JPH05278732A - シ−ト加工方法と装置 - Google Patents
シ−ト加工方法と装置Info
- Publication number
- JPH05278732A JPH05278732A JP23123191A JP23123191A JPH05278732A JP H05278732 A JPH05278732 A JP H05278732A JP 23123191 A JP23123191 A JP 23123191A JP 23123191 A JP23123191 A JP 23123191A JP H05278732 A JPH05278732 A JP H05278732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- holding bar
- rear end
- end holding
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シ−トをスリ−ブ状に加工する。
【構成】この装置はロ−ル状に巻かれたシ−ト1を回転
により一定の長さ送り出すフィ−ドロ−ル5と、一定の
長さに切断する切断機構7と、切断されたシ−ト1を保
持して運ぶシ−ト移送機構2と、シ−ト移送機構2に移
動しながら接触しシ−ト1の先端を保持するシ−ト先端
保持バ−31と、シ−ト1の後端を保持するシ−ト後端
保持バ−32と、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端
保持バ−32の移動によりシ−ト1を丸め両端を重ね合
わせた後、重ね部を接着する接着機構8から構成され
る。
により一定の長さ送り出すフィ−ドロ−ル5と、一定の
長さに切断する切断機構7と、切断されたシ−ト1を保
持して運ぶシ−ト移送機構2と、シ−ト移送機構2に移
動しながら接触しシ−ト1の先端を保持するシ−ト先端
保持バ−31と、シ−ト1の後端を保持するシ−ト後端
保持バ−32と、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端
保持バ−32の移動によりシ−ト1を丸め両端を重ね合
わせた後、重ね部を接着する接着機構8から構成され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性シート(フィ
ルムも含む)及び熱や溶剤により接着可能なシ−トをス
リ−ブ状に加工する加工方法と装置に関するものであ
る。
ルムも含む)及び熱や溶剤により接着可能なシ−トをス
リ−ブ状に加工する加工方法と装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来プラスチックシ−トをスリ−ブ状に
加工する加工方法は、従来例1の方法として一定の長さ
に切断したシ−トをドラムの外周に保持させ1つのシ−
ト保持バ−にシ−トの先端を保持させた後、シ−ト保持
バ−を回転させてシ−トを丸めた後そのシ−トの先端に
後端が重なる様に保持させ、その重ね部を接着しスリ−
ブ状に加工していた。又、従来例2の方法としてマンド
レルを用いる方法で、マンドレルにシ−トを巻つけシ−
トの先端と後端の重ね部を接着しスリ−ブ状に加工して
いた。
加工する加工方法は、従来例1の方法として一定の長さ
に切断したシ−トをドラムの外周に保持させ1つのシ−
ト保持バ−にシ−トの先端を保持させた後、シ−ト保持
バ−を回転させてシ−トを丸めた後そのシ−トの先端に
後端が重なる様に保持させ、その重ね部を接着しスリ−
ブ状に加工していた。又、従来例2の方法としてマンド
レルを用いる方法で、マンドレルにシ−トを巻つけシ−
トの先端と後端の重ね部を接着しスリ−ブ状に加工して
いた。
【0003】
【発明が解決しようする課題】従来例1の方法はドラム
の外周に保持されて運ばれてくるシ−トの先端をシ−ト
保持バ−により保持した後、その場所でシ−ト保持バ−
を回転させてシ−トを丸め、更にそのシ−ト後端を先端
に重なるようにシ−ト保持バ−に保持して重ね部を接着
しスリ−ブ状に加工していた。従ってシ−ト保持バ−が
シ−トの両端保持する位置と、シ−トを丸める位置が同
じ位置の為シ−ト保持バ−が間欠的な動きとなり、処理
能力に限界があり高速化が不可能であった。
の外周に保持されて運ばれてくるシ−トの先端をシ−ト
保持バ−により保持した後、その場所でシ−ト保持バ−
を回転させてシ−トを丸め、更にそのシ−ト後端を先端
に重なるようにシ−ト保持バ−に保持して重ね部を接着
しスリ−ブ状に加工していた。従ってシ−ト保持バ−が
シ−トの両端保持する位置と、シ−トを丸める位置が同
