JPH05280686A - 形状記憶合金による配管補修方法及び配管の補修用部材 - Google Patents
形状記憶合金による配管補修方法及び配管の補修用部材Info
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- JPH05280686A JPH05280686A JP3059580A JP5958091A JPH05280686A JP H05280686 A JPH05280686 A JP H05280686A JP 3059580 A JP3059580 A JP 3059580A JP 5958091 A JP5958091 A JP 5958091A JP H05280686 A JPH05280686 A JP H05280686A
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- Japan
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/16—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders
- F16L55/168—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from outside the pipe
Abstract
(57)【要約】
【目的】 いかなる形状や径寸法の配管にも対応するこ
とができる形状記憶合金による配管補修方法及び配管の
補修用部材を提供することを目的としている。 【構成】 配管9の損傷箇所10またはその周囲にシー
ル部材11を被せる。次に、加熱により記憶形状に収縮
する形状記憶合金からなる帯状薄板部材12をシール部
材11を覆うように配管9の外周に巻き付け、帯状薄板
部材12の両端部を止め具13により拘止する。この
後、帯状薄板部材12を変態温度以上で加熱する。
とができる形状記憶合金による配管補修方法及び配管の
補修用部材を提供することを目的としている。 【構成】 配管9の損傷箇所10またはその周囲にシー
ル部材11を被せる。次に、加熱により記憶形状に収縮
する形状記憶合金からなる帯状薄板部材12をシール部
材11を覆うように配管9の外周に巻き付け、帯状薄板
部材12の両端部を止め具13により拘止する。この
後、帯状薄板部材12を変態温度以上で加熱する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機等の配管を補修
する場合に利用される形状記憶合金による配管補修方法
及び配管の補修用部材に関する。
する場合に利用される形状記憶合金による配管補修方法
及び配管の補修用部材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、配管に損傷が生じた場合には、
損傷部分の配管を交換したり、損傷部分の配管を切断し
新たな配管を接合することが行われている。ところが、
航空機等のように配管が密集しているような場合、配管
の交換や接合の作業が極めて困難である。また、配管の
交換等を行う場合、新たな配管を旧い配管と同一の形状
に加工する必要がある。特に、管継手によっては配管の
端部に特殊加工を施す必要があるため、作業量が極めて
多くなる。
損傷部分の配管を交換したり、損傷部分の配管を切断し
新たな配管を接合することが行われている。ところが、
航空機等のように配管が密集しているような場合、配管
の交換や接合の作業が極めて困難である。また、配管の
交換等を行う場合、新たな配管を旧い配管と同一の形状
に加工する必要がある。特に、管継手によっては配管の
端部に特殊加工を施す必要があるため、作業量が極めて
多くなる。
【0003】このため、従来より種々の技術が提唱され
ている。例えば、実開昭63−195198号公報に
は、図9にも示すように、形状記憶合金からなる一対の
半円筒体のうち、その一方の半円筒体1の長手方向(周
方向)端部に鉤状物(部)2を付設加工し、他方の半円
筒体3の長手方向(周方向)端部に前記鉤状物(部)2
に引掛る形状(溝部)4を加工してなる配管補修用部材
に関する考案が開示されている。
ている。例えば、実開昭63−195198号公報に
は、図9にも示すように、形状記憶合金からなる一対の
半円筒体のうち、その一方の半円筒体1の長手方向(周
方向)端部に鉤状物(部)2を付設加工し、他方の半円
筒体3の長手方向(周方向)端部に前記鉤状物(部)2
に引掛る形状(溝部)4を加工してなる配管補修用部材
に関する考案が開示されている。
【0004】また、特開平2−168005号公報に
は、図10に示すように、形状記憶合金からなる帯状板
5の両端に一対の係止部6,7を打ち抜き加工を施す方
法に関する発明が開示されている。
は、図10に示すように、形状記憶合金からなる帯状板
5の両端に一対の係止部6,7を打ち抜き加工を施す方
法に関する発明が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
63−195198号公報に開示された考案では、配管
の直線部分については、有効に補修することができる
が、屈曲部分については、補修することができないとい
う問題がある。また、上述のごとく開示されたいずれの
考案及び発明においても、補修用部材は配管の径寸法に
対応させる必要があり、径寸法の異なる種々の配管に対
