JPH052781A - 光デイスク用基板の表面に付着した塵や埃の除去方法 - Google Patents
光デイスク用基板の表面に付着した塵や埃の除去方法Info
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- JPH052781A JPH052781A JP15456491A JP15456491A JPH052781A JP H052781 A JPH052781 A JP H052781A JP 15456491 A JP15456491 A JP 15456491A JP 15456491 A JP15456491 A JP 15456491A JP H052781 A JPH052781 A JP H052781A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ディスク用基板に付着している細かい塵や
埃を完全に除去する。 【構成】 光ディスク用基板を高速回転させながら光デ
ィスク用基板の極近傍で圧縮気体を連続的に光ディスク
用基板全面にわたって吹き付ける。 【効果】 光ディスク用基板を高速回転させることによ
り、該光ディスク用基板の表面に高速度の気流を生じさ
せ、さらに光ディスク用基板の極近傍で圧縮気体を連続
的に光ディスク用基板全面にわたって吹き付けるので、
高速度気流と連続的に吹き出される圧縮気体との相互作
用により、光ディスク用基板に付着している細かい塵や
埃が吹き飛ばされ、さらに吹き飛ばされた細かい塵や埃
は、高速度気流に妨げられるために、再度光ディスク用
基板に付着することを防止することができる。
埃を完全に除去する。 【構成】 光ディスク用基板を高速回転させながら光デ
ィスク用基板の極近傍で圧縮気体を連続的に光ディスク
用基板全面にわたって吹き付ける。 【効果】 光ディスク用基板を高速回転させることによ
り、該光ディスク用基板の表面に高速度の気流を生じさ
せ、さらに光ディスク用基板の極近傍で圧縮気体を連続
的に光ディスク用基板全面にわたって吹き付けるので、
高速度気流と連続的に吹き出される圧縮気体との相互作
用により、光ディスク用基板に付着している細かい塵や
埃が吹き飛ばされ、さらに吹き飛ばされた細かい塵や埃
は、高速度気流に妨げられるために、再度光ディスク用
基板に付着することを防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク用基板の表面
に付着した塵又は埃の除去方法に関するものであり、高
信頼性情報記録媒体の提供に利用されるものである。
に付着した塵又は埃の除去方法に関するものであり、高
信頼性情報記録媒体の提供に利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来知られている光ディスクの作製方法
は、図1に示したようにグルーブと称される溝が形成さ
れたポリカーボネート樹脂、ポリメチルメタクリルレー
ト樹脂、エポキシ樹脂、アモルファスポリオレフィン樹
脂等のプラスチック基板に該溝が形成された側とは反対
側の面にハードコートと称される紫外線硬化型樹脂をス
ピンコートして紫外線を照射した後硬化させてハードコ
ート膜を製膜する。
は、図1に示したようにグルーブと称される溝が形成さ
れたポリカーボネート樹脂、ポリメチルメタクリルレー
ト樹脂、エポキシ樹脂、アモルファスポリオレフィン樹
脂等のプラスチック基板に該溝が形成された側とは反対
側の面にハードコートと称される紫外線硬化型樹脂をス
ピンコートして紫外線を照射した後硬化させてハードコ
ート膜を製膜する。
【0003】次に、真空蒸着法やスパッタ法等により該
溝が形成された側に記録膜を製膜して、図5に示したよ
うなディスクを作製する。このディスクの記録膜形成面
側に紫外線硬化型樹脂をスピンコートして保護膜を形成
したディスクを2枚作製し、保護膜形成面側にホットメ
ルトタイプ接着剤を塗布してから、互いにホットメルト
タイプ接着剤形成面側を内側にしてディスク全面にわた
って加圧して貼合せる。
溝が形成された側に記録膜を製膜して、図5に示したよ
うなディスクを作製する。このディスクの記録膜形成面
側に紫外線硬化型樹脂をスピンコートして保護膜を形成
したディスクを2枚作製し、保護膜形成面側にホットメ
ルトタイプ接着剤を塗布してから、互いにホットメルト
タイプ接着剤形成面側を内側にしてディスク全面にわた
って加圧して貼合せる。
【0004】このようにハードコートや保護コート等の
紫外線硬化型樹脂を基板にスピンコートする場合には。
予めイオン化エアーガンにより基板表面に付着した塵や
埃を除去していた。
紫外線硬化型樹脂を基板にスピンコートする場合には。
予めイオン化エアーガンにより基板表面に付着した塵や
