従来技術の問題点に鑑み、本発明の目
的は、横撮影と縦撮影が可能な複眼カメラ装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の複眼カメラ装置
は、被写体光を集光して結像面に光学像を形成する複数
の光学系と、複数の光学系のそれぞれの結像面に配置さ
れた光電変換素子である複数の撮像素子と、立体映像の
表示が可能な映像表示手段と、立体映像を記録可能な記
録手段とを、有する複眼カメラ装置において、複数の撮
像素子を、撮像素子の受光面の長手方向と水平方向が略
一致する第一の位置と、撮像素子の受光面の長手方向と
鉛直方向が略一致する第二の位置とへ、移動させる撮像
移動手段を有する。
【0006】従って、横撮影と縦撮影が可能な複眼カメ
ラ装置を提供することができる。
【0007】また、映像表示手段の表示方向を変更する
表示方向変更手段を有し、表示方向変更手段は、撮像素
子が第一の位置にある場合は、映像表示手段の表示方向
を撮像素子で得られた映像の長手方向が水平方向と一致
するように、撮像素子が第二の位置にある場合は、映像
表示手段の表示方向を撮像素子で得られた映像の長手方
向が鉛直方向と一致するように、表示方向を変更しても
よい。
【0008】従って、再生手段を有する複眼カメラ装置
において縦横撮影に応じて再生手段を縦横再生可能な複
眼カメラ装置を提供することができる。
【0009】また、映像表示手段の表示面の長手方向と
水平方向が略一致する第三の位置と、映像表示手段の表
示面の長手方向と鉛直方向が略一致する第四の位置と
に、回動可能に保持する表示回動手段と、撮像素子を光
学系の光軸と略平行な軸を中心に回動させる撮像回動手
段とを有し、撮像回動手段は、映像表示手段が第三の位
置にある場合は、撮像素子の撮影方向を撮像素子で得ら
れる映像の長手方向が水平方向と一致するように、映像
表示手段が第四の位置にある場合は、撮像素子の撮影方
向を撮像素子で得られる映像の長手方向が鉛直方向と一
致するように、回動させてもよい。
【0010】従って、撮像素子と表示手段を上記のよう
に回動させているので、表示手段に表示する映像の方向
及び表示方法を縦撮影の時と横撮影の時で変更する必要
がなくそのための電気回路が必要ないので、回路構成が
簡単になる。即ち、再生手段を有する複眼カメラ装置に
おいて縦横撮影に応じて再生手段を縦横再生する際に表
示手段の表示範囲を常に最大限利用可能な複眼カメラ装
置を提供することができる。
【0011】また、撮像回動手段は撮像素子を光学系の
光軸を中心に回動させてもよい。
【0012】従って、縦横撮影の切り替えによって基線
長が変化しない複眼カメラ装置を提供することができ
る。
【0013】また、撮像回動手段は複数の撮像素子を光
学系の光軸を中心にそれぞれ同一方向に回動させてもよ
い。
【0014】従って、縦横撮影の切り替えによって表示
手段の表示方向等を変更する必要のない複眼カメラ装置
を提供することができる。
【0015】また、パノラマ映像の表示が可能な映像表
示手段を有してもよい。
【0016】従って、複眼カメラ装置で得られた複数の
画像を合成して1つの映像信号を得るパノラマ撮影モー
ドを有した複眼カメラ装置では、立体映像だけでなく水
平画角の広いパノラマ映像ないし2つの映像信号を合成
によって画素数の多い高画質な映像を得ることができ
る。
【0017】また、パノラマ映像の表示が可能な映像表
示手段は、リアバリアレンチ方式のディスプレイを用い
ていてもよい。
【0018】従って、このようなディスプレイを用いる
ことにより、パノラマ撮影モードで撮影した映像をより
高精細に表示できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(本発明の第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実
施の形態における複眼カメラ装置のブロック図である。
同図において1a、1bは撮影レンズで、図示しないピ
ント調整手段、絞り調整機構を有している。2a、2b
はそれぞれ前記撮影レンズで結像された光学像を電気的
な映像信号に変換する撮像素子である。3a、3bはそ
れぞれ前記撮影レンズ1a、1b、撮像素子2a、2b
