JPH10270657A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体記憶装置及びその製造方法Info
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- JPH10270657A JPH10270657A JP9069628A JP6962897A JPH10270657A JP H10270657 A JPH10270657 A JP H10270657A JP 9069628 A JP9069628 A JP 9069628A JP 6962897 A JP6962897 A JP 6962897A JP H10270657 A JPH10270657 A JP H10270657A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/01—Manufacture or treatment
- H10B12/02—Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/03—Making the capacitor or connections thereto
- H10B12/033—Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/30—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/31—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
- H10B12/318—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor the storage electrode having multiple segments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所望のキャパシタ容量を確保しつつ素子の微
細化が可能であるとともに、製造コストの低減をも実現
可能な半導体装置を得る。 【解決手段】 トランジスタ7のドレイン領域6に接続
された下部電極14と、この下部電極14と誘電体膜1
5を挟んで対向する上部電極16とを有する、半導体基
板1の主面上に形成された容量素子17を備え、上記下
部電極14が、ドレイン領域6上において、シリコン基
板1の主面に実質的に垂直に開口する第1の貫通孔10
aを有する第1の導電膜10と、第1の貫通孔10aの
内壁に接する筒状導電体11と、第1の導電膜10との
間隔を有するように形成され、第1の貫通孔10aをシ
リコン基板1の主面に実質的に垂直に延長した位置に設
けられた第2の貫通孔12aを有する第2の導電膜12
と、ドレイン領域6に接するとともに、第1の導電膜1
0上に延在する第3の導電膜13とを備えている。
細化が可能であるとともに、製造コストの低減をも実現
可能な半導体装置を得る。 【解決手段】 トランジスタ7のドレイン領域6に接続
された下部電極14と、この下部電極14と誘電体膜1
5を挟んで対向する上部電極16とを有する、半導体基
板1の主面上に形成された容量素子17を備え、上記下
部電極14が、ドレイン領域6上において、シリコン基
板1の主面に実質的に垂直に開口する第1の貫通孔10
aを有する第1の導電膜10と、第1の貫通孔10aの
内壁に接する筒状導電体11と、第1の導電膜10との
間隔を有するように形成され、第1の貫通孔10aをシ
リコン基板1の主面に実質的に垂直に延長した位置に設
けられた第2の貫通孔12aを有する第2の導電膜12
と、ドレイン領域6に接するとともに、第1の導電膜1
0上に延在する第3の導電膜13とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、積層型の容量素
子を備えた半導体記憶装置及びその製造方法に関するも
のである。
子を備えた半導体記憶装置及びその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】DRAM(Dynamic Rando
m Access Memory)などの半導体記憶装
置における高集積化の要請から、近年における、微細加
工技術の発展はめざましいものがあり、具体的には、
0.35μm以下の超微細加工を可能にしている。
m Access Memory)などの半導体記憶装
置における高集積化の要請から、近年における、微細加
工技術の発展はめざましいものがあり、具体的には、
0.35μm以下の超微細加工を可能にしている。
【0003】このような半導体記憶装置の微細化に伴う
キャパシタ容量の低下を避けるため、従来より積層型キ
ャパシタが広く用いられており、例えば、フィン型キャ
パシタなどが提案されている。
キャパシタ容量の低下を避けるため、従来より積層型キ
ャパシタが広く用いられており、例えば、フィン型キャ
パシタなどが提案されている。
【0004】ここで、従来例として、特開平4−116
865号公報に記載された半導体記憶装置の製造方法に
ついて、その一変形例を図7ないし図9を用いて説明す
る。図7ないし図9はこの順に半導体記憶装置の製造方
法を工程順に示した要部断面図である。
865号公報に記載された半導体記憶装置の製造方法に
ついて、その一変形例を図7ないし図9を用いて説明す
る。図7ないし図9はこの順に半導体記憶装置の製造方
法を工程順に示した要部断面図である。
【0005】まず、図7(a)に示すように、シリコン
基板1の一主面に素子分離膜2を形成し、シリコン基板
1の表面にゲート絶縁膜4を形成し、その上にゲート電
極3となる多結晶シリコン膜3a及びケイ化金属膜3b
をこの順に堆積し、所望の形状にパターニングしてワー
ド線の一部をなすゲート電極3を形成する。続いて、こ
のワード線3及び素子分離膜2をマスクとして、イオン
注入を行いソース領域5及びドレイン領域6をシリコン
基板1の主面に形成し、MOS電界効果型トランジスタ
7を得る。
基板1の一主面に素子分離膜2を形成し、シリコン基板
1の表面にゲート絶縁膜4を形成し、その上にゲート電
極3となる多結晶シリコン膜3a及びケイ化金属膜3b
をこの順に堆積し、所望の形状にパターニングしてワー
ド線の一部をなすゲート電極3を形成する。続いて、こ
のワード線3及び素子分離膜2をマスクとして、イオン
注入を行いソース領域5及びドレイン領域6をシリコン
基板1の主面に形成し、MOS電界効果型トランジスタ
7を得る。
【0006】次に、図7(b)に示すように、シリコン
基板1上の全面に、層間絶縁膜91を形成し、この層間
絶縁膜91にソース領域5表面に開口する接続孔を形成
し、その上にビット線8となる多結晶シリコン膜8a及
びケイ化金属膜8bをこの順に堆積し、所望の形状にパ
ターニングしてビット線8を形成する。続いて、シリコ
ン基板1上の全面に、層間絶縁膜92、第2の導電膜1
2、スペーサ膜18、及び第1の導電膜10をこの順に
堆積する。
基板1上の全面に、層間絶縁膜91を形成し、この層間
絶縁膜91にソース領域5表面に開口する接続孔を形成
し、その上にビット線8となる多結晶シリコン膜8a及
びケイ化金属膜8bをこの順に堆積し、所望の形状にパ
ターニングしてビット線8を形成する。続いて、シリコ
ン基板1上の全面に、層間絶縁膜92、第2の導電膜1
2、スペーサ膜18、及び第1の導電膜10をこの順に
堆積する。
【0007】次に、図7(c)に示すように、第1の導
電膜10上に写真製版技術を用いてドレイン領域6上に
開口するホールを有するレジストマスク19を形成す
る。
電膜10上に写真製版技術を用いてドレイン領域6上に
開口するホールを有するレジストマスク19を形成す
る。
【0008】次に、図8(a)に示すように、レジスト
マスク19を用いて、上記第1の導電膜10を選択的に
エッチングしてホール10aを形成する。
マスク19を用いて、上記第1の導電膜10を選択的に
エッチングしてホール10aを形成する。
【0009】次に、図8(b)に示すように、レジスト
マスク19を除去し、上記ホールが形成された第1の導
電膜10をマスクとして、上記スペーサ膜18を選択的
にエッチングしてホール18aを形成する。
マスク19を除去し、上記ホールが形成された第1の導
電膜10をマスクとして、上記スペーサ膜18を選択的
にエッチングしてホール18aを形成する。
【0010】次に、図8(c)に示すように、上記第2
の導電膜12をエッチングしてホール12aを形成す
る。
の導電膜12をエッチングしてホール12aを形成す
る。
【0011】次に、図9(a)に示すように、シリコン
基板1上の全面にサイドウォール用導電膜20を堆積す
る。
基板1上の全面にサイドウォール用導電膜20を堆積す
る。
【0012】次に、図9(b)に示すように、サイドウ
ォール用導電膜20をエッチングしてサイドウォール1
1を形成する。
ォール用導電膜20をエッチングしてサイドウォール1
1を形成する。
【0013】次に、図9(c)に示すように、第1、第
2の導電膜10、12、並びにサイドウォール11をマ
スクとして、上記層間絶縁膜91及び92を続けて選択
