JPH05281943A - マルチ画面表示装置 - Google Patents

マルチ画面表示装置

Info

Publication number
JPH05281943A
JPH05281943A JP4076581A JP7658192A JPH05281943A JP H05281943 A JPH05281943 A JP H05281943A JP 4076581 A JP4076581 A JP 4076581A JP 7658192 A JP7658192 A JP 7658192A JP H05281943 A JPH05281943 A JP H05281943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cursor
display device
display
displayed
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4076581A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyotaro Nishihara
豊太郎 西原
Tamotsu Ito
保 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4076581A priority Critical patent/JPH05281943A/ja
Publication of JPH05281943A publication Critical patent/JPH05281943A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の表示装置からなるマルチ画面表示装置に
おいて、カーソルがどの表示装置にあるのかがすぐに分
かるマルチ画面表示装置を提供する。 【構成】マルチ画面表示装置に、カーソルを表示中の表
示装置に対応する画像表示手段とその残りのカーソルを
表示していない表示装置に対応する画像表示手段とのい
ずれか一方または両者を通常の表示状態とは異なる表示
状態に設定する制御手段を備えた。 【効果】カーソルを表示中の表示装置と、残りのカーソ
ルを表示していない表示装置で画像の表示状態を異なる
表示状態にすることができるため、カーソルがある表示
装置がすぐに分かり、カーソルの操作性を向上させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,複数の表示装置を縦横
に規則正しく配置して全体として1つの大画面として扱
うマルチ画面表示装置に関し、更に詳しくはカーソルを
表示する機能を備えたマルチ画面表示装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】マルチ画面表示装置は画面数が多いた
め、カーソルを表示する場合にマルチ画面のどの表示装
置にカーソルがあるのかがなかなか識別しづらい。その
ため、従来は,特開平3−64796号公報に記載のよ
うに、ある表示装置から他の表示装置にカーソルが移動
する場合に一時的にカーソルの形状を変えるなどカーソ
ルを視認性のよいものに変えて表示するものが提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
のシステムはカーソルが表示装置をまたいで移動すると
きだけカーソルを視認性のよいものに変えるものであ
り、カーソルが一旦ある表示装置内に入ってしまうと通
常のカ−ソル表示となるため、ユーザがカーソルを大き
く移動させたりした場合にたまたまカーソルの表示装置
間の移動を見すごしてしまうとマルチ画面のどの表示装
置にカーソルがあるのかがすぐには分からずカーソルの
操作性が悪いという問題があった。
【0004】本発明の目的は、マルチ画面表示装置にお
いてカーソルがどの表示装置にあるのかがすぐに分かる
マルチ画面表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、複数の表示装置と画像を表示するための複数の画像
表示手段とカーソルを表示するための複数のカーソル表
示手段を備えたマルチ画面表示装置において、カーソル
を表示中の表示装置に対応する画像表示手段とその残り
のカーソルを表示していない表示装置に対応する画像表
示手段とのいずれか一方または両者の画像表示手段を通
常の表示状態とは異なる表示状態に設定する制御手段を
備えた。
【0006】
【作用】上記の制御手段は、カーソル表示モードにおい
て、例えばカーソルを表示中の表示装置に対応する画像
表示手段は画像を通常の表示状態で表示せしめて、一方
カーソルを表示していない表示装置に対応する画像表示
手段は画像の輝度を通常より低くして表示せしめるもの
