JPH0528149A - 画像デ−タ拡大方法 - Google Patents

画像デ−タ拡大方法

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JPH0528149A
JPH0528149A JP3181131A JP18113191A JPH0528149A JP H0528149 A JPH0528149 A JP H0528149A JP 3181131 A JP3181131 A JP 3181131A JP 18113191 A JP18113191 A JP 18113191A JP H0528149 A JPH0528149 A JP H0528149A
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JP
Japan
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enlarging
point
processing
image data
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JP3181131A
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English (en)
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Hirobumi Yokosuka
博文 横須賀
Yasuo Sakai
康夫 酒井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像データの表示や印刷を行う情報処理装置に
おいて、文字の拡大処理において、線幅の不揃いの少な
いきれいな拡大文字を提供すること。 【構成】拡大倍率に応じて所定ドット数毎に選択される
ある一点のデ−タを所定の方向について拡大する画像デ
−タ拡大方法であって、図3(a)を拡大前の状態と
し、拡大後の状態を図3(b)とした場合、上記拡大処
理を示す論理式は、 B1=A・B+B・(UA・¬UB+DA・¬DB) B2=B・(¬A+C)+B・(¬UA・UB+¬DA
・DB+¬UB・UC+¬DB・DC) で示されることを特徴とする。 【効果】低い拡大倍率であっても、文字品質の低下が目
立たない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二値化した二次元画像
データの拡大処理方式に関し、特に文字画像のような
線、点を拡大する場合に好適な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサや、電子出版装置等で
は、様々な大きさの文字を表示したり印刷したいという
要求がある。これに対し従来の装置は、およそ2500
(50×50)ドット以下で使用されている文字は、文
字をドットフォントとして記憶し、画像データを拡大縮
小することで、様々な大きさの文字データを作り出して
いた。
【0003】また、およそ2500ドット以上になると
文字の輪郭を座標データで記憶しておき座標を拡大縮小
した後、黒い部分を塗りつぶすという処理を行ってい
る。この処理方法はアウトラインフォント方式と呼ばれ
るが、ドット数が少ない文字では文字の輪郭を示す座標
データが粗くなり文字品質が落ちてしまう。
【0004】従来、画像の拡大方法は、特開昭63−1
74184に開示されているが如く、原画像を新たな格
子間隔で再標本化処理していた。この場合、再標本化点
の濃度の決定は、原画像の近傍の濃度値、具体的には再
標本化点の周囲4画素の濃度値を参照して、補間してい
た(これを濃度計算という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、拡大
倍率が大きければ斜め線のぎざぎざを滑らかにすること
もでき、見やすい文字を提供できる。しかし、拡大倍率
が小さい場合、特に2倍以下の場合は、拡大に伴う文字
品質の低下が非常に目立ちやすかった。例えば、再標本
化点の座標位置により、1ドットの黒点が2ドットに太
る場合と1ドットのままの場合が発生し、文字画像とし
ては、縦線及び横線の線幅の不揃いとなって表れてい
た。
【0006】本発明の目的は、文字画像の線幅を保持し
つつ拡大し、拡大倍率が小さい場合でも、文字品質の低
下を目立たなくして、見やすい拡大文字画像を提供する
ことのできる情報処理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、画像デ−タを構成する点の
うち、拡大倍率に応じて定まるドット数毎に選択される
ある一点のデ−タを所定の方向についての二点のデ−タ
に拡大することにより画像デ−タ全体を拡大する画像デ