を保持するカメラヘッドで複眼カメラ本体10に対して
回動可能に支持されている。
【0020】図2は前記カメラヘッド3a、3bおよび
前記撮影レンズ1a、1b、撮像素子2a、2bの回動
される様子を示すための本実施の形態の複眼カメラ装置
の模式的正面図である。同図からわかるように本実施の
形態では前記カメラヘッド3a、3bはそれぞれ前記複
眼カメラ本体10に対して矢印A、Bで示す水平方向に
回動可能に支持されている。また前記カメラヘッド3
a、3bに支持されている前記撮影レンズ1a、1b、
撮像素子2a、2bは矢印C、DまたはC’、D’で示
すように前記撮影レンズ1a、1bの光軸を中心に回動
可能になっている。そしてカメラヘッド3a、3bは後
述する輻輳角変更手段によりそれぞれ異なる方向に水平
回転されることによりカメラヘッド3a、3bの輻輳角
を変更することができる。また後述する縦横撮影変更手
段により前記撮影レンズ1a、1b、撮像素子2a、2
bを前記撮影レンズ1a、1bの光軸を中心に回動させ
ることにより撮影状態を水平画角の方が大きい図2
(a)の状態から鉛直画角の方が大きい図2(b)の状
態に変更することができるようになっている。
【0021】図1に戻って、4は前記撮像素子2a、2
bで得られた映像信号から2次元映像信号やステレオ映
像信号を生成する信号合成手段である。5aは前記撮影
レンズ1a、1b、撮像素子2a、2bが図2(a)と
図2(b)のどちらの状態にあるかを検知する縦横検知
手段である。5bは前記カメラヘッド3a、3bの水平
方向の回動位置を検知する輻輳角検知手段である。6は
前記信号合成手段4により得られた映像信号を表示する
表示手段である。
【0022】図3は前記表示手段6の模式的斜視図で、
同図において301は多数の表示画素を有した液晶パネ
ルである。302は前記液晶パネル301の前面に配置
された、かまぼこ状のレンズ群を有したいわゆるレンチ
キュラレンズである。303は前記液晶パネル301の
背面に配置されたバックライトである。表示手段6はこ
のような構成になっているので、図4(a)に示すよう
に所定の視差を有する映像41、42をレンチキュラレ
ンズのピッチに応じて交互に配列させた映像45に合成
して前記液晶パネル31に表示することによってステレ
オ立体映像の表示が可能である。なおこのようなレンチ
キュラレンズを用いた立体映像表示装置は特開平3−6
5943号公報等に開示されているように公知なので、
詳しい説明は省略する。
【0023】図1に戻って、7は前記信号合成手段4に
より得られた映像信号を記録する記録手段である。8は
複眼カメラの制御を行うシステムコントローラである。
9は操作されることにより映像信号の記録開始のための
信号を発するレリーズボタンである。10は前記カメラ
ヘッド3a、3bを水平方向に駆動する輻輳角駆動手段
である。11は前記撮影レンズ1a、1b、撮像素子2
a、2bを前記撮影レンズ1a、1bの光軸を中心に回
動させる縦横撮影変更手段である。
【0024】次に動作を説明する。図5は図1で示した
複眼カメラの動作フローを示すフローチャート図であ
る。なお特に断らない場合は動作は全てシステムコント
ローラ8が行うものとする。同図においてまず、図示し
ない複眼カメラの電源スイッチが投入されると(S10
0)、被写体に対してピント調整や絞り調整が行われる
(S101)。次に撮影モードの選択を行い(S10
2)、立体撮影モードが選択された場合はS103に移
行し、パノラマ撮影モードが選択されている場合はS1
20に移行する。まず立体撮影モードが選択された場合
を説明する。S103では前記輻輳角検知手段5bによ
り前記カメラヘッド3a、3bの輻輳角を検知する。そ
して前記カメラヘッド3a、3bの輻輳角が所定の範囲
外であった場合は前記輻輳角駆動手段10により前記カ
メラヘッド3a、3bを駆動して前記カメラヘッド3
a、3bの輻輳角が所定範囲内に納まるようにする(S
104)。次に前記縦横検知手段5aにより前記撮影レ
ンズ1a、1b、撮像素子2a、2bが横撮影状態か縦
撮影状態かを検知する(S105)。そして前記信号合
成手段4はそれぞれの撮影状態に応じて画像合成処理を
行う(S106)。