であり、これにより一見してすぐにカーソルがある表示
装置が識別できる。
【0007】
【実施例】以下図面により本発明の実施例を詳述する。
図1は本発明の実施例を示す4面マルチ画面表示装置の
ブロック図であり、図1において1は中央演算処理装置
(CPU)、2は処理プログラムを格納する不揮発性の
読みだし専用メモリ(ROM)、3は光磁気ディスク装
置(MO)4のインターフェイス回路(MO IF)、
5はマウス6のインターフェイス回路(マウス I
F)、7a,7b,7c,7dは画像を表示するための
フレームメモリ、8a,8b,8c,8dはカーソルを
表示するためのカーソルメモリ、9a,9b,9c,9
dは表示のためにフレ−ムメモリ(7a,7b,7c,
7d)及びカーソルメモリ(8a,8b,8c,8d)
の内容をそれぞれ読みだすメモリ制御回路、10a,1
0b,10c,10dは画像とカーソルを合成するため
の切換回路、11a,11b,11c,11dはディジ
タル画像信号をアナログ画像信号に変換するD/A変換
回路、12a,12b,12c,12dは減衰回路、1
3a,13b,13c,13dは4面マルチ画面を構成
する表示装置、14はラッチ回路であり、本発明の説明
に関係しない回路については図1では省略している。な
お以下の説明においてフレームメモリ、カーソルメモ
リ、メモリ制御回路、切換回路、D/A変換回路、減衰
回路、表示装置を用いた説明では同様な4系列の回路の
うちの特定の1つを特に対象とした説明の場合を除いて
添字a,b,c,dは省略してフレームメモリ7あるい
は表示装置13などのように番号のみで記す。
【0008】この図1の4面マルチ画面表示装置に画像
を表示する場合は、CPU1がROM2に記録された処
理プログラムに従い光磁気ディスク装置4から画像デー
タを読みだし,その画像データを4面マルチ画面のうち
の表示せんと欲する表示装置13に対応するフレームメ
モリ7に転送することにより所望の表示装置13に画像
を表示するものである。またこの図1の4面マルチ画面
表示装置にカーソルを表示する場合は、1画面分の表示
領域を持つカーソルメモリ8に所望の形状のカーソルパ
ターンを書き込むことにより、切換回路10がカーソル
メモリ8にカーソルパターンが書き込まれている画素だ
けカーソルメモリ8の出力を選びカーソルメモリ8にカ
ーソルパターンが書き込まれていない画素はフレームメ
モリ7の出力を選ぶように画素単位で切り換えを行うた
め、画像の上にカーソルを合成して表示することができ
る。この画像及びカーソルの表示の動作は周知の動作で
あるためこれ以上の詳細な説明は省略する。
【0009】次にカーソルを表示中の動作について図2
のフローチャートを用いて説明する。図2はCPU1が
実行する処理のうち上位のメインプログラムからサブル
ーチンのかたちでコールされるカーソル表示の処理を示
したフローチャートである。この図2のカーソル表示の
処理は上位のメインプログラムからは最初にカーソルを
表示する表示装置13とその表示装置13におけるカー
ソルの表示位置を入力パラメータとしてコールされ、最
終的に確定したカーソルの座標値を出力パラメータとし
て上位のメインプログラムに返すものである。
【0010】図2の処理においては,まずカーソルメモ
リ8a,8b,8c,8dを全てクリアする(処理1)
(メインプログラムの最初の初期化の処理においても同
じ処理を行っていれば、この処理1はなくてもよい)。
次に上位のメインプログラムから与えられたパラメータ
(ここではまず表示装置13aにカーソルを表示するも
のとする)に従いカーソルメモリ8aの指定された座標
値にカーソルパターンを書き込み表示装置13aにカー
ソルを表示する(処理2)。そして減衰回路12の減衰
のON/OFFを設定するわけであるが、ここで図1の
減衰回路12はD/A変換回路11からの映像信号を減
衰させずにそのまま通常の表示状態で表示装置13に供
給する減衰OFFとD/A変換回路11からの映像信号
を定められたレベルだけ減衰させ通常の表示状態より輝
度を落とした状態で表示すべく表示装置13に供給する
減衰ONの2つの状態があり、ラッチ回路14から出力
される信号によりこの2つの状態のうちのいずれか一方
の状態をとるものである。ここで図2の説明に戻り、処
理2によりカーソルを表示した表示装置13aに対応す
る減衰回路12aは入力信号を減衰させない減衰OFF
の状態に、残りの3つの表示装置13b,13c,13
dに対応する減衰回路12b,12c,12dは入力信
号を定められたレベル減衰させる減衰ONの状態に設定
するようにラッチ回路14に所定のデータを書き込む
(処理3)。そしてマウス6からの入力を待ち(処理
4)、マウス6から入力があり且つその入力がマウス6
の移動によるカーソルの移動の指示であった場合には
