JPH0375033A - グラス洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ワイングラス、ジョツキ、タンブラ−１そ
の他生として深底のグラスを洗浄するためのグラス洗浄
装置に関するものである。

〔従来の技術と解決すべき課題〕

レストランや喫茶店等において使用されたグラス類は９
人手で若しくはグラス洗浄装置によって洗浄され再使用
に供されている。

しかしながら２人手による洗浄は多量のグラスを一度に
洗浄する場合には、煩瑣であるため雑になり易く、衛生
上好ましくないことが多い。

一方、省力化のために採用されているグラス洗浄装置の
大部分は、１ｉ動によって回転する回転部材の周面部に
多数のブラシを植毛したものが使用され、ブラシに洗剤
を供給し１回転体を回転させた状態でグラスの内部のみ
を洗浄する方式のものである。

したがって、グラスの内部は洗浄することができても、
グラスの外周面は機構上洗浄することができないので、
グラス開口部の外側の飲み口に付着した口紅等はこれを
洗浄することができず、再度当該部分のみを手洗いする
必要があると共に。

これら洗浄装置は洗剤による洗浄のみで、水洗いは別個
の作業となっているため、必ずしも省力化に繋がるもの
ではなかった。

この発明はか＼る現状に鑑み、洗剤による洗浄に際して
グラスの内外部を同時に洗浄することができると共に、
洗剤による洗浄後直ちに水洗いをもすることができる構
造の簡単な、かつ取り扱いの容易なグラス洗浄装置を提
供することを目的としたものである。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するため、この発明のグラス洗浄装置は
、グラスをブラシによって洗浄するブラシ洗浄部と、ブ
ラシ洗浄されたグラスを水洗いする水洗部とからなるも
ので、前記ブラシ洗浄部は。

上部が開口した洗浄槽の内部中央に外周部に多数のブラ
シを有する内面ブラシ部材を設けると共に。

前記内面ブラシ部材を囲繞して、先端が内面ブラシ部材
のブラシに入り込むように多数のブラシを取付けた外面
ブラシ部材を洗浄槽の内周面に着脱自在に取付けて構成
し、前記水洗部は、側壁に多数の水噴出孔を形成した複
数の管状体を、各水噴出孔が中心に向くよう同心円上に
所定の間隔を存して立設した外面水洗部材と、該外面水
洗部材の中央部に、上下動する軸部材の上部に上端部か
らの撒水を制御する第１の弁を、下部に前記外面水洗部
材への通水を制御する第２の弁を配し、水圧によって前
記軸部材が押し上げられている状態で閉弁して撒水及び
通水を停止し、水圧に抗して軸部材が押し下げられたと
きのみ開弁して、上端部からの撒水と外面水洗部材への
通水とを同期して行う通水機構を具備した内面水洗部材
とで構成したことを特徴とするものである。

〔作　　　用〕

この発明のグラス洗浄装置は、グラスの汚れをブラシで
洗浄するためのブラシ洗浄部と、このブラシ洗浄部で汚
れを落としたグラスを清水で洗浄するための水洗部とか
らなるもので、ブラシ洗浄部では、洗剤を入れた洗浄槽
内でブラッシングによってグラスの内外面を同時に洗浄
し、汚れが落とされて洗剤液の付いたま覧のグラスを、
隣接する水洗部に移行させて噴射する清水でグラスの内
外面を同時に水洗することができる。

このグラス洗浄装置は、すべて無動力で構成されている
もので、ブラシ洗浄部においては回転しないブラシの中
でグラス自身を上下動並びに回動することによって汚れ
を簡単に落すことができ。

水洗部においては、グラスの水洗を行わないときには、
水圧によって内外面の水洗のための水噴射機構を制御す
る弁を閉止し、水洗時にグラスを水洗部に差し入れたと
きのみ弁を開いて水を自動的に噴射して完全に洗浄仕上
げすることができ、これらの洗浄に要する時間は、概ね
４０秒程度の短時間で洗浄することができるものである
。

〔実　施　例〕

以下、この発明のグラス洗浄装置の実施例を添付の図面
に基づいて詳細に説明する。

この発明のグラス洗浄装置１は、基台２上に配設された
ブラシ洗浄部３と、水洗部４によって構成されている。

ブラシ洗浄部３は、上部が開口した縦型の有底筒状体か
らなる洗浄槽５の内部中央に直立させてグラスの内面を
ブラシで擦るための内面ブラシ部材６と、この内面ブラ
シ部材６の外側に配置してグラスの外面を擦るための外
面ブラシ部材８とで構成されている。

