JPH0527825U - 光ピツクアツプ装置のハーフミラー取付装置 - Google Patents

光ピツクアツプ装置のハーフミラー取付装置

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JPH0527825U
JPH0527825U JP7046291U JP7046291U JPH0527825U JP H0527825 U JPH0527825 U JP H0527825U JP 7046291 U JP7046291 U JP 7046291U JP 7046291 U JP7046291 U JP 7046291U JP H0527825 U JPH0527825 U JP H0527825U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学ブロックベースへのハーフミラー14
の取付けが容易で、該ハーフミラー14を安定して所定
位置に取付けておくことが出来る光ピックアップ装置の
ハーフミラー取付装置を提供する。 【構成】 光学プロックベースに厚肉部17と薄肉部
18とを形成し、ハーフミラー14の一方の面を前記厚
肉部17及び薄肉部18の肉厚差により形成される壁面
に当接出来るようにするとともに、前記ハーフミラー1
4を押さえ付ける為の押さえ板19を前記厚肉部17及
び薄肉部18の肉厚差に応じて階段状に折曲した形状に
成し、かつ前記厚肉部17及び薄肉部18の上面にそれ
ぞれ突起20,21を設け、前記押さえ板19にそれぞ
れ前記各突起20,21が嵌合される孔25,26を形
成し、前記押さえ板19を前記ハーフミラー14の各面
側でそれぞれ固定するように構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光路を分割する為にハーフミラーを用いた光ピックアップ装置にお いて、前記ハーフミラーを光学ブロックベースに取付けるハーフミラー取付装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスク等の信号記録媒体の信号面に光ビームを照射し、光学的に信号を読み 取る、あるいは書き込む為の光ピックアップ装置は、信号記憶媒体の信号面上の 光スポットのフォーカシング制御及びトラッキング制御を行うべく対物レンズを 前記信号面と直交する方向及び信号トラックと直交する方向の2軸方向に駆動す る為の対物レンズ駆動機構と、光源(多くはレーザーダイオード)からの光ビー ムを信号記録媒体の信号面に導く光路、及び前記信号面により反射された光ビー ムを、受光される光ビームに含まれる情報を検出する為の光検出器に導く光路を 形成する為に、対物レンズを除く各種光学部品が組み込まれる光学ブロックベー スとから構成されている。
【0003】 前記光ピックアップ装置としては、光源から出射される光ビームの光軸に対し て45°傾けられた透明の平行平面板よりなるハーフミラーを用いて光路を分割 するとともに、信号記録媒体の信号面上の光スポットのフォーカシング制御を行 う為の非点収差を光ビームに発生させる様に成されたものが知られている。
【0004】 ところで、ハーフミラーは、光学ブロックベースに組み込まれるが、従来、ハ ーフミラーの光学ブロックベースへの取付けは、例えば実開昭63−13418 号公報に示される如く、一方側を光学ブロックベースに固定した金属板より成る 取付板を撓ませることで該取付板の他方側に付勢力を発生し、その他方側により 前記ハーフミラーの一方の面を押圧し、該ハーフミラーを光学ブロックベースに 形成された壁面に押し付けることにより行っていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述した如く、従来において、ハーフミラーは、一方側のみが光学ブロックベ ースに固定される取付板を用いて光学ブロックベースに取付けられていたので、 組立て時や衝撃等により該取付板の固定位置がズレる危惧があり、ハーフミラー を所定位置に安定して取付けておく信頼性に問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の点に鑑みて成されたもので、光学ブロックベースの一部であ り、ハーフミラーの取付位置に隣接して設けられた肉厚の厚い厚肉部と、該厚肉 部との肉厚差により前記ハーフミラーを配置する空間を形成するべく前記光学ブ ロックベースに肉厚が薄く成された薄肉部と、前記厚肉部及び薄肉部の上面にそ れぞれ設けられた突起と、前記厚肉部及び薄肉部の肉厚差に応じて階段状に折曲 された形状に成されているとともに、前記ハーフミラーを前記厚肉部と薄肉部と により形成される壁面に押さえ付ける為の押さえ板とを有し、該押さえ板に前記 各突起がそれぞれ嵌合される孔を形成するとともに、該各孔にそれぞれ前記各突 起を嵌合し、前記押さえ板を係止した際に、前記ハーフミラーを前記壁面に押さ え付ける為の押圧部を前記押さえ板に設けている。
