JPH0528213Y2 - - Google Patents

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JPH0528213Y2
JPH0528213Y2 JP1986168073U JP16807386U JPH0528213Y2 JP H0528213 Y2 JPH0528213 Y2 JP H0528213Y2 JP 1986168073 U JP1986168073 U JP 1986168073U JP 16807386 U JP16807386 U JP 16807386U JP H0528213 Y2 JPH0528213 Y2 JP H0528213Y2
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JP
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lid
plate
container
lid plate
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JP1986168073U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は容器のキヤツプに設けた注出口をヒン
ジで連結した回動蓋板で閉鎖するようにしたキヤ
ツプ付き容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、回動できる蓋板で注出口を閉鎖するよう
にしたキヤツプは、実公昭56−20370号公報に記
載されている。
この公報に記載されたキヤツプは、第6図・第
7図に示すように、キヤツプ本体5の頂板に弧状
面35に形成した凹所を設け、この部分に回動蓋
板25を軸36で軸着し、回動蓋板25の基部に
設けた板状舌片37の先端部を、前記弧状面に圧
接させながら回動蓋板25を回動させ、そして、
前記板状舌片37で回動蓋板25を閉蓋位置と開
蓋位置に保持するようにし、閉蓋位置で回動蓋板
25の閉塞子28で注出口11を閉鎖するように
したものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第6図・第7図に示す従来のものは、板状舌片
37で弧状面35を押圧して、回動蓋板25を閉
蓋位置と開蓋位置に保持できるものである。
しかしながら、回動蓋板25から直角方向に板
状舌片37を大きく突出させているものであるの
で、キヤツプ本体5に弧状面35に形成した凹所
を設けなければならないので、回動蓋板25をキ
ヤツプの側壁部に設けることが困難であり、した
がつて、注出口11をキヤツプ本体5の側壁部に
形成することが困難である。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
開蓋位置を自己保持できるキヤツプの回動蓋を小
型に形成して、注出口のキヤツプの側壁部にも形
成できるようにするとともに、小型でも脱落の虞
のないものに形成することを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は容器1の口頸部2に、合成樹脂製のキ
ヤツプ本体5に設けた嵌着筒部6を嵌着し、前記
キヤツプ本体5に、若干の可撓性を有する壁部1
0を設け、この壁部10には容器1内に連通する
注出口11を設け、そして、この壁部10に沿う
若干の可撓性を有する合成樹脂製の蓋板20を、
蓋体20の基部側にU字状に折曲して形成した折
り返し部22で、前記壁部10を挟んで止着し、
この蓋板20は、下端面19が前記容器1の肩部
3の上面に近接する位置にあるように設け、この
蓋板20の中程に薄肉部23を残して斜めの切込
み24を設け、この斜めの切込み24は、蓋板2
0の基部側の内面から先端部30側の外部に向け
て形成して、回動蓋板25とこの回動蓋板25の
基部に接続する基部突出部26を形成し、回動蓋
板25には前記注出口11を閉鎖する閉塞子28
を設け、かつ、この回動蓋板25は、閉蓋位置か
ら開蓋位置に回動される中間部において、基部突
出部26が前記壁部10を強圧して通過するよう
に形成し、前記壁部10の上部に、開蓋位置に回
動された基部突出部26の先端が落とし込まれる
段部13を設けてキヤツプ付き容器とした。
〔作用〕
本考案は第3図に示す閉蓋状態にある回動蓋板
25の先端部30を外側に押すと、回動蓋板25
は薄肉部23をヒンジとして回動する。
そして、回動蓋板25の基部突出部26は、キ
ヤツプ本体5の壁部10を押し、壁部10と蓋板
20とを撓めながら回動し、デツドポイント12
を通過する。
デツドポイント12を通過した基部突出部26
は、壁部10により、回動蓋板25が開く向きに
押圧され、回動蓋板25の回動を付勢する。そし
て、回動蓋板25が開蓋位置に到達すると、基部
突出部26の先端が段部13に落ち込んでクリツ
ク音を発生すると共に、回動蓋板25を回動する
手にも、その振動は伝わる。
また、開蓋位置にある回動蓋板25を閉蓋する
向きに押すと、前記開蓋動作と同様にして基部突
出部26がデツドポイント12を通過し、そし
て、回動蓋板25は閉蓋する向きに付勢される。
また、容器本体1にキヤツプ本体5が嵌着され
ると、蓋板20の止着部が緩んでも、蓋板20の
下端面19が、容器1の肩部3の上面で抑止さ
れ、蓋板20は脱落しない。
〔実施例〕
第1図乃至第5図は本考案の一実施例の容器の
キヤツプ付き容器を示すものであり、容器1は略
水平状に形成した肩部3が設けてあり、この肩部
3の中央部に口頸部2が立設してある。
前記容器1の口頸部2に嵌着されるキヤツプ本
体5は、合成樹脂製で四角型の筒状に形成されて
おり、このキヤツプ本体5の頂板14に容器1の
口頸部2に嵌着できる突出部7を備えた嵌着筒部
6を設けるとともに、このキヤツプ本体5の筒状
部8に若干の可撓性を有する壁部10を設け、こ
の壁部10には容器1内に連通する注出口11を
設けるとともに、壁部10の下部の外側に係止用
凹部9を設けてある。
そして、前記壁部10に沿つて若干の可撓性を
有する合成樹脂製の蓋板20を設け、この蓋板2
0の基部側には、前記凹部9に係止される凸部2
