JPH05278800A - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
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- JPH05278800A JPH05278800A JP10884192A JP10884192A JPH05278800A JP H05278800 A JPH05278800 A JP H05278800A JP 10884192 A JP10884192 A JP 10884192A JP 10884192 A JP10884192 A JP 10884192A JP H05278800 A JPH05278800 A JP H05278800A
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- gasoline
- oil
- oil supply
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一台の給油機での多油種の同時給油及びブレ
ンド油の同時給油を可能にし、装置の稼働率及び機能を
向上させる。 【構成】 ガソリンの給油系統と軽油の給油系統とを1
つのハウジングに組込み、ガソリンの給油系統は単独の
ガソリンの同時給油可能、ブレンドガソリンの同時給油
可能、さらに単独のガソリンとブレンドガソリンの同時
給油可能としてハウジングの両面に給油量表示器26a,
26bを設け、軽油の給油系統はガソリンの給油系統と同
時給油可能としてハウジングの両面に給油量表示器27
a,27bを設けた。
ンド油の同時給油を可能にし、装置の稼働率及び機能を
向上させる。 【構成】 ガソリンの給油系統と軽油の給油系統とを1
つのハウジングに組込み、ガソリンの給油系統は単独の
ガソリンの同時給油可能、ブレンドガソリンの同時給油
可能、さらに単独のガソリンとブレンドガソリンの同時
給油可能としてハウジングの両面に給油量表示器26a,
26bを設け、軽油の給油系統はガソリンの給油系統と同
時給油可能としてハウジングの両面に給油量表示器27
a,27bを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に給油する給
油所に設置する給油装置に関する。
油所に設置する給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる給油装置は周知のごとく、例えば
地上固定式のものでは地下の貯油タンクに連通する給油
管を地上に設置したハウジング内に立上げ、該給油管の
途中に給油モータを接続した給油ポンプ、流量パルス発
信器を接続した流量計を設け、給油管の先端はハウジン
グ外に導出する給油ホースに接続し、給油ホースの先端
に給油ノズルを設けている。
地上固定式のものでは地下の貯油タンクに連通する給油
管を地上に設置したハウジング内に立上げ、該給油管の
途中に給油モータを接続した給油ポンプ、流量パルス発
信器を接続した流量計を設け、給油管の先端はハウジン
グ外に導出する給油ホースに接続し、給油ホースの先端
に給油ノズルを設けている。
【0003】ところで、かかる給油装置で給油する燃料
の油種には、大きく分けて一般的にはガソリンと軽油と
があり、さらにガソリンにはオクタン価の違いによりハ
イオクタンガソリンとレギュラーガソリンとがある。そ
して、前記給油ポンプ、流量計、給油ホース、給油ノズ
ルなどで構成される給油系統をこれらの複数種類の油毎
に独立させて1つのハウジングに組込み、ハイオクタン
ガソリン、レギュラーガソリン及び軽油を同時給油可能
に構成した給油装置がある。
の油種には、大きく分けて一般的にはガソリンと軽油と
があり、さらにガソリンにはオクタン価の違いによりハ
イオクタンガソリンとレギュラーガソリンとがある。そ
して、前記給油ポンプ、流量計、給油ホース、給油ノズ
ルなどで構成される給油系統をこれらの複数種類の油毎
に独立させて1つのハウジングに組込み、ハイオクタン
ガソリン、レギュラーガソリン及び軽油を同時給油可能
に構成した給油装置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】油種には前記したハイ
