JPH05278657A - スクータ型車両 - Google Patents

スクータ型車両

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Publication number
JPH05278657A
JPH05278657A JP4077583A JP7758392A JPH05278657A JP H05278657 A JPH05278657 A JP H05278657A JP 4077583 A JP4077583 A JP 4077583A JP 7758392 A JP7758392 A JP 7758392A JP H05278657 A JPH05278657 A JP H05278657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
seat
type vehicle
scooter type
auxiliary equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4077583A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Sugimoto
幹夫 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP4077583A priority Critical patent/JPH05278657A/ja
Publication of JPH05278657A publication Critical patent/JPH05278657A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バッテリ等の補機類を風雨等から保護できる場
所に着脱容易に配置できるとともに、上記補機類の配置
に伴うコストアップや他部品への悪影響が出ることのな
いスクータ型車両を提供する。 【構成】着座シート21の下部両側に位置するサイドパ
ネル7,7が、上記着座シート21に対してフラッシュ
サーフェイス化(同一面化)されたスクータ型車両にお
いて、着座シート21下方に設置される物品収納室18
と上記サイドパネル7,7との間に形成される空間2
7,27に、バッテリ28等の補機類を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、他の部品に影響を与え
ることなくバッテリ等の補機類の着脱性を向上させたス
クータ型車両に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なスクータ型車両は、着座シート
の下方にヘルメット等を収納可能な大容量の物品収納室
を備えているため、他の自動二輪車のように着座シート
の下方にバッテリ等の補機類を配置させることができな
い。このため、バッテリ等は車体後方のスペースに配置
される場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スクー
タ型車両の車体後部のスペースは非常に限られており、
このスペースには燃料タンクおよびオイルタンクが配置
されているため、バッテリ等をここに配置するには燃料
タンクやオイルタンクを小形化させなければならず、ス
クータ型車両の航続距離の短縮につながることになる。
【0004】また、車体後部に限らずバッテリ等を車体
内部に配置するには、バッテリ等を取り出し可能とする
ためのハッチを車体外面に面して設ける必要がある。こ
のハッチは、風雨等を遮るため密封構造とさせなければ
ならないのでコストが掛る上に、通常ビス止めによって
車体側に被装されるものであるため、バッテリ等の着脱
に手間が掛かり、整備性が悪くなってしまう。ところ
が、ハッチをワンタッチで着脱可能とすると、バッテリ
等が盗難に遇い易くなる。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、バッテリ等の補機類を風雨等から
保護できる場所に着脱容易に配置できるとともに、上記
補機類の配置に伴うコストアップや他部品への悪影響が
出ることのないスクータ型車両を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るスクータ型車両は、着座シートの下部
両側に位置するサイドパネルが、上記着座シートに対し
てフラッシュサーフェイス化されたスクータ型車両にお
いて、着座シート下方に設置される物品収納室と上記サ
イドパネルとの間に形成される空間に、バッテリ等の補
機類を配置したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】このようにすることにより、従来デッドスペー
スであった空間が有効に活用され、他部品への悪影響や
コストアップを招くことなくバッテリ等の補機類を着脱
容易に配置できる。また、バッテリ等が風雨や盗難など
から完全に保護される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0009】図1は、本発明に係るスクータ型車両の左
側面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図である。こ
のスクータ型車両1の車体フレーム2は、フロントフォ
ーク3を左右回動自在に支持するヘッドパイプ4に、下
部後方に延びるダウンチューブ5を接続し、このダウン
チューブ5の後部に鋼板モノコック構造のフレームボデ
ィ6を連結した一般的な構造のものである。上記フレー
ムボディ6は、図2に示すように左右のサイドパネル
7,7が底板8に溶着された構成となっている。
【0010】上記車体フレーム2の中央下部には、リン
ク9を介してエンジンユニット11が水平支軸12廻り
に揺動自在に枢着され、エンジンユニット11の後部に
は後輪13が軸支されている。また、エンジンユニット
11の後部とフレームボディ6との間には緩衝装置14
が連結され、エンジンユニット11の下面にはスクータ
型車両1を直立させるセンタスタンド15が枢着されて
いる。
【0011】上記センタスタンド15によりスクータ型
車両1を直立させるときは、フレームボディ6のサイド
パネル7,7に固設されたスタンドグリップ16,16
を持ってスクータ型車両1の後部を引き上げ、センタス
タンド15を地面側に回動させる。
【0012】フレームボディ6の内部には、ヘルメット
17等を収納可能な物品収納室18が形成されている。
この物品収納室18は、合成樹脂やフェルトなどででき
た内張り材19をフレームボディ6の内部空間に被装す
ることにより形成され、内張り材19は容易に着脱可能