して多種類の補修用部品を常備しなければならず、結
局、いかなる形状や径寸法の配管にも対応することは事
実上不可能である。
63−195198号公報に開示された考案では、配管
の直線部分については、有効に補修することができる
が、屈曲部分については、補修することができないとい
う問題がある。また、上述のごとく開示されたいずれの
考案及び発明においても、補修用部材は配管の径寸法に
対応させる必要があり、径寸法の異なる種々の配管に対
して多種類の補修用部品を常備しなければならず、結
局、いかなる形状や径寸法の配管にも対応することは事
実上不可能である。
【0006】そこで本発明は、いかなる形状や径寸法の
配管にも対応することができる形状記憶合金による配管
補修方法及び配管の補修用部材を提供することを目的と
している。
配管にも対応することができる形状記憶合金による配管
補修方法及び配管の補修用部材を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による形状記憶合金による配管補修方法は、
シール部材を配管の損傷箇所またはその周囲に被せ、加
熱により記憶形状に収縮する形状記憶合金から成る帯状
薄板部材を前記シール部材を覆うように前記配管の外周
に巻き付け、前記帯状薄板部材の両端部を止め具により
拘止した後、前記帯状薄板部材を変態温度以上で加熱す
ることを手段としている。
め、本発明による形状記憶合金による配管補修方法は、
シール部材を配管の損傷箇所またはその周囲に被せ、加
熱により記憶形状に収縮する形状記憶合金から成る帯状
薄板部材を前記シール部材を覆うように前記配管の外周
に巻き付け、前記帯状薄板部材の両端部を止め具により
拘止した後、前記帯状薄板部材を変態温度以上で加熱す
ることを手段としている。
【0008】また、本発明による配管の補修用部材は、
配管の損傷箇所またはその周囲に被せられるシール部材
と、このシール部材を覆うように前記配管の外周に巻き
付けられ、加熱により記憶形状に収縮する形状記憶合金
からなる帯状薄板部材と、この帯状薄板部材の両端部を
拘止する止め具とを備えたことを手段としている。
配管の損傷箇所またはその周囲に被せられるシール部材
と、このシール部材を覆うように前記配管の外周に巻き
付けられ、加熱により記憶形状に収縮する形状記憶合金
からなる帯状薄板部材と、この帯状薄板部材の両端部を
拘止する止め具とを備えたことを手段としている。
【0009】
【作用】このような手段により、帯状薄板部材を変態温
度以上で加熱すると、帯状薄板部材は収縮して配管の外
周に密着し、その結果、シール部材は配管の損傷箇所お
よび配管の外周面と帯状薄板部材との間に密着し、こう
して配管の損傷箇所がシールされる。
度以上で加熱すると、帯状薄板部材は収縮して配管の外
周に密着し、その結果、シール部材は配管の損傷箇所お
よび配管の外周面と帯状薄板部材との間に密着し、こう
して配管の損傷箇所がシールされる。
【0010】ここで、帯状薄板部材は配管に巻き付け固
定されて配管の外周面に密着し、またシール部材は配管
の外周面と帯状薄板部材との間に密着するので、いかな
る形状や径寸法の配管にも対応することができる。
定されて配管の外周面に密着し、またシール部材は配管
の外周面と帯状薄板部材との間に密着するので、いかな
る形状や径寸法の配管にも対応することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して具体
的に説明する。本発明の第1実施例を説明する図1にお
いて、(a)に示すように補修を要する配管9にはクラ
ックなどの損傷箇所10がある。そこでこの損傷箇所1
0を補修すべく、同図(b)のようにまず配管9の損傷
箇所10およびその周囲にシール部材11を被せる。こ
のシール部材11としては、加熱により流動化する例え
ば熱硬化性エポキシ樹脂等やエラストマー(多硫化ゴム
系)のうちから配管内の流体に応じて選択するのが望ま
しい。
的に説明する。本発明の第1実施例を説明する図1にお
いて、(a)に示すように補修を要する配管9にはクラ
ックなどの損傷箇所10がある。そこでこの損傷箇所1
0を補修すべく、同図(b)のようにまず配管9の損傷
箇所10およびその周囲にシール部材11を被せる。こ
のシール部材11としては、加熱により流動化する例え
ば熱硬化性エポキシ樹脂等やエラストマー(多硫化ゴム
系)のうちから配管内の流体に応じて選択するのが望ま
しい。
【0012】続いて、同図(c)に示すように、加熱に
より記憶形状に収縮する形状記憶合金からなる帯状薄板
部材12をシール部材11を覆うように配管9の外周に
巻き付ける。なお、この止め具13としては、図2に示
すように、挟持部14の対向面に滑り止め歯15を有
し、この滑り止め歯15により帯状薄板部材12の両端
部を重ねて挟持できるものであればよい。また、この止
め具13により帯状薄板部材12を確実に拘止するため
には、滑り止め歯15が食い込み易いローレット加工等
を帯状薄板部材12の表面に施すのが好ましい。
より記憶形状に収縮する形状記憶合金からなる帯状薄板
部材12をシール部材11を覆うように配管9の外周に
巻き付ける。なお、この止め具13としては、図2に示
すように、挟持部14の対向面に滑り止め歯15を有
し、この滑り止め歯15により帯状薄板部材12の両端
部を重ねて挟持できるものであればよい。また、この止