的にエッチングして、ドレイン領域6に達する接続孔9
1a及び92aからなる接続孔9aを形成する。続い
て、シリコン基板1上の全面に、第3の導電膜13を堆
積する。さらに、第3の導電膜13上にレジストマスク
を写真製版技術により形成し、このレジストマスクを用
いて、第3、第1の導電膜13、10、スペーサ膜18
及び第2の導電膜12をこの順にエッチングする。
2の導電膜10、12、並びにサイドウォール11をマ
スクとして、上記層間絶縁膜91及び92を続けて選択
的にエッチングして、ドレイン領域6に達する接続孔9
1a及び92aからなる接続孔9aを形成する。続い
て、シリコン基板1上の全面に、第3の導電膜13を堆
積する。さらに、第3の導電膜13上にレジストマスク
を写真製版技術により形成し、このレジストマスクを用
いて、第3、第1の導電膜13、10、スペーサ膜18
及び第2の導電膜12をこの順にエッチングする。
【0014】その後、ウェットエッチングによりスペー
サ膜18を選択的に除去し下部電極14を形成する。続
いて、下部電極14の表面に誘電体膜を形成し、さら
に、上部電極を形成してフィン型の容量素子を形成する
ことにより半導体記憶装置を得る。
サ膜18を選択的に除去し下部電極14を形成する。続
いて、下部電極14の表面に誘電体膜を形成し、さら
に、上部電極を形成してフィン型の容量素子を形成する
ことにより半導体記憶装置を得る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記したよ
うな従来のフィン型キャパシタを備えた半導体記憶装置
においては、その製造時において、サイドウォール11
が形成されるべき第1、2の導電膜10、12及びスペ
ーサ膜18が有する、ホール10a、12a及び18a
の形成工程において、各形成工程毎にエッチング用のチ
ャンバー又はエッチング用のガス系を変える必要があ
り、フィンの数が増すとその数の二倍の異方性エッチン
グ工程が必要となるため、製造工程が複雑となり、か
つ、製造時間が長くなり、そのため製造コストの増大を
招くといった問題を生じていた。
うな従来のフィン型キャパシタを備えた半導体記憶装置
においては、その製造時において、サイドウォール11
が形成されるべき第1、2の導電膜10、12及びスペ
ーサ膜18が有する、ホール10a、12a及び18a
の形成工程において、各形成工程毎にエッチング用のチ
ャンバー又はエッチング用のガス系を変える必要があ
り、フィンの数が増すとその数の二倍の異方性エッチン
グ工程が必要となるため、製造工程が複雑となり、か
つ、製造時間が長くなり、そのため製造コストの増大を
招くといった問題を生じていた。
【0016】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、所望のキャパシタ容量を確保しつつ素子の微
細化が可能であるとともに、製造コストの低減をも実現
できる半導体記憶装置を得ることを目的とするものであ
る。
のであり、所望のキャパシタ容量を確保しつつ素子の微
細化が可能であるとともに、製造コストの低減をも実現
できる半導体記憶装置を得ることを目的とするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、半導体基板の一主面に形成されたトランジス
タと、上記トランジスタのソース又はドレイン領域に接
続された下部電極、及び、当該下部電極と誘電体膜を挟
んで対向する上部電極を有する、上記半導体基板の主面
上に形成された容量素子とを備え、上記下部電極は、上
記ソース又はドレイン領域上において、上記半導体基板
の主面に実質的に垂直に開口する第1の貫通孔を有する
第1の導電膜、上記第1の貫通孔の内壁に接する筒状導
電体、上記第1の導電膜との間隔を有するように形成さ
れ、上記第1の貫通孔を上記半導体基板の主面に実質的
に垂直に延長した位置に設けられた第2の貫通孔を有す
る第2の導電膜、上記ソース又はドレイン領域に接する
とともに、上記筒状導電体及び第2の導電膜に接するよ
うに形成された第3の導電膜を有することを特徴とする
ものである。
憶装置は、半導体基板の一主面に形成されたトランジス
タと、上記トランジスタのソース又はドレイン領域に接
続された下部電極、及び、当該下部電極と誘電体膜を挟
んで対向する上部電極を有する、上記半導体基板の主面
上に形成された容量素子とを備え、上記下部電極は、上
記ソース又はドレイン領域上において、上記半導体基板
の主面に実質的に垂直に開口する第1の貫通孔を有する
第1の導電膜、上記第1の貫通孔の内壁に接する筒状導
電体、上記第1の導電膜との間隔を有するように形成さ
れ、上記第1の貫通孔を上記半導体基板の主面に実質的
に垂直に延長した位置に設けられた第2の貫通孔を有す
る第2の導電膜、上記ソース又はドレイン領域に接する
とともに、上記筒状導電体及び第2の導電膜に接するよ
うに形成された第3の導電膜を有することを特徴とする
ものである。
【0018】又、上記ソース又はドレイン領域上に形成
された絶縁膜を備え、第1の導電膜及び第2の導電膜の
内の下層の導電膜が、上記絶縁膜に接して、その上に堆
積されていることを特徴とするものである。
された絶縁膜を備え、第1の導電膜及び第2の導電膜の
内の下層の導電膜が、上記絶縁膜に接して、その上に堆
積されていることを特徴とするものである。
【0019】又、上記筒状導電体は最下部において第2
の導電膜に接することを特徴とするものである。
の導電膜に接することを特徴とするものである。
【0020】又、上記第1の貫通孔は、第2の貫通孔よ
りも開口径が大きいことを特徴とするものである。
りも開口径が大きいことを特徴とするものである。
【0021】又、上記第1の導電膜は、第2の導電膜の
上層に位置することを特徴とするものである。
上層に位置することを特徴とするものである。
【0022】又、上記第2の貫通孔は、第1の貫通孔よ
りも開口径が大きいことを特徴とするものである。
りも開口径が大きいことを特徴とするものである。
【0023】又、上記第2の導電膜は、第1の導電膜の
上層に位置することを特徴とするものである。
上層に位置することを特徴とするものである。
【0024】この発明に係る半導体記憶装置の製造方法
は、下部電極、及び当該下部電極と誘電体膜を挟んで対
向する上部電極を有する容量素子を備えた半導体記憶装
置の製造方法において、半導体基板の一主面にトランジ
スタを形成する工程と、上記トランジスタのソース又は
ドレイン領域上に絶縁膜を形成する工程と、上記絶縁膜
上に第2の導電膜、スペーサ膜、及び第1の導電膜をこ
の順に堆積する工程と、異方性エッチングにより、上記
第1の導電膜に上記ソース又はドレイン領域上に開口す
る貫通孔を形成する工程と、上記第1の導電膜をマスク
とする異方性エッチングにより、上記スペーサ膜に貫通
孔を形成する工程と、上記第1の導電膜及びスペーサ膜
に形成された貫通孔の内部を含む上記半導体基板の主面
上に、側壁導電膜を堆積する工程と、上記側壁導電膜及
び第2の導電膜を異方性エッチングして、上記第1の導
電膜及びスペーサ膜に形成された貫通孔の内壁に接する
筒状導電体を形成するとともに、上記第2の導電膜に貫
通孔を形成する工程と、上記第1及び第2の導電膜並び
に筒状導電体をマスクとする異方性エッチングにより、
上記絶縁膜に上記ソース又はドレイン領域に達する接続
孔を形成する工程と、上記接続孔の内部を含む上記半導
体基板の主面上に、第3の導電膜を堆積する工程と、上
記第1ないし3の導電膜を加工して上記下部電極を形成
する工程とを含むものである。
は、下部電極、及び当該下部電極と誘電体膜を挟んで対
向する上部電極を有する容量素子を備えた半導体記憶装
置の製造方法において、半導体基板の一主面にトランジ
スタを形成する工程と、上記トランジスタのソース又は
ドレイン領域上に絶縁膜を形成する工程と、上記絶縁膜
上に第2の導電膜、スペーサ膜、及び第1の導電膜をこ
の順に堆積する工程と、異方性エッチングにより、上記
第1の導電膜に上記ソース又はドレイン領域上に開口す
る貫通孔を形成する工程と、上記第1の導電膜をマスク
とする異方性エッチングにより、上記スペーサ膜に貫通
孔を形成する工程と、上記第1の導電膜及びスペーサ膜
に形成された貫通孔の内部を含む上記半導体基板の主面
上に、側壁導電膜を堆積する工程と、上記側壁導電膜及
び第2の導電膜を異方性エッチングして、上記第1の導
電膜及びスペーサ膜に形成された貫通孔の内壁に接する
筒状導電体を形成するとともに、上記第2の導電膜に貫
通孔を形成する工程と、上記第1及び第2の導電膜並び
に筒状導電体をマスクとする異方性エッチングにより、
上記絶縁膜に上記ソース又はドレイン領域に達する接続
孔を形成する工程と、上記接続孔の内部を含む上記半導
体基板の主面上に、第3の導電膜を堆積する工程と、上
記第1ないし3の導電膜を加工して上記下部電極を形成
する工程とを含むものである。
【0025】又、下部電極、及び当該下部電極と誘電体
膜を挟んで対向する上部電極を有する容量素子を備えた
半導体記憶装置の製造方法において、半導体基板の一主
面にトランジスタを形成する工程と、上記トランジスタ
のソース又はドレイン領域上に絶縁膜を形成する工程
と、上記絶縁膜上に第1の導電膜を堆積する工程と、異
