JPS585394Y2 - 断線検出装置 - Google Patents

断線検出装置

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JPS585394Y2
JPS585394Y2 JP15060578U JP15060578U JPS585394Y2 JP S585394 Y2 JPS585394 Y2 JP S585394Y2 JP 15060578 U JP15060578 U JP 15060578U JP 15060578 U JP15060578 U JP 15060578U JP S585394 Y2 JPS585394 Y2 JP S585394Y2
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JP
Japan
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voltage
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JP15060578U
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JPS5567645U (ja
Inventor
祐一 金沢
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は火災報知機の感知器回線のような多数の回線を
有する電気機器において各回線の断線の発生を検出して
報知する断線検出装置に関するものである。
第1図は従来の断線検出装置のブロック図を示すもので
あって、夫々多数個の感知器16・・・・・・を共通ア
ース線9との間で並列に接続した各回線1・・・・・・
の終端には所定のツェナ電圧■2を有するツェナダイオ
ード2・・・・・・が接続されており、これらの各回線
1・・・・・・は、本体3側において電源回路17から
各感知器16・・・・・・の動作検出用の電圧が印加さ
れるとともにパルス発生回路4出力のパルス電圧が抵抗
18及びダイオード19を介して印加されるように構成
されており、パルス発生回路4は上記ツェナ電圧V2よ
りも高いピーク電圧■2を有するパルスを出力するよう
にしである。
従ってパルス発生回路4により各回線1・・・・・・に
ピーク値■2のパルス電圧が印加されたとき、全ての回
線1・・・・・・が正常であれば、各回線1・・・・・
・の電圧はその終端に接続されたツェナダイオード2・
・・・・・のツェナ電圧Vzとなる。
しかし今いずれかの回線1・・・・・・に断線が生じて
いるとすると、その回線1の電圧はツェナ電圧V2に規
定されず、パルス発生回路4の出力電圧Vpがそのまま
生じることになる。
かくて断線検出回路5はこのいずれかの回線1・・・・
・・に生じた電圧差を検出し、断線の発生を検知するの
である。
第2図はこの断線検出回路5の要部回路図であって、断
線検出回路5内にツェナダイオードのような定電圧素子
13と分圧用の抵抗14a。
14bとの直列回路よりなる電圧検出部15を設けてこ
の電圧検出部15の一端を共通アース線9に接続すると
ともに他端を夫々逆流防止用ダイオード20・・・・・
・を介して各回線1・・・・・・の抵抗18とダイオー
ド19との間に接続しである。
ここで上記定電圧素子13は前記回線終端のツェナダイ
オード2・・・・・・よりやや高くパルス発生回路4出
力のピーク電圧Vpより低いツェナ電圧■2□を有して
いる。
従って第2図回路においては、いずれかの回線1・・・
・・・に断線を生じるとその回線1に対応する逆流防止
用ダイオード20のアノード電圧が上昇し、そのカソー
ドと共通アース線9との間の電圧が定電圧素子13のツ
ェナ電圧VZ2より高くなり、この定電圧素子13が導
通し、分圧用の抵抗14 a 、14bの接続点に電圧
が発生することになる。
しかして断線検出回路5はこの抵抗14 a 、14
bの接続点に発生した電圧を検出することにより断線の
検知を行なうものである。
従来の断線検出装置は上述のように構成されており、こ
れによると、回線1・・・・・・の動作に実際上貼んど
影響を与えることなくしかもいずれかの回線1・・・・
・・に断線が発生したときこれを確実に検知できるので
あるが、反面、多数設けられた各回線1・・・・・・の
うちのいずれの回線1に断線が生じたかを判別すること
ができず、特に回線数が100回線以上というように回
線数が多くなったとき、断線回線の発見に大きな手数を
要し、単に断線事故の発生を報知する意味しか持たない
欠点があった。
本考案は上述の欠点に鑑みて提供したものであって、従
来の断線検知装置を有するものにおいてこれに付加的に
簡単な改造を加えることにより各回線毎に個別に断線の
発生の有無を表示することができ、断線回線の発見が容
易にできる断線検知装置を提供することを目的とするも
のである。
以下本考案を実施例図により詳述する。
第3図は本考案の実用新案登録請求の範囲第2項の記載
に係る実施態様を示し、各回線1・・・・・・と共通ア
ース線9との間に夫々、逆流防止用のダイオード21と
、電圧検知手段として用いるツェナダイオードのような
定電圧素子7と、発光ダイオードのような発光表示素子
6と、限流抵抗22との直列回路8を各個別に挿入接続
しである。
ここで上記定電圧素子7のツェナ電圧は、第2図従来例
で示す断線検出回路5内部の定電圧素子13のツェナ電
圧と同等のものである。
しかしてこの第8図実施例においては、断線が発生する
と断線回線に対応する直列回路にのみ電流が流れ、発光
表示素子6が点灯して当該回線に断線が発生しているこ
とを報知するものであり、回路構成が簡単である特徴を
有する。
第4図は本考案の実用新案登録請求の範囲第3項の記載
に係る実施態様を示し、各回線1・・・・・・と共通ア
ース線9との間に夫々、逆流防止用のダイオード21と
、定電圧素子7と、抵抗19との直列回路を電圧検知手
