JPH0528092Y2 - - Google Patents

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JPH0528092Y2
JPH0528092Y2 JP1987053455U JP5345587U JPH0528092Y2 JP H0528092 Y2 JPH0528092 Y2 JP H0528092Y2 JP 1987053455 U JP1987053455 U JP 1987053455U JP 5345587 U JP5345587 U JP 5345587U JP H0528092 Y2 JPH0528092 Y2 JP H0528092Y2
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JP
Japan
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pedal
vehicle body
base plate
bracket
carpet
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JP1987053455U
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JPS63160228U (ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両用ペダル装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来の車両用ペダル装置として、車体に固設さ
れるペダルブラケツトにクラツチペダルを揺動自
在に軸支し、クラツチペダルの最大踏込み位置を
規制するストツパをペダルブラケツトに一体的に
設けるものがある(SAVANNA RX−7整備書
65ページ 1985年9月(株)マツダ発行)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の車両用ペダル
装置にあつては、前述のストツパは、ペダルブラ
ケツトに溶接によつて一体的に固着されているた
め、ストツパの取付け位置及び取付け角度に変動
を生じ易く、その結果、クラツチペダルの最大踏
込み位置にばらつきを生じ、操作感を悪化させて
いた。
また、クラツチペダルと、その操作力を車両へ
伝達させるマスタシリンダのプツシユロツドとの
連結の際、前述のストツパが連結時作業スペース
をとれなくし、作業性の悪化も生じさせていた。
(問題点を解決するための手段及び作用) この考案は、このような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、その構成は、車体に固設され、
対向する2側面を有するペダルブラケツトと、該
ペダルブラケツトの2側面間に揺動自在に軸支さ
れたペダルとを備え、該ペダルブラケツトの2側
面間を連結させて、該ペダルの揺動方向と略直角
な平面をなすように基板を設け、該基板の一側面
に、該ペダルの最大踏込み位置を規制するストツ
パ部を形成し、該基板の下端部の他側面に、車体
との間でカーペツトを挾装する支持部を形成する
車両用ペダル装置である。
しかして、ペダルの最大踏込み位置を規制する
ストツパ部は、ペダルの揺動方向と略直角な平面
をなすように、該ペダルブラケツトに同体に形成
され、ペダルに対する取付け位置の精度が極めて
良好に得られる。更に、ペダルはストツパ部に略
直角に衝当するため、ストツパ部の損傷が良好に
防止される。また、ペダルとマスタシリンダのプ
ツシユロツドとの連結作業スペースも十分にと
れ、作業性の悪化を防止できる。加えて、カーペ
ツトの上端部は車体とペダルブラケツトの支持部
との間に挾装されるため、カーペツトのずれ止め
が良好に得られる。
(実施例) 以下、この考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
第1〜5図は、この考案をクラツチペダルに適
用した1実施例を示す。図中において符号1はペ
ダルブラケツトを示し、コ字状をなすブラケツト
本体2の2側面3,4と2側面3,4間を連結す
る基板5とがプレス等により一体成形されてい
る。基板5の下端部の一側面には、後記するペダ
ル6の揺動方向(第1図に矢印Aにて示す)と略
直角な平面をなすように、エンボス加工によつて
一部を突出させてストツパ部7が形成されてい
る。このようなペダルブラケツト1は、ペダル6
を揺動自在に予め組付けた状態にて、車体(ダツ
シユパネル)8に取付けられる。ブラケツト本体
2は、複数個のボルト・ナツト9によつて車体8
に固着され、基板5は、車体8との間の間隔部材
であるカラー10を介装して、複数個のボルト・
ナツト11によつて車体8に固着される。
ペダル6は、第3図に示すように上端部に溶接
固着した短筒部材12及びブラケツト本体2の2
側面3,4にボルト14を挿通させ、ナツト15
を螺合させて、ペダルブラケツト1に揺動自在に
取付けられる。13は、一対のフランジ付きブツ
シユである。16は踏力軽減機構であり、短筒部
材12に固設した支持部材17にコイルスプリン
グ18の中央部が弾性的に係止し、コイルスプリ
ング18の両端部はそれぞれ2側面3,4の通孔
に弾性的に係止している。しかして、ペダル6を
踏込めば、コイルスプリング18によつてこの踏
込みが助勢され、ペダル6の復帰時には第1図に
示すように支持部材17がコイルスプリング18
