JPH05277033A - 調理器 - Google Patents
調理器Info
- Publication number
- JPH05277033A JPH05277033A JP4082484A JP8248492A JPH05277033A JP H05277033 A JPH05277033 A JP H05277033A JP 4082484 A JP4082484 A JP 4082484A JP 8248492 A JP8248492 A JP 8248492A JP H05277033 A JPH05277033 A JP H05277033A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driven
- way clutch
- driven shaft
- motor
- rotary blade
- Prior art date
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- Pending
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 調理器の全高を小さくして、安定性に優れる
調理器を提供する。 【構成】 モータ4の駆動側プーリ6と、第1及び第2
の従動軸14、18の第1及び第2の従動側プーリ15、19に
ベルト21を設ける。第1の従動軸14と第1従動側プーリ
15の間に第1の一方向クラッチ16を設ける。第2の従動
軸18と第2の従動プーリ19との間に第2の一方向クラッ
チ20を設ける。第2の一方向クラッチ20は前記第1の一
方向クラッチ16と逆方向にする。 【効果】 クラッチ16、20回りの小形化を図れる。
調理器を提供する。 【構成】 モータ4の駆動側プーリ6と、第1及び第2
の従動軸14、18の第1及び第2の従動側プーリ15、19に
ベルト21を設ける。第1の従動軸14と第1従動側プーリ
15の間に第1の一方向クラッチ16を設ける。第2の従動
軸18と第2の従動プーリ19との間に第2の一方向クラッ
チ20を設ける。第2の一方向クラッチ20は前記第1の一
方向クラッチ16と逆方向にする。 【効果】 クラッチ16、20回りの小形化を図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転刃体を低速回転で
回転させる野菜等のカッターなどと、回転刃体を高速回
転で回転させるコーヒー豆等のミル或いはジュース等の
ミキサーなどを1つの機枠に設けて1台で2つの調理を
可能にした調理器に関する。
回転させる野菜等のカッターなどと、回転刃体を高速回
転で回転させるコーヒー豆等のミル或いはジュース等の
ミキサーなどを1つの機枠に設けて1台で2つの調理を
可能にした調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1台の機枠に設けられた2つ従動
軸に各々調理用容器をセットできるようにし、前記従動
軸によって前記調理用容器に設けられた回転刃体を選択
的に回転して調理するものとして、実公昭58−163
64号公報の調理器が提案されている。この調理器の駆
動機構は、モータ軸の駆動プーリと2つの従動軸に各々
設けられた従動プーリにベルトを巻装し、前記従動軸と
該従動軸に設けられる回転刃体側の間に調理容器がセッ
トされたときに作動するクラッチを介在させて、調理容
器がセットされた側の回転刃体をモータによって回転し
て調理できるようにしたものである。
軸に各々調理用容器をセットできるようにし、前記従動
軸によって前記調理用容器に設けられた回転刃体を選択
的に回転して調理するものとして、実公昭58−163
64号公報の調理器が提案されている。この調理器の駆
動機構は、モータ軸の駆動プーリと2つの従動軸に各々
設けられた従動プーリにベルトを巻装し、前記従動軸と
該従動軸に設けられる回転刃体側の間に調理容器がセッ
トされたときに作動するクラッチを介在させて、調理容
器がセットされた側の回転刃体をモータによって回転し
て調理できるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、従動軸と該従動軸に設けられる回転刃体側の間に調
理容器がセットされたときに作動するクラッチを介在さ
せて、いずれか一方の回転刃体を回転させて調理させ、
他方の回転刃体を回転しないようにするというものであ
るが、調理容器がセットされたときに作動するようなク
ラッチを機枠の下部に設けた場合には、調理器の全高が
大きくなり、安定性に劣るという問題がある。さらに前
記従来技術においては、クラッチの入り切りの際に摺動
音に伴う騒音が発生するという問題もある。
は、従動軸と該従動軸に設けられる回転刃体側の間に調
理容器がセットされたときに作動するクラッチを介在さ
せて、いずれか一方の回転刃体を回転させて調理させ、
他方の回転刃体を回転しないようにするというものであ
るが、調理容器がセットされたときに作動するようなク
ラッチを機枠の下部に設けた場合には、調理器の全高が
大きくなり、安定性に劣るという問題がある。さらに前
記従来技術においては、クラッチの入り切りの際に摺動
音に伴う騒音が発生するという問題もある。
【0004】本発明は、前記問題を解決して調理器の全
高を小さくして、安定性に優れる調理器を提供すること
を目的とする。
高を小さくして、安定性に優れる調理器を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、機枠と、前記
機枠にセットされ第1の回転刃体を設けた第1の調理用
容器と、前記機枠にセットされ第2の回転刃体を設けた
第2の調理用容器と、前記機枠に設けられ前記第1及び
第2の回転刃体に各々連結する第1及び第2の従動軸
と、前記機枠に設けられ前記第1及び第2の従動軸を回
転駆動する1台のモータとを設けた調理器において、前
記モータに設けられる駆動プーリと、前記第1及び第2
の従動軸に各々設けられる第1及び第2の従動プーリ
と、前記駆動プーリ、第1及び第2の従動プーリに巻装
