JPH0527929B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0527929B2 JPH0527929B2 JP585A JP585A JPH0527929B2 JP H0527929 B2 JPH0527929 B2 JP H0527929B2 JP 585 A JP585 A JP 585A JP 585 A JP585 A JP 585A JP H0527929 B2 JPH0527929 B2 JP H0527929B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- conductive elastic
- passed
- flat braided
- silicone rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 4
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 3
- 241000226585 Antennaria plantaginifolia Species 0.000 claims description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 10
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、加圧スイツチの製造方法に関するも
ので、適正にスイツチ作動し得る加圧スイツチを
効率よく量産することを目的としたものである。
ので、適正にスイツチ作動し得る加圧スイツチを
効率よく量産することを目的としたものである。
従来、加圧スイツチは、導電性弾性体をサンド
イツチ状に平編線で挾んで凹部型の中に配置し
て、凹部内に弾性樹脂を流し込んで導電性弾性体
及び平編線全体を包被して製造する。
イツチ状に平編線で挾んで凹部型の中に配置し
て、凹部内に弾性樹脂を流し込んで導電性弾性体
及び平編線全体を包被して製造する。
しかし、この従来法では型に材料を配置する作
業、弾性樹脂を流し込む作業、型から製品を取り
出す作業と作業工程が多いと共に凹部型の底面に
接する平編線表側は弾性樹脂で被覆されないまま
となる。
業、弾性樹脂を流し込む作業、型から製品を取り
出す作業と作業工程が多いと共に凹部型の底面に
接する平編線表側は弾性樹脂で被覆されないまま
となる。
更に導電性弾性体の両側に必要な間隙が充分形
成されないことがあり、不完全な製品のまま用い
られてしまうおそれがあつた。
成されないことがあり、不完全な製品のまま用い
られてしまうおそれがあつた。
本発明は、こうした欠点を解消すべく提案され
るもので、帯状の導電性弾性体とこれを挾んで両
側に配設された帯状の平編線とを粘状シリコンゴ
ムで包被させながら成型筒を通過させ、平編線外
側とシリコンゴムとを固着させた後、成型筒ノズ
ルから吐出させて加熱温度350℃の炉中を分速50
〜60mの速度で通過させ導電性弾性体両側に空隙
部を形成すると共に断面を胴太の糸巻状に形成し
ながら熱硬化させることを要旨とする。
るもので、帯状の導電性弾性体とこれを挾んで両
側に配設された帯状の平編線とを粘状シリコンゴ
ムで包被させながら成型筒を通過させ、平編線外
側とシリコンゴムとを固着させた後、成型筒ノズ
ルから吐出させて加熱温度350℃の炉中を分速50
〜60mの速度で通過させ導電性弾性体両側に空隙
部を形成すると共に断面を胴太の糸巻状に形成し
ながら熱硬化させることを要旨とする。
以下、図面に従い本発明の実施例を説明する
と、最初に成型筒の中を各素材を通過させて、断
面が第1図に示すごとき状態に成型する。スイツ
チ素子としては、導電性弾性体1を中にして三層
になるよう平編線2,3を上下両側に配設して構
成する。導電性弾性体1と平編線2,3との間は
固着されていないので任意に空隙部を形成でき
る。
と、最初に成型筒の中を各素材を通過させて、断
面が第1図に示すごとき状態に成型する。スイツ
チ素子としては、導電性弾性体1を中にして三層
になるよう平編線2,3を上下両側に配設して構
成する。導電性弾性体1と平編線2,3との間は
固着されていないので任意に空隙部を形成でき
る。
このスイツチ素子の周囲を弾性樹脂4たる粘状
シリコンゴムで包被させながら成型筒を通過させ
ると平編線2,3の網目が弾性樹脂4で埋められ
ることにより平編線2,3外側とが固着すること
となる。この場合の温度はシリコンゴムが粘状を
保ち平編線2,3との固着に充分な程度であれば
足り、高温である必要はない。
シリコンゴムで包被させながら成型筒を通過させ
ると平編線2,3の網目が弾性樹脂4で埋められ
ることにより平編線2,3外側とが固着すること
となる。この場合の温度はシリコンゴムが粘状を
保ち平編線2,3との固着に充分な程度であれば
足り、高温である必要はない。
成型筒ノズルから吐出される際は、弾性樹脂4
表面は低温状態であり、吐出後は自然な空冷状態
に一時的におかれ、全体がわずかな収縮状態とな
る。
表面は低温状態であり、吐出後は自然な空冷状態
に一時的におかれ、全体がわずかな収縮状態とな
る。
次の段階では、炉中を通過させて瞬時的に種々
の加工を施こす。そのための条件としては炉の温
度を350℃とすると共に炉中通過速度を分速50〜
60mとする。
の加工を施こす。そのための条件としては炉の温
度を350℃とすると共に炉中通過速度を分速50〜
60mとする。
350℃としたのは、電線を加工する場合400℃程
度で空気抜きなどを行なうが、本発明に係る加圧
スイツチの場合は平編線という特殊な形状である
