JP2002153035A - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

Info

Publication number
JP2002153035A
JP2002153035A JP2000342722A JP2000342722A JP2002153035A JP 2002153035 A JP2002153035 A JP 2002153035A JP 2000342722 A JP2000342722 A JP 2000342722A JP 2000342722 A JP2000342722 A JP 2000342722A JP 2002153035 A JP2002153035 A JP 2002153035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor yoke
shaft
turntable
disk drive
radial bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000342722A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Shirai
彰人 白井
Yasunori Ono
康典 小野
Satoshi Takeda
智 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000342722A priority Critical patent/JP2002153035A/ja
Publication of JP2002153035A publication Critical patent/JP2002153035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間にわたって安定した動作が期待でき、
しかも不要雑音の低減とボールの損傷による性能劣化を
低減できるディスク駆動装置を提供する。 【解決手段】 ロータヨーク13aとターンテーブル2
の間に、振動抑制手段として中空環状部16に移動可能
な複数のボール15を設け、ロータヨーク13aに、ラ
ジアル軸受7を覆っている内側中央部が広くなるようタ
ーンテーブル2との対向部分に段差Tを形成する。ラジ
アル軸受7の一端をロータヨーク13aの段差Tの内側
位置βにまで延設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動抑制手段を有
するディスク駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録媒体としてのディスクの
アンバランスをキャンセルする手段として、振動抑制手
段を有するディスク駆動装置が知られており、例えば、
特開2000−83359号公報などには、図3に示す
ように構成されたディスク駆動装置が開示されている。
【0003】固定側としてのベース9には軸支持孔8が
形成されており、この軸支持孔8にはラジアル軸受7を
介してシャフト5の基端部が挿入され、シャフト5の下
端にはスラスト軸受6が配置されている。また、軸支持
孔8の外周部には、固定子として積層されたステータコ
ア10とステータコア10に巻回されたステータコイル
11とが設けられ、ベース9に固定されたモータ基板1
2に半田付けされている。
【0004】シャフト5には、ディスク1を支持するタ
ーンテーブル2と、ロータヨーク13bとが取り付けら
れ、ベース9に対して回転自在に支持されている。ター
ンテーブル2のディスク1との対向面には、ゴム製のタ
ーンテーブルシート3が両面テープ等で取り付けられて
おり、ターンテーブル2に支持されたディスク1はター
ンテーブルシート3を介して駆動される。このとき、タ
ーンテーブル2の中央部に固着されたリング状の磁性体
であるターンテーブルヨーク4と、ディスク1を挟んで
対向した位置に設けられたマグネットを有する図示しな
いチャッキング部材(クランパ部材)とでディスク1を
吸着して回転駆動することで、モータの起動・停止時に
ディスク1がスリップしないようになっている。
【0005】ロータヨーク13bは、中央がシャフト5
の先端部に取り付けられ外周部の内側に固定子10,1
1と対向するロータマグネット14が取り付けられたカ
ップ状となっている。ロータマグネット14はロータヨ
ーク13bの内周壁に固定されており、ステータコイル
11に給電励磁して発生する回転磁界とその周囲を取り
巻く多極着磁されたロータマグネット14とによりモー
タの回転駆動力が発生する。
【0006】ターンテーブル2とロータヨーク13bの
間には、ディスク1の回転時の振動を抑制する振動抑制
手段が設けられている。振動抑制手段は、カップ型のロ
ータヨーク13bの閉成部の外周面Aと、この外周面A
を覆うように形成されたターンテーブル2の凹部2aと
で形成される中空環状部16とからなり、中空環状部1
6にはバランスキャンセル部材としての複数のボール1
5が走行自在に配置されている。
【0007】そして、ディスク駆動装置が回転すると、
遠心力によりボール15が凹部2aの外周壁2bに沿っ
てアンバランスをキャンセルする方向にロータヨーク1
3の外周面A上を走行し、アンバランスが打ち消され振
動が抑制される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
構成されたディスク駆動装置では、ターンテーブル2と
ロータヨーク13の間に振動抑制手段を配置しているた
め、ラジアル軸受7の軸受ピッチP2が短くなり、しか
もその短くなる方向がディスク1の回転中心から離れる
方向となるため、長期間にわたる安定した動作が期待で
きない。
【0009】また、アンバランスをキャンセルする動作
が行われるとき、すなわちボール15が中空環状部16
を移動するときには、金属材料からなるロータヨーク1
3の外周面Aをボール15が走行するため、ボール15
の転がり音が発生したり、ボール15が摩耗したり、さ
らにはボール15に傷がついて移動がスムーズに行われ
ないといった問題を生じる。
【0010】本発明は前記問題点を解決し、長期間にわ
たって安定した動作が期待でき、しかも不要雑音の低減
とボールの損傷による性能劣化を低減できるディスク駆
動装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク駆動装
置は、ロータヨークのターンテーブルとの対向部分に段