されるベルトと、前記第1の従動軸に設けられる第1の
一方向クラッチと、前記第2の従動軸に設けられ前記第
1の一方向クラッチと逆方向の第2の一方向クラッチと
を具備したものである。
機枠にセットされ第1の回転刃体を設けた第1の調理用
容器と、前記機枠にセットされ第2の回転刃体を設けた
第2の調理用容器と、前記機枠に設けられ前記第1及び
第2の回転刃体に各々連結する第1及び第2の従動軸
と、前記機枠に設けられ前記第1及び第2の従動軸を回
転駆動する1台のモータとを設けた調理器において、前
記モータに設けられる駆動プーリと、前記第1及び第2
の従動軸に各々設けられる第1及び第2の従動プーリ
と、前記駆動プーリ、第1及び第2の従動プーリに巻装
されるベルトと、前記第1の従動軸に設けられる第1の
一方向クラッチと、前記第2の従動軸に設けられ前記第
1の一方向クラッチと逆方向の第2の一方向クラッチと
を具備したものである。
【0006】また、本発明は前記第1の従動軸と前記第
1の回転刃体側間に設けられ前記第1の一方向クラッチ
と逆方向の第3の一方向クラッチと、前記第2の従動軸
と前記第2の回転刃体側間に設けられ前記第2の一方向
クラッチと逆方向の第4の一方向クラッチとを具備した
ものである。
1の回転刃体側間に設けられ前記第1の一方向クラッチ
と逆方向の第3の一方向クラッチと、前記第2の従動軸
と前記第2の回転刃体側間に設けられ前記第2の一方向
クラッチと逆方向の第4の一方向クラッチとを具備した
ものである。
【0007】
【作用】前記構成によって、モータによりベルトを一方
向に回すと第1の従動軸が回転して第1の回転刃体によ
って調理できる。またモータによりベルトを他方向に回
すと第2の従動軸が回転して第2の回転刃体によって調
理できる。
向に回すと第1の従動軸が回転して第1の回転刃体によ
って調理できる。またモータによりベルトを他方向に回
すと第2の従動軸が回転して第2の回転刃体によって調
理できる。
【0008】また、前記構成によって、第1の従動軸が
回転している際に、第4の一方向クラッチにより第2の
回転刃体が遊転することを防止できる。また第2の従動
軸が回転している際に、第3の一方向クラッチにより第
1の回転刃体が遊転することを防止できる。
回転している際に、第4の一方向クラッチにより第2の
回転刃体が遊転することを防止できる。また第2の従動
軸が回転している際に、第3の一方向クラッチにより第
1の回転刃体が遊転することを防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明一実施例を図を参照して説明す
る。機枠1は下部に基台部2が設けられ、この基台部2
の後方に凸部3が設けられている。前記凸部3には交流
式のモータ4が収納されてフレーム1Aに固定されてお
り、前記モータ4のモータ軸5は下向きとなっていると
共に、前記モータ軸5には駆動用プーリ6が固定されて
いる。また前記基台部2の一側には第1の回転刃体7を
回転自在に備えた第1の調理用容器たるミル容器8が装
着する第1の受け台9が設けられている。一方、前記基
台部2の他側には第2の回転刃体10を回転自在に備えた
第2の調理用容器たるカッター容器11が装着する第2の
受け台12が設けられている。そして第1の受け台9の中
心には第1の継ぎ手13を介して前記第1の回転刃体7を
回転するための第1の従動軸14が縦設している。前記第
1の従動軸14は、その下端に第1の従動プーリ15が設け
られていると共に、前記第1の従動軸14と前記第1の従
動プーリ15の間には図3において反時計方向回り時にの
み自動的に接続する第1の一方向クラッチ16が設けられ
ている。前記第1の一方向クラッチ16は図9に示すよう
に第1の従動プーリ15に固定するリング16Aの内側にカ
ム溝16Bが設けられていると共に、溝16Bにはばね16C
に付勢されたころ16Dが設けられており、このころ16D
の内側に第1の従動軸14が設けられている。尚、16Eは
前記クラッチ16の上下に配設される軸受である。したが
って第1の従動プーリ15が反時計方向回りに回転する
と、ころ16Dはカム溝16Bの噛み合い位置に進み、この
結果カム溝16Bと第1の従動軸14とのくさび作用によっ
て、第1の従動軸14と第1の従動プーリ15が直結され
る。一方、図10に示すように第1の従動プーリ15が時
計方向回りに回転すると、ばね16Cによってころ16D
はカム溝16Bを後退し、この結果カム溝16Bと第1の従
動軸14とのくさび作用が解除され、第1の従動軸14と第
1の従動プーリ15はフリーの状態となる。さらに第2の
受け台12の中心には第2の継ぎ手17を介して前記第2の
回転刃体10を回転するための第2の従動軸18が縦設して
いる。前記第2の従動軸18は、その下端に径大な第2の
従動プーリ19が設けられていると共に、前記第2の従動
軸18と前記第2の従動プーリ19の間には図3において時
計方向回り時にのみ自動的に接続する第2の一方向クラ
ッチ20が設けられている。20Aは軸受である。そして前
記駆動用プーリ6、第1の従動プーリ15、第2の一方向
クラッチ20にベルト21が巻装している。
る。機枠1は下部に基台部2が設けられ、この基台部2
の後方に凸部3が設けられている。前記凸部3には交流
式のモータ4が収納されてフレーム1Aに固定されてお
り、前記モータ4のモータ軸5は下向きとなっていると
共に、前記モータ軸5には駆動用プーリ6が固定されて
いる。また前記基台部2の一側には第1の回転刃体7を
回転自在に備えた第1の調理用容器たるミル容器8が装
着する第1の受け台9が設けられている。一方、前記基
台部2の他側には第2の回転刃体10を回転自在に備えた
第2の調理用容器たるカッター容器11が装着する第2の
受け台12が設けられている。そして第1の受け台9の中
心には第1の継ぎ手13を介して前記第1の回転刃体7を
回転するための第1の従動軸14が縦設している。前記第
1の従動軸14は、その下端に第1の従動プーリ15が設け
られていると共に、前記第1の従動軸14と前記第1の従
