JPH05283643A - 半導体素子の製造方法 - Google Patents

半導体素子の製造方法

Info

Publication number
JPH05283643A
JPH05283643A JP4108517A JP10851792A JPH05283643A JP H05283643 A JPH05283643 A JP H05283643A JP 4108517 A JP4108517 A JP 4108517A JP 10851792 A JP10851792 A JP 10851792A JP H05283643 A JPH05283643 A JP H05283643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
contact hole
transistor
oxide film
etching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4108517A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Ikeda
典弘 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4108517A priority Critical patent/JPH05283643A/ja
Publication of JPH05283643A publication Critical patent/JPH05283643A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造工程の複雑化を引き起こすことなく、キ
ャパシタ容量を増加させることができる半導体素子の製
造方法を提供する。 【構成】 nMOSトランジスタTrのドレイン5上の
酸化膜6,8をエッチングしてp型シリコン基板1との
コンタクトホール12を形成する際に、エッチングを等
方的に進行するような条件にて施して、コンタクトホー
ル12を横方向へ膨らませ13、このコンタクトホール
12の領域に蓄積電極9を形成する。これにより、キャ
パシタ面積は、コンタクトホール12が膨らんだ表面積
分だけ横方向へ拡張する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体素子の製造方法に
関し、さらに詳細には、シリコンウェハ上に形成する集
積回路における積層型キャパシタの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の中でも、DRAM(ダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリ)の基本構成は、ス
イッチング用のMOSトランジスタとメモリ・キャパシ
タとからなる1トランジスタ・1キャパシタの2素子構
造である。そして、このキャパシタの構造としては、D
RAMの集積度を上げるために素子の微細化が進むな
か、その実効面積の増加による十分なキャパシタ容量を
確保する目的から、スタック(積層)型、トレンチ
(溝)型あるいはその併合型等が一般に採用されてい
る。
【0003】その中で積層型キャパシタの構造の一例を
図3に示す。この積層型キャパシタCは、nMOS(n
型チャネル・メタル・絶縁膜・半導体)トランジスタT
rのドレインdの上側に設けられている。
【0004】このキャパシタの製造方法は、まず、シリ
コン基板a上にゲート電極bを有するLDD(薄いドサ
イン層)構造のnMOSトランジスタTrを形成する。
その後、シリコン酸化膜cを堆積し、このシリコン酸化
膜cのうち上記トランジスタのドレインd上の一部をエ
ッチングして、この部分を上記基板aと蓄積電極eのコ
ンタクト部fとする。
【0005】次に、上記蓄積電極となる多結晶シリコン
を堆積した後、この多結晶シリコンのうちの不要な部位
をエッチング除去して、蓄積電極eを形成する。続い
て、シリコン窒化膜gを堆積した後、このシリコン窒化
膜gの一部を酸化して、これら二層膜からなる誘電膜を
形成する。さらに、対向電極hとなる多結晶シリコンを
堆積して、基本構成となる1トランジスタ・1キャパシ
タの形成を終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造では、以下のような問題点があった。
【0007】前述したように、集積回路における集積度
を上げるためには、素子の微細化が必要不可欠となって
おり、これに伴いキャパシタ面積も当然縮小されること
になるが、反面、この面積を縮小すると電荷の蓄積容量
(キャパシタ容量)が減少してしまい、素子がうまく動
作しない状態となる。言い換えれば、素子の良好な動作
を確保するためには、キャパシタ面積が縮小されても、
最低の蓄積容量を確保しなければならない。しかし、上
述した従来のキャパシタ構造では、その十分な容量確保
が困難であった。
【0008】この点に関して、蓄積電極eを2枚に重ね
た構造(通称、フィン構造)を形成して、電荷の蓄積容
量を稼ぐ等の提案もなされているが、逆に、この構造で
は、製造工程数の増加やマスク枚数の増加等の問題が新
たに生じている。
【0009】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、製造工
程の複雑化を引き起こすことなく、キャパシタ容量を増
加させることができる構造を備えた半導体素子の製造方
法の提供にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の半導体素子の製造方法は、トランジスタと
キャパシタを組み合わせた記憶素子を有する半導体素子
の製造における積層型キャパシタの形成において、トラ
ンジスタのドレイン上の酸化膜をエッチングして基板と
のコンタクトホールを形成する際に、エッチングを等方
的に進行するような条件にて施して、コンタクトホール
を前記半導体基板と平行な横方向へ膨らませ、このコン
タクトホールの領域に蓄積電極を形成するようにしたこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の製造方法においては、横方向へコンタ
クトホールを膨らませる(湾曲させる)ような工夫を施
すことにより、蓄積電極を、コンタクトホールが膨らん
だ表面積分だけ横方向へ拡張して、キャパシタ面積を増
加させる。
【0012】これにより、従来方法の場合と比較して工
程数を3工程増加させるだけで、キャパシタ面積を増大
することが可能であり、2枚重ね型キャパシタと比較し