(処理5)、カーソルの移動先の座標を算出し(処理
6)、カーソルを表示中のカーソルメモリ8a上のカー
ソルパタ−ンをクリアして今まで表示していたカーソル
を消去する(処理7)。そしてカーソルの移動先の座標
が今までカーソルを表示していた表示装置13aから出
て隣接する表示装置、例えば表示装置13b内の座標と
なる場合は(処理8)、今までカーソルを表示していた
表示装置13aに対応する減衰回路12aを減衰ONの
状態に、新たにカーソルを表示する表示装置13bに対
応する減衰回路12bを減衰OFFの状態に設定するよ
うにラッチ回路14に所定のデータを書き込む(処理
9)。そして新たにカーソルを表示するカーソルメモリ
8bの新たな座標にカーソルパターンを書き込みカーソ
ルを表示する(処理10)。一方カーソルの移動先の座
標が今までカーソルを表示していた表示装置13a内の
座標の場合は(処理8)、同じカーソルメモリ8aの新
たな座標にカーソルパターンを書き込みカーソルを表示
する(処理10)。そして次のマウス6からの入力を待
ち(処理4)、その入力がマウス6の移動によるカーソ
ルの移動の指示である間は以上の処理を繰り返すもので
ある。
【0011】一方マウス6からの入力がマウス6のクリ
ックボタンを押されたことによるカーソル位置の確定の
指示であった場合には(処理11)、今ここで最終的に
カーソルは表示装置13dにあるとすると、上位のメイ
ンプログラムに返す最終のカーソルの座標を取得して
(処理12)、カーソルを表示中のカーソルメモリ8d
上のカーソルパタ−ンをクリアして表示していたカーソ
ルを消去する(処理13)。そしてカーソルを表示して
いなかった表示装置13a,13b,13cに対応する
減衰回路12a,12b,12cを減衰OFFに設定す
るように即ち全ての4つの減衰回路12を減衰OFFの
状態に設定するようにラッチ回路14に所定のデータを
書き込み(処理14)カーソル表示のサブルーチンの処
理を終了して上位のメインプログラムに戻るものであ
る。
【0012】これによりこの実施例の4面マルチ画面表
示装置ではカーソルの表示中は、カーソルが表示されて
いる表示装置13のみ通常の輝度で表示され、それ以外
の表示装置13は通常よりも低い輝度で表示されるので
カーソルがある表示装置13がすぐに分かる。
【0013】なおある表示装置13から他の表示装置1
3へカーソルが移動するときには、一時的にカーソルの
一部分が元の表示装置13に表示されカーソルの残りの
部分が次の表示装置13に表示されることがありうる
が、このような場合はこの両者の2つの表示装置13に
対応する減衰回路12を減衰OFFに設定して残りの2
つの表示装置13に対応する減衰回路12を減衰ONに
設定するようにしてもよいし、更に減衰回路12に減衰
ONの状態よりは減衰のレベルが小さい半減衰の状態を
設け、カーソルが2つの表示装置13にまたがる場合だ
けこの2つの表示装置に表示する画像を半減衰の状態で
表示するようにしてもよい。
【0014】なお上記の説明においてカーソルの表示は
1画面分のカーソルメモリ8にカーソルパターンを書き
込むことにより表示する方式としたが、カーソルを表示
する方式としては、この他に小領域のカーソルメモリを
備えメモリ制御回路9によるフレームメモリ7とこの小
領域のカーソルメモリの表示読みだしの際に両者の相対
表示位置を変化させることによりカーソルを移動させる
方式、あるいは単純な十字カーソルなどの場合はカーソ
ルを表示すべき垂直走査線番号あるいは水平ドット位置
番号を示すレジスタを設けメモリ制御回路9から出力さ
れる表示のための垂直走査線番号と水平ドット位置番号
がこのレジスタと一致した場合にカーソルを表示する方
式などいろいろな方式がある。本発明はカーソルの表示
方式は特に限定はせず、どんなカーソル表示方式にでも
この実施例と同様に本発明を適用できるものであること
は明らかである。またこの実施例ではカーソルの移動の
指示の入力はマウス6によるものとしたが、これもマウ
ス6以外のキーボードなどから入力を行うようにしても
よく、あるいはROM2に記録する処理プログラムにお
いてカーソルの表示位置をあらかじめ指定するようにし
てもよい。
【0015】また図1の実施例において、D/A変換回
路11からの出力及び減衰回路12における減衰のレベ
ルを減衰ONの状態で画像の表示が通常の表示状態とな
るようにあらかじめ設定しておくと、通常の画像の表示
を減衰ONの状態で行うとともに、カーソルの表示は図
2の処理において処理14をカーソルを表示していた表
示装置13に対応する減衰回路12を減衰ONに設定す
るように変えて図2のカーソル表示の処理を実行するだ
けで、カーソルを表示している表示装置13を通常より
高い輝度で表示して、それ以外の表示装置13を通常ど