段として各個別に挿入接続し、コレクタ回路を発光表示
素子6を介して副電源回路23に接続しエミッタを共通
アース線9に接続したトランジスタ11のベース回路を
上記定電圧素子7と抵抗10との接続点に接続して構成
しである。
しかしてこの実施例においては、いずれかの回線1・・
・・・・に断線が生じたときその回線1に対応する定電
圧素子7が導通し、抵抗10両端に発生した電圧により
トランジスタ11を導通することにより発光表示素子6
を点灯するようにしたものであり、第3図実施例に比べ
て発光表示素子6を明るく点灯でき、表示が明確になる
第5図は本考案の実用新案登録請求の範囲第4項の記載
に係る実施態様を示し、上記第4図実施例のトランジス
タ11に代えて、C−MOSによるスイッチング回路1
2により抵抗10の両端電圧を検出し発光表示素子6を
点灯するようにしたものである。
しかしてこの実施例においては、定電圧素子7と抵抗1
0との接続点の電圧が所定の電圧になったとき確実にス
イッチングしてこれを検出でき、発光表示素子6の明確
な点滅が得られるものであって、第4図実施例のように
トランジスタ11を用いた場合、ベース電圧がそのVB
EOに極く近すいたとき動作が不安定になる問題があっ
たのに対し、スイッチング回路12を例えばシュレミッ
トトリガ回路により構成することにより明確な閾値によ
るスイッチング動作が得られるものである。
さらに第6図は本考案の実用新案登録請求の範間第5項
の記載に係る実施態様を示し、前述の第2図従来例の逆
流防止用ダイオードを夫々発光ダイオードよりなる発光
表示素子6により構成したものである。
しかしてこの実施例は各回線毎の電圧検知手段を共用化
しさらにそれを断線検出回路5内の電圧検出部15とも
共用するようにしたものに相当し、断線が発生した回線
1に対応する発光表示素子6が点灯するものであって、
しかも従来の断線検出回路の回路構成を変えることなく
しかも各回線毎に断線発生を個別表示できるものである
本考案は上述のように、各回線の夫々について回線電圧
が上記ツェナ電圧以上であることを検知する各回線に個
別に対応した電圧検知手段と、この電圧検知手段により
夫々個別に点灯される発光表示素子とを設けたものであ
るから、100回線以上の多数の回線がある場合におい
ても、どの回線に断線が発生したかを明確に識別するこ
とができ、断線事故の発生に対して迅速かつ適確に対応
することができるようになる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の全体回路図、第2図は同上の断線検出
回路の一部省略した回路図、第3図は本考案の第1の実
施例の要部回路図、第4図は同上の第2の実施例の要部
回路図、第5:図は同上の第:3の実施例の要部回路図
、第6図は同上の第4の実施例の要部回路図であり、1
は回線、2はツェナダイオード、3は本体、4はパルス
発生回路、5は断線検出回路、6は発光表示素子、7は
定電圧素子、8は直列回路、9は共通アース線、10は
抵抗、11はトランジスタ、12はスイッチング回路、
13は定電圧素子、14は抵抗、15は電圧検出部であ
る。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)火災感知回線のような多数の回線の終端に大々所
    定のツェナ電圧を有するツェナダイオードを接続し、上
    記各回線を導入した本体側に、上記ツェナ電圧よりもピ
    ーク値が高いパルス電圧を各回線に同時に印加するパル
    ス発生回路と、上記パルス電圧印加時のいずれかの回線
    の電圧がツェナ電圧以上であるときにこれを検知する断
    線検出回路とを設けた断線検出装置において、各回線の
    夫々について回線電圧が上記ツェナ電圧以上であること
    を検知する各回線に個別に対応した電圧検知手段と、こ
    の電圧検知手段により夫々個別に点灯される発光表示素
    子とを設けて戊る断線検出装置。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載の断線検出装
    置において、電圧検知手段としての定電圧素子と発光ダ
    イオードのような発光表示素子との直列回路を各回線と
    共通アース線との間に夫々個別に挿入接続したもの。
  3. (3)実用新案登録請求の範囲第1項記載の断線検出装
    置において、定電圧素子と抵抗との直列回路よりなる電
    圧検知手段を各回線と共通アース線との間に夫々個別に
    挿入接続し、上記直列回路の中点にベースを接続したト
    ランジスタにより発光表示素子の点滅を制御するように
    したもの。
  4. (4)実用新案登録請求の範囲第1項記載の断線検出装
    置において、定電圧素子と抵抗との直列回路よりなる電
    圧検知手段を各回線と共通アース線との間に夫々個別に
    挿入接続し、上記直列回路の中点に入力端を接続したス
    イッチング回路出力により発光表示素子の点滅を制御す
    るようにしたもの。
  5. (5)実用新案登録請求の範囲第1項記載の断線検出装
    置において、断線検出回路内に設けた定電圧素子と抵抗
    との直列回路よりなる電圧検出部の一端を共通アース線
    に接続し、上記電圧検出部の他端を夫々個別に発光表示
    素子を介して各回線に接続したもの。
JP15060578U 1978-10-31 1978-10-31 断線検出装置 Expired JPS585394Y2 (ja)

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JPS5567645U JPS5567645U (ja) 1980-05-09
JPS585394Y2 true JPS585394Y2 (ja) 1983-01-29

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