じ位置の為シ−ト保持バ−が間欠的な動きとなり、処理
能力に限界があり高速化が不可能であった。
【0004】従来例2の方法はスリ−ブの内径を変える
為にはその都度そのスリ−ブの内径に合った外形のマン
ドレルを使用する必要があり、製作するスリ−ブの内径
が違う種類の数だけ外径の違うマンドレルを用意する必
要があった。更に装置には同径のマンドレルを複数使用
している為、その数は膨大な数となり、マンドレルの製
作費用及び時間、保管場所及び保管費用、製作するスリ
−ブの径を変更する為のマンドレルの交換時間や交換作
業に熟練した作業者の必要性等が大きな問題となってい
た。
為にはその都度そのスリ−ブの内径に合った外形のマン
ドレルを使用する必要があり、製作するスリ−ブの内径
が違う種類の数だけ外径の違うマンドレルを用意する必
要があった。更に装置には同径のマンドレルを複数使用
している為、その数は膨大な数となり、マンドレルの製
作費用及び時間、保管場所及び保管費用、製作するスリ
−ブの径を変更する為のマンドレルの交換時間や交換作
業に熟練した作業者の必要性等が大きな問題となってい
た。
【0005】
【問題を解決するための手段】以上の問題を解決する為
に、請求項1のように一定の長さに切断されたシ−ト1
の先端の定位置をシ−ト先端保持バ−31に、更にその
シ−ト1の後端の定位置をシ−ト後端保持バ−32に保
持させ、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−
32の片方又は両方を回転させて丸めた後、常にそのシ
−ト1の両端を一定長さ重ね、その重ね部を接着するこ
とにより内径の同じスリ−ブを連続して生産することを
特徴とする加工方法を用い請求項2のように装置を構成
する。この装置はロ−ル状に巻かれたシ−ト1を回転に
より一定の長さ送り出すフィ−ドロ−ル5と、一定の長
さに切断する切断機構7と、切断されたシ−ト1を保持
して運ぶシ−ト移送機構2と、シ−ト移送機構2に移動
しながら接触しシ−ト1の先端を保持するシ−ト先端保
持バ−31と、シ−ト1の後端を保持するシ−ト後端保
持バ−32と、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保
持バ−32の移動によりシ−ト1を丸め両端を重ね合わ
せた後、重ね部を接着する接着機構8から構成される。
に、請求項1のように一定の長さに切断されたシ−ト1
の先端の定位置をシ−ト先端保持バ−31に、更にその
シ−ト1の後端の定位置をシ−ト後端保持バ−32に保
持させ、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−
32の片方又は両方を回転させて丸めた後、常にそのシ
−ト1の両端を一定長さ重ね、その重ね部を接着するこ
とにより内径の同じスリ−ブを連続して生産することを
特徴とする加工方法を用い請求項2のように装置を構成
する。この装置はロ−ル状に巻かれたシ−ト1を回転に
より一定の長さ送り出すフィ−ドロ−ル5と、一定の長
さに切断する切断機構7と、切断されたシ−ト1を保持
して運ぶシ−ト移送機構2と、シ−ト移送機構2に移動
しながら接触しシ−ト1の先端を保持するシ−ト先端保
持バ−31と、シ−ト1の後端を保持するシ−ト後端保
持バ−32と、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保
持バ−32の移動によりシ−ト1を丸め両端を重ね合わ
せた後、重ね部を接着する接着機構8から構成される。
【0006】
【作用】一定の長さに切断されたシ−ト1の先端の定位
置をシ−ト先端保持バ−31に、更にそのシ−ト1の後
端の定位置をシ−ト後端保持バ−32に保持させ、シ−
ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32の片方又
は両方を回転させて丸めた後、常にそのシ−ト1の両端
を一定長さ重ね、その重ね部を接着することにより内径
の同じスリ−ブを連続して生産することを特徴とする加
工方法である。この装置はロ−ル状に巻かれたシ−ト1
をフィ−ドロ−ル5の回転により一定の長さ送り出し、
切断機構7により一定の長さに切断し、シ−ト移送機構
2によりシ−ト1を運び、移動中にシ−ト1の先端の定
位置をシ−ト先端保持バ−31で保持させ、更にシ−ト
1の後端の定位置をシ−ト後端保持バ−32で保持させ
た後、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−3
2を移動させながらシ−ト1を丸めシ−ト1の先端と後
