JPH0527856U - 回転駆動装置 - Google Patents

回転駆動装置

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JPH0527856U
JPH0527856U JP7778891U JP7778891U JPH0527856U JP H0527856 U JPH0527856 U JP H0527856U JP 7778891 U JP7778891 U JP 7778891U JP 7778891 U JP7778891 U JP 7778891U JP H0527856 U JPH0527856 U JP H0527856U
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optical disk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転駆動部の加速による被駆動物品との間の
スリップを防止し、而も、被駆動物品が良好に位置決め
されて、精度の良い回転駆動が可能。 【構成】 ターンテーブル20の外周壁38の上端面を
回転載置面40とする。回転載置面40に、同心状に環
状溝48を設ける。環状溝48にゴム製のOリング50
が嵌合している。Oリング50の上方突出部は、回転載
置面40上に光ディスク44が載置されると、光ディス
ク44の下面に接触し、弾性変形して環状溝48からの
突出が実質上なくなる。光ディスク44の下面が回転載
置面40に当接して光ディスク44が精度良く位置決め
され、Oリング50との間に作用する摩擦力により、光
ディスク44との間のスリップの発生も防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転載置面上に載置された被駆動物品を回転駆動部との間の摩擦力 によって回転駆動する回転駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】
回転駆動装置の一例であるスピンドルモータのターンテーブルにおける回転載 置面上に光ディスク、光磁気ディスク等の被駆動物品を載置し、ターンテーブル との間の摩擦力によってそれを回転駆動する場合、ターンテーブルの加速によっ て被駆動物品との間にスリップが発生することがある。
【0003】 従来は、それを防ぐために、例えば回転載置面の全域にゴムを焼き付けたり、 回転載置面にウレタンコーティングを施したりしていた。
【0004】 しかしながら、光ディスク、光磁気ディスク等を回転駆動する際に要求される 位置的な精度を、回転載置面にゴムを焼き付けたりウレタンコーティングを施し たりしながら実現することは、きわめて困難であり、回転載置面に対し光ディス ク等の面が平行に載置されなかったり、回転駆動中に光ディスク等に振れが発生 したりし易いという問題があった。
【0005】 本考案は、従来技術に存した上記のような問題点に鑑み行われたものであって 、その目的とするところは、回転駆動部の加速によって被駆動物品との間にスリ ップが生ずることが防止され、而も、被駆動物品が良好に位置決めされて、精度 の良い回転駆動が可能な回転駆動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の回転駆動装置は、回転駆動部の回転載置 面上に被駆動物品を載置した状態で回転駆動部を回転させ、被駆動物品を回転駆 動部との間の摩擦力によって回転駆動する回転駆動装置であって、 前記被駆動物品が回転載置面上に載置されることにより、被駆動物品と接触を保 ちつつ弾性変形し、而も被駆動物品が回転載置面に当接することを妨げない弾性 材料性の摩擦部材が、前記回転駆動部に設けられているものとしている。
【0007】
【作用】
被駆動物品が回転載置面上に載置されると、回転駆動部に設けられた摩擦部材 が被駆動物品と接触を保ちつつ弾性変形する。この摩擦部材と被駆動物品との摩 擦力により、回転駆動部から被駆動物品へ伝達し得る駆動力が高まる。
【0008】 また、摩擦部材は、被駆動物品が回転載置面に当接することを妨げないので、 被駆動物品は、回転載置面に当接することによって良好に位置決めされ、回転載 置面に対し被駆動物品の当接面が平行とならなかったり、回転駆動中に被駆動物 品にぶれが発生したりすることが生じ難い。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例を、図面を参照しつつ説明する。 図1及び図2は、本考案の1実施例としての光ディスク駆動装置についてのも のであって、そのうち図1は縦断面図、図2は、要部平面図である。
【0010】 10はステータフレームである。ステータフレーム10の中央部に円筒状の軸 受ハウジング12が設けられており、その軸受ハウジング12の内側に、2個の 玉軸受14を介して回転軸16が回転自在に支持されている。
【0011】 回転軸16の下端部にはロータフレーム18が固定され、回転軸16の上端部 には、カップ形のターンテーブル20(回転駆動部)が固定されている。
【0012】 22は、ステータフレーム10の下端部内周面に固定された円筒状のステータ ヨーク、24は、そのステータヨーク22の内周側に固定されたステータコア、 26は、そのステータコア24に捲回されたステータコイルである。一方28は 、ロータフレーム18の外周部に設けられた円筒状のロータヨーク、30は、そ のロータヨーク28の外周面に固定された円筒状のロータマグネットであって、 ロータマグネット30は、ステータコア24と径方向間隙を隔てて相対している 。
【0013】 32は、ステータフレーム10の下側に固定された基板である。この基板32 の上面には、回転軸線を中心とした円周上に周波数発電用導電路34が設けられ ており、ロータフレーム18の下面に設けられた環状の周波数発電用磁石体36 と軸方向間隙を隔てて相対し、速度又は加速度制御に用いる周波数発電機を構成 している。
【0014】 ターンテーブル20は、アルミニウムやステンレス鋼等の剛性材料により形成 されており、その外周壁38の上端面が、回転載置面40に構成されている。4 2は、ターンテーブル20の底面上に固定されている環状永久磁石製の光ディス ク吸引部材である。光ディスク44を回転載置面40上に載置した際に、この光 ディスク吸引部材42が、光ディスク44の内周部における両面に固定されてい る強磁性材料製の被吸引部材46を吸引する。
