JPH05285102A - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JPH05285102A
JPH05285102A JP4094460A JP9446092A JPH05285102A JP H05285102 A JPH05285102 A JP H05285102A JP 4094460 A JP4094460 A JP 4094460A JP 9446092 A JP9446092 A JP 9446092A JP H05285102 A JPH05285102 A JP H05285102A
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ray
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signal
endoscopic
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JP4094460A
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English (en)
Inventor
Akihiro Miyashita
章裕 宮下
Masao Uehara
政夫 上原
Akinobu Uchikubo
明伸 内久保
Masahito Goto
正仁 後藤
Takehiro Nakagawa
雄大 中川
Katsuyuki Saito
克行 斉藤
Shinji Yamashita
真司 山下
Akira Murata
晃 村田
Akifumi Ishikawa
明文 石川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも走査線数の異なるX線画像と内視
鏡画像を合成し表示することのできる内視鏡システムを
得る。 【構成】 走査線変換回路34により走査線数を100
0本から525本に変換されX線主メモリ26に記憶さ
れたX線画像信号は、CPU52より順次読み出され、
画質決定要因可変回路42により明るさ調整、エンハン
ス量調整、γ補正によるコントラスト調整がなされ、合
成処理回路44に入力され、内視鏡像及び入力手段20
からの患者情報と合成され合成画像信号として出力さ
れ、D/A変換回路46、NTSCエンコーダ48を介
して、合成画像が表示モニタに表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線撮像装置により体
腔内に挿入される内視鏡先端の位置を確認し内視鏡観察
及び診断等を行う内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、細長な挿入部を体腔内に挿入する
ことにより、ほとんど切開すること無く、体腔内臓器等
を観察したり、必要に応じて処置具を用いて治療処置を
行うことができる内視鏡、特にCCD等の固体撮像素子
を用いた電子内視鏡が広く用いられている。
【0003】このような電子内視鏡を用いた内視鏡シス
テムとして、X線撮像装置によりX線像を専用モニタに
表示することにより、内視鏡先端部の位置確認を行いな
がら内視鏡を操作するものが提案されている。
【0004】また、特開平2−68027号公報に示さ
れるように、内視鏡像とX線像とをそれぞれA/D変換
し、画像メモリに記憶し画像合成を行い、内視鏡モニタ
に合成画像を表示することにより、内視鏡先端部の位置
確認を行いながら内視鏡を操作する内視鏡システムも提
案されている。
【0005】ところで、最近、上記X線撮像装置の撮像
手段である蛍光増倍管の解像度の向上にともない、前記
専用モニタとして、一般のTV、例えば、NTSC方式
あるいはPAL方式のTVとは異なり、例えば、走査線
数が1000本以上の高画質モニタが用いられようにな
ってきた(NTSC方式のTVの走査線数は525本、
PAL方式のTVの走査線数は625本)。さらに、専
用モニタとしてHDTV(走査線数=1125本、アス
ペクト比=16:9)を用いることも検討されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−68027号公報に示される内視鏡システムは
通常のモニタを想定しており、単に内視鏡像とX線像と
をA/D変換し、画像メモリに記憶するだけでは、この
ようなX線撮像装置からの高解像の画像と通常の内視鏡
画像とを画像合成することができない。また、高解像モ
ニタを用いX線像と内視鏡像を合成表示することもでき
ない。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、少なくとも走査線数の異なるX線画像と内視鏡
画像を合成し表示することのできる内視鏡システムを提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡システム
は、体腔内に挿入し被写体を撮像する内視鏡撮像装置
と、少なくとも前記内視鏡撮像装置からの内視鏡映像信
号の走査線数と異なる走査線数のX線映像信号を出力す
る、前記内視鏡撮像装置の先端位置を確認するためのX
線像を撮像するX線撮像装置と、前記内視鏡映像信号と
前記X線映像信号の少なくとも一方の走査線数を変換
し、観察像を表示する表示モニタの走査線数と同一の走
査線数を有する内視鏡画像信号及びX線画像信号を生成
する走査線数変換手段と、前記内視鏡画像信号と前記X
線画像信号とを合成し、合成画像を生成する画像合成手
段とを備えている。
【0009】
【作 用】前記走査線変換手段により、前記表示モニタ
の走査線数と同一の走査線数を有する内視鏡画像信号及
びX線画像信号を生成し、前記画像合成手段により、前
記内視鏡画像信号と前記X線画像信号とを合成し、合成
画像を生成して前記表示モニタに合成画像を表示する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
【0011】図1ないし図13は本発明の第1実施例に
係わり、図1は信号処理装置の構成を示す構成図、図2
は内視鏡システムの構成を示す構成図、図3は特殊画像
処理回路の構成を示すブロック図、図4は画像決定要因
可変回路の構成を示すブロック図、図5は画質決定要因
可変回路による合成画像の画質を説明する説明図、図6
は通常観察時の合成画像の表示例を説明する説明図、図
7は通常観察時の合成画像の表示の流れを説明する説明
図、図8は写真撮影時の合成画像の表示の流れを説明す
る説明図、図9は写真撮影時の合成画像の表示の流れの
変形例を説明する説明図、図10は図3の特殊画像処理
回路による画像を説明する説明図、図11は特殊画像処
理回路の変形例の構成を示すブロック図、図12は図1
1の特殊画像処理回路の変形例による画像を説明する説
明図、図13は内視鏡システムの変形例の構成を示す構
成図である。
【0012】図2に示すように、第1実施例の内視鏡シ
ステム2は、患者4の体腔内に挿入し体腔内を観察処置
する、挿入部先端に図示しない湾曲部及びその先端に図
示しないCCD等の固体撮像素子を有する電子内視鏡6
と、X線を照射するX線照射装置8及びこのX線照射装
置8より照射されたX線による患者4のX線像を撮像
し、例えば、走査線数1000本、アスペクト比4:3
のX線ビデオ信号を出力するX線カメラ10とを備えた
X線撮像装置12と、前記電子内視鏡6を駆動制御する
とともに該電子内視鏡6からの撮像信号および前記X線
カメラ10からのX線ビデオ信号を信号処理し合成画像
を生成する内視鏡カメラコントロールユニット(以下、
内視鏡CCUと記す)14と、この内視鏡CCU14に
より生成された合成画像を写真撮影する写真撮影装置1
6と、前記内視鏡CCU14により生成さえた合成画像
を表示するNTSCに準拠した走査線数525本、アス
ペクト比4:3の表示モニタ18と、前記内視鏡CCU
14に処理内容を指示する例えばキーボード、マウス及
びパネルスイッチ等よりなる入力手段20とを備えて構
成される。尚、X線カメラ10からの走査線数1000
本、アスペクト比4:3のX線ビデオ信号により高画質
の画像を表示する図示しないX線像専用の高画質モニタ
を設け、これによりX線像を単独で観察するようにして
も良い。
【0013】前記内視鏡CCU14は、図1に示すよう
に、前記電子内視鏡6からの内視鏡撮像信号より映像信
号を生成する内視鏡画像プリプロセス回路22と、この
内視鏡画像プリプロセス回路22からの映像信号をA/
D変換するA/D変換回路24と、このA/D変換回路
24によりデジタル化された走査線数525本の画像信
号(以下、内視鏡画像信号と記す)の全視野を記憶する
内視鏡主画像メモリ26及び内視鏡画像信号の全視野を
縮小して記憶する内視鏡副画像メモリ28と、前記X線
カメラ10からのX線ビデオ信号より映像信号を生成す
るX線画像プリプロセス回路30と、X線画像プリプロ
セス回路30からの映像信号をA/D変換するA/D変
換回路32と、このA/D変換回路32から走査線数1
000本の画像信号を間引き処理することにより走査線
数525本の画像信号(以下、X線画像信号と記す)に
変換する走査線変換回路34と、この走査線変換回路3
4からのX線画像信号の全視野を記憶するX線主画像メ
モリ36及びX線画像信号の全視野を縮小して記憶する
X線副画像メモリ38と、X線主画像メモリ36に記憶
されているX線画像信号より特殊画像信号、例えば、X
線画像に内視鏡先端部の位置を示すマーカを有する画像
信号を生成する特殊画像処理回路40を備えている。
【0014】さらに、前記内視鏡主画像メモリ26また
は内視鏡副画像メモリ28に記憶された内視鏡画像信号
及びX線主画像メモリ36またはX線副画像メモリ38
に記憶されたX線画像信号の、画質を決定する要因であ