動プーリ15の間には図3において反時計方向回り時にの
み自動的に接続する第1の一方向クラッチ16が設けられ
ている。前記第1の一方向クラッチ16は図9に示すよう
に第1の従動プーリ15に固定するリング16Aの内側にカ
ム溝16Bが設けられていると共に、溝16Bにはばね16C
に付勢されたころ16Dが設けられており、このころ16D
の内側に第1の従動軸14が設けられている。尚、16Eは
前記クラッチ16の上下に配設される軸受である。したが
って第1の従動プーリ15が反時計方向回りに回転する
と、ころ16Dはカム溝16Bの噛み合い位置に進み、この
結果カム溝16Bと第1の従動軸14とのくさび作用によっ
て、第1の従動軸14と第1の従動プーリ15が直結され
る。一方、図10に示すように第1の従動プーリ15が時
計方向回りに回転すると、ばね16Cによってころ16D
はカム溝16Bを後退し、この結果カム溝16Bと第1の従
動軸14とのくさび作用が解除され、第1の従動軸14と第
1の従動プーリ15はフリーの状態となる。さらに第2の
受け台12の中心には第2の継ぎ手17を介して前記第2の
回転刃体10を回転するための第2の従動軸18が縦設して
いる。前記第2の従動軸18は、その下端に径大な第2の
従動プーリ19が設けられていると共に、前記第2の従動
軸18と前記第2の従動プーリ19の間には図3において時
計方向回り時にのみ自動的に接続する第2の一方向クラ
ッチ20が設けられている。20Aは軸受である。そして前
記駆動用プーリ6、第1の従動プーリ15、第2の一方向
クラッチ20にベルト21が巻装している。
【0010】さらに前記フレーム1Aに立設される前記
第1の従動軸14のハウジング22と前記第1の従動軸14と
の間には第3の一方向クラッチ23が介在している。尚、
23Aは軸受である。この第3の一方向クラッチ23は、時
計方向回り時にのみ自動的に接続するようになってい
る。また同様に前記第2の従動軸18のハウジング24と前
記第2の従動軸18との間には第4の一方向クラッチ25が
介在している。尚、25Aは軸受である。前記第4の一方
向クラッチ25は、反対時計方向回り時にのみ自動的に接
続するようになっている。尚前記ミル容器8は底部に第
1の回転刃体7を装着した前記第1の継ぎ手13が貫通し
ており、この第1の継ぎ手13が前記第1の従動軸14の上
端に固定した第1の受け継ぎ手13Aに嵌合して、前記第
1の従動軸14に伝達された回転力によって前記第1の回
転刃体7を回転できるようになっている。同様に前記カ
ッター容器11は底部に第2の回転刃体10を装着した前記
第2の継ぎ手17が貫通しており、この第2の継ぎ手17が
前記第2の従動軸18の上端に固定した第2の受け継ぎ手
17Aに嵌合して、前記第2の従動軸18に伝達された回転
力によって前記第2の回転刃体10を回転できるようにな
っている。
第1の従動軸14のハウジング22と前記第1の従動軸14と
の間には第3の一方向クラッチ23が介在している。尚、
23Aは軸受である。この第3の一方向クラッチ23は、時
計方向回り時にのみ自動的に接続するようになってい
る。また同様に前記第2の従動軸18のハウジング24と前
記第2の従動軸18との間には第4の一方向クラッチ25が
介在している。尚、25Aは軸受である。前記第4の一方
向クラッチ25は、反対時計方向回り時にのみ自動的に接
続するようになっている。尚前記ミル容器8は底部に第
1の回転刃体7を装着した前記第1の継ぎ手13が貫通し
ており、この第1の継ぎ手13が前記第1の従動軸14の上
端に固定した第1の受け継ぎ手13Aに嵌合して、前記第
1の従動軸14に伝達された回転力によって前記第1の回
転刃体7を回転できるようになっている。同様に前記カ
ッター容器11は底部に第2の回転刃体10を装着した前記
第2の継ぎ手17が貫通しており、この第2の継ぎ手17が
前記第2の従動軸18の上端に固定した第2の受け継ぎ手
17Aに嵌合して、前記第2の従動軸18に伝達された回転
力によって前記第2の回転刃体10を回転できるようにな
っている。
【0011】前記凸部3の上部にはスイッチダイヤル26
が廻動自在に設けられており、このスイッチダイヤル26
を図5及び図7に示すように、反時計方向回りに廻動す
ることによって図3において前記モータ4によって前記
ベルト21が反時計方向回りに廻動し、すなわち実線の矢
印に示すように廻動する。一方スイッチダイヤル26を時
計方向回りに廻動することによって図3において前記モ
ータ4によって前記ベルト21が時計方向回り、すなわち
一点鎖線の矢印に示すように廻動する。このモータ4の
正転、逆転は、前記凸部3の上面に第1乃至第4のスイ
ッチ27、28、29、30が設けられ、そして前記スイッチダ
イヤル26の下面に前記第1乃至第4の凸部26A、26B、
26C、26D、26Eが設けられおり、前記スイッチダイヤ
ル26を廻動することによって、前記第1乃至第4のスイ
ッチ27…のアクチュエータ27A、28A、29A、30Aを作
動するようになっている。図8は電気回路図を示してお
り、同図において前記第1乃至第4のスイッチ27、28、
29、30に各々設けられているNCは常閉接点をしめし、
Cはコモン接点を示し、さらにNOは常開接点を示して
いる。尚、31はヒューズ、32はサーキットブレーカ、33
は交流電源、4Aはモータ4のブラシを示している。
が廻動自在に設けられており、このスイッチダイヤル26
を図5及び図7に示すように、反時計方向回りに廻動す
ることによって図3において前記モータ4によって前記
ベルト21が反時計方向回りに廻動し、すなわち実線の矢
印に示すように廻動する。一方スイッチダイヤル26を時
計方向回りに廻動することによって図3において前記モ
ータ4によって前記ベルト21が時計方向回り、すなわち
一点鎖線の矢印に示すように廻動する。このモータ4の
正転、逆転は、前記凸部3の上面に第1乃至第4のスイ
ッチ27、28、29、30が設けられ、そして前記スイッチダ
イヤル26の下面に前記第1乃至第4の凸部26A、26B、