【0025】図4(a)、(b)はそれぞれ横撮影状態
と縦撮影状態における前記信号合成手段4で行われる画
像合成の様子を示した図である。これらの図において4
1、42および43、44はそれぞれ横撮影状態および
縦撮影状態で撮影された1組の映像信号である。また4
5、46はそれぞれ前記映像信号41、42および4
3、44が前記信号合成手段4によって合成処理が行わ
れた後の映像信号を示している。また47は前記表示手
段6の映像表示領域をを示している。このように前記撮
像素子2a、2bで得られた映像信号41、42ないし
43、44は前記信号合成手段4によって左右の映像信
号が櫛歯状に交互に並んだ1つの映像信号45ないし4
6に合成される。この櫛歯のピッチは前述したレンチキ
ュラレンズ32のピッチに対応しているのでこれらの映
像信号45、46を前記表示手段6に表示すると、使用
者は被写体を立体的に視認することができる(S10
7)。また撮影状態を変更するために図示しない操作手
段が操作されると(S108)、前記縦横撮影変更手段
11は前記撮影レンズ1a、1bと撮像素子2a、2b
はそれぞれ時計方向に90度回動させる(S109)。
本実施の形態で前記撮影レンズ1a、1b、撮像素子2
a、2bをそれぞれ同方向に回転させているのは、それ
ぞれの撮像素子2a、2bで得られる映像信号の映像の
上下関係等の方向を同じにするためである。次にレリー
ズボタン8の操作が検知されると(S110)、前記信
号合成手段4によって合成された映像信号は撮影モード
と横または縦撮影されたことを示す情報とともに記録手
段7に記録される(S111)。以上で立体撮影モード
での1回の撮影動作を終了する。
【0026】次にパノラマ撮影モ−ドが選択された場合
を説明する。S120では、前記輻輳角検知手段5bに
より前記カメラヘッド3a、3bの輻輳角を検知する。
そして前記カメラヘッド3a、3bの輻輳角が所定の範
囲外であった場合は前記輻輳角駆動手段10により前記
カメラヘッド3a、3bを駆動して前記カメラヘッド3
a、3bの輻輳角が所定範囲内に納まるようにする(S
121)。図6はこのときのカメラヘッド3a、3bの
状態を示した図である。同図においてE、Fはそれぞれ
前記撮影レンズ1a、1bの撮影エリアを示している。
またG、Hはそれぞれ前記撮影レンズ1a、1bの視点
を示している。図6の状態では前記撮影レンズ1a、1
bの視点は近接しているので撮像素子2a、2bで得ら
れるそれぞれの映像は被写体距離が所定より遠ければ1
つの視点から撮影された映像とみなすことができ、それ
ぞれの撮影領域の重複部分は映像の視点の違いによる違
いはほとんどなく一致する。
【0027】図5に戻って、次に前記縦横検知手段5a
により前記撮影レンズ1a、1b、撮像素子2a、2b
が横撮影状態か縦撮影状態かを検知する(S122)。
そして前記信号合成手段4は縦、横撮影状態に応じて図
7(a)、(b)に示すような合成処理を行う(S12
3)。
【0028】図7(a)、(b)はそれぞれ横撮影状
態、縦撮影状態での前記信号合成手段4による合成処理
の様子を示した図である。同図においてに71、72お
よび73、74はそれぞれ横撮影状態および縦撮影状態
で撮影された1組の映像信号である。また75、76は
それぞれ前記映像信号71、72および73、74が前
記信号合成手段4によって合成処理が行われた後の映像
信号を示している。また斜線部で示された71’、7
2’および73’、74’はそれぞれ映像信号71、7
2および73、74の重複領域を示している。これらの
図からわかるように前記撮像素子2a、2bで得られた
映像信号71、72および73、74は前記信号合成手
段4によって左右の映像信号の重複部分が一致するよう
に重ねあわせ、重複部分72’および74’を削除して
1つの2次元映像75および76を生成レているのであ
る。そして得られた映像信号は表示手段6によって表示
され、使用者は被写体を視認することができる(S12
4)。
【0029】また撮影状態を変更するために図示しない
操作手段が操作されると(S125)、前記縦横変更手
段は現在の状態が横撮影状態であれば前記撮影レンズ1
a、1b、撮像素子2a、2bをそれぞれ時計方向に9