方性エッチングにより、上記第1の導電膜に上記ソース
又はドレイン領域上に開口する貫通孔を形成する工程
と、上記第1の導電膜に形成された貫通孔の内部を含む
上記半導体基板の主面上に、側壁導電膜を堆積する工程
と、上記側壁導電膜を異方性エッチングして、上記第1
の導電膜に形成された貫通孔の内壁に接する筒状導電体
を形成する工程と、上記半導体基板の主面上にスペーサ
膜及び第2の導電膜をこの順に堆積する工程と、写真製
版技術により、上記半導体基板の主面に垂直な方向から
見た場合に、上記筒状導電体の最下部における内壁を囲
むような形状のマスクを、上記第2の導電膜上に形成す
る工程と、上記マスクを用いた異方性エッチングによ
り、上記第2の導電膜に貫通孔を形成する工程と、上記
マスクを用いて上記スペーサ膜及び絶縁膜を異方性エッ
チングして、上記スペーサ膜に貫通孔を形成するととも
に、上記絶縁膜に上記ソース又はドレイン領域に達する
接続孔を形成する工程と、上記接続孔の内部を含む上記
半導体基板の主面上に、第3の導電膜を堆積する工程
と、上記第1ないし3の導電膜を加工して上記下部電極
を形成する工程とを含むものである。
膜を挟んで対向する上部電極を有する容量素子を備えた
半導体記憶装置の製造方法において、半導体基板の一主
面にトランジスタを形成する工程と、上記トランジスタ
のソース又はドレイン領域上に絶縁膜を形成する工程
と、上記絶縁膜上に第1の導電膜を堆積する工程と、異
方性エッチングにより、上記第1の導電膜に上記ソース
又はドレイン領域上に開口する貫通孔を形成する工程
と、上記第1の導電膜に形成された貫通孔の内部を含む
上記半導体基板の主面上に、側壁導電膜を堆積する工程
と、上記側壁導電膜を異方性エッチングして、上記第1
の導電膜に形成された貫通孔の内壁に接する筒状導電体
を形成する工程と、上記半導体基板の主面上にスペーサ
膜及び第2の導電膜をこの順に堆積する工程と、写真製
版技術により、上記半導体基板の主面に垂直な方向から
見た場合に、上記筒状導電体の最下部における内壁を囲
むような形状のマスクを、上記第2の導電膜上に形成す
る工程と、上記マスクを用いた異方性エッチングによ
り、上記第2の導電膜に貫通孔を形成する工程と、上記
マスクを用いて上記スペーサ膜及び絶縁膜を異方性エッ
チングして、上記スペーサ膜に貫通孔を形成するととも
に、上記絶縁膜に上記ソース又はドレイン領域に達する
接続孔を形成する工程と、上記接続孔の内部を含む上記
半導体基板の主面上に、第3の導電膜を堆積する工程
と、上記第1ないし3の導電膜を加工して上記下部電極
を形成する工程とを含むものである。
【0026】又、上記第1ないし3の導電膜を加工して
下部電極を形成する工程は、同一形状のマスクを用いて
上記第1ないし3の導電膜及びスペーサ膜を異方性エッ
チングする工程を含むことを特徴とするものである。
下部電極を形成する工程は、同一形状のマスクを用いて
上記第1ないし3の導電膜及びスペーサ膜を異方性エッ
チングする工程を含むことを特徴とするものである。
【0027】又、上記第1ないし3の導電膜を加工して
下部電極を形成する工程は、ウェットエッチングにより
スペーサ膜を除去する工程を含むことを特徴とするもの
である。
下部電極を形成する工程は、ウェットエッチングにより
スペーサ膜を除去する工程を含むことを特徴とするもの
である。
【0028】
実施の形態1.以下に、この発明の実施の形態1につい
て、図1ないし図3に基づいて説明する。図1はこの発
明の実施の形態1における半導体記憶装置の構造を示す
要部断面図である。図1において、1は例えばP型のシ
リコン基板、2はシリコン基板1の主面上に、例えばL
OCOS(Local Oxidation of S
iicon)法を用いて形成された素子分離膜である。
て、図1ないし図3に基づいて説明する。図1はこの発
明の実施の形態1における半導体記憶装置の構造を示す
要部断面図である。図1において、1は例えばP型のシ
リコン基板、2はシリコン基板1の主面上に、例えばL
OCOS(Local Oxidation of S
iicon)法を用いて形成された素子分離膜である。
【0029】3は例えば熱酸化膜からなるゲート絶縁膜
4を介してシリコン基板1上に形成されるとともに、ワ
ード線の一部をなすゲート電極であり、例えば下層の多
結晶シリコン膜3aと上層のタングステンシリサイド膜
3bとからなる積層構造体により構成される。
4を介してシリコン基板1上に形成されるとともに、ワ
ード線の一部をなすゲート電極であり、例えば下層の多
結晶シリコン膜3aと上層のタングステンシリサイド膜
3bとからなる積層構造体により構成される。
【0030】5、6はシリコン基板1の主面に形成され
た例えばN型のソース、ドレイン領域であり、互いに上
記ゲート電極3の下において、当該ゲート電極3を挟ん
で対向するように形成されている。7は上記シリコン基
板1の主面の素子分離膜2に囲まれた領域に形成され、
ゲート電極3、ゲート絶縁膜4、及びソース、ドレイン
領域5、6を有するNチャネル型のMOS電界効果型ト
ランジスタである。
た例えばN型のソース、ドレイン領域であり、互いに上
記ゲート電極3の下において、当該ゲート電極3を挟ん
で対向するように形成されている。7は上記シリコン基
板1の主面の素子分離膜2に囲まれた領域に形成され、
ゲート電極3、ゲート絶縁膜4、及びソース、ドレイン
領域5、6を有するNチャネル型のMOS電界効果型ト
ランジスタである。
【0031】8はソース領域5に接触するように形成さ
れたビット線であり、例えば下層の多結晶シリコン膜8
aと上層のタングステンシリサイド膜8bとからなる積
層構造体により構成されている。
れたビット線であり、例えば下層の多結晶シリコン膜8
aと上層のタングステンシリサイド膜8bとからなる積
層構造体により構成されている。
【0032】9はドレイン領域6表面に開口する接続孔
9aを備え、ソース、ドレイン領域5、6上に形成され
た例えばシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜であり、例
えば、ワード線3上に形成されるとともにビット線8が
その上層に形成されている第1の層間絶縁膜91と、当
該ビット線8上に形成された第2の層間絶縁膜92によ
り構成される。ここで、上記接続孔9aは、第1の層間
絶縁膜91に形成された接続孔の一部91aと、第2の
層間絶縁膜92に形成された接続孔の一部92aにより
構成されている。
9aを備え、ソース、ドレイン領域5、6上に形成され
た例えばシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜であり、例
えば、ワード線3上に形成されるとともにビット線8が
その上層に形成されている第1の層間絶縁膜91と、当
該ビット線8上に形成された第2の層間絶縁膜92によ
り構成される。ここで、上記接続孔9aは、第1の層間
絶縁膜91に形成された接続孔の一部91aと、第2の
層間絶縁膜92に形成された接続孔の一部92aにより
構成されている。
【0033】14は接続孔9aを介してドレイン領域6
に接続される下部電極であり、以下に詳細する第1の導
電膜10、筒状導電体11、及び第2、第3の導電膜1
2、13を有する。
に接続される下部電極であり、以下に詳細する第1の導
電膜10、筒状導電体11、及び第2、第3の導電膜1
2、13を有する。
【0034】ここで、第1の導電膜10は例えば多結晶
シリコン膜からなる導電体であり、ドレイン領域6上に
おいて上記シリコン基板1の主面に実質的に垂直に開口
する第1の貫通孔10aを有する。又、筒状導電体11
は第1の貫通孔10aの内壁に接するとともに、最下部
において第2の導電膜12と接触する、例えば多結晶シ
リコン膜からなる導電体である。第2の導電膜12は層
間絶縁膜9に接して、その上に形成されるとともに、第
1の導電膜10との間隔を有するように、当該第1の導
電膜10の下に形成された例えば多結晶シリコン膜から
なる導電体であり、上記第1の貫通孔10aをシリコン
基板1の主面に実質的に垂直に延長した位置に設けられ
た第2の貫通孔12aを備えている。第3の導電膜13
はドレイン領域6に接し、接続孔9aを介して第1の導
電膜10上に延在する例えば多結晶シリコン膜からなる
導電体である。
シリコン膜からなる導電体であり、ドレイン領域6上に
おいて上記シリコン基板1の主面に実質的に垂直に開口
する第1の貫通孔10aを有する。又、筒状導電体11
は第1の貫通孔10aの内壁に接するとともに、最下部
において第2の導電膜12と接触する、例えば多結晶シ
リコン膜からなる導電体である。第2の導電膜12は層
間絶縁膜9に接して、その上に形成されるとともに、第
1の導電膜10との間隔を有するように、当該第1の導
電膜10の下に形成された例えば多結晶シリコン膜から
なる導電体であり、上記第1の貫通孔10aをシリコン
基板1の主面に実質的に垂直に延長した位置に設けられ
た第2の貫通孔12aを備えている。第3の導電膜13
はドレイン領域6に接し、接続孔9aを介して第1の導
電膜10上に延在する例えば多結晶シリコン膜からなる
導電体である。
【0035】17は上記下部電極14と、この下部電極