端を一定の長さ重ね合わせる。その重ね部を接着剤で接
着するか又は溶剤又は加熱又は超音波等により溶かし加
圧し、接着させてスリ−ブ状に加工する。
置をシ−ト先端保持バ−31に、更にそのシ−ト1の後
端の定位置をシ−ト後端保持バ−32に保持させ、シ−
ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32の片方又
は両方を回転させて丸めた後、常にそのシ−ト1の両端
を一定長さ重ね、その重ね部を接着することにより内径
の同じスリ−ブを連続して生産することを特徴とする加
工方法である。この装置はロ−ル状に巻かれたシ−ト1
をフィ−ドロ−ル5の回転により一定の長さ送り出し、
切断機構7により一定の長さに切断し、シ−ト移送機構
2によりシ−ト1を運び、移動中にシ−ト1の先端の定
位置をシ−ト先端保持バ−31で保持させ、更にシ−ト
1の後端の定位置をシ−ト後端保持バ−32で保持させ
た後、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−3
2を移動させながらシ−ト1を丸めシ−ト1の先端と後
端を一定の長さ重ね合わせる。その重ね部を接着剤で接
着するか又は溶剤又は加熱又は超音波等により溶かし加
圧し、接着させてスリ−ブ状に加工する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。第1の実施例 図1は請求項1のシ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端
保持バ−32の斜視図を示す。図1のドラム21には真
空力によりシ−ト1を保持する為の吸引穴4が多数設け
てあり、ドラム21の回転と共に各吸引穴4に適宜真空
力が発生するように構成されている。この機構は回転自
在に軸支されたシ−ト移送機構2のドラム21の外周に
接触しながら移動しドラム21の外周に保持されたシ−
ト1の先端の定位置をシ−ト先端保持バ−31に、更に
そのシ−ト1の後端の定位置をシ−ト後端保持バ−32
に移し取り保持させ、移動させながらシ−ト先端保持バ
−31とシ−ト後端保持バ−32の片方又は両方を回転
させて丸めた後、常にそのシ−ト1の両端を一定長さ重
ね、その重ね部を接着することにより内径の同じスリ−
ブを連続して生産できる。更にシ−ト1の切断長さを変
更し、ドラム21の外周に保持されたシ−ト1の先端の
定位置をシ−ト先端保持バ−31に、更にそのシ−ト1
の後端の定位置をシ−ト後端保持バ−32に移し取り保
持させ、移動させながらシ−ト先端保持バ−31とシ−
ト後端保持バ−32の片方又は両方を回転させて丸めた
後、常にそのシ−ト1の両端を一定長さ重ね、その重ね
部を接着することにより内径を変更したスリ−ブを連続
して生産できるという特徴がある。
保持バ−32の斜視図を示す。図1のドラム21には真
空力によりシ−ト1を保持する為の吸引穴4が多数設け
てあり、ドラム21の回転と共に各吸引穴4に適宜真空
力が発生するように構成されている。この機構は回転自
在に軸支されたシ−ト移送機構2のドラム21の外周に
接触しながら移動しドラム21の外周に保持されたシ−
ト1の先端の定位置をシ−ト先端保持バ−31に、更に
そのシ−ト1の後端の定位置をシ−ト後端保持バ−32
に移し取り保持させ、移動させながらシ−ト先端保持バ
−31とシ−ト後端保持バ−32の片方又は両方を回転
させて丸めた後、常にそのシ−ト1の両端を一定長さ重
ね、その重ね部を接着することにより内径の同じスリ−
ブを連続して生産できる。更にシ−ト1の切断長さを変
更し、ドラム21の外周に保持されたシ−ト1の先端の
定位置をシ−ト先端保持バ−31に、更にそのシ−ト1
の後端の定位置をシ−ト後端保持バ−32に移し取り保
持させ、移動させながらシ−ト先端保持バ−31とシ−
ト後端保持バ−32の片方又は両方を回転させて丸めた
後、常にそのシ−ト1の両端を一定長さ重ね、その重ね
部を接着することにより内径を変更したスリ−ブを連続
して生産できるという特徴がある。
【0008】次にこの動作を説明すると、シ−ト1が切
断機構により一定長さに切断され、ドラム21の外周に
真空力により吸引保持されて運ばれる。ドラム21の外
周速度と同速度で移動するシ−ト先端保持バ−31と出
合う位置まで運ばれてきたシ−ト1の先端は、ドラム2
の吸引保持が解かれ図2のようにシ−ト先端保持バ−3
1の吸引穴4に真空力により吸引保持される。その状態
からドラム21は更に回転しシ−ト先端保持バ−31と
シ−ト後端保持バ−32は移動する。その回転と移動に
よりドラム21の外周に設けてある吸引穴4の真空力は