0度回動させ、縦撮影状態であれば前記撮影レンズ1
a、1b、撮像素子2a、2bをそれぞれ反時計方向に
90度回動させる(S126)。次に撮像素子2a、2
bの撮影領域の重複部分が所定量になるように輻輳角変
更手段10により輻輳角を変更した後(S127)、S
122に戻って以下の動作を繰り返す。S125で何も
操作されなければ、S110にすすんでレリーズボタン
8の操作が検知されると、前記信号合成手段5によって
合成された映像信号は撮影モードと横または縦撮影され
たことを示す情報とともに記録手段に記録される(S1
11)。以上でパノラマ撮影モードでの1回の撮影動作
を終了する。
【0030】このように本実施の形態では複眼カメラ装
置で得られた複数の画像を合成して1つの映像信号を得
るパノラマ撮影モードを有しているので、立体映像だけ
でなく水平画角の広いパノラマ映像ないし2つの映像信
号を合成によって画素数の多い高画質な映像を得ること
ができるといった効果がある。
【0031】(本発明の第2の実施の形態)なお本発明
の第1の実施の形態の表示手段は通常の2次元映像を表
示する場合に水平解像度が2分の1になってしまうとい
った欠点があった。そこでこうした欠点を解決する方法
としてすでに本出願人が特願平8−148611号と特
願平8−148612号の特許出願で開示しているリア
バリアレンチ方式のディスプレイを用いても良い。図8
(a)に本発明の第2の実施の形態におけるリアバリア
レンチ方式のディスプレイの表示原理図を示す。リアバ
リアレンチ方式のディスプレイは、バックライト80
1、市松状マスク802、レンチキュラーレンズアレイ
a 803、レンチキュラ−レンズアレイb 804、
PDLC(高分子分散型液晶)805、表示用LCD8
06からなる。まずバックライト801から光を照射し
市松状マスク802を通す。これは左右の画像をディス
プレイからそれぞれ指向性を持たせて表示する照射光に
分離するためである。分離した照射光はレンチキュラー
レンズアレイa 803、レンチキュラーレンズアレイ
b804に入射する。レンチキュラーレンズアレイa
803はレンチキュラーレンズが縦に並べられており、
ここに市松状マスク802によって分離した光が入射す
ると、右画像表示用に分離した光はディスプレイに対し
て左、すなわち観察者の左眼807の方へ、左画像表示
用に分離した光はディスプレイに対して右、すなわち観
察者の左眼808の方へ、屈折して進む。同様にレンチ
キュラーレンズアレイb 804はレンチキュラーレン
ズが横に並べられている。レンチキュラーレンズアレイ
a 803が左右方向の画像を分離していたのに対し
て、レンチキュラーレンズアレイb 804では上下方
向の視域を広げる役割をする。このようにして指向性を
持った光に分離する。一方、表示用LCD806には立
体視画像表示制御部によって鉛直走査方向の1ラインお
きに左画素810、右画素809が並ぶようにして配置
しておく。ここでレンチキュラーレンズアレイa80
3、レンチキュラーレンズアレイb 804を透過した
光がPDLC805を通過して照射されるとストライプ
状に並べられた画素のうち、右画素809は観察者に対
する視域の右の方へ、左画素810は観察者に対する視
域の左の方へ表示され、観察者は立体視画像を観察する
ことができる。
【0032】次に、PDLC805の動作原理について
説明する。PDLC805は図8(b)に示すように液
晶分子811を含む特殊ポリマー812が電極813の
間に存在し、この外側が基材814によって挟まれてい
る。ここで電極間に電圧をかけた状態では特殊ポリマー
内の液晶分子811は透過状態となる。従って、レンチ
キュラーレンズアレイa 803とレンチキュラーレン
ズアレイb 804とを通過した左右に指向性を持った
光はそのまま透過していくため、表示用LCD806上
の画像は左右に分離して観察者は立体視画像を観察する
ことができる。一方電圧をかけないときには特殊ポリマ
−内の液晶分子811は散乱状態となる。従ってレンチ
キューレンズアレイa 803とレンチキューレンズア
レイb04とを通過した左右に指向性を持った光はその
指向性を失い、表示用LCD806上の画像は2次元の
画像として表示される。このようなディスプレイを用い