14と誘電体膜15を挟んで対向する上部電極16を有
する、シリコン基板1上に形成された容量素子である。
14と誘電体膜15を挟んで対向する上部電極16を有
する、シリコン基板1上に形成された容量素子である。
【0036】つぎに、このように構成された半導体記憶
装置の製造方法について図2及び図3を用いて説明す
る。図2及び図3はこの順に半導体記憶装置の製造方法
を工程順に示した要部断面図である。
装置の製造方法について図2及び図3を用いて説明す
る。図2及び図3はこの順に半導体記憶装置の製造方法
を工程順に示した要部断面図である。
【0037】まず、図2(a)に示すように、例えばP
型のシリコン基板1の一主面の所望の位置に、例えばL
OCOS法を用いて0.4μm程度の厚さの素子分離膜
2を形成し、シリコン基板1の表面に例えば熱酸化法に
より0.01μm程度のシリコン酸化膜からなるゲート
絶縁膜4を形成し、その上にゲート電極3となる例えば
多結晶シリコン膜3a及びタングステンシリサイド膜3
bを、この順にCVD(Chemical Vapor
Deposition)法を用いて堆積し、通常の写
真製版技術及び異方性エッチング技術を用いて所望の形
状にパターニングして、ワード線の一部をなすゲート電
極3を形成する。
型のシリコン基板1の一主面の所望の位置に、例えばL
OCOS法を用いて0.4μm程度の厚さの素子分離膜
2を形成し、シリコン基板1の表面に例えば熱酸化法に
より0.01μm程度のシリコン酸化膜からなるゲート
絶縁膜4を形成し、その上にゲート電極3となる例えば
多結晶シリコン膜3a及びタングステンシリサイド膜3
bを、この順にCVD(Chemical Vapor
Deposition)法を用いて堆積し、通常の写
真製版技術及び異方性エッチング技術を用いて所望の形
状にパターニングして、ワード線の一部をなすゲート電
極3を形成する。
【0038】続いて、このワード線3及び素子分離膜2
をマスクとして、例えばリン又はヒ素のイオン注入を行
い、N型のソース領域5及びドレイン領域6をシリコン
基板1の主面に形成し、Nチャネル型のMOS電界効果
型トランジスタ7を得る。
をマスクとして、例えばリン又はヒ素のイオン注入を行
い、N型のソース領域5及びドレイン領域6をシリコン
基板1の主面に形成し、Nチャネル型のMOS電界効果
型トランジスタ7を得る。
【0039】次に、図2(b)に示すように、シリコン
基板1上の全面に、例えばCVD法を用いてTEOS
(Tetra−Ethyle−Ortho Silic
ate)酸化膜からなる層間絶縁膜91を形成し、通常
の写真製版技術及び異方性エッチング技術を用いて、こ
の層間絶縁膜91にソース領域5表面に開口する接続孔
を形成し、この接続孔を含むシリコン基板1上にビット
線8となる例えば多結晶シリコン膜8a及び低抵抗化の
ためのタングステンシリサイド膜8bを、この順にCV
D法を用いて堆積し、通常の写真製版技術を用いて所望
の形状にパターニングしてビット線8を形成する。
基板1上の全面に、例えばCVD法を用いてTEOS
(Tetra−Ethyle−Ortho Silic
ate)酸化膜からなる層間絶縁膜91を形成し、通常
の写真製版技術及び異方性エッチング技術を用いて、こ
の層間絶縁膜91にソース領域5表面に開口する接続孔
を形成し、この接続孔を含むシリコン基板1上にビット
線8となる例えば多結晶シリコン膜8a及び低抵抗化の
ためのタングステンシリサイド膜8bを、この順にCV
D法を用いて堆積し、通常の写真製版技術を用いて所望
の形状にパターニングしてビット線8を形成する。
【0040】続いて、シリコン基板1上の全面に、例え
ばCVD法を用いてTEOS酸化膜からなる層間絶縁膜
92、例えば不純物を含有した多結晶シリコン膜からな
る、厚さが0.1μm程度の第2の導電膜12、例えば
BPSG(Boro−Phospho Silicat
e Glass)膜からなる、厚さが0.1μm程度の
スペーサ膜18、及び例えば不純物を含有した多結晶シ
リコン膜からなる、厚さが0.2μm程度の第1の導電
膜10をこの順に堆積する。
ばCVD法を用いてTEOS酸化膜からなる層間絶縁膜
92、例えば不純物を含有した多結晶シリコン膜からな
る、厚さが0.1μm程度の第2の導電膜12、例えば
BPSG(Boro−Phospho Silicat
e Glass)膜からなる、厚さが0.1μm程度の
スペーサ膜18、及び例えば不純物を含有した多結晶シ
リコン膜からなる、厚さが0.2μm程度の第1の導電
膜10をこの順に堆積する。
【0041】次に、図2(c)に示すように、第1の導
電膜10上に写真製版技術を用いてドレイン領域6上に
開口するホールを有するフォトレジストからなるマスク
19を形成する。この時、ホールの開口径は写真製版技
術における下限値としても良いが、焦点深度(DOF:
Depth of Focus)などのプロセス裕度を
確保するため、例えばKrF(Krypton−Flu
oride)エキシマレーザーを用いた写真製版技術の
場合には、0.3μm程度の開口径とする。
電膜10上に写真製版技術を用いてドレイン領域6上に
開口するホールを有するフォトレジストからなるマスク
19を形成する。この時、ホールの開口径は写真製版技
術における下限値としても良いが、焦点深度(DOF:
Depth of Focus)などのプロセス裕度を
確保するため、例えばKrF(Krypton−Flu
oride)エキシマレーザーを用いた写真製版技術の
場合には、0.3μm程度の開口径とする。
【0042】続いて、レジストマスク19を用いた反応
性イオンエッチング(RIE:Reactive Io
n Etching)技術により、上記第1の導電膜1
0を選択的にエッチングして開口径約0.3μmのホー
ル10aを形成する。
性イオンエッチング(RIE:Reactive Io
n Etching)技術により、上記第1の導電膜1
0を選択的にエッチングして開口径約0.3μmのホー
ル10aを形成する。
【0043】次に、図2(d)に示すように、レジスト
マスク19をアッシング技術により除去し、上記ホール
が形成された第1の導電膜10をマスクとする反応性イ
オンエッチング技術により、スペーサ膜18を選択的に
エッチングして開口径約0.3μmのホール18aを形
成する。
マスク19をアッシング技術により除去し、上記ホール
が形成された第1の導電膜10をマスクとする反応性イ
オンエッチング技術により、スペーサ膜18を選択的に
エッチングして開口径約0.3μmのホール18aを形
成する。
【0044】次に、図3(a)に示すように、シリコン
基板1上の全面に、例えばCVD法を用いて不純物を含
有した多結晶シリコン膜からなる、後の工程において筒
状導電体11となる側壁導電膜20を0.075μm程
度の厚さに堆積する。
基板1上の全面に、例えばCVD法を用いて不純物を含
有した多結晶シリコン膜からなる、後の工程において筒
状導電体11となる側壁導電膜20を0.075μm程
度の厚さに堆積する。
【0045】次に、図3(b)に示すように、反応性イ
オンエッチング技術により、上記側壁導電膜20をエッ
チングして筒状導電体11を形成するとともに、さらに
エッチングを続けて、第2の導電膜12を選択的にエッ
チングすることによりホール12aを形成する。ここ
で、筒状導電体11のシリコン基板1に垂直な方向の断
面の、最下部における片側の厚さは約0.075μmで
ある。
オンエッチング技術により、上記側壁導電膜20をエッ
チングして筒状導電体11を形成するとともに、さらに
エッチングを続けて、第2の導電膜12を選択的にエッ
チングすることによりホール12aを形成する。ここ
で、筒状導電体11のシリコン基板1に垂直な方向の断
面の、最下部における片側の厚さは約0.075μmで
ある。
【0046】次に、図3(c)に示すように、第1、第
2の導電膜10、12、並びに筒状導電体11をマスク
として用いた反応性イオンエッチング技術により、上記
層間絶縁膜91及び92を続けて選択的にエッチングし
て、ドレイン領域6に達する接続孔91a及び92aか
らなる接続孔9aを形成する。ここで、接続孔9aの開
口径は約0.15μmであり、KrFエキシマレーザー
を用いた写真製版技術により形成できる限界の開口径よ
りも、小さな開口径の接続孔9aを形成することができ
る。
2の導電膜10、12、並びに筒状導電体11をマスク
として用いた反応性イオンエッチング技術により、上記
層間絶縁膜91及び92を続けて選択的にエッチングし
て、ドレイン領域6に達する接続孔91a及び92aか
らなる接続孔9aを形成する。ここで、接続孔9aの開
口径は約0.15μmであり、KrFエキシマレーザー
を用いた写真製版技術により形成できる限界の開口径よ
りも、小さな開口径の接続孔9aを形成することができ
る。
【0047】続いて、シリコン基板1上の全面に、例え
ばCVD法を用いて不純物を含有した多結晶シリコン膜
からなる第3の導電膜13を、0.5μm程度の厚さに
堆積する。さらに、第3の導電膜13上にレジストマス
クを写真製版技術により形成し、このレジストマスクを
用いた反応性イオンエッチング技術により、第3、第1
の導電膜13、10、スペーサ膜18及び第2の導電膜
12をこの順にエッチングする。