1を設けるとともに、U字状に折曲した折り返し
部22を設けて、この折り返し部22で前記壁部
10を挟んで、蓋板20を壁部10の下部に止着
した。
そして、前記蓋板20は、前記キヤツプ本体5
を容器1の口頸部2に嵌着した位置で蓋板20の
下端面19が容器1の肩部3の上面に近接する位
置にあるように形成し、蓋板20が壁部10から
脱出しないように形成してある。
この蓋板20の中程に薄肉部23を残して斜め
の切込み24を設け、この斜め切込み24は、蓋
板20の基部側の内面から先端部30側の外部に
向けて形成して、回動蓋板25とこの回動蓋板2
5の基部に接続する基部突出部26を形成し、こ
の基部突出部26の内面には膨出部27が形成し
てあり、回動蓋板25には前記注出口11を閉蓋
する閉塞子28が設けてある。
また、前記回動蓋板25の基部突出部26が、
回動して接触する壁部10は、凹ませて形成して
あり、そして、前記薄肉部23の内側のデツドポ
イント12は最も凹ませて形成してある。さら
に、前記壁部10の上部に、開蓋された回動蓋板
25の基部突出部26の先端が落し込まれる段部
13が設けてあり、前記基部突出部26の先端が
段部13に落し込まれると、クイツク音を発す
る。
そして、前記基部突出部26は、斜めの切込み
24によつて形成されているので長さが、薄肉部
23から壁部10までの巾Wよりも長く形成され
ていて、回動蓋板25が、閉蓋位置から開蓋位置
に回動される中間部において、基部突出部26が
前記壁部10を強圧して通過するように形成して
ある。
〔考案の効果〕
本考案は、蓋板20を、蓋板20の基部側にU
字状に折曲して形成した折り返し部22で、壁部
10を挟んで止着し、前記蓋板20は、下端面1
9が容器1の肩部3の上面に近接する位置にある
ように設けたものである。
したがつて、容器1にキヤツプ本体5を嵌着す
ると、壁部10と蓋板20の止着部が緩んでも、
蓋板20は容器1の肩部3で抑止されて脱落しな
い。
また、壁部10の上部に、開蓋位置に回動され
た回動蓋板25の基部突出部26の先端が落し込
んまれる段部13を設けた。
したがつて、回動蓋板25を回動して開蓋位置
に到達すると、基部突出部26の先端が段部13
に落ち込んでクリツク音を発生すると共に、回動
蓋板25を回動する手にも、その振動が伝わり、
回動蓋板25が開蓋位置に達したことを知ること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
その分解斜視図、第3図はその要部の断面図、第
4図はその斜視図、第5図はその開蓋状態の斜視
図、第6図は従来例の断面図、第7図はその開蓋
状態の断面図である。 1……容器、2……口頸部、3……肩部、5…
…キヤツプ本体、6……嵌着筒部、10……壁
部、11……注出口、13……段部、19……下
端面、20……蓋板、22……折り返し部、23
……薄肉部、24……切込み、25……回動蓋
板、26……基部突出部、28……閉塞子、30
……先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器1の口頸部2に、合成樹脂製のキヤツプ本
    体5に設けた嵌着筒部6を嵌着し、前記キヤツプ
    本体5に、若干の可撓性を有する壁部10を設
    け、この壁部10には容器1内に連通する注出口
    11を設け、そして、この壁部10に沿う若干の
    可撓性を有する合成樹脂製の蓋板20を、蓋体2
    0の基部側にU字状に折曲して形成した折り返し
    部22で、前記壁部10を挟んで止着し、この蓋
    板20は、下端面19が前記容器1の肩部3の上
    面に近接する位置にあるように設け、この蓋板2
    0の中程に薄肉部23を残して斜めの切込み24
    を設け、この斜めの切込み24は、蓋板20の基
    部側の内面から先端部30側の外部に向けて形成
    し、回動蓋板25とこの回動蓋板25の基部に接
    続する基部突出部26を形成し、回動蓋板25に
    は前記注出口11を閉鎖する閉塞子28を設け、
    かつ、この回動蓋板25は、閉蓋位置から開蓋位
    置に回動される中間部において、基部突出部26
    が前記壁部10を強圧して通過するように形成
    し、前記壁部10の上部に、開蓋位置に回動され
    た基部突出部26の先端が落とし込まれる段部1
    3を設けたキヤツプ付き容器。
JP1986168073U 1986-10-31 1986-10-31 Expired - Lifetime JPH0528213Y2 (ja)

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JP1986168073U JPH0528213Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JPS6374456U JPS6374456U (ja) 1988-05-18
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6349346B2 (ja) * 1982-09-16 1988-10-04 Eiraku Sangyo Kk

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6096256U (ja) * 1983-12-02 1985-07-01 谷林 實 調味料用容器
JPH0454132Y2 (ja) * 1986-09-17 1992-12-18

Patent Citations (1)

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JPS6349346B2 (ja) * 1982-09-16 1988-10-04 Eiraku Sangyo Kk

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JPS6374456U (ja) 1988-05-18

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