オクタンガソリン、レギュラーガソリン、軽油の他に、
ハイオクタンガソリンとレギュラーガソリンとを混合し
たブレンドガソリンがあるが、このブレンドガソリンを
給油するには、従来、レギュラーガソリンとハイオクタ
ンガソリンとを給油する給油装置とは別にブレンド給油
装置を設け、このブレンド給油装置で別途給油してい
る。このため、給油所のスペースをその分だけ広く確保
する必要があった。
オクタンガソリン、レギュラーガソリン、軽油の他に、
ハイオクタンガソリンとレギュラーガソリンとを混合し
たブレンドガソリンがあるが、このブレンドガソリンを
給油するには、従来、レギュラーガソリンとハイオクタ
ンガソリンとを給油する給油装置とは別にブレンド給油
装置を設け、このブレンド給油装置で別途給油してい
る。このため、給油所のスペースをその分だけ広く確保
する必要があった。
【0005】そこで、例えば特開昭61-21399号公報のよ
うに、レギュラーガソリンとハイオクタンガソリンの同
時給油とブレンド給油とを選択的に行なえるようにした
給油装置が提案されたが、かかる給油装置をもってして
も1台の給油装置で同時に給油できる油種はレギュラー
ガソリンとハイオクタンガソリンだけであり、ブレンド
ガソリン給油時には、レギュラーガソリン、ハイオクタ
ンガソリンのいずれも同時には給油できない。このた
め、1台の給油装置の稼働率が低く、また、給油所内に
給油待ちの自動車が停車することになり、給油所内の混
雑の原因ともなる。
うに、レギュラーガソリンとハイオクタンガソリンの同
時給油とブレンド給油とを選択的に行なえるようにした
給油装置が提案されたが、かかる給油装置をもってして
も1台の給油装置で同時に給油できる油種はレギュラー
ガソリンとハイオクタンガソリンだけであり、ブレンド
ガソリン給油時には、レギュラーガソリン、ハイオクタ
ンガソリンのいずれも同時には給油できない。このた
め、1台の給油装置の稼働率が低く、また、給油所内に
給油待ちの自動車が停車することになり、給油所内の混
雑の原因ともなる。
【0006】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、1台の給油装置で多くの異油種の油の給油が可能
で、しかもこれらの油の同時給油はもちろんのこと、ブ
レンド油の同時給油も可能として、装置の稼働率を向上
させることのできる給油装置を提供することにある。
し、1台の給油装置で多くの異油種の油の給油が可能
で、しかもこれらの油の同時給油はもちろんのこと、ブ
レンド油の同時給油も可能として、装置の稼働率を向上
させることのできる給油装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、ガソリンの給油系統と軽油の給油系統とを1
つのハウジングに組込み、ガソリンの給油系統は単独の
ガソリンの同時給油可能、ブレンドガソリンの同時給油
可能、さらに単独のガソリンとブレンドガソリンの同時
給油可能としてハウジングの両面に給油量表示器を設
け、軽油の給油系統はガソリンの給油系統と同時給油可
能としてハウジングの両面に給油量表示器を設けたこと
を要旨とするものである。
するため、ガソリンの給油系統と軽油の給油系統とを1
つのハウジングに組込み、ガソリンの給油系統は単独の
ガソリンの同時給油可能、ブレンドガソリンの同時給油
可能、さらに単独のガソリンとブレンドガソリンの同時
給油可能としてハウジングの両面に給油量表示器を設
け、軽油の給油系統はガソリンの給油系統と同時給油可
能としてハウジングの両面に給油量表示器を設けたこと
を要旨とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、単独のガソリンの同時給油、
ブレンドガソリンの同時給油、さらにブレンドガソリン
と単独のガソリンの同時給油、さらに、これらのガソリ
ンと軽油との同時給油が可能であり、1台の給油装置で
少なくとも3台の車に同時に給油でき、装置を充分に稼
働できる。
ブレンドガソリンの同時給油、さらにブレンドガソリン
と単独のガソリンの同時給油、さらに、これらのガソリ
ンと軽油との同時給油が可能であり、1台の給油装置で
少なくとも3台の車に同時に給油でき、装置を充分に稼