る明るさ、エンハンス、コントラストを最適に調整する
画質決定要因可変回路42と、画質決定要因可変回路4
2により調整された画質を有する内視鏡画像信号及びX
線画像信号、さらに特殊画像処理回路40からの特殊画
像信号を合成する合成処理回路44と、この合成処理回
路44により合成された合成画像信号をD/A変換し合
成映像信号を生成するD/A変換回路46と、このD/
A変換回路46からの合成映像信号をNTSCに準拠し
た例えばコンポジットビデオ信号に変換し前記表示モニ
タ18及び前記写真撮影装置16に出力するNTSCエ
ンコーダ48を備えている。
【0015】また、前記X線照射装置8によりX線照射
時に出力されるX線照射信号及び前記入力手段20から
の入力信号、さらに、電子内視鏡6の図示しない湾曲部
の湾曲操作量を検出する操作量検出回路50からの検出
信号により、上記の内視鏡主画像メモリ26、内視鏡副
画像メモリ28、走査線変換回路34、X線主画像メモ
リ36、X線副画像メモリ38、特殊画像処理回路4
0、合成処理回路44を制御するCPU52を備えてい
る。さらに、図示はしないが、電子内視鏡6に照明光を
供給する光源を設けている。
【0016】尚、電子内視鏡6は、図示しない固体撮像
素子にカラーフィルタを備えた同時撮像方式の電子内視
鏡でも、図示しない光源にRGB回転フィルタを備える
ことにより面順次方式の電子内視鏡でもよい。また、内
視鏡主画像メモリ26、内視鏡副画像メモリ28、X線
主画像メモリ36、X線副画像メモリ38を制御する図
示しないメモリコントローラを設けることにより、CP
U52の負荷を軽減するように構成しても良い。
【0017】前記特殊画像処理回路40は、図3に示す
ように、X線主画像メモリ36からのX線画像信号を静
止画像として記録するX線静画像記録手段54と、この
X線静画像記録手段54に記録されたX線静画像より例
えばパターン認識により内視鏡先端部の位置を検出する
内視鏡先端位置検出手段56と、例えば前記操作量検出
回路50からの検出信号及び図示しない内視鏡挿入量検
出手段からの信号により演算によって内視鏡の操作後の
移動位置を検知する内視鏡先端移動位置検知手段58
と、内視鏡先端移動位置検知手段58により得られた内
視鏡先端の移動位置を表示した画像を生成する内視鏡先
端位置表示手段60と、前記X線静画像記録手段54さ
れた静止画像に前記内視鏡先端位置表示手段60からの
画像をスーパーインポーズすることにより特殊画像を生
成するX線特殊画像生成手段62とから構成されてい
る。
【0018】尚、内視鏡先端位置検出回路56は、パタ
ーン認識により電子内視鏡6先端の位置を検出するとし
たが、これに限らず、例えば、パソコン等に接続された
ライトペンを備えることにより、このライトペンにより
表示モニタ18の管面上の電子内視鏡6先端をピックア
ップし、これにより電子内視鏡6先端の位置を得るよう
にしても良い。
【0019】前記画質決定要因可変回路42は、図4
(a)に示すように、内視鏡画像の明るさを増幅する内
視鏡画像AMP64と、この内視鏡画像AMP64の出
力及びX線画像信号のエンハンス量の調整、γ補正によ
るコントラスト調整を行う画像強調回路66とを備えて
構成している。このような画質決定要因可変回路42で
は、図5(a)に示すように、内視鏡画像68がX線画
像70に比べ暗い場合(図中の破線は暗部を示す)にお
いては、内視鏡画像信号を内視鏡画像AMP64により
増幅することにより、図5(b)に示すようなX線画像
70と同等の明るさを有する内視鏡画像68aを得るこ
とができる。内視鏡画像AMP64は、電子内視鏡6の
先端に設けられた表示領域より広い固体撮像素子の全撮
像領域(図5(c)において符号72に示す領域)を内
視鏡画像の測光及び調光範囲として測光及び調光し、測
光及び調光に応じた制御信号を固体撮像素子の出力によ
り例えば前記内視鏡画像プリプロセス回路22から入力
することによって、内視鏡画像信号の増幅を制御するよ
うになっている。尚、測光及び調光は固体撮像素子の出
力により行うとしたがこれに限らず、例えば、内視鏡先
端に測光素子を設けることにより行っても良い。
【0020】また、X線画像が内視鏡画像に比べ暗い場
合においては、図4(b)に示すように、X線画像信号
を増幅するX線画像AMP76を設けて画質決定要因可
変回路42aを構成してもよく、この場合、表示領域よ
り広い前記X線カメラ10の全撮像領域(図5(c)に
おいて符号74に示す領域)をX線画像の測光及び調光
範囲とし、測光及び調光に応じた制御信号をX線カメラ
10の出力により入力することによって、内視鏡画像信
号の増幅を制御する。さらに、図4(c)に示すように
内視鏡画像信号を増幅する内視鏡画像AMP64及びX
線画像信号を増幅するX線画像AMP76の両方を備え
て、両画像信号の明るさを調整可能に画質決定要因可変
回路42bを構成してもよい。
