JPH05279926A - ラップ加圧装置 - Google Patents

ラップ加圧装置

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Publication number
JPH05279926A
JPH05279926A JP10601592A JP10601592A JPH05279926A JP H05279926 A JPH05279926 A JP H05279926A JP 10601592 A JP10601592 A JP 10601592A JP 10601592 A JP10601592 A JP 10601592A JP H05279926 A JPH05279926 A JP H05279926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lap
bobbin
pressure
pressurizing
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP10601592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Noguchi
秀夫 野口
Shinzo Nishimura
慎三 西村
Osamu Terao
治 寺尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Howa Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd, Howa Machinery Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP10601592A priority Critical patent/JPH05279926A/ja
Publication of JPH05279926A publication Critical patent/JPH05279926A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエブ巻取時にラップボビンにウエブを固く
均一に巻取ってラップを形成し得るコンパクトなラップ
加圧装置を得る。 【構成】 フレーム4に設けた加圧シリンダ30によっ
て昇降する取付ベース38の先端に加圧ローラ41,4
1aを支持した加圧ユニット40,40aをラッププレ
ート23間に入り込み可能に複数取り付ける。各加圧ロ
ーラ41,41aをラップボビン5の全幅にわたって加
圧するように構成し、駆動モータ46を駆動し、各加圧
ローラ41,41aを巻取ドラム2,3の表面速度と同
一表面速度で積極的に回転させウエブUをラップボビン
5に巻取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコーマ、リボンラップ
マシン等に仕掛けるラップを形成するラップ形成機のラ
ップ加圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のラップ加圧装置は、特開昭
60−155723号公報等に開示されているように同
じ方向へ回転される前、後一対の巻取ドラム(巻きロー
ル)と、巻取ドラムの左右両側において上下動自在に支
持され、巻取ドラム上に載せられたラップボビンを回転
自在に支持する支持体(支持アーム)と、この支持体に
一体でラップボビンを両端から挾持するラッププレート
とその支持体に連結され、支持体を下方へ付勢する加圧
手段(シリンダ)を備え、巻取ドラム上のラップボビン
を加圧手段が支持体を下方へ引張ることにより巻取ドラ
ムの外周面に加圧した状態で巻取ドラムの回転により回
転させ、カレンダローラから送られて来るウエブをラッ
プボビンに巻付けてラップを形成するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の加圧装置に
あっては、ラップボビンは支持体によって中心が下方へ
引張られているのでラップ成形時にラップボビンに巻取
られていくウエブにはラップボビン下側、即ち巻取ドラ
ムとの間のみに加圧力が加わっている。従ってラップの
巻取によってこのウエブがラップボビン上側へ回動する
と加圧力が無いためウエブが弛む。この上側で弛んだラ
ップは、カレンダローラから送られてくるウエブを巻取
る巻取りローラとの接点の手前でカレンダローラ側へ大
きくふくらみ、先に巻かれているウエブと新しく巻かれ
ていくウエブ間にリッキングが生じ易い上に、ラップ斑
にもなり易い。また、このようにラップが大きく弛むこ
とでウエブを固く均一に巻くことができず、巻取量が少
ないなどの問題もあった。
【0004】これら問題を解決するために、特公昭30
−7032号の技術を流用して巻取ドラム全長と同一長
の加圧ローラを設けてラップ上方外周からラップボビン
を巻取ドラム側へ加圧することが考えられるが、外径の
大きなラッププレートを有するラップ形成機では、加圧
ローラの回転支持軸をラッププレートの半径方向外側に
常に位置させねばならず、加圧ローラの径が非常に大き
くなってしまい、ラップ加圧装置全体が大型化し好まし
くない。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
にこの発明は前後一対の巻取ドラムに、左右両側をラッ
ププレートによって回転自在に支持したラップボビンを
圧接させるラップ加圧装置において、フレームに設けた
加圧シリンダ等の加圧手段によって昇降する取付ベース
を巻取ドラム上方に設け、この取付ベースに、先端に加
圧ローラを回転自在に支持した加圧ユニットをラッププ
レート間に入り込み可能に複数取付けると共に各加圧ロ
ーラをラップボビンに対し円周方向と軸方向に位相を違
えてこれらの複数の加圧ローラの周面によって実質的に
ラップボビン全幅にわたってラップボビンを巻取ドラム
に向けて加圧するように構成し、かつ、各加圧ローラを
巻取ドラムの表面速度と同一表面速度で積極回転させる
駆動源を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】前記構成によれば加圧シリンダを上下方向に作
