JPH05277039A - 洗面器 - Google Patents

洗面器

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JPH05277039A
JPH05277039A JP4110813A JP11081392A JPH05277039A JP H05277039 A JPH05277039 A JP H05277039A JP 4110813 A JP4110813 A JP 4110813A JP 11081392 A JP11081392 A JP 11081392A JP H05277039 A JPH05277039 A JP H05277039A
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JP
Japan
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water
wash
umbrella
pipe
feed pipe
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JP4110813A
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Hiroshi Yuki
浩 結城
Isamu Ishiguro
勇 石黒
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 洗面器6のボール部9の内周壁に、拡散機構
14をなす傘状部材20を設け、傘状部材の裏側に吐水
口15を設け、吐水口15から洗浄水の吐水を行い、傘
状部材20の裏面に衝突させ、洗浄水を拡散させて、洗
面ボール部内周に洗浄水を供給する。吐水口15の内部
には給水管17を埋装して二重構造とし、これを吐水口
から延出して傘状部材20を支持し、給水管17の先端
部から給水して歯ブラシを洗浄する。 【効果】 拡散機構でボール部の洗浄水は拡散、供給さ
れ、ボール部の洗浄が確実、容易になされ、又給水管の
給水で歯ブラシが洗浄でき、歯磨き用の洗面器としては
便利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯磨き等を行うに便利
な洗面器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、衛生知識の普及に伴い、オフィス
等で食後に歯磨きを行うことが多くなってきている。従
来は、一般の洗面器を利用し、化粧室に赴き、洗面ボー
ルに臨んで歯磨きを行い、口腔内をコップ等に充填させ
た湯、水等洗浄している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】オフィス等における従
来の歯磨きは、オフィス等の化粧室で、洗面器を利用し
て、歯磨きを行ったりしている。歯磨き後、口腔内の洗
浄水を吐瀉するが、これが洗面器のボール部内周面に付
着したり、これが残留して汚れ、吐瀉液等の汚れの洗
浄、除去が、給水栓の放水では円滑に行うことが難し
く、又歯ブラシの洗浄後に洗面ボール内面に洗浄液が付
着し、これの除去も放水のみでは難しく、手で放水時に
洗浄しているのが現状である。
【0004】本発明は、以上の洗面ボールの歯磨き後の
洗浄のし難さを解決すべくなされたもので、その目的と
する処は、洗面ボールの洗浄を、手を使って洗面ボール
内面を擦ったりすること無く、機械的に行うことが可能
となり、衛生的で歯磨きを行うに好ましい洗面器を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、洗面ボール、給水栓等を備える洗面器にお
いて、洗面ボールの内壁面の一部に、洗面ボール内周に
洗浄水を拡散して供給する拡散機構を設けた洗面器であ
る。又上記拡散機構は、洗面ボールの内周壁に隙間をも
って離間して設けられた傘状部材からなり、該傘状部材
裏面の洗面ボール内周壁に洗浄水の吐水口を設け、該吐
水口からの吐水を傘状部材裏面に衝突させて吐水を拡散
するようにし、更に上記傘状部材の中央部には、先端部
が洗面ボール中央部方向に突出するように給水管を突設
し、給水管は、上記吐水口と絶縁されて洗浄水を供給す
るようにし、更に又、上記拡散機構の吐水口は、洗面ボ
ールを貫通する大径の吐水管の先端部に形成され、上記
傘状部材の中央部に突出する給水管は、基部を吐水管の
軸方向に埋設した上記傘状部材の中央部には、先端部が
洗面ボール中央部方向に突出するように吐水管を突設
し、吐水管は、上記吐水口と絶縁されて洗浄水を供給す
るようにした洗面器である。
【0006】
【作用】上記手段によれば、洗面ボール部内周面の汚れ
は、拡散機構から洗面器内周壁面への洗浄液の噴射で効
果的に確実になされる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付した図面に従
って詳述する。図1は洗面器の斜視図、図2は拡散機構
の拡大縦断側面図、図3は拡散機構を含む給水装置の模
式的説明図、図4は洗面台の斜視図、図5は給水栓の吐
水状態を示す斜視図、図6は拡散機構に設けた吐水管の
吐水による歯ブラシの洗浄状態を示す斜視図、図7は拡
散機構の洗浄水噴出状態を示す斜視図である。
【0008】図4において1は洗面台を示し、洗面台1
は壁面Wのコーナー部の床F上に設けられ、洗面台1上
の壁面には化粧鏡2が配設されている。洗面台1は、キ
ャビネット状の本体3、上面のカウンター4を備え、カ
ウンター4上に、半埋め込み式に洗面器5が、実施例で
は左右に離間して2個配設されている。
【0009】洗面器5は、リム部6の後部7が高く、前
部8が低い後上傾した平面視円形をなし、リム部6の後
部7は幅が広く、前部は幅が狭い。洗面器5のボール部
8は、図1に明示したように、半球状に凹状をなして形
成され、底部に排水孔10が設けられ、又リム部6の後
部7には片側に吐水孔12を前傾上向きとして開口した
吐水栓11が設けられ、他側に操作ボタン13が配設さ
れている。
【0010】洗面ボール部9の後壁面9―1の中央部に
は拡散機構14が設置されている。拡散機構14は、図
2で拡大して断面で詳細を示す如くで、ボール部9の後