働できる。
【0009】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の給油装置の第1実施例を示す
配管系統図、図2は同上外観斜視図で、この第1実施例
はアイランド1上のハウジング2に、ガソリンの給油系
統、軽油の給油系統を組込んだものである。
説明する。図1は本発明の給油装置の第1実施例を示す
配管系統図、図2は同上外観斜視図で、この第1実施例
はアイランド1上のハウジング2に、ガソリンの給油系
統、軽油の給油系統を組込んだものである。
【0010】ガソリンの給油系統は、レギュラーガソリ
ンの貯油タンクに連通する給油管3をハウジング2内に
立上げ、この給油管3に給油モータを接続した給油ポン
プ4を設け、該給油ポンプ4の吐出側の給油管3を2つ
に分岐して分岐管3a,3bとし、それぞれの分岐管3
a,3bに流量パルス発信器5a,5bを接続した流量
計6a,6bと流量制御弁7a,7bを設ける。分岐管
3a,3bの先端は給油ホース8a,8bにそれぞれ接
続し、各給油ホース8a,8bはコネクター9a,9b
を介して給油ノズル10a,10bに接続する。
ンの貯油タンクに連通する給油管3をハウジング2内に
立上げ、この給油管3に給油モータを接続した給油ポン
プ4を設け、該給油ポンプ4の吐出側の給油管3を2つ
に分岐して分岐管3a,3bとし、それぞれの分岐管3
a,3bに流量パルス発信器5a,5bを接続した流量
計6a,6bと流量制御弁7a,7bを設ける。分岐管
3a,3bの先端は給油ホース8a,8bにそれぞれ接
続し、各給油ホース8a,8bはコネクター9a,9b
を介して給油ノズル10a,10bに接続する。
【0011】同様にハイオクタンガソリンの貯油タンク
に連通する給油管13を前記同じハウジング2内に立上
げ、この給油管13に給油モータを接続した給油ポンプ14
を設け、該給油ポンプ14の吐出側の給油管13を2つに分
岐して分岐管13a,13bとし、それぞれの分岐管13a,
13bに流量パルス発信器15a,15bを接続した流量計16
a,16bと、流量制御弁17a,17bとを設ける。そし
て、分岐管13a,13bの先端は給油ホース18a,18bに
それぞれ接続し、該給油ホース18a,18bを前記コネク
ター9a,9bを介して給油ノズル10a,10bに接続し
た。
に連通する給油管13を前記同じハウジング2内に立上
げ、この給油管13に給油モータを接続した給油ポンプ14
を設け、該給油ポンプ14の吐出側の給油管13を2つに分
岐して分岐管13a,13bとし、それぞれの分岐管13a,
13bに流量パルス発信器15a,15bを接続した流量計16
a,16bと、流量制御弁17a,17bとを設ける。そし
て、分岐管13a,13bの先端は給油ホース18a,18bに
それぞれ接続し、該給油ホース18a,18bを前記コネク
ター9a,9bを介して給油ノズル10a,10bに接続し
た。
【0012】図中11a,11bはハウジング2に設けたノ
ズル掛け12に取付けたノズルスイッチで、給油ノズル10
a,10bのノズル掛け12への掛外しに連動してオンオフ
するよう構成されている。軽油の給油系統は、軽油の貯
油タンクに連通する給油管19を前記と同じハウジング2
内に立上げ、該給油管19の途中に給油モータを接続した
給油ポンプ20と、流量パルス発信器21を接続した流量計
22とを設け、給油管19の先端はハウジング2外の給油ホ
ース23に接続した。給油ホース23の先端には給油ノズル
24を設け、ハウジング2に形成したノズル掛け12に該給
油ノズル24の掛け外しに連動してオンオフするノズルス
イッチ25を設ける。
ズル掛け12に取付けたノズルスイッチで、給油ノズル10
a,10bのノズル掛け12への掛外しに連動してオンオフ
するよう構成されている。軽油の給油系統は、軽油の貯
油タンクに連通する給油管19を前記と同じハウジング2
内に立上げ、該給油管19の途中に給油モータを接続した
給油ポンプ20と、流量パルス発信器21を接続した流量計
22とを設け、給油管19の先端はハウジング2外の給油ホ
ース23に接続した。給油ホース23の先端には給油ノズル
24を設け、ハウジング2に形成したノズル掛け12に該給
油ノズル24の掛け外しに連動してオンオフするノズルス