差を形成して、ラジアル軸受の一端をこの段差の内側位
置にまで延設したことを特徴とする。
【0012】この本発明によると、ディスクの重心方向
に軸受ピッチが延長されるため、長期間にわたる安定し
た記録再生が期待できるディスク駆動装置が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載のディスク
駆動装置は、ベースに形成された軸支持孔にシャフトの
基端部を挿入して、前記シャフトの外周と軸支持孔の内
周との間にラジアル軸受を設けて前記シャフトをベース
に対して回転自在に支持し、前記軸支持孔の外周部に固
定子を設け、中央が前記シャフトの先端部に取り付けら
れ外周部の内側に前記固定子と対向するロータマグネッ
トが取り付けられたカップ状のロータヨークを設け、前
記シャフトに取り付けられディスクを支持するターンテ
ーブルを設け、振動抑制手段として前記ロータヨークと
前記ターンテーブルとの間に形成した中空環状部に移動
可能な複数のボールを設けたディスク駆動装置におい
て、前記ロータヨークには、前記ラジアル軸受を覆って
いる内側中央部が広くなるよう前記ターンテーブルとの
対向部分に段差を形成し、前記ラジアル軸受の一端を前
記ロータヨークの段差の内側位置にまで延設したことを
特徴とする。
【0014】本発明の請求項2記載のディスク駆動装置
は、請求項1において、ロータヨークの前記ボールとの
当接面に弾性体を設けたことを特徴とする。本発明の請
求項3記載のディスク駆動装置は、請求項2において、
前記弾性体が樹脂シートであることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項4記載のディスク駆動装置
は、請求項1において、ロータヨークは段差がプレスに
よる絞り加工で形成されていることを特徴とする。以
下、本発明の実施の形態を具体例に基づき図1と図2を
用いて説明する。
【0016】なお、上記従来例を示す図3と同様の構成
をなすものには同一の符号を付けて説明する。図1に示
すように、図3と同様に構成された振動抑制手段を設け
たディスク駆動装置において、この実施の形態では、ロ
ータヨーク13のターンテーブル2との対向部分に段差
Tを形成して、ラジアル軸受7の一端をこの段差Tの内
側位置にまで延設した点で、上記従来例とは異なる。
【0017】具体的には、ロータヨーク13aのターン
テーブル2との対向部分には、ラジアル軸受7を覆って
いる内側中央部とロータマグネット14と対向する内側
外周部との間に、内側中央部の側が広くなるような段差
Tが形成されている。
【0018】このようなロータヨーク13aの段差T
は、プレスによる絞り加工で容易にしかも安価に作成で
きる。段差Tが形成されたロータヨーク13aがシャフ
ト5に取り付けられると、ロータヨーク13aのシャフ
ト5への取付け部の内側には環状空間17が形成され
る。
【0019】このような環状空間17を形成すること
で、ラジアル軸受7の一端をロータヨーク13の段差T
の内側位置βにまで延設でき、ロータヨーク13aとタ
ーンテーブル2との間に振動抑制手段15,16を設け
ても、ラジアル軸受7の軸受ピッチP1を図3に示す軸
受ピッチP2よりも長くできるため、長期間にわたって
安定した動作が期待できる。
【0020】このとき、環状空間17を構成する部分の
ターンテーブル2の厚みを支障のない範囲で薄い形状に
すると、環状空間17の高さを大きく取ることができ、
より軸受ピッチP1を長くできる。
【0021】また、ラジアル軸受7は、軸受ピッチP1
を長くできるだけでなく、スラスト軸受6の側ではなく
ディスク1の回転中心に近づく方向に延設できるため、
より長期間にわたって安定した動作が期待できる。
【0022】上記のように構成されたディスク駆動装置
では、モータによりディスク1が回転駆動すると、ディ
スク1のアンバランスをキャンセルする位置にボール1
5が中空環状部16を移動するため、ディスク1のバラ
ンスがとれて振動が抑制される。
【0023】ボール15の移動時には、ボール15と金
属製のロータヨーク13aとが当接するため、騒音が発
生したり、ボール15の劣化損傷が発生するが、図2に
示すように、ボール15とロータヨーク13aとの当接
面αに弾性体18を設けると、ボール15と金属製のロ
ータヨーク13aとが直接に接触しなくなる。
【0024】そのため、ボール15の移動時における騒
音を低減でき、しかもボール15は弾性力を有する材料
のみと接触するため、損傷や磨耗を抑制でき、信頼性の
高いディスク駆動装置を提供できる。
【0025】このような弾性体18としては、例えば、
PETフィルムやゴムのような樹脂シートが好適に使用
できる。また、上記説明では、バランスキャンセル部材
としてボール15を例に挙げて説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、バランスキャンセル部材
の形状は円盤形状などであっても同様の効果が得られ
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明のディスク駆動装置
によれば、振動抑制手段としてロータヨークとターンテ
ーブルとの間に形成した中空環状部に移動可能な複数の
ボールを設けたディスク駆動装置において、前記ロータ
ヨークには、ラジアル軸受を覆っている内側中央部が広
くなるよう前記ターンテーブルとの対向部分に段差を形
成し、前記ラジアル軸受の一端を前記ロータヨークの段
差の内側位置にまで延設することで、軸受ピッチを長く
でき、長期間にわたって安定した動作が期待できるディ
スク駆動装置を実現できる。
【0027】また、ロータヨークのボールとの当接面に
弾性体を設けると、ボールが移動するときに発生する騒
音を低減でき、ボールの損傷や摩耗を防いで、振動抑制
の信頼性の高いディスク駆動機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるディスク駆動装置
の断面図
【図2】図1の構成にさらに弾性体を設けたディスク駆
動装置の断面図
【図3】従来のディスク駆動装置の断面図
【符号の説明】