て、多結晶シリコン膜の堆積回数の増加およびエッチン
グ方法を複雑化することもなく、キャパシタ形成工程が
簡素かつ容易である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明に係る一実施例である半導体素子の基本構
成となるメモリセルの構造を示し、該メモリセルは1ト
ランジスタ・1キャパシタの2素子構造であり、具体的
には、スイッチング用のnMOSトランジスタTrとメ
モリ・キャパシタCとからなる。
【0014】nMOSトランジスタTrは、p型シリコ
ン基板1の表面にシリコン酸化膜(ゲート酸化膜)2を
介して、ゲート電極3が設けられており、その左右にソ
ース4とドレイン5が配置されている。
【0015】メモリ・キャパシタCは積層型のもので、
上記ドレイン5の上側に設けられており、6はシリコン
酸化膜、7はBPSG膜、8はシリコン酸化膜、9は蓄
積電極としての多結晶シリコン、10は誘電膜としての
二層のシリコン窒化膜、11は対向電極としてのシリコ
ン酸化膜である。
【0016】次に、以上のように構成されたメモリセル
のメモリ・キャパシタCの形成方法について説明する。
従来周知の一般的方法により、シリコン基板1上にゲー
ト電極3を有するLDD構造のnMOSトランジスタT
rを形成した後に、シリコン酸化膜6をCVD法により
2000Å堆積し、その上にBPSG膜7をCVD法に
より2000Å堆積する。さらに、その上にシリコン酸
化膜8をCVD法により2000Å堆積する(図2
(A)参照)。
【0017】そして、フォトレジストを一面に塗布した
後パターニングしたレジスト層をマスクとして、上記ド
レイン5上のシリコン酸化膜8,BPSG膜7、シリコ
ン酸化膜6の一部を垂直にエッチングを施して、シリコ
ン基板1とのコンタクトを取るためのコンタクトホール
12を形成する(図2(B)参照)。その後、上記レジ
スト層は除去する。
【0018】次に、BPSG膜7のエッチングレート
が、シリコン酸化膜6および8のそれらよりも速く、か
つエッチングが等方的に進行するようなエッチング条件
にて、BPSG膜7のエッチングを行う。例えば、エッ
チャントとして、NH4 OH:H2 2 :H2 O=1:
1:5の割合の混合液を使用すれば、等方的で、BPS
G膜7を15倍速くエッチングできる。この時に、横方
向のコンタクトホールの膨らみ13が形成される(図2
(C)参照)。
【0019】続いて、多結晶シリコン9をCVD法によ
り500Å堆積する。その後、通常のリソグラフィー工
程およびエッチング工程を行い、蓄積電極を形成する。
その後、シリコン窒化膜10をCVD法により80Å堆
積し、その窒化膜10を一部酸化する(酸化膜厚は20
Å程度)。このようにして形成された二層膜を誘電膜と
して使用する。さらに、対向電極11となる多結晶シリ
コンをCVD法により1500Å堆積する(図2(D)
参照)。
【0020】以上の工程により、図1に示す2素子構造
を備えたメモリセル(1トランジスタ+1キャパシタ)
の形成を完了する。
【0021】しかして、以上のように構成された本発明
のキャパシタ構造(図1)は、図3に示す従来のキャパ
シタ構造に比較して、明らかにキャパシタ面積つまりキ
ャパシタ容積が大きいことが分かる。
【0022】例えば、セル面積(1キャパシタ+1トラ
ンジスタ分の面積)が4.5μm2の半導体デバイスの
場合、従来のキャパシタ構造(図3)では、キャパシタ
容量が30fFである。これに対して、本発明のキャパ
シタ構造(図1)におけるキャパシタ容量は43fFで
あって、従来構造の約1.5倍の容量が確保でき、この
結果、従来よりデバイス動作のマージンが拡大すること
が判明している。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
横方向へコンタクトホールを膨らませる(湾曲させる)
ような工夫を施すことにより、蓄積電極を、コンタクト
ホールが膨らんだ表面積分だけ横方向へ拡張して、キャ
パシタ面積つまりキャパシタ容量を増加させたから、製
造工程の複雑化を引き起こすことなく、キャパシタ容量
を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例である半導体素子の基本
構成となるメモリセルの構造を示す概略断面図である。
【図2】同メモリセルにおけるキャパシタの形成工程を
説明するための概略断面図である。
【図3】従来の半導体素子の基本構成となるメモリセル
の構造を示す概略断面図である。
【符号の説明】
Tr nMOSトランジスタ C キャパシタ 1 p型シリコン基板 2 シリコン酸化膜(ゲート酸化膜) 3 ゲート電極 4 トランジスタのソース 5 トランジスタのドレイン 6 シリコン酸化膜 7 BPSG膜 8 シリコン酸化膜 9 多結晶シリコン(蓄積電極) 10 シリコン窒化膜(誘電膜) 11 シリコン酸化膜(対向電極) 12 コンタクトホール 13 コンタクトホールの膨らみ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタとキャパシタを組み合わせ
    た記憶素子を有する半導体素子の製造における積層型キ
    ャパシタの形成において、トランジスタのドレイン上の
    酸化膜をエッチングして基板とのコンタクトホールを形
    成する際に、エッチングを等方的に進行するような条件
    にて施して、コンタクトホールを前記半導体基板と平行
    な横方向へ膨らませ、このコンタクトホールの領域に蓄
    積電極を形成するようにしたことを特徴とする半導体素
    子の製造方法。
JP4108517A 1992-03-31 1992-03-31 半導体素子の製造方法 Pending JPH05283643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4108517A JPH05283643A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 半導体素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4108517A JPH05283643A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 半導体素子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05283643A true JPH05283643A (ja) 1993-10-29