イッチ25を設ける。
【0013】以上のようにして、図2に示すようにハウ
ジング2の前面に給油ノズル10aを有する給油ホース8
a,18aを、一方の側面に給油ノズル24を有する給油ホ
ース23を導出し、図示はしていないが、背面に給油ノズ
ル10bを有する給油ホース8b,18bを導出する。この
場合、軽油の給油系統の給油ホース23は基端部を前後に
スライド自在となるようハウジング2から導出する。
ジング2の前面に給油ノズル10aを有する給油ホース8
a,18aを、一方の側面に給油ノズル24を有する給油ホ
ース23を導出し、図示はしていないが、背面に給油ノズ
ル10bを有する給油ホース8b,18bを導出する。この
場合、軽油の給油系統の給油ホース23は基端部を前後に
スライド自在となるようハウジング2から導出する。
【0014】そして、ガソリンの給油系統に属する給油
ノズル10a,10bによる給油の給油量を示す給油量表示
器26a,26bをハウジング2の前面と背面にそれぞれ設
け、軽油の軽油系統に属する給油ノズル24による給油の
給油量を示す給油量表示器27a,27bをハウジング2の
前面と背面にそれぞれ設ける。図中30は油種の設定スイ
ッチを示す。
ノズル10a,10bによる給油の給油量を示す給油量表示
器26a,26bをハウジング2の前面と背面にそれぞれ設
け、軽油の軽油系統に属する給油ノズル24による給油の
給油量を示す給油量表示器27a,27bをハウジング2の
前面と背面にそれぞれ設ける。図中30は油種の設定スイ
ッチを示す。
【0015】また、ガソリン用の制御装置28と軽油用の
制御装置29とをハウジング2内に設け、制御装置28の入
力側に流量パルス発信器5a,5b,15a,15b、ノズ
ルスイッチ11a,11bを、出力側に給油ポンプ4,14に
接続する給油モータ及び給油量表示器26a,26bを接続
し、制御装置29の入力側に流量パルス発信器21、ノズル
スイッチ25を、出力側に給油ポンプ20に接続する給油モ
ータ及び給油量表示器27a,27bを接続した。
制御装置29とをハウジング2内に設け、制御装置28の入
力側に流量パルス発信器5a,5b,15a,15b、ノズ
ルスイッチ11a,11bを、出力側に給油ポンプ4,14に
接続する給油モータ及び給油量表示器26a,26bを接続
し、制御装置29の入力側に流量パルス発信器21、ノズル
スイッチ25を、出力側に給油ポンプ20に接続する給油モ
ータ及び給油量表示器27a,27bを接続した。
【0016】図3は前記制御装置28による制御ブロック
図を示し、ノズルスイッチ11a,11bのオン信号を駆動
信号として給油ポンプ4,14の駆動手段31に導入すると
ともにリセット信号として計数手段32a,32bに導入す
る。またオフ信号を駆動停止信号として駆動手段31に導
入する。
図を示し、ノズルスイッチ11a,11bのオン信号を駆動
信号として給油ポンプ4,14の駆動手段31に導入すると
ともにリセット信号として計数手段32a,32bに導入す
る。またオフ信号を駆動停止信号として駆動手段31に導
入する。
【0017】レギュラーガソリンの流量パルス発信器5
a,5bの流量パルス信号を計数手段32aに、ハイオク
タンガソリンの流量パルス発信器15a,15bの流量パル
ス信号を計数手段32bにそれぞれ導入し、両計数手段32
a,32bからの計数信号を加算手段33に導入し、ここか
らの流量信号を給油量表示器26a,26bの駆動手段34に
導入した。
a,5bの流量パルス信号を計数手段32aに、ハイオク
タンガソリンの流量パルス発信器15a,15bの流量パル
ス信号を計数手段32bにそれぞれ導入し、両計数手段32
a,32bからの計数信号を加算手段33に導入し、ここか
らの流量信号を給油量表示器26a,26bの駆動手段34に
導入した。
【0018】また、設定スイッチ30の設定信号を混合比
設定手段35に導入し、ここからの混合比設定信号をレギ
ュラーガソリンの流量制御弁7a,7bとハイオクタン
ガソリンの流量制御弁17a,17bの弁制御手段36に導入
する。この弁制御手段36にはノズルスイッチ11a,11b
のオンオフ信号が開閉信号として導入される。
設定手段35に導入し、ここからの混合比設定信号をレギ