内面ブラシ部材６は、丸い頭頂部を有する棒状体の該頭
頂部と側面に多数のブラシ７を植設したもので、外面ブ
ラシ部材８は、この内面ブラシ部材６を囲繞して洗浄槽
５の内面に着脱自在に装着したものである。

外面ブラシ部材８は、第２図で示すように適当に湾曲す
ることができる合成樹脂型の板体の−面に多数のブラシ
９を植設したもので、この外面ブラシ部材８はブラシ９
が内側となるように湾曲させて開口部より洗浄槽５の内
周面に嵌装し、ブラシ９の先端が内面ブラシ部材６の頭
頂部および側面に形成したブラシ７に入り込むようにし
たもので、洗浄槽５の内側に単に湾曲させて嵌装するだ
けでよいため、洗浄槽５より容易に取出して洗浄するこ
とが可能なものである。

一方、水洗部４は、前記ブラシ洗浄部３に隣接して基台
２上に設けられ、グラスの外面を水で洗浄する外面水洗
部材１０と、グラスの内面を水洗する内面水洗部材１２
とで構成されている。

外面水洗部材１０は、−例の上下方向に多数の透孔１１
ａを設けた管状体からなる一方の外面水洗部材１０ａと
、同様に一例の上下方向に多数の透孔１１ｂを設けた管
状体からなる他の一方の外面水洗部材１０ｂの一対を、
その透孔１１ａ、１１ｂが相互に対峙するよう直立させ
て構成したもので、基台２の上面を貫通する通水管２５
ａ、２５ｂからそれぞれ内部に通水して透孔１１ａ、１
■ｂより水を噴出させることができる。

なお、この実施例では外面水洗部材１０を一対の管状体
１０ａ、１０ｂで構成し、一方の外面水洗部材１０ｂを
前記洗浄槽５の外側に一体的に取付けているが、管状体
の本数は一対に限定されるものではなく８例えば３本の
管状体を各管状体の側壁に形成した多数の水噴出孔が中
心に向くよう同心円状に所定の間隔を存して配設して構
成してもよい。

内面水洗部材１２は、所定の間隔を存して透孔を有する
面を互いに対向させて基台２上に配設した外面水洗部材
１０ａ、１０ｂ間の中央部に設けられている。

この内面水洗部材１２は、基台２の上面に立設され、基
端部が水道水配管と通水管１４を介して連結した内筒部
１５を有し、この内筒部１５の上端には弁座１７が形成
されていると共に、内部には軸部材２０が上下動可能に
装着され、該軸部材２０の下端には通水孔１８を形成し
た第１の弁となる弁１６が取付けられ、上端には第２の
弁たる弁２２を内蔵し、弁座２３を有する弁面２１が取
付けられている。

前記軸部材２０の途中には、外筒部１９が軸部材２０の
上下動を許すようにして貫通固定され。

この外筒部１９と前記内筒部１５との間で前記の通水管
２５ａ、２５ｂを経て水洗部４の外面洗浄部材８０ａ、
１０ｂに供給するための水の通路を形成している。

なお、外筒部１９の外側には前記軸部材２０を貫通した
コーン型のカバー２４が固定され、軸部材２０の上部に
は該軸部材２０と弁面２１を覆うコーン型のカバー１３
が取付けられている。

以下、この構造のグラス洗浄装置１の使用法について説
明する。

まず、このグラスワッシャーｌを流しのシンク等排水可
能な場所に基台２を固定したのち、ブラシ洗浄部３の洗
浄槽５内に、洗剤を溶解した水（温水でもよい）を張る
と共に、水洗部４の下部の通水管１４と水道の蛇口とを
ホースによって連結し、水道の蛇口を開放する。

水道水は１通水管１４を経て内筒管１５内の弁１６の下
部に達し、水圧によって弁１６を上方に押し上げると同
時に、弁１６に設けた通水孔１８を経て軸部材２０内の
上部にも達して弁２２を水圧によって押し上げ、弁１６
は弁座１７に接触して閉弁し１通水管２５ａ、２５ｂへ
の通水を停止すると同時に、弁面２１内の弁２２も弁座
２３に接触して閉弁し、水が上端から噴出を停止してい
る。

か＼る状態において、使用によって汚されたグラスＡを
倒立した状態で、ブラシ洗浄部３における内面洗浄部材
６と外面洗浄部材８との間の相互に入り込んだブラシ７
．９間に差込み、水平回動と上下動とを与える。

