JPH08297789A - ガス漏れ警報器 - Google Patents
ガス漏れ警報器Info
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- JPH08297789A JPH08297789A JP10188195A JP10188195A JPH08297789A JP H08297789 A JPH08297789 A JP H08297789A JP 10188195 A JP10188195 A JP 10188195A JP 10188195 A JP10188195 A JP 10188195A JP H08297789 A JPH08297789 A JP H08297789A
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Abstract
かも、経済性に優れた警報履歴情報把握手段を備えたガ
ス漏れ警報器を提供する。 【構成】 複数種類のガスを検出するガス検出部1と、
前記ガス検出部1により検出されたガスの種類毎に異な
る警報を所要の間出力する警報出力部2と、前記ガス検
出部1又は警報出力部2への通電状態を示す電源表示部
4とからなるガス漏れ警報器であって、前記電源表示部
4に前記ガス検出部1による警報時のガス検出情報を付
加して表示する表示制御部5を設けて構成する。
Description
出部と、前記ガス検出部によりガスが検出されると警報
を所要の間出力する警報出力部と、前記ガス検出部又は
警報出力部への通電状態を示す電源表示部とからなるガ
ス漏れ警報器に関する。
るガス検出部と、前記ガス検出部によりガスが検出され
ると警報を所要の間出力する警報出力部と、前記ガス検
出部又は警報出力部への通電状態を示す電源表示部とか
らなり、前記ガス検出部によりガスが検出されている間
だけ前記警報出力部による警報出力を行い、前記ガス検
出部によりガスが検出されなくなると警報出力を停止さ
せる自動復帰機構を設けて構成していた。このような自
動復帰機構を設けるのは、ガス漏れ等が解消された後に
まで警報出力を継続するのは、いつまでもガス検出状態
にあると判断されるのを防ぐためであり、そのような警
報出力の継続が近辺の人々にとって煩に耐えないからで
あった。
のガス漏れ警報器では、前記警報出力に基づく通報によ
り作業員が現地に到着しても、上述した自動復帰機構に
より警報出力が解除されてしまうために、本当にガス漏
れが発生したのか、どの程度のガスが発生したのか、さ
らには、どの様な種類のガスが検出されたのかを作業員
が把握できず、適切な処置が行えない場合があるという
虞があった。特に、複数種類のガスを検出するガス検出
部と、前記ガス検出部により検出されたガスの種類毎に
異なる警報を所要の間出力する警報出力部とを備えてな
るガス漏れ警報器では、どの様な種類のガスが検出され
のかが、その後の適切な処置を行うために非常に重要と
なる。そこで、ガス漏れ発生事実やガス種類又はガス濃
度等の警報履歴情報を、警報出力部とは別に表示、或い
は記録しておくことが考えられるが、そのような表示を
行うとユーザーに不安感を起こさせるために好ましくな
く、又、そのような表示、或いは記録素子を別途設ける
のは不経済である。本発明の目的は、上述した従来欠点
に鑑み、ユーザーに不安感を起こさせることなく、しか
も、経済性に優れた警報履歴情報把握手段を備えたガス
漏れ警報器を提供する点にある。
本発明によるガス漏れ警報器の第一の特徴構成は、ガス
を検出するガス検出部と、前記ガス検出部によりガスが
検出されると警報を所要の間出力する警報出力部と、前
記ガス検出部又は警報出力部への通電状態を示す電源表
示部とからなり、前記電源表示部に前記ガス検出部によ
る警報時のガス検出情報を付加して表示する表示制御部
を設けてある点にある。さらに、第二の特徴構成は、複
数種類のガスを検出するガス検出部と、前記ガス検出部
により検出されたガスの種類毎に異なる警報を所要の間
出力する警報出力部と、前記ガス検出部又は警報出力部
への通電状態を示す電源表示部とからなり、前記電源表
示部に前記ガス検出部による警報時のガス検出情報を付
加して表示する表示制御部を設けてある点にある。上述
した二つの特徴構成において、前記ガス検出情報が、ガ
ス種類又はガス濃度であることが好ましい。
出部又は警報出力部への通電状態を示す電源表示部に、
ガス検出部により検出された警報時のガス種類又はガス
濃度を、例えば、デューティ比の異なる信号や発光輝度
の異なる信号などを付加して表示させるのである。
ガス種類又は漏洩ガス濃度を付加して表示させるので、
一般のユーザーが殆ど気付かない状態で、作業員が警報
時のガス検出情報を正確に把握できるので、ユーザーに
不安感を起こさせることなく、しかも、経済性に優れた
警報履歴情報把握手段を備えたガス漏れ警報器を提供す
ることができるようになった。
は、図2に示すように、筐体10に、都市ガスやプロパ
ンガス等の炭化水素ガスを検出する第一ガスセンサ1a
及び一酸化炭素ガス(以下、「COガス」と記す。)を
検出する第二ガスセンサ1bを備え、それらガスセンサ
1a,1bによりガスが検出されると警報を発する警報
スピーカ2aや、可燃性ガスのガス漏れ警告を主とする
赤色LED2b、COガスのガス発生警告を主とする黄
色LED2c、さらには、ガス漏れ警報器への通電状態
をモニタする緑色LED4aと、上述の各センサや表示
素子の作動制御を行う制御回路を設けて構成してある。
けて説明すると、図1に示すように、ガスを検出するガ
