JPH05282377A - 図形表示装置 - Google Patents

図形表示装置

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Publication number
JPH05282377A
JPH05282377A JP3088019A JP8801991A JPH05282377A JP H05282377 A JPH05282377 A JP H05282377A JP 3088019 A JP3088019 A JP 3088019A JP 8801991 A JP8801991 A JP 8801991A JP H05282377 A JPH05282377 A JP H05282377A
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JP
Japan
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graphic data
graphic
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data
display range
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Pending
Application number
JP3088019A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Suzumura
和久 鈴村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3088019A priority Critical patent/JPH05282377A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 煩雑な操作を必要とせず、表示範囲によらず
常に一定の線密度で表示を行うことができる図形表示装
置を提供する。 【構成】 ファイル装置2から読み出された図形データ
は、キーボード5を介して指定された図形表示範囲に対
応する図形データのみがCPU1により検索され区画化
される。メモリ3は図形表示範囲を分割して、区画化さ
れた図形データを一時記憶する。全ての図形データが読
み出されたのち区画毎に適した階層数を決定し、一時記
憶されている図形データが順次読み出され表示すべき階
層数に応じて表示装置4に入力され表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、階層的に管理されて
いる地図のような図形データの表示装置に係り、特に表
示階層数の選択によってほぼ一定の線密度で表示を行う
図形表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地図などの図形データを表示する装置で
は、同一の領域に対して例えば行政区画や道路網などの
複数の図形データを記述している。これらの図形データ
は予め解像度、種別等により階層に分けられてメモリに
管理されている。階層には順序関係(序列)があり、例
えば行政区画のデータは道路網のデータより上位であ
る。
【0003】階層毎の図形データのデータ量(図形デー
タを構成する線分の数)の分布は、図3に示すようなピ
ラミッド状となる。すなわち、上位階層はデータ量が少
なく、下位階層に移行するにつれてデータ量は等比級数
的に増大する。したがって、メモリに格納されている図
形データに対して、ある表示範囲を指定したとき、その
範囲に含まれる図形データのデータ量が多くなり過ぎる
場合がある。このような場合、指定された表示範囲内の
図形データを全部表示すると、表示の線密度が高くなり
非常に見にくい表示となってしまう。
【0004】このため従来の図形表示装置では、図形デ
ータを表示する階層数を、例えば図3に示すように上位
階層3つまでというようにユーザが選択できるようにな
っているので、表示範囲が広い場合は表示階層数を減ら
すことによって、見やすい表示にすることができる。し
かし、ユーザにとっては表示階層数の選択を表示範囲か
ら判断して行うことは煩雑であり、処理効率が著しく低
下する。このように表示範囲に応じて表示階層数を選択
するという煩雑な操作を必要とし、処理効率が低いとい
う問題があった。
【0005】このような問題を解決するために、特開昭
64−62769号公報の提案例では、記憶された階層
構造を持つ図形データについてユーザが表示範囲を指定
すると、その表示範囲に含まれる図形データが記憶手段
から検索されて、一時記憶され、これに基いて表示階層
数が決定される。具体的には、検索された表示範囲内す
べての図形データを対象に階層毎の線分数を上位階層か
ら順次累積し、その累積値が予め定めた識値以下となる
最大の階層数が表示階層数として決定され、その決定さ
れた階層数までの図形データが表示される。
【0006】このようにして表示範囲によらずほぼ一定
数の線分が含まれるように、表示階層数が決定される。
表示範囲の図形の大きさは通常一定であるから、表示さ
れる線分の数が一定であれば、線密度が一定ということ
になり、表示範囲によらず見やすい表示が得られるとい
うことが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の図形
表示装置では、表示範囲に応じて表示階層数を選択する
という煩雑な操作を必要とし、処理効率が低いという問
題点があった。また、特開昭64−62769号公報の
提案例においても、ユーザが指定した表示範囲内すべて
の図形データを対象に階層毎の線分を上位階層から順次
累積し、その累積値が予め定めた識値以下となる最大の
階層数が表示階層数として決定されることから、例え
ば、表示範囲の一方には上位階層の図形データが集中
し、他方には下位階層の図形データが集中していた場