ばCVD法を用いて不純物を含有した多結晶シリコン膜
からなる第3の導電膜13を、0.5μm程度の厚さに
堆積する。さらに、第3の導電膜13上にレジストマス
クを写真製版技術により形成し、このレジストマスクを
用いた反応性イオンエッチング技術により、第3、第1
の導電膜13、10、スペーサ膜18及び第2の導電膜
12をこの順にエッチングする。
【0048】その後、HFの蒸気を用いたウェット洗浄
技術を用いて、BPSG膜からなるスペーサ膜18を選
択的に除去し下部電極14を形成する。続いて、例えば
CVD法により下部電極14の表面に誘電体膜15を形
成し、さらに、例えばCVD法を用いて多結晶シリコン
膜を0.15μm程度成長させて上部電極16を形成し
て、積層型の容量素子17を形成することにより、図1
に示した半導体記憶装置を得る。
技術を用いて、BPSG膜からなるスペーサ膜18を選
択的に除去し下部電極14を形成する。続いて、例えば
CVD法により下部電極14の表面に誘電体膜15を形
成し、さらに、例えばCVD法を用いて多結晶シリコン
膜を0.15μm程度成長させて上部電極16を形成し
て、積層型の容量素子17を形成することにより、図1
に示した半導体記憶装置を得る。
【0049】本実施の形態1においては、素子の微細化
に伴うキャパシタ容量の低減を抑制でき、かつ、従来に
比べて、異方性エッチングの回数の低減により、製造コ
ストの削減及び製造時間の短縮を図ることができるとい
う効果を有する。
に伴うキャパシタ容量の低減を抑制でき、かつ、従来に
比べて、異方性エッチングの回数の低減により、製造コ
ストの削減及び製造時間の短縮を図ることができるとい
う効果を有する。
【0050】具体的には、筒状導電体11の形成とホー
ル12aの形成を、1回の異方性エッチング工程におい
て達成でき、そのため、従来の場合に比べて工程数を削
減できる。
ル12aの形成を、1回の異方性エッチング工程におい
て達成でき、そのため、従来の場合に比べて工程数を削
減できる。
【0051】実施の形態2.以下に、この発明の実施の
形態2について、図4ないし図6に基づいて説明する。
図4はこの発明の実施の形態2における半導体記憶装置
の構造を示す要部断面図である。図4において、1は例
えばP型のシリコン基板、2はシリコン基板1の主面上
に、例えばLOCOS法を用いて形成された素子分離膜
である。
形態2について、図4ないし図6に基づいて説明する。
図4はこの発明の実施の形態2における半導体記憶装置
の構造を示す要部断面図である。図4において、1は例
えばP型のシリコン基板、2はシリコン基板1の主面上
に、例えばLOCOS法を用いて形成された素子分離膜
である。
【0052】3は例えば熱酸化膜からなるゲート絶縁膜
4を介してシリコン基板1上に形成されるとともに、ワ
ード線の一部をなすゲート電極であり、例えば下層の多
結晶シリコン膜3aと上層のタングステンシリサイド膜
3bとからなる積層構造体により構成される。
4を介してシリコン基板1上に形成されるとともに、ワ
ード線の一部をなすゲート電極であり、例えば下層の多
結晶シリコン膜3aと上層のタングステンシリサイド膜
3bとからなる積層構造体により構成される。
【0053】5、6はシリコン基板1の主面に形成され
た例えばN型のソース、ドレイン領域であり、互いに上
記ゲート電極3の下において、当該ゲート電極3を挟ん
で対向するように形成されている。7は上記シリコン基
板1の主面の素子分離膜2に囲まれた領域に形成され、
ゲート電極3、ゲート絶縁膜4、及びソース、ドレイン
領域5、6を有するNチャネル型のMOS電界効果型ト
ランジスタである。
た例えばN型のソース、ドレイン領域であり、互いに上
記ゲート電極3の下において、当該ゲート電極3を挟ん
で対向するように形成されている。7は上記シリコン基
板1の主面の素子分離膜2に囲まれた領域に形成され、
ゲート電極3、ゲート絶縁膜4、及びソース、ドレイン
領域5、6を有するNチャネル型のMOS電界効果型ト
ランジスタである。
【0054】8はソース領域5に接触するように形成さ
れたビット線であり、例えば下層の多結晶シリコン膜8
aと上層のタングステンシリサイド膜8bとからなる積
層構造体により構成されている。
れたビット線であり、例えば下層の多結晶シリコン膜8
aと上層のタングステンシリサイド膜8bとからなる積
層構造体により構成されている。
【0055】9はドレイン領域6表面に開口する接続孔
9aを備え、ソース、ドレイン領域5、6上に形成され
た例えばシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜であり、例
えば、ワード線3上に形成されるとともにビット線8が
その上層に形成されている第1の層間絶縁膜91と、当
該ビット線8上に形成された第2の層間絶縁膜92によ
り構成される。ここで、上記接続孔9aは、第1の層間
絶縁膜91に形成された接続孔の一部91aと、第2の
層間絶縁膜92に形成された接続孔の一部92aにより
構成されている。
9aを備え、ソース、ドレイン領域5、6上に形成され
た例えばシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜であり、例
えば、ワード線3上に形成されるとともにビット線8が
その上層に形成されている第1の層間絶縁膜91と、当
該ビット線8上に形成された第2の層間絶縁膜92によ
り構成される。ここで、上記接続孔9aは、第1の層間
絶縁膜91に形成された接続孔の一部91aと、第2の
層間絶縁膜92に形成された接続孔の一部92aにより
構成されている。
【0056】14は接続孔9aを介してドレイン領域6
に接続される下部電極であり、以下に詳細する第1の導
電膜10、筒状導電体11、及び第2、第3の導電膜1
2、13を有する。
に接続される下部電極であり、以下に詳細する第1の導
電膜10、筒状導電体11、及び第2、第3の導電膜1
2、13を有する。
【0057】ここで、第1の導電膜10はドレイン領域
6上において上記シリコン基板1の主面に実質的に垂直
に開口する第1の貫通孔10aを有し、層間絶縁膜9に
接して、その上に形成された例えば多結晶シリコン膜か
らなる導電体である。又、筒状導電体11は第1の貫通
孔10aの内壁に接する、例えば多結晶シリコン膜から
なる導電体である。第2の導電膜12は第1の導電膜1
0との間隔を有するように、その上に形成された例えば
多結晶シリコン膜からなる導電体であり、上記第1の貫
通孔10aをシリコン基板1の主面に実質的に垂直に延
長した位置に設けられた第2の貫通孔12aを備えてい
る。第3の導電膜13はドレイン領域6に接し、接続孔
9aを介して第2の導電膜12上に延在する例えば多結
晶シリコン膜からなる導電体である。
6上において上記シリコン基板1の主面に実質的に垂直
に開口する第1の貫通孔10aを有し、層間絶縁膜9に
接して、その上に形成された例えば多結晶シリコン膜か
らなる導電体である。又、筒状導電体11は第1の貫通
孔10aの内壁に接する、例えば多結晶シリコン膜から
なる導電体である。第2の導電膜12は第1の導電膜1
0との間隔を有するように、その上に形成された例えば
多結晶シリコン膜からなる導電体であり、上記第1の貫
通孔10aをシリコン基板1の主面に実質的に垂直に延
長した位置に設けられた第2の貫通孔12aを備えてい
る。第3の導電膜13はドレイン領域6に接し、接続孔
9aを介して第2の導電膜12上に延在する例えば多結
晶シリコン膜からなる導電体である。
【0058】17は上記下部電極14と、この下部電極
14と誘電体膜15を挟んで対向する上部電極16を有
する、シリコン基板1上に形成された容量素子である。
14と誘電体膜15を挟んで対向する上部電極16を有
する、シリコン基板1上に形成された容量素子である。
【0059】つぎに、このように構成された半導体記憶
装置の製造方法について図5及び図6を用いて説明す
る。図5及び図6はこの順に半導体記憶装置の製造方法
を工程順に示した要部断面図である。
装置の製造方法について図5及び図6を用いて説明す
る。図5及び図6はこの順に半導体記憶装置の製造方法
を工程順に示した要部断面図である。
【0060】まず、図5(a)に示すように、例えばP
型のシリコン基板1の一主面の所望の位置に、例えばL
OCOS法を用いて0.4μm程度の厚さの素子分離膜
2を形成し、シリコン基板1の表面に例えば熱酸化法に
より0.01μm程度のシリコン酸化膜からなるゲート
絶縁膜4を形成し、その上にゲート電極3となる例えば
多結晶シリコン膜3a及びタングステンシリサイド膜3
bを、この順にCVD法を用いて堆積し、通常の写真製
版技術及び異方性エッチング技術を用いて所望の形状に
パターニングして、ワード線の一部をなすゲート電極3
を形成する。
型のシリコン基板1の一主面の所望の位置に、例えばL
OCOS法を用いて0.4μm程度の厚さの素子分離膜
2を形成し、シリコン基板1の表面に例えば熱酸化法に
より0.01μm程度のシリコン酸化膜からなるゲート
絶縁膜4を形成し、その上にゲート電極3となる例えば
多結晶シリコン膜3a及びタングステンシリサイド膜3
bを、この順にCVD法を用いて堆積し、通常の写真製