ることにより、前記パノラマ撮影モードで撮影した映像
をより高精細に表示できるメリットがある。なおステレ
オ立体視が可能なその他の方式にはレンチキュラレンズ
の代りにパララックスバリアを用いるものや、左眼用の
映像と右眼用の映像を交互に時分割的に表示し、それに
同期したシャッター機能つき眼鏡を視聴者がかけること
により左眼用の映像は左眼だけに、右眼用の映像は右眼
だけに見えるようにして立体視ができるようにしたもの
があり、その様なディスプレイを表示手段として用いて
も良いが、既に公知なので詳しい説明は省略する。
【0033】(本発明の第3の実施の形態)また縦横撮
影の切り替えは次のようにしても良い。図9は本発明の
第3の実施の形態における複眼カメラの装置の模式的正
面図であり、同図において20は複眼カメラ装置の本体
である。23a、23bは撮影レンズ21a、21b、
撮像素子22a、22bを搭載したカメラヘッドであ
る。24a、24bはそれぞれ撮影レンズ21a、21
bの光軸と平行な軸で前記カメラヘッド23a、23b
を前記本体20に対してそれぞれ回動可能に固定してい
る。また図9(a)は横撮影時の状態を示し、図9
(b)は縦撮影時の状態を示している。縦、横撮影の切
り替えは図示しない操作手段を操作することにより行わ
れる。また本実施の形態では前記第1の実施の形態と異
なり、構成上それぞれの撮像素子22a、22bを逆の
方向に回動させているので縦撮影時においては撮像素子
22a、22bそれぞれに結像した映像の上下と撮像素
子22a、22bの読みだし方向との関係がお互いに逆
になってしまうので、一方の撮像素子の読みだし方向を
逆にする等の補正が必要である。
【0034】本実施の形態は以上のような構成になって
いるので、撮像素子を90度回転させる機構が簡単にな
るといった効果がある。
【0035】(本発明の第4の実施の形態)図10は木
発明の第4の実施の形態における複眼カメラ装置のブロ
ック図である。図において30は複眼カメラ本体であ
る。31a、31bは撮影レンズで、図示しないピント
調整手段、絞り調整機構を有している。32a、32b
はそれぞれ前記撮影レンズ31a、31bで結像された
光学像を電気的な映像信号に変換する撮像素子で後述す
るカメラヘッドに対してそれぞれ前記撮影レンズ31
a、31bの光軸に対して回動可能に支持されている。
33a、33bはそれぞれ前記撮影レンズ31a、31
b、撮像素子32a、32bを前記撮影レンズ31a、
31bのそれぞれの光軸が略平行となるように支持する
カメラヘッドである。36は前記信号合成手段34によ
り得られた映像信号を表示する表示手段で、左眼用の映
像と右眼用の映像を交互に時分割的に表示し、それに同
期したシャッター機能つき眼鏡を視聴者がかけることに
より左眼用の映像は左眼だけに、右眼用の映像は右眼だ
けに見えるようにして立体視ができるようになってい
る。
【0036】ここで図11(a)、(b)は本発明の第
4の実施の形態における複眼カメラ装置の模式的正面図
である。同図から判るように前記表示手段36は複眼カ
メラ本体30に対して回動可能に固定されているととも
に、前記撮像素子32a、32bは前記表示手段36が
矢印CまたはC’の方向に約90度回動させられると図
のように前記撮影レンズ31a、31bの光軸を中心に
それぞれ矢印A、BまたはA’、B’の方向に回動する
ようになっている。
【0037】図10に戻って、31は前記撮像素子32
a、32bを前記撮影レンズ31a、31bの光軸を中
心に回動させる縦横撮影変更手段である。34は前記撮
像素子32a、32bで得られた映像信号からステレオ
映像信号を生成する信号合成手段である。35は前記撮
像素子32a、32bが縦、横のどちらの撮影状態かを
検知する縦横撮影検知手段である。37は前記信号合成
手段34により得られた映像信号を記録する記録手段で
ある。38は複眼カメラの制御を行うシステムコントロ
ーラである。39は操作されることにより映像信号の記
録開始のための信号を発するレリーズボタンである。4
0は前記表示手段の回動位置を検知する表示位置検知手
段である。
【0038】次に動作を説明する。図12は図10で示