合、下位階層の図形データが集中している部分の表示が
無くなり、表示範囲の部分によっては線密度が大きく異
なるという問題がある。
【0008】この発明の目的は、煩雑な操作を必要とせ
ず、表示範囲によらず常に一定の線密度で表示を行うこ
とができる図形表示装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の図形表示装置
は、図形データを階層に分けて記憶する記憶手段と、こ
の記憶手段により記憶された図形データから指定された
図形表示範囲に対応する図形データを検索する検索手段
と、検索手段により検索された図形データを一定範囲毎
に分割し区画化する区画手段と、区画手段により区画さ
れた図形データ毎のデータ量に応じて表示すべき図形デ
ータの階層数を決定する階層数決定手段と、階層数決定
手段により決定された階層数の図形データを検索手段に
より検索された図形データから選択して表示する手段と
を備えている。
【0010】
【作用】この発明の構成によれば、記憶された階層構造
を持つ図形データについてユーザが表示範囲を指定する
と、検索手段が指定された図形表示範囲に対応する図形
データを記憶手段から検索する。区画手段が検索された
図形データを一定範囲毎に分割し区画化し、階層数決定
手段が区画された図形データ毎のデータ量に応じて表示
すべき図形データの階層数を決定する。そして、決定さ
れた階層数の図形データを検索手段により検索された図
形データから選択して表示する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を用いて説
明する。図1はこの発明の一実施例の図形表示装置の概
略的な構成を示す。図1において、演算制御装置(CP
U)1は、図形表示装置全体の制御を司る部分であり汎
用的な計算も行う。ファイル装置2は、地図などの図形
データを解像度や種別などによって階層に分けて記憶し
たものであり、具体的には図形を形成する各線分の階層
番号と、その線分の両端点(始点および終点)の座標と
が対応付けられて格納されている。このファイル装置2
内の図形データの格納形式を表1に示す。
【0012】
【表1】
【0013】表1の階層番号は、図形データが例えば行
政界を表わすものである場合は、高速道、国道、県道、
市道などのように重用度の順に、より上位から下位に向
けて番号付けされている。始点および終点座標は、ある
位置を原点とした絶対座標で表わされている。ファイル
装置2から読み出された図形データは、キーボード5を
介して指定された図形表示範囲に対応する図形データの
みがCPU1により検索され区画化される。メモリ3
は、この区画化された図形データを一時記憶するバッフ
ァメモリとして使用される。表示装置4は例えばCRT
ディスプレイ等の図形データを表示するものである。キ
ーボード5はとユーザとの対話機器として用いられる。
【0014】以上にように構成される図形表示装置につ
いて、以下その動作を図2を参照しながら説明する。図
2(a) ,(b) はこの実施例における図形表示処理の流れ
を示すフローチャートである。図形表示は、複数種類の
図形、例えば行政区画や道路網などが対象となる。階層
間に順序関係が定義されており、図3に示すように、上
位から階層番号を1,2,・・・,Lとし、各階層に含
まれる線分の数をd1,d2,・・・,dLとする。
【0015】図形表示に際しては、ユーザによりキーボ
ード5を介して表示範囲の情報が入力され表示範囲の指
定がなされる(ステップ11)。表示範囲の指定は例え
ば表示範囲の中心座標と、その中心からの半径の長さと
によって行われる。次に、ステップ11において指定さ
れた表示範囲をもとに、一定範囲毎に区画化がなされる
(ステップ12)。区画化の方法は例えばユーザにより
予め1区画当りの区画範囲もしくは表示範囲内の区画数
が設定されており、ステップ11で指定された表示範囲
の座標値をもとにCPU1により区画毎の座標値が計算
され各区画の範囲が設定される。この内容を表2に示
す。
【0016】
【表2】
【0017】次に、CPU1の制御の下でファイル装置
2から図形データが順次読み出され(ステップ13)、
かつ、それらのデータが指定された表示範囲に含まれる
かどうかが調べられる(ステップ14)。ファイル装置
2から読み出された図形データが、ステップ14におい
て表示範囲に含まれていると判断されると、換言すれば
表示範囲に含まれている図形データが検索されると、そ
の図形データが、どの区画に属するか図形データの座標
値と各区画番号に対応する座標値との照合により調べら
れ(ステップ15)、対応した区画番号と階層番号、始
点座標、終点座標がメモリ3に転送されて一時記憶され
(ステップ16)、同時に検索された図形データに対応
する階層の線分の数がステップ17において1つインク
リメントされる。
【0018】ステップ13〜17までの操作が、ステッ
プ18においてファイル装置2から全階層の全ての図形
データが読み出されたと判断されるまで繰り返されるこ
とにより、階層毎の線分の数d1,d2,・・・,dL
が区画毎に求まる。次に、階層毎の線分の数d1,d
2,・・・,dLから区画毎の表示階層数、すなわち区
画毎に第一階層からどの階層までの図形を表示するかを
決定する。(ステップ19)。この表示階層数は、例え
ば予め定めた表示する線分の最大数(識値)Nとして、
数式1を満たす最大の数Iを表示階層数Kと決定する。
【0019】
【数1】
【0020】すなわち、ファイル装置2から検索された
図形データの階層毎の線分数d1,d2,・・・,dL
をd1→d2→・・・の順で検索してゆき、その累積値
Siがある識値N以下となる最大の階層数Iを表示階層
数Kとして決定するのである。このようにすると、先に
ステップ11において指定された表示範囲内でK番目の
階層まで表示を行えば、画面内の線分が最大N本を越え
ない形で表示が行われる。
【0021】ステップ19において表示階層数が決定さ