26C、26D、26Eが設けられおり、前記スイッチダイヤ
ル26を廻動することによって、前記第1乃至第4のスイ
ッチ27…のアクチュエータ27A、28A、29A、30Aを作
動するようになっている。図8は電気回路図を示してお
り、同図において前記第1乃至第4のスイッチ27、28、
29、30に各々設けられているNCは常閉接点をしめし、
Cはコモン接点を示し、さらにNOは常開接点を示して
いる。尚、31はヒューズ、32はサーキットブレーカ、33
は交流電源、4Aはモータ4のブラシを示している。
【0012】さらに、前記スイッチダイヤル26は図5に
示すように、その中心に垂設した左右一対の凸部34に凸
部3の上部に設けられたコイルばね26Aの両端が当接し
て、常時スイッチダイヤル26が中立状態に位置するよう
に付勢されている。尚、図5においてスイッチダイヤル
26と同じ向きにハッチングした部分は該スイッチダイヤ
ル26と一体的に設けられる部分を示している。また図7
に示すように前記スイッチダイヤル26と一体な外周壁35
に形成した凹部35Aの一側近傍には、前記凸部3上面に
水平廻動可能に第1のストッパー36が設けられている。
この第1のストッパー36には前記外周壁35の一側に係止
可能な係止部37が形成され、また前記係止部37と対向し
て前記第1のストッパー36には、前記ミル容器8の蓋体
8Aに形成した第1の突片38が当接する受け部39が設け
られていると共に、ばね40によって時計方向回りに付勢
されている。したがって閉蓋した前記ミル容器8を前記
第1の受け台9にセットして一点鎖線の状態から時計方
向回りに廻動してセットする。この際ばね40に抗して受
け部39が第1の突片38によって一点鎖線の状態から反時
計方向回りに廻動し、この結果前記係止部37と前記凹部
35Aとの係止状態が解除され、前記スイッチダイヤル26
を反時計方向回りに廻動操作することができる。一方、
前記ミル容器8が前記第1の受け台9にセットされず蓋
体8Aの第1の突片38によって前記第1のストッパー36
が廻動されない場合には、前記係止部37と前記凹部35A
とが係止状態を維持し、この結果前記スイッチダイヤル
26を反時計方向回りに廻動操作することができない。尚
41は前記蓋体8Aがセットされたときに第1の突片38が
前記凸部3内に挿入するための孔である。同様に前記壁
35に垂設した凹部35Bの他側近傍には第2のストッパー
41が設けられている。この第2のストッパー41には係止
部42が形成され、また前記係止部42と対向して前記カッ
ター容器11の蓋体11Aに形成した第2の突片43が当接す
る受け部44が設けられていると共に、ばね45によって時
計方向回りに付勢されている。したがって前記カッター
容器11を前記第2の受け台12にセットして蓋体11Aを反
時計方向回りに廻動してセットすると、ばね45に抗して
受け部44が第2の突片43によって一点鎖線の状態から反
時計方向回りに廻動し、この結果前記係止部42と前記外
周壁35との係止状態が解除され、前記スイッチダイヤル
26を時計方向回りに廻動操作することができる。一方、
前記カッター容器11が前記第2の受け台12にセットされ
ず蓋体11Aの第2の突片43によって前記第2のストッパ
ー41が反時計方向回りに廻動されない場合には、前記係
止部42と前記外周壁35Aとが係止状態を維持され、この
結果前記スイッチダイヤル26を時計方向回りに廻動操作
することができない。尚46は前記蓋体11Aがセットされ
たときに第2の突片43が前記凸部3内に挿入するための
孔である。また図4において47は前記第1の受け台9と
ミル容器8を固定するためのバヨネット機構等着脱自在
な固定機構である。
示すように、その中心に垂設した左右一対の凸部34に凸
部3の上部に設けられたコイルばね26Aの両端が当接し
て、常時スイッチダイヤル26が中立状態に位置するよう
に付勢されている。尚、図5においてスイッチダイヤル
26と同じ向きにハッチングした部分は該スイッチダイヤ
ル26と一体的に設けられる部分を示している。また図7
に示すように前記スイッチダイヤル26と一体な外周壁35
に形成した凹部35Aの一側近傍には、前記凸部3上面に
水平廻動可能に第1のストッパー36が設けられている。
この第1のストッパー36には前記外周壁35の一側に係止
可能な係止部37が形成され、また前記係止部37と対向し
て前記第1のストッパー36には、前記ミル容器8の蓋体
8Aに形成した第1の突片38が当接する受け部39が設け
られていると共に、ばね40によって時計方向回りに付勢
されている。したがって閉蓋した前記ミル容器8を前記
第1の受け台9にセットして一点鎖線の状態から時計方
向回りに廻動してセットする。この際ばね40に抗して受
け部39が第1の突片38によって一点鎖線の状態から反時
計方向回りに廻動し、この結果前記係止部37と前記凹部
35Aとの係止状態が解除され、前記スイッチダイヤル26
を反時計方向回りに廻動操作することができる。一方、
前記ミル容器8が前記第1の受け台9にセットされず蓋
体8Aの第1の突片38によって前記第1のストッパー36
が廻動されない場合には、前記係止部37と前記凹部35A
とが係止状態を維持し、この結果前記スイッチダイヤル
26を反時計方向回りに廻動操作することができない。尚
41は前記蓋体8Aがセットされたときに第1の突片38が
前記凸部3内に挿入するための孔である。同様に前記壁
35に垂設した凹部35Bの他側近傍には第2のストッパー
41が設けられている。この第2のストッパー41には係止
部42が形成され、また前記係止部42と対向して前記カッ
ター容器11の蓋体11Aに形成した第2の突片43が当接す
る受け部44が設けられていると共に、ばね45によって時
計方向回りに付勢されている。したがって前記カッター
容器11を前記第2の受け台12にセットして蓋体11Aを反
時計方向回りに廻動してセットすると、ばね45に抗して
受け部44が第2の突片43によって一点鎖線の状態から反
時計方向回りに廻動し、この結果前記係止部42と前記外
周壁35との係止状態が解除され、前記スイッチダイヤル