とされている。
【0013】物品収納室18の上方には、着座シート2
1がシール材22,22を介して載置され、物品収納室
18の開口部が密閉されるようになっている。上記着座
シート21は、例えばヒンジ23を支点に開閉自在であ
り、閉塞時には物品収納室18の内容物盗難等防止のた
め、キーロック機構によりロックされる。なお、物品収
納室18の後方には燃料タンク24とオイルタンク25
が配置されている。
【0014】フレームボディ6のサイドパネル7,7
は、上記着座シート21の下部両側に位置しており、着
座シート21に対してフラッシュサーフェイス化(同一
面化)されている。このフラッシュサーフェイス化によ
り、着座シート21廻りの段差が無くなってスクータ型
車両1の美的外観が向上するとともに、前記スタンドグ
リップ16,16を上記サイドパネル7,7内に埋没さ
せ、車体表面を滑かに保つことができる。
【0015】本発明では、上記サイドパネル7,7と、
前記物品収納室18との間に形成される空間27,27
に、バッテリ28等の補機類を配置させている。ここに
は、バッテリ28以外の電装部品や車載工具等を配置し
てもよい。本実施例において、バッテリ28はフレーム
ボディ6の底板8上にビス止めされたバッテリホルダ2
9に、ゴムバンド30で固定されている。
【0016】このように構成することにより、従来デッ
ドスペースとなっていた上記空間27,27が有効に活
用され、燃料タンク25やオイルタンク25などの他部
品の形状やレイアウトに悪影響を与えたり、コストアッ
プを招いたりすることなく、バッテリ28等を配置する
ことができる。
【0017】また、この空間27,27は物品収納室1
8とともに、着座シート21の閉塞によって外部から密
閉されるため、バッテリ28等は風雨などから完全に保
護される上、着座シート21に備えられるキーロック機
構によって盗難からも守られる。さらに、内張り材19
は容易に着脱できるため、バッテリ28等の着脱性が良
く、整備性が向上する。なお、内張り材19をフレーム
ボディ6に固定させ、その一部にバッテリ28等着脱用
の窓孔を設け、この窓孔に同じ材料でなる蓋を開閉自在
に被装することによりバッテリ28等を着脱させるよう
にしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスク
ータ型車両は、着座シートの下部両側に位置するサイド
パネルが、上記着座シートに対してフラッシュサーフェ
イス化されたスクータ型車両において、着座シート下方
に設置される物品収納室と上記サイドパネルとの間に形
成される空間に、バッテリ等の補機類を配置したことを
特徴とするものである。
【0019】したがって、従来デッドスペースとされて
いた物品収納室とサイドパネルとの間の空間が有効に活
用され、燃料タンクやオイルタンクなどの他部品の形状
およびレイアウトへの悪影響やコストアップを招くこと
なくバッテリ等の補機類を着脱容易に配置することがで
きる。また、バッテリ等の補機類が風雨や盗難などから
完全に保護される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクータ型車両の左側面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 スクータ型車両 2 車体フレーム 6 フレームボディ 7 サイドパネル 8 底板 16 スタンドグリップ 17 ヘルメット 18 物品収納室 19 内張り材 21 着座シート 22 シール材 27 空間 28 バッテリ 29 バッテリホルダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座シートの下部両側に位置するサイド
    パネルが、上記着座シートに対してフラッシュサーフェ
    イス化されたスクータ型車両において、着座シート下方
    に設置される物品収納室と上記サイドパネルとの間に形
    成される空間に、バッテリ等の補機類を配置したことを
    特徴とするスクータ型車両。
JP4077583A 1992-03-31 1992-03-31 スクータ型車両 Pending JPH05278657A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4077583A JPH05278657A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 スクータ型車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4077583A JPH05278657A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 スクータ型車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05278657A true JPH05278657A (ja) 1993-10-26

Family

ID=13638009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4077583A Pending JPH05278657A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 スクータ型車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05278657A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011152901A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Suzuki Motor Corp 電動式自動二輪車
JP2014148223A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両における通信ユニットの配置構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011152901A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Suzuki Motor Corp 電動式自動二輪車
JP2014148223A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両における通信ユニットの配置構造

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