吸引穴4がシ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ
−32に位置した時点で順次断たれ、シ−ト1の吸引保
持を順次解除する。ドラム21の回転とシ−ト先端保持
バ−31の移動によりシ−ト後端保持バ−32がドラム
21の外周に保持されたシ−トの後端と出合う。その時
点でドラム2の外周に保持されたシ−ト1の後端は真空
力んいよる吸引保持が解かれ、シ−ト後端保持バ−32
に真空力により吸引保持される。シ−ト1はシ−ト先端
保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32に保持されて図
3のように移動する。更に図4のようにシ−ト先端保持
バ−31とシ−ト後端保持バ−32の片方又は両方が移
動しながら回転しシ−ト1を丸め、図5のようにシ−ト
1の先端と後端が重なるように位置決めする。このよう
にしてシ−ト1はスリ−ブ状になる。従ってこの状態で
シ−ト1の先端と後端の重ね部を接着させてスリ−ブ状
に加工する。この際同径のスリ−ブを連続して加工する
にはシ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32
がシ−ト1の両端を吸引保持する際常に等間隔でシ−ト
1を保持し、又シ−ト1を丸めた後、シ−ト1の先端と
後端が常に定位置で重なるように機構を構成する。この
方法でスリ−ブの内径を変更するには、シ−ト1の切断
長さを長くしてドラム21に吸引保持させて運び、更に
シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32の間
隔を広げて設定しシ−ト1の先端と後端の定位置を保持
させてシ−ト1を丸め、シ−ト1の先端と後端の重ね部
を接着する。
断機構により一定長さに切断され、ドラム21の外周に
真空力により吸引保持されて運ばれる。ドラム21の外
周速度と同速度で移動するシ−ト先端保持バ−31と出
合う位置まで運ばれてきたシ−ト1の先端は、ドラム2
の吸引保持が解かれ図2のようにシ−ト先端保持バ−3
1の吸引穴4に真空力により吸引保持される。その状態
からドラム21は更に回転しシ−ト先端保持バ−31と
シ−ト後端保持バ−32は移動する。その回転と移動に
よりドラム21の外周に設けてある吸引穴4の真空力は
吸引穴4がシ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ
−32に位置した時点で順次断たれ、シ−ト1の吸引保
持を順次解除する。ドラム21の回転とシ−ト先端保持
バ−31の移動によりシ−ト後端保持バ−32がドラム
21の外周に保持されたシ−トの後端と出合う。その時
点でドラム2の外周に保持されたシ−ト1の後端は真空
力んいよる吸引保持が解かれ、シ−ト後端保持バ−32
に真空力により吸引保持される。シ−ト1はシ−ト先端
保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32に保持されて図
3のように移動する。更に図4のようにシ−ト先端保持
バ−31とシ−ト後端保持バ−32の片方又は両方が移
動しながら回転しシ−ト1を丸め、図5のようにシ−ト
1の先端と後端が重なるように位置決めする。このよう
にしてシ−ト1はスリ−ブ状になる。従ってこの状態で
シ−ト1の先端と後端の重ね部を接着させてスリ−ブ状
に加工する。この際同径のスリ−ブを連続して加工する
にはシ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32
がシ−ト1の両端を吸引保持する際常に等間隔でシ−ト
1を保持し、又シ−ト1を丸めた後、シ−ト1の先端と
後端が常に定位置で重なるように機構を構成する。この
方法でスリ−ブの内径を変更するには、シ−ト1の切断
長さを長くしてドラム21に吸引保持させて運び、更に
シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32の間
隔を広げて設定しシ−ト1の先端と後端の定位置を保持
させてシ−ト1を丸め、シ−ト1の先端と後端の重ね部
を接着する。
【0009】第2の実施例 第6図の機構を組み込んだ装置を図6に示す。この装置
はロ−ル状のシ−ト1をセットするロ−ル台11と、シ
−ト1に印刷された絵柄又はマ−クを光センサ6で検出
する検出機構と、シ−ト1を圧着ロ−ル51でフィ−ド
ロ−ル5に押し付け挟み、フィ−ドロ−ル5の回転によ
り1サイクルに一定の長さをシ−ト1の絵柄に合わせな
がら送るシ−ト送り機構と、送り出されたシ−ト1をカ
ッタ−により切断する切断機構7と、シ−ト1を外周に