した複眼カメラ装置の動作フローを示すフローチャート
図である。なお特に断らない場合は動作は全てシステム
コントローラ38が行うものとする。同図においてま
ず、図示しない複眼カメラの電源スイッチが投入される
と(S200)、被写体に対してピント調整や絞り調整
が行われる(S201)。また前記縦横検知手段35に
より撮像素子32a、32bの回動位置を検知し(S2
02)、前記表示位置検知手段41により前記表示手段
36の回動位置を検知する(S203)。そしてこれら
の情報から前記撮像素子32a、32bが図11(a)
または(b)の状態になっているかどうかを判定し(S
204)、図11(a)または(b)以外の状態になっ
ていた場合は前記縦横撮影検知手段35により前記撮像
素子32a、32bを回動させ、図11(a)または
(b)の状態にする(S210)。S204で図11
(a)または(b)の状態になっていた場合はS205
に進む。S205では前記信号合成手段34により前記
撮像素子32a、32bで得られた映像信号を所定の映
像信号に変換する。次に前記信号合成手段34で生成さ
れたそれぞれの映像信号は前記表示手段36に時系列的
に交互に表示される(S206)。このとき使用者は前
述したように液晶シャッターメガネを掛けることにより
表示された映像を立体映像として見ることができる。
【0039】またここで撮影状態を変更したい場合は図
11(a)、(b)に示すように使用者が表示手段36
を矢印CまたはC’の方向に回動させる。すると前記表
示位置検知手段41はそれを検知し(S207)、前記
縦横変更駆動手段31によって前記撮像素子32a、3
2bをそれぞれ撮影レンズ31a、31bの光軸を中心
にそれぞれA、BまたはA’、B’の方向に回動させ
(S210)、前記表示手段36とカメラヘッド33
a、33bとの位置関係が常に図11(a)、(b)と
同じ状態にする。S207で何も操作されなかった場合
はS208に進み、レリーズボタン38の操作が検知さ
れると、前記信号合成手段34によって生成された映像
信号は横または縦撮影されたことを示す情報とともに記
録手段37に記録される(S209)。以上で1回の撮
影動作を終了する。
【0040】本実施の形態では撮像素子と表示手段を上
記のように回動させているので、表示手段に表示する映
像の方向及び表示方法を縦撮影の時と横撮影の時で変更
する必要がなくそのための電気回路が必要ないので、回
路構成が簡単になるといった効果がある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、被写体
光を集光して結像面に光学像を形成する複数の光学系
と、複数の光学系のそれぞれの結像面に配置された光電
変換素子である複数の撮像素子と、立体映像の表示が可
能な映像表示手段と、立体映像を記録可能な記録手段と
を、有する複眼カメラ装置において、複数の撮像素子
を、撮像素子の受光面の長手方向と水平方向が略一致す
る第一の位置と、撮像素子の受光面の長手方向と鉛直方
向が略一致する第二の位置とへ、移動させる撮像移動手
段を有することにより、複眼カメラ装置においてもいわ
ゆる縦位置での撮影ができるという効果がある。
【0042】また、映像表示手段の表示方向を変更する
表示方向変更手段を有し、表示方向変更手段は、撮像素
子が第一の位置にある場合は、映像表示手段の表示方向
を撮像素子で得られた映像の長手方向が水平方向と一致
するように、撮像素子が第二の位置にある場合は、映像
表示手段の表示方向を撮像素子で得られた映像の長手方
向が鉛直方向と一致するように、表示方向を変更するの
で、いわゆる縦撮影を行ってもそれに対応した表示が可
能となるという効果がある。
【0043】また、映像表示手段の表示面の長手方向と
水平方向が略一致する第三の位置と、映像表示手段の表
示面の長手方向と鉛直方向が略一致する第四の位置と
に、回動可能に保持する表示回動手段と、撮像素子を光
学系の光軸と略平行な軸を中心に回動させる撮像回動手
段とを有し、撮像回動手段は、映像表示手段が第三の位
置にある場合は、撮像素子の撮影方向を撮像素子で得ら
れる映像の長手方向が水平方向と一致するように、映像
表示手段が第四の位置にある場合は、撮像素子の撮影方