によつて上方に付勢され、この復帰が促される。
19はペダル6の復帰位置を規制するストツパで
あり、2側面3,4間に架設したストツパ19に
ペダル6に固着したゴム質弾性体20が当接し
て、復帰位置が規制される。
また基板5のストツパ部7周辺の他側面は支持
部5aを形成し、この支持部5aと車体8との間
に床内張りのカーペツト21が挾装される。この
カーペツト21は、タフテツドカーペツト又はニ
ードルパンチカーペツトからなるパイル織物2
2、樹脂製の表皮23及びフエルト、ウレタンフ
オーム等からなるインシユレータ24の複合材か
らなり、車体8に補強材25を敷設した上にカー
ペツト21が敷設される。カーペツト21の車体
8に沿つた上端部は、パイル織物22が省略さ
れ、成形性、保型性、防しわ性等を備えた表皮2
3及び吸音材としてのインシユレータ24が露出
している。この表皮23及びインシユレータ24
が車体8と基板5の支持部5aとの間に挾装さ
れ、ずれ止めされる。すなわち、ペダルブラケツ
ト1の取付け前に第4図に示すように車体8から
浮上つていた表皮23及びインシユレータ24
は、基板5を車体8にボルト・ナツト11によつ
て取付けることにより、第1図に示すように車体
8と基板5との間に挾着されて、ずれ止めされ
る。この実施例にあつては、車体8の一部を車室
側に突出させて膨出部8aを形成し、この膨出部
8aと基板5の支持部5aとの間に表皮23及び
インシユレータ24を圧縮させて挾装し、ずれ止
めをより確実に図つてある。26はパイル織物2
2上に敷いたサービスマツトである。
なお、ストツパ部7には第5図に示すようにゴ
ム質弾性体7aが緩衝材として接着されている。
また、第1図に示す27はプツシユロツドであ
り、一端がペダル6の中間部に結合され、他端は
図外のクラツチマスタシリンダに接続されてい
る。
このような車両用ペダル装置によれば、ペダル
6の最大踏込み位置を規制するストツパ部7はペ
ダルブラケツト1の基板5の一部を突出させて一
体に形成されているため、ペダル6に対する取付
け位置の精度が極めて良好に得られ、かつペダル
6はストツパ部7に略直角に衝当するようにな
り、ゴム質弾性体7aの片当たりに基づく偏摩耗
が防止される。また、カーペツト21の上端部
は、車体8と基板5の支持部5aとの間に挾装さ
れているため、カーペツト21のずれが良好に防
止される。
以上、この考案をクラツチペダルに適用した1
実施例について説明したが、この考案は、ブレー
キペダルに対しても同様に適用可能であり、また
プツシユロツド27は、ケーブル、リンク等の操
作部材とすることができる。
(考案の効果) 以上の説明によつて理解されるように、この考
案によれば、ペダルの最大踏込み位置を規制する
ストツパ部は、その取付け位置の精度が極めて良
好に得られ、操作感が向上すると共に、ストツパ
部の耐久性が向上する。また、ペダルブラケツト
にはカーペツトのずれ止め作用が印加されたた
め、カーペツトが車体に容易に位置保持されるよ
うになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例を示す側面図、第
2図は同じく正面図、第3図は第1図の−線
断面図、第4図は作用説明図、第5図はペダルブ
ラケツトの基板を一部切開して示す図である。 1……ペダルブラケツト、2……ブラケツト本
体、5……基板、5a……支持部、6……ペダ
ル、7……ストツパ部、8……車体、12……短
筒部材、21……カーペツト、22……パイル織
物、23……表皮、24……インシユレータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に固設され、対向する2側面を有するペダ
    ルブラケツトと、該ペダルブラケツトの2側面間
    に揺動自在に軸支されたペダルとを備え、前記ペ
    ダルブラケツトの2側面間を連結させて、該ペダ
    ルの揺動方向と略直角な平面をなすように基板を
    設け、該基板の一側面に、該ペダルの最大踏込み
    位置を規制するストツパ部を形成し、該基板の下
    端部の他側面に、車体との間でカーペツトを挟装
    する支持部を形成することを特徴とする車両用ペ
    ダル装置。
JP1987053455U 1987-04-10 1987-04-10 Expired - Lifetime JPH0528092Y2 (ja)

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JPS63160228U JPS63160228U (ja) 1988-10-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005119547A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Nabtesco Corp ペダルモジュール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005119547A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Nabtesco Corp ペダルモジュール
JP4613001B2 (ja) * 2003-10-17 2011-01-12 ナブテスコ株式会社 ペダルモジュール

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