おりの表示状態で表示させることができ、この場合もカ
ーソルがある表示装置13がすぐ分かるようにすること
ができる。またこれと同じ機能は図1において減衰回路
12の代わりに増幅回路を設けることによっても実現で
きることは明らかである。
【0016】またD/A変換回路11の出力信号のレベ
ルとして異なる2つのレベルをとることが可能なように
D/A変換回路11を構成することにより、D/A変換
回路11に減衰回路12の機能を持たせることができ減
衰回路12を削除するができる。また表示装置13にお
いて表示画像の輝度の制御が外部より可能な場合にはラ
ッチ回路14の出力でもって直接表示装置13を制御す
るようにして減衰回路12を削除してもよい。
【0017】またカーソル表示を制御するための処理プ
ログラムは厳密に図2に示した順序だけに限られるもの
ではなく、例えば処理11を処理5の前に行ってもよい
し、また処理7を処理6の前に行ってもよいなど他の順
序で処理を行ってもよいことは明らかである。またカー
ソル表示の処理自体も図2に示したサブルーチン形式に
限られず、例えばマウス6からの入力がある度毎にCP
U1に対して割込みをかける回路構成として割込み処理
によりカーソル表示の処理を行うようにしても本発明を
適用できることは明らかである。
【0018】なお図1の実施例では表示装置13に表示
する画像は静止画のみであるが、表示装置13が複数の
映像信号入力端子を備えている場合には他の入力端子に
動画の映像信号を入力してCPU1より表示装置13の
入力の選択を制御することにより、あるいはまた表示装
置13が1つの入力端子しか持たない場合は動画の映像
信号と静止画の映像信号の切換回路を設けることにより
動画の表示も可能なマルチ画面表示装置を構成すること
ができ、これに本発明を適用してもよいことは明らかで
ある。
【0019】次に本発明の第2の実施例を説明する。図
3は本発明の第2の実施例を示す4面マルチ画面表示装
置のブロック図であり、図3において15a,15b,
15c,15dは画像データの色変換を行う周知のルッ
クアップテーブル(以下LUTと略す)であり、その他
の符号は図1の場合と同じである。なお以下の説明にお
いてフレームメモリ、カーソルメモリ、メモリ制御回
路、LUT、切換回路、D/A変換回路、表示装置を用
いた説明では同様な4系列の回路のうちの特定の1つを
特に対象とした説明の場合を除いて添字a,b,c,d
は省略してLUT15あるいは表示装置13などのよう
に番号のみで記す。簡単のためこの第2の実施例のフレ
ームメモリ7は1画素当たり3ビットのデータを持ち8
色のカラー画像の表示が可能とし、またLUT15の出
力はR(赤)、G(緑)、B(青)各8ビットとする。
従ってLUT15は8ワード(1ワード当たり24ビッ
ト)の容量を持つメモリで構成される。なお切換回路1
0及びD/A変換回路11は実際にはそれぞれR,G,
Bの3系統が必要であるが図3においては簡単のために
1系統だけで表している。
【0020】この図3の第2の実施例では図1の実施例
において減衰回路12によって行っていたカーソル表示
の際の画面の輝度の変更をLUT15のデータの書替え
によって行わんとするものである。以下図4のフローチ
ャートを用いてカーソル表示の動作について説明する。
今この図3の4面マルチ画面表示装置における通常の表
示状態における表示色の設定値すなわちLUT15に格
納するデータを表1に示すような値とする。
【0021】
【表1】
【0022】ここで表1におけるアドレスはLUT15
の8ワードのエントリアドレスでありフレームメモリ7
からの3ビットのデータがそのままこのアドレスに接続
される。また表1におけるR,G,Bデータは各アドレ
スに対応してLUT15に格納されるデータであるとと
もにLUT15からのR,G,B出力データをも表す。
【0023】この図4のフローチャートは基本的な構造
は図2のフローチャートと同じであるが、まず図2にお
ける処理のうち処理3が図4では処理15におきかわっ
ている。今ここで初期状態ではカーソルを表示装置13
aに表示するものとすると、図2の処理3は減衰回路1
2の減衰のON/OFFでもって、カーソルを表示する
表示装置13aの画像を通常の輝度で表示させ、残りの
表示装置13b,13c,13dを輝度を低下させた状
態で表示させんとするものであるが、図4の処理15に
おいてはカーソルを表示する表示装置13aに対応する
LUT15aに表1のデータをCPU1より書き込み通
常の輝度で表示するようにし(但し通常の表示状態にお
いて表1のデータがすでに格納されており実際にはこの
処理は省略できることが多い)そしてカーソルを表示し
ない表示装置13b,13c,13dに対応するLUT
15b,15c,15dにはR,G,Bの輝度が表1の
