JPH05283175A - ランプ不点検出方法 - Google Patents

ランプ不点検出方法

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JPH05283175A
JPH05283175A JP4108738A JP10873892A JPH05283175A JP H05283175 A JPH05283175 A JP H05283175A JP 4108738 A JP4108738 A JP 4108738A JP 10873892 A JP10873892 A JP 10873892A JP H05283175 A JPH05283175 A JP H05283175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
temperature
temperature difference
temperature sensor
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4108738A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Takahashi
潤一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサの数を減らしても確実にランプの不点
が検知でき,しかも日中においてもその状況が確認でき
る構成が簡単で安価なランプ不点検出方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ランプ3近傍に一個の温度センサ5を設け,
このセンサ5によりランプ3不通電時と通電時との温度
差を検出してランプ3の点灯を確認し,この確認結果を
表示部に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電ランプや白熱電球な
どの照明灯点灯装置において,ランプの不点を検出する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】照明灯に使用しているランプが断線や寿
命全うなどで不点になったことを検知する手段として
は,目視による判断,ランプ給電線に流れる電流による
検知,フォトトランジスタによる検知,温度センサによ
る検知などが知られている。
【0003】しかし,これら検知はランプ点灯時にその
状況が表示や警告されるものであり,また,その構成も
複雑でたとえば温度センサによるものでは2個のセンサ
を使用し,これらセンサ間の温度差を比較するなどして
不点を検出しているため電気的配線も複数本を要し設備
費用も高価にもなるという問題があった。
【0004】また,最近は電力の節約,高所点検のため
作業の安全性確保や人手の不足などの事情から道路灯な
どでは時間タイマーや明暗を感知するフォトセンサーを
使用し,時間や周囲照度に応じランプを制御させる自動
点滅制御が行なわれており,照明灯の保守点検も昼間に
行なわざるをえなくなってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,センサの数
を減らしても確実にランプの不点が検知でき,しかも日
中においてもその状況が確認できる構成が簡単で安価な
ランプ不点検出方法を提供することを目的とする。
【0006】
【構成】 ランプ近傍に一個の温度センサを設け,この
センサによりランプ不通電時と通電時との温度差を検出
してランプの点灯を確認し,この確認結果を表示部に表
示して,昼間においてもその状況が確認できる構成が簡
単で安価なランプ不点検出方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のランプ不点検出
方法は,ランプ近傍に一個の温度センサを設け,このセ
ンサによりランプ不通電時と通電時との温度差を検出し
てランプの点灯を確認し,この確認結果を表示部に表示
することを特徴としている。
【0008】
【作用】一個の温度センサによって再現性のあるランプ
始動時から一定時間後の温度差を検出するので,センサ
間の感度調整が不要でその配線本数も少なく,しかも,
昼間に確認が行える。
【0009】
【実施例】以下,本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図中1は道路灯でグローブ2内には蛍光高圧水銀
ランプ3が口金を上側にして取付けられている。4は給
電線,5はランプ3の口金近くに取付けられたたとえば
サーミスタからなる温度センサ,6は温度センサ5に接
続した導線,7は定時点滅制御部である。また,この定
時点滅制御部7はタイマ,メモリ,表示部などから構成
されている。
【0010】つぎに,図1および図2を参照してその作
用を説明する。たとえば日没時,フォトスイッチなどに
よりスイッチ8が作動し,安定器に電圧が印加されると
ON/OFF判定部が安定器にかかる電圧を検知してO
N判定を行い,タイマを始動させる。そして,ランプ3
には安定器からの出力が通電され,ランプ3は始動し,
点灯する。このON/OFF判定部がON判定を行うと
温度センサ5からの温度情報をCPUが温度入力部から
入力し,メモリに記憶させておく。ランプ3始動後数分
たてばランプ3は安定点灯しランプ3の周囲温度が高く
なるにしたがい温度センサ5からの温度情報も高くな
る。このランプ3始動と同時に始動したタイマの出力を
数分後たとえば5分後にセットする。そして,始動5分
後にタイマからの出力を受けたCPUが温度入力部を通
じ温度センサ6の温度情報を入力し,メモリされていた
始動時の温度との温度差を演算し,この温度差が予めメ