ュラーガソリンの流量制御弁7a,7bとハイオクタン
ガソリンの流量制御弁17a,17bの弁制御手段36に導入
する。この弁制御手段36にはノズルスイッチ11a,11b
のオンオフ信号が開閉信号として導入される。
【0019】次に動作について説明する。例えばハウジ
ング2の前面側の給油ノズル10aでレギュラーガソリン
を給油するには、設定スイッチ30のうちレギュラーガソ
リンの釦を押し、給油ノズル10aをノズル掛け12から外
せばノズルスイッチ11aがオンし、前回の給油量が帰零
すると同時に給油ポンプ4,14が駆動を開始し、弁制御
手段36からの出力でレギュラー側の流量制御弁7aのみ
が開く。
ング2の前面側の給油ノズル10aでレギュラーガソリン
を給油するには、設定スイッチ30のうちレギュラーガソ
リンの釦を押し、給油ノズル10aをノズル掛け12から外
せばノズルスイッチ11aがオンし、前回の給油量が帰零
すると同時に給油ポンプ4,14が駆動を開始し、弁制御
手段36からの出力でレギュラー側の流量制御弁7aのみ
が開く。
【0020】よって、給油ノズル10aを自動車のガソリ
ンタンクに挿入してバルブを開けば、給油ポンプ4によ
り地下の貯油タンクから給油管3に汲上げられるレギュ
ラーガソリンは分岐管3a、給油ホース8aを通って給
油ノズル10aから吐出する。この間の流量は流量パルス
発信器5aから流量パルス信号として計数手段32aに出
力されここからの計数信号に基づいて前面の給油量表示
器26aに給油量として表示される。
ンタンクに挿入してバルブを開けば、給油ポンプ4によ
り地下の貯油タンクから給油管3に汲上げられるレギュ
ラーガソリンは分岐管3a、給油ホース8aを通って給
油ノズル10aから吐出する。この間の流量は流量パルス
発信器5aから流量パルス信号として計数手段32aに出
力されここからの計数信号に基づいて前面の給油量表示
器26aに給油量として表示される。
【0021】給油が終了し、給油ノズル10aをノズル掛
け12に戻せば、オフ信号により給油ポンプ4が停止し、
流量制御弁7aが閉じる。
け12に戻せば、オフ信号により給油ポンプ4が停止し、
流量制御弁7aが閉じる。
【0022】また、ブレンド給油を行うには、設定スイ
ッチ30内の釦を押して混合比を設定して、給油ノズル10
bをノズル掛け12から外すとノズルスイッチ11bのオン
信号により給油ポンプ4,14が駆動し、混合比設定手段
35からの出力で弁制御手段36の働きにより流量制御弁7
b,17bが設定された混合比に対応する開度で開く。
ッチ30内の釦を押して混合比を設定して、給油ノズル10
bをノズル掛け12から外すとノズルスイッチ11bのオン
信号により給油ポンプ4,14が駆動し、混合比設定手段
35からの出力で弁制御手段36の働きにより流量制御弁7
b,17bが設定された混合比に対応する開度で開く。
【0023】その結果、給油ポンプ4で給油管3に汲上
げられたレギュラーガソリンと、給油ポンプ14で給油管
13に汲上げられたハイオクタンガソリンはそれぞれの流
量制御弁7b,17bを通ってそれぞれの給油ホース8
b,18bに流入し、コネクター9bの個所で合流して給
油ノズル10bから吐出する。
げられたレギュラーガソリンと、給油ポンプ14で給油管
13に汲上げられたハイオクタンガソリンはそれぞれの流
量制御弁7b,17bを通ってそれぞれの給油ホース8
b,18bに流入し、コネクター9bの個所で合流して給
油ノズル10bから吐出する。
【0024】この間のレギュラーガソリンの流量は流量
計6bで計測され流量パルス発信器5bから流量パルス
信号として計数手段32aに出力され、他方、ハイオクタ
ンガソリンの流量は流量計16bで計測され流量パルス発
信器15bから流量パルス信号として計数手段32bに出力
される。そして、両計数手段32a,32bからの計数信号
が加算手段33で加算されて、両油種の加算値が流量信号
として駆動手段34に入力され、前面の給油量表示器26b
に給油量として表示される。
計6bで計測され流量パルス発信器5bから流量パルス
信号として計数手段32aに出力され、他方、ハイオクタ
ンガソリンの流量は流量計16bで計測され流量パルス発
信器15bから流量パルス信号として計数手段32bに出力
される。そして、両計数手段32a,32bからの計数信号