−タ拡大方法であって、該拡大処理は、上記一点の周囲
の八つの点のデ−タと、該一点自身のデ−タとに基づい
て論理計算を行うものであることを特徴とする画像デ−
タ拡大方法が提供される。
【0008】この場合、上記拡大処理は、拡大倍率に応
じて決定される所定ドット数毎に選択されるドットのデ
−タを処理対象とする繰返し拡大であって、上記一点を
符号Bとして、また、該一点の周囲八点を、左上の点か
ら時計周りに符号UA,UB,UC,A,C,DA,D
B,DCで表し、また、Bを拡大した結果である二点の
デ−タのうちの左側の点をB1、右側の点をB2とし、
該二点の周囲十点を、左上の点から順に時計周りに、U
A、UB1、UB2、UC、C、DC、DB2、DB
1、DA、Aの符号で示した場合、上記拡大処理を示す
論理式は、 B1=A・B+B・(UA・¬UB+DA・¬DB) B2=B・(¬A+C)+B・(¬UA・UB+¬DA
・DB+¬UB・UC+¬DB・DC) で示されるものであることが好ましい。
【0009】さらに、該画像デ−タ拡大方法は、順次、
実行される複数の処理段階を含み、各処理段階おいて
は、拡大対象となる領域を構成する全ての点を処理対象
として当該処理を行った後、次の処理段階に移るもので
あることが好ましい。
【0010】他の態様としては、文字デ−タを記憶する
記憶手段と、該記憶手段から文字デ−タを読み出して、
該読み出した文字デ−タに対し、上述の画像デ−タ拡大
方法を実行する機能を有する拡大手段と、上記文字デ−
タおよび上記拡大手段により拡大された文字デ−タを表
示する表示手段とを備えたことを特徴とする情報処理装
置が提供される。
【0011】
【作用】拡大処理は、処理対象となる点の周囲8点およ
び、それ対象点自身のデ−タの内容を参照して行われ
る。そして、拡大処理対象および拡大処理後の各点を、
図3のような符号で示した場合、その具体的処理内容
は、以下の論理式で示すことができる。
【0012】 B1=A・B+B・(UA・¬UB+DA・¬DB) B2=B・(¬A+C)+B・(¬UA・UB+¬DA
・DB+¬UB・UC+¬DB・DC) そして、この処理は、所定の段階に分けて実行されるも
のであり、各段階毎に処理対象となる点すべてに当該段
階の処理を実行した後、次の段階の処理を実行する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を各図により説明す
る。図1は、本発明に係る文字画像拡大装置を用いて文
書編集装置を構成した一実施例である。
【0014】該文書編集装置は、中央処理装置(以下C
PU)401と、キーボード等で構成される入力装置4
02と、プリンタ等で構成される出力装置403と、ラ
ンダムアクセスメモリや不揮発性メモリ等で構成される
記憶装置404と、表示制御装置405と、表示装置4
06とにより主に構成される。
【0015】本実施例では、表示処理に文字画像の拡大
を行うこととし、文字画像拡大装置は、表示制御装置4
05に含まれている。
【0016】該文書編集装置は、入力装置402からの
仮名、漢字あるいは英数字の入力を、記憶装置404に
記憶されたプログラムに従って、表示制御装置405を
通して表示装置406に表示することで、操作者に編集
文書をしらしめ、操作者は、編集文書を表示で確認し、
出力装置403で印刷し、所望の文書を得ることができ
る。
【0017】次に、本発明に係る文字画像拡大を行う表
示装置405について図2を用いて説明する。
【0018】図2は、表示制御装置405のブロック
は、グラフィックプロセッサ501、P/S変換機50
2、ビットマップメモリ(以下、「BM」という。)5
03、キャラクタ・ジェネレ−タ(以下「CG」とい
う)504により構成される。
【0019】グラフィックプロセッサ501は、単純な
ビットの繰返しによる拡大処理を実行する機能を有して
いる。これは2次元複写機能及び画像の拡大機能をもつ
LSIを用いることができる。
【0020】BM503は、表示デ−タの格納領域とし
て、また、画像処理を行う際のワ−クエリアとして使用
可能である。
【0021】CG504は文字画像データを保持してい
る不揮発性メモリである。
【0022】一般的にCRTデイスプレイのような表示
装置はシリアルな映像信号により表示を行うので、BM
503から読みだされたパラレルな表示データをシリア
ルに変換する必要があるが、この変換はP/S変換器5
02が行っている。
【0023】次に、本実施例における文字画像拡大処理
のアルゴリズムを説明する。
【0024】ここでは、横方向と縦方向を分けて考え、
説明は横方向で行うが、縦方向も同様に考えられる。
【0025】図3(a)は、拡大源データのある隣接し
た9ドットの位置関係を示し、図3(b)は、該源デー
タの拡大後の位置関係を表している。
