JPH0140598Y2 - - Google Patents
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- JPH0140598Y2 JPH0140598Y2 JP1994784U JP1994784U JPH0140598Y2 JP H0140598 Y2 JPH0140598 Y2 JP H0140598Y2 JP 1994784 U JP1994784 U JP 1994784U JP 1994784 U JP1994784 U JP 1994784U JP H0140598 Y2 JPH0140598 Y2 JP H0140598Y2
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 14
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、弾性金属条板をプレス加工し、スイ
ツチ等の素材となるばね接片連続体に関するもの
である。
ツチ等の素材となるばね接片連続体に関するもの
である。
一般に弾性金属条板の薄板圧延は、ロール成形
により加圧、圧延されており、圧延ロールの回転
方向つまり圧延方向は、鋭角的な曲げ或いは繰り
返し曲げ等に対して亀裂、折損し易い欠点を有し
ている。
により加圧、圧延されており、圧延ロールの回転
方向つまり圧延方向は、鋭角的な曲げ或いは繰り
返し曲げ等に対して亀裂、折損し易い欠点を有し
ている。
この弾性金属条板を用いた従来のばね接片連続
体は、金属条板の圧延方向に対して直角方向に接
片が打抜かれており、第1図に示すように矢印A
の圧延方向に接片1は連鎖片2に対して連結部3
を介して連結され、折曲部4により折曲されて並
列されている。なお、5は接片1の打抜きに先立
つて接片1の先端部に設けられた接点5でる。
体は、金属条板の圧延方向に対して直角方向に接
片が打抜かれており、第1図に示すように矢印A
の圧延方向に接片1は連鎖片2に対して連結部3
を介して連結され、折曲部4により折曲されて並
列されている。なお、5は接片1の打抜きに先立
つて接片1の先端部に設けられた接点5でる。
接片1が条板平面に対して直立するためには、
素材の有する弾性力に抗して鋭角的に曲げ加工さ
れるため、折曲部4に亀裂、破損を生ずることも
あり、折角の連鎖状製品の一部が単片となつて脱
落する虞れもある。また、接片1が矢印A方向の
接触動作を行う場合に、接片1の線状作動支点が
圧延方向と同一のため、繰り返し応力によつて折
損し易い欠点を有している。
素材の有する弾性力に抗して鋭角的に曲げ加工さ
れるため、折曲部4に亀裂、破損を生ずることも
あり、折角の連鎖状製品の一部が単片となつて脱
落する虞れもある。また、接片1が矢印A方向の
接触動作を行う場合に、接片1の線状作動支点が
圧延方向と同一のため、繰り返し応力によつて折
損し易い欠点を有している。
この問題を解決するために接片1の作動方向と
圧延方向とを同一とせずに、接点5のろう付け後
に条板の圧延方向に対し所定の角度を与えて、斜
め取りに接片1を個々に打抜く方法も考えられる
が、接片1が単品となるために以後の工程が非能
率となることは免れ難い。
圧延方向とを同一とせずに、接点5のろう付け後
に条板の圧延方向に対し所定の角度を与えて、斜
め取りに接片1を個々に打抜く方法も考えられる
が、接片1が単品となるために以後の工程が非能
率となることは免れ難い。
本考案の目的は、上述の欠点を除去し、金属条
板上で圧延方向に対し所定の斜めの角度を与えた
接片を連鎖状に打抜き、接片の耐久性を増加する
と共に、次工程以降を能率的なものとするばね接
片連続体を提供することにあり、その要旨は、1
枚の導電性弾性金属条板から打抜くと共に、多数
個の接片が長尺の連鎖片に対して連結部を介して
等間隔にかつ並列的に接続して形成された連続体
であつて、前記接片及び連結部は、前記金属条板
の長手方向である圧延方向に対しその長手方向を
斜交して打抜き、前記接片の平面方向が前記金属
条板の平面方向に対して直角に、かつ前記接片の
長手方向が金属条板の長手方向と直交する方向と
なるように前記連結部を折曲したことを特徴とす
るものである。
板上で圧延方向に対し所定の斜めの角度を与えた
接片を連鎖状に打抜き、接片の耐久性を増加する
と共に、次工程以降を能率的なものとするばね接
片連続体を提供することにあり、その要旨は、1
枚の導電性弾性金属条板から打抜くと共に、多数
個の接片が長尺の連鎖片に対して連結部を介して
等間隔にかつ並列的に接続して形成された連続体
であつて、前記接片及び連結部は、前記金属条板
の長手方向である圧延方向に対しその長手方向を
斜交して打抜き、前記接片の平面方向が前記金属
条板の平面方向に対して直角に、かつ前記接片の
長手方向が金属条板の長手方向と直交する方向と
なるように前記連結部を折曲したことを特徴とす
るものである。
本考案は第2図以下に図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第2図は本考案の係るばね接片連続体の斜視図
であり、接片11は連鎖片12の平面に対して直
交すると共に、連鎖片12の長手方向に対して直
交する向きに連結部13を介して多数個並設され
ている。この接片11は第3図に示すように金属
条板14の長手方向である圧延方向に対して、例
えば45゜の角度で打抜かれ、圧延方向と平行に設
けられた連鎖片12の方向に対しても同様に斜交
している。なお第2図、第3図において、15は
ろう付き接点、16は打抜き工程において使用す
るパイロツトホールであつて、それぞれ接片11
の打抜き前に加工されている。
であり、接片11は連鎖片12の平面に対して直
交すると共に、連鎖片12の長手方向に対して直
交する向きに連結部13を介して多数個並設され
ている。この接片11は第3図に示すように金属
条板14の長手方向である圧延方向に対して、例
えば45゜の角度で打抜かれ、圧延方向と平行に設
けられた連鎖片12の方向に対しても同様に斜交
している。なお第2図、第3図において、15は
ろう付き接点、16は打抜き工程において使用す
るパイロツトホールであつて、それぞれ接片11
の打抜き前に加工されている。