埃を除去していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では基板表面に付着した細かい塵や埃は十分除去され
ず、紫外線硬化型樹脂をスピンコートする場合に、塗布
むら、すじ或いははじきなどを生じ、収率の低下を招く
原因となっていた。
法では基板表面に付着した細かい塵や埃は十分除去され
ず、紫外線硬化型樹脂をスピンコートする場合に、塗布
むら、すじ或いははじきなどを生じ、収率の低下を招く
原因となっていた。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、光ディ
スクの紫外線硬化型樹脂を塗布する場合のスピンコート
の工程において、光ディスク基板に付着した細かい塵や
埃を完全に除去し、スピンコート工程における収率を向
上させることにある。
スクの紫外線硬化型樹脂を塗布する場合のスピンコート
の工程において、光ディスク基板に付着した細かい塵や
埃を完全に除去し、スピンコート工程における収率を向
上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、光ディスク用基板の表面に付着した塵又は
埃を圧縮気体を吹き付けて除去する方法において、該光
ディスク用基板を高速回転させながら該光ディスク用基
板の極近傍で圧縮気体を連続的に該光ディスク用基板全
面にわたって吹き付けていくことを特徴とする光ディス
ク用基板の表面に付着した塵又は埃の除去方法を提供す
る。
するために、光ディスク用基板の表面に付着した塵又は
埃を圧縮気体を吹き付けて除去する方法において、該光
ディスク用基板を高速回転させながら該光ディスク用基
板の極近傍で圧縮気体を連続的に該光ディスク用基板全
面にわたって吹き付けていくことを特徴とする光ディス
ク用基板の表面に付着した塵又は埃の除去方法を提供す
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、光ディスク用基板を高速回転
させることにより該光ディスク用基板の表面に高速度の
気流を生じさせ、さらに該光ディスク用基板の極近傍で
圧縮気体を連続的に該光ディスク用基板全面にわたって
吹き付けるので、該高速度気流と連続的に吹き出される
該圧縮気体との相互作用により、該光ディスク用基板に
付着している細かい塵や埃が吹き飛ばされ、さらに吹き
飛ばされた細かい塵や埃は該高速度気流に妨げられるた
めに再度該光ディスク用基板に付着することが防止でき
る。
させることにより該光ディスク用基板の表面に高速度の
気流を生じさせ、さらに該光ディスク用基板の極近傍で
圧縮気体を連続的に該光ディスク用基板全面にわたって
吹き付けるので、該高速度気流と連続的に吹き出される
該圧縮気体との相互作用により、該光ディスク用基板に
付着している細かい塵や埃が吹き飛ばされ、さらに吹き
飛ばされた細かい塵や埃は該高速度気流に妨げられるた
めに再度該光ディスク用基板に付着することが防止でき
る。
【0009】また、上記方法において事前にイオン化し
た圧縮気体を光ディスク用基板に吹き付けて除電するこ
とによりさらに効率良く光ディスク用基板の表面に付着
した塵や埃を除去することができる。
た圧縮気体を光ディスク用基板に吹き付けて除電するこ
とによりさらに効率良く光ディスク用基板の表面に付着
した塵や埃を除去することができる。
【0010】
【実施例】以下、実施例を示しながら具体的説明を行
う。
う。
【0011】(実施例1)図1に示したように、ポリカ
ーボネート樹脂を射出成型することによって片側に案内
溝2が形成されたφ130mm の円盤状の基板1を用意し
た。この基板1の案内溝形成面側とは反対側の面の半径
13mmの部分を円周上に等間隔に4点真空吸着して保持し
て、図2に示したスピンコーター(オリジン電気社製
「OD−1」)3の除電用ターンテーブル4にセット
し、 60rpmで15秒間静電ブローノズル(シムコジャパー
ン社製「HSノズル」)5で除電した。
ーボネート樹脂を射出成型することによって片側に案内
溝2が形成されたφ130mm の円盤状の基板1を用意し
た。この基板1の案内溝形成面側とは反対側の面の半径
13mmの部分を円周上に等間隔に4点真空吸着して保持し
て、図2に示したスピンコーター(オリジン電気社製
「OD−1」)3の除電用ターンテーブル4にセット
し、 60rpmで15秒間静電ブローノズル(シムコジャパー
ン社製「HSノズル」)5で除電した。
【0012】次に図3に示したように、基板1を基板洗
浄用ターンテーブル6にセットして6,000rpmの回転速度
で高速回転させながら、φ 0.8mmの基板洗浄用ノズル7
を基板1より1mmの距離に設定して基板1の内周から外
周に向かって1mm/秒の移動速度で移動させながら 1.5