【0026】また、図4は、拡大源データのBビットを
拡大してB1、B2ビットとするときの真理値表であ
る。この真理値表は、AビットとCビットの横方向のデ
ータを参照して拡大後のデータを決定するものである。
該真理値表により拡大を行えば、縦線の1ビットが2ビ
ットに太るといったことは起こらない。
【0027】しかし、この真理値表に基づいて行う拡大
処理のみでは、斜め線及び角点の欠落が発生してしま
う。
【0028】そこで、本実施例においては、更に、図4
に示した真理値表に基づいて実現される拡大処理に対し
て、補正処理を行っている。
【0029】この真理値表による拡大処理と、補正処理
とをまとめると、数1、数2に示すような変換式として
表すことができる。
【0030】
【数1】 B1=A・B+B・(UA・¬UB+DA・¬DB)
【0031】
【数2】B2=B・(¬A+C)+B・(¬UA・UB
+¬DA・DB+¬UB・UC+¬DB・DC) (記号¬は、記号の次の項が論理反転することを示して
いる)数1、数2とも、第1項は、図4で示した真理値
表に相当する項である。また、第2項は、斜め線および
角点の欠落ドットをなくすための補正処理に相当する項
である。
【0032】この数1、数2の第1項と第2項との役割
を具体的に示したのが図5である。
【0033】まず、第1段階として、第1項に相当する
処理、つまり図4の真理値表に基づく拡大処理が実行さ
れる。しかし、このままでは、上述したとおり、斜め線
や各点が欠落する。そのため、続いて、第2項により示
される補正処理を実行すると、欠落点が無くなる。
【0034】次に、ビットマップメモリ上で縦方向と横
方向とにこの数1、数2で示される拡大処理を実現する
方法について説明する。
【0035】本実施例は、上記数1、数2で示される拡
大処理のすべてをある一点に対して実行し、該変換処理
が完全に終了した後、次の点の処理に行うものではな
い。言い替えれば、拡大対象領域を構成する”点”につ
いて、各点毎に拡大処理を完成させて行くものではな
い。
【0036】本実施例においては、数1及び数2を構成
する複数の処理のうちの一部、具体的には、後述する図
6の各手順毎の処理を拡大対象領域全体の点に対して行
う。そして、該処理が完了した時点で、該処理の次の処
理を、再び、拡大対象領域全体に対して行っている。つ
まり、拡大後のデ−タを一点ごとに”完成”させて行く
のではなく、全ての点に対し、徐々に処理を実行し、い
わば2次元的に複写処理を行うことにより、最終的に
は、すべての点についての拡大処理を”ほぼ同時に完
成”させる構成となっている。
【0037】具体的な処理を説明する。
【0038】拡大処理を行うために、メモリ中には、ワ
−クエリア、デスティネ−ションエリア、ソ−スエリア
が確保される。
【0039】ソ−スエリアは、拡大源となるフォントデ
−タが格納されている領域である。
【0040】デスティネ−ションエリアは、最終的には
拡大後のデ−タとなるデ−タを格納する領域である。
【0041】ワ−クエリアとは、拡大処理の途中で利用
するための作業用の領域で、デスティネ−ションエリア
と同じ大きさである。
【0042】ビット演算機能付き拡大複写を行う際に実
行される演算、つまり転送モードとしては、REPLA
CE、AND、AND2、ORの4種類を使用してい
る。
【0043】これらの転送モ−ドの内容は、転送源のビ
ットを拡大処理したものをS、転送先のビットをDとす
ると、
【0044】
【数3】REPLACE : D=S
【0045】
【数4】AND : D=D・S
【0046】
【数5】AND2 : D=D・¬S
【0047】
【数6】OR : D=D+Sという論理処
理である。
【0048】そして、図6に示す手順で、これらのビッ
ト演算付き複写を計17回行うことで横方向に線幅を保
持しつつ拡大処理を行うことができる。
【0049】また、本実施例はこの複写を行う際に使用
する各領域の原点を、図7に示すように複数種類を設定
し、いずれかを選択できるようにしている。そして、上
記2次元の3つの領域間、つまり、ソ−スエリア、ワ−
クエリア、デスティネ−ションエリアの間でビット演算
機能付き拡大複写を行う際に、転送源の座標原点と、転
送先の座標原点をずらすことにより、図8のように繰返
し点がずれるようにしている。
【0050】そのため、転送源の原点として本来の原点
である*OPの位置、例えば、SOPを使用すると、原
画像のデ−タビット”ABC”は、真中のビットであ
る、Bが繰り返されて、”ABBC”となる。また、本
来の原点よりも左側に1ドットずれている*LPの位
置、例えばSLPを原点として使用すると、繰り返され
るビットが左にずれて、Aが繰り返されることになう。
その結果、該処理後のデ−タビットは”AABC”とな