モリに記憶されていた値と比較する。ここで予めメモリ
に記憶されていた値とは,点灯するランプ3が通常点灯
する場合に始動開始5分後に温度変化した温度差であ
り,再現性のある基準温度差である。そして,この基準
温度差との比較演算により測定誤差の範囲で一致してい
れば,ランプ3が点灯していることであり不具合なしと
して表示部の警告表示用のLEDランプなどは点灯しな
い。
【0011】そして,たとえば翌日の日の出になりフォ
トスイッチなどがスイッチ8をOFFすると,ランプ3
への通電が停止されランプ3は消灯し,定時点滅制御部
7も表示部のLEDランプを除いて停止する。また,夕
方日没になるとフォトスイッチが作動し上記と同じ検知
が行われ,上記作動は毎日繰返し行われる。
【0012】つぎに,スイッチ8が動作してもランプ3
が寿命にきているなどして点灯しない場合について述べ
る。上記と同様にスイッチ8動作時にセンサ5の温度を
温度入力部から入れメモリに記憶させておく。そして,
ランプ3通電5分後に再び温度センサ6により温度を測
定するが,ランプ3が不通電で点灯していないためラン
プ3の周囲温度は始動直後測定した値と変わらないか,
変わっても誤差範囲内の1〜2度位である。そして,C
PUにより始動開始直後と通電5分後の温度差を演算
し,この温度差が予めメモリされていた始動開始5分後
の基準温度差の値以下であればランプ3が点灯していな
いとして表示部の警告表示用のLEDランプなどが点灯
しランプ3の交換を要するなどの表示をだす。
【0013】このLEDランプの表示はメモリにより持
続され,翌日の日中点検時にチエェクされ、たとえば翌
日の午前に出勤した作業者が,表示部をみて不具合箇所
があることを認め,ランプ3の異常を調べ交換などの必
要があるときは代わりのランプ3と取換えておく。
【0014】この検出方法によれば,温度センサが一個
でよいのでセンサの温度較正,検知表示回路や配線本数
などの構成が簡単でこれらの調整も容易になり,また,
不具合箇所がいつでもわかり,日中に照明灯の保守点検
ができる。
【0015】なお,本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく,たとえば電源の入切はフォトスイッチに限
らずタイマでもよく,また,定時点滅制御部の構成も実
施例に限らず他の構成であってもよい。
【0016】また,温度差の測定はランプ通電後5分後
に限らず,温度差が大きいほど検知し易く,また,測定
は2回に限らず数分隔,数秒隔あるいは点灯中連続して
測定し途中断線など温度が低下するのを検知し表示する
ようにしてもよい。
【0017】また,予めメモリに記憶される基準温度差
はランプの特性,使用環境の違いによって器具毎に異な
ることもあるので,基準温度差記憶モードを設定し,通
常点灯したときの始動時からの温度差を記憶させるよう
にしてもよい。
【0018】また,ランプは高圧水銀ランプに限らず他
の放電ランプや白熱電球などのランプでもよく,照明灯
も道路灯に限らず他の用途の照明器具にも適用できる。
【0019】さらに,温度センサはサーミスタに限らず
他のものでもよく,センサの設置位置も実施例に限ら
ず,因みに図示実施例構造の外径が約350mm,内容
積が約0.02m3 のグローブ内に蛍光高圧水銀ランプ
HF400Xを収容した器具の場合,雰囲気温度が摂氏
30度のときの各部の温度は,ランプ口金部175度,
基盤とグローブ間のパッキング86度,グローブ最大径
部57度,基盤上面のパッキング64度であった。
【0020】さらにまた,表示部における構成も実施例
に限らず,他の表示手段であってもよく,実施例では不
点のランプを表示したがこれに限らず,点灯するランプ
のみを表示してもあるいは点灯ランプおよび不点灯ラン
プを色別に表示するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば,一
個の温度センサにより検知するようにしたので,構成が
簡単で調整も容易となり設備も安価になる。また,ラン
プ不点の表示を持続して行なわせるので,日中において
も不具合箇所が直ちに分かり,照明灯の保守点検作業を
明るいときに実施でき高所作業も安全でしかも省力化が
はかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の点滅制御過程を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
3 ランプ 5 温度センサ 7 定時点滅制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプ近傍に一個の温度センサを設け,
    このセンサによりランプ不通電時と通電時との温度差を
    検出してランプの点灯を確認することを特徴とするラン
    プ不点検出方法。
  2. 【請求項2】 ランプ点灯の確認を表示部により行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載のランプ不点検出方法。
  3. 【請求項3】 上記温度センサはランプの上方側近傍に
    設けられていることを特徴とする請求項1に記載のラン
    プ不点検出方法。
JP4108738A 1992-03-31 1992-03-31 ランプ不点検出方法 Pending JPH05283175A (ja)

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JPH05283175A true JPH05283175A (ja) 1993-10-29

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