吸引保持して回転する移送機構2のドラム21と、その
ドラム21に隣接して回転するタ−ンテ−ブル33に取
りつけられた8組のシ−ト先端保持バ−31とシ−ト後
端保持バ−32と、タ−ンテ−ブル33に隣接しシ−ト
1の重ね部を揺動しながら加熱し加圧する為の接着機構
8と、容器9をシ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保
持バ−32の下に位置決めする供給スタ−ホイル93
と、容器9を送り込む供給コンベア91と、スリ−ブを
被せた容器9を排出する排出スタ−ホイル94と機外に
排出する排出コンベア92から構成される。
はロ−ル状のシ−ト1をセットするロ−ル台11と、シ
−ト1に印刷された絵柄又はマ−クを光センサ6で検出
する検出機構と、シ−ト1を圧着ロ−ル51でフィ−ド
ロ−ル5に押し付け挟み、フィ−ドロ−ル5の回転によ
り1サイクルに一定の長さをシ−ト1の絵柄に合わせな
がら送るシ−ト送り機構と、送り出されたシ−ト1をカ
ッタ−により切断する切断機構7と、シ−ト1を外周に
吸引保持して回転する移送機構2のドラム21と、その
ドラム21に隣接して回転するタ−ンテ−ブル33に取
りつけられた8組のシ−ト先端保持バ−31とシ−ト後
端保持バ−32と、タ−ンテ−ブル33に隣接しシ−ト
1の重ね部を揺動しながら加熱し加圧する為の接着機構
8と、容器9をシ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保
持バ−32の下に位置決めする供給スタ−ホイル93
と、容器9を送り込む供給コンベア91と、スリ−ブを
被せた容器9を排出する排出スタ−ホイル94と機外に
排出する排出コンベア92から構成される。
【0010】次にこの装置の動作を説明すると、ロ−ル
台11にセットされたロ−ル状に巻かれたシ−ト1をフ
ィ−ドロ−ル5の回転により送り出し、シ−ト1に印刷
されたマ−ク又は絵柄を光センサ6で検出してフィ−ド
ロ−ル5の回転速度を制御して絵柄を合わせながら切断
機構7で一定の長さに切断する。それと同時にそのシ−
ト1の先端を回転する移送機構2のドラム21の外周に
真空力により吸引保持させ、ドラム21の回転と共にシ
−ト1をドラム21の外周に巻つけ移し取り保持させた
後、ドラム21の回転によりシ−ト1を運ぶ。タ−ンテ
−ブル33の回転によりドラム21の外周に接するよう
に移動してきたシ−ト先端保持バ−31に、ドラム21
に吸引保持していたシ−ト1の先端の吸引を解除しシ−
ト1の先端をシ−ト先端保持バ−31に移し取り保持さ
せる。その状態からドラム21は更に回転しシ−ト先端
保持バ−31はシ−ト1の先端を保持しながらドラム2
1から離れていく。そのドラム21の回転によりドラム
外周に設けてある吸引穴4の真空力は、吸引穴4がタ−
ンテ−ブル33側に位置した時点で順次断たれシ−ト1
の吸引保持を順次解除する。更にドラム21の回転とタ
−ンテ−ブル33の回転によりシ−ト後端保持バ−32
がドラム21の外周に保持されたシ−ト1の後端と出合
う。その時点でドラム21の外周に保持されていたシ−
ト1の後端は真空力による吸引保持が解除されシ−ト後
端保持バ−32に真空力により吸引保持される。シ−ト
1はシ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32
に保持されて移動し、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト
後端保持バ−32の片方又は両方が移動しながら回転し
シ−ト1を丸め、シ−ト1の先端と後端が重なるように
位置決めされてシ−ト1はスリ−ブ状になる。この状態
でシ−ト1の重ね部にヒ−タ−を押しつけて加熱により
溶かし加圧し、接着させてスリ−ブ状に加工する。加工
されたスリ−ブはタ−ンテ−ブル33の回転により、容
器供給コンベア91から供給スタ−ホイル93により供
給される容器9の上に移動し、スリ−ブの上端を保持し
て下降し、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ
−32から抜き取りながら容器に被せる。その下降の際
シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32の真
空力による吸引は解除される。スリ−ブを被せられた容
器9は排出スタ−ホイル94により排出コンベア92へ
送られ排出される。
台11にセットされたロ−ル状に巻かれたシ−ト1をフ
ィ−ドロ−ル5の回転により送り出し、シ−ト1に印刷
されたマ−ク又は絵柄を光センサ6で検出してフィ−ド