1 ディスク 2 ターンテーブル 5 シャフト 7 ラジアル軸受 8 軸支持孔 9 ベース 10 ステータコア 11 ステータコイル 13a ロータヨーク 14 ロータマグネット 15 ボール 16 中空環状部 17 環状空間 18 弾性体 α 当接面 β 内側位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 智 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 Fターム(参考) 3J011 AA02 BA04 BA08 BA10 KA02 KA03 MA12 PA02 5D109 BA01 BA14 BA17 BA20 BA28 DA11 5H607 AA04 BB01 BB05 BB07 BB14 BB17 BB25 CC05 CC09 DD02 DD14 EE38 GG01 GG03 GG09 5H621 GA01 GB10 HH01 JK13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに形成された軸支持孔にシャフトの
    基端部を挿入して、前記シャフトの外周と軸支持孔の内
    周との間にラジアル軸受を設けて前記シャフトをベース
    に対して回転自在に支持し、 前記軸支持孔の外周部に固定子を設け、 中央が前記シャフトの先端部に取り付けられ外周部の内
    側に前記固定子と対向するロータマグネットが取り付け
    られたカップ状のロータヨークを設け、 前記シャフトに取り付けられディスクを支持するターン
    テーブルを設け、 振動抑制手段として前記ロータヨークと前記ターンテー
    ブルとの間に形成した中空環状部に移動可能な複数のボ
    ールを設けたディスク駆動装置において、 前記ロータヨークには、 前記ラジアル軸受を覆っている内側中央部が広くなるよ
    う前記ターンテーブルとの対向部分に段差を形成し、 前記ラジアル軸受の一端を前記ロータヨークの段差の内
    側位置にまで延設したディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】ロータヨークの前記ボールとの当接面に弾
    性体を設けた請求項1記載のディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】前記弾性体が樹脂シートである請求項2記
    載のディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】ロータヨークは段差がプレスによる絞り加
    工で形成されている請求項1記載のディスク駆動装置。
JP2000342722A 2000-11-10 2000-11-10 ディスク駆動装置 Pending JP2002153035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000342722A JP2002153035A (ja) 2000-11-10 2000-11-10 ディスク駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000342722A JP2002153035A (ja) 2000-11-10 2000-11-10 ディスク駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002153035A true JP2002153035A (ja) 2002-05-24

Family

ID=18817215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000342722A Pending JP2002153035A (ja) 2000-11-10 2000-11-10 ディスク駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002153035A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007300789A (ja) * 2006-05-04 2007-11-15 Lg Innotek Co Ltd スピンドルモータ
JP2012212492A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Nippon Densan Corp スピンドルモータおよびディスク駆動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007300789A (ja) * 2006-05-04 2007-11-15 Lg Innotek Co Ltd スピンドルモータ
JP2012212492A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Nippon Densan Corp スピンドルモータおよびディスク駆動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003079095A (ja) 軸方向振動防止機構と同機構を備えたブラシレスモータ
JP4162924B2 (ja) スピンドルモータ
KR100832634B1 (ko) 초박형 스핀들모터
JP2002153035A (ja) ディスク駆動装置
JP2001093223A (ja) スピンドルモータおよびこれを備えたディスク駆動装置
JPS61112547A (ja) デイスク駆動モ−タ
JPH1125585A (ja) 記録ディスク駆動用モータ
JP2002281712A (ja) ディスク駆動用モータ
JP3594284B2 (ja) スピンドルモータ
JP3905349B2 (ja) モータおよびディスク装置
KR100585121B1 (ko) 디스크 구동용 스핀들모터
JP2915948B2 (ja) スピンドル機構
JP2003061305A (ja) モータおよびディスク装置
JP3796081B2 (ja) モータ
KR100826338B1 (ko) 스핀들모터
JPH1198758A (ja) 小型モータの軸受構造
JPH10281227A (ja) 自動調芯装置
JP2523299Y2 (ja) デイスク駆動装置
JP3815892B2 (ja) モータの軸受構造
JP2647599B2 (ja) 磁気ディスク型記憶装置の駆動装置
JP2000295814A (ja) 制振装置付きスピンドルモータ
JP2005229741A (ja) スピンドルモータ
JPH11187608A (ja) 制振装置付きスピンドルモータ
JP3469601B2 (ja) モータ
JP2001086717A (ja) ディスク駆動装置