【0021】このように構成された内視鏡システムの作
用について説明する。
【0022】患者4の体腔内に電子内視鏡6を挿入し、
体腔内を観察する。電子内視鏡からの撮像信号は、プリ
プロセス回路22及びA/D変換回路24を介して内視
鏡画像信号に変換され、全視野の内視鏡画像信号を内視
鏡主メモリ26に記憶するとともに、内視鏡副メモリ2
8に全視野の内視鏡画像信号を縮小して記憶する。この
縮小は入力手段20からの信号に基づいてCPU52に
より任意に設定され、また、内視鏡副メモリ28は、異
なる縮小率の複数の縮小内視鏡画像信号を記憶する。
【0023】次に、内視鏡主メモリ26に記憶された内
視鏡画像信号は、CPU52より順次読み出され、画質
決定要因可変回路42により明るさ調整、エンハンス量
調整、γ補正によるコントラスト調整がなされ合成処理
回路44に入力され、また合成処理回路44には入力手
段20からの患者情報がCPU52介して入力される。
合成処理回路44では、内視鏡画像信号に患者情報を合
成し、D/A変換回路46、NTSCエンコーダ48を
介して、図6(a)に示すように、内視鏡像80を表示
モニタ18に表示する。このとき、X線撮像装置12に
よりX線像の撮像を行うと、X線照射装置からのX線照
射信号がCPU52に入力されるとともに、X線カメラ
10より走査線数1000本、アスペクト比4:3のX
線ビデオ信号が内視鏡CCU14に入力される。
【0024】X線ビデオ信号は、プリプロセス回路22
及びA/D変換回路24を介して画像信号に変換され、
走査線変換回路34に入力される。走査線変換回路34
は、走査線数1000本の画像信号を間引き処理するこ
とにより走査線数525本のX線画像信号に変換する。
続いて、全視野のX線画像信号をX線主メモリ36に記
憶するとともに、X線副メモリ38に全視野のX線画像
信号を縮小して記憶する。この縮小は入力手段20から
の信号に基づいてCPU52により任意に設定され、ま
た、X線副メモリ38は、異なる縮小率の複数の縮小X
線画像信号を記憶する。
【0025】次に、X線主メモリ26に記憶されたX線
画像信号は、CPU52より順次読み出され、画質決定
要因可変回路42により明るさ調整、エンハンス量調
整、γ補正によるコントラスト調整がなされ、合成処理
回路44に入力され、内視鏡像及び入力手段20からの
患者情報と合成され合成画像信号として出力され、D/
A変換回路46、NTSCエンコーダ48を介して、図
6(b)または図6(c)に示すような合成画像が表示
モニタ18に表示される。
【0026】図6は、内視鏡像80とX線像81を並列
に表示したときの表示例であるが、これに限らず、内視
鏡像80とX線像81の配置は入力手段20からの信号
に基づいてCPU52により任意に設定することができ
る。また、図6(c)は、内視鏡像80に縮小X線像8
2をスーパーインポーズした場合の表示例であるが、こ
れに限らず、縮小X線像82の配置及び縮小率の異なる
縮小X線像の表示は、入力手段20からの信号に基づい
てCPU52により任意に設定することができる。X線
副メモリ38には、異なる縮小率の複数の縮小X線画像
信号が記憶されているので、合成処理回路44は特別な
処理を行うことなくスピーディにスーパーインポーズす
ることができる。さらに、X線像に所望の縮小内視鏡像
を入力手段20からの信号に基づいてCPU52により
任意の位置にスーパーインポーズすることもできる。
【0027】次に、合成画像の表示内容の1例について
説明する。
【0028】図7は気管支78の内視鏡像80とX線像
81を並列に表示した例を示している。このような部位
では、電子内視鏡6の挿入方向が複数に分岐している。
また、電子内視鏡6は、挿入されることにより挿入軸に
対して回転しており、内視鏡画像の上下左右方向と実際
の被写体の方向とは必ずしも一致していない。本実施例
の電子内視鏡6は先端に図示しない重力方向検出手段を
備えており、この出力を内視鏡CCU14内のCPU5
2に入力することにより、電子内視鏡6の先端面の回転
角が演算される。次に、入力手段20に設けられたキー
ボード及びマウスによってX線像81上の挿入したい所
望の方向を指定することにより、この方向がCPU52
に入力され、合成処理回路44により矢印79がX線像
81上に表示される。CPU52は先端面の回転角及び
X線像81上の矢印79の方向より内視鏡像80上での
挿入方向を演算し、その出力を合成処理回路44に出力
し、合成処理回路44により矢印79aを表示する。こ
の例では電子内視鏡6先端面が時計回りに90度回転し
ている場合を示している。このように矢印79、79a
を表示することにより、術者は容易に所望の方向に電子
内視鏡6を挿入できる。
【0029】尚、内視鏡像で挿入方向を先に指定して、
これと先端面の回転角とにより合成処理回路44により
X線像上に挿入方向を表示するようにしても良い。ま