約半分になった表2のデータを書き込み画像を表示する
輝度を低下させる。
【0024】
【表2】
【0025】更に図4のフローチャートでは図2の処理
9が処理16におきかわっている。すなわち図4におい
てはカーソルの移動先が他の表示装置(ここでは表示装
置13bとする)への移動の場合(処理8)、処理16
により今までカーソルを表示していた表示装置13aに
対応するLUT15aには表2のデータがCPU1から
書き込まれ通常より輝度が低下した状態で画像の表示が
なされるようにし、新たにカーソルを表示する表示装置
13bに対応するLUT15bには表1のデータがCP
U1から書き込まれ通常の表示状態で画像の表示がなさ
れるようにする。また図4のフローチャートでは図2の
場合の処理14が処理17におきかわっている。今ここ
で最終的にカーソルが表示装置13dにあるとすると、
カーソルの座標が確定した(処理11)後、処理17に
よりカーソルを表示していなかった表示装置13a,1
3b,13cに対応するLUT15a,15b,15c
に表1のデータを書き込み4つの表示装置13全てが通
常の表示状態で表示されるようにするものである。
【0026】以上説明したとおり図3の第2の実施例の
場合にもカーソルが表示されている表示装置13のみ通
常の輝度で画像を表示させ、残りのカーソルが表示され
ていない表示装置13は通常の状態より輝度を低下した
状態で画像を表示させることができるため、カーソルが
ある表示装置13がすぐに分かる。
【0027】なお表2のデータをLUT15に格納した
状態で通常の輝度レベルで画像が表示されるようにD/
A変換回路11からの出力信号のレベルを設定してお
き、通常の画像の表示をLUT15に表2のデータを格
納して行うとともに、カーソルの表示は図4の処理にお
いて処理17をカーソルを表示していた表示装置13に
対応するLUT15に表2のデータを格納するように変
えて図4のカーソル表示の処理を実行するだけで、同じ
第2の実施例においてカーソルがある表示装置13が通
常より高い輝度で画像が表示され、残りのカーソルが表
示されていない表示装置13は通常の表示状態で画像が
表示されるようにすることもでき、この場合もカーソル
がある表示装置13がすぐに分かるようにすることがで
きる。
【0028】また画像データとして例えば値0を画像の
背景色として用いる場合、表3に示すような表1と値0
のデータのみが異なるデータを用意して、通常の表示は
表1のデータをLUT15に格納して行い、またカーソ
ル表示の処理は図4の処理の処理15においてカーソル
を表示する表示装置13に対応するLUT15に表3の
データを書き込み他の表示装置13に対応するLUT1
5に表1のデータを書き込み、処理16においてカーソ
ルを表示していた表示装置13に対応するLUT15に
表1のデータを、新たにカーソルを表示する表示装置1
3に対応するLUT15に表3のデータを書き込み、処
理17においてカーソルを表示していた表示装置13に
対応するLUT15に表1のデータを書き込むようにす
ると、カーソルを表示している表示装置13だけ画像の
背景色が低輝度の青で表示され、残りのカーソルを表示
していない表示装置13の画像の背景色は通常の背景色
である黒のままで表示されることになり、この場合もカ
ーソルがある表示装置13がすぐに分かる。
【0029】
【表3】
【0030】なおこの場合、カーソルを表示中の表示装
置13は通常の表示の背景色のままとし、カーソルを表
示していない表示装置13の表示画像の背景色を通常の
表示色とは異なる色又は輝度となるようにLUT15を
書き替えてもよいことは明らかである。また表示色を通
常の色と変えるのは背景色だけに限られず、また1つの
画面のうち1色だけでなく複数の色を通常の表示色とは
異なる色又は輝度に変えるようにLUT15を設定して
もよいことは明らかである。またカーソルを表示中の表
示装置13と残りのカーソルを表示していない表示装置
13の両者をそれぞれ通常の表示色とは異なる色にする
ようにLUT15(この場合は4つ全てのLUT15に
なる)を書き替えてもよい。
【0031】なおLUT15に格納するデ−タの値は表
1、表2、表3に示した値だけに限られるものではなく
表示する画像に応じて任意のデータを選んで設定してよ
いし、また4つの表示装置13で異なるデータを格納す
るようにしてもよい。
【0032】またCPU1からLUT15へのデータの
書き込みはメモリ制御回路9により生成される表示タイ
ミングの垂直帰線期間中に行うようにしてもよい。
【0033】またLUT15のデータの書替えをCPU
1により行うのではなく、1つのフレ−ムメモリ7に対
して複数個例えば2個のLUTを用意して、1個のLU
Tに表1のデータを格納して他のLUTに表2のデータ
を格納するなどして、フレームメモリ7とこれらのLU