版技術及び異方性エッチング技術を用いて所望の形状に
パターニングして、ワード線の一部をなすゲート電極3
を形成する。
【0061】続いて、このワード線3及び素子分離膜2
をマスクとして、例えばリン又はヒ素のイオン注入を行
い、N型のソース領域5及びドレイン領域6をシリコン
基板1の主面に形成し、Nチャネル型のMOS電界効果
型トランジスタ7を得る。
をマスクとして、例えばリン又はヒ素のイオン注入を行
い、N型のソース領域5及びドレイン領域6をシリコン
基板1の主面に形成し、Nチャネル型のMOS電界効果
型トランジスタ7を得る。
【0062】次に、図5(b)に示すように、シリコン
基板1上の全面に、例えばCVD法を用いてTEOS酸
化膜からなる層間絶縁膜91を形成し、通常の写真製版
技術及び異方性エッチング技術を用いて、この層間絶縁
膜91にソース領域5表面に開口する接続孔を形成し、
この接続孔を含むシリコン基板1上にビット線8となる
例えば多結晶シリコン膜8a及び低抵抗化のためのタン
グステンシリサイド膜8bを、この順にCVD法を用い
て堆積し、通常の写真製版技術を用いて所望の形状にパ
ターニングしてビット線8を形成する。
基板1上の全面に、例えばCVD法を用いてTEOS酸
化膜からなる層間絶縁膜91を形成し、通常の写真製版
技術及び異方性エッチング技術を用いて、この層間絶縁
膜91にソース領域5表面に開口する接続孔を形成し、
この接続孔を含むシリコン基板1上にビット線8となる
例えば多結晶シリコン膜8a及び低抵抗化のためのタン
グステンシリサイド膜8bを、この順にCVD法を用い
て堆積し、通常の写真製版技術を用いて所望の形状にパ
ターニングしてビット線8を形成する。
【0063】続いて、シリコン基板1上の全面に、例え
ばCVD法を用いてTEOS酸化膜からなる層間絶縁膜
92、及び、例えば不純物を含有した多結晶シリコン膜
からなる、厚さが0.1μm程度の第1の導電膜10を
この順に堆積し、第1の導電膜10上に写真製版技術を
用いてドレイン領域6上に開口するホールを有するフォ
トレジストからなるマスク21を形成する。
ばCVD法を用いてTEOS酸化膜からなる層間絶縁膜
92、及び、例えば不純物を含有した多結晶シリコン膜
からなる、厚さが0.1μm程度の第1の導電膜10を
この順に堆積し、第1の導電膜10上に写真製版技術を
用いてドレイン領域6上に開口するホールを有するフォ
トレジストからなるマスク21を形成する。
【0064】この時、ホールの開口径は写真製版技術に
おける下限値としても良いが、焦点深度(DOF)など
のプロセス裕度を確保するため、例えばKrFエキシマ
レーザーを用いた写真製版技術の場合には、0.3μm
程度の開口径とする。当該写真製版工程において、多結
晶シリコン膜からなる第1の導電膜10はARC(An
ti−Reflection Coat)の役割を果た
しており、正確に開口径の小さなホールを開口するのに
有用であるとともに、別途ARC部材を必要としない点
で製造コストなどの点でも有用である。
おける下限値としても良いが、焦点深度(DOF)など
のプロセス裕度を確保するため、例えばKrFエキシマ
レーザーを用いた写真製版技術の場合には、0.3μm
程度の開口径とする。当該写真製版工程において、多結
晶シリコン膜からなる第1の導電膜10はARC(An
ti−Reflection Coat)の役割を果た
しており、正確に開口径の小さなホールを開口するのに
有用であるとともに、別途ARC部材を必要としない点
で製造コストなどの点でも有用である。
【0065】さらに、レジストマスク21を用いた反応
性イオンエッチング技術により、上記第1の導電膜10
を選択的にエッチングして開口径約0.3μmのホール
10aを形成する。
性イオンエッチング技術により、上記第1の導電膜10
を選択的にエッチングして開口径約0.3μmのホール
10aを形成する。
【0066】次に、図5(c)に示すように、レジスト
マスク21をアッシング技術を用いて除去し、続いて、
シリコン基板1上の全面に、例えばCVD法を用いて不
純物を含有した多結晶シリコン膜からなる、後の工程に
おいて筒状導電体11となる側壁導電膜20を0.07
5μm程度の厚さに堆積する。
マスク21をアッシング技術を用いて除去し、続いて、
シリコン基板1上の全面に、例えばCVD法を用いて不
純物を含有した多結晶シリコン膜からなる、後の工程に
おいて筒状導電体11となる側壁導電膜20を0.07
5μm程度の厚さに堆積する。
【0067】次に、図5(d)に示すように、反応性イ
オンエッチング技術により、上記側壁導電膜20をエッ
チバックして筒状導電体11を形成する。ここで、筒状
導電体11のシリコン基板1に垂直な方向の断面の、最
下部における片側の厚さは約0.075μmである。
オンエッチング技術により、上記側壁導電膜20をエッ
チバックして筒状導電体11を形成する。ここで、筒状
導電体11のシリコン基板1に垂直な方向の断面の、最
下部における片側の厚さは約0.075μmである。
【0068】次に、図6(a)に示すように、例えばB
PSG膜からなる、第1の導電膜上の厚さが0.1μm
程度のスペーサ膜18、及び例えば不純物を含有した多
結晶シリコン膜からなる、厚さが0.1μm程度の第2
の導電膜12を、この順に例えばCVD法を用いて堆積
する。
PSG膜からなる、第1の導電膜上の厚さが0.1μm
程度のスペーサ膜18、及び例えば不純物を含有した多
結晶シリコン膜からなる、厚さが0.1μm程度の第2
の導電膜12を、この順に例えばCVD法を用いて堆積
する。
【0069】続いて、第2の導電膜12上に写真製版技
術を用いて、ドレイン領域6上に開口するホールを有す
るフォトレジストからなるマスク22を形成する。この
時、このホールをシリコン基板1の主面に垂直な方向か
ら見た場合に、筒状導電体11の最下部における内壁、
即ち当該筒状導電体11の内壁の最少の開口径を有する
部分を囲むような形状に形成する。
術を用いて、ドレイン領域6上に開口するホールを有す
るフォトレジストからなるマスク22を形成する。この
時、このホールをシリコン基板1の主面に垂直な方向か
ら見た場合に、筒状導電体11の最下部における内壁、
即ち当該筒状導電体11の内壁の最少の開口径を有する
部分を囲むような形状に形成する。
【0070】次に、図6(b)に示すように、上記レジ
ストマスク22を用いた反応性イオンエッチング技術に
より、上記第2の導電膜12を選択的にエッチングして
ホール12aを形成する。
ストマスク22を用いた反応性イオンエッチング技術に
より、上記第2の導電膜12を選択的にエッチングして
ホール12aを形成する。
【0071】続いて、上記レジストマスク22をマスク
とする反応性イオンエッチングにより、スペーサ膜1
8、層間絶縁膜91及び92を続けて選択的にエッチン
グして、ホール18a及び、ドレイン領域6に達する接
続孔91a及び92aからなる接続孔9aを形成する。
ここで、接続孔9aの開口径は約0.15μmであり、
KrFエキシマレーザーを用いた写真製版技術により形
成できる限界の開口径よりも、小さな開口径を有する接
続孔9a形成することができる。
とする反応性イオンエッチングにより、スペーサ膜1
8、層間絶縁膜91及び92を続けて選択的にエッチン
グして、ホール18a及び、ドレイン領域6に達する接
続孔91a及び92aからなる接続孔9aを形成する。
ここで、接続孔9aの開口径は約0.15μmであり、
KrFエキシマレーザーを用いた写真製版技術により形
成できる限界の開口径よりも、小さな開口径を有する接
続孔9a形成することができる。
【0072】次に、図6(c)に示すように、アッシン
グ技術を用いてレジストマスク22を除去し、シリコン
基板1上の全面に、例えばCVD法を用いて不純物を含
有した多結晶シリコン膜からなる第3の導電膜13を、
0.5μm程度の厚さに堆積する。さらに、第3の導電
膜13上にレジストマスクを写真製版技術により形成
し、このレジストマスクを用いた反応性イオンエッチン
グ技術により、第3、第2の導電膜13、12、スペー
サ膜18及び第1の導電膜10をこの順にエッチングす
る。
グ技術を用いてレジストマスク22を除去し、シリコン
基板1上の全面に、例えばCVD法を用いて不純物を含
有した多結晶シリコン膜からなる第3の導電膜13を、
0.5μm程度の厚さに堆積する。さらに、第3の導電
膜13上にレジストマスクを写真製版技術により形成
し、このレジストマスクを用いた反応性イオンエッチン
グ技術により、第3、第2の導電膜13、12、スペー
サ膜18及び第1の導電膜10をこの順にエッチングす
る。
【0073】その後、HFの蒸気を用いたウェット洗浄
技術を用いて、BPSG膜からなるスペーサ膜18を選
択的に除去し下部電極14を形成する。続いて、例えば
CVD法により下部電極14の表面に誘電体膜15を形
成し、さらに、例えばCVD法を用いて多結晶シリコン
膜を0.15μm程度成長させて上部電極16を形成し
て、積層型の容量素子17を形成することにより、図1
に示した半導体記憶装置を得る。
技術を用いて、BPSG膜からなるスペーサ膜18を選
択的に除去し下部電極14を形成する。続いて、例えば
CVD法により下部電極14の表面に誘電体膜15を形