動させて各加圧ユニットの加圧ローラを巻取ドラム上の
ラップボビン上側外周に圧接し、この加圧ローラを巻取
ドラム表面速度と同一表面速度で駆動源によって回転さ
せウエブをラップボビンに巻取る。ウエブはラップの下
側に、加えて加圧ローラとの間にも加圧力が加わるた
め、巻取中のふくらみを押さえられ、固く均一に巻かれ
る。また複数の加圧ユニットは左右のラッププレート間
に入り込み可能に取付けてあるので、加圧ユニット先端
の加圧ローラの支持軸がラッププレート内に位置でき、
従って加圧ローラ径が小さくなって装置がコンパクトに
なる。
【0007】
【実施例】図1,図2において本発明のラップ加圧装置
1について説明する。フレーム4の左右側板4a,4a
に巻取ドラム2,3が前後方向に適宜な間隔を保って回
転自在に支持され図示しないモータ及び動力伝達手段に
より同じ方向に積極回転可能となっている。5は巻取ド
ラム2,3上に載置されているラップボビンを示しこの
ラップボビン5に巻取られるウエブUがカレンダローラ
6から送り込まれるようになっている。また前記ラップ
ボビン5の中心には中心孔8が穿設されている。10は
巻取ドラム2,3の両側に配置した支持体であり、この
支持体10の前後にはそれぞれ4個の前後案内ローラ1
1と左右案内ローラ12とが回転自在に軸支されこれら
案内ローラ11,12は左右の側板4aに取付けられた
案内レール13,13により案内され、支持体10は上
下動自在となっている。
【0008】支持体10はラップボビン5と左右から支
持するクランプシリンダ20を備えている。そのシリン
ダ本体21の前端から突出するピストンロッド22先端
部にピストンロッド22に対して回転自在に支持された
ラッププレート23が装着され、このラッププレート2
3にはラッププレート23間にラップボビン5を把持し
た状態でラップボビン5の中心孔8に嵌入する嵌入部材
24が設けてある。ラップボビン5上方にはラップボビ
ン5を巻取ドラム2,3方向に押圧する加圧シリンダ3
0がピストンロッド34先端を下方に向けて設けられて
いる。この加圧シリンダ30はフレーム4の側板4aに
わたって架設されたシリンダブラケット31の中間部に
立設されたシリンダ支持部材32によって支持されてい
る。この加圧シリンダ30から突出するピストンロッド
34の先端にナックル35が締着されピン36によって
取付ベース38が昇降可能に支持してある。取付ベース
38は加圧シリンダ30の作用によって上下動するとき
各支持体10の上部から上方に向けて設けられた案内ロ
ッド39で案内されるように取付ベース38上面に取付
けたスライド軸受37が案内ロッド39に遊嵌してあ
る。
【0009】次に加圧ユニットについて説明する。図3
に示すように取付ベース38下部にはラップ加圧用の一
対の加圧ユニット40,40aが左右のラッププレート
23間に入り込みできるように装着してある。これらの
加圧ローラ41,41aはラップボビン5に対し円周方
向と軸方向に位相を違えて配置され、加圧ローラ41,
41aの下面が実質的にラップボビン5の全幅にわたっ
て当接できるようにしてあり、加圧ローラ41,41a
は取付ベース38の下面から垂下した各支持アーム4
2,42aの側板42b,42cの側板42b側先端部
に取付けたローラ軸受43に回転自在に支持されている
ローラ軸44の一端に楔着して加圧ユニット40,40
aが構成される。又ローラ軸受43の加圧ローラ41,
41a側は加圧ローラ41,41aの中空部41b内に
延設しローラ軸44を支持するようにしてある。そして
ローラ軸44の他端には加圧ローラ41,41a回転用
のプーリ45が固着してあり支持アーム42の側板42
b,42c間に位置するようにしてある。
【0010】次に図4に示すように取付ベース38の上
面に加圧ローラ41,41aを巻取ドラムの表面速度と
同一表面速度で回転させるようにした駆動モータ46が
載置され図示しない制御装置からの信号によって駆動さ
れるようにしてある。この駆動モータ46のモータ軸4
7に取付けたプーリ48と前方の中間プーリ50とこの
間のテンションブラケット51に回転自在に支持された
テンションプーリ52と前記加圧ローラ41のプーリ4
5間にわたってベルト53が懸回してある。そして中間
プーリ50は取付ベース38上面に設けられた左右の軸
受54,54aで両端部を支持された中間シャフト55
の一端に取付けられこの中間プーリ50が前記駆動モー
タ46からの駆動を中間シャフト55を介して他方の中
間プーリ50aに伝達しその下方の加圧ローラ41aの
プーリ45aとに懸回したベルト53aを介して加圧ロ
ーラ41aを回転させ両方の加圧ローラ41,41aに
駆動モータ46からの駆動を伝達するようにしてある。
【0011】次に以上のように構成されたラップ加圧装
置1の作用について説明する。まず停止状態の巻取ドラ
ム2,3上に供給されたラップボビン5を左右一対のク
ランプシリンダ21,21を作用させることによりラッ
ププレート23,23間に把持し、この把持状態で加圧
シリンダ30のピストンロッド34を突出させて取付ベ
ース38を下方に付勢し各加圧ユニット40,40aの
加圧ローラ41,41aをラップボビン5の上側外周面
に当接させ巻取ドラム2,3の外周面にラップボビン5
を押付ける。そして機台を起動させラップボビン5を巻
取ドラム2,3と共に回転させカレンダローラ6から送
られてくるウエブUをラップボビン5に巻取ると共に駆
動モータ46を駆動させ加圧ローラ41,41aを巻取
ドラム2,3の表面速度と同一表面速度で回転させる。
巻取られてゆく過程で、ウエブUはラップWの上側では
加圧ローラ41,41aによりまた下側では巻取ローラ
2,3により夫々加圧力が加わっているため、巻取ロー
ラ2を過ぎて上方へ回転してもすぐに上側で加圧ローラ
41,41aで加圧されるのでウエブUは従来より弛み
が少なく、固く均一に巻かれてゆく。そして、このよう
に弛みが少なくなるため、新しいウエブUが先のウエブ
Uに対して巻取ローラ3上面で巻かれてゆくときに、巻
取ローラ3とラップW外周の接点の手前にできるウエブ
Uのふくらみも小さくなり、リッキングが抑制される。