ロ−ル5の回転速度を制御して絵柄を合わせながら切断
機構7で一定の長さに切断する。それと同時にそのシ−
ト1の先端を回転する移送機構2のドラム21の外周に
真空力により吸引保持させ、ドラム21の回転と共にシ
−ト1をドラム21の外周に巻つけ移し取り保持させた
後、ドラム21の回転によりシ−ト1を運ぶ。タ−ンテ
−ブル33の回転によりドラム21の外周に接するよう
に移動してきたシ−ト先端保持バ−31に、ドラム21
に吸引保持していたシ−ト1の先端の吸引を解除しシ−
ト1の先端をシ−ト先端保持バ−31に移し取り保持さ
せる。その状態からドラム21は更に回転しシ−ト先端
保持バ−31はシ−ト1の先端を保持しながらドラム2
1から離れていく。そのドラム21の回転によりドラム
外周に設けてある吸引穴4の真空力は、吸引穴4がタ−
ンテ−ブル33側に位置した時点で順次断たれシ−ト1
の吸引保持を順次解除する。更にドラム21の回転とタ
−ンテ−ブル33の回転によりシ−ト後端保持バ−32
がドラム21の外周に保持されたシ−ト1の後端と出合
う。その時点でドラム21の外周に保持されていたシ−
ト1の後端は真空力による吸引保持が解除されシ−ト後
端保持バ−32に真空力により吸引保持される。シ−ト
1はシ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32
に保持されて移動し、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト
後端保持バ−32の片方又は両方が移動しながら回転し
シ−ト1を丸め、シ−ト1の先端と後端が重なるように
位置決めされてシ−ト1はスリ−ブ状になる。この状態
でシ−ト1の重ね部にヒ−タ−を押しつけて加熱により
溶かし加圧し、接着させてスリ−ブ状に加工する。加工
されたスリ−ブはタ−ンテ−ブル33の回転により、容
器供給コンベア91から供給スタ−ホイル93により供
給される容器9の上に移動し、スリ−ブの上端を保持し
て下降し、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ
−32から抜き取りながら容器に被せる。その下降の際
シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32の真
空力による吸引は解除される。スリ−ブを被せられた容
器9は排出スタ−ホイル94により排出コンベア92へ
送られ排出される。
【0011】尚、この装置のドラム21は間欠回転させ
て構成することもできる。又、シ−ト1の保持には、真
空力以外にシ−ト1を押える爪を設けることでも可能で
ある。又、この加工方法はシ−ト1の先端と後端を位置
決め保持し、その他の部分の保持を必要としないが、シ
−ト1の先端と後端の定位置を保持してシ−ト1を丸
め、そのシ−ト1の先端と後端を定位置で重ねることの
条件を満たせば、シ−ト1の先端と後端の保持部以外の
任意の場所のシ−ト1の一部を保持する保持部を設けて
構成する場合もある。又、シ−ト移送機構2にドラム2
1以外にシ−ト保持機能を持った平ベルトを用い、各実
施例のドラム21と同じ条件でシ−ト1を保持させて運
ぶように構成する場合もある。
て構成することもできる。又、シ−ト1の保持には、真
空力以外にシ−ト1を押える爪を設けることでも可能で
ある。又、この加工方法はシ−ト1の先端と後端を位置
決め保持し、その他の部分の保持を必要としないが、シ
−ト1の先端と後端の定位置を保持してシ−ト1を丸
め、そのシ−ト1の先端と後端を定位置で重ねることの
条件を満たせば、シ−ト1の先端と後端の保持部以外の
任意の場所のシ−ト1の一部を保持する保持部を設けて
構成する場合もある。又、シ−ト移送機構2にドラム2
1以外にシ−ト保持機能を持った平ベルトを用い、各実
施例のドラム21と同じ条件でシ−ト1を保持させて運
ぶように構成する場合もある。
【0012】
【発明の効果】本発明の加工方法は、シ−ト1の先端を
シ−ト先端保持バ−31で、後端をシ−ト後端保持バ−
32で保持し、その他の部分の保持を必要とせずにシ−
ト1を丸めスリ−ブを製作する。従ってシ−ト1の切断
長さを変更し、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保
持バ−32の位置を調整し、常にそのシ−ト1の先端と
後端の定位置を保持した状態で丸めることで、内径の違
うスリ−ブを自由に製作することができ、シ−ト1の先
端と後端を別々の保持部で保持することにより全ての動
作が連続運動で行うことができる為、従来例1の間欠動