成し、さらに、例えばCVD法を用いて多結晶シリコン
膜を0.15μm程度成長させて上部電極16を形成し
て、積層型の容量素子17を形成することにより、図1
に示した半導体記憶装置を得る。
【0074】本実施の形態2においては、素子の微細化
に伴うキャパシタ容量の低減を抑制でき、かつ、従来に
比べて、異方性エッチングの回数の低減により、製造コ
ストの削減及び製造時間の短縮を図ることができるとい
う効果を有する。
に伴うキャパシタ容量の低減を抑制でき、かつ、従来に
比べて、異方性エッチングの回数の低減により、製造コ
ストの削減及び製造時間の短縮を図ることができるとい
う効果を有する。
【0075】具体的には、ホール18aの形成と接続孔
9aの形成を、1回の異方性エッチング工程において達
成でき、そのため、従来の場合に比べて工程数を削減で
きる。
9aの形成を、1回の異方性エッチング工程において達
成でき、そのため、従来の場合に比べて工程数を削減で
きる。
【0076】又、本実施の形態2においては、実施の形
態1に比べて、レジストマスク22により接続孔9aを
形成することができるため、第2の導電膜12の異方性
エッチングによる膜減りがなく、当該第2の導電膜12
の薄膜化が可能になるという効果をする。
態1に比べて、レジストマスク22により接続孔9aを
形成することができるため、第2の導電膜12の異方性
エッチングによる膜減りがなく、当該第2の導電膜12
の薄膜化が可能になるという効果をする。
【0077】
【発明の効果】この発明に係る半導体記憶装置は、半導
体基板の一主面に形成されたトランジスタと、上記トラ
ンジスタのソース又はドレイン領域に接続された下部電
極、及び、当該下部電極と誘電体膜を挟んで対向する上
部電極を有する、上記半導体基板の主面上に形成された
容量素子とを備え、上記下部電極は、上記ソース又はド
レイン領域上において、上記半導体基板の主面に実質的
に垂直に開口する第1の貫通孔を有する第1の導電膜、
上記第1の貫通孔の内壁に接する筒状導電体、上記第1
の導電膜との間隔を有するように形成され、上記第1の
貫通孔を上記半導体基板の主面に実質的に垂直に延長し
た位置に設けられた第2の貫通孔を有する第2の導電
膜、上記ソース又はドレイン領域に接するとともに、上
記筒状導電体及び第2の導電膜に接するように形成され
た第3の導電膜を有することを特徴とするので、所望の
キャパシタ容量を確保しつつ素子の微細化が可能である
とともに、製造コストの低減をも実現できるという効果
を有する。
体基板の一主面に形成されたトランジスタと、上記トラ
ンジスタのソース又はドレイン領域に接続された下部電
極、及び、当該下部電極と誘電体膜を挟んで対向する上
部電極を有する、上記半導体基板の主面上に形成された
容量素子とを備え、上記下部電極は、上記ソース又はド
レイン領域上において、上記半導体基板の主面に実質的
に垂直に開口する第1の貫通孔を有する第1の導電膜、
上記第1の貫通孔の内壁に接する筒状導電体、上記第1
の導電膜との間隔を有するように形成され、上記第1の
貫通孔を上記半導体基板の主面に実質的に垂直に延長し
た位置に設けられた第2の貫通孔を有する第2の導電
膜、上記ソース又はドレイン領域に接するとともに、上
記筒状導電体及び第2の導電膜に接するように形成され
た第3の導電膜を有することを特徴とするので、所望の
キャパシタ容量を確保しつつ素子の微細化が可能である
とともに、製造コストの低減をも実現できるという効果
を有する。
【0078】この発明に係る半導体記憶装置の製造方法
は、下部電極、及び当該下部電極と誘電体膜を挟んで対
向する上部電極を有する容量素子を備えた半導体記憶装
置の製造方法において、半導体基板の一主面にトランジ
スタを形成する工程と、上記トランジスタのソース又は
ドレイン領域上に絶縁膜を形成する工程と、上記絶縁膜
上に第2の導電膜、スペーサ膜、及び第1の導電膜をこ
の順に堆積する工程と、異方性エッチングにより、上記
第1の導電膜に上記ソース又はドレイン領域上に開口す
る貫通孔を形成する工程と、上記第1の導電膜をマスク
とする異方性エッチングにより、上記スペーサ膜に貫通
孔を形成する工程と、上記第1の導電膜及びスペーサ膜
に形成された貫通孔の内部を含む上記半導体基板の主面
上に、側壁導電膜を堆積する工程と、上記側壁導電膜及
び第2の導電膜を異方性エッチングして、上記第1の導
電膜及びスペーサ膜に形成された貫通孔の内壁に接する
筒状導電体を形成するとともに、上記第2の導電膜に貫
通孔を形成する工程と、上記第1及び第2の導電膜並び
に筒状導電体をマスクとする異方性エッチングにより、
上記絶縁膜に上記ソース又はドレイン領域に達する接続
孔を形成する工程と、上記接続孔の内部を含む上記半導
体基板の主面上に、第3の導電膜を堆積する工程と、上
記第1ないし3の導電膜を加工して上記下部電極を形成
する工程とを含むので、所望のキャパシタ容量を確保し
つつ素子の微細化が可能であるとともに、製造コストの
低減をも実現可能な半導体装置を得ることができるとい
う効果を有する。
は、下部電極、及び当該下部電極と誘電体膜を挟んで対
向する上部電極を有する容量素子を備えた半導体記憶装
置の製造方法において、半導体基板の一主面にトランジ
スタを形成する工程と、上記トランジスタのソース又は
ドレイン領域上に絶縁膜を形成する工程と、上記絶縁膜
上に第2の導電膜、スペーサ膜、及び第1の導電膜をこ
の順に堆積する工程と、異方性エッチングにより、上記
第1の導電膜に上記ソース又はドレイン領域上に開口す
る貫通孔を形成する工程と、上記第1の導電膜をマスク
とする異方性エッチングにより、上記スペーサ膜に貫通
孔を形成する工程と、上記第1の導電膜及びスペーサ膜
に形成された貫通孔の内部を含む上記半導体基板の主面
上に、側壁導電膜を堆積する工程と、上記側壁導電膜及
び第2の導電膜を異方性エッチングして、上記第1の導
電膜及びスペーサ膜に形成された貫通孔の内壁に接する
筒状導電体を形成するとともに、上記第2の導電膜に貫
通孔を形成する工程と、上記第1及び第2の導電膜並び
に筒状導電体をマスクとする異方性エッチングにより、
上記絶縁膜に上記ソース又はドレイン領域に達する接続
孔を形成する工程と、上記接続孔の内部を含む上記半導
体基板の主面上に、第3の導電膜を堆積する工程と、上
記第1ないし3の導電膜を加工して上記下部電極を形成
する工程とを含むので、所望のキャパシタ容量を確保し
つつ素子の微細化が可能であるとともに、製造コストの
低減をも実現可能な半導体装置を得ることができるとい
う効果を有する。
【0079】又、下部電極、及び当該下部電極と誘電体
膜を挟んで対向する上部電極を有する容量素子を備えた
半導体記憶装置の製造方法において、半導体基板の一主
面にトランジスタを形成する工程と、上記トランジスタ
のソース又はドレイン領域上に絶縁膜を形成する工程
と、上記絶縁膜上に第1の導電膜を堆積する工程と、異
方性エッチングにより、上記第1の導電膜に上記ソース
又はドレイン領域上に開口する貫通孔を形成する工程
と、上記第1の導電膜に形成された貫通孔の内部を含む
上記半導体基板の主面上に、側壁導電膜を堆積する工程
と、上記側壁導電膜を異方性エッチングして、上記第1
の導電膜に形成された貫通孔の内壁に接する筒状導電体
を形成する工程と、上記半導体基板の主面上にスペーサ
膜及び第2の導電膜をこの順に堆積する工程と、写真製
版技術により、上記半導体基板の主面に垂直な方向から
見た場合に、上記筒状導電体の最下部における内壁を囲
むような形状のマスクを、上記第2の導電膜上に形成す
る工程と、上記マスクを用いた異方性エッチングによ
り、上記第2の導電膜に貫通孔を形成する工程と、上記
マスクを用いて上記スペーサ膜及び絶縁膜を異方性エッ
チングして、上記スペーサ膜に貫通孔を形成するととも
に、上記絶縁膜に上記ソース又はドレイン領域に達する
接続孔を形成する工程と、上記接続孔の内部を含む上記
半導体基板の主面上に、第3の導電膜を堆積する工程
と、上記第1ないし3の導電膜を加工して上記下部電極
を形成する工程とを含むので、所望のキャパシタ容量を
確保しつつ素子の微細化が可能であるとともに、製造コ
ストの低減をも実現可能な半導体装置を得ることができ
るという効果を有する。
膜を挟んで対向する上部電極を有する容量素子を備えた
半導体記憶装置の製造方法において、半導体基板の一主
面にトランジスタを形成する工程と、上記トランジスタ
のソース又はドレイン領域上に絶縁膜を形成する工程
と、上記絶縁膜上に第1の導電膜を堆積する工程と、異
方性エッチングにより、上記第1の導電膜に上記ソース
又はドレイン領域上に開口する貫通孔を形成する工程
と、上記第1の導電膜に形成された貫通孔の内部を含む
上記半導体基板の主面上に、側壁導電膜を堆積する工程
と、上記側壁導電膜を異方性エッチングして、上記第1
の導電膜に形成された貫通孔の内壁に接する筒状導電体
を形成する工程と、上記半導体基板の主面上にスペーサ
膜及び第2の導電膜をこの順に堆積する工程と、写真製
版技術により、上記半導体基板の主面に垂直な方向から
見た場合に、上記筒状導電体の最下部における内壁を囲
むような形状のマスクを、上記第2の導電膜上に形成す
る工程と、上記マスクを用いた異方性エッチングによ