ス検出部1と、前記ガス検出部1によりガスが検出され
ると警報を所要の間出力する警報出力部2と、前記ガス
検出部1及び前記警報出力部2へ電力を供給する電源供
給部3と、前記ガス検出部1又は前記警報出力部2への
通電状態を示す電源表示部4とからなる。
センサ1bには金属酸化物半導体表面でのガス吸着によ
る電気伝導度変化を測定する半導体式ガスセンサが用い
られ、前記ガス検出部1は、都市ガスやプロパンガス等
の炭化水素ガスを検出するための第一ガス検出回路1c
と第一ガス温度補償回路1dと第一ガス比較回路1e
と、COガスを検出するための第二ガス検出回路1fと
第二ガス温度補償回路1gと第二ガス比較回路1hと第
二ガスセンサ1bのヒータ制御回路1iとからなる。前
記第一ガス検出回路1cは、前記第一ガスセンサ1aへ
の交流のヒータ電圧とセンサ電圧の印加回路、及び、セ
ンサ出力を直流化する出力回路とで構成され、前記第一
ガス温度補償回路1dは、前記第一ガスセンサ1aの温
度依存性を補正するサーミスタ回路で構成され、前記第
一ガス比較回路1eは、センサ出力と2段階の基準電圧
とを比較する比較回路で構成される。前記第二ガス検出
回路1fは、前記第二ガスセンサ1bへの交流の高低2
レベルのヒータ電圧とセンサ電圧の印加回路とで構成さ
れ、前記第二ガス温度補償回路1gは、前記第二ガスセ
ンサ1bの温度依存性を補正するサーミスタ回路で構成
され、前記第二ガス比較回路1hは、センサ出力と基準
電圧とを比較する比較回路で構成され、前記第二ガスセ
ンサ1bのヒータ制御回路1iは、前記第二ガスセンサ
1bへのヒータ電圧として、リフレッシュレベルと検出
レベルの高低2レベルの交流のヒータ電圧を発生させる
トランス回路で構成される。
圧が印加されておりガス検出状態にあることを示す緑色
LED4aで構成され、後述のガス漏れ発生時には警告
表示にも用いられる。
カ2a、赤色LED2b、黄色LED2c、及びマイク
ロコンピュータを利用したそれらの制御回路2dとで構
成される。前記制御回路2dは、第一ガスセンサ1aに
よる第一段階の低濃度のガス漏れ警報時に前記緑色LE
D4aと黄色LED2cとを交互点灯させ、第二段階の
高濃度のガス漏れ警報時に前記赤色LED2bを点灯さ
せるとともに、前記警報スピーカ2aから“ピッピッピ
ッピッ、ガスが漏れていませんか”と音声で注意を促す
一方、前記第二ガスセンサ1bによるCOガス警報時に
前記黄色LED2cを点灯させるとともに、前記警報ス
ピーカ2aから“ピッポッピッポッ、空気が汚れて危険
です。換気をして下さい”と音声で注意を促すもので、
ガスが検出されている間出力制御し、ガスが検出されな
くなると警報を解除する自動復帰機能を備えてある。
保護回路3aを介して降圧するトランス回路3bと、全
波整流する整流回路3cと、DC5Vの制御電力のため
の定電圧電源回路3dとからなり、前記定電圧電源回路
3dの出力が前記ガス検出部1、警報出力部2、電源表
示部4に供給される。
た作業員であっても、検出ガス種類を特定し、充分なチ
ェックが行えるように、正常状態では常時点灯している
前記緑色LED4aに、ガスが検出され自動復帰機能が
働いた後に、警報時のガス検出情報を付加して表示する
表示制御部5を設けてある。即ち、前記表示制御部5
は、前記制御回路2dの一部で構成され、警報時のガス
漏れが前記第一ガスセンサ1aにより検出された場合に
は、図3(イ)に示すように、前記緑色LED4aを3
0sec.点灯させて、40msec.消灯させるとい
う周期で点滅させ、警報時のガス検知が前記第二ガスセ
ンサ1bにより検出された場合には、図3(ロ)に示す
ように、前記緑色LED4aを30sec.点灯させ
て、40msec.消灯させ、さらに1sec.点灯の
後、40msec.消灯させるという周期で点滅させ
る。さらに、ガス濃度のレベルに応じて消灯周期を短く
することで警報時のガス濃度を知ることができる。即
ち、検出ガス濃度が低いレベルの場合は前記の30se
c周期で点滅させ、検出ガス濃度が高い場合は、図4に
示すように、15sec周期で点滅させることにより、
警報時のガス濃度も知ることができる。尚、これらの表
示制御部5により表示されるガス検出情報は、ガス漏れ
警報器の電源をOFFにすることにより、すべて解除さ
れるよう構成されている。
は、前記ガス検出部1は、都市ガスやプロパンガス等の
炭化水素ガスを検出する第一ガスセンサ1a及びCOガ
スを検出する第二ガスセンサ1bを用いて構成した例を
説明したが、検出対象ガスの種類やセンサの数について
は特に限定するものではなく、都市ガス、プロパンガ
ス、一酸化炭素ガスの他に、アルコール、水素ガス、ア
ンモニアガス等を検出するガスセンサを適宜組み合わせ
て構成するものであってもよく、使用されるセンサも半
導体式ガスセンサに限定するものではなく、金属酸化物
半導体表面でのガス吸着による電気伝導度変化及び電気
伝導度変化を白金線コイルの両端よりみた抵抗値変化と
して測定する熱線型半導体式ガスセンサや接触燃焼式ガ
スセンサ等、任意のガスセンサを用いて構成することが
できる。逆に、ヒータ電圧を切り換えることにより検出
対象ガスの感度域を切り換えて、単一の半導体式ガスセ
ンサを用いて異なる種類のガスを検出するように構成し
てもよい。例えば、都市ガス検出時には感応部を350
℃に加熱し、COガス検出時には150〜200℃に下
げることにより二種類のガスが単一の半導体式ガスセン
サで検出できる。さらには、一種類のガス漏れを検出す
る単一のガスセンサを設けて構成されたガス漏れ警報器
については、前記表示制御部5を設けることによって、