壁面9―1の中央部には、先端部を開口して吐水口15
を設けた吐水管16を埋設し、吐水管16内には、これ
より小径の給水管17を貫通するように同軸的に埋設す
る。
【0011】給水管17は、ボール部9の後壁面9―1
の前方に先部18が所定長さ突出し、先部18の先端部
は逆L型に屈曲されて開口されて吐水孔19を形成し、
吐水孔19は下向きとなる。
【0012】拡散機構14の本体20は傘状の円盤状を
なし、本体20の中央部を給水管17のボール部内方向
への突出部に嵌合、固着し、本体20の弯曲膨出側は先
部方向を向き、本体20の外周部とボール部9の後壁面
9―1との間には隙間Sが設けられている。
【0013】以上の吐水栓11、吐水管16、給水管1
7は、水道管21に配管22…、切換え弁23…を介し
て接続され、操作ボタン13の操作で、切換え弁23…
を制御装置24で切換え、吐水栓11、吐水管16、給
水管17の夫々の吐水を切換え、制御する。
【0014】以上において、操作ボタン13の操作で、
吐水栓11、吐水管16、給水管17への給水を選択す
る。例えば、給水管17を吐水せしめ、歯ブラシに歯磨
き剤を塗布し、歯を磨く。歯磨き後、図5のように吐水
栓11を吐水せしめ、吐水は吐水孔12からボール部9
の前方、上傾して行われ、口中に吐水を含ませ、口腔内
を洗浄し、口腔内の汚れた洗浄水をボール部9に吐瀉す
る。
【0015】次に、上記した給水管17を吐水せしめ、
図6に示すように、汚れた歯ブラシBを洗浄する。上記
口腔内の汚れた洗浄液の吐瀉、歯ブラシBの洗浄で、洗
面ボール部9の内周面には汚れが付着し、これ等汚れを
除去するため、操作ボタン13の操作で吐水管16の吐
水を行わせる。
【0016】吐水管16の先端部の開口部15から吐水
が行われ、開口部15からの吐水は拡散機構14の傘状
の本体20裏面に衝突し、洗面ボール部9の後部壁面中
間部の本体周から、放射状に拡散して周囲に放出され、
洗面ボール部9の内周に洗浄水は拡散、放射されること
となる。これを図7で示し、洗面ボール部9の内周の汚
れは洗浄、除去されることとなる。
【0017】以上のように、操作ボタンの操作で、歯磨
きの際の歯ブラシの濡らし、歯磨き後の口腔内洗浄、歯
ブラシの洗浄、洗面ボール部の放射状の洗浄水の吐出に
よる洗浄が行える。
【0018】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
オフィス内等で歯磨きを行うに際し、洗面器として、洗
面ボール部内に洗面ボール内の洗浄吐水を行う拡散機構
を備えるので、拡散機構からボール部の洗浄水が拡散、
放出され、ボール部内周壁に付着した口腔内の吐瀉物等
の汚れを効果的に、且つ確実に洗浄、除去することがで
き、従来、ともすると、手で洗面ボールに付着した歯磨
きに伴う汚れの清掃作業が無くなり、手を濡らしたり、
汚したりすること無く洗面ボールの洗浄が行える。
【0019】特に本発明は、拡散洗浄機構として、傘状
の部材を洗面ボール内周壁面に設け、これの裏側から吐
水を行い、傘状部材に吐水を衝突させてボール部内周面
に放射状に洗浄水を供給するようにしたので、ボール部
の洗浄が容易、確実になされ、以上を簡易な構造で実現
することができる。
【0020】又、傘状部材へ吐水する吐水管内に給水管
を埋装して二重構造とし、給水管をボール部中央部方向
に延出して傘状部材を支持するようにしたので、拡散機
構の傘状部材の特別な支持部材を必要とすることなく支
持が行え、支持構造が既設の部材を用いて構成すること
ができ、更に拡散機構に付設した給水管によって歯ブラ
シの洗浄が行える等の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる洗面器の斜視図
【図2】本発明にかかる拡散機構の拡大縦断側面図
【図3】拡散機構を含む給水装置の模式的説明図
【図4】本発明にかかる洗面器を備える洗面台の斜視図
【図5】給水栓の吐水状態を示す斜視図
【図6】拡散機構に設けた吐水管の吐水による歯ブラシ
の洗浄状態を示す斜視図
【図7】拡散機構の洗浄水噴出状態を示す斜視図
【符号の説明】
5…洗面器、 9…洗面ボール、 11…給水栓、 1
4…拡散機構、 15…吐水口、 17…給水管、 2
0…傘状部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面ボール、給水栓等を備える洗面器に
    おいて、 洗面ボールの内壁面の一部に、洗面ボール内周に洗浄水
    を拡散して供給する拡散機構を、 設けたことを特徴とする洗面器。
  2. 【請求項2】 上記拡散機構は、洗面ボールの内周壁に
    隙間をもって離間して設けられた傘状部材からなり、該
    傘状部材裏面の洗面ボール内周壁に洗浄水の吐水口を設
    け、該吐水口からの吐水を傘状部材裏面に衝突させて吐
    水を拡散するようにした請求項1の洗面器。
  3. 【請求項3】 上記傘状部材の中央部には、先端部が洗
    面ボール中央部方向に突出するように給水管を突設し、
    給水管は、上記吐水口と絶縁されて洗浄水を供給するよ
    うにした請求項2の洗面器。
  4. 【請求項4】 上記拡散機構の吐水口は、洗面ボールを
    貫通する大径の吐水管の先端部に形成され、上記傘状部
    材の中央部に突出する給水管は、基部を吐水管の軸方向
    に埋設した請求項3の洗面器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100554350B1 (ko) * 2003-07-08 2006-02-24 주식회사 필룩스 포물선형 수도
KR101111567B1 (ko) * 2010-06-14 2012-02-24 송태석 급수전

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5164239U (ja) * 1974-11-15 1976-05-20
JPS5920884U (ja) * 1982-07-28 1984-02-08 日本ビクター株式会社 槽体洗浄装置

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