作による方法に比べ高速処理が可能であり、高能力の装
置の製作が可能ある。又、従来例2の加工方法ではマン
ドレルの外周に真空力等によりシ−ト1を密着して巻き
付け、スリ−ブの内径を決めていた。従って僅かな径の
違いスリ−ブを製作する場合でもその内径に合うマンド
レルを必要とし、その都度マンドレルとその関連部品を
製作して使用していた。従ってマンドレルとその関連部
品の製作や保管に膨大な費用が掛かり大きな問題となっ
ていた。又、スリ−ブを被せた容器を製作する容器メ−
カ−は、客先に容器のサンプルを試作し提出することが
しばしばあり、その都度それ専用のマンドレルと関連部
品を製作した後容器のサンプルを製作しており、多くの
時間と費用を必要としていた。以上の問題点を本発明の
加工方法ではシ−ト1の切断長さを変更し、シ−ト先端
保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32の位置を調整
し、常にそのシ−ト1の先端と後端の定位置を保持した
状態で丸めることで、内径の違うスリ−ブを自由に製作
することができ、解決することができた。
シ−ト先端保持バ−31で、後端をシ−ト後端保持バ−
32で保持し、その他の部分の保持を必要とせずにシ−
ト1を丸めスリ−ブを製作する。従ってシ−ト1の切断
長さを変更し、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保
持バ−32の位置を調整し、常にそのシ−ト1の先端と
後端の定位置を保持した状態で丸めることで、内径の違
うスリ−ブを自由に製作することができ、シ−ト1の先
端と後端を別々の保持部で保持することにより全ての動
作が連続運動で行うことができる為、従来例1の間欠動
作による方法に比べ高速処理が可能であり、高能力の装
置の製作が可能ある。又、従来例2の加工方法ではマン
ドレルの外周に真空力等によりシ−ト1を密着して巻き
付け、スリ−ブの内径を決めていた。従って僅かな径の
違いスリ−ブを製作する場合でもその内径に合うマンド
レルを必要とし、その都度マンドレルとその関連部品を
製作して使用していた。従ってマンドレルとその関連部
品の製作や保管に膨大な費用が掛かり大きな問題となっ
ていた。又、スリ−ブを被せた容器を製作する容器メ−
カ−は、客先に容器のサンプルを試作し提出することが
しばしばあり、その都度それ専用のマンドレルと関連部
品を製作した後容器のサンプルを製作しており、多くの
時間と費用を必要としていた。以上の問題点を本発明の
加工方法ではシ−ト1の切断長さを変更し、シ−ト先端
保持バ−31とシ−ト後端保持バ−32の位置を調整
し、常にそのシ−ト1の先端と後端の定位置を保持した
状態で丸めることで、内径の違うスリ−ブを自由に製作
することができ、解決することができた。
【図1】シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ−
32の斜視図。
32の斜視図。
【図2】ドラム21とシ−ト先端保持バ−31とシ−ト
後端保持バ−32の動作を示す平面図。
後端保持バ−32の動作を示す平面図。
【図3】ドラム21とシ−ト先端保持バ−31とシ−ト
後端保持バ−32の動作を示す平面図。
後端保持バ−32の動作を示す平面図。
【図4】ドラム21とシ−ト先端保持バ−31とシ−ト
後端保持バ−32の動作を示す平面図。
後端保持バ−32の動作を示す平面図。
【図5】ドラム21とシ−ト先端保持バ−31とシ−ト
後端保持バ−32の動作を示す平面図。
後端保持バ−32の動作を示す平面図。
【図6】シ−ト加工装置の平面図。
1 シ−ト 2 シ−ト移送機構 4 吸引穴 5 フィ−ドロ−ル 6 光センサ 7 切断機構 8 接着機構 9 容器 11 ロ−ル台 21 ドラム 31 シ−ト先端保持バ− 32 シ−ト後端保持バ− 33 タ−ンテ−ブル 51 圧着ロ−ル 91 供給コンベア 92 排出コンベア 93 供給スタ−ホイル 94 排出スタ−ホイル
Claims (2)
- 【請求項1】一定の長さに切断したシ−ト1の先端と後
端をそれぞれシ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持
バ−32で保持し、その他の部分の支持を必要とせずに
シ−ト1を丸め、そのシ−ト1の両端が重なる状態で位
置決めし、その重ね部を接着させてスリ−ブ状に加工す
るシ−ト加工方法。 - 【請求項2】ロ−ル状に巻かれたシ−ト1を回転により
一定の長さ送り出すフィ−ドロ−ル5と、一定の長さに
切断する切断機構7と、切断されたシ−ト1を保持して
運ぶシ−ト移送機構2と、シ−ト移送機構2に接触しな