【0007】
【作用】
本考案は、光学ブロックベースに厚肉部と薄肉部とを形成し、ハーフミラーの 一方の面を前記厚肉部及び薄肉部の肉厚差により形成される壁面に当接出来るよ うにするとともに、前記ハーフミラーを押さえ付ける為の押さえ板を前記厚肉部 及び薄肉部の肉厚差に応じて階段状に折曲した形状に成し、かつ前記厚肉部及び 薄肉部の上面にそれぞれ突起を設け、前記押さえ板にそれぞれ前記各突起が嵌合 される孔を形成し、前記押さえ板を前記ハーフミラーの各面側でそれぞれ固定す るようにしたものである。
【0008】
【実施例】 次に図面を用いて実施例を説明する。図1、図2及び図3は、いずれも本考案 の一実施例を示すもので、それぞれ平面図、正面図及び側面からの部分断面図で あり、図4はそれらの図に示されたハーフミラー取付装置が設けられる光ピック アップ装置を示す一部透視平面図である。
【0009】 まず、図4を用いて光ピックアップ装置の全体的な構成を説明する。
【0010】 光ピックアップ装置の各種光学素子(後に詳述する)が組み込まれる光学ブロ ックベースは、アルミダイキャストにより構成され、互いに平行に配設された ガイドシャフト2,3によりディスク等の信号記録媒体のトラッキング方向に移 動可能に成されている。
【0011】 前記光学ブロックベースには、対物レンズ4が装着され、かつフォーカシン グコイル(図示せず)及びトラッキングコイル5が取付けられているとともに、 複数本のワイヤー6により変位可能に支持されているレンズホルダー7と、該レ ンズホルダー7を挾んで同一の磁極面が対向して配置されている一対の永久磁石 8,9、及び該一対の永久磁石8,9の対向面側でない磁極面が付設され、前記 レンズホルダー7を包囲するべく形成されたヨーク10から構成される磁気回路 とから成る対物レンズ駆動機構11が取付けられており、該対物レンズ駆動機構 11 によりフォーカシングコイル及びトラッキングコイル5に流す制御電流に応 じて対物レンズ4をフォーカシング方向及びトラッキング方向に駆動することが 出来る。
【0012】 一方、光学ブロックベースには、光ビーム(レーザー光)を発生する光源と なるレーザーダイオード12と、該レーザーダイオード12から発生される光ビ ームを回析する回析格子13と、該回析格子13を通過した光ビームの光路を分 割する為及びフォーカス制御に利用する非点収差を発生させる為の平行平板より 成るハーフミラー14と、該ハーフミラー14により反射された光ビームの光軸 を直角に反射して光ビームを対物レンズ4に入射させる為のミラー15と、信号 記録媒体の信号面により反射され、変調されるとともに、前記ハーフミラー14 を透過した光ビームが受光される光検出素子16とが取付けられている。
【0013】 ところで、光学ブロックベースには、図3に示す如く、ハーフミラー14の 取付位置に隣接する部分に肉厚の厚い厚肉部17が形成され、該厚肉部17との 肉厚差により前記ハーフミラー14を配置する空間を形成するべく肉厚の薄い薄 肉部18が形成されている。そして、前記ハーフミラー14は、押さえ板19に より一方の面から押圧され、他方の面が前記厚肉部17及び薄肉部18の肉厚差 により形成される壁面に当接配置される。
【0014】 また、光学ブロックベースには、厚肉部17及び薄肉部18の上面にそれぞ れドーム状の突起20及び21が一体的に形成されている。
【0015】 ここで、本考案の主要部分である押さえ板19に付いて詳細に説明する。
【0016】 押さえ板19は、プレス加工により形成され、図5に示す如く、金属板(例え ばステンレス板)を切り抜き、その金属板を破線部分で折曲することにより形成 される。このようにして形成された押さえ板19は、厚肉部17及び薄肉部18 の肉厚差に応じて階段状に成されている。また、押さえ板19には、ハーフミラ ー14との対向面側が半球状に突出される突起22と、ハーフミラー14を一方 の面側から押圧する為の第1舌片23と、ハーフミラー14を上方から押圧する 為の第2舌片24とが形成されている。また、押さえ板19には、厚肉部17の 突起20及び薄肉部18の突起21にそれぞれ対応して孔25及び26が形成さ れており、該孔25の中心に向って爪27が突出され、前記孔26の中心に向っ て爪28が突出されている。
【0017】 次に前述の如く構成された押さえ板19によりハーフミラー14を取付ける方 法に付いて説明する。