Tの接続を切り換えることによりCPU1からのデータ
の書替えと同様な機能を実現することもできる。
【0034】なおカーソルを表示中の表示装置13とカ
ーソルを表示していない表示装置13のいずれか一方ま
たは両者で表示画像の色を通常の表示色とは異なる色に
設定するための手段は上記したLUT15の書替えだけ
に限られず、例えばフレームメモリ7に格納された画像
データを他の表示色に相当する他の値に書き替えるなど
しても実現できることは明らかである。
【0035】また上記の2つの実施例では,表示画像の
輝度あるいは表示色を通常とは異なる状態に変更するこ
とによりカーソルがある表示装置13がすぐに分かるよ
うにするとしたが、フレームメモリ7の特定の値のデー
タが一定周期で他の値に置き代わって表示されるフラッ
シングの機能を備えたマルチ画面表示装置では、その特
定の値のデータで各画像の例えば左上隅に、ある目印の
パターンを表示しておきカーソルがある表示装置13だ
けそのパターンをフラッシングさせるようにしてもよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればマ
ルチ画面表示装置においてカーソルを表示中の表示装置
における表示画像とカーソルを表示していない表示装置
における表示画像のいずれか一方または両者を通常の表
示状態とは異なる表示状態で表示することができるた
め、カーソルを表示中の表示装置を即座に知ることがで
きカーソルの操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】実施例における処理プログラムのフローチャー
トである。
【図3】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図4】第2の実施例における処理プログラムのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…CPU、 2…ROM、 7a,7b,7c,7d…フレームメモリ、 8a,8b,8c,8d…カーソルメモリ、 12a,12b,12c,12d…減衰回路、 13a,13b,13c,13d…表示装置、 15a,15b,15c,15d…LUT。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の表示装置と、その表示装置のそれぞ
    れに画像を表示するための複数の画像表示手段と、その
    表示装置のそれぞれにカーソルを表示するための複数の
    カーソル表示手段を備えたマルチ画面表示装置におい
    て、カーソルを表示中の表示装置に対応する画像表示手
    段とその残りのカーソルを表示していない表示装置に対
    応する画像表示手段とのいずれか一方または両者の画像
    表示装置を通常の表示状態とは異なる表示状態に設定す
    る制御手段を備えたことを特徴とするマルチ画面表示装
    置。
  2. 【請求項2】カーソルを表示中の表示装置に対応する画
    像表示手段をして表示中の画像の輝度を通常の輝度と異
    なる輝度に設定して表示せしめる制御手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のマルチ画面表示装置。
  3. 【請求項3】カーソルを表示していない表示装置に対応
    する画像表示手段をして表示中の画像の輝度を通常の輝
    度と異なる輝度に設定して表示せしめる制御手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のマルチ画面表示装
    置。
  4. 【請求項4】カーソルを表示中の表示装置に対応する画
    像表示手段をして表示中の画像の色のうち少なくとも1
    つ以上の色を通常の表示色とは異なる色に設定して表示
    せしめる制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のマルチ画面表示装置。
  5. 【請求項5】カーソルを表示中していない表示装置に対
    応する画像表示手段をして表示中の画像の色のうち少な
    くとも1つ以上の色を通常の表示色とは異なる色に設定
    して表示せしめる制御手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載のマルチ画面表示装置。
