JPH0713088U - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器

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JPH0713088U
JPH0713088U JP4236093U JP4236093U JPH0713088U JP H0713088 U JPH0713088 U JP H0713088U JP 4236093 U JP4236093 U JP 4236093U JP 4236093 U JP4236093 U JP 4236093U JP H0713088 U JPH0713088 U JP H0713088U
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JP
Japan
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fire
light emitting
terminating resistor
emitting diode
fire detector
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Pending
Application number
JP4236093U
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English (en)
Inventor
賢司 加藤
精一 保科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Publication date
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Publication of JPH0713088U publication Critical patent/JPH0713088U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個の火災感知器を同一回線上に接続して
使用する場合に、終端抵抗器を取り付ける火災感知器を
外部から容易に識別できるようにする。 【構成】 火災感知器EDNの感知器ベース1Aに外部
から見えるように2色発光ダイオード12を設け、一方
の発光ダイオード12aを終端抵抗器13と共に回線6
に対して直列に介挿し、感知器本体2に電流が流れた場
合に点灯するようにする。2色発光ダイオード12の他
方の発光ダイオード12bは、終端抵抗器14と直列接
続して感知器本体2に対して並列になるように回線6に
接続する。これにより、火災が生じていないときは、感
知器本体2の内部抵抗が大であるから、殆どの電流が発
光ダイオード12bに流れ、これが点灯する。これに対
して、火災が生じたときは、感知器本体2の内部抵抗が
小になり、殆どの電流が発光ダイオード12aに流れ、
これが点灯する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、煙、ガスまたは温度等を感知する火災感知器に係わり、特に同一回 線上に複数個接続して使用する場合に用いて好適な火災感知器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の火災感知器は、同一回線上に複数個接続して使用する場合、終 端部分に位置する火災感知器に対して終端抵抗器を取り付けるようにしている。 終端抵抗器を設けることにより回線の電流ループが形成され、断線等の回線異 常を検出することが可能になる。 火災検知器は、火災またはガス漏れが発生すると、その内部抵抗が小さくなり 、回線に流れる電流が増加する。この電流の変化が回線の他端に接続した受信機 にて検出され、電流の変化量が所定レベル以上であれば警報が発生する。 火災またはガス漏れが発生していないときは、終端抵抗器の抵抗値に応じた電 流が回線に流れる。
【0003】 図3は従来の煙感知用の火災感知器ED1を示す斜視図であり、この図におい て、1は円板状に形成された感知器ベースであり、天井面にネジ止め固定される 。この感知器ベース1の下面には感知器本体2を着脱自在に固定するとともに回 線に接続するための取付金具3a、3bと、終端抵抗器を接続するための端子4 a、4bがそれぞれ取り付けられている。
【0004】 図4はこの火災感知器ED1を使用した火災警報装置の構成を示すブロック図 であり、この図に示すように、終端抵抗器5が感知器ベース1の端子4a、4b の間に接続されている。また、回線6には他の火災感知器ED2、ED3、…が接 続されている。また、回線6の他端には受信機7が接続されており、これから各 火災感知器ED1、ED2、ED3、…に電源が供給される。この受信機7には回 線6を流れる電流を検出する電流検出部8と、この電流検出部8の検出結果を入 力して火災の発生の有無を判定し、火災と判定した場合に警報を発生する警報発 生部9が設けられている。
【0005】 いま、回線6の終端の位置に火災感知器ED1を配置して、これに終端抵抗器 5を接続した状態で回線6にI0の電流が流れているものとすると、火災感知器 ED1の感知器本体2には電流I0を分流した電流I1が流れ、終端抵抗器5には 電流I0を分流した電流I2(I0−I1)が流れている。この場合、感知器本体2 の内部抵抗が終端抵抗器の抵抗値よりも十分大きいので、電流の大小関係はI2 >>I1になっている。 この状態で、火災感知器ED1が配置された火災警報区域で火災が発生したと すると、感知器本体2の内部抵抗が小さくなり、回線6には電流I0を超える電 流が流れる。この電流が電流検出部8で検出され、その結果が警報発生部9に入 力される。そして、その結果が所定レベルを超えるものであれば警報が発生する 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の火災感知器にあっては、終端に位置する火災感知器 に終端抵抗器を設けるが、この終端抵抗器は外から見えないので、施工図面を紛 失した場合にどの火災感知器に取り付けたか分からなくなり、改修等を行う際に 一つ一つ調べなければならないという問題点があった。