26を時計方向回りに廻動操作することができる。一方、
前記カッター容器11が前記第2の受け台12にセットされ
ず蓋体11Aの第2の突片43によって前記第2のストッパ
ー41が反時計方向回りに廻動されない場合には、前記係
止部42と前記外周壁35Aとが係止状態を維持され、この
結果前記スイッチダイヤル26を時計方向回りに廻動操作
することができない。尚46は前記蓋体11Aがセットされ
たときに第2の突片43が前記凸部3内に挿入するための
孔である。また図4において47は前記第1の受け台9と
ミル容器8を固定するためのバヨネット機構等着脱自在
な固定機構である。
【0013】次に前記構成についてその作用を説明す
る。まずコーヒー豆(図示せず)を挽く場合には、コー
ヒー豆を蓋体8Aに収容し、そして蓋体8Aをミル容器
8に螺着し、このミル容器8を、前記第1の継ぎ手13、
第1の受け継ぎ手13Aを介して前記第1の従動軸14と前
記第1の回転刃体7が接続するように、前記第1の受け
台9に挿入した後に、前記ミル容器8を時計方向回りに
やや廻動して固定機構47によって固定すると、上記のよ
うに第1のストッパー36とスイッチダイヤル26との係止
状態が解除される。同様に野菜(図示せず)などをみじ
ん切りする場合には、野菜をカッター容器11に収容し、
そして蓋体11Aを螺着し、このカッター容器11を、前記
第2の継ぎ手17、第2の受け継ぎ手17Aを介して前記第
2の従動軸18と前記第2の回転刃体10が接続するよう
に、前記第2の受け台12に挿入した後に、前記カッター
容器11を反時計方向回りにやや廻動して上記のように第
2のストッパー41とスイッチダイヤル26との係止状態が
解除する。このようにして、前記ミル容器8、カッター
容器11を前記機枠1にセットした後、前記スイッチダイ
ヤル26を反時計方向回りに廻動すると、第1の凸部26A
が前記第1のスイッチ27のアクチュエータ27を押圧し前
記第1のスイッチ27が閉成して前記モータ4側に通電
し、該モータ4の駆動用プーリ6が時計方向回りに回転
する。また第2の凸部26Bがアクチュエータ28Aを押圧
して第2のスイッチ28を開成する。したがってベルト21
によって第1の従動プーリ15、第2の従動プーリ19が時
計方向回りに回転する。この際、第1の従動軸14側では
第1の一方向クラッチ16によって第1の従動プーリ15と
第1の従動軸14は接続され一方、第3の一方向クラッチ
23によって第1の従動軸14と軸受22はフリーの状態とな
る。この結果第1の回転刃体7は反時計方向回りに比較
的高速に回転してコーヒー豆を挽くことができる。また
第2の従動軸18側においては、第2の一方向クラッチ20
によって第2の従動軸18と第2の従動プーリ19はフリー
の状態となり、回転力が第2の従動軸18に伝達されなく
なり、また第4の一方向クラッチ25によって第2の従動
軸18が遊転することはない。このようにしてコーヒー豆
の挽き状態を蓋体8Aを通して視認し出来上がりを確認
して、前記スイッチダイヤル26より手を放すと、前記ば
ね26Aによって前記スイッチダイヤル26が中立位置に自
動復帰する。同時に第3の凸部25Cがアクチュエータ27
Aを押圧解除して第1のスイッチ27を開成するために、
モータ4への通電が停止し、同時に第2の凸部26Bがア
クチュエータ28Aへの押圧を解除して第2のスイッチ28
を閉成するために前記モータ4に逆電流が流れて直ちに
モータ4を停止する。
る。まずコーヒー豆(図示せず)を挽く場合には、コー
ヒー豆を蓋体8Aに収容し、そして蓋体8Aをミル容器
8に螺着し、このミル容器8を、前記第1の継ぎ手13、
第1の受け継ぎ手13Aを介して前記第1の従動軸14と前
記第1の回転刃体7が接続するように、前記第1の受け
台9に挿入した後に、前記ミル容器8を時計方向回りに
やや廻動して固定機構47によって固定すると、上記のよ
うに第1のストッパー36とスイッチダイヤル26との係止
状態が解除される。同様に野菜(図示せず)などをみじ
ん切りする場合には、野菜をカッター容器11に収容し、
そして蓋体11Aを螺着し、このカッター容器11を、前記
第2の継ぎ手17、第2の受け継ぎ手17Aを介して前記第
2の従動軸18と前記第2の回転刃体10が接続するよう
に、前記第2の受け台12に挿入した後に、前記カッター
容器11を反時計方向回りにやや廻動して上記のように第
2のストッパー41とスイッチダイヤル26との係止状態が
解除する。このようにして、前記ミル容器8、カッター
容器11を前記機枠1にセットした後、前記スイッチダイ
ヤル26を反時計方向回りに廻動すると、第1の凸部26A
が前記第1のスイッチ27のアクチュエータ27を押圧し前
記第1のスイッチ27が閉成して前記モータ4側に通電
し、該モータ4の駆動用プーリ6が時計方向回りに回転
する。また第2の凸部26Bがアクチュエータ28Aを押圧
して第2のスイッチ28を開成する。したがってベルト21
によって第1の従動プーリ15、第2の従動プーリ19が時
計方向回りに回転する。この際、第1の従動軸14側では
第1の一方向クラッチ16によって第1の従動プーリ15と
第1の従動軸14は接続され一方、第3の一方向クラッチ
23によって第1の従動軸14と軸受22はフリーの状態とな
る。この結果第1の回転刃体7は反時計方向回りに比較
的高速に回転してコーヒー豆を挽くことができる。また
第2の従動軸18側においては、第2の一方向クラッチ20
によって第2の従動軸18と第2の従動プーリ19はフリー
の状態となり、回転力が第2の従動軸18に伝達されなく
なり、また第4の一方向クラッチ25によって第2の従動
軸18が遊転することはない。このようにしてコーヒー豆
の挽き状態を蓋体8Aを通して視認し出来上がりを確認
して、前記スイッチダイヤル26より手を放すと、前記ば
ね26Aによって前記スイッチダイヤル26が中立位置に自
動復帰する。同時に第3の凸部25Cがアクチュエータ27
Aを押圧解除して第1のスイッチ27を開成するために、
モータ4への通電が停止し、同時に第2の凸部26Bがア