れるとファイル装置2から検索されメモリ3に一時記憶
されている区画化された図形データが順次読み出され
(ステップ20)、次いでその図形データの階層番号が
Kより小さいかどうかによって、表示すべき階層かどう
かが調べられる(ステップ21)。そして、メモリ3か
ら読み出された図形データの階層番号がKより小さく、
表示すべき階層であると判断されると、その図形データ
は表示範囲に応じた線分の縮尺がなされた後、表示装置
4に入力され表示される(ステップ22)。
【0022】ステップ20〜22までの操作が、ステッ
プ23においてメモリ3に記憶されている全ての図形デ
ータが読み出されたと判断されるまで繰り返される。以
上にようにこの実施例によれば、ステップ11で指定さ
れた表示範囲によらず、しかも、表示範囲の一方には上
位階層の図形データが集中し、他方には下位階層の図形
データが集中していた場合においても、表示範囲に対応
する図形データを一定範囲で区画化し、その区画化され
た図形データから決定した表示階層数のデータだけを選
択して表示することにより、ユーザが表示範囲に応じて
表示階層数を選択するという煩雑な操作を行うことな
く、自動的に予め定めた画面内の線分の最大数Nで定ま
る一定の線密度となるように表示が行なわれる。したが
って、表示範囲によらず見やすい表示が容易に得られ、
処理効率が向上する。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、階層別に記憶された
図形データから、指定された図形表示範囲に対応する図
形データを検索した後、その検索された図形データを一
定範囲で区画化し、その区画化された図形データのデー
タ量(線分数)に応じて表示すべき図形データの階層数
を決定し、区画化された図形データからその決定した表
示階層数のデータだけを選択して表示することにより、
ユーザが表示範囲に応じて表示階層数を選択するという
煩雑な操作を行うことなく、しかも、表示範囲の一方に
は上位階層の図形データが集中しており、他方には下位
階層の図形データが集中していた場合でも、下位階層の
図形データが集中している部分の表示が無くなることな
く、常に一定の線密度で表示を行うことができる。した
がって、表示範囲によらず見やすい表示が容易に得ら
れ、処理効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の図形表示装置の構成図で
ある。
【図2】同実施例における図形表示処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図3】図形データの階層とデータ量(線分数)との関
係を示す図である。
【符号の説明】
1 演算制御装置 2 ファイル装置(記憶手段) 3 メモリ 4 表示装置 5 キーボード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層構造を持つ図形データを表示する図
    形表示装置であって、図形データを階層に分けて記憶す
    る記憶手段と、この記憶手段により記憶された図形デー
    タから指定された図形表示範囲に対応する図形データを
    検索する検索手段と、この検索手段により検索された図
    形データを一定範囲毎に分割し区画化する区画手段と、
    この区画手段により区画された図形データ毎のデータ量
    に応じて表示すべき図形データの階層数を決定する階層
    数決定手段と、この階層数決定手段により決定された階
    層数の図形データを前記検索手段により検索された図形
    データから選択して表示する手段とを備えたことを特徴
    とする図形表示装置。
JP3088019A 1991-04-19 1991-04-19 図形表示装置 Pending JPH05282377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3088019A JPH05282377A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 図形表示装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3088019A JPH05282377A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 図形表示装置

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JPH05282377A true JPH05282377A (ja) 1993-10-29

Family

ID=13931129

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JP3088019A Pending JPH05282377A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 図形表示装置

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JP (1) JPH05282377A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2834329B2 (ja) * 1994-01-28 1998-12-09 ヒューズ・エアクラフト・カンパニー マップシンボルを自動的に表示する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2834329B2 (ja) * 1994-01-28 1998-12-09 ヒューズ・エアクラフト・カンパニー マップシンボルを自動的に表示する方法

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