ため熱変化から極力、防がねばならないためやや
温度を下げたからである。
度で空気抜きなどを行なうが、本発明に係る加圧
スイツチの場合は平編線という特殊な形状である
ため熱変化から極力、防がねばならないためやや
温度を下げたからである。
分速50〜60mとしたのは、いつたん表面が空冷
化されたスイツチ体の内部に熱が浸透し易いよう
な状況を作るためである。
化されたスイツチ体の内部に熱が浸透し易いよう
な状況を作るためである。
炉中を通過させると、平編線2,3中の空気や
間隙5の空気、水蒸気などが膨張し、平編線2,
3が弾性樹脂4を外方へ押し拡げるように作用す
るので、第2図に示すごとく弾性樹脂4が変形す
ると共に間隙6が間隙5の状態より一段と広くな
る。
間隙5の空気、水蒸気などが膨張し、平編線2,
3が弾性樹脂4を外方へ押し拡げるように作用す
るので、第2図に示すごとく弾性樹脂4が変形す
ると共に間隙6が間隙5の状態より一段と広くな
る。
同時に弾性樹脂4は、熱硬化し全体の形状が安
定的に固まることとなるのである。その断面形状
を示したのが第2図である。
定的に固まることとなるのである。その断面形状
を示したのが第2図である。
このようにして簡便に加圧スイツチが帯状のも
のとして生産され、適宜長に切断されて実際に使
用されるのである。第3図は、リード線7,8を
出し実際に使用されている状態を示す斜視図であ
る。
のとして生産され、適宜長に切断されて実際に使
用されるのである。第3図は、リード線7,8を
出し実際に使用されている状態を示す斜視図であ
る。
本発明に係る加圧スイツチは、導電性弾性体1
両側の間隙が適正状態を保つているので、適正な
加圧スイツチとして常に作動し得るのである。ス
イツチ作動としては第2図に示す矢印方向からの
押圧力により平編線2,3同士が接近して通電す
る。
両側の間隙が適正状態を保つているので、適正な
加圧スイツチとして常に作動し得るのである。ス
イツチ作動としては第2図に示す矢印方向からの
押圧力により平編線2,3同士が接近して通電す
る。
以上のごとく、本発明によれば適正にスイツチ
作動し得る加圧スイツチを簡便な工程で、効率よ
く量産し得る加圧スイツチの製造方法を提供でき
る。
作動し得る加圧スイツチを簡便な工程で、効率よ
く量産し得る加圧スイツチの製造方法を提供でき
る。
第1図は、成型筒通過後の縦断面図。第2図
は、高温加熱加工後の縦断面図。第3図は、完成
品の使用状態を示す斜視図。 図中1……導電性弾性体、2……平編線、3…
…平編線、4……弾性樹脂、5……間隙、6……
間隙、7……リード線、8……リード線。
は、高温加熱加工後の縦断面図。第3図は、完成
品の使用状態を示す斜視図。 図中1……導電性弾性体、2……平編線、3…
…平編線、4……弾性樹脂、5……間隙、6……
間隙、7……リード線、8……リード線。
Claims (1)
- 1 帯状の導電性弾性体とこれを挾んで両側に配
設された帯状の平編線とを粘状シリコンゴムで包
被させながら成型筒を通過させ、平編線外側とシ
リコンゴムとを固着させた後、成型筒ノズルから
吐出させて加熱温度350℃の炉中を分速50〜60m
の速度で通過させ導電性弾性体両側に空隙部を形
成すると共に断面を胴太の糸巻状に形成しながら
熱硬化させることを特徴とする加圧スイツチの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP585A JPS61161621A (ja) | 1985-01-04 | 1985-01-04 | 加圧スイツチの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP585A JPS61161621A (ja) | 1985-01-04 | 1985-01-04 | 加圧スイツチの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161621A JPS61161621A (ja) | 1986-07-22 |
JPH0527929B2 true JPH0527929B2 (ja) | 1993-04-22 |
Family
ID=11462358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP585A Granted JPS61161621A (ja) | 1985-01-04 | 1985-01-04 | 加圧スイツチの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61161621A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05314853A (ja) * | 1992-04-30 | 1993-11-26 | Shinmei Sangyo:Kk | 加圧導電スイッチとその製造方法 |
DE19681199B4 (de) * | 1995-12-04 | 2008-02-21 | Hitachi Cable, Ltd. | Druckschalter |
-
1985
- 1985-01-04 JP JP585A patent/JPS61161621A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61161621A (ja) | 1986-07-22 |
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Legal Events
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