た、挿入方向を示す表示は矢印以外のものでも良い。さ
らに、X線像81上の矢印79の色はカラー表示(白黒
以外)とし、内視鏡画像80上の矢印79aは白色表示
が望ましく、像の色により選択できるようにしても良
い。さらにまた、電子内視鏡6の挿入は、特開平1−2
70119号公報に示されるような自動挿入手段を用い
ることにより挿入方向に自動挿入するようにしても良
い。
【0030】このような合成画像は、写真撮影装置内1
6内の図示しない撮影用モニタにも表示されている。写
真撮影装置16により内視鏡像及びX線像を撮影する場
合、表示される像はなるべく大きな像とした方がよいの
で、図8に示すように、内視鏡像80とX線像81が並
列に表示されている場合、撮影開始時に入力手段20に
設けられた例えばレリーズSWをONすることにより、
CPU52によって合成処理回路44は、患者情報を有
する内視鏡画像83のみの合成画像を内視鏡像撮影期間
中表示し、次に患者情報を有するX線画像84のみの合
成画像をX線像撮影期間中表示する。一連の撮影が終了
すると、最初の内視鏡像とX線像の合成画像に戻る。一
方、画像がスーパーインポーズされている場合も、図9
に示すように、同様に合成画像を切り換えて写真撮影を
行う。
【0031】入力手段20からの指示によりCPU52
は、特殊画像処理回路40を制御する。特殊画像処理回
路40は、X線撮影装置により撮影されたX線画像信号
が記憶されているX線主画像メモリ36より、X線画像
信号を読みだし、図10(a)に示すような静止画像と
してX線静止画像記録手段54に記録する。記録された
X線静止画像より内視鏡先端位置検出回路56は、パタ
ーン認識により内視鏡先端位置を検出する。次に術者の
操作による内視鏡移動を、操作量検出回路50からの検
出信号及び図示しない内視鏡挿入量検出手段からの信号
により演算により求め、内視鏡の操作後の移動位置を検
知する。
【0032】内視鏡先端位置表示手段60は、内視鏡先
端位置検出回路56からの情報に基づいて、電子内視鏡
6先端の位置を示すマーカをX線静止画像に対応した位
置に設けた先端位置表示用画像を生成する。X線特殊画
像生成手段62がX線静止画像記録手段54に記録され
たX線静止画像に、前記の先端位置表示用画像をスーパ
ーインポーズすることにより、図10(b)に示すよう
な電子内視鏡6先端の現在の位置を示すマーカ85を備
えた特殊画像が生成され、合成処理回路44等を介して
表示モニタ18に表示される。このマーカ85は、該特
殊画像処理回路40により随時更新され、最新の電子内
視鏡6先端の位置を示すマーカ85を備えた特殊画像が
生成され表示される。
【0033】このように構成された内視鏡システム2の
効果について説明する。
【0034】第1実施例の内視鏡システム2は、走査線
変換回路34を内視鏡CCU14内に設けているので、
X線カメラ10からの走査線数1000本、アスペクト
比4:3のX線ビデオ信号を走査線数525本、アスペ
クト比4:3の画像信号に変換し、通常のNTSC準拠
のモニタにX線画像と内視鏡画像を合成し表示し、1つ
のモニタでX線画像と内視鏡画像を観察でき、診断等を
容易、かつ正確に行うことができる。
【0035】また、合成処理回路44により内視鏡画像
信号と特殊画像信号とを合成することにより、術者は容
易、かつ正確に観察部位を把握でき内視鏡操作及び診断
効率を向上させることができる。
【0036】尚、X線カメラ10は、走査線数1000
本のX線ビデオ信号出力するとしたが、これに限らず、
NTSC準拠と異なる走査線数、例えば1000本以上
の走査線数のX線ビデオ信号を出力するX線カメラとし
てもよく、走査線変換回路の間引き処理をこの走査線数
に応じて変更できるように構成することにより、走査線
数525本、アスペクト比4:3の画像信号に変換し、
通常のNTSC準拠のモニタにX線画像と内視鏡画像を
合成し表示するようにしても良い。
【0037】また、表示モニタ18はNTSC準拠のモ
ニタとしたが、これに限らず、PAL方式に準拠した走
査線数625本、アスペクト比4:3のモニタでもよ
く、この場合の走査線変換回路の間引き処理をこの走査
線数に応じて変更できるように構成することにより、P
AL準拠のモニタにX線画像と内視鏡画像を合成し表示
するようにしても良い。すなわち、入力するX線ビデオ
信号の走査線数と表示する表示モニタの走査線数に応じ
て、走査線変換回路の間引き処理を可変させることがで
きるように構成し、表示モニタにX線画像と内視鏡画像
を合成し表示するようにしても良い。
【0038】さらに、特殊画像処理回路を図3に示す構
成としたが、これに限らず、例えば、図11に示すよう
に構成しても良い。すなわち、図11に示す特殊画像処
理回路40aは、連続して2つのX線撮像を行うことに
より電子内視鏡6先端の位置を示すマーカを備えた特殊
画像生成するもので、X線主画像メモリ36からの最初
