JPS62147570A - 地図情報検索システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、地図に記載されている地形、建造物、地名等
を地図データとしてデータベースに蓄積し、地図とその
属性データに対するさまざまな検索要求に応じて、目的
別の地図を加工編集して出力する地図情報システムに係
り、特に住宅地図に好敵な地図情報システムに関する。

〔発明の背景〕

従来の地理情報システムは、ＮＥＣ技報ｖＯＬ、３７Ｎ
０．５／１９８４　（Ｐ３２〜Ｐ４０）に記載のように
、地図データベースにおける地図データには、地図デー
タを構成する各要素毎にその属性を示す情報が付され、
これによって検索の制御やデータの追加変更削除の管理
がなされていた。しかしながら複数のあるまとまりの要
素を１つの集合体として捉え、この集合体に対して属性
を与えるという手法は採られていない。

一つの建物に関するデータを削除する場合を考える。建
物のデータには輪郭を示す線のデータや面のデータ、建
物の名称を示す文字列などがあり、それぞれ独立の識別
情報が付加されている。

従って、ある建物のデータを削除するためには上記のい
くつかのデータを個々に削除する処理が必要である。と
ころが地図情報の削除、変更を迅速に行うためには、地
図データの削除。

変更等の処理を別々に行うのは好ましくない。

また、地図要素の一元的管理が行いにくいため、住宅地
図のように文字と形状とを一体の地図要素として把握す
る必要のあるシステムには不向きである。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、地図情報システムにおいて。

ディスプレイ上に表示された建物の線９面または文字の
いずれかを指定すると、その線等の情報を集合として一
括管理するものであるから。

関連する地図情報を迅速に把握でき、また地図情報の削
除、変更等の処理を一元的に迅速に行うことができる地
図情報連結方式を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、端末装置の要求で、建物、道路等の線２面等
の形状要素９文字要素またはこれらに関連する属性デー
タ等の必要な地図情報を地形データベースから読み出し
て表示し、更に地形データベースへ地図情報の書き替え
等を行うコンピュータ処理装置を有する地図情報システ
ムにおいて、線２面等の形状要素に付加された固有の識
別情報を使って、線２面等の形状要素とその形状要素が
関連する地図情報のグループとを連結し、前記形状要素
のグループと文字要素とを、文字要素に付加された固有
の識別情報と前記形状要素のグループに付加されたグル
ープ識別情報を使って連結し、更に属性データと連結し
て１つの共通の項目として一括管理することを特徴とす
る地図情報連結方式である。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図。

第３図、第４図、第５図、第６図により説明する。

地図情報システムの概略は、第１図に示すように１図形
端末３が端末制御装置２を介してホストコンピュータ１
に接続されており、ホストコンピュータ１は地形データ
ベース４と属性データベース１１を有している構成とな
っている。

ホストコンピュータ１は、図形端末３の指示に従い、地
形データベース４または属性データベース１１から必要
な地図情報を読み出し、若しくは、地形データベース４
または属性データベース１１に必要な地図情報を書き込
む等の動作を行う。

地形データベース４には、要素保存ファイル５、文字要
素ファイル６、図形要素管理ファイル７、グループ管理
ファイル８．それに基本項目ファイル９が備えられてい
る。

各ファイルの役割については後述する。

地形データベース４は、地図情報を保有しており、第２
図に示す如く、市区町村を単位とする地区ごとに管理し
、更に図の単位に区割している。図形端末３を使って、
ホストコンピュータ１へ必要とする図（例えば、層番号
１００のもの）を図形端末３へ呼び出すコマンドを発す
ると、ホストコンピュータ１は、地形データベース４か
ら層番号１００の図を探し出し、図形端末３のディスプ
レイ上に表示することになる。

ここで、ホストコンピュータ１は、現在使用している図
が層番号１００である旨を記憶するものとする。　　　
＼ 一つの図は、第３図に示す如く１階層構造を成しており
、それぞれの層に層番号が付されている０例えば１層番
号１には線情報を有し、層番号２には面情報を有し、層
番号３には文字情報を有し、層番号４には境界情報を有
するといった具合になっており、これらが任意に合成さ
れて１の図を構成している。更に階層構造を成している
図は、４つのメツシュに分割されており、それぞれにメ
ツシュ番号が付されて１位置決めに役立っている。

次に、本システムにおいて、関連する地図情報が一括し
て管理されている様子を第４図と第５図により説明する
。

まず１図形要素９文字要素または属性データのそれぞれ
から関連情報を一括管理する基本項目ファイル９に存す
る基本項目レコードまで検索するまでを第５図を使って
説明する。

要素保存ファイル５には、文字要素または図形要素が、
点、線または面等のベクトル種別。

座標値、角度、長さ等の図形処理に必要な最低限のベク
トルデータとして、データブロックの形で納められてい
る。それぞれのベクトルデータには、それぞれのピック
ＩＤが付されており。