【0007】 そこで本考案は、終端抵抗器を取り付けた場合に外から容易に確認することが できる火災感知器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案による火災感知器は、複数の火災警報区域に亘 って同一回線上に複数個接続され、少なくとも一つに終端抵抗器が設けられる火 災感知器であって、前記終端抵抗器の有無を外部から認識できる認識手段を設け たことを特徴とする。 また、好ましい態様としては前記認識手段は、少なくとも前記終端抵抗器が設 けられる火災感知器を認識させる形態と前記回線の正常/異常を認識させる形態 に動作が変化することを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案では、認識手段により、終端抵抗器が接続された火災感知器を確認する ことができる。 また、少なくとも2つの形態に変化する認識手段により、終端抵抗器が接続さ れた火災感知器を確認することができるとともに回線の正常/異常を確認するこ とができる。 したがって、終端抵抗器が接続された火災感知器か否かを外部から確認するこ とができ、また、回線の正常/異常を確認することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係る火災感知器の一実施例を示す斜視図である。なお、この図 において前述した図3と共通する部分には同一の符号を付してその説明を省略す る。また、この実施例の火災感知器は煙を感知するものである。 図1において、1Aは突起部1Aaを有する円板状に形成された感知器ベース であり、天井面にネジ止め固定される。この感知器ベース1Aの下面には取付金 具3a、3bと、終端抵抗器を接続するための端子4a、4b、11a、11b が取り付けられている。突起部1Aaには2色発光ダイオード12がその表面を 露出させて埋設されている。この2色発光ダイオード12の発光色として、この 実施例では”緑”と”赤”のものを用いている。
【0011】 図2はこの火災感知器EDNを使用した火災警報装置の構成を示すブロック図 であり、この図に示すように、感知器ベース1Aの端子4a、4bの間には終端 抵抗器13が接続されており、端子11a、11bの間には終端抵抗器14が接 続されている。2色発光ダイオード12の赤色発光ダイオード12aのアノード と緑色発光ダイオード12bのアノードが端子4bに共通接続されており、赤色 発光ダイオード12aのカソードが端子3aに接続され、緑色発光ダイオード1 2bのカソードが端子11aに接続されている。端子3a、3bの間には感知器 本体2が接続される。この火災感知器EDNは回線6の終端部分に接続され、他 の火災感知器ED2、ED3、…は終端部分以外の箇所に接続される。これら火災 感知器EDN、ED2、ED3、…には受信機7から電源が供給される。 上記2色発光ダイオード12は認識手段に対応する。
【0012】 いま、火災が生じていないときに回線6にI0の電流が流れているものとする と、火災感知器EDNの感知器本体2には電流I0を分流した電流I1が流れ、終 端抵抗器14には電流I0を分流した電流I2(I0−I1)が流れる。この場合、 感知器本体2の内部抵抗が大きいので、電流の大小関係はI2>>I1になってい る。これにより、緑色発光ダイオード12bは発光する。この状態では火災が生 じておらず、かつ回線6が正常であることが確認できる。
【0013】 この状態で、火災感知器EDNが配置された火災警報区域で火災が発生したと すると、感知器本体2の内部抵抗が小さくなり、回線6には電流I0を超える電 流が流れ、電流I1、I2の大小関係はI1>>I2(I2≒I0)になる。これによ り、赤色発光ダイオード12aが発光する。そして、回線6に流れる電流が電流 検出部8で検出され、その結果が警報発生部9に入力される。そして、その結果 が所定レベルを超えるものであれば警報が発生する。 一方、ガス漏れまたは火災が発生していない状態で緑色発光ダイオード12b が発光していなれけば、回線6に断線等の異常があることが分かる。
【0014】 なお、上記実施例では、ガス漏れや火災が発生したときに、赤色発光ダイオー ド12aを点灯させるようにしたが、単に終端抵抗器を取り付けたことを確認で きるようにするだけであれば緑色発光ダイオード12bのみで良い。この場合、 終端抵抗器14のみで良く、終端抵抗器13は省くことができる。
【0015】
【考案の効果】 本考案によれば、認識手段により、終端抵抗器が接続された火災感知器か否か を火災感知器の外部から確認することができる。 また、少なくとも2つの形態に変化する認識手段により、終端抵抗器が接続さ れた火災感知器か否かを確認することができるとともに、回線の正常/異常を確 認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る火災感知器の一実施例を示す斜視
図である。
【図2】同実施例の火災感知器を適用した火災警報装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】従来の火災感知器を示す斜視図である。
【図4】従来の火災感知器を適用した火災警報装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1A 感知器ベース 3a、3b 取付金具 12 2色発光ダイオード(認識手段)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の火災警報区域に亘って同一回線上
    に複数個接続され、少なくとも一つに終端抵抗器が設け
    られる火災感知器であって、前記終端抵抗器の有無を外
    部から認識できる認識手段を設けたことを特徴とする火
    災感知器。
  2. 【請求項2】 前記認識手段は、少なくとも前記終端抵
    抗器が設けられる火災感知器を認識させる形態と前記回
    線の正常/異常を認識させる形態に動作が変化すること
    を特徴とする請求項1記載の火災感知器。
JP4236093U 1993-08-02 1993-08-02 火災感知器 Pending JPH0713088U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4236093U JPH0713088U (ja) 1993-08-02 1993-08-02 火災感知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4236093U JPH0713088U (ja) 1993-08-02 1993-08-02 火災感知器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0713088U true JPH0713088U (ja) 1995-03-03

Family

ID=12633875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4236093U Pending JPH0713088U (ja) 1993-08-02 1993-08-02 火災感知器

Country Status (1)

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JP (1) JPH0713088U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011248547A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Hochiki Corp 火災感知器における電池の取り付け構造
JP2015210139A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 本田技研工業株式会社 ガスセンサ

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