kgf/cm2の圧縮空気8を吹き付けた。
浄用ターンテーブル6にセットして6,000rpmの回転速度
で高速回転させながら、φ 0.8mmの基板洗浄用ノズル7
を基板1より1mmの距離に設定して基板1の内周から外
周に向かって1mm/秒の移動速度で移動させながら 1.5
kgf/cm2の圧縮空気8を吹き付けた。
【0013】その後、図4に示したように、基板1をス
ピンコート用ターンテーブル9にセットし、ハードコー
ト剤(大日本インキ化学工業社製「EX−704」)1
0をスピンコートし、紫外線11を照射して硬化させ
た。
ピンコート用ターンテーブル9にセットし、ハードコー
ト剤(大日本インキ化学工業社製「EX−704」)1
0をスピンコートし、紫外線11を照射して硬化させ
た。
【0014】この方法により作製したハードコート剤塗
布基板のハードコート塗布面を観察したところ、塗布む
ら、すじ或いははじき等の塵や埃による悪影響は一切見
られなかった。
布基板のハードコート塗布面を観察したところ、塗布む
ら、すじ或いははじき等の塵や埃による悪影響は一切見
られなかった。
【0015】(実施例2)図1に示したように、ポリカ
ーボネート樹脂を射出成型することによって片側に案内
溝2が形成されたφ 130mmの円盤状の基板1を用意し
た。この基板1に図5に示したように、案内溝形成面側
とは反対側の面に実施例1に記載した方法によりハード
コート膜12を形成し、案内溝形成面側にスパッタ法に
より記録膜13を形成した。このディスク14の記録膜
形成面側の半径13mmの部分を円周上に等間隔に4点真空
吸着して保持して、図6に示したようなスピンコーター
(オリジン電気社製「OD−1」)3の除電用ターンテ
ーブル4にセットし、 60rpmで15秒間静電ブローノズル
(シムコジャパーン社製「HSノズル」)5で除電し
た。
ーボネート樹脂を射出成型することによって片側に案内
溝2が形成されたφ 130mmの円盤状の基板1を用意し
た。この基板1に図5に示したように、案内溝形成面側
とは反対側の面に実施例1に記載した方法によりハード
コート膜12を形成し、案内溝形成面側にスパッタ法に
より記録膜13を形成した。このディスク14の記録膜
形成面側の半径13mmの部分を円周上に等間隔に4点真空
吸着して保持して、図6に示したようなスピンコーター
(オリジン電気社製「OD−1」)3の除電用ターンテ
ーブル4にセットし、 60rpmで15秒間静電ブローノズル
(シムコジャパーン社製「HSノズル」)5で除電し
た。
【0016】次に、図7に示したように、ディスク14
を基板洗浄用ターンテーブル6にセットして6,000rpmの
回転速度で高速回転させながら、φ 0.8mmの基板洗浄用
ノズル7をディスク14より1mmの距離に設定してディ
スク14の内周から外周に向かって1mm/秒の移動速度
で移動させながら 1.5kgf/cm2の圧縮空気8を吹き付け
た。
を基板洗浄用ターンテーブル6にセットして6,000rpmの
回転速度で高速回転させながら、φ 0.8mmの基板洗浄用
ノズル7をディスク14より1mmの距離に設定してディ
スク14の内周から外周に向かって1mm/秒の移動速度
で移動させながら 1.5kgf/cm2の圧縮空気8を吹き付け
た。
【0017】その後、図8に示したように、ディスク1
4をスピンコート用ターンテーブル9にセットし、保護
コート剤(大日本インキ化学工業社製「SD−30
1」)15をスピンコートし、紫外線11を照射して硬
化させた。
4をスピンコート用ターンテーブル9にセットし、保護
コート剤(大日本インキ化学工業社製「SD−30
1」)15をスピンコートし、紫外線11を照射して硬
化させた。
【0018】この方法により作製した保護コート剤塗布
ディスクの保護コート塗布面を観察したところ、塗布む
ら、すじ或いははじき等の塵や埃による悪影響は一切見
られなかった。
ディスクの保護コート塗布面を観察したところ、塗布む
ら、すじ或いははじき等の塵や埃による悪影響は一切見
られなかった。
【0019】(比較例1)図1に示したように、ポリカ
ーボネート樹脂を射出成型することによって片側に案内
溝2が形成されたφ 130mmの円盤状の基板1を用意し
た。この基板1の案内溝形成面側とは反対側の面の半径
13mmの部分を円周上に等間隔に4点真空吸着して保持し
て、図2に示したようなスピンコーター(オリジン電気
社製「OD−1」)3の除電用ターンテーブル4にセッ
トし、 60rpmで15秒間静電ブローノズル(シムコジャパ
ーン社製「HSノズル」)5で除電した。
ーボネート樹脂を射出成型することによって片側に案内
溝2が形成されたφ 130mmの円盤状の基板1を用意し
た。この基板1の案内溝形成面側とは反対側の面の半径