が加算手段33で加算されて、両油種の加算値が流量信号
として駆動手段34に入力され、前面の給油量表示器26b
に給油量として表示される。
【0025】このようにハウジング2の前面側でガソリ
ンを給油している間に、背面側で給油ノズル10bをノズ
ル掛け12から外し、同じガソリンの給油を要求した場
合、前面側の給油系統と背面側の給油系統とは給油ポン
プ4が共通であるだけで、他の流量パルス発信器5b、
流量計6b、流量制御弁7bは別の給油系統で構成され
ているから、背面側でも前面側と同じ動作で同じレギュ
ラーガソリン、ハイオクタンガソリン又はブレンドガソ
リンを同時に給油でき、給油量は背面の給油量表示器26
bに表示される。
ンを給油している間に、背面側で給油ノズル10bをノズ
ル掛け12から外し、同じガソリンの給油を要求した場
合、前面側の給油系統と背面側の給油系統とは給油ポン
プ4が共通であるだけで、他の流量パルス発信器5b、
流量計6b、流量制御弁7bは別の給油系統で構成され
ているから、背面側でも前面側と同じ動作で同じレギュ
ラーガソリン、ハイオクタンガソリン又はブレンドガソ
リンを同時に給油でき、給油量は背面の給油量表示器26
bに表示される。
【0026】さらに、ハウジング2の側面に設けた給油
ノズル24による軽油の給油系統は、前記ガソリンの給油
系統から独立しているから、ハウジング2の前面と背面
とで給油が行われていても、側面のノズル24で軽油を同
時に給油できる。
ノズル24による軽油の給油系統は、前記ガソリンの給油
系統から独立しているから、ハウジング2の前面と背面
とで給油が行われていても、側面のノズル24で軽油を同
時に給油できる。
【0027】軽油の給油動作も、前記ガソリンの給油の
場合と同様であるが、給油量は前後面の給油量表示器27
a,27bに同時に表示される。
場合と同様であるが、給油量は前後面の給油量表示器27
a,27bに同時に表示される。
【0028】以上のようにして、1台の給油装置で3台
の車に同時に給油でき、しかも2つの給油系統の混合給
油も含まれる。
の車に同時に給油でき、しかも2つの給油系統の混合給
油も含まれる。
【0029】前記第1実施例は軽油の給油系統にはノズ
ルが1つで構成したが、第2実施例として図4,図5に
示すように2つのノズルで構成することも可能である。
この場合は、給油管19を給油ポンプ22の吐出側で2つに
分岐して分岐管19a,19bとし、各分岐管19a,19bを
それぞれ制御弁37a,37bを介して先端に給油ノズル24
a,24bを有する給油ホース23a,23bに接続した。
ルが1つで構成したが、第2実施例として図4,図5に
示すように2つのノズルで構成することも可能である。
この場合は、給油管19を給油ポンプ22の吐出側で2つに
分岐して分岐管19a,19bとし、各分岐管19a,19bを
それぞれ制御弁37a,37bを介して先端に給油ノズル24
a,24bを有する給油ホース23a,23bに接続した。
【0030】この場合、給油ホース23a,23bは図5 に
示すようにハウジング2の前面と背面とにそれぞれ導出
し、前面と背面に形成されるノズル掛け12,12にそれぞ
れ給油ノズル24a,24bの掛け外しに連動してオンオフ
するノズルスイッチ25a,25bが設けられる。
示すようにハウジング2の前面と背面とにそれぞれ導出
し、前面と背面に形成されるノズル掛け12,12にそれぞ
れ給油ノズル24a,24bの掛け外しに連動してオンオフ
するノズルスイッチ25a,25bが設けられる。
【0031】この第2実施例では、ガソリンの給油系統
による給油動作は第1実施例と同様である。軽油の給油
系統の動作は、例えばハウジング2の前面に停止した自
動車に対しては、給油ノズル24aをノズル掛け12から
外せばノズルスイッチ25aがオンし、このオン信号によ
り制御弁37aが開く。また、このオン信号により給油ポ
ンプ20が作動し、地下の貯油タンクから給油ポンプ20に
より給油管19に汲上げられた軽油は分岐管19a、給油ホ
ース23aを通って給油ノズル24aから吐出する。この間
の流量は流量計22で計測され、流量パルス発信器21から
流量パルス信号として制御装置29に入力され、ここから
の出力で前面側の給油量表示器27aに給油量として表示