JP4076581A 1992-03-31 1992-03-31 マルチ画面表示装置 Pending JPH05281943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4076581A JPH05281943A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 マルチ画面表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4076581A JPH05281943A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 マルチ画面表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05281943A true JPH05281943A (ja) 1993-10-29

Family

ID=13609248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4076581A Pending JPH05281943A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 マルチ画面表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05281943A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000031612A1 (fr) * 1998-11-26 2000-06-02 International Business Machines Corporation Procede et dispositif d'economie d'energie pour ecran

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000031612A1 (fr) * 1998-11-26 2000-06-02 International Business Machines Corporation Procede et dispositif d'economie d'energie pour ecran
EP1134645A1 (en) * 1998-11-26 2001-09-19 International Business Machines Corporation Power saving method and device for display
US6509911B1 (en) 1998-11-26 2003-01-21 International Business Machines Corporation Power management method and device for display devices
EP1134645A4 (en) * 1998-11-26 2003-02-05 Ibm ENERGY SAVING PROCESS AND DEVICE FOR SCREEN DISPLAY

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5467442A (en) Image processing apparatus
JPH056197B2 (ja)
US5630038A (en) Method and apparatus for coloring an image on a screen
JPH0850659A (ja) フルモーション動画のntsc式表示装置および方法
JPH0587849B2 (ja)
JPS6360395B2 (ja)
EP0573293B1 (en) Video mixing apparatus
JPH04220692A (ja) ディスプレイモニタ制御システムおよび方法
JPH05281943A (ja) マルチ画面表示装置
JPS6060062B2 (ja) カラ−グラフイツクデイスプレイ装置
US5592196A (en) Picture data processing apparatus
JPS61175818A (ja) カラ−ハ−ドコピ−装置に対する色情報の修正方式
JP3043077B2 (ja) フレームバッファ制御装置
JP2962810B2 (ja) 画像表示装置
JPH0594167A (ja) 画像表示方法
JPH06202606A (ja) ウィンドウ画面の表示方法
JPH0367296A (ja) 表示合成装置
JPH028892A (ja) グラフィックディスプレイ
JPH0540459A (ja) 表示制御装置
JPS5928916B2 (ja) 陰極線管デイスプレイ装置の格子状パタ−ン発生装置
JPH0535243A (ja) 画像処理装置
JPH05130504A (ja) 画像表示制御装置
JPS60230689A (ja) 表示メモリ−書込制御装置
JPS5928915B2 (ja) 陰極線管デイスプレイ装置
JPH05273954A (ja) 表示装置