Family

ID=14486804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4108517A Pending JPH05283643A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 半導体素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05283643A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5789304A (en) * 1995-05-12 1998-08-04 Micron Technology, Inc. Method of forming a capacitor
US5864154A (en) * 1994-01-12 1999-01-26 Lg Semicon Co., Ltd. Semiconductor memory device and method for fabricating the same
KR100265359B1 (ko) * 1997-06-30 2000-10-02 김영환 반도체메모리소자의전하저장전극형성방법
KR100403328B1 (ko) * 1999-11-03 2003-10-30 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의 자기정렬적인 콘택 형성방법
KR100603929B1 (ko) * 2002-03-04 2006-07-24 삼성전자주식회사 계단형 측벽을 갖는 실린더형 커패시터 및 그 제조방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5864154A (en) * 1994-01-12 1999-01-26 Lg Semicon Co., Ltd. Semiconductor memory device and method for fabricating the same
US5789304A (en) * 1995-05-12 1998-08-04 Micron Technology, Inc. Method of forming a capacitor
US5962885A (en) * 1995-05-12 1999-10-05 Micron Technology, Inc. Method of forming a capacitor and a capacitor construction
US6010941A (en) * 1995-05-12 2000-01-04 Micron Technology, Inc. Method of forming a capacitor
KR100265359B1 (ko) * 1997-06-30 2000-10-02 김영환 반도체메모리소자의전하저장전극형성방법
KR100403328B1 (ko) * 1999-11-03 2003-10-30 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의 자기정렬적인 콘택 형성방법
KR100603929B1 (ko) * 2002-03-04 2006-07-24 삼성전자주식회사 계단형 측벽을 갖는 실린더형 커패시터 및 그 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5700709A (en) Method for manufacturing a capacitor for a semiconductor device
JP3501297B2 (ja) 半導体メモリ装置の製造方法
JPH06216331A (ja) 半導体メモリセルの製造方法
JPH05347389A (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JPH05235297A (ja) 半導体メモリ素子の製造方法
JP2523981B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05283643A (ja) 半導体素子の製造方法
JP3200974B2 (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JPH11340436A (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JP2000114481A (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JPH04336464A (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JPH1197529A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3165693B2 (ja) スタックトキャパシタ型dram
JP3172229B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05129549A (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR0146245B1 (ko) 반도체 소자의 캐패시터 제조방법
KR0168334B1 (ko) Cob 구조를 구비한 dram 셀의 캐패시터 제조방법
KR100548594B1 (ko) 디램의 커패시터 노드 형성방법
KR0166491B1 (ko) 반도체 소자의 캐패시터 제조방법
KR100195213B1 (ko) 반도체장치의 평탄화방법
KR100240249B1 (ko) 서로 다른 게이트 산화막 및 게이트 전극을 갖는반도체 장치의 제조 방법
KR0159018B1 (ko) 반도체소자의 캐패시터 제조방법
KR100215862B1 (ko) 반도체 소자의 캐패시터 구조 및 제조방법
JP3252980B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH10270657A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法