クチュエータ28Aへの押圧を解除して第2のスイッチ28
を閉成するために前記モータ4に逆電流が流れて直ちに
モータ4を停止する。
【0014】同様に前記スイッチダイヤル26を時計方向
回りに廻動すると、第3及び第4の凸部26C、26Dがア
クチュエータ29A、30Aを押圧して、第3及び第4のス
イッチ29、30を切り替える。また第1の凸部26Aが前記
第1のスイッチ27のアクチュエータ27を押圧し前記第1
のスイッチ27が閉成して前記モータ4側に通電し、該モ
ータ4の駆動用プーリ6が時計方向回りに回転する。さ
らに第2の凸部26Bがアクチュエータ28Aを押圧して第
2のスイッチ28を開成する。したがってベルト21によっ
て第1の従動プーリ15、第2の従動プーリ19が時計方向
回りに回転する。この際、第2の従動軸18側では第2の
一方向クラッチ20によって第2の従動プーリ19と第2の
従動軸18は接続され一方、第2の従動軸18と軸受24はフ
リーの状態となる。この結果第2の回転刃体10は時計方
向回りに比較的低速で回転して野菜をみじん切りするこ
とができる。また第1の従動軸14側においては、第1の
一方向クラッチ16によって第1の従動軸14と第1の従動
プーリ15はフリーの状態となり回転力が第1の従動軸14
に伝達されなくなり、また第3の一方向クラッチ23によ
って第1の従動軸14が遊転することはない。このように
して野菜のみじん切り状態をカッター容器11を通して視
認して出来上がりを確認し、前記スイッチダイヤル26よ
り手を放すと、前記ばね26Aによって前記スイッチダイ
ヤル26が中立位置に自動復帰する。同時に第1の凸部25
Aがアクチュエータ27Aを押圧解除して第1のスイッチ
27を開成するために、モータ4への通電が停止する。同
時に第2の凸部26Bがアクチュエータ28Aを押圧解除し
て第2のスイッチ28を閉成するために前記モータ4に逆
電流が流れて直ちにモータ4を停止する。この後に前記
ミル容器8、カッター容器11を前記機枠1より取り出す
ものである。
回りに廻動すると、第3及び第4の凸部26C、26Dがア
クチュエータ29A、30Aを押圧して、第3及び第4のス
イッチ29、30を切り替える。また第1の凸部26Aが前記
第1のスイッチ27のアクチュエータ27を押圧し前記第1
のスイッチ27が閉成して前記モータ4側に通電し、該モ
ータ4の駆動用プーリ6が時計方向回りに回転する。さ
らに第2の凸部26Bがアクチュエータ28Aを押圧して第
2のスイッチ28を開成する。したがってベルト21によっ
て第1の従動プーリ15、第2の従動プーリ19が時計方向
回りに回転する。この際、第2の従動軸18側では第2の
一方向クラッチ20によって第2の従動プーリ19と第2の
従動軸18は接続され一方、第2の従動軸18と軸受24はフ
リーの状態となる。この結果第2の回転刃体10は時計方
向回りに比較的低速で回転して野菜をみじん切りするこ
とができる。また第1の従動軸14側においては、第1の
一方向クラッチ16によって第1の従動軸14と第1の従動
プーリ15はフリーの状態となり回転力が第1の従動軸14
に伝達されなくなり、また第3の一方向クラッチ23によ
って第1の従動軸14が遊転することはない。このように
して野菜のみじん切り状態をカッター容器11を通して視
認して出来上がりを確認し、前記スイッチダイヤル26よ
り手を放すと、前記ばね26Aによって前記スイッチダイ
ヤル26が中立位置に自動復帰する。同時に第1の凸部25
Aがアクチュエータ27Aを押圧解除して第1のスイッチ
27を開成するために、モータ4への通電が停止する。同
時に第2の凸部26Bがアクチュエータ28Aを押圧解除し
て第2のスイッチ28を閉成するために前記モータ4に逆
電流が流れて直ちにモータ4を停止する。この後に前記
ミル容器8、カッター容器11を前記機枠1より取り出す
ものである。
【0015】以上のように、前記実施例においてはモー
タ4に設けられる駆動側プーリ6と、第1及び第2の従
動軸14、18に各々設けられる第1及び第2の従動側プー
リ15、19にベルト21を設け、前記第1の従動軸14と第1
従動側プーリ15の間に第1の一方向クラッチ16を設け、
前記第2の従動軸18と第2の従動プーリ19との間に、前
記第1の一方向クラッチ16と逆方向の前記第2の一方向
クラッチ20設け、前記モータ4を反時計方向回りに回転
することによって、第1の従動軸14のみを回転して第1
の回転刃体7によりコーヒー豆を引くことができ、一方
前記モータ4を反時計方向回りに回転することによっ
て、第2の従動軸18のみを回転して第2の回転刃体10に
より野菜のみじん切りを行うことができる。したがって
前記実施例では第1の一方向クラッチ16によりモータ4
の正逆転、すなわち第1の従動プーリ15の正逆転によっ
て第1の従動軸14を回転駆動、フリーに自動的に切替え
できる。かつ、第2の従動軸18を回転駆動、フリーに自
動的に切替えできる。このためにクラッチ回りの構造が
簡潔となり、機枠1の全高を低くして安定性を向上で
き、さらにクラッチの入り切りに伴う摺動音等騒音を一
掃できる。
タ4に設けられる駆動側プーリ6と、第1及び第2の従
動軸14、18に各々設けられる第1及び第2の従動側プー
リ15、19にベルト21を設け、前記第1の従動軸14と第1
従動側プーリ15の間に第1の一方向クラッチ16を設け、
前記第2の従動軸18と第2の従動プーリ19との間に、前
記第1の一方向クラッチ16と逆方向の前記第2の一方向
クラッチ20設け、前記モータ4を反時計方向回りに回転
することによって、第1の従動軸14のみを回転して第1
の回転刃体7によりコーヒー豆を引くことができ、一方
前記モータ4を反時計方向回りに回転することによっ
て、第2の従動軸18のみを回転して第2の回転刃体10に
より野菜のみじん切りを行うことができる。したがって
前記実施例では第1の一方向クラッチ16によりモータ4
の正逆転、すなわち第1の従動プーリ15の正逆転によっ
て第1の従動軸14を回転駆動、フリーに自動的に切替え
できる。かつ、第2の従動軸18を回転駆動、フリーに自