【0018】 まず、ハーフミラー14の一方の面を光学ブロックベースの厚肉部17及び 薄肉部18の肉厚差により形成される壁面に当接させて前記ハーフミラー14を 所定位置に配置する。そして、押さえ板19を上方から光学ブロックベースの 所定位置に取付ける。この場合、押さえ板19の各孔25及び26には、それぞ れ孔の中心に向って爪27または28が形成されており、それらの爪27または 28がそれぞれ対応する突起20または21に当接するように成されているので 、前記押さえ板19を上方から押圧することにより前記爪27及び28が撓んで 前記各孔25及び26に対応する前記突起20及び21が嵌合される。その後、 それらの嵌合部分に接着剤を付けると、押さえ板19が光学ブロックベースに 固定され、ハーフミラー14の取付けが完了する。
【0019】 押さえ板19を光学ブロックベースに固定した状態において、ハーフミラー 14は、押さえ板19の階段状の垂直面と光学ブロックベースの壁面との間に 挾まれて配置される。そして、前記垂直面には、突起22が形成されており、ま た、前記垂直面は弾性を有する為、ハーフミラー14は前記突起22により一方 の面側から押圧される。また、押さえ板19には、図3に示す如く、バネ性を備 えるべくくの字状に折曲された第1舌片23がハーフミラー14の一方の面側に 当接される為、該ハーフミラー14は一方の面側から押圧される。その為、前記 ハーフミラー14は、他方の面が光学ブロックベースの壁面に密着されて支持 される。
【0020】 一方、押さえ板19には、バネ性を備えるべく鋭角に折り返された第2舌片2 4が設けられており、該第2舌片24によりハーフミラー14は上方から押圧さ れる。その為、前記ハーフミラー14は、下面が光学ブロックベースの薄肉部 18の上面に密着されて支持される。
【0021】 したがって、ハーフミラー14は、光学ブロックベースの壁面及び薄肉部1 8の上面により位置決めが行われ、設定どおりの配置を容易に行うことが出来る 。
【0022】 また、押さえ板19は、ハーフミラー14の各面側でそれぞれ固定されている ので、突起22及び第2舌片24によるハーフミラー14の押圧が確実に行うこ とが出来る。
【0023】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案に依れば、光学ブロックベースに突起を形成するとと もに、押さえ板に該突起が嵌合される孔を形成しているので、前記押さえ板の光 学ブロックベースへの取付けが簡単であり、ハーフミラーの取付けが容易である とともに、押さえ板をハーフミラーの各面側でそれぞれ固定するように構成して いるので、前記押さえ板の固定位置がズレることがなくなり、ハーフミラーを所 定位置に確実に取付けておくことが出来る光ピックアップ装置のハーフミラー取 付装置が提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る光ピックアップ装置のハーフミラ
ー取付装置の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の部分断面図である。
【図4】図1のハーフミラー取付装置が設けられる光ピ
ックアップ装置を示す一部透視平面図である。
【図5】本考案の主要部品となる押さえ板を形成する為
の金属板の形状を示す平面図である。
【符号の説明】 光学ブロックベース 14 ハーフミラー 17 厚肉部 18 薄肉部 19 押さえ板 20,21 光学ブロックベースの突起 22 押さえ板19の突起(押圧部) 23 第1舌片 24 第2舌片 25,26 押さえ板19の孔 27,28 爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハーフミラーを含む各種光学部品が組み
    込まれるとともに、光源からの光ビームを信号記録媒体
    の信号面に導く光路用空間及び信号記録媒体の信号面に
    より反射された光ビームを光検出器に導く光路用空間が
    形成された光学ブロックベースを備える光ピックアップ
    装置において、該光学ブロックベースの一部であり、前
    記ハーフミラーの取付位置に隣接して設けられた肉厚の
    厚い厚肉部と、該厚肉部との肉厚差により前記ハーフミ
    ラーを配置する空間を形成するべく前記光学ブロックベ
    ースに肉厚が薄く成された薄肉部と、前記厚肉部及び薄
    肉部の上面にそれぞれ設けられた突起と、前記厚肉部及
    び薄肉部の肉厚差に応じて階段状に折曲された形状に成
    されているとともに、前記ハーフミラーを前記厚肉部と
    薄肉部とにより形成される壁面に押さえ付ける為の押さ
    え板とを有し、該押さえ板に前記各突起がそれぞれ嵌合
    される孔を形成するとともに、該各孔にそれぞれ前記各
    突起を嵌合し、前記押さえ板を係止した際に、前記ハー
    フミラーを前記壁面に押さえ付ける為の押圧部を前記押
    さえ板に設けたことを特徴とする光ピックアップ装置の
    ハーフミラー取付装置。
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