13mmの部分を円周上に等間隔に4点真空吸着して保持し
て、図2に示したようなスピンコーター(オリジン電気
社製「OD−1」)3の除電用ターンテーブル4にセッ
トし、 60rpmで15秒間静電ブローノズル(シムコジャパ
ーン社製「HSノズル」)5で除電した。
【0020】その後、図4に示したように、基板1をス
ピンコート用ターンテーブル9にセットし、ハードコー
ト剤(大日本インキ化学工業社製「EX−704」)1
0をスピンコートし、紫外線11を照射して硬化させ
た。
ピンコート用ターンテーブル9にセットし、ハードコー
ト剤(大日本インキ化学工業社製「EX−704」)1
0をスピンコートし、紫外線11を照射して硬化させ
た。
【0021】この方法により作製したハードコート剤塗
布基板のハードコート塗布面を観察したところ、塗布む
ら、すじ或いははじきなど塵や埃による悪影響が生じて
しまった。
布基板のハードコート塗布面を観察したところ、塗布む
ら、すじ或いははじきなど塵や埃による悪影響が生じて
しまった。
【0022】(比較例2)図1に示したように、ポリカ
ーボネート樹脂を射出成型することによって片側に案内
溝2が形成されたφ 130mmの円盤状の基板1を用意し
た。この基板1に図5に示したように、案内溝形成面側
とは反対側の面に実施例1に記載した方法によりハード
コート膜12を形成し、案内溝形成面側にスパッタ法に
より記録膜13を形成した。このディスク14の記録膜
形成面側の半径13mmの部分を円周上に等間隔に4点真空
吸着して保持して、図6に示したようなスピンコーター
(オリジン電気社製「OD−1」)3の除電用ターンテ
ーブル4にセットし、 60rpmで15秒間静電ブローノズル
(シムコジャパーン社製「HSノズル」)5で除電し
た。
ーボネート樹脂を射出成型することによって片側に案内
溝2が形成されたφ 130mmの円盤状の基板1を用意し
た。この基板1に図5に示したように、案内溝形成面側
とは反対側の面に実施例1に記載した方法によりハード
コート膜12を形成し、案内溝形成面側にスパッタ法に
より記録膜13を形成した。このディスク14の記録膜
形成面側の半径13mmの部分を円周上に等間隔に4点真空
吸着して保持して、図6に示したようなスピンコーター
(オリジン電気社製「OD−1」)3の除電用ターンテ
ーブル4にセットし、 60rpmで15秒間静電ブローノズル
(シムコジャパーン社製「HSノズル」)5で除電し
た。
【0023】その後、図8に示したように、ディスク1
4をスピンコート用ターンテーブル9にセットし、保護
コート剤(大日本インキ化学工業社製「SD−30
1」)15をスピンコートし、紫外線11を照射して硬
化させた。
4をスピンコート用ターンテーブル9にセットし、保護
コート剤(大日本インキ化学工業社製「SD−30
1」)15をスピンコートし、紫外線11を照射して硬
化させた。
【0024】この方法により作製した保護コート剤塗布
ディスクの保護コート塗布面を観察したところ、塗布む
ら、すじ或いははじきなど塵や埃による悪影響が生じて
しまった。
ディスクの保護コート塗布面を観察したところ、塗布む
ら、すじ或いははじきなど塵や埃による悪影響が生じて
しまった。
【0025】
【発明の効果】本発明の光ディスク用基板の表面に付着
した塵や埃の除去方法では、光ディスク用基板を高速回
転させることにより基板表面に高速の気流を生じさせ、
さらに基板の極近傍で圧縮気体を連続的に基板全面にわ
たって吹き付けるので高速気流と連続的に吹き出される
圧縮気体との相互作用により、基板に付着している細か
い塵や埃が吹き飛ばされ、さらに吹き飛ばされた細かい
塵や埃は高速気流に妨げられるために再度基板に付着す
ることが防止でき、著しく収率を向上させることができ
る。
した塵や埃の除去方法では、光ディスク用基板を高速回
転させることにより基板表面に高速の気流を生じさせ、
さらに基板の極近傍で圧縮気体を連続的に基板全面にわ
たって吹き付けるので高速気流と連続的に吹き出される
圧縮気体との相互作用により、基板に付着している細か
い塵や埃が吹き飛ばされ、さらに吹き飛ばされた細かい
塵や埃は高速気流に妨げられるために再度基板に付着す
ることが防止でき、著しく収率を向上させることができ
る。
【0026】また、上記方法において事前にイオン化し
た圧縮気体を光ディスク用基板に吹き付けて除電するこ
とによりさらに効率良く塵や埃を除去することができる
ので、より一層の収率向上が可能となる。
た圧縮気体を光ディスク用基板に吹き付けて除電するこ
とによりさらに効率良く塵や埃を除去することができる
ので、より一層の収率向上が可能となる。
【図1】図1は、従来一般的に作製されている光ディス
ク用のポリカーボネート樹脂基板の側面図である。
ク用のポリカーボネート樹脂基板の側面図である。