【0015】 回転載置面40には、それと同心状に環状溝48が設けられており、この環状 溝48にゴム製のOリング50(摩擦部材)が嵌合している。
【0016】 このOリング50は、図1の左半分に示されるように光ディスク44が載置さ れていない状態では、上部を回転載置面40よりもやや上方に突出している。
【0017】 ところが図1の右半分に示されるように回転載置面40上に光ディスク44が 載置されると、Oリング50の上方突出部が光ディスク44の下面と接触し、光 ディスク44に作用する重力及び光ディスク吸引部材42との間に作用する磁気 吸引力によってこのOリング50が弾性変形し、環状溝48からの突出が実質上 なくなる。
【0018】 そのため、光ディスク44の下面が回転載置面40に当接して光ディスク44 が精度良く位置決めされ、回転載置面40に対し光ディスク44の下面が平行に 載置されなかったり、回転駆動時に光ディスク44に振れが生じたりすることが 防止されると共に、Oリング50との間に作用する摩擦力により、ターンテーブ ル20から光ディスク44へ伝達し得る駆動力が高まるので、光ディスク44と の間のスリップの発生も良好に防止される。
【0019】 なお、磁気吸引力は、必ずしも必要ではない。また他の吸引手段や、おもし状 の部材を利用して回転載置面に対する光ディスクの圧接力を高めることも可能で ある。
【0020】 摩擦部材は、Oリングに限らない。その材料も、ゴムに限らないことは言うま でもない。また摩擦部材は、上述のような環状溝に嵌合させるのみならず、例え ば回転載置面の内周側に、焼付等により設けることも可能である。更に、図3及 び図4に示される別の実施例のように構成することもできる。
【0021】 図3は、光ディスク駆動装置についての正面要部半断面図、図4は、要部平面 図である。
【0022】 60は回転軸、62は、回転軸60の上端部に固定されたカップ形のターンテ ーブル、64は、ターンテーブル62の底面上に固定されている環状永久磁石製 の光ディスク吸引部材、66は光ディスクである。67は、光ディスク66の内 周部における両面に固定されている強磁性材料製の被吸引部材である。
【0023】 ターンテーブル62は、金属等の剛性材料により形成されている。そのターン テーブル62の外周壁68の上端部に、同一高さの突部70が120度中心角毎 に3個所設けられ、それらの突部70の上端面が、回転載置面71を構成してい る。また外周壁68の上端部における突部70同士の中間位置に、それぞれ半径 方向溝72が設けられており、その半径方向溝72に、ゴム片74(摩擦部材) が嵌合固定されている。半径方向溝72は、上方の開口部が狭くなっているので 、ゴム片74は容易に離脱しない。なお、図ではゴム片を3個所に設けているが 、1又は2個所或は4か所以上に設けるものとすることもできる。
【0024】 このゴム片74は、図3の左半分に示されるように光ディスク66が載置され ていない状態では、上部を回転載置面71よりもやや上方に突出させている。
【0025】 ところが図3の右半分に示されるように回転載置面71上に光ディスク66が 載置されると、ゴム片74の上方突出部が光ディスク66の下面と接触し、光デ ィスク66に作用する重力及び被吸引部材67と光ディスク吸引部材64との間 に作用する磁気吸引力によってそのゴム片74が弾性変形して、回転載置面71 よりも上方への突出が実質上なくなる。
【0026】 そのため、光ディスク66の下面が回転載置面71に当接して光ディスク66 が精度良く位置決めされ、回転載置面71に対し光ディスク66の下面が平行に 載置されなかったり、回転駆動時に光ディスク66に振れが生じたりすることが 防止されると共に、ゴム片74との間に作用する摩擦力により、ターンテーブル 62から光ディスク66へ伝達し得る駆動力が高まるので、光ディスク66との 間のスリップの発生が良好に防止される。特に、回転載置面71を120度中心 角毎の3個所としているので、回転載置面71に対するより精度の高い加工が可 能となり、回転駆動時の光ディスク66の振れがより良好に防止される。
【0027】
【考案の効果】
本考案の回転駆動装置では、摩擦部材と被駆動物品との摩擦力により、回転駆 動部から被駆動物品へ伝達し得る駆動力が高まるので、回転駆動部の加速によっ て被駆動物品との間にスリップが生ずることが防止され、而も、被駆動物品は、 弾性材料性の摩擦部材でなく回転載置面に当接することによって、良好に位置決 めされるので、精度の良い回転駆動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断面図である。
【図2】要部平面図である。
【図3】正面要部半断面図である。
【図4】要部平面図である。
【符合の説明】
20 ターンテーブル 40 回転載置面 44 光ディスク 50 Oリング 62 ターンテーブル 66 光ディスク 71 回転載置面 74 ゴム片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動部の回転載置面上に被駆動物品を
    載置した状態で回転駆動部を回転させ、被駆動物品を回
    転駆動部との間の摩擦力によって回転駆動する回転駆動
    装置であって、 前記被駆動物品が回転載置面上に載置されることによ
    り、被駆動物品と接触を保ちつつ弾性変形し、而も被駆
    動物品が回転載置面に当接することを妨げない弾性材料
    性の摩擦部材が、前記回転駆動部に設けられていること
    を特徴とする回転駆動装置。
JP1991077788U 1991-08-31 1991-08-31 回転駆動装置 Expired - Fee Related JP2554823Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749788U (ja) * 1980-09-08 1982-03-20
JPS63261571A (ja) * 1987-04-20 1988-10-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> デイスク・タ−ンテ−ブル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749788U (ja) * 1980-09-08 1982-03-20
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