これによってグラスＡは、その内面と外面とが同時に擦
られ、洗剤の入った水によって汚れを速やかに取り去る
ことができる。

か＼るブラシ洗浄が終われば、引続き、このグラスＡを
隣の水洗部４に移し、同様な倒立状態で内面水洗部材１
２を覆うようにして差し入れて軸部材２０を押し下げる
と、グラスＡの内側で軸部材２０が下降して弁１６を開
弁する。

弁１６が開弁すると、水は弁１６と弁座Ｉ７との間より
外筒部１９と内筒部１５の間を流れて通水管２５ａ、２
５ｂに分配されて外面水洗部材ｌＯａ、１０ｂに流入し
、多数の透孔１１ａ、Ｉｌｂより噴出してグラスＡの外
面を水洗することができる。

この開弁と同時に弁２２も開弁し、弁面２１の上部の弁
座２３から上方に向けて噴出し、グラスＡの内面を洗浄
することができる。

〔発明の効果〕

この発明のグラス洗浄装置は、汚れたグラスを洗剤等で
洗浄するためのブラシ洗浄部と、洗剤等によって洗浄し
たグラスを水洗いするための水洗部とでＩｌ威されてい
るので、ブラシ洗浄部の洗浄槽中で洗剤を入れた液と共
にブラシでグラスの内外面を同時にブラッシング洗浄し
、ついで水洗部でグラスの内外面に水を噴射して洗剤等
を洗い流すことができるものである。

このグラス洗浄装置は、ブラシ洗浄部と水洗部のいずれ
においても、グラス類の内外面を同時に短時間に洗浄す
ることができると共に、電気等の動力源を必要としない
ので経済的で、故障が少なく、コンパクトで、流し台の
シンクに入れて簡単かつ迅速に洗浄が可能であり、シン
クの中に溜めた水に浸して洗う従来の方式に比べて頗る
衛生的でもある。

洗浄に際しては、グラス類を倒立状態ではゾ上下に移動
させるたげで洗浄が完成するので、グラスを取り落して
破損するようなトラブルはなく。

ブラシ洗浄部のブラシの部分を容易に分解して掃除する
ことができ、水洗はグラスを水洗部に位置さ嘘たときだ
け水がでる仕組みになっているので水の節約になるなど
、数々の優れた効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のグラス洗浄装置の一例を示した縦断
面図、第２図はこの発明のグラス洗浄装置のブラシ洗浄
部に使用される板状ブラシの斜視図、第３図は同じく水
洗部における内面水洗部材の縦断面図である。 ■・・・グラス洗浄装置 ２・・・基台　　　　３・・・ブラシ洗浄部４・・・水
洗部　　　５・・・洗浄槽 ６・・・内面ブラシ部材 ７．９・・・ブラシ ８・・・外面ブラシ部材 １０・・・　外面水洗部材 １１ａ、　１ｌｂ−・・透孔 １２・・・内面水洗部材 １３・・・カバー １４、２５ａ、　２５ｂ　・・−通水管１５・・・内筒
部　　　１６．２２・・・弁１７、２３・・・弁座　　
１８・・・通水孔１９・・・外筒部　　　２０・・・軸
部材２１・・・弁面　　　　２４・・・カバー第１１！
１ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）グラスをブラシによって洗浄するブラシ洗浄部と
   、ブラシ洗浄されたグラスを水洗いする水洗部とからな
   るもので、前記ブラシ洗浄部は、上部が開口した洗浄槽
   の内部中央に外周部に多数のブラシを有する内面ブラシ
   部材を設けると共に、前記内面ブラシ部材を囲繞して、
   先端が内面ブラシ部材のブラシに入り込むように多数の
   ブラシを取付けた外面ブラシ部材を洗浄槽の内周面に着
   脱自在に取付けて構成し、前記水洗部は、側壁に多数の
   水噴出孔を形成した複数の管状体を、各水噴出孔が中心
   に向くよう同心円上に所定の間隔を存して立設した外面
   水洗部材と、該外面水洗部材の中央部に、上下動する軸
   部材の上部に上端部からの撒水を制御する第１の弁を、
   下部に前記外面水洗部材への通水を制御する第２の弁を
   配し、水圧によって前記軸部材が押し上げられている状
   態で閉弁して撒水及び通水を停止し、水圧に抗して軸部
   材が押し下げられたときのみ開弁して、上端部からの撒
   水と外面水洗部材への通水とを同期して行う通水機構を
   具備した内面水洗部材とで構成したことを特徴とするグ
   ラス洗浄装置。