ピックＩＤは、第６図に示すように、層番号。

メツシュ番号、メツシュ内一連番号で構成され、層番号
、メツシュ番号によりソートされている。

ここで、ピックＩＤを固定のものとする。要素保存ファ
イル５においては、オペレータが図形要素を選択したと
きに、即座に図形要素をアクセスできるように、ＩＤが
図形要素毎に付されている。ところが、一般のＣＡＤシ
ステムのように、グラフィックディスプレイに表示され
る度に、ＩＤが変わるとなると１本発明の地図情報連結
方式の一実施例が適用される本システムにおいては、ピ
ックＩＤを論理キーに変換して各ファイル間の連結を図
っているので連結キーとしての意味を失うことになる。

そのために。

ピックＩＤを固定にしたのである。

ピックＩＤを各要素に固定にした場合、データの削除に
よりピックＩＤの歯抜けができたり、またデータの追加
によりピックＩＤの値は増大する一方となる。そこで、
ピックＩＤの値の許容値を通常の地図データ要素の数の
１００倍以上の値に設定し、この値を越える場合は、つ
けだすこととする。

先程、地形データベース４から層番号１００の図を図形
端末３のディスプレイ上に表示した際に１図番号１００
における文字要素２図形要素のデータブロックが要素保
存ファイル５からホストコンピュータ１のメインメモリ
１０にロードされ、メインメモリ１０上にデータブロッ
クが展開されている。

ここで、ある建物が取り壊されたため、地形データベー
ス４と属性データベース１１中に存在する該建物に関連
するすべてのデータを削除する処理を例にファイルの構
造と処理の流れについて説明する。

はじめに１図形端末３のディスプレイに表示された該建
物の図形要素、例えば該建物の輪郭により形成される面
をライトペン等を使って選択することから始まり、関連
する情報を一括管理する基本項目レコードまで探索する
手順を説明する。

図形端末３のディスプレイに表示された層番号１００の
図において、当該建物の面をライトペン等により選択し
、建物が関係するすべての情報を削除するコマンドを入
力すると、メインメモリ１０上に展開されているデータ
ブロック群の中から、当該建物の面に対応するデータブ
ロックを検索する。面情報のデータブロックには、それ
に対応したピックＩＤが付されている。

ここでピックＩＤは、第６図に示す如く１図番号、メツ
シュ番号２層番号、メツシュ内一連番号の順で論理キー
に変換される。層番号は、ホストコンピュータ１に予め
記憶されているので。

これをもって付すことになる。また１図番号を付したの
は、地形データペニス４中の他の図と区別するためであ
る。

当該建物の面に付されている図形要素のピックＩＤは１
図形要素の論理キーに変換される。

これを、図形要素論理キーという１本実施例においては
、具体的に図形要素論理キーＥｉを例にとって使うこと
にする。すると、図形要素管理ファイル７内では、予め
、すべての図形要素論理キーには、その図形要素が所属
するグループの管理キーが付された図形要素管理レコー
ドを有している１例えば図形要素論理キーＥｉに対応す
るグループ管理キーＧｉを有する図形要素管理レコード
が設定されているという風である。グループ管理キーと
は、建物に属する線。

面のデータブロックに共通に付与されたグループを識別
するものである。そして、ピックＩＤによって変換され
た図形要素論理キーＥｉを使って、図形要素管理ファイ
ル７内の該当する図形要素管理レコードを検索し、図形
要素論理キーＥｉに対応するグループ管理キーＧｉを探
し出す。

次に、グループ管理ファイル８には、予め。

個々の図形要素が所属するグループのグループ管理キー
が１個々の図形要素に対応した図形要素論理キーのグル
ープに対して、１つの割合で付されており、更に、グル
ープ管理キーに対応した基本項目キーが付されているグ
ループ管理レコードが設けられている。例えば、グルー
プ管理キーＧｉに対応する基本項目キーＫｉを有するグ
ループ管理レコードが設定されているという風である。

基本項目キーとは、建物の形状要素２文字要素、更に属
性データを一括管理するためのキーとなるものである。

そして、例えば図形要素管理レコードのグループ管理キ
ーＧｉを使って、グループ管理レコードのグループ管理
キーＧｉを検索し、グループ管理キーＧｉに対応する基
本項目キーＫｉを探し出すことになる。

基本項目ファイル９には、予め、基本項目キーに対応す
る文字要素論理キーとグループ管理キーと属性データキ
ーを有する基本項目レコードが設定されている。文字要
素論理キーとは。

文字情報のデータブロックのピックＩＤを論理キーに変
換したものである。属性データキーとは、属性データベ
ース１１内に存在する属性データとを結びつけるための
キーとなるものである。例えばグループ管理レコードの
基本項目キー　Ｋ　ｉを使って、基本項目レコードの基
本項目キーＫｉを検索する。

基本項目レコードでは、基本項目キーによって、文字要
素論理キー、グループ管理キー、属性データキーを管理
しているので、基本項目キーを検索してしまえば、この
基本項目キーを使って関連する情報の削除を行うことに
なる。基本項目キーを使っての削除の手順は後述する。

次に、建物に関連するすべてのデータを削除するために
、図形端末３のディスプレイに表示された文字要素をラ
イトペン等を使って選択することから始まり、関連する
情報を一括管理する基本項目レコードまで探索する手順
を説明する。