に撮像された像のX線画像信号を静止画像として記録す
るX線静画像記録手段90と、このX線静画像記録手段
90に記録されたX線静画像を遅延させて出力する遅延
回路91と、この遅延回路91の出力から次に撮像され
た像のX線画像信号を減算する減算器92と、この減算
器92の出力より例えばパターン認識により画像の相違
点を演算し電子内視鏡6先端の位置を検出する内視鏡先
端位置検出手段93と、例えば前記操作量検出回路50
からの検出信号及び図示しない内視鏡挿入量検出手段か
らの信号により演算により電子内視鏡6の操作後の移動
位置を検知する内視鏡先端移動位置検知手段94と、内
視鏡先端移動位置検知手段94により得られた電子内視
鏡6先端の移動位置を表示した画像を生成する内視鏡先
端位置表示手段95と、前記X線静画像記録手段90さ
れた静止画像に前記内視鏡先端位置表示手段95からの
画像をスーパーインポーズすることにより特殊画像を生
成するX線特殊画像生成手段96とから構成されてい
る。
【0039】従って、このように構成された特殊画像処
理回路40aでは、図12に示すように、連続して撮像
した2枚のX線像(図12(a)及び(b))より、図
12(c)に示すような相違点を検出し、この相違点を
内視鏡先端位置として用い、電子内視鏡6先端の現在の
位置を示すマーカを備えた特殊画像が生成し、合成処理
回路44等を介して表示モニタ18に表示する。
【0040】尚、X線撮像信号は、X線照射時にX線照
射装置8から出力されるとしたが、これに限らず、X線
カメラ10の近傍にX線センサを設けることによりX線
照射を検出しこの信号をX線撮像信号として用いても良
い。
【0041】さらに、走査線変換回路及び合成処理回路
等を内視鏡CCU内に設けているが、これに限らず、図
13に示すように、別体の信号処理装置100内に設け
て内視鏡システム101を構成しても良い。このように
することにより、既存の電子内視鏡6a、内視鏡CCU
14a及びX線撮像装置12により上述した効果を有す
る内視鏡システム101を簡単に、かつ安価で構成する
ことができる。尚、図13の内視鏡システム101で
は、X線カメラ10の近傍にX線センサ10aを設ける
ことによりX線照射を検出しこの信号をX線撮像信号と
しているが、図2に示した内視鏡システム2と同様に、
X線照射装置8から出力されるX線撮像信号を用いるよ
うにしても良い。
【0042】次に、第2実施例の内視鏡システムについ
て説明する。
【0043】図14は第2実施例に係る内視鏡CCUの
構成を示す構成図である。
【0044】第2実施例の内視鏡システムは、第1実施
例の内視鏡システムとほとんど同じであり、異なる点
は、X線カメラから出力されるX線ビデオ信号が信号が
走査線数1000本、アスペクト比1:1である点と、
このように第1実施例とアスペクト比が異なるために、
図14に示すように、内視鏡CCU14a内に走査線変
換回路34の後段にアスペクト比を1:1から4:3に
変換するアスペクト比変換回路102を設けた点であ
り、それ以外は第1実施例と同じなので、同一の符号を
付け構成の説明は省略する。
【0045】このように構成された内視鏡システムは、
走査線数1000本、アスペクト比1:1というNTS
C方式に対して異なる走査線数及びアスペクト比のX線
画像信号を、走査線変換回路34及びアスペクト比
変換回路102により走査線数525本、アスペクト比
4:3に変換し、第1実施例と同様にNTSC準拠の表
示モニタに合成画像を表示することができ、第1実施例
と同様な効果を得ることができる。
【0046】尚、X線画像信号を走査線数1000本、
アスペクト比1:1としたが、これに限らず、HDTV
の画像信号(走査線数1125本、アスペクト比16:
9)と同じ走査線数及びアスペクト比のX線画像信号で
もよく、走査線変換回路34及びアスペクト比変換回路
102を変換率を変更することによりNTSC準拠の表
示モニタに合成画像を表示するようにしても良い。
【0047】次に、第3実施例の内視鏡システムについ
て説明する。
【0048】図15は第3実施例に係る内視鏡CCUの
構成を示す構成図である。
【0049】第3実施例の内視鏡システムは、表示モニ
タが走査線数1000本、アスペクト比1:1の高画質
モニタである。そのため内視鏡CCU14bは、内視鏡
撮像信号を補間して走査線数1000本、アスペクト比
1:1の内視鏡画像信号を生成する走査線変換回路10
5及びアスペクト比変換回路106を備え、X線撮像装
置からの信号は変換せずにX線画像信号として合成画像
を生成し、高画質用エンコーダ107を介して高画質モ
ニタに表示するものであり、それ以外は第1実施例と同
じなので、同一の符号を付け構成の説明は省略する。
【0050】このような第3実施例の内視鏡システム
は、第1実施例の効果と同様に、X線画像と内視鏡画像
を合成し表示し、1つのモニタでX線画像と内視鏡画像
を観察でき、診断等を容易、かつ正確に行うことができ