り、上記第2の導電膜に貫通孔を形成する工程と、上記
マスクを用いて上記スペーサ膜及び絶縁膜を異方性エッ
チングして、上記スペーサ膜に貫通孔を形成するととも
に、上記絶縁膜に上記ソース又はドレイン領域に達する
接続孔を形成する工程と、上記接続孔の内部を含む上記
半導体基板の主面上に、第3の導電膜を堆積する工程
と、上記第1ないし3の導電膜を加工して上記下部電極
を形成する工程とを含むので、所望のキャパシタ容量を
確保しつつ素子の微細化が可能であるとともに、製造コ
ストの低減をも実現可能な半導体装置を得ることができ
るという効果を有する。
【図1】 この発明の実施の形態1における半導体記憶
装置の構造を示す要部断面図である。
装置の構造を示す要部断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における半導体記憶
装置の製造方法を工程順に示す要部断面図である。
装置の製造方法を工程順に示す要部断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における半導体記憶
装置の製造方法を工程順に示す要部断面図である。
装置の製造方法を工程順に示す要部断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2における半導体記憶
装置の構造を示す要部断面図である。
装置の構造を示す要部断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2における半導体記憶
装置の製造方法を工程順に示す要部断面図である。
装置の製造方法を工程順に示す要部断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2における半導体記憶
装置の製造方法を工程順に示す要部断面図である。
装置の製造方法を工程順に示す要部断面図である。
【図7】 従来の半導体記憶装置の製造方法を工程順に
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
【図8】 従来の半導体記憶装置の製造方法を工程順に
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
【図9】 従来の半導体記憶装置の製造方法を工程順に
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
1 半導体基板、 5 ソース領域、 6
ドレイン領域、7 トランジスタ、 9 絶縁膜、
9a 接続孔、10 第1の導電膜、 10
a 第1の貫通孔、 11 筒状導電体、12 第2の
導電膜、 12a 第2の貫通孔、 13 第3の導電
膜、14 下部電極、 15 誘電体膜、
16 上部電極、17 容量素子、 18 スペー
サ膜、 18a 貫通孔、20 側壁導電膜、
22 マスク。
ドレイン領域、7 トランジスタ、 9 絶縁膜、
9a 接続孔、10 第1の導電膜、 10
a 第1の貫通孔、 11 筒状導電体、12 第2の
導電膜、 12a 第2の貫通孔、 13 第3の導電
膜、14 下部電極、 15 誘電体膜、
16 上部電極、17 容量素子、 18 スペー
サ膜、 18a 貫通孔、20 側壁導電膜、
22 マスク。
Claims (11)
- 【請求項1】 半導体基板の一主面に形成されたトラン
ジスタと、 上記トランジスタのソース又はドレイン領域に接続され
た下部電極、及び、当該下部電極と誘電体膜を挟んで対
向する上部電極を有する、上記半導体基板の主面上に形
成された容量素子とを備え、 上記下部電極は、上記ソース又はドレイン領域上におい
て、上記半導体基板の主面に実質的に垂直に開口する第
1の貫通孔を有する第1の導電膜、上記第1の貫通孔の
内壁に接する筒状導電体、上記第1の導電膜との間隔を
有するように形成され、上記第1の貫通孔を上記半導体
基板の主面に実質的に垂直に延長した位置に設けられた
第2の貫通孔を有する第2の導電膜、上記ソース又はド
レイン領域に接するとともに、上記筒状導電体及び第2
の導電膜に接するように形成された第3の導電膜を有す
ることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 ソース又はドレイン領域上に形成された
絶縁膜を備え、 第1の導電膜及び第2の導電膜の内の下層の導電膜が、
上記絶縁膜に接して、その上に堆積されていることを特
徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 筒状導電体は最下部において第2の導電
膜に接することを特徴とする請求項1又は2記載の半導
体記憶装置。 - 【請求項4】 第1の貫通孔は、第2の貫通孔よりも開
口径が大きいことを特徴とする請求項1ないし3のいず
れか1項記載の半導体記憶装置。 - 【請求項5】 第1の導電膜は、第2の導電膜の上層に
位置することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
1項記載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 第2の貫通孔は、第1の貫通孔よりも開
口径が大きいことを特徴とする請求項1又は2記載の半
導体記憶装置。 - 【請求項7】 第2の導電膜は、第1の導電膜の上層に
位置することを特徴とする請求項1、2又は6のいずれ
か1項記載の半導体記憶装置。 - 【請求項8】 下部電極、及び当該下部電極と誘電体膜
を挟んで対向する上部電極を有する容量素子を備えた半
導体記憶装置の製造方法において、 半導体基板の一主面にトランジスタを形成する工程と、 上記トランジスタのソース又はドレイン領域上に絶縁膜
を形成する工程と、 上記絶縁膜上に第2の導電膜、スペーサ膜、及び第1の
導電膜をこの順に堆積する工程と、 異方性エッチングにより、上記第1の導電膜に上記ソー
ス又はドレイン領域上に開口する貫通孔を形成する工程
と、 上記第1の導電膜をマスクとする異方性エッチングによ
り、上記スペーサ膜に貫通孔を形成する工程と、 上記第1の導電膜及びスペーサ膜に形成された貫通孔の
内部を含む上記半導体基板の主面上に、側壁導電膜を堆
積する工程と、 上記側壁導電膜及び第2の導電膜を異方性エッチングし
て、上記第1の導電膜及びスペーサ膜に形成された貫通
孔の内壁に接する筒状導電体を形成するとともに、上記
第2の導電膜に貫通孔を形成する工程と、 上記第1及び第2の導電膜並びに筒状導電体をマスクと
する異方性エッチングにより、上記絶縁膜に上記ソース
又はドレイン領域に達する接続孔を形成する工程と、 上記接続孔の内部を含む上記半導体基板の主面上に、第
3の導電膜を堆積する工程と、 上記第1ないし3の導電膜を加工して上記下部電極を形
成する工程とを含む半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項9】 下部電極、及び当該下部電極と誘電体膜
を挟んで対向する上部電極を有する容量素子を備えた半
導体記憶装置の製造方法において、 半導体基板の一主面にトランジスタを形成する工程と、 上記トランジスタのソース又はドレイン領域上に絶縁膜
を形成する工程と、 上記絶縁膜上に第1の導電膜を堆積する工程と、 異方性エッチングにより、上記第1の導電膜に上記ソー
ス又はドレイン領域上に開口する貫通孔を形成する工程
と、 上記第1の導電膜に形成された貫通孔の内部を含む上記
半導体基板の主面上に、側壁導電膜を堆積する工程と、 上記側壁導電膜を異方性エッチングして、上記第1の導
電膜に形成された貫通孔の内壁に接する筒状導電体を形
成する工程と、 上記半導体基板の主面上にスペーサ膜及び第2の導電膜
をこの順に堆積する工程と、 写真製版技術により、上記半導体基板の主面に垂直な方
向から見た場合に、上記筒状導電体の最下部における内
壁を囲むような形状のマスクを、上記第2の導電膜上に
形成する工程と、 上記マスクを用いた異方性エッチングにより、上記第2
の導電膜に貫通孔を形成する工程と、 上記マスクを用いて上記スペーサ膜及び絶縁膜を異方性
エッチングして、上記スペーサ膜に貫通孔を形成すると
ともに、上記絶縁膜に上記ソース又はドレイン領域に達
する接続孔を形成する工程と、 上記接続孔の内部を含む上記半導体基板の主面上に、第
3の導電膜を堆積する工程と、 上記第1ないし3の導電膜を加工して上記下部電極を形
成する工程とを含む半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項10】 第1ないし3の導電膜を加工して下部
電極を形成する工程は、同一形状のマスクを用いて上記
第1ないし3の導電膜及びスペーサ膜を異方性エッチン
グする工程を含むことを特徴とする請求項8又は9記載
の半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項11】 第1ないし3の導電膜を加工して下部
電極を形成する工程は、ウェットエッチングによりスペ
ーサ膜を除去する工程を含むことを特徴とする請求項1
0記載の半導体記憶装置の製造方法。
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