ガス漏れが生じた事実を確認できる。又、表示制御部5
による前記緑色LED4aの表示は、任意のデューティ
比で切り換えることができるが、できるだけユーザが認
識できないようにデューティ比が低いほうが好ましい。
又、デューティ比以外に発光輝度を切り換えるように構
成してもよいし、デューティ比と発光輝度の切り換えを
組み合わせるものであってもよい。この場合には、ガス
種類の他に漏洩ガス濃度をも容易に表示できる。又、電
源表示部4として前記緑色LED4aの他にタングステ
ンランプ等の他の表示素子を用いるものであってもよ
い。さらに、比重の異なる2種類のガス、例えば燃料ガ
スのガス漏れとして、LPガスと、その不完全燃焼によ
り発生するCOガスを検出する場合、LPガスは比重が
大きく床面に滞留するため、これを検出するガスセンサ
1aはガス漏れ警報器10から分離して床面近くに設置
するか、あるいはガス漏れ警報器10を床面近くに設置
して、ガスセンサ1bを分離して天井近くに設置するの
が合理的である。
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定するものではない。
Claims (3)
- 【請求項1】 ガスを検出するガス検出部(1)と、前
記ガス検出部(1)によりガスが検出されると警報を所
要の間出力する警報出力部(2)と、前記ガス検出部
(1)又は警報出力部(2)への通電状態を示す電源表
示部(4)とからなるガス漏れ警報器であって、 前記電源表示部(4)に前記ガス検出部(1)による警
報時のガス検出情報を付加して表示する表示制御部
(5)を設けてあるガス漏れ警報器。 - 【請求項2】 複数種類のガスを検出するガス検出部
(1)と、前記ガス検出部(1)により検出されたガス
の種類毎に異なる警報を所要の間出力する警報出力部
(2)と、前記ガス検出部(1)又は警報出力部(2)
への通電状態を示す電源表示部(4)とからなるガス漏
れ警報器であって、 前記電源表示部(4)に前記ガス検出部(1)による警
報時のガス検出情報を付加して表示する表示制御部
(5)を設けてあるガス漏れ警報器。 - 【請求項3】 前記ガス検出情報が、ガス種類又はガス
濃度である請求項1記載のガス漏れ警報器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10188195A JP3641506B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ガス漏れ警報器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP10188195A JP3641506B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ガス漏れ警報器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004352630A Division JP4017629B2 (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | ガス漏れ警報器 |
Publications (2)
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JPH08297789A true JPH08297789A (ja) | 1996-11-12 |
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ID=14312292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10188195A Expired - Lifetime JP3641506B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ガス漏れ警報器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3641506B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009080554A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | New Cosmos Electric Corp | 火災警報器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101845372B1 (ko) * | 2016-11-28 | 2018-04-04 | 유란주 | 가스 누설 확인이 가능한 가스 누설 안전게이지 |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP10188195A patent/JP3641506B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009080554A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | New Cosmos Electric Corp | 火災警報器 |
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JP3641506B2 (ja) | 2005-04-20 |
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