め具13により帯状薄板部材12を確実に拘止するため
には、滑り止め歯15が食い込み易いローレット加工等
を帯状薄板部材12の表面に施すのが好ましい。
【0013】帯状薄板部材12の両端部を止め具13に
より拘止したら、同図(d)のように不要な帯状薄板部
材12を止め具13付近で切断する。そしてバンドヒー
タやトーチ等を使用してシール部材11を覆うように配
管9の外周に巻き付けられた帯状薄板部材12を変態温
度以上で加熱する(同図(e)参照)。
より拘止したら、同図(d)のように不要な帯状薄板部
材12を止め具13付近で切断する。そしてバンドヒー
タやトーチ等を使用してシール部材11を覆うように配
管9の外周に巻き付けられた帯状薄板部材12を変態温
度以上で加熱する(同図(e)参照)。
【0014】こうすることで帯状薄板部材12は、記憶
された元の形状に復帰するよう収縮し、シール部材11
と共に配管9の外周を締め付けてこれに密着する。その
際、シール部材11は、加熱により流動化して損傷箇所
10および配管9の外周と帯状薄板部材12との間に充
填される。このため帯状薄板部材12は配管9の外周に
確実に密着し、こうして配管9損傷箇所10シールされ
る。なお、この帯状薄板部材12が配管9の外周を締め
付けることにより、損傷箇所がクラック等である場合に
は、その開口及び進展が抑制される。
された元の形状に復帰するよう収縮し、シール部材11
と共に配管9の外周を締め付けてこれに密着する。その
際、シール部材11は、加熱により流動化して損傷箇所
10および配管9の外周と帯状薄板部材12との間に充
填される。このため帯状薄板部材12は配管9の外周に
確実に密着し、こうして配管9損傷箇所10シールされ
る。なお、この帯状薄板部材12が配管9の外周を締め
付けることにより、損傷箇所がクラック等である場合に
は、その開口及び進展が抑制される。
【0015】ここで前記帯状薄板部材12は、変形自在
であって如何なる形状や径寸法の配管にも巻き付けるこ
とができる。そこで次に、本発明の第2実施例を図3に
より説明する。例えば、図3の(a)に示すように、配
管16の屈曲部分に損傷箇所17がある場合には、同図
の(b)に示すように損傷箇所17及びその周囲にシー
ル部材11を被せ、このシール部材11を覆うように帯
状薄板部材12を配管16の外周に巻き付ける。そして
帯状薄板部材12の両端部を図示省略した止め具により
拘止した後、同図(c)に示すように帯状薄板部材12
を変態温度以上に加熱し、配管16の屈曲部分にある損
傷箇所17をシールして補修する。
であって如何なる形状や径寸法の配管にも巻き付けるこ
とができる。そこで次に、本発明の第2実施例を図3に
より説明する。例えば、図3の(a)に示すように、配
管16の屈曲部分に損傷箇所17がある場合には、同図
の(b)に示すように損傷箇所17及びその周囲にシー
ル部材11を被せ、このシール部材11を覆うように帯
状薄板部材12を配管16の外周に巻き付ける。そして
帯状薄板部材12の両端部を図示省略した止め具により
拘止した後、同図(c)に示すように帯状薄板部材12
を変態温度以上に加熱し、配管16の屈曲部分にある損
傷箇所17をシールして補修する。
【0016】また、本発明は、配管の補修ばかりでなく
配管の接合にも応用することができる。そこで本発明の
第3実施例を図4により説明する。例えば、図4の
(a)に示すように、配管18の接合部分を接合させる
場合、この接合部分に跨って同図(b)に示すようにシ
ール部材11を被せる。次に、同図(c)に示すよう
に、帯状薄板部材12をシール部材11を覆うように接
合部分の外周に巻き付けその両端を止め具(図示省略)
により拘止する。そして同図(d)に示すように、帯状
薄板部材12を変態温度以上に加熱して配管18,18
の接合部分を締め付けることにより、配管18,18を
接合する。
配管の接合にも応用することができる。そこで本発明の
第3実施例を図4により説明する。例えば、図4の
(a)に示すように、配管18の接合部分を接合させる
場合、この接合部分に跨って同図(b)に示すようにシ
ール部材11を被せる。次に、同図(c)に示すよう
に、帯状薄板部材12をシール部材11を覆うように接
合部分の外周に巻き付けその両端を止め具(図示省略)
により拘止する。そして同図(d)に示すように、帯状
薄板部材12を変態温度以上に加熱して配管18,18
の接合部分を締め付けることにより、配管18,18を
接合する。
【0017】このように本発明は、配管の損傷箇所を覆
う部材として変形自在でかつ切断により長さの調節が可
能な帯状薄板部材12を用いたことから、どのような形
状や径寸法の配管のも対応することができる。
う部材として変形自在でかつ切断により長さの調節が可
能な帯状薄板部材12を用いたことから、どのような形
状や径寸法の配管のも対応することができる。
【0018】なお、本発明は、前記各実施例に限定され
ることはない。例えば、シール部材として、図5に示す
ようにOリング19等を用い、Oリング19を損傷箇所
20の周囲に被せるようにしてもよい。
ることはない。例えば、シール部材として、図5に示す
ようにOリング19等を用い、Oリング19を損傷箇所
20の周囲に被せるようにしてもよい。
【0019】また、帯状薄板部材としては、用途に応じ
て幅広のもや幅狭のものを適宜用いてもよく、これを2
重巻、3重巻としてもよい。
て幅広のもや幅狭のものを適宜用いてもよく、これを2