動的に切替えできる。このためにクラッチ回りの構造が
簡潔となり、機枠1の全高を低くして安定性を向上で
き、さらにクラッチの入り切りに伴う摺動音等騒音を一
掃できる。
【0016】さらに前記第1の従動軸14と軸受22との間
には前記第1の一方向クラッチ16と逆方向の第3の一方
向クラッチ23を設けたことによって、前記モータ4を時
計方向回りに廻動して第2の従動軸18を回転駆動した際
に、第1の従動軸14が時計方向回りに空転することを防
止できる。すなわち、前記モータ4を時計方向回りに廻
動して第2の従動軸18を回転駆動した際には、第1の一
方向クラッチ16において僅かな回転力の伝達が生じ、前
記第1の従動軸14が時計方向回りにゆっくりと遊転する
連回り現象が生ずるが、この連回り現象を第3の一方向
クラッチ23によって防止して安全性等を向上することが
できる。同様に前記第2の従動軸18と軸受24との間には
前記第2の一方向クラッチ20と逆方向の第4の一方向ク
ラッチ25を設けたことによって、前記モータ4を反時計
方向回りに廻動して第1の従動軸14を回転駆動した際
の、前記第2の従動軸18の連回り現象を防止することが
できる。
には前記第1の一方向クラッチ16と逆方向の第3の一方
向クラッチ23を設けたことによって、前記モータ4を時
計方向回りに廻動して第2の従動軸18を回転駆動した際
に、第1の従動軸14が時計方向回りに空転することを防
止できる。すなわち、前記モータ4を時計方向回りに廻
動して第2の従動軸18を回転駆動した際には、第1の一
方向クラッチ16において僅かな回転力の伝達が生じ、前
記第1の従動軸14が時計方向回りにゆっくりと遊転する
連回り現象が生ずるが、この連回り現象を第3の一方向
クラッチ23によって防止して安全性等を向上することが
できる。同様に前記第2の従動軸18と軸受24との間には
前記第2の一方向クラッチ20と逆方向の第4の一方向ク
ラッチ25を設けたことによって、前記モータ4を反時計
方向回りに廻動して第1の従動軸14を回転駆動した際
の、前記第2の従動軸18の連回り現象を防止することが
できる。
【0017】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば一方向クラッチの構造は前記実施例に
限定されず種々の変形が可能である。また前記ミル容器
に換えて前記第1の受け台に深底なミキサー容器をセッ
トしてもよい。
ではなく、例えば一方向クラッチの構造は前記実施例に
限定されず種々の変形が可能である。また前記ミル容器
に換えて前記第1の受け台に深底なミキサー容器をセッ
トしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、機枠と、前記機枠にセットさ
れ第1の回転刃体を設けた第1の調理用容器と、前記機
枠にセットされ第2の回転刃体を設けた第2の調理用容
器と、前記機枠に設けられ前記第1及び第2の回転刃体
に各々連結する第1及び第2の従動軸と、前記機枠に設
けられ前記第1及び第2の従動軸を回転駆動する1台の
モータとを設けた調理器において、前記モータに設けら
れる駆動プーリと、前記第1及び第2の従動軸に各々設
けられる第1及び第2の従動プーリと、前記駆動プー
リ、第1及び第2の従動プーリに巻装されるベルトと、
前記第1の従動軸に設けられる第1の一方向クラッチ
と、前記第2の従動軸に設けられ前記第1の一方向クラ
ッチと逆方向の第2の一方向クラッチとを具備したこと
によって、1つのモータによって第1及び第2の回転刃
体を選択的に回転駆動でき、またコストダウンを図れ、
装置の全高を低くして安定性を向上でき、さらにクラッ
チの入切に伴う騒音等を一掃できる。
れ第1の回転刃体を設けた第1の調理用容器と、前記機
枠にセットされ第2の回転刃体を設けた第2の調理用容
器と、前記機枠に設けられ前記第1及び第2の回転刃体
に各々連結する第1及び第2の従動軸と、前記機枠に設
けられ前記第1及び第2の従動軸を回転駆動する1台の
モータとを設けた調理器において、前記モータに設けら
れる駆動プーリと、前記第1及び第2の従動軸に各々設
けられる第1及び第2の従動プーリと、前記駆動プー
リ、第1及び第2の従動プーリに巻装されるベルトと、
前記第1の従動軸に設けられる第1の一方向クラッチ
と、前記第2の従動軸に設けられ前記第1の一方向クラ
ッチと逆方向の第2の一方向クラッチとを具備したこと
によって、1つのモータによって第1及び第2の回転刃
体を選択的に回転駆動でき、またコストダウンを図れ、
装置の全高を低くして安定性を向上でき、さらにクラッ
チの入切に伴う騒音等を一掃できる。
【0019】また、本発明は前記第1の従動軸と前記第
1の回転刃体側間に設けられ前記第1の一方向クラッチ
と逆方向の第3の一方向クラッチと、前記第2の従動軸
と前記第2の回転刃体側間に設けられ前記第2の一方向
クラッチと逆方向の第4の一方向クラッチとを具備した
ことによって、一方の従動軸が回転している際の他方の
従動軸の連回りを防止でき、装置の安全性を向上でき
る。
1の回転刃体側間に設けられ前記第1の一方向クラッチ
と逆方向の第3の一方向クラッチと、前記第2の従動軸
と前記第2の回転刃体側間に設けられ前記第2の一方向
クラッチと逆方向の第4の一方向クラッチとを具備した
ことによって、一方の従動軸が回転している際の他方の
従動軸の連回りを防止でき、装置の安全性を向上でき
る。
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例を示す駆動用プーリまわりの
平面図である。
平面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す第1の従動軸まわりの
縦断面図である。
縦断面図である。
【図5】本発明の一実施例を示すスイッチダイヤルまわ
りの縦断面図である。
りの縦断面図である。
【図6】本発明の一実施例を示す第2の従動軸まわりの
縦断面図である。
縦断面図である。
【図7】本発明の一実施例を示すスイッチダイヤルまわ