される。
による給油動作は第1実施例と同様である。軽油の給油
系統の動作は、例えばハウジング2の前面に停止した自
動車に対しては、給油ノズル24aをノズル掛け12から
外せばノズルスイッチ25aがオンし、このオン信号によ
り制御弁37aが開く。また、このオン信号により給油ポ
ンプ20が作動し、地下の貯油タンクから給油ポンプ20に
より給油管19に汲上げられた軽油は分岐管19a、給油ホ
ース23aを通って給油ノズル24aから吐出する。この間
の流量は流量計22で計測され、流量パルス発信器21から
流量パルス信号として制御装置29に入力され、ここから
の出力で前面側の給油量表示器27aに給油量として表示
される。
【0032】このようにハウジング2の前面側で軽油の
給油が行われているときに、背面側の軽油のノズルを外
しても制御弁37bは開かず、前面と背面の両側での軽油
の同時給油は行えない。よって、この第2実施例の場合
も、第1実施例と同様、前面と背面でのガソリンの同時
給油と、前面と背面いずれかの側での軽油の同時給油と
が可能となり、1つの給油装置で3台の車に同時に給油
できる。
給油が行われているときに、背面側の軽油のノズルを外
しても制御弁37bは開かず、前面と背面の両側での軽油
の同時給油は行えない。よって、この第2実施例の場合
も、第1実施例と同様、前面と背面でのガソリンの同時
給油と、前面と背面いずれかの側での軽油の同時給油と
が可能となり、1つの給油装置で3台の車に同時に給油
できる。
【0033】図6は第3実施例を示し、第2実施例で軽
油の給油系統について流量計22は1個でハウジング2の
前後両面での同時給油が不可であったが、この第3実施
例はポンプの吐出側の分岐管19a,19bにそれぞれ流量
計22a,22b、流量パルス発信器21a,21bを設け、前
面側と背面側とで独立させ、前面側と背面側での軽油の
同時給油を可能にした。
油の給油系統について流量計22は1個でハウジング2の
前後両面での同時給油が不可であったが、この第3実施
例はポンプの吐出側の分岐管19a,19bにそれぞれ流量
計22a,22b、流量パルス発信器21a,21bを設け、前
面側と背面側とで独立させ、前面側と背面側での軽油の
同時給油を可能にした。
【0034】よって第3実施例では第1、第2実施例と
同様、前面と背面でのガソリンの同時給油と、これに加
えて前面と背面での軽油の同時給油とが可能となり、1
つの給油装置で4台の車に同時に給油できる。
同様、前面と背面でのガソリンの同時給油と、これに加
えて前面と背面での軽油の同時給油とが可能となり、1
つの給油装置で4台の車に同時に給油できる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明の給油装置は、
1台の装置で多種類の油を給油することが可能で、しか
も多種類の油の同時給油も可能で、装置の稼働率を向上
でき、給油の待ち時間も短縮できるものである。
1台の装置で多種類の油を給油することが可能で、しか
も多種類の油の同時給油も可能で、装置の稼働率を向上
でき、給油の待ち時間も短縮できるものである。
【図1】本発明の給油装置の第1実施例を示す配管系統
図である。
図である。
【図2】本発明の給油装置の第1実施例を示す外観斜視
図である。
図である。
【図3】本発明の給油装置の第1実施例を示す給油制御
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】本発明の給油装置の第2実施例を示す配管系統
図である。
図である。
【図5】本発明の給油装置の第2実施例を示す外観斜視
図である。
図である。
【図6】本発明の給油装置の第3実施例を示す配管系統
図である。
図である。
1…アイランド 2…ハウジング 3,3a,3b…給油管 4…給油ポンプ 5a,5b…流量パルス発信器 6a,6b…流量
計 7a,7b…流量制御弁 8a,8b…給油
ホース 9a,9b…コネクター 10a,10b…給油
ノズル 11a,11b…ノズルスイッチ 12…ノズル掛け 13,13a,13b…給油管 14…給油ポンプ 15a,15b…流量パルス発信器 16a,16b…流量
計 17a,17b…流量制御弁 18a,18b…給油