【図2】図2は、ハードコート剤あるいは保護コート剤
を塗布するスピンコーターの外観図であって、基板の除
電工程を示す概念図である。
を塗布するスピンコーターの外観図であって、基板の除
電工程を示す概念図である。
【図3】図3は、実施例1に示した本発明による基板に
付着した塵や埃の除去方法を示した概念図である。
付着した塵や埃の除去方法を示した概念図である。
【図4】図4は、ハードコート剤を塗布するスピンコー
ト工程を示した概念図である。
ト工程を示した概念図である。
【図5】図5は、従来一般的に作製されている保護コー
ト膜形成前の光ディスクの側面図である。
ト膜形成前の光ディスクの側面図である。
【図6】図6は、ハードコート剤あるいは保護コート剤
を塗布するスピンコーターの外観図で、ディスクの除電
工程を示した概念図である。
を塗布するスピンコーターの外観図で、ディスクの除電
工程を示した概念図である。
【図7】図7は、実施例2に示した本発明によるディス
クに付着した塵や埃の除去方法を示した概念図である。
クに付着した塵や埃の除去方法を示した概念図である。
【図8】図8は、保護コート剤を塗布するスピンコート
工程を示した概念図である。
工程を示した概念図である。
1 基板
2 案内溝
3 スピンコーター
4 除電用ターンテーブル
5 静電ブローノズル
6 基板洗浄用ターンテーブル
7 基板洗浄用ノズル
8 圧縮空気
9 スピンコート用ターンテーブル
10 ハードコート剤
11 紫外線
12 ハードコート膜
13 記録膜
14 ディスク
15 保護コート剤
Claims (2)
- 【請求項1】 光ディスク用基板の表面に付着した塵又
は埃を圧縮気体を吹き付けて除去する方法において、該
光ディスク用基板を高速回転させながら該光ディスク用
基板の極近傍で圧縮気体を連続的に該光ディスク用基板
全面にわたって吹き付けることを特徴とする光ディスク
用基板の表面に付着した塵又は埃の除去方法。 - 【請求項2】 事前にイオン化した圧縮気体を光ディス
ク用基板に吹き付けて除電することを特徴とする請求項
1に記載の光ディスク用基板の表面に付着した塵又は埃
の除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15456491A JPH052781A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 光デイスク用基板の表面に付着した塵や埃の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15456491A JPH052781A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 光デイスク用基板の表面に付着した塵や埃の除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052781A true JPH052781A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15587000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15456491A Pending JPH052781A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 光デイスク用基板の表面に付着した塵や埃の除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052781A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115463907A (zh) * | 2022-10-19 | 2022-12-13 | 东莞仕达通自动化有限公司 | 一种利用直线电机高加减速特性来除尘的设备及方法 |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP15456491A patent/JPH052781A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115463907A (zh) * | 2022-10-19 | 2022-12-13 | 东莞仕达通自动化有限公司 | 一种利用直线电机高加减速特性来除尘的设备及方法 |
CN115463907B (zh) * | 2022-10-19 | 2024-04-12 | 东莞仕达通自动化有限公司 | 一种利用直线电机高加减速特性来除尘的设备及方法 |
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