るとともに、X線像を分解能を落とすことなく高解像で
観察できる。
【0051】尚、X線画像信号を走査線数1000本、
アスペクト比1:1としたが、これに限らず、HDTV
の画像信号(走査線数1125本、アスペクト比16:
9)と同じ走査線数及びアスペクト比のX線画像信号で
もよく、走査線変換回路105及びアスペクト比変換回
路106の補間率をHDTVの画像信号に応じて変更す
るとともに、高画質モニタをHDTVとすれば良いこと
はいうまでもない。
【0052】また、内視鏡の撮像信号がPAL準拠であ
っても走査線変換回路105及びアスペクト比変換回路
106の補間率を変更することにより同様な効果を得る
ことができる。
【0053】次に、第4実施例の内視鏡システムについ
て説明する。
【0054】図16は第4実施例に係る内視鏡CCUの
構成を示す構成図である。
【0055】第4実施例の内視鏡システムは、表示モニ
タとして走査線数1000本、アスペクト比4:3の高
画質モニタ及びNTSC準拠の表示モニタを選択できる
ものであり、そのために内視鏡CCU14cは、内視鏡
撮像信号を補間して走査線数1000本の内視鏡画像信
号を生成する走査線変換回路105と、走査線数525
本の内視鏡撮像信号と走査線数1000本の内視鏡画像
信号とを切り換えるSW1と、X線撮像装置からの走査
線数1000本のX線ビデオ信号を間引き処理等により
走査線数525本のX線画像信号に変換する走査線変換
回路34と、走査線数1000本のX線Bビデオ信号と
走査線数525本のX線画像信号とを切り換えるSW2
と、NTSCエンコーダ48及び高画質用エンコーダ1
07を切り換えるSW3とを備え、SW1〜SW3はC
OU52により制御され、高画質モニタを選択するSW
1〜SW3はa側になり、NTSC準拠の表示モニタを
選択するSW1〜SW3はb側になるようになってい
る。それ以外は第1実施例と同じなので、同一の符号を
付け構成の説明は省略する。
【0056】したがって、第4実施例の内視鏡システム
は、第1実施例の効果に加え、表示モニタを自由に選択
することができる。
【0057】尚、X線画像信号を走査線数1000本、
アスペクト比1:1としたが、これに限らず、HDTV
の画像信号(走査線数1125本、アスペクト比16:
9)と同じ走査線数及びアスペクト比のX線画像信号で
もよく、走査線変換回路105及びアスペクト比変換回
路106の補間率をHDTVの画像信号に応じて変更す
るとともに、高画質モニタをHDTVとすれば良いこと
はいうまでもない。
【0058】また、内視鏡の撮像信号がPAL準拠であ
っても走査線変換回路105及びアスペクト比変換回路
106の補間率を変更することにより同様な効果を得る
ことができる。
【0059】尚、上記各実施例では、電子内視鏡または
X線撮像装置からのいずれか一方の信号の走査線数を変
換し合成画像を生成するとしたが、これに限らず、X線
画像信号を走査線数1000本、アスペクト比1:1、
内視鏡画像信号を走査線数525本、アスペクト比4:
3、表示モニタを走査線数1125本、アスペクト比1
6:9のHDTVとし、走査線変換回路及びアスペクト
比変換回路により、補間することによってX線画像信号
及び内視鏡画像信号をHDTVと同一の走査線数112
5本、アスペクト比16:9に変換し、合成画像を生成
しても良い。すなわち、走査線変換回路及びアスペクト
比変換回路で、入力されるX線画像信号及び内視鏡画像
信号の走査線数、アスペクト比を、表示モニタの走査線
数、アスペクト比に変換することにより、合成画像を生
成しても良い。
【0060】また、上記各実施例の内視鏡システムは、
電子内視鏡からの撮像信号を用いるとしたが、これに限
らず、イメージガイドファイバー、リレーレンズ等によ
り、被写体像を光学的に伝送して観察する内視鏡の接眼
部に、TVカメラ等の撮像手段を装着することにより被
写体像を撮像し、この撮像信号を用いて構成しても良
い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
発明の内視鏡システムは、走査線変換手段により、表示
モニタの走査線数と同一の走査線数を有する内視鏡画像
信号及びX線画像信号を生成し、画像合成手段により、
前記内視鏡画像信号と前記X線画像信号とを合成し、合
成画像を生成して前記表示モニタに合成画像を表示する
ので、少なくとも走査線数の異なるX線画像と内視鏡画
像を合成し、表示することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係る内視鏡CCUの構成を示す
構成図である。
【図2】 第1実施例に係る内視鏡システムの構成を示
す構成図である。
【図3】 第1実施例に係る特殊画像処理回路の構成を
示すブロック図である。
【図4】 第1実施例に係る画像決定要因可変回路の構
成を示すブロック図である。
