JPH0527933Y2 - - Google Patents

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JPH0527933Y2
JPH0527933Y2 JP1990125563U JP12556390U JPH0527933Y2 JP H0527933 Y2 JPH0527933 Y2 JP H0527933Y2 JP 1990125563 U JP1990125563 U JP 1990125563U JP 12556390 U JP12556390 U JP 12556390U JP H0527933 Y2 JPH0527933 Y2 JP H0527933Y2
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JP
Japan
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air
nozzle
cell
cells
blowing pipe
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JP1990125563U
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JPH0480524U (ja
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、交互に膨張する複数の空気セルによ
つて、例えば患者を支持するエアベツドに関する
ものである。
[従来の技術] 寝たきり患者の床ずれや火傷患者の皮膚への刺
激を緩和するために、第4図に示すように交互に
膨張・収縮する多数個の空気セルCを配列し、患
者の体重を異なる部位で交互に支持するようにし
たエアベツドBの利用が有効であることが知られ
ている。このエアベツドBは多数個の空気セルC
とこの空気セルCの給排気を行う図示しない給排
気装置から構成されている。給排気装置は多数個
の空気セルCを交互に膨張、収縮状態となるよう
に制御しており、膨張する空気セルCの反転によ
つて患者の身体の支持位置を変化させ、身体の局
所的な負担を軽減している。
[考案が解決しようとする課題] 通常、床ずれと呼ばれ褥瘡性潰瘍の発生、促進
要因の1つとして、発熱、発汗により患部が高温
多湿となることが挙げられる。患者の床ずれの発
生、促進予防と管理には患部付近の換気を行い、
患部を低温低湿にして常に乾燥した状態で維持す
ることが好ましい。しかしながら従来のエアベツ
ドでは、乾燥空気を吹き出す他数個の孔を空気セ
ルに形成したものも知られているが、患者の身体
により孔が閉塞されたりして、患部付近の換気が
必ずしも十分であるとは云い難い。
本考案の目的は、エアベツド上の換気を良く
し、患部の悪化を防ぐためのエアベツドを提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するために、本考案に係るエ
アベツドにおいては、略円筒状の多数個の空気セ
ルを僅かな間隔を隔てて配列して成るエアベツド
において、上方に空気を吹き出すための複数個の
ノズルを有する空気吹出管を前記空気セル間の下
面間隙に前記空気セルに沿つて配置し、前記ノズ
ルは前記空気吹出管に形成した円周状の溝内に設
け、前記空気セルが変形して前記ノズルの上方が
塞がれた場合に空気を前記溝に沿つて排出するよ
うにしたことを特徴とするものである。
[作用] 上述の構成を有するエアベツドは、空気吹出管
の真上が空気セルの変形によつて塞がれた場合で
も、溝によつてノズルは閉塞されず空気は円周状
の溝に沿つて排出される。
[実施例] 本考案を第1図〜第3図に図示の実施例に基づ
いて詳細に説明する。
第1図は本考案に係るエアベツドに使用する空
気セルの斜視図である。多数個の例えば塩化ビニ
ル等で形成された略円筒状の空気セル1は、僅か
な間隙を隔てて配列され、空気セル1同志が離れ
ないように図示しない袋体等により固定され、隣
接する空気セル1との下面間隙に空気セル1に沿
つて、冷風を吹き出すための空気吹出管2が挿入
されている。空気吹出管2の一端は閉塞され、他
端は冷風給気管3に接続されている。空気吹出管
2には多数個ノズル4が設けられ、ノズル4から
冷風が上方に吹き出すようになつている。また、
空気吹出管2は第2図に示すように、複数個の溝
5が等間隔に円周方向に設けられており、ノズル
4はこれらの溝5内に設けられていて、たとえノ
ズル4の真上が空気セル1により塞がれても溝5
の隙間から排気できるようになつている。
第3図は冷風給気系を示し、冷風給気管3には
電動ポンプ6から送られる空気を冷却装置7によ
り冷却して送風されている。冷却装置7には温度
制御装置が付設されており、冷風温度は一定に制
御できるようになつている。なお、空気中の湿気
は冷却によりかなり除去できるが、必要に応じて
空気乾燥装置或いは温風装置を付設してもよい。
使用時においては、電動ポンプ6から給気され
た空気は冷却装置7により冷却され、この冷却空
気は冷風給気管3を経て空気吹出管2に導かれ、
各ノズル4から上方により放出される。放出され
た冷却空気は空気セル1の間隙を通りエアベツド
上の換気を行い、患者の患部を乾燥、冷却する。
なお、空気吹出管2は患者が空気セル1の上に
横になつても身体に当たらない程度に、空気セル
1間に深くに埋めておくことが望ましい。また、
空気吹出管2は必ずしも全ての空気セル1同志の
間に配置しなくとも、発汗し易い個所に重点的に
配置することもできる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係るエアベツド
は、空気吹出管を空気セルの間に挿入し、ノズル
から空気を吹き出すことによつて換気を行い、患
者の患部を常に乾燥した状態で維持することがで
きる。また、患者の体重により空気セルが変形し
て空気吹出管の真上が塞がれても、溝の存在のた
めにノズルは閉塞されず、円周状の溝に沿つて空
気を排出できる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第2図は本考案に係るエアベツド
の実施例を示し、第1図は空気セルと空気吹出管
の斜視図、第2図は空気吹出管の一部拡大斜視
図、第3図は冷風給気系の構成図であり、第4図
はエアベツドの模式図である。 符号1は空気セル、2は空気吹出管、3は冷風
給気管、4はノズル、5は溝、6は電動ポンプ、
7は冷却装置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略円筒状の多数個の空気セルを僅かな間隔を隔
    てて配列して成るエアベツドにおいて、上方に空
    気を吹き出すための複数個のノズルを有する空気
    吹出管を前記空気セル間の下面間隙に前記空気セ
    ルに沿つて配置し、前記ノズルは前記空気吹出管
    に形成した円周状の溝内に設け、前記空気セルが
    変形して前記ノズルの上方が塞がれた場合に空気
    を前記溝に沿つて排出するようにしたことを特徴
    とするエアベツド。
JP1990125563U 1990-11-27 1990-11-27 Expired - Lifetime JPH0527933Y2 (ja)

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JPH0480524U JPH0480524U (ja) 1992-07-14
JPH0527933Y2 true JPH0527933Y2 (ja) 1993-07-16

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JPS63135164A (ja) * 1986-11-26 1988-06-07 岡田 礼一 床ずれ防止用空気マツト

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JPH0480524U (ja) 1992-07-14

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