第3図に示す打抜いた接片1を第2図に示すよ
うに変形するには、先ず打抜き工程後の折曲げ工
程で、点線Bにおいて内側に折曲げ、接片11の
平面方向を連鎖片12の平面方向に直交させると
共に、接片11の長手方向を連鎖片12の長手方
向と直交させる。更に、点線Cにおいて外側に折
曲し、接片11の長手方向の中心線Dが連鎖片1
2の平面方向と一致するようにすればよい。
うに変形するには、先ず打抜き工程後の折曲げ工
程で、点線Bにおいて内側に折曲げ、接片11の
平面方向を連鎖片12の平面方向に直交させると
共に、接片11の長手方向を連鎖片12の長手方
向と直交させる。更に、点線Cにおいて外側に折
曲し、接片11の長手方向の中心線Dが連鎖片1
2の平面方向と一致するようにすればよい。
このようにして形成されたばね接片連続体は、
例えば成型機において合成樹脂がモールドされる
が、接点は金型の所定の位置にセツトされると同
時に、第2図の点線Eで切断される。第4図はこ
のように合成樹脂体17により保持された接片1
1を示しており、この接片11は第3図に示すよ
うにその長手方向が圧延方向に対して斜交してお
り、接触動作のための繰り返し応力によつて折損
する虞れは少ない。なお、この場合のばね接片連
続体は左右対称のものがもう1組使用される。
例えば成型機において合成樹脂がモールドされる
が、接点は金型の所定の位置にセツトされると同
時に、第2図の点線Eで切断される。第4図はこ
のように合成樹脂体17により保持された接片1
1を示しており、この接片11は第3図に示すよ
うにその長手方向が圧延方向に対して斜交してお
り、接触動作のための繰り返し応力によつて折損
する虞れは少ない。なお、この場合のばね接片連
続体は左右対称のものがもう1組使用される。
第5図の成型品はL型接続端18を有する接片
11を成形したものであり、第6図に示すように
金属条板14から打抜いたものである。
11を成形したものであり、第6図に示すように
金属条板14から打抜いたものである。
なお、実施例においては接片11の金属条板1
4に対する斜交角度は45゜としたが、その他にも
圧延方向に対して最も折損し難い任意の角度を選
択することができる。
4に対する斜交角度は45゜としたが、その他にも
圧延方向に対して最も折損し難い任意の角度を選
択することができる。
以上説明したように本考案に係るばね接片連続
体は、接片の線状作動支点が金属条板の圧延方向
に平行ではないので、使用中に折損し難く接片の
寿命は長い。更に、プレス加工工程中に接片の亀
裂、破損の虞れも少ない。また、櫛形連鎖状とな
つているために合成樹脂のモールド加工時の作業
性が良いなど、次工程以降での自動供給方式が容
易に採用できる。
体は、接片の線状作動支点が金属条板の圧延方向
に平行ではないので、使用中に折損し難く接片の
寿命は長い。更に、プレス加工工程中に接片の亀
裂、破損の虞れも少ない。また、櫛形連鎖状とな
つているために合成樹脂のモールド加工時の作業
性が良いなど、次工程以降での自動供給方式が容
易に採用できる。
第1図は従来のばね接片連続体の斜視図、第2
図以下は本考案に係るばね接片連続体の実施例を
示すものであり、第2図はその斜視図、第3図、
第6図は金属条板からの打抜き平面図、第4図、
第5図は成型品の斜視図である。 符号11は接片、12は連鎖片、13は連結
片、14は金属条板、15は接点である。
図以下は本考案に係るばね接片連続体の実施例を
示すものであり、第2図はその斜視図、第3図、
第6図は金属条板からの打抜き平面図、第4図、
第5図は成型品の斜視図である。 符号11は接片、12は連鎖片、13は連結
片、14は金属条板、15は接点である。
Claims (1)
- 1枚の導電性弾性金属条板から打抜くと共に、
多数個の接片が長尺の連鎖片に対して連結部を介
して等間隔にかつ並列的に接続して形成された連
続体であつて、前記接片及び連結部は、前記金属
条板の長手方向である圧延方向に対しその長手方
向を斜交して打抜き、前記接片の平面方向が前記
金属条板の平面方向に対して直角に、かつ前記接
片の長手方向が金属条板の長手方向と直交する方
向となるように前記連結部を折曲したことを特徴
とするばね接片連続体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994784U JPS60131244U (ja) | 1984-02-14 | 1984-02-14 | ばね接片連続体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994784U JPS60131244U (ja) | 1984-02-14 | 1984-02-14 | ばね接片連続体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60131244U JPS60131244U (ja) | 1985-09-03 |
JPH0140598Y2 true JPH0140598Y2 (ja) | 1989-12-04 |
Family
ID=30509987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994784U Granted JPS60131244U (ja) | 1984-02-14 | 1984-02-14 | ばね接片連続体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60131244U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5522771B2 (ja) * | 2008-09-29 | 2014-06-18 | Dowaメタルテック株式会社 | 板材の打抜き加工方法 |
-
1984
- 1984-02-14 JP JP1994784U patent/JPS60131244U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60131244U (ja) | 1985-09-03 |
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