ホース 19,19a,19b…給油管 20…給油ポンプ 21, 21a,21b…流量パルス発信器 22, 22a,22b…
流量計 23, 23a,23b…給油ホース 24, 24a,24b…
給油ノズル 25, 25a,25b…ノズルスイッチ 26a,26b…給油
量表示器 27a,27b…給油量表示器 28…制御装置 29…制御装置 30…設定スイッチ 31…駆動手段 32a,32b…計数
手段 33…加算手段 34…駆動手段 35…混合比設定手段 36…弁制御手段 37a,37b…制御弁
計 7a,7b…流量制御弁 8a,8b…給油
ホース 9a,9b…コネクター 10a,10b…給油
ノズル 11a,11b…ノズルスイッチ 12…ノズル掛け 13,13a,13b…給油管 14…給油ポンプ 15a,15b…流量パルス発信器 16a,16b…流量
計 17a,17b…流量制御弁 18a,18b…給油
ホース 19,19a,19b…給油管 20…給油ポンプ 21, 21a,21b…流量パルス発信器 22, 22a,22b…
流量計 23, 23a,23b…給油ホース 24, 24a,24b…
給油ノズル 25, 25a,25b…ノズルスイッチ 26a,26b…給油
量表示器 27a,27b…給油量表示器 28…制御装置 29…制御装置 30…設定スイッチ 31…駆動手段 32a,32b…計数
手段 33…加算手段 34…駆動手段 35…混合比設定手段 36…弁制御手段 37a,37b…制御弁
Claims (1)
- 【請求項1】 ガソリンの給油系統と軽油の給油系統と
を1つのハウジングに組込み、ガソリンの給油系統は単
独のガソリンの同時給油可能、ブレンドガソリンの同時
給油可能、さらに単独のガソリンとブレンドガソリンの
同時給油可能としてハウジングの両面に給油量表示器を
設け、軽油の給油系統はガソリンの給油系統と同時給油
可能としてハウジングの両面に給油量表示器を設けたこ
とを特徴とする給油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10884192A JPH05278800A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10884192A JPH05278800A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 給油装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278800A true JPH05278800A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=14494938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10884192A Pending JPH05278800A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05278800A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002046334A1 (fr) * | 2000-12-08 | 2002-06-13 | Nippon Oil Corporation | Melange d'essences et son systeme de stockage et/ou d'alimentation |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP10884192A patent/JPH05278800A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002046334A1 (fr) * | 2000-12-08 | 2002-06-13 | Nippon Oil Corporation | Melange d'essences et son systeme de stockage et/ou d'alimentation |
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