JPH05277565A - 電気接触子の曲げ加工方法 - Google Patents

電気接触子の曲げ加工方法

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Publication number
JPH05277565A
JPH05277565A JP10219392A JP10219392A JPH05277565A JP H05277565 A JPH05277565 A JP H05277565A JP 10219392 A JP10219392 A JP 10219392A JP 10219392 A JP10219392 A JP 10219392A JP H05277565 A JPH05277565 A JP H05277565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
punch
curvature
face
radius
Prior art date
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Pending
Application number
JP10219392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Ochi
秀和 越智
Kazuo Kikawa
和雄 木川
Yukiharu Suyama
幸晴 寿山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tanaka Kikinzoku Kogyo KK filed Critical Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Publication of JPH05277565A publication Critical patent/JPH05277565A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、ネジレや位置ズレがない曲
げ精度の良好な電気接触子の曲げ加工方法を提供するも
のである。 【構成】 ダイと曲げパンチにて材料屈曲部品の曲げ加
工を行うにおいて、曲げ加工部端面の曲率を連続的に変
えてなる曲げパンチにて曲げ加工を行うことを特徴とす
る電気接触子の曲げ加工方法及びダイと曲げパンチにて
材料屈曲部位の曲げ加工を行うにおいて、曲げパンチの
曲げ加工部曲率端面が材料曲げ加工部を除々に曲げ加工
することを特徴とする電気接触子の曲げ加工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、リレー、コネクター、
スイッチ等に用いる電気接触子の曲げ加工、特に板厚の
厚い、板幅の狭い材料の曲げ加工に関するものである。
【０００２】
【従来技術と課題】従来、上記のような電気接触子を曲
げるには、ダイ上に支持された台材と、ダイと一定のク
リアランスを有して上下動する曲げ加工パンチとにより
曲げ加工していた。しかし、特に板厚の厚い、板幅の狭
い材料（アスペクト比が１に近い程）で例えば図７の二
点鎖線に示す如く材料屈曲部位の曲げ加工を行う場合に
おいては、曲げ加工後、ネジレや位置ズレが発生した
り、残ったりして、その為組立挿入時に支障をきたすな
どのトラブルの原因となっていた。これは、材料屈曲部
位に起因した伸びの差と曲げ加工部分に均一、均等な曲
げ応力がかからないことによるものであった。
【０００３】
【発明の目的】本発明の目的は、ネジレや位置ズレがな
い曲げ精度の良好な電気接触子の曲げ加工方法を提供す
るものである。
【０００４】
【発明の構成】上記課題を解決する為の本発明の技術的
手段の１つは、ダイと曲げ加工パンチにて材料屈曲部位
の曲げ加工を行うにおいて、曲げ加工部端面の曲率を連
続的に変えてなる曲げ加工パンチにて曲げ加工を行うこ
とを特徴とするものである。
【０００５】さらに、上記課題を解決する為の他の技術
的手段は、ダイと曲げ加工パンチにて材料屈曲部位の曲
げ加工を行うにおいて、曲げ加工パンチの曲げ加工部曲
率端面が材料曲げ加工部を除々に曲げ加工することを特
徴とするものである。
【０００６】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、曲げ
加工時曲げ加工部端面の曲率を連続的に変えてなる曲げ
加工パンチを使った曲げ加工または曲率端面が除々に曲
げ加工を行う曲げ加工なので材料屈曲部位に起因した伸
びの差を吸収し、シゴキ易く、曲げ加工部分に均一、均
等な曲げ応力がかかり、したがってネジレや位置ズレの
ない、曲げ精度の良好な電気接触子の曲げ加工が可能と
なるものである。
【０００７】
【実施例】以下に実施例と従来例について述べる。まず
実施例１として図１に示す如く曲げ加工部端面１の曲率
を曲率半径１mmから曲率半径２mmへと連続的に変えてな
る曲げ加工パンチ３を作成した。次に実施例２として図
２に示す如く曲げ加工部端面２の曲率を曲率半径 1.5mm
とし、曲げ加工部端面２が一端から他端へ低くなるよう
にして曲げ加工パンチ４を作成した。また従来例として
図３に示す如く曲率半径 1.5mmで同一の高さの曲げ加工
部端面９の曲げ加工パンチ10を作成した。次に図４、図
５、図６に各々示すように実施例１、２、従来例として
材質リン青銅、板厚 0.8mm、板幅３mmの台材５で材料屈
曲部位にての曲げ加工をスプリング６を介したストリッ
パー７にて材料を保持し、ダイ８と上記曲げ加工パンチ
３、４、10、にて各々50ケ、90度の曲げ加工を行なっ
た。然して図８に示す如くネジレ、位置ズレについて品
質検査して下記の結果を得た。
【０００８】
【表１】
【０００９】
【発明の効果】以上の結果から明らかなように本発明の
電気接触子の曲げ加工方法によれば、材料屈曲部位に起
因した伸びの差を吸収し、シゴキ易く、曲げ加工部分に
均一、均等な曲げ応力がかかり、したがってネジレや位
置ズレのない、曲げ精度の良好な電気接触子が得られる
という優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例の曲げパンチを示す図。
【図２】本発明の他の実施例の曲げパンチを示す図。
【図３】従来の曲げパンチを示す図。
【図４】本発明の一実施例の曲げ加工方法を示す図。
【図５】本発明の他の実施例の曲げ加工方法を示す図。
【図６】従来の曲げ加工方法を示す図。
【図７】材料屈曲部位の曲げ加工部分を示す図。
【図８】曲げ加工後の電気接触子を示す図。
【符号の説明】
１、２ 曲げ加工部端面 ３、４ 曲げ加工パンチ ５ 台材 ６ スプリング ７ ストリッパ ８ ダイ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ダイと曲げ加工パンチにて材料屈曲部品
    の曲げ加工を行うにおいて、曲げ加工部端面の曲率を連
    続的に変えてなる曲げ加工パンチにて曲げ加工を行うこ
    とを特徴とする電気接触子の曲げ加工方法。
  2. 【請求項２】 ダイと曲げ加工パンチにて材料屈曲部位
    の曲げ加工を行うにおいて、曲げ加工パンチの曲げ加工
    部曲率端面が材料曲げ加工部を除々に曲げ加工すること
    を特徴とする電気接触子の曲げ加工方法。
JP10219392A 1992-03-27 1992-03-27 電気接触子の曲げ加工方法 Pending JPH05277565A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103042082A (zh) * 2012-12-27 2013-04-17 苏州先科精密机械有限公司 无擦伤折弯夹具
WO2022092121A1 (ja) * 2020-10-26 2022-05-05 日本製鉄株式会社 巻鉄心の製造方法及び製造装置

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