る。また、本来の原点よりも右側に1ドットずれている
*RPの位置、例えばSRPを原点として使用すると、
繰り返されるビットが右にずれて、Cが繰り返されるこ
とになる。その結果、該処理後のデ−タビットは、”A
BCC”となる。
【0051】そして、転送先の原点が転送源の原点と対
応する位置であれば、例えば、転送源の原点がSOPで
転送先の原点がWOPである場合は、上記処理後のデ−
タビットは、転送先のエリア上において、転送源となる
エリア上における位置と対応する位置に配置される。
【0052】一方、転送先の原点と、転送源の原点とが
ずれていれば、その原点間の位置関係に応じて、上記処
理後のデ−タビットの配置される位置も転送源エリア上
における位置とはずれた位置に配置されることになる。
例えば、転送源の原点がSOPで転送先の原点がDRP
である場合には、上記処理後のデ−タビットは、転送源
のエリア上における位置よりも右へ1ドットずれた位置
に配置される。
【0053】図6に示した手順で行われるこのビット演
算付き複写を、詳細に説明する。
【0054】手順1では、ソ−スエリアからワ−クエリ
アへ拡大REPLACE複写を行う。この時、転送源の
座標原点がSLPで、転送先の原点座標がWLPである
ため、つまり転送源座標、転送先座標とも左へ1ドット
ずれているため、ワ−クエリアにはソ−スエリアのA列
が繰り返された画像(図8を参照)が、そのままの位置
で複写される。
【0055】手順2では、ソ−スエリアからワ−クエリ
アへ拡大AND複写を行う。この時、転送源の座標原点
がSRPで、転送先の原点座標がWRPであるため、つ
まり転送源座標、転送先座標とも右へ1ドットずれてい
るため、ソ−スエリアのC列が繰り返された画像(図8
を参照)が、そのままの位置で、ワ−クエリアの元デ−
タ、つまり手順1でワ−クエリアに複写されたデ−タと
AND演算をして複写される。これにより、ワ−クエリ
アのデ−タは、図9(a)のようになる。
【0056】手順3においては、ソ−スエリアからデス
ティネ−ションエリアへ拡大REPLACE複写を行
う。この時、転送源座標はSOPであり左右どちらにも
ずれていない。一方、転送先座標はDRPとなってお
り、右へずれている。そのため、ソ−スエリアのB列が
繰り返された画像が、デスティネ−ションエリアの右へ
1ドットずれた位置にREPLACE複写される。その
結果デスティネ−ションエリアのデ−タは、図9(b)
のようになる。
【0057】手順4では、ソ−スエリアからデスティネ
−ションエリアへ拡大AND2複写を行う。この時、転
送源座標はSLP、つまり、左へ1ドットずれている。
一方、転送先座標はDOP、つまり左右どちらにもずれ
ていない。そのため、ソ−スエリアのA列が繰り返され
た画像が、デスティネ−ションエリアの右へ1ドットず
れた位置にAND2複写される。その結果、デスティネ
−ションエリアのデ−タは、図9(c)のようになる。
【0058】手順5では、手順2で生成されたワ−クエ
リアのデ−タと、手順4で生成されたデスティネ−ショ
ンエリアのデ−タをOR複写することで、デスティネ−
ションエリアのデ−タは、図9(d)のようになる。
【0059】以上の手順により生成されたデスティネ−
ションエリアのデ−タ(図9(d)参照)は、数1、数
2に示した変換式の第1項と同じものになっていること
がわかる。
【0060】手順6から手順17についても、同様に処
理を行うことにより、上述の変換式で示される演算をビ
ットマップメモリ上において実現することができる。
【0061】ここでは、横方向の拡大処理のみを説明し
たが、縦方向の拡大も、横方向と同様に行えるのは明ら
かである。
【0062】16×16ドットの文字画像データで示さ
れる実際の文字を、20×20ドットに拡大処理した状
態を、従来法と比較して示したのが図10である。
【0063】図10(a)が源フォントである。図10
(b)は、従来の方法による拡大処理後の文字画像、図
10(c)が本発明の方法による拡大処理後の文字画像
である。
【0064】以上説明したとおり、本実施例によれば、
縦線及び横線の太り、細りがなく、また、斜め線のとぎ
れや角点の欠落のない良好な拡大文字画像が得られるま
た、これにより、予め保持しておく必要のある文字画像
デ−タを少なくすることができるため、装置の小型化お
よび、低コストかを図ることができる。また、拡大処理
は、各段階毎に、拡大処理対象となる点すべてに対して
実行するため、グラフィックプロセッサ501として汎
用的なものを使用することができる。
【0065】なお、上記実施例においては文字の拡大処
理についてのみ説明したが、文字を示さない画像デ−タ
についても適用可能であることは言うまでもない。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、拡大倍率の小さい場合