向を撮像素子で得られる映像の長手方向が鉛直方向と一
致するように、回動させることにより、以下の効果があ
る。 1)撮像素子と表示手段を上記のように回動させている
ので、表示手段に表示する映像の方向及び表示方法を縦
撮影の時と横撮影の時で変更する必要がなくそのための
電気回路が必要ないので、回路構成が簡単になる。 2)縦位置撮影でも表示手段の表示範囲を有効に利用可
能である。 3)縦横撮影の切替状態を容易に判別可能である。
【0044】また、撮像回動手段は撮像素子を光学系の
光軸を中心に回動させることにより、縦横撮影の切り替
えを行ってもそれぞれの撮影レンズ間の距離、いわゆる
基線長が変化しないという効果がある。
【0045】また、撮像回動手段は複数の撮像素子を光
学系の光軸を中心にそれぞれ同一方向に回動させること
により、それぞれの撮像素子で得られる映像信号の上下
関係が等しいのでその後の信号処理において映像信号の
方向をそろえる処理が不要になるという効果がある。
【0046】また、パノラマ映像の表示が可能な映像表
示手段を有することにより、立体映像だけでなく水平画
角の広いパノラマ映像ないし2つの映象信号を合成によ
って画素数の多い高画質な映像を得ることができるとい
う効果がある。
【0047】また、パノラマ映像の表示が可能な映像表
示手段は、リアバリアレンチ方式のディスプレイを用い
ることにより、パノラマ撮影モードで撮影した映像をよ
り高精細に表示できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における複眼カメラ
装置のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における複眼カメラ
装置の模式的正面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における複眼カメラ
装置の表示手段の模式的斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における信号合成手
段による立体映像の合成例を示した図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における複眼カメラ
装置のフローチャート図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるパノラマ撮
影時のカメラヘッドの状態を示した図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における信号合成手
段によるパノラマ映像の合成例を示した図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態であるリアバリアレ
ンチ方式のディスプレイの表示原理説明図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における複眼カメラ
の装置の模式的正面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態における複眼カメ
ラ装置のブロック図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態における複眼カメ
ラ装置の模式的正面図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態における複眼カメ
ラ装置のフローチャート図である。
【符号の説明】
1a、1b、21a、21b、31a、31b 撮影
レンズ 2a、2b、22a、22b、32a、32b 撮像
素子 3a、3b、23a、23b、33a、33b カメ
ラヘッド 4、34 信号合成手段 5a、35 縦横検知手段 5b 輻輳角検知手段 6、36 表示手段 7、37 記録手段 8、38 システムコントローラ 9、39 レリーズボタン 10 輻輳角検知手段 11、31 縦横撮影変更手段 12、20、30 カメラ本体 40 表示位置検知手段 41、42、43、44、71、72、73、74
映像信号 45、46、75、76 合成映像信号 47 映像表示領域 71’、72’、73’、74’ 映像信号の重複領