重巻、3重巻としてもよい。
【0020】さらに、図6及び図7に示すように、帯状
薄板部材21と止め具22とが一体化されたものを使用
してもよい。
薄板部材21と止め具22とが一体化されたものを使用
してもよい。
【0021】また、図8に示すように、帯状薄板部材2
3とシール部材24とが一体的にな化されたものを使用
してもよい。
3とシール部材24とが一体的にな化されたものを使用
してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、帯
状薄板部材を変態温度以上で加熱すると、帯状薄板部材
は収縮して配管の外周に密着し、その結果、シール部材
は配管の損傷箇所および配管の外周面と帯状薄板部材と
の間に密着し、こうして配管の損傷箇所がシールされ
る。
状薄板部材を変態温度以上で加熱すると、帯状薄板部材
は収縮して配管の外周に密着し、その結果、シール部材
は配管の損傷箇所および配管の外周面と帯状薄板部材と
の間に密着し、こうして配管の損傷箇所がシールされ
る。
【0023】ここで、帯状薄板部材は配管に巻き付け固
定されて配管の外周面に密着し、またシール部材は配管
の外周面と帯状薄板部材との間を充填するので、いかな
る形状や径寸法の配管にも対応することができる。
定されて配管の外周面に密着し、またシール部材は配管
の外周面と帯状薄板部材との間を充填するので、いかな
る形状や径寸法の配管にも対応することができる。
【図1】本発明の第1実施例を説明する配管の補修部分
の正面図である。
の正面図である。
【図2】本発明に係る止め具の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2実施例を説明する配管の補修部分
の正面図である。
の正面図である。
【図4】本発明の第3実施例を説明する配管の補修部分
の正面図である。
の正面図である。
【図5】本発明に係るシール部材の他の例を示す図であ
る。
る。
【図6】本発明に係る帯状薄板部材と止め具とを一体化
した一例を示す斜視図である。
した一例を示す斜視図である。
【図7】図6に示すように一体化された帯状薄板部材お
よび止め具の使用上対を示す部分断面図である。
よび止め具の使用上対を示す部分断面図である。
【図8】本発明に係る帯状薄板部材とシール部材とを一
体的した他の例を示す斜視図である。
体的した他の例を示す斜視図である。
【図9】従来例による補修部材の一例を示す分解斜視図
である。
である。
【図10】従来例による補修部材の他の例を示す分解斜
視図である。
視図である。
9 配管 10 損傷箇所 11 シール部材 12 帯状薄板部材 13 止め具
Claims (2)
- 【請求項1】 シール部材を配管の損傷箇所またはその
周囲に被せ、加熱により記憶形状に収縮する形状記憶合
金からなる帯状薄板部材を前記シール部材を覆うように
配管の外周に巻き付け、前記帯状薄板部材の両端部を止
め具により拘止した後、帯状薄板部材を変態温度以上で
加熱することを特徴とする形状記憶合金による配管補修
方法。 - 【請求項2】 配管の損傷箇所またはその周囲に被せら
れるシール部材と、このシール部材を覆うように前記配
管の外周に巻き付けられ、加熱により記憶形状に収縮す
る形状記憶合金からなる帯状薄板部材と、この帯状薄板
部材の両端部を拘止する止め具とを備えたことを特徴と
する配管の補修用部材。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3059580A JPH05280686A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 形状記憶合金による配管補修方法及び配管の補修用部材 |
US08/152,101 US5388617A (en) | 1991-03-01 | 1993-11-15 | Pipe repair method using a shape-memory alloy and pipe repair member |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3059580A JPH05280686A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 形状記憶合金による配管補修方法及び配管の補修用部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05280686A true JPH05280686A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13117312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3059580A Pending JPH05280686A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 形状記憶合金による配管補修方法及び配管の補修用部材 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5388617A (ja) |
JP (1) | JPH05280686A (ja) |
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