【0012】そして、この装置では図3に示すようにウ
エブUの巻き始め状態では左右のラッププレート23,
23間に複数の加圧ユニット40,40aの全体が入り
込んで加圧ユニット40,40a先端の加圧ローラ4
1,41aを支持しているローラ軸44がラッププレー
ト23,23間でその半径方向内側に位置できるため、
加圧ローラ41,41aの直径を小さくし得て、装置全
体が小型となる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明のラップ加圧装置で
は、ラップドラム上方にラッププレート間に入り込み可
能な複数の加圧ユニットを設け、その加圧ローラを加圧
シリンダ等の加圧手段でラップボビン全幅にわたって当
接するようにし、ラップボビンを巻取ドラムに圧接する
と共に巻取ドラムの表面速度と同一表面速度で積極的に
回転するようにしたので、ウエブはラップボビンに対し
上方と下方から加圧されて従来のようにラップ上側での
ウエブの弛みが抑制されそれに基づくリッキングが抑制
されしかも固く均一に巻けるので巻取量も増加する。又
加圧ユニットをラッププレート間に入るようにしたので
加圧ローラのローラ軸をラッププレートの外周より内側
に位置させることができ、これにより加圧ローラ径を小
さくでき装置そのものが小型にできるので大きな取付け
スペースを必要としない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI−I断面図である。
【図2】本発明のラップ加圧装置のP視図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【符号の説明】
1 ラップ加圧装置、、 2,3 巻取ドラム、 4
フレーム、5 ラップボビン、 23 ラッププレー
ト、 30 加圧シリンダ、38 取付ベース、 4
0,40a 加圧ユニット、41,41a 加圧ロー
ラ、 46 駆動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後一対の巻取ドラムに、左右両側をラ
    ッププレートによって回転自在に支持したラップボビン
    を圧接させるラップ加圧装置において、フレームに設け
    た加圧シリンダ等の加圧手段によって昇降する取付ベー
    スを巻取ドラム上方に設け、この取付ベースに、先端に
    加圧ローラを回転自在に支持した加圧ユニットをラップ
    プレート間に入り込み可能に複数取付けると共に各加圧
    ローラをラップボビンに対し円周方向と軸方向に位相を
    違えてこれらの複数の加圧ローラの周面によって実質的
    にラップボビン全幅にわたってラップボビンを巻取ドラ
    ムに向けて加圧するように構成し、かつ、各加圧ローラ
    を巻取ドラムの表面速度と同一表面速度で積極回転させ
    る駆動源を備えたことを特徴とするラップ加圧装置。
JP10601592A 1992-03-30 1992-03-30 ラップ加圧装置 Pending JPH05279926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10601592A JPH05279926A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 ラップ加圧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10601592A JPH05279926A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 ラップ加圧装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05279926A true JPH05279926A (ja) 1993-10-26

Family

ID=14422837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10601592A Pending JPH05279926A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 ラップ加圧装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05279926A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1375401A1 (en) * 2002-06-25 2004-01-02 A. CELLI NONWOVENS S.p.A. Rewinding machine with auxiliary cylinders and respective winding method
CN102644133A (zh) * 2012-05-19 2012-08-22 马驰 适用于条并卷联合机棉卷加压的双气缸加压装置
KR101490319B1 (ko) * 2014-08-26 2015-02-06 김윤락 파편링의 무늬 성형장치
JP2017222956A (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 株式会社豊田自動織機 ラップ巻取り装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1375401A1 (en) * 2002-06-25 2004-01-02 A. CELLI NONWOVENS S.p.A. Rewinding machine with auxiliary cylinders and respective winding method
CN102644133A (zh) * 2012-05-19 2012-08-22 马驰 适用于条并卷联合机棉卷加压的双气缸加压装置
KR101490319B1 (ko) * 2014-08-26 2015-02-06 김윤락 파편링의 무늬 성형장치
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