りの平断面図である。
りの平断面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す電気回路図である。
【図9】本発明の一実施例を示す一方向クラッチがかみ
合い時の説明図である。
合い時の説明図である。
【図10】本発明の一実施例を示す一方向クラッチが空
転時の説明図である。
転時の説明図である。
1 機枠 4 モータ 6 駆動用プーリ 7 第1の回転刃体 8 ミル容器(第1の調理用容器) 10 第2の回転刃体 11 カッター容器(第2の調理用容器) 14 第1の従動軸 15 第1の従動プーリ 16 第1の一方向クラッチ 18 第2の従動軸 19 第2の従動プーリ 20 第2の一方向クラッチ 21 ベルト 23 第3の一方向クラッチ 25 第4の一方向クラッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 機枠と、前記機枠にセットされ第1の回
転刃体を設けた第1の調理用容器と、前記機枠にセット
され第2の回転刃体を設けた第2の調理用容器と、前記
機枠に設けられ前記第1及び第2の回転刃体に各々連結
する第1及び第2の従動軸と、前記機枠に設けられ前記
第1及び第2の従動軸を回転駆動する1台のモータとを
設けた調理器において、前記モータに設けられる駆動プ
ーリと、前記第1及び第2の従動軸に各々設けられる第
1及び第2の従動プーリと、前記駆動プーリ、第1及び
第2の従動プーリに巻装されるベルトと、前記第1の従
動軸に設けられる第1の一方向クラッチと、前記第2の
従動軸に設けられ前記第1の一方向クラッチと逆方向の
第2の一方向クラッチとを具備したことを特徴とする調
理器。 - 【請求項2】 前記第1の従動軸と前記第1の回転刃体
側間に設けられ前記第1の一方向クラッチと逆方向の第
3の一方向クラッチと、前記第2の従動軸と前記第2の
回転刃体側間に設けられ前記第2の一方向クラッチと逆
方向の第4の一方向クラッチとを具備したことを特徴と
する請求項1記載の調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4082484A JPH05277033A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4082484A JPH05277033A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05277033A true JPH05277033A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13775792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4082484A Pending JPH05277033A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05277033A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0842629A1 (de) * | 1996-11-04 | 1998-05-20 | Braun Aktiengesellschaft | Antriebssystem für eine elektrisch angetriebene Küchenmaschine |
JP2015205135A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-19 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電動調理器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5710070Y2 (ja) * | 1976-03-31 | 1982-02-26 | ||
JPH01235173A (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-20 | Matsushita Electric Works Ltd | 端子台 |
JPH0436969A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 速結端子装置 |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP4082484A patent/JPH05277033A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5710070Y2 (ja) * | 1976-03-31 | 1982-02-26 | ||
JPH01235173A (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-20 | Matsushita Electric Works Ltd | 端子台 |
JPH0436969A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 速結端子装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0842629A1 (de) * | 1996-11-04 | 1998-05-20 | Braun Aktiengesellschaft | Antriebssystem für eine elektrisch angetriebene Küchenmaschine |
JP2015205135A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-19 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電動調理器 |
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