でも、縦線、横線の線幅の変化を最小限に抑えることが
でき、文字品質の低下の目立たない、見やすい画像を提
供できる。また、処理装置として汎用的なものを使用す
ることができるため、これにより、従来様々なサイズの
文字画像データを保有していた情報編集装置などが、文
字画像データを削減でき装置が小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である文字画像拡大装置を利
用する文書編集装置の全体ブロック図である。
【図2】本実施例の表示制御装置のブロック図である。
【図3】拡大前と拡大後とのデ−タビットの対応関係を
示す説明図である。
【図4】拡大処理を示す真理値表である。
【図5】補正処理の意義を示す拡大処理例である。
【図6】拡大処理全体の手順を示す表である。
【図7】複写処理するときの領域原点と座標略号を示す
説明図である。
【図8】転送源の領域原点と転送先の領域原点を1ビッ
トずらすことにより、拡大時のビットの繰返し点がずれ
ることを示す表である。
【図9】図6に示した拡大処理の詳細を示す表である。
【図10】16×16ドットのドットフォントを20×
20ドットに拡大処理した例を示す説明図である。
【符号の説明】
401・・・CPU 402・・・入力装置 403・・・出力装置 404・・・記憶装置 405・・・表示制御装置 406・・・表示装置 501・・・グラフィックプロセッサ 503・・・ビットマップメモリ 504・・・キャラクタジェネレータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像デ−タを構成する点のうち、拡大倍率
    に応じて定まるドット数毎に選択されるある一点のデ−
    タを所定の方向についての二点のデ−タに拡大すること
    により画像デ−タ全体を拡大する画像デ−タ拡大方法で
    あって、 該拡大処理は、上記一点の周囲の八つの点のデ−タと、
    該一点自身のデ−タとに基づいて論理計算を行うもので
    あることを特徴とする画像デ−タ拡大方法。
  2. 【請求項2】上記拡大処理は、拡大倍率に応じて決定さ
    れる所定ドット数毎に選択されるドットのデ−タを処理
    対象とする繰返し拡大であって、 上記一点を符号Bとして、また、該一点の周囲八点を、
    左上の点から時計周りに符号UA,UB,UC,A,
    C,DA,DB,DCで表し、 また、Bを拡大した結果である二点のデ−タのうちの左
    側の点をB1、右側の点をB2とし、該二点の周囲十点
    を、左上の点から順に時計周りに、UA、UB1、UB
    2、UC、C、DC、DB2、DB1、DA、Aの符号
    で示した場合、 上記拡大処理を示す論理式は、 B1=A・B+B・(UA・¬UB+DA・¬DB) B2=B・(¬A+C)+B・(¬UA・UB+¬DA
    ・DB+¬UB・UC+¬DB・DC) で示されることを特徴とする請求項1記載の画像デ−タ
    拡大方法。
  3. 【請求項3】順次、実行される複数の処理段階を含み、
    各処理段階おいては、拡大対象となる領域を構成する全
    ての点を処理対象として当該処理を行った後、次の処理
    段階に移ることを特徴とする請求項2記載の画像デ−タ
    拡大方法。
  4. 【請求項4】文字デ−タを記憶する記憶手段と、該記憶
    手段から文字デ−タを読み出して、該読み出した文字デ
    −タに対し、請求項3記載の画像デ−タ拡大方法を実行
    する機能を有する拡大手段と、 上記文字デ−タおよび上記拡大手段により拡大された文
    字デ−タを表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
JP3181131A 1991-07-22 1991-07-22 画像デ−タ拡大方法 Pending JPH0528149A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5896559A (en) * 1996-02-29 1999-04-20 Nec Corporation Receiving operation controller of communication apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5896559A (en) * 1996-02-29 1999-04-20 Nec Corporation Receiving operation controller of communication apparatus

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