域 301 液晶パネル 302 レンチキュラレンズ 303、801 バックライト 802 市松状マスク 803 レンチキュラーレンズアレイa 804 レンチキュラーレンズアレイb 805 PDLC 806 表示用LCD 807 右眼 808 左眼 809 右画素 810 左画素 811 液晶分子 812 特殊ポリマー 813 電極 814 基材 E、F 撮影エリア G、H 視点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森島 英樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体光を集光して結像面に光学像を形
    成する複数の光学系と、前記複数の光学系のそれぞれの
    前記結像面に配置された光電変換素子である複数の撮像
    素子と、立体映像の表示が可能な映像表示手段と、立体
    映像を記録可能な記録手段とを、有する複眼カメラ装置
    において、 前記複数の撮像素子を、該撮像素子の受光面の長手方向
    と水平方向が略一致する第一の位置と、前記撮像素子の
    受光面の長手方向と鉛直方向が略一致する第二の位置へ
    と、移動させる撮像移動手段を有することを特徴とする
    複眼カメラ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の複眼カメラ装置におい
    て、 前記映像表示手段の表示方向を変更する表示方向変更手
    段を有し、 該表示方向変更手段は、 前記撮像素子が前記第一の位置にある場合は、前記映像
    表示手段の表示方向を前記撮像素子で得られた映像の長
    手方向が水平方向と一致するように、 前記撮像素子が前記第二の位置にある場合は、前記映像
    表示手段の表示方向を前記撮像素子で得られた映像の長
    手方向が鉛直方向と一致するように、表示方向を変更す
    ることを特徴とする複眼カメラ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の複眼カ
    メラ装置において、 前記映像表示手段の表示面の長手方向と水平方向が略一
    致する第三の位置と、前記映像表示手段の表示面の長手
    方向と鉛直方向が略一致する第四の位置とに、回動可能
    に保持する表示回動手段と、 前記撮像素子を前記光学系の光軸と略平行な軸を中心に
    回動させる撮像回動手段とを有し、 該撮像回動手段は、 前記映像表示手段が前記第三の位置にある場合は、前記
    撮像素子の撮影方向を前記撮像素子で得られる映像の長
    手方向が水平方向と一致するように、 前記映像表示手段が前記第四の位置にある場合は、前記
    撮像素子の撮影方向を前記撮像素子で得られる映像の長
    手方向が鉛直方向と一致するように、回動することを特
    徴とする複眼カメラ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の複眼カメラ装置におい
    て、 前記撮像回動手段は前記撮像素子を前記光学系の光軸を
    中心に回動させることを特徴とする複眼カメラ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の複眼カメラ装置におい
    て、 前記撮像回動手段は前記複数の撮像素子を前記光学系の
    光軸を中心にそれぞれ同一方向に回動させることを特徴
    とする複眼カメラ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5の何れか1項に記
    載の複眼カメラ装置において、 パノラマ映像の表示が可能な映像表示手段を有すること
    を特徴とする複眼カメラ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の複眼カメラ装置におい
    て、 前記パノラマ映像の表示が可能な映像表示手段は、 リアバリアレンチ方式のディスプレイを用いていること
    を特徴とする複眼カメラ装置。
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