図形端末３のディスプレイに表示された図番帯１００の
図において、当該建物の文字をライトペン等により選択
し、建物が関連するすべての情報を削除するコマンドを
入力すると、メインメモリ１０上に展開されているデー
タブロック群の中から、当該建物の文字に対応するデー
タブロックを検索する。文字要素のデータブロックには
、それに対応したピックＩＤが付されていて１例えば第
６図に示す如く１文字要素論理キーＣ１に変換される。

すると、文字要素ファイル６内では、予め、文字要素論
理キーに対応する基本項目キーを有する文字要素レコー
ドが設定されている。例えばピックＩＤによって変換さ
れた文字要素論理キーＣｉを使って、文字要素ファイル
６内の該当する文字要素レコードを検索し、文字要素論
理キーＣｉに対応する基本項目キーＫｉを探し出すこと
になる。更に。

文字要素レコードの基本項目キーＫｉを使って、基本項
目レコードの基本項目キーＫｉを検索する。

このようにして１図形要素のグループと文字要素を基本
項目レコードにより一括管理している。

従って、基本項目キーを使って、関連する情報を削除す
ることになる。削除の手順は次に示す。

今度は、建物が関連する情報をすべて削除するまでの手
順を第５図を使って説明する。

上述のように、図形端子３の関連情報削除のコマンドに
従い１文字要素または図形要素から該当する基本項目レ
コードを検索した後は、基本項目レコードから逆に、関
連する図形要素。

文字要素、加えて属性データ等を検索して削除すること
になる。

文字要素の場合は１例えば基本項目レコードの基本項目
キーＫｉに対応した文字要素論理キーＣ１を使って１文
字要素レコードにおいて該当する文字要素論理キーＣｉ
を検索し、この文字要素論理キーＣｉをピックＩＤに変
換して。

ピックＩＤの付されているデータブロックを削除するこ
とになり、要素保存ファイル５内の関連する文字要素を
削除し、また図形端末３のディスプレイ表示の文字も削
除することになる。

また、図形要素の場合は、例えば基本項目レコードの基
本項目キーＫｉに対応したグループ管理キーＧｉを使っ
て、グループ管理レコードにおいて該当する図形要素論
理キーＥｉ、Ｅｊ等を検索し、この図形要素論理キーＥ
ｉ、Ｅｊ等をピックＩＤに変換して、ピックＩＤの付さ
れているデータブロックを削除することになり。

要素保存ファイル５内の関連する図形要素を削除し、ま
た図形端末３のディスプレイ表示の線。

面等も削除することになる。

また、属性データの場合も、例えば基本項目レコードの
基本項目キーＫｉに対応した属性データキーＺｉを使っ
て、属性データベース１１内の関連する属性データＤｉ
を削除することになる。

建物に関する地図情報のうち、その１つの要素を指定し
て、関連する情報のすべてを削除するコマンドが発せら
れると、基本項目レコードにより一括して削除すること
ができる。

尚、データの変更の場合も同様の手順で処理がなされる
。

本実施例によれば、ピックＩＤを論理キーに変換して、
文字要素または図形要素から基本項目レコードまで、あ
るいは逆に、基本項目レコードから文字要素または図形
要素へ、論理キーをピックＩＤに変換することによって
速やかに検索が行われることになるので、関連するデー
タを迅速に把握して、データの削除、変更等を一括して
行うことができ、Ｗｉ易なシステムを提供できる効果が
ある。

（発明の効果〕 本発明によれば、地図情報システムにおいて、ディスプ
レイ上に表示された建物の線９面または文字のいずれか
を指定すると、その線等の情報を集合として一括管理し
ているので、関連する地図情報を迅速に把握できるし、
また地図情報の削除、変更等の処理を一元的に迅速に行
うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図−は、地図情報システムの概略図、第２図は、地
形データベース内に保管される地区と一枚の図の関係図
、第３図は、一枚の図の階層構造の例を示す図、第４図
は１図形要素または文字要素から基本項目レコードまで
の探索手順を示す図、第５図は、基本項目レコードから
関連する地図情報までの探索手順を示す図、第６図は、
ピックＩＤと論理キーの対応を示す図である。 １・・・ホストコンピュータ、２・・・端末制御装置。 ３・・・図形端末２４・・・地形データベース、５・・
・要素保存ファイル、６・・・文字要素ファイル、７・
・・図形要素管理ファイル、８・・・グループ管理ファ
イル、９・・・基本項目ファイル、１０・・・メインメ
モリ、１１・・属性データベース。 躬　３　ロ≧Ｔｈ７１辷旨眉講翳５−イテ１メ・ノシェ
番号

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、地図表示の要求を行い地図を表示する端末装置と、
   複数の形状要素、文字要素を持つ地図情報を保有するフ
   ァイルと、前記端末装置の要求により必要な地図情報を
   前記ファイルより読み出しまたは書き替えを行う処理装
   置とを有する地図情報システムにおいて、個々の形状要
   素を関連する形状要素のグループに連結し、前記グルー
   プと文字要素を連結したことを特徴とする地図情報連結
   方式。