【図5】 第1実施例に係る画質決定要因可変回路によ
る合成画像の画質を説明する説明図である。
【図6】 第1実施例に係る通常観察時の合成画像の表
示の流れを説明する説明図である。
【図7】 第1実施例に係る通常観察時の合成画像の表
示例を説明する説明図である。
【図8】 第1実施例に係る写真撮影時の合成画像の表
示の流れを説明する説明図である。
【図9】 第1実施例に係る写真撮影時の合成画像の表
示の流れの変形例を説明する説明図である。
【図10】第1実施例に係る図3の特殊画像処理回路に
よる画像を説明する説明図である。
【図11】第1実施例に係る特殊画像処理回路の変形例
の構成を示すブロック図である。
【図12】第1実施例に係る図11の特殊画像処理回路
による画像を説明する説明図である。
【図13】第1実施例に係る内視鏡システムの変形例の
構成を示す構成図である。
【図14】第2実施例に係る内視鏡CCUの構成を示す
構成図である。
【図15】第3実施例に係る内視鏡CCUの構成を示す
構成図である。
【図16】第4実施例に係る内視鏡CCUの構成を示す
構成図である。
【符号の説明】
2…内視鏡システム 6…電子内視鏡 12…X線撮像装置 14…内視鏡CCU 18…表示モニタ 34…走査線変換回路 40…特殊画像処理回路 42…画質決定要因可変回路 44…合成処理回路 52…CPU
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】前記特殊画像処理回路40は、図3に示す
ように、X線主画像メモリ36からのX線画像信号を静
止画像として記録するX線静画像記録手段54と、この
X線静画像記録手段54に記録されたX線静画像より例
えばパターン認識により内視鏡先端部の位置を検出する
内視鏡先端位置検出手段56と、例えば前記操作量検出
回路50からの検出信号及び図示しない内視鏡挿入量検
出手段からの信号により演算によって内視鏡の操作後の
移動位置を検知する内視鏡先端移動位置検知手段58
と、内視鏡先端移動位置検知手段58により得られた内
視鏡先端の移動位置を表示した画像を生成する内視鏡先
端位置表示手段60と、前記X線静画像記録手段54
より記録された静止画像に前記内視鏡先端位置表示手段
60からの画像をスーパーインポーズすることにより特
殊画像を生成するX線特殊画像生成手段62とから構成
されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 正仁 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中川 雄大 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 斉藤 克行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 村田 晃 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 石川 明文 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入し被写体を撮像する内視鏡
    撮像装置と、 少なくとも前記内視鏡撮像装置からの内視鏡映像信号の
    走査線数と異なる走査線数のX線映像信号を出力する、
    前記内視鏡撮像装置の先端位置を確認するためのX線像
    を撮像するX線撮像装置と、 前記内視鏡映像信号と前記X線映像信号の少なくとも一
    方の走査線数を変換し、観察像を表示する表示モニタの
    走査線数と同一の走査線数を有する内視鏡画像信号及び
    X線画像信号を生成する走査線数変換手段と、 前記内視鏡画像信号と前記X線画像信号とを合成し、合
    成画像を生成する画像合成手段とを備えたことを特徴と
    する内視鏡システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011130793A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Hitachi Medical Corp 医用画像診断装置
JP2013517031A (ja) * 2010-01-13 2013-05-16 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 内視鏡手術のための画像積分ベースレジストレーション及びナビゲーション
WO2014189070A1 (ja) * 2013-05-21 2014-11-27 株式会社 東芝 医用情報配信システム
CN114189607A (zh) * 2021-11-08 2022-03-15 深圳市华尔视通科技有限公司 一种多功能内窥镜摄像头

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