がら移動しシ−ト1の先端を保持するシ−ト先端保持バ
−31と、シ−ト1の後端を保持するシ−ト後端保持バ
−32と、シ−ト先端保持バ−31とシ−ト後端保持バ
−32の移動によりシ−ト1を丸め両端を重ね合わせた
後、重ね部を接着する接着機構8から構成されるシ−ト
加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23123191A JPH05278732A (ja) | 1991-08-17 | 1991-08-17 | シ−ト加工方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23123191A JPH05278732A (ja) | 1991-08-17 | 1991-08-17 | シ−ト加工方法と装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278732A true JPH05278732A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=16920378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23123191A Pending JPH05278732A (ja) | 1991-08-17 | 1991-08-17 | シ−ト加工方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05278732A (ja) |
-
1991
- 1991-08-17 JP JP23123191A patent/JPH05278732A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0944528B1 (en) | Roll-fed labelling apparatus | |
US4332635A (en) | Cup labeling method and apparatus | |
US4802632A (en) | Method and apparatus for treating end portion of roll paper | |
US4801348A (en) | Film supply apparatus | |
US20040074607A1 (en) | Laminating apparatus | |
RU2566907C2 (ru) | Барабан для отрезания и переноса бесподложечных этикеток с непрерывной ленты на перемещающуюся емкость, и установка, оснащенная указанным барабаном | |
JP4342829B2 (ja) | 光学フィルム貼付装置、方法及び基板 | |
JPH06211223A (ja) | ラベル搬送ドラムに対する改良された真空および空気圧供給孔機構を有するラベルを小型円筒状物品に適用するための装置 | |
US20090313947A1 (en) | Apparatus and method for labelling | |
JPS63152532A (ja) | 直線容器ラベル付与装置 | |
JP2524059B2 (ja) | ビ―ド・エ―ペックス自動アッセンブル方法及びその装置 | |
JPH072493B2 (ja) | ラベル切断貼付装置 | |
JPH0124622B2 (ja) | ||
JPH0858755A (ja) | ラベリング装置 | |
JP2008087791A (ja) | ロール紙胴巻き包装装置及び方法 | |
JP4026183B2 (ja) | リチウム箔の貼付方法および貼付装置 | |
JPH05278732A (ja) | シ−ト加工方法と装置 | |
JPH0551017A (ja) | シ−ト加工方法と装置 | |
JPH1119428A (ja) | フィルタ製造装置 | |
JP3375667B2 (ja) | 原反切断装置 | |
JP2004202960A (ja) | ビードエイペックスジョイント装置及びジョイント方法 | |
JPH0332820A (ja) | シート加工装置 | |
JPH0929859A (ja) | シート状材料の貼り合わせ方法及び装置 | |
JP4590807B2 (ja) | シート状材料の貼合わせ方法及びその